JP6839365B2 - アンテナベース装置及びアンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナベース装置及びアンテナ装置に関する。
従来、自動車のルーフなどに設置される車載のアンテナ装置として、GPS(Global Positioning System)、衛星ラジオ放送、AM/FMラジオ放送などの周波数帯域の電波を受信可能なアンテナ装置が知られている。このアンテナ装置は、自動車のルーフの設置面に形成された固定用のルーフ穴(固定用開口)に、アンテナ装置の底面に設けられた固定部を挿入し、適当な方法により固定される。
例えば、ダイカストにより製造された導電ベースと、樹脂製の絶縁ベース、スキマカバーなどとを備えるアンテナ装置が知られている(特許文献1参照)。ダイカストとは、金型鋳造法のひとつで、金型に溶融した金属を圧入することにより、高い寸法精度の鋳物を短時間に大量に生産する鋳造方式又は製品である。
また、樹脂製のベースと、金属ナットが溶接により取り付けられた板金部品と、金属のボルト部を有する金属取付金具と、を有し、樹脂製のベースと板金部品が一体的に成型されているアンテナ装置が知られている(特許文献2参照)。
特許第5956096号公報 特許第6010412号公報
しかし、特許文献1のアンテナ装置では、ダイカストは、材料費が高く高コストであり、ダイカストの金型寿命が短く、頻繁な金型更新を必要とする。
また、特許文献2のアンテナ装置では、ダイカスト製品を使用しないものの、板金で固定用開口に嵌める部分を形成するのが難しいため、当該固定用開口に嵌める部分を樹脂により形成しているが、板金と一体的に成型しているため製造が難しかった。
本発明の課題は、アンテナ装置の低コスト化、金型の高寿命化を行うとともに、アンテナのベースを容易に製造することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
車両の固定用開口に取り付けられ、アンテナ部が設けられるアンテナベース装置であって、
前記固定用開口に挿入される螺子部を有する板金製のベース本体部と、
前記固定用開口に嵌められる形状の樹脂製のガイド部と、を備え、
前記螺子部が前記ガイド部の穴部に挿通されて、前記ガイド部前記ベース本体部に装着されて固定されるアンテナベース装置。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアンテナベース装置において、
前記螺子部は、板金の深絞り加工により形成されている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のアンテナベース装置において、
前記ガイド部は、
前記固定用開口の形状に対応する面を有する形状のガイド本体部と、
前記アンテナベース装置を前記固定用開口に仮止めする複数の仮止め部と、を備える。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のアンテナベース装置において、
前記ガイド本体部は、前記固定用開口の形状に一致する面、又は前記固定用開口の形状に一致する面を切り欠いた面を有する形状である。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナベース装置において、
前記螺子部は、前記アンテナ部に接続されたケーブルを導通するスリット部を有し、
前記ガイド部は、前記ケーブルを前記スリット部のエッジ部から保護して案内する第1のケーブル保護部を有する。
請求項6に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナベース装置において、
前記螺子部は、前記アンテナ部に接続されたケーブルを導通するスリット部を有し、
前記ケーブルは、前記スリット部のエッジから保護する第2のケーブル保護部が取り付けられている。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載のアンテナベース装置において、
前記ガイド部は、当該ガイド部を前記ベース本体部に固定するガイド固定部を有する。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のアンテナベース装置において、
前記ガイド固定部は、前記ベース本体部を介する雄螺子が螺子止めされる雌螺子部を有する。
請求項9に記載の発明は、請求項7に記載のアンテナベース装置において、
前記ガイド部は、前記ベース本体部の所定位置に取り付ける位置決め部を有する。
請求項10に記載の発明は、請求項1から9のいずれか一項に記載のアンテナベース装置において、
前記ベース本体部は、
前記板金で形成された平板部と、
前記螺子部と、を有する。
請求項11に記載の発明は、請求項1から9のいずれか一項に記載のアンテナベース装置において、
前記ベース本体部は、
前記螺子部と、
