JP6837621B1 - ロボット - Google Patents

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Abstract

ロボット(100)が、ロボット制御装置(11)と、シリアル通信線(AX)と、シリアル通信線(BX)と、ロボット制御装置(11)との間でデータ通信を行う位置検出器(14A〜14D)と、ロボット制御装置(11)との間でデータ通信を行うアクチュエータ(17)と、を備え、位置検出器(14A〜14D)のそれぞれは、シリアル通信線(AX)またはシリアル通信線(BX)の何れかに接続されることにより、ロボット制御装置(11)との間で半二重化通信を行い、アクチュエータ(17)は、シリアル通信線(AX)およびシリアル通信線(BX)に接続されることにより、ロボット制御装置(11)との間で全二重化通信を行う。

Description

本発明は、ロボットアームの動作を検出するロボットに関する。
ロボットは、ロボットアームと、ロボットアームを制御するロボット制御装置とで構成されており、ロボットアーム内には、ロボットアームの各動作軸の動作を制御するサーボモータと、サーボモータの回転位置を検出する位置検出器とが配置されている。
ロボット制御装置と位置検出器との間の通信は、1対1で通信する方法と、1つのシリアル伝送路に複数の位置検出器を接続して、1対多で通信する方法とがある。1対1で通信する場合、位置検出器の数分のシリアル伝送路が必要になり、ロボットアーム内の配線が増えるので、ロボットの動作によって断線する場合がある。
特許文献1に記載のロボットは、複数の位置検出器を双方向通信が可能な半二重シリアル伝送路に並列接続し、1つのシリアル伝送路を介して駆動制御装置から位置検出器にリクエスト信号を出力することで、1対多の通信を行っている。
特開2006−260581号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、位置検出器の数が増えると伝送周期分だけ通信速度に遅れが生じるので通信性能が低下する。駆動制御装置に接続されて駆動制御装置との間でデータ通信を行うアクチュエータ等の接続機器は、位置検出器と異なり伝送路を介したデータの送受信量が多いので、通信性能が低下すると所望の動作を実行することができない。このため、データの送受信量が多い接続機器は、駆動制御装置との間で全二重化通信を行うことが望まれる。特許文献1の技術に対して、全二重化通信を行うための配線を追加すると、全二重化通信を行うための配線と、半二重化通信を行うための配線とを別々に設ける必要があり、配線数が増加するという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、配線数の増加を抑制しつつ、半二重化通信を行う接続機器と、全二重化通信を行う接続機器とをロボット制御装置に接続することができるロボットを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のロボットは、ロボット制御装置と、ロボット制御装置に接続された第1のシリアル通信線と、ロボット制御装置に接続された第2のシリアル通信線と、を備えている。また、本発明のロボットは、ロボット制御装置との間でデータ通信を行う機器である複数の第1の接続機器と、ロボット制御装置との間でデータ通信を行う機器である第2の接続機器と、を備えている。第1の接続機器のそれぞれは、第1のシリアル通信線または第2のシリアル通信線の何れかに接続されることにより、ロボット制御装置との間で半二重化通信を行い、第2の接続機器は、第1のシリアル通信線および第2のシリアル通信線に接続されることにより、ロボット制御装置との間で全二重化通信を行う。
本発明にかかるロボットは、配線数の増加を抑制しつつ、半二重化通信を行う接続機器と、全二重化通信を行う接続機器とをロボット制御装置に接続することができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかるロボットの構成を示す図 実施の形態1にかかるロボット内の接続構成を示す図 実施の形態1にかかるロボット内での伝送周期を説明するための図 実施の形態2にかかるロボット内の接続構成を示す図 実施の形態2にかかる制御回路のハードウェア構成例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかるロボットを図面に基づいて詳細に説明する。なお、これらの実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかるロボットの構成を示す図である。ロボット100は、ロボットアーム20と、ロボットアーム20を制御するロボット制御装置11とを備えている。
