JP6837906B2 - 電動ドライバ - Google Patents

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Description

この発明は、電動ドライバに関し、詳しくは、ハウジングに装着したロケータの先端面をネジ込み材に当接させた当接状態のまま、予め設定のねじ込み深さまでビットがネジをねじ込むと、モータからビットへのねじ込み力の伝達が遮断される電動ドライバに関する。
従来、パネル等のネジ込み材にネジ(ビス)を簡便にねじ込む(締め込む)ことができる工具として電動ドライバが既に知られている。このような電動ドライバは、ハウジングに装着したロケータの先端面をネジ込み材に当接させた当接状態のまま、予め設定のねじ込み深さまでビットがネジをねじ込むと、モータからビットへのねじ込み力の伝達がクラッチ機構によって遮断される構造となっている。ここで、下記特許文献1には、ロケータ140の先端面164aがゴムキャップ164cによって覆われている電動ドライバ101が開示されている(図10参照)。これにより、ネジ込み材に対するロケータ140の先端面164aの当接が片当たりになっても(ロケータ140の先端面164aの外縁164bの一部のみがネジ込み材に当接しても)、この片当たりによってネジ込み材を傷付けてしまうこと(ロケータ140の先端面164aの外縁164bがネジ込み材に三日月状の凹み傷を生じさせてしまうこと)を抑制できる。
特許第5517845号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、片当たりの当接が繰り返されると、このゴムキャップ164cの当接部位(片当たり部位)が擦り減ってしまうことがあった。したがって、この当接部位が擦り減ったゴムキャップ164cを取り換える必要があった。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、ネジ込み材に対するロケータの先端面の当接が片当たり状態でネジのねじ込みが行われた場合でも、このロケータの先端面を覆う部材を必要とすることなく、この片当たりによるネジ込み材の傷付きを抑制できる電動ドライバを提供することである。
上記の課題は、以下の各発明により解決される。第1の発明は、ハウジングに装着したロケータの先端面をネジ込み材に当接させた当接状態のまま、予め設定のねじ込み深さまでビットがネジをねじ込むと、モータからビットへのねじ込み力の伝達が遮断される電動ドライバである。ビットの軸方向に対するロケータの先端面の角度は、可変となっている。ロケータは、ロケータ本体と、先端面を構成する材当接部材とから構成されている。角度の可変動作は、ロケータ本体に対する材当接部材の球面結合によって行われている。
第1の発明によれば、ネジ込み材に対するロケータの先端面の当接が片当たりであっても、この片当たりしているロケータの先端面がネジ込み材に馴染み面当たりすることとなる。そのため、この片当たりしていたロケータの先端面の外縁がネジ込み材を傷付けてしまうこと(ロケータの先端面の外縁がネジ込み材に三日月状の凹み傷を生じさせてしまうこと)を抑制できる。なお、このように抑制できても、従来技術とは異なり、ロケータの先端面を覆う部材を必要とすることもない。
第2の発明は、第1の発明に記載の電動ドライバであって、角度は、ビットの軸回りに360°の範囲で可変となっている
第2の発明によれば、ネジ込み材に対するロケータの先端面の当接がどの向きであっても対応できる。
の発明は、第の発明に記載の電動ドライバであって、材当接部材は、材当接部材本体と、先端面を構成する材当接体とから構成されている。材当接体は、材当接部材本体に対して着脱可能となっている。
の発明によれば、材当接体に破損等が生じても、新しい材当接体に取り換えることができる。
の発明は、第の発明に記載の電動ドライバであって、異なる素材から成る複数の材当接体を選択して取り換え可能となっている。
の発明によれば、予め、例えば、剛性を有する合成樹脂で形成した材当接体、アルミで形成した材当接体、鉄で形成した材当接体、軟性を有する合成樹脂で形成した材当接体等をそれぞれ用意しておき、使用用途に応じて、これらの材当接体を選択して取り換えることができる。
の発明は、第の発明〜第の発明のいずれかに記載の電動ドライバであって、ロケータ本体は、ベースと、材当接部材を球面結合させるホルダとから構成されている。ベースには、複数の係合孔が形成されている。ホルダには、ベースの複数の係合孔に係合可能な複数の係合爪が形成されている。ベースにおける球面結合の球面と係合孔とは、周方向において交互に形成されている。
の発明によれば、球面結合による首振り機能をコンパクトな構成で実施できる。