前記板金の金属とは異なる材料、又は板金で形成された平板部と、を有する。
請求項12に記載の発明のアンテナ装置は、
請求項1から11のいずれか一項に記載のアンテナベース装置と、
前記アンテナ部と、
前記アンテナ部を覆うアンテナカバー部と、
前記螺子部に締結するアンテナ固定部と、を備える。
本発明によれば、アンテナ装置の低コスト化、金型の高寿命化を行うことができるとともに、アンテナベース装置を容易に製造できる。
本発明の実施の形態のアンテナ装置を示す分解斜視図である。 設置面の固定用開口を示す斜視図である。 実施の形態のアンテナベース装置を示す分解斜視図である。 実施の形態のアンテナベース装置を示す組立斜視図である。 実施の形態のアンテナベース装置を示す断面図である。 実施の形態の仮止め状態のアンテナベース装置を示す下面図である。 (a)は、第1の変形例の仮止め状態の第1のアンテナベース装置を示す下面図である。(b)は、第1の変形例の仮止め状態の第2のアンテナベース装置を示す下面図である。 第2の変形例の仮止め状態のアンテナベース装置を示す下面図である。 第3の変形例の仮止め状態のアンテナベース装置を示す下面図である。 第4の変形例の仮止め状態のアンテナベース装置を示す下面図である。 第5の変形例の仮止め状態のアンテナベース装置を示す下面図である。 第6の変形例のアンテナベース装置を示す断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態及び変形例を順に詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
(実施の形態)
図1〜図6を参照して、本発明に係る実施の形態のアンテナ装置1を説明する。まず、図1及び図2を参照して、アンテナ装置1の全体構成を説明する。図1は、本実施の形態のアンテナ装置1を示す分解斜視図である。図2は、設置面70の固定用開口70aを示す斜視図である。
図1に示すアンテナ装置1は、シリウスXMラジオ放送などの衛星ラジオ放送の周波数帯域の電波を受信可能な車載のアンテナ装置であり、図2に示す自動車などの車両のルーフの設置面70の固定用開口70aに固定設置される。固定用開口70aは、例えば所定長(例えば、15mm)の辺からなる略正方形の穴部である。
図1に示すように、本実施形態のアンテナ装置1は、アンテナカバー部40aと、パッキン40bと、アンテナ部30と、アンテナベース装置2と、ガスケット50と、アンテナ固定部60と、を備える。アンテナベース装置2は、アンテナ装置1の土台部であり、アンテナ部30を実装するとともに、車両の設置面70の固定用開口70aに取り付けられる構造を有する。
アンテナ部30は、アンテナベース装置2上に取り付けられ、衛星ラジオ放送の電波を受信するパッチアンテナ及び回路素子が実装されたアンテナ基板を有し、アンテナの本体となる部品である。
アンテナカバー部40aは、アンテナベース装置2に取り付けられ、前方から後方に向けて流線型状に隆起して形成され、車両の外観が損なわれないように、低姿勢のシャークフィン形状に形成されている。アンテナカバー部40aは、アクリル樹脂などの電波透過性及び絶縁性を有する合成樹脂などからなり、下面が開放された成形品とされる。アンテナカバー部40aの下面開口は、アンテナベース装置2などが取り付けられたときに、アンテナ部30の収納空間が形成されるようになっている。
パッキン40bは、発泡ウレタンなどの弾性体製の防水パッキンであり、アンテナベース装置2のベース本体部10の平板部11(図3)の上面及びアンテナカバー部40aの下面の周囲に対応する形状に形成されている。アンテナベース装置2のベース本体部10の螺子穴13(図3)への雄螺子B1の螺合により、アンテナカバー部40aがパッキン40bを介してアンテナベース装置2に取り付けられると、パッキン40bは、アンテナカバー部40a及びアンテナベース装置2のベース本体部10の平板部11(図3)に挟まれて圧縮される。この状態で、アンテナカバー部40a及びパッキン40bは、外部からの水、塵などの侵入物がアンテナ部30の収納空間内に侵入することを防ぎ、水密に保たれる。
ガスケット50は、EPDM(Ethylene Propylene Diene Monomer:エチレンプロピレンジエンゴム)などの石油系ゴムなどの防水性及び耐化学薬品性を有する弾性体からなる。ガスケット50は、アンテナベース装置2のベース本体部10の平板部11(図3)の周囲及び下面に設けられており、アンテナベース装置2の螺子部12(図3)を車両の固定用開口70aに挿入してアンテナ固定部60で締結することにより、平板部11(図3)とルーフの設置面70との間で挟まれて圧縮される。このため、ガスケット50は、外部からの水、塵などの侵入物が、車両の固定用開口70aを介して車両内部に侵入することを防ぎ、防水及び防塵の機能を有する。