ロボットアーム20は、複数のサーボモータ13と、複数の位置検出器14と、シリアル通信線群12と、センサ16と、電動アクチュエータであるアクチュエータ17と、ハンド18とを備えている。位置検出器14、センサ16、およびアクチュエータ17は、ロボット制御装置11との間でデータ通信を行う。
ロボットアーム20は、動作軸毎にサーボモータ13を備えている。また、ロボットアーム20は、サーボモータ13毎に位置検出器14を備えている。図1では、ロボットアーム20が、6軸の動作軸を有し、6つのサーボモータ13と、6つの位置検出器14とを備えている場合を示している。
各サーボモータ13は、ロボット制御装置11からの指示に従って各動作軸を駆動する。位置検出器14は、サーボモータ13の位置を検出し、検出した位置を示す位置データをロボット制御装置11に送信する。位置検出器14の例は、エンコーダである。
ハンド18は、物を掴む機能を有している。アクチュエータ17は、ロボット制御装置11との間でデータ通信を行う接続機器の一例である。アクチュエータ17は、ロボット制御装置11からの指示に従ってハンド18を駆動させ、アクチュエータ17の動作状態のデータをロボット制御装置11に送信する。以下の説明では、アクチュエータ17が、ロボット制御装置11との間で送受信するデータをアクチュエータデータという。センサ16の例は、圧力センサである。センサ16が圧力センサである場合、センサ16は、ロボットアーム20が、他の機器等に接触したか否かを検出する。センサ16は、検出したデータであるセンサデータをロボット制御装置11に送信する。
位置検出器14およびセンサ16が、第1の接続機器であり、アクチュエータ17が第2の接続機器である。各位置検出器14、センサ16、およびアクチュエータ17は、シリアル通信線群12を介して、ロボット制御装置11に接続されている。各位置検出器14、センサ16、およびアクチュエータ17は、シリアル通信線群12を介して、ロボット制御装置11との間でデータ通信を行う。実施の形態1では、各位置検出器14およびセンサ16は、アクチュエータ17よりも、通信性能の低下が許容されるものとする。すなわち、各位置検出器14およびセンサ16は、通信性能が低下した場合であっても、所望の動作が可能であるものとする。換言すると、ロボット制御装置11から第2の接続機器(アクチュエータ17)へのデータ通信の伝送周期あたりのデータ送信量は、ロボット制御装置11から第1の接続機器(位置検出器14およびセンサ16)のそれぞれへのデータ通信の伝送周期あたりのデータ送信量(第1の接続機器の個別のデータ送信量)よりも多い。また、第2の接続機器からロボット制御装置11へのデータ通信の伝送周期あたりのデータ送信量は、第1の接続機器からロボット制御装置11へのそれぞれへのデータ通信の伝送周期あたりのデータ送信量よりも多い。シリアル通信線群12は、シリアル通信を行うための通信線の集まりである。
つぎに、各位置検出器14、センサ16、およびアクチュエータ17と、ロボット制御装置11との接続構成について説明する。図2は、実施の形態1にかかるロボット内の接続構成を示す図である。図2では、ロボット100に配置される位置検出器14が、位置検出器14A,14B,14C,14Dの4つである場合を示している。
シリアル通信線群12は、4本のシリアル通信線を有している。シリアル通信線群12は、2本の組のシリアル通信線AXと、2本の組のシリアル通信線BXとを有している。第1のシリアル通信線であるシリアル通信線AXは、差動通信を行うために、2本のシリアル通信線AX(A+,A−)で構成されており、第2のシリアル通信線であるシリアル通信線BXは、差動通信を行うために、2本のシリアル通信線BX(B+,B−)で構成されている。
ロボット100では、シリアル通信線AX(A+,A−),BX(B+,B−)で、それぞれ半二重化通信を行うことができ、またシリアル通信線AX(A+,A−)およびシリアル通信線BX(B+,B−)の4本の通信線を使用して全二重化通信を行うことができる。