実施例に係る電動ドライバの全体図である。 図1の平面図であり、一部を横断面で示した図である。 図1の一部を縦断面で示した図である。 図1のロケータの斜視図である。 図4の分解図である。 図4のVI−VI線断面図である。 図1のVII−VII線断面図である。 ネジ込み材に対するロケータの先端面の当接が片当たりの状態を示している。 図8において、片当たりしているロケータの先端面がネジ込み材に馴染み面当たりした状態を示している。 従来技術に係る電動ドライバの前側の縦断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜9を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、電動ドライバ1を基準としたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
この電動ドライバ1は、図1〜3に示されるように、筒状のハウジング10内に収容されたモータ12の駆動軸14に噛み合うギヤ16が備えられている。このハウジング10内におけるギヤ16の前側には、前後に移動可能および回転可能なスピンドル18が組み付けられている。このスピンドル18の先端(前端)には、チャック28を介して軸心が一致するようにビット30が組み付けられている。
このようにチャック28を介することにより、各種のサイズのビット30をスピンドル18の先端に組み付けることができる。したがって、サイズの異なるネジ(図示しない)に対応させることができる。また、ギヤ16とスピンドル18との間には、クラッチ機構20が設けられている。
なお、パネル等のネジ込み材Pにビット30の先端を押し付ける押付動作が行われるとクラッチ機構20の内部が噛み合うため、ギヤ16とスピンドル18とが一体を成すように回転することとなる。また、ハウジング10の先端には、操作リング32が螺合されている。そして、この操作リング32の先端(前端)には、ロケータ40が装着されている。そのため、この操作リング32の回転操作によってロケータ40を前後に移動させることができる。したがって、ロケータ40の先端を成す面である後述する材当接体64の先端面64aからのビット30のねじ込み深さ(突出量)を調整できる。
ここで、図4〜7を参照して、このロケータ40について詳述する。このロケータ40は、ロケータ本体42と、材当接部材44とから構成されている。まず、これらロケータ本体42と材当接部材44とを個別に説明する。
はじめに、ロケータ本体42から説明する。このロケータ本体42は、内部に凹状の球面50aを有する先細りを成すベース50と、このベース50の内部に組み付ける材当接部材44の抜け出しを防止するリング状のホルダ52とから構成されている。このベース50には、周方向に沿って均等間隔(この例では、90°間隔)となるように4個の係合孔50bが外壁を貫通するように形成されている。
なお、この4個の係合孔50bは、隣り合う係合孔50bの間に球面50aが位置するように形成されている。この記載が、特許請求の範囲に記載の「前記ベースにおける前記球面結合の球面と前記係合孔とは、周方向において交互に形成されている」に相当する。また、このホルダ52には、ベース50の4個の係合孔50bの先端側の縁に係合可能な係合爪54aを有する撓み片54が周方向に沿って均等間隔(この例では、90°間隔)となるように4個形成されている。ロケータ本体42は、これらベース50とホルダ52とから構成されている。
次に、材当接部材44を説明する。この材当接部材44は、一方側の端60aに凸状の球面62aを有する張出体62を備えた円筒状の材当接部材本体60と、この材当接部材本体60の他方側の端60bに嵌め込まれて一体を成す材当接体64とから構成されている。この材当接部材本体60の外周面には、凹溝62bが形成されており、この凹溝62bには、ゴム製の第1のOリング70が装着されている。
これにより、材当接部材本体60の他方側の端60bに嵌め込んだ材当接体64を抜け難くできる。この材当接体64は、先端(前端)が周方向に張り出した形状となっている。なお、この材当接体64は、剛性を有する合成樹脂(例えば、PP等)から構成されている。もちろん、この材当接体64を材当接部材本体60の他方側の端60bから取り外すこともできる。したがって、材当接体64を材当接部材本体60に対して取り換え可能となっている。材当接部材44は、これら材当接部材本体60と材当接体64とから構成されている。
続いて、ロケータ40の組み立て手順を説明する。まず、ロケータ本体42のベース50の球面50a側に材当接部材44の材当接部材本体60の球面62a側を挿し込む作業を行う。次に、挿し込んだ材当接部材本体60の張出体62の張出部62cに引っ掛かるようにゴム製の第2のOリング72を挿し込む作業を行う。次に、挿し込んだ材当接部材本体60の他方側の端60bが貫通するようにホルダ52を挿し込む作業を行う。
次に、挿し込んだホルダ52の各撓み片54を撓ませて係合爪54aをベース50の係合孔50bの先端側の縁に係合させる作業を行う。これにより、ロケータ本体42に対して材当接部材44が球面結合されることとなる。最後に、材当接部材本体60の他方側の端60bに材当接体64を嵌め込む作業を行う。このようにしてロケータ40が組み立てられる。