アンテナ固定部60は、例えば金属製であり、雌螺子が形成されたナット部と、締結時に車両の設置面70に接触する突起部とを有する。アンテナ固定部60は、雄螺子が形成される螺子部12(図3)に締結することで、アンテナ装置1を車両の設置面70の固定用開口70aに固定する。
なお、アンテナ装置1を、衛星ラジオ放送の電波を受信するパッチアンテナを有するアンテナ部30と、シャークフィン形状のアンテナカバー部40aと、を有するシャークフィンアンテナとするが、これに限定されるものではない。アンテナ装置1は、GPSなどのGNSS(Global Navigation Satellite System)、AM/FMラジオ放送など、他の通信規格の電波を受信する構成としてもよい。また、アンテナ部30のアンテナは、支持体に導線が巻回されたアンテナや、ロッドアンテナなど、他の種類のアンテナとしてもよい。また、アンテナカバー部40aは、ロッドアンテナを支持するロッドアンテナ用の形状など、他の形状としてもよい。
ついで、図3〜図6を参照して、アンテナベース装置2を説明する。図3は、アンテナベース装置2を示す分解斜視図である。図4は、アンテナベース装置2を示す組立斜視図である。図5は、アンテナベース装置2を示す断面図である。図6は、仮止め状態のアンテナベース装置2を示す下面図である。
図3に示すように、アンテナベース装置2は、ベース本体部10と、ガイド部20と、を有する。ベース本体部10は、例えば鋼板など、鉄系統の材料の板金の加工により一体的に製造された金属製のベース部であり、平板部11と、螺子部12と、螺子穴13と、穴部14と、螺子ボス15と、ボス16と、を有する。
平板部11は、板金の加工により、平板状に加工された板金部である。螺子部12は、板金の深絞り加工により雄螺子が形成されたボルト部であり、軸方向にスリット部12aを有する。深絞り加工とは、プレス加工により板金を三次元形状に成形する加工方法である。スリット部12aは、板金のプレス加工により形成され、一端がアンテナ部30に電気的に接続されたケーブルが内部に導通される。当該ケーブルは、他端が車両の内部の受信機などに電気的に接続される。また、螺子部12のスリット部12aが形成された端部をエッジ部12bとする。
螺子穴13は、板金の加工により、平板部11に配置されて雌螺子が形成された穴部であり、アンテナカバー部40a、パッキン40bを固定するための雄螺子B1が螺合される。穴部14は、板金の加工により、平板部11に配置された穴部であり、ガイド部20の後述するガイド固定部25を固定するための雄螺子B3(図5)と、ガイド固定部25の突起部25b(図5)とが挿入される。
螺子ボス15は、平板部11に配置されて雌螺子が形成されたボスであり、アンテナ部30を固定するための雄螺子B2が螺合され、アンテナ部30を平板部11から所定距離離す機能を有する。ボス16は、平板部11に配置されたボスであり、アンテナ装置1を車両の設置面70から所定距離離す機能を有する。
ガイド部20は、一体的に製造された、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene:アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂、ポリアセタールなどの樹脂製の部品であり、アンテナ装置1を車両の固定用開口70aに案内する。ガイド部20は、ガイド本体部21と、穴部22と、仮止め爪部23と、ケーブル保護部24と、ガイド固定部25と、を有する。
ガイド本体部21は、固定用開口70aに対応する形状の略正方形の面を有する直方体形状の部分であり、固定用開口70aに嵌められる。ガイド本体部21の形状は、板金加工で成形するのが難しいためベース本体部10とは別体として、ガイド部20を樹脂により成形している。ここでは、ガイド本体部21の略正方形の面の形状は、固定用開口70aの形状と略一致するものとする。穴部22は、螺子部12を導通する例えば円形状の穴部である。ガイド本体部21の略正方形の面の中心と、穴部22の軸の中心とは、一致するものとする。
仮止め爪部23は、アンテナ装置1を車両の設置面70に固定設置する場合に、アンテナ固定部60を螺子部12に締結する前に、ガイド部20(ガイド本体部21)を固定用開口70aに仮止めするための爪部である。仮止め爪部23は、ガイド本体部21の略正方形の面の対角部分に一対形成されている。
ケーブル保護部24は、穴部22に挿入された螺子部12のスリット部12aから露出したケーブルを車両内に案内する部分である。螺子部12のエッジ部12bは金属製であるので、ケーブルがエッジ部12bに接触すると、ケーブルが損傷し破損するおそれがある。しかし、ケーブル保護部24がケーブルを螺子部12のスリット部12aからエッジ部12bに接触しない位置を介して車両内に案内し、ケーブルが樹脂製のケーブル保護部24に接触するので、ケーブルの損傷や破損を防ぎ、ケーブルを保護する。