以下、シリアル通信線AXのうちの、A+(非反転)の通信線をシリアル通信線A+といい、A−(反転)の通信線をシリアル通信線A−という場合がある。また、シリアル通信線BXのうちの、B+(非反転)の通信線をシリアル通信線B+といい、B−(反転)の通信線をシリアル通信線B−という場合がある。
位置検出器14Cおよびセンサ16は、それぞれシリアル通信線A+,A−の2本の通信線に接続されている。また、位置検出器14A,14B,14Dは、それぞれシリアル通信線B+,B−の2本の通信線に接続されている。そして、アクチュエータ17は、シリアル通信線A+,A−,B+,B−の4本の通信線に接続されている。
また、ロボット制御装置11は、シリアル通信線A+,A−,B+,B−の4本の通信線に接続されている。この構成により、位置検出器14A〜14Dおよびセンサ16は、ロボット制御装置11との間で半二重化通信を行い、アクチュエータ17は、ロボット制御装置11との間で全二重化通信を行う。これにより、半二重化通信で使用される位置検出器14A〜14Dおよびセンサ16、全二重化通信で使用するアクチュエータ17を、それぞれ通信速度を落とすことなく、ロボット制御装置11との間で通信させることができる。
ロボット制御装置11は、制御回路30と、差動ドライブ32,34と、差動レシーバ31,33とを備えている。差動レシーバ31は、出力端子が制御回路30に接続され、非反転入力端子がシリアル通信線A+に接続され、反転入力端子がシリアル通信線A−に接続されている。
また、差動レシーバ33は、出力端子が制御回路30に接続され、非反転入力端子がシリアル通信線B+に接続され、反転入力端子がシリアル通信線B−に接続されている。
また、差動ドライブ32は、入力端子が制御回路30に接続され、非反転出力端子がシリアル通信線A+に接続され、反転出力端子がシリアル通信線A−に接続されている。
また、差動ドライブ34は、入力端子が制御回路30に接続され、非反転出力端子がシリアル通信線B+に接続され、反転出力端子がシリアル通信線B−に接続されている。
差動ドライブ32,34および差動レシーバ31,33は、イネーブル信号の入力端子を有している。イネーブル信号の入力端子は、制御回路30から送られてくるイネーブル信号を受け付ける。制御回路30の例は、マイクロコンピュータである。
位置検出器14Aは、制御回路40A、差動ドライブ41A、および差動レシーバ42Aを備えている。差動ドライブ41Aは、入力端子が制御回路40Aに接続され、非反転出力端子がシリアル通信線B+に接続され、反転出力端子がシリアル通信線B−に接続されている。差動レシーバ42Aは、出力端子が制御回路40Aに接続され、非反転入力端子がシリアル通信線B+に接続され、反転入力端子がシリアル通信線B−に接続されている。
位置検出器14Bは、制御回路40B、差動ドライブ41B、および差動レシーバ42Bを備えている。差動ドライブ41Bは、入力端子が制御回路40Bに接続され、非反転出力端子がシリアル通信線B+に接続され、反転出力端子がシリアル通信線B−に接続されている。差動レシーバ42Bは、出力端子が制御回路40Bに接続され、非反転入力端子がシリアル通信線B+に接続され、反転入力端子がシリアル通信線B−に接続されている。
位置検出器14Dは、制御回路40D、差動ドライブ41D、および差動レシーバ42Dを備えている。差動ドライブ41Dは、入力端子が制御回路40Dに接続され、非反転出力端子がシリアル通信線B+に接続され、反転出力端子がシリアル通信線B−に接続されている。差動レシーバ42Dは、出力端子が制御回路40Dに接続され、非反転入力端子がシリアル通信線B+に接続され、反転入力端子がシリアル通信線B−に接続されている。
位置検出器14Cは、制御回路40C、差動ドライブ41C、および差動レシーバ42Cを備えている。差動ドライブ41Cは、入力端子が制御回路40Cに接続され、非反転出力端子がシリアル通信線A+に接続され、反転出力端子がシリアル通信線A−に接続されている。差動レシーバ42Cは、出力端子が制御回路40Cに接続され、非反転入力端子がシリアル通信線A+に接続され、反転入力端子がシリアル通信線A−に接続されている。