このようにして組み立てられると、ビット30の軸方向に対するロケータ40の先端面(当接面)64aの角度は、球面結合によって可変となっている。すなわち、ロケータ40は、ビット30に対してその先端面64aが第2のOリング72の弾性力に抗して首を振る格好を成す首振り機能を備えている。また、球面結合であるため、この角度の可変方向は、ビットの軸回りに360°となっている。電動ドライバ1は、このように構成されている。
このように構成された電動ドライバ1においては、操作リング32を回転操作してロケータ40を前後に移動させて、スピンドル18に装着したビット30の突出量を調整した後に、トリガ34を押し込む操作をしてモータ12を駆動させ、駆動軸14とギヤ16とを回転させた状態で、ビット30の先端に保持させたネジ(図示しない)をネジ込み材Pに押し付けてスピンドル18をクラッチ機構20の内部の付勢力に抗して後退させる。
すると、スピンドル18の後退に伴いクラッチ機構20の内部が噛み合い、ねじ込み力であるギヤ16の回転がクラッチ機構20を介してスピンドル18に伝達されることとなる。これにより、ビット30が回転するため、ネジ込み材Pに対してネジのねじ込みが開始されることとなる。
そして、ねじ込みが進んで、ロケータ40の材当接体64の先端面64aがネジ込み材Pに当接すると、スピンドル18は、そのまま予め設定したねじ込み深さに達するまでネジのねじ込み動作を行う。このとき、この当接が片当たりであっても(図8参照)、ロケータ40が首振り機能を備えているため、この片当たりしている材当接体64の先端面64aがネジ込み材P(ネジ込み材Pの表面)に馴染み面当たりすることとなる(図9参照)。やがて、予め設定したねじ込み深さに達すると、クラッチ機構20の内部の噛み合いが解消してスピンドル18へのギヤ16の回転の伝達が遮断されるため、ビット30の回転が停止してねじ込みが終了する。
本発明の実施例に係る電動ドライバ1は、上述したように構成されている。この構成によれば、ネジ込み材Pに対するロケータ40の材当接体64の先端面64aの当接が片当たりであっても、この片当たりしている材当接体64の先端面64aがネジ込み材P(ネジ込み材Pの表面)に馴染み面当たりすることとなる。そのため、この片当たりしていたロケータ40の先端面64aの外縁64bがネジ込み材Pを傷付けてしまうこと(ロケータ40の先端面64aの外縁64bがネジ込み材Pに三日月状の凹み傷を生じさせてしまうこと)を抑制できる。なお、このように抑制できても、従来技術とは異なり、ロケータ40の材当接体64の先端面64aを覆う部材を必要とすることもない。
また、この構成によれば、ビット30の軸方向に対するロケータ40の先端面64aの角度の可変方向は、ビット30の軸回りに360°となっている。そのため、ネジ込み材に対するロケータ40の先端面64aの当接がどの向きであっても対応できる。
また、この構成によれば、ビット30の軸方向に対するロケータ40の先端面64aの角度の可変動作は、ロケータ本体42のベース50に対する材当接部材44の材当接部材本体60の球面結合によって行われている。そのため、直交する2軸を使って実施するといった複雑な結合構造とすることなく、簡便な結合構造によって実施できる。
また、この構成によれば、材当接体64を材当接部材本体60に対して着脱可能となっている。そのため、材当接体64に破損等が生じても、新しい材当接体64に取り換えることができる。
また、この構成によれば、材当接体64は、剛性を有する合成樹脂から構成されている。なお、この材当接体64は、剛性を有する合成樹脂に限定されることなく、例えば、アルミ、鉄、軟性を有する合成樹脂(エラストマ、ゴム等)等の異なる素材から形成されていても構わない。例えば、予め、アルミで形成した材当接体64、鉄で形成した材当接体64、軟性を有する合成樹脂で形成した材当接体64等をそれぞれ用意しておき、使用用途に応じて、これらの材当接体64を選択して取り換えることができる。
例えば、ネジ込み材Pが下地面を成すものである場合、材当接体64の当接による汚れ(黒ズミ)が下地面に生じても、この下地面の上に壁紙を貼って隠すことができるため、アルミで形成した材当接体64を使用することがある。その場合、材当接体64がアルミで形成されているため、材当接体64の耐久性を確保できる。また、例えば、ネジ込み材Pが仕上面を成すものである場合、上記したように材当接体64の当接による汚れが問題となるため、合成樹脂で形成した材当接体64を使用することがある。
また、この構成によれば、4個の係合孔50bは、隣り合う係合孔50bの間に球面50aが位置するように形成されている。そのため、球面結合による首振り機能をコンパクトな構成で実施できる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、ロケータ40は、ロケータ本体42と、材当接部材44とから構成されている形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、ロケータ40は、材当接部材44のみから構成されていても構わない。その場合、材当接部材44は、操作リング32に対して直交する2軸を介して組み付けられることとなる。