ガイド固定部25は、ガイド本体部21に形成された一対の固定部であり、ベース本体部10に対するガイド部20の位置決めをして固定される。ガイド固定部25は、雌螺子部25a(図5)と、穴部14に挿入する突起部25b(図5)と、を有する。ガイド固定部25は、雄螺子による雌螺子部25aへの螺合と、突起部25bの穴部14への挿入と、によりガイド部20をベース本体部10に固定する部分である。
図4に示すように、図3に示すアンテナベース装置2の分解された状態から、螺子部12が穴部22に挿通されて、ガイド部20がベース本体部10に装着される。そして、図5に示すように、ベース本体部10の平板部11を挿通された雄螺子B1がガイド固定部25の雌螺子部25aに螺合(締結)されることにより、ベース本体部10に対するガイド部20の位置決めがされて、ガイド部20がベース本体部10に固定されてアンテナベース装置2が組み立てられる。そして、組み立てられたアンテナベース装置2に、アンテナ部30、アンテナカバー部40a、パッキン40b、ガスケット50が取り付けられアンテナ装置1が組み立てられる。
そして、図6に示すように、車両内(下面側)から見て、組み立てられたアンテナ装置1のガイド部20のガイド本体部21の略正方形の面が、車両のルーフの設置面70の固定用開口70aに挿入され(嵌められ)、仮止め爪部23が固定用開口70aの内側方向に屈曲され、当接されたまま案内される。そして、仮止め爪部23が固定用開口70aから露出され、仮止め爪部23が固定用開口70aに掛け止めされることにより、仮止めされる。仮止めにより、固定用開口70aに対するアンテナベース装置2(アンテナ装置1)の位置決めがなされる。
固定用開口70aの形状と、ガイド本体部21の略正方形の面の形状が、略一致するので、ガイド本体部21(アンテナ装置1)は、固定用開口70aに対して、開口面上の回転が防止される。そして、仮止めの状態のアンテナ装置1において、車内に露出した螺子部12にアンテナ固定部60が締結されることにより、アンテナ装置1が車両の設置面70に固定設置される。
以上、本実施の形態によれば、アンテナベース装置2は、固定用開口70aに挿入される螺子部12を有する板金製のベース本体部10と、固定用開口70aに嵌められる形状の樹脂製のガイド部20と、を備える。ガイド部20は、ベース本体部10に装着されて固定される。
アンテナベースの製造方法に関し、上記特許文献1のようにダイカストにより製造する場合に、ダイカストの材料の代表例であるアルミニウムの材料費が210円/kg程になる。これに対し、アンテナベース装置2(ベース本体部10)のように板金加工により製造する場合には、板金加工の材料である鋼板の材料費は85円/kg程であり、材料費の削減が可能となる。
また、アンテナベースの製造時の金型に関し、ダイカストにより製造する場合に、ダイカストの金型寿命が数万ショットになる。これに対し、アンテナベース装置2(ベース本体部10)のように板金加工により製造する場合には、板金の金型はメンテナンスの必要はあるが、寿命は無く、金型更新費用が必要ない。
このため、アンテナベース装置2によれば、アンテナ装置1(アンテナベース装置2)の低コスト化、金型の高寿命化を行うことができるともに、上記特許文献2のように、金属ナットの溶接や樹脂と板金との一体成型を行う必要がなく、アンテナベース装置2を容易に製造できる。
また、螺子部12は、板金の深絞り加工により形成されている。このため、螺子部12の板厚を厚くすることで強度を増加できる。また、深絞り加工によりネジ部の高さを高くすることで、十分な螺子山の数を確保することができ、締結の安定性を上げることができる。
また、ガイド部20は、固定用開口70aの形状に対応する面を有する形状のガイド本体部21と、アンテナベース装置2を固定用開口70aに仮止めする2つの仮止め爪部23と、を備える。このため、ガイド本体部21により、アンテナベース装置2(アンテナ装置1)を固定用開口70aに取り付けることができ、回転を防止できるとともに、仮止め爪部23により、アンテナベース装置2(アンテナ装置1)を固定用開口70aに確実に仮止めできる。
また、ガイド本体部21は、固定用開口70aの形状に一致する面を有する形状である。このため、アンテナベース装置2(アンテナ装置1)を固定用開口70aに取り付けることができ、回転を確実に防止できるとともに、アンテナベース装置2と固定用開口70aとの隙間を少なくして、車両内への雨や埃などの侵入を防ぐことができる。
また、螺子部12は、アンテナ部30に接続されたケーブルC1を導通するスリット部12aを有する。ガイド部20は、ケーブルC1をスリット部12aのエッジ部12bから保護して案内するケーブル保護部24を有する。このため、ケーブルC1を保護でき損傷及び破損を防ぐことができる。
また、ガイド部20は、ガイド部20をベース本体部10に固定するガイド固定部25を有する。このため、ガイド部20をベース本体部10に確実に固定できる。