センサ16は、制御回路60、差動ドライブ61、および差動レシーバ62を備えている。差動ドライブ61は、入力端子が制御回路60に接続され、非反転出力端子がシリアル通信線A+に接続され、反転出力端子がシリアル通信線A−に接続されている。差動レシーバ62は、出力端子が制御回路60に接続され、非反転入力端子がシリアル通信線A+に接続され、反転入力端子がシリアル通信線A−に接続されている。
アクチュエータ17は、制御回路70、差動ドライブ71、および差動レシーバ72を備えている。差動ドライブ71は、入力端子が制御回路70に接続され、非反転出力端子がシリアル通信線B+に接続され、反転出力端子がシリアル通信線B−に接続されている。差動レシーバ72は、出力端子が制御回路70に接続され、非反転入力端子がシリアル通信線B+に接続され、反転入力端子がシリアル通信線B−に接続されている。
ロボット制御装置11は、位置検出器14A〜14D、センサ16、およびアクチュエータ17に対し、リクエストコマンドを送信する。位置検出器14A〜14D、センサ16、およびアクチュエータ17は、ロボット制御装置11からリクエストコマンドを受信すると、リクエストコマンドの内容に対応するデータをロボット制御装置11に送信する。
位置検出器14A〜14Dは、位置データをロボット制御装置11に送信する。なお、以下の説明では、位置検出器14Aが送信する位置データを位置データ#1といい、位置検出器14Bが送信する位置データを位置データ#2といい、位置検出器14Cが送信する位置データを位置データ#3といい、位置検出器14Dが送信する位置データを位置データ#4という場合がある。センサ16は、センサデータをロボット制御装置11に送信し、アクチュエータ17は、ロボット制御装置11との間で、アクチュエータデータを送受信する。
このように、ロボット制御装置11は、位置検出器14A,14B,14Dとの間では、シリアル通信線B+,B−を用いて半二重化通信を行い、位置検出器14Cおよびセンサ16との間ではシリアル通信線A+,A−を用いて半二重化通信を行う。そして、ロボット制御装置11は、アクチュエータ17との間ではシリアル通信線A+,A−,B+,B−を用いて全二重化通信を行う。
これにより、全二重化通信が不要な装置(位置検出器14A〜14D、センサ16)に対しては、半二重化通信を行うことができ、全二重化通信が必要な装置(アクチュエータ17)に対しては、全二重化通信を行うことができる。したがって、ロボット制御装置11は、ロボットアーム20との間で通信速度を確保することができるので、適切な速さでロボットアーム20と通信することができる。例えば、ロボット制御装置11に接続される位置検出器14の数を増やした場合であっても、ロボット制御装置11は、アクチュエータ17とは全二重化通信を行うことができるので、アクチュエータ17との間の通信速度を確保できる。また、センサ16またはアクチュエータ17を拡張(追加)した場合であっても、位置検出器14A,14B,14C,14Dの配線をシリアル通信線AXまたはシリアル通信線BXに適切に配分することによって、適切な伝送周期を設定することができる。
図3は、実施の形態1にかかるロボット内での伝送周期を説明するための図である。図3の横軸は時間である。図3の上段は、ロボット制御装置11が、シリアル通信線A+,A−を用いて送受信する信号を示し、図3の下段は、ロボット制御装置11が、シリアル通信線B+,B−を用いて送受信する信号を示している。
ロボット制御装置11は、シリアル通信線AXにリクエストコマンドをコマンド送信すると(T1)、このリクエストコマンドを、位置検出器14C、センサ16、およびアクチュエータ17が受信する。位置検出器14C、センサ16、およびアクチュエータ17は、リクエストコマンドを受信すると、ロボット制御装置11に送信するデータを準備する。
この後、位置検出器14C、センサ16、およびアクチュエータ17は、ロボット制御装置11から個別にデータ要求指示が送られてくると、データ要求指示に対応するデータをロボット制御装置11に送信する。すなわち、ロボット制御装置11は、位置検出器14Cおよびセンサ16に対し、データのリードを行い、アクチュエータ17に対し、データのリードおよびライトを行う。