また、実施例では、材当接体64は、先端(前端)が周方向に張り出した形状となっている形態を説明した(図5参照)。すなわち、材当接体64は、その本体部分の外径D1より、その先端(前端)部分の外径D2が張り出した形状となっている形態を説明した(図6参照)。しかし、これに限定されるものでなく、材当接体64は、先端(前端)が周方向に張り出していない形状となっていても構わない。すなわち、材当接体64は、その本体部分の外径D1と、その先端(前端)部分の外径D2とが同径(ツライチ)の形状となっている形態でも構わない。この形態は、例えば、図9に示す従来技術に相当する形態である。なお、この従来技術に相当する形態では、ロケータ140の先端が張り出していない形状となっているため、その先端面164aが狭いものとなっている。これに対し、実施例では、ロケータ40の先端が張り出した形状となっているため、その先端面64aが広いものとなっている。そのため、このロケータ40の先端面64aがネジ込み材Pに当接した後、この当接の当接面を広く確保できる。したがって、電動ドライバ1における作業者の保持姿勢(作業者のねじ込み姿勢)の安定感を高めることができる。もちろん、この材当接体64の先端部分の張り出しが、図5に示すより、大きくても構わない。
また、実施例では、ベース50の周方向に沿って均等間隔(この例では、90°間隔)となるように4個の係合孔50bが外壁を貫通するように形成されている形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、係合孔50bも個数は、何個であっても構わない。このことは、ホルダ52の撓み片54においても同様である。
また、実施例では、ベース50の球面50aは凹状であり、材当接部材本体60の球面62aは凸状である形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、これとは逆に、ベース50の球面50aは凸状であり、材当接部材本体60の球面62aは凹状である形態でも構わない。
また、実施例では、ハウジング10の先端には、操作リング32が螺合され、この操作リング32の先端(前端)には、ロケータ40が装着されている形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、ハウジング10の先端に、直に、ロケータ40が装着されていても構わない。
また、実施例では、第2のOリング72がゴム製である形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、スポンジやウレタン等の弾性材から成る環状部材であれば、どのような部材であっても構わない。このことは、第1のOリング70においても同様である。
1 電動ドライバ
10 ハウジング
12 モータ
14 駆動軸
16 ギヤ
18 スピンドル
20 クラッチ機構
28 チャック
30 ビット
32 操作リング
34 トリガ
40 ロケータ
42 ロケータ本体
44 材当接部材
50 ベース
50a 球面
50b 係合孔
52 ホルダ
54 撓み片
54a 係合爪
60 材当接部材本体
60a 一方側の端
60b 他方側の端
62 張出体
62a 球面
62b 凹溝
62c 張出部
64 材当接体
64a 先端面
64b 外縁
70 第1のOリング
72 第2のOリング
P ネジ込み材

Claims (5)

  1. ハウジングに装着したロケータの先端面をネジ込み材に当接させた当接状態のまま、予め設定のねじ込み深さまでビットがネジをねじ込むと、モータから前記ビットへのねじ込み力の伝達が遮断される電動ドライバであって、
    前記ビットの軸方向に対する前記ロケータの先端面の角度は、可変となっており、
    前記ロケータは、ロケータ本体と、前記先端面を構成する材当接部材と、から構成されており、
    前記角度の可変動作は、前記ロケータ本体に対する前記材当接部材の球面結合によって行われている電動ドライバ。
  2. 請求項1に記載の電動ドライバであって、
    前記角度は、前記ビットの軸回りに360°の範囲で可変となっている電動ドライバ。
  3. 請求項2に記載の電動ドライバであって、
    前記材当接部材は、材当接部材本体と、前記先端面を構成する材当接体と、から構成されており、
    前記材当接体は、前記材当接部材本体に対して着脱可能となっている電動ドライバ。
  4. 請求項3に記載の電動ドライバであって、
    異なる素材から成る複数の前記材当接体を選択して取り換え可能となっている電動ドライバ。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の電動ドライバであって、
    前記ロケータ本体は、ベースと、材当接部材を前記球面結合させるホルダと、から構成されており、
    前記ベースには、複数の係合孔が形成されており、
    前記ホルダには、前記ベースの複数の係合孔に係合可能な複数の係合爪が形成されており、
    前記ベースにおける前記球面結合の球面と前記係合孔とは、周方向において交互に形成されている電動ドライバ。
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