また、ガイド固定部25は、ベース本体部10を介する雄螺子B3が螺子止めされる雌螺子部25aを有する。このため、ガイド部20をベース本体部10に確実に位置決めして固定できる。
また、アンテナ装置1は、アンテナベース装置2と、アンテナ部30と、アンテナ部30を覆うアンテナカバー部40aと、螺子部12に締結するアンテナ固定部60と、を備える。このため、アンテナ装置1の低コスト化、金型の高寿命化を行うことができるともに、アンテナ装置1を容易に製造できる。
(変形例)
図7〜図12を参照して、上記実施の形態の複数の変形例を説明する。図7(a)は、仮止め状態のアンテナベース装置2Aを示す下面図である。図7(b)は、仮止め状態のアンテナベース装置2Bを示す下面図である。図8は、仮止め状態のアンテナベース装置2Cを示す下面図である。図9は、仮止め状態のアンテナベース装置2Dを示す下面図である。図10は、仮止め状態のアンテナベース装置2Eを示す下面図である。図11は、仮止め状態のアンテナベース装置2Fを示す下面図である。図12は、アンテナベース装置2Gを示す断面図である。
まず、図7(a)、図7(b)を参照して、第1の変形例としてのアンテナベース装置2A,2Bを説明する。図6に示すように、上記実施の形態のアンテナベース装置2は、仮止め状態において、ガイド部20のガイド本体部21の略正方形の面の形状と、車両のルーフの設置面70の70aの固定用開口70aの形状とは、一致していた。しかし、ガイド部20は、ベース本体部10に対する位置決め(回転防止)とアンテナ装置1の仮止めとの役割を遂行できればよいため、この役割を遂行できれば、ガイド本体部21の固定用開口70aに導通される軸方向に垂直な面の形状と、固定用開口70aの形状とは、必ずしも一致してなくてもよい。
例えば、アンテナベース装置2に代えて、図7(a)に示すアンテナベース装置2Aとしてもよい。アンテナベース装置2Aは、ガイド部20に代えて、ガイド部20Aを備える。ガイド部20Aは、ガイド本体部21に代えて、ガイド本体部21Aを有する。ガイド本体部21Aは、固定用開口70aに導通される軸方向に垂直な面の形状が、固定用開口70aと同様の形状の略正方形に、1つの対角に形成された仮止め爪部23が形成されていない対角に一対の切り欠き部21aを設けた形状を有する。
また、アンテナベース装置2に代えて、図7(b)に示すアンテナベース装置2Bとしてもよい。アンテナベース装置2Bは、ガイド部20に代えて、ガイド部20Bを備える。ガイド部20Bは、ガイド本体部21、仮止め爪部23に代えて、ガイド本体部21B、仮止め爪部23Bを有する。ガイド本体部21Bは、固定用開口70aに導通される軸方向に垂直な面の形状が、固定用開口70aと同様の形状の略正方形に、隣り合う角部の仮止め爪部23Bが形成されていない角部に一対の切り欠き部21bを設けた形状を有する。
本第1の変形例によれば、ガイド本体部21A,21Bは、固定用開口70aの形状を切り欠いた面(切り欠き部21a,21bを有する面)を有する形状である。このため、アンテナベース装置2(アンテナ装置1)を固定用開口70aに取り付けることができ、回転を確実に防止できる。ただし、固定用開口70aとガイド部(ガイド本体部)との隙間は小さい方が、外部から侵入する水、塵などの侵入物が固定用開口70aから車両内に侵入することを防ぐ水密の効果を高めることができる。
ついで、図8を参照して、第2の変形例としてのアンテナベース装置2Cを説明する。図6に示すように、上記実施の形態のアンテナベース装置2では、ベース本体部10の螺子部12(ガイド部20の穴部22)の軸中心の位置が、ガイド本体部21の略正方形の面の中心である。しかし、ベース本体部10は、アンテナ装置1を車両の設置面70に固定設置できればよいため、この役割を遂行できれば、螺子部12(穴部22)の軸中心の位置が、ガイド本体部21の略正方形の面の中心でなくてもよい。
例えば、アンテナベース装置2に代えて、図8に示すアンテナベース装置2Cとしてもよい。アンテナベース装置2Cは、ガイド部20に代えて、ガイド部20Cを備える。ガイド部20Cは、ガイド本体部21に代えて、ガイド本体部21Cを有する。ガイド本体部21Cは、ガイド本体部21の略正方形の面の中心から螺子部12の軸中心がずれた位置に設けられた穴部22Cを有する。このため、螺子部12の位置も、ガイド本体部21の略正方形の面の中心からずれている。
本第2の変形例によれば、ガイド本体部21Cは、ガイド本体部21Cの略正方形の面の中心から軸中心がずれた位置に設けられた穴部22Cを有し、穴部22Cに対応する位置に螺子部12を配置できる。
ただし、ガイド部の穴部(螺子部12)の位置をガイド本体部の略正方形の面の中心から偏らせる場合は、樹脂製のガイド部の穴部とガイド本体部の外周との距離が近い部分に薄肉部ができるため、ガイド部の穴部(螺子部12)の軸中心の位置は、ガイド本体部21の略正方形の面の中心近傍が好ましい。