具体的には、センサ16は、シリアル通信線AXにセンサデータを送信し、ロボット制御装置11がセンサデータを受信する(T2)。位置検出器14Cは、シリアル通信線AXに位置データ#3を送信し、ロボット制御装置11が位置データ#3を受信する(T3)。また、ロボット制御装置11は、シリアル通信線AXにアクチュエータデータを送信し(T4)、アクチュエータ17が、アクチュエータデータを受信する。ロボット制御装置11がアクチュエータ17に送信するアクチュエータデータは、例えば、ハンド18のグリップをオンまたはオフにさせる制御信号である。
ロボット制御装置11は、シリアル通信線BXにリクエストコマンドをコマンド送信すると(T11)、このリクエストコマンドを、位置検出器14A,14B,14D、およびアクチュエータ17が受信する。位置検出器14A,14B,14D、およびアクチュエータ17は、リクエストコマンドを受信すると、ロボット制御装置11に送信するデータを準備する。
この後、位置検出器14A,14B,14D、およびアクチュエータ17は、ロボット制御装置11から個別にデータ要求指示が送られてくると、データ要求指示に対応するデータをロボット制御装置11に送信する。すなわち、ロボット制御装置11は、位置検出器14A,14B,14Dに対し、データのリードを行い、アクチュエータ17に対し、データのリードおよびライトを行う。
具体的には、位置検出器14Aは、シリアル通信線BXに位置データ#1を送信し、ロボット制御装置11が位置データ#1を受信する(T12)。位置検出器14Bは、シリアル通信線BXに位置データ#2を送信し、ロボット制御装置11が位置データ#2を受信する(T13)。位置検出器14Dは、シリアル通信線BXに位置データ#4を送信し、ロボット制御装置11が位置データ#4を受信する(T14)。アクチュエータ17は、シリアル通信線BXにアクチュエータデータを送信し、ロボット制御装置11がアクチュエータデータを受信する(T15)。ロボット制御装置11がアクチュエータ17から受信するアクチュエータデータは、例えば、ハンド18のグリップのオン状態またはオフ状態を示す信号である。
ロボット100では、T1からT4のデータ伝送と、T11からT15のデータ伝送とが並行して実行される。
ロボット制御装置11が、シリアル通信線AXおよびシリアル通信線BXにリクエストコマンドのコマンド送信を開始してから、T1からT4のデータ伝送およびT11からT15のデータ伝送の両方が完了するまでの期間がロボット100の伝送周期である。ロボット制御装置11は、シリアル通信線AX上におけるデータ送受信のタイミングを制御するため、シリアル通信線AXに接続されている接続機器と順番にデータ通信を行う。例えば、ロボット制御装置11は、センサ16にデータ要求指示を送り、センサ16からセンサデータを受信し、その後、位置検出器14Cにデータ要求指示を送り、位置検出器14Cから位置データ#3を受信する。その後、ロボット制御装置11は、アクチュエータ17にアクチュエータデータを送信する。これにより、ロボット制御装置11は、シリアル通信線AXでの半二重化通信の受信と、全二重化通信の送信とを調停する。なお、ロボット制御装置11は、位置検出器14Cおよびセンサ16のそれぞれに特定のタイミングでデータ要求指示を送り、アクチュエータ17に特定のタイミングでアクチュエータデータを送信してもよい。すなわち、ロボット制御装置11は、特定の周期毎に、シリアル通信線AXに接続されている接続機器とデータ通信を実行してもよい。
なお、実施の形態1では、ロボット100が差動通信を行う場合について説明したが、ロボット100は、差動通信以外の通信を用いてもよい。また、半二重化通信を行う接続機器は、5つに限らず、4つ以下であってもよいし、6つ以上であってもよい。また、全二重化通信を行う接続機器は、1つに限らず、2つ以上であってもよい。また、半二重化通信を行う接続機器は、位置検出器14A〜14Dおよびセンサ16以外の別種類の接続機器であってもよい。また、全二重化通信を行う接続機器は、オン信号およびオフ信号の入出力を行う入出力装置(IO(Input Output)装置とも呼ばれる)といったアクチュエータ17以外の別種類の接続機器であってもよい。
このように、実施の形態1によれば、シリアル通信線AX,BXを用いて、位置検出器14A〜14Dおよびセンサ16が半二重化通信を行うとともに、シリアル通信線AX,BXを用いて、アクチュエータ17が全二重化通信を行うので、1対多の伝送路に、全二重化通信が望まれるアクチュエータ17を接続することができる。
実施の形態2.