ついで、図9を参照して、第3の変形例としてのアンテナベース装置2Dを説明する。図6に示すように、上記実施の形態のアンテナベース装置2では、ガイド部20が、ケーブル保護部24を有する。しかし、ケーブル径に対して螺子部12のスリット部12aが十分大きい場合には、ケーブル保護部24を設けない構成としてもよい。
例えば、アンテナベース装置2に代えて、図9に示すアンテナベース装置2Dとしてもよい。アンテナベース装置2Dは、ガイド部20に代えて、ガイド部20Dを備える。ガイド部20Dは、ガイド本体部21、穴部22に代えて、ガイド本体部21D、穴部22Dを有し、ケーブル保護部24を有しない。また、ベース本体部10の螺子部12を、螺子部12Dに代えるものとする。螺子部12Dは、ケーブルC1の径に対して十分大きなスリット部12Daと、エッジ部12Dbと、を有する。穴部22Dの形状は、螺子部12Dの断面形状に対応する。
また、ケーブルC1には、ケーブルC1を保護するケーブル保護部T1が取り付けられている。ケーブル保護部T1は、例えばPET(PolyEthylene Terephthalate:ポリエチレンテレフタレート)織布の布製テープなどの保護テープからなり、ケーブルC1のエッジ部12Dbに対応する位置に巻き付けられ、エッジ部12DbにケーブルC1が接触し損傷、破損することを防ぎ、ケーブルC1を保護する。なお、ケーブル保護部T1は、保護チューブからなる構成としてもよい。保護チューブとしては、熱収縮チューブや、コルゲートチューブなどとする。熱収縮チューブは、熱によってケーブルにフィットするように収縮するチューブであり、ポリオレフィン、フッ素系ポリマー、熱可塑性エラストマーなどの材料からなる。コルゲートチューブは、蛇腹状のチューブであり、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロンなどの材料からなる。
本第3の変形例によれば、螺子部12Dは、アンテナ部30に接続されたケーブルC1を導通するスリット部12Daを有する。ケーブルC1は、スリット部12Daのエッジ部12Dbから保護するケーブル保護部T1が取り付けられている。このため、ケーブルC1の損傷及び破損を防ぐことができ、ケーブルC1を保護できる。
ついで、図10を参照して、第4の変形例としてのアンテナベース装置2Eを説明する。図6に示すように、上記実施の形態のアンテナベース装置2では、ベース本体部10の螺子部12が、スリット部12aを有し、アンテナ装置1を車両のルーフの設置面70に固定設置する機能と、ケーブルC1を導通する機能とを有する構成である。しかし、ベース本体部10の螺子部12が、ケーブルC1を導通する機能を有しない構成としてもよい。
例えば、アンテナベース装置2に代えて、図10に示すアンテナベース装置2Eとしてもよい。アンテナベース装置2Eは、ガイド部20に代えて、ガイド部20Eを備える。ガイド部20Eは、ガイド本体部21、穴部22に代えて、ガイド本体部21E、穴部22Eを有し、ケーブル保護部を有しない。また、ベース本体部10の螺子部12を、螺子部12Eに代えるものとする。螺子部12Eは、スリット部を有しない雄螺子部である。穴部22Eの形状は、螺子部12Eの断面形状(円状)に対応する。
また、車両のルーフの設置面70は、固定用開口70aと、ケーブル口70bと、を有する。また、ベース本体部10の平板部11は、ケーブル用の穴部(図示略)があけられている。アンテナ部30に接続されているケーブルC1は、平板部11の穴部と、ケーブル口70bと、を導通され、車両内に案内される。
本第4の変形例によれば、螺子部12Eは、スリット部を有しない。ガイド部20Eは、ケーブル保護部を有しない。このため、アンテナベース装置2Eの螺子部12E及びガイド部20Eを容易に製造できる。
ついで、図11を参照して、第5の変形例としてのアンテナベース装置2Fを説明する。図6に示すように、上記実施の形態のアンテナベース装置2では、ガイド部20の仮止め爪部23が、2つであった。しかし、ガイド部20の仮止め爪部23は、安定した仮止めを行うことができればよいため、その数を2つに限定しない構成としてもよい。
例えば、アンテナベース装置2に代えて、図11に示すアンテナベース装置2Fとしてもよい。アンテナベース装置2Fは、ガイド部20に代えて、ガイド部20Fを備える。ガイド部20Fは、仮止め爪部23に代えて、4つの仮止め爪部23Fを有する。4つの仮止め爪部23Fは、ガイド本体部21の略正方形の面の各角部に設けられている。
本第5の変形例によれば、ガイド部20Fは、アンテナベース装置2を固定用開口70aに仮止めする4つの仮止め爪部23Fを有する。このため、アンテナベース装置2(アンテナ装置1)を固定用開口70aに取り付けることができ、回転をより確実に防止できるとともに、アンテナベース装置2(アンテナ装置1)を固定用開口70aにより確実に仮止めできる。なお、仮止め爪部が1つの場合に、安定した仮止めが行えない。また、仮止め爪部が多すぎる場合に、アンテナ装置1の位置決めの精度低下や、ガイド部の強度低下などが発生するおそれがある。