つぎに、図4を用いてこの発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2では、位置検出器およびアクチュエータを、シリアル通信線AX,BXの両方に接続しておき、ロボット制御装置11によって、半二重化通信と全二重化通信とを切替える。
図4は、実施の形態2にかかるロボット内の接続構成を示す図である。図4の各構成要素のうち図2に示す実施の形態1のロボット100と同一機能を達成する構成要素については同一符号を付しており、重複する説明は省略する。
ロボット100Xは、ロボット100の別構成例である。ロボット100Xでは、ロボット制御装置11Xに、複数の位置検出器14とアクチュエータ17Xとが接続されている。図4では、ロボット100Xに配置される位置検出器14が、位置検出器14P,14Q,14Rの3つである場合を示している。
ロボット制御装置11Xは、制御回路30Xと、差動ドライブ32,34と、差動レシーバ31,33とを備えている。制御回路30Xは、制御回路30の機能に加えて、位置検出器14P〜14Rに対して半二重化通信と全二重化通信とを切替えさせる機能を有している。
位置検出器14Pは、制御回路40P、差動ドライブ42P,44P、および差動レシーバ41P,43Pを備えている。位置検出器14Qは、制御回路40Q、差動ドライブ42Q,44Q、および差動レシーバ41Q,43Qを備えている。位置検出器14Rは、制御回路40R、差動ドライブ42R,44R、および差動レシーバ41R,43Rを備えている。
差動レシーバ41P,41Q,41Rは、非反転入力端子がシリアル通信線A+に接続され、反転入力端子がシリアル通信線A−に接続されている。差動ドライブ42P,42Q,42Rは、非反転出力端子がシリアル通信線A+に接続され、反転出力端子がシリアル通信線A−に接続されている。差動レシーバ43P,43Q,43Rは、非反転入力端子がシリアル通信線B+に接続され、反転入力端子がシリアル通信線B−に接続されている。差動ドライブ44P,44Q,44Rは、非反転出力端子がシリアル通信線B+に接続され、反転出力端子がシリアル通信線B−に接続されている。
差動レシーバ41P,43Pの出力端子は、制御回路40Pに接続され、差動ドライブ42P,44Pの入力端子は、制御回路40Pに接続されている。差動レシーバ41Q,43Qの出力端子は、制御回路40Qに接続され、差動ドライブ42Q,44Qの入力端子は、制御回路40Qに接続されている。差動レシーバ41R,43Rの出力端子は、制御回路40Rに接続され、差動ドライブ42R,44Rの入力端子は、制御回路40Rに接続されている。
差動ドライブ42P,44Pおよび差動レシーバ41P,43Pは、イネーブル信号の入力端子を有している。イネーブル信号の入力端子は、制御回路40Pから送られてくるイネーブル信号を受け付ける。
差動ドライブ42Q,44Qおよび差動レシーバ41Q,43Qは、イネーブル信号の入力端子を有している。イネーブル信号の入力端子は、制御回路40Qから送られてくるイネーブル信号を受け付ける。
差動ドライブ42R,44Rおよび差動レシーバ41R,43Rは、イネーブル信号の入力端子を有している。イネーブル信号の入力端子は、制御回路40Rから送られてくるイネーブル信号を受け付ける。