ついで、図12を参照して、第6の変形例としてのアンテナベース装置2Gを説明する。図6に示すように、上記実施の形態のアンテナベース装置2では、ガイド部20のガイド固定部25が、雌螺子部25aへの雄螺子B1の締結によりベース本体部10に対するガイド部20の位置決めを行う構成であった。しかし、ガイド部20が、回転、移動するようなことがなければ、ガイド固定部25が位置決めを行わない構成としてもよい。
例えば、アンテナベース装置2に代えて、図12に示すアンテナベース装置2Gとしてもよい。アンテナベース装置2Gは、ベース本体部10、ガイド部20に代えて、ベース本体部10G、ガイド部20Gを備える。ベース本体部10Gは、穴部14に代えて、穴部14Gを有し、さらに位置決め穴部17を有する。穴部14Gは、平板部11に設けられ、後述する爪部25cを導通する2つの穴部である。位置決め穴部17は、平板部11に設けられ、後述する位置決め部26を導通する2つの穴部である。
ガイド部20Gは、ガイド固定部25に代えて、ガイド固定部25Gを有し、さらに位置決め部26を有する。ガイド固定部25Gは、2つの爪部25cを有する。位置決め部26は、ガイド本体部21に設けられた2つの突起部である。
ガイド部20Gをベース本体部10Gに装着する場合に、位置決め部26が位置決め穴部17に導通されて、爪部25cが穴部14Gを導通されて掛り止めされ、ベース本体部10Gに対するガイド部20Gの位置決めがなされる。このため、ガイド固定部25Gではなく、位置決め部26が、ベース本体部10Gに対するガイド部20Gの位置決めの機能を有する。
本第6の変形例によれば、ガイド部20Gは、ベース本体部の所定位置(位置決め穴部17)に取り付ける位置決め部26を有する。このため、ガイド固定部25Gに、位置決めが正確にできない部品(爪部25c)を設けても、ベース本体部10Gに対するガイド部20Gの位置決めを正確にすることができる。
なお、ベース本体部10Gとガイド部20Gとが簡単に外れず、ベース本体部10Gに対してガイド部20Gが回転又は移動しない構成であれば、位置決め部26、位置決め穴部17を設けない構成としてもよい。
なお、上記実施の形態及び変形例における記述は、本発明に係るアンテナベース装置及びアンテナ装置の一例であり、これに限定されるものではない。例えば、上記実施の形態、変形例及び下記の構成の少なくとも2つの構成を適宜組み合わせる構成としてもよい。
上記実施の形態では、ガイド部20が樹脂製であったが、これに限定されるものではない。ガイド部の材料は、当該ガイド部の役割として、車両の固定用開口70aへのアンテナ装置の位置決め、仮止め、ケーブルC1の保護の役割を遂行できる材料であれば、ABS樹脂などの通常の樹脂でなくてもよい。また、ガイド部の材料は、安価、成形が容易、軽量なものが好ましい。例えば、ガイド部の材料は、MAPKA(環境経営総合研究所製)などの紙混成合成樹脂や、LIMEX(株式会社TBM製)などの石灰石(主に炭酸カルシウム)とプラスチックとを混合し成形した素材、としてもよい。通常の樹脂、紙混成合成樹脂は、安価、軽量、複雑な成型が可能という特徴を有する。石灰石とプラスチックとの混合素材は、軽量という特徴を有する。
また、上記実施の形態では、ガイド部20が仮止め爪部23を用いて車両の固定用開口70aに仮止めを行う構成であったが、これに限定されるものではない。仮止めは、アンテナ固定部60による本締結までに固定用開口70aへのアンテナ装置の位置が外れないようにすることが目的であるため、車両の固定用開口70aへのガイド部の仮止めの方法は、両面テープによる接着などとしてもよい。
また、上記実施の形態では、ベース本体部10が一体的に形成される構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、ベース本体部10において、板金部の螺子部12と、板金部の平板部11と、を分割する構成としてもよい。ベース本体部を分割する構成では、板金部の螺子部に高い強度(例えば、板金の厚さを厚くし、板金に強度の高い材料を用いる)が必要であるが、板金部の平板部には、高い強度が必要でない。板金部の螺子部と、板金部の平板部とは、加締めなどの方法で固定される。
さらに、ベース本体部を分割する構成において、平板部が螺子部と比較して発生する応力が小さいため、平板部の材料を螺子部の板金の金属とは異なる材料としてもよい。この平板部の材料は、安価、成形が容易、軽量なものが好ましい。この平板部の材料は、例えば、螺子部の板金の金属以外の金属、通常の樹脂、上記紙混成合成樹脂、上記石灰石及びプラスチックの混合素材としてもよい。この構成によれば、アンテナベース装置(アンテナ装置)を、安価、成形が容易、軽量とすることができる。
また、上記実施の形態では、ベース本体部10が雄螺子形状の螺子部12を有する構成としたが、これに限定されるものではない。螺子部12は、アンテナ装置1を車両の固定用開口70aに固定設置する役割を遂行すればよいため、例えば、ベース本体部の螺子部を例えば板金の深絞り加工による雌螺子部とし、アンテナ固定部60が雄螺子部を有する構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、ガイド部20のガイド固定部25が2つである構成としたが、これに限定されるものではない。ベース本体部とガイド部とが簡単に外れたり、ズレが生じたりしなければ、ガイド固定部の数を2つ以外としてもよい。ただし、ガイド固定部の数は、1か所では位置決めができないため、2つ以上とすることが必要である。
その他、上記実施の形態及び変形例におけるアンテナ装置1の細部構成及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 アンテナ装置
2,2A,2B,2C,2D,2E,2F,2G アンテナベース装置
10,10G ベース本体部
11 平板部
12,12D,12E 螺子部
12a,12Da スリット部
12b,12Db エッジ部
13 螺子穴
14,14G 穴部
15 螺子ボス
16 ボス
17 位置決め穴部
20,20A,20B,20C,20D,20E,20F,20G ガイド部
21,21A,21B,21C,21D,21E ガイド本体部
21a,21b 切り欠き部
22,22C,22D,22E 穴部
23,23B,23F 仮止め爪部
24 ケーブル保護部
25,25G ガイド固定部
25a 雌螺子部
25b 突起部
25c 爪部
26 位置決め部
30 アンテナ部
40a アンテナカバー部
40b パッキン
50 ガスケット
60 アンテナ固定部
C1 ケーブル
B1,B2,B3 雄螺子
T1 ケーブル保護部
70 設置面
70a 固定用開口
70b ケーブル口

Claims (12)

  1. 車両の固定用開口に取り付けられ、アンテナ部が設けられるアンテナベース装置であって、
    前記固定用開口に挿入される螺子部を有する板金製のベース本体部と、
    前記固定用開口に嵌められる形状の樹脂製のガイド部と、を備え、
    前記螺子部が前記ガイド部の穴部に挿通されて、前記ガイド部前記ベース本体部に装着されて固定されるアンテナベース装置。
  2. 前記螺子部は、板金の深絞り加工により形成されている請求項1に記載のアンテナベース装置。
  3. 前記ガイド部は、
    前記固定用開口の形状に対応する面を有する形状のガイド本体部と、
    前記アンテナベース装置を前記固定用開口に仮止めする複数の仮止め部と、を備える請求項1又は2に記載のアンテナベース装置。
  4. 前記ガイド本体部は、前記固定用開口の形状に一致する面、又は前記固定用開口の形状に一致する面を切り欠いた面を有する形状である請求項3に記載のアンテナベース装置。
  5. 前記螺子部は、前記アンテナ部に接続されたケーブルを導通するスリット部を有し、
    前記ガイド部は、前記ケーブルを前記スリット部のエッジ部から保護して案内する第1のケーブル保護部を有する請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナベース装置。
  6. 前記螺子部は、前記アンテナ部に接続されたケーブルを導通するスリット部を有し、
    前記ケーブルは、前記スリット部のエッジから保護する第2のケーブル保護部が取り付けられている請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナベース装置。
  7. 前記ガイド部は、当該ガイド部を前記ベース本体部に固定するガイド固定部を有する請求項1から6のいずれか一項に記載のアンテナベース装置。
  8. 前記ガイド固定部は、前記ベース本体部を介する雄螺子が螺子止めされる雌螺子部を有する請求項7に記載のアンテナベース装置。
  9. 前記ガイド部は、前記ベース本体部の所定位置に取り付ける位置決め部を有する請求項7に記載のアンテナベース装置。
  10. 前記ベース本体部は、
    前記板金で形成された平板部と、
    前記螺子部と、を有する請求項1から9のいずれか一項に記載のアンテナベース装置。
  11. 前記ベース本体部は、
    前記螺子部と、
    前記板金の金属とは異なる材料、又は板金で形成された平板部と、を有する請求項1から9のいずれか一項に記載のアンテナベース装置。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載のアンテナベース装置と、
    前記アンテナ部と、
    前記アンテナ部を覆うアンテナカバー部と、
    前記螺子部に締結するアンテナ固定部と、を備えるアンテナ装置。
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