なお、制御回路40P〜40Rは、同様の機能を有し、同様の動作を実行するので、以下では、制御回路40Pの機能および動作について説明する。制御回路40Pは、制御回路40A〜40Dの機能に加えて、全二重化通信と半二重化通信とを切替える機能を有している。具体的には、制御回路40Pは、ロボット制御装置11Xからの指示に従って、差動ドライブ42P,44Pおよび差動レシーバ41P,43Pにイネーブル信号を送信する機能を有している。
また、位置検出器14Pは、位置検出器14Pの機器ID(IDentification)をロボット制御装置11Xに送信する機能を備えている。また、アクチュエータ17Xは、アクチュエータ17と比較して、制御回路70の代わりに、制御回路70Xを備えている。制御回路70Xは、制御回路70の機能に加えて、アクチュエータ17Xの機器IDをロボット制御装置11Xに送信する機能を備えている。すなわち、ロボット100Xでは、ロボット制御装置11Xに接続されている接続機器が、自らの接続機器の機器IDをロボット制御装置11Xに送信する機能を有している。機器IDは、接続機器に固有の識別情報である。機器IDの例は、接続機器の製品IDである。
ロボット制御装置11Xの制御回路30Xは、通信初期化時に、ロボット制御装置11Xに接続されている接続機器の個数および種類に基づいて、各接続機器に、半二重化通信と全二重化通信との何れを行わせるかを決定する。また、制御回路30Xは、半二重化通信を行わせる接続機器に対しては、シリアル通信線AXおよびシリアル通信線BXの何れで半二重化通信を行わせるかを選択して設定する。実施の形態2では、制御回路30Xが、位置検出器14P〜14Rに半二重化通信を行わせ、アクチュエータ17Xに全二重化通信を行わせる場合について説明する。
通信初期化時には、制御回路30Xが、接続機器に対して、機器IDを要求するコマンドを送信する。各接続機器は、各接続機器が格納している機器IDをロボット制御装置11Xに送信する。制御回路30Xは、各接続機器から各機器IDを受信すると、受信した機器IDに基づいて、接続機器の個数および種類を特定し、特定結果に基づいて、シリアル通信線AX,BXの全体の通信負荷を判定する。なお、制御回路30Xは、位置検出器14の個数に基づいて、通信負荷を判定してもよい。すなわち、制御回路30Xは、全二重化通信が不要な接続機器(位置検出器14、センサ16等)の個数に基づいて、通信負荷を判定してもよい。通信負荷は、接続機器の種類毎に異なるものであるので、ロボット制御装置11Xには、接続機器の機器ID毎の通信負荷の情報(以下、負荷情報という)を格納しておく。
また、ロボット制御装置11Xには、全二重化通信が不要な接続機器である第1の接続機器と、全二重化通信が必要な接続機器である第2の接続機器とが接続されている。これらの接続機器を識別するため、ロボット制御装置11Xには、半二重化通信を行わせてもよい接続機器の機器IDと、半二重化通信を行わせない接続機器の機器IDとを指定した情報(以下、指定情報という)を格納しておく。全二重化通信が不要な接続機器の例は、位置検出器14P〜14Rであり、全二重化通信が必要な接続機器の例は、アクチュエータ17Xである。全二重化通信が必要な接続機器は、全二重化通信が不要な接続機器よりも、速い通信速度が要求される。
制御回路30Xは、接続機器の個数および種類と、負荷情報とに基づいて、シリアル通信線AX,BXの全体の通信負荷を判定し、判定結果に基づいて、各接続機器に全二重化通信および半二重化通信の何れを行わせるかを判定する。制御回路30Xは、例えば、接続機器の個数が閾値よりも大きくなると、全二重化通信が不要な接続機器に半二重化通信を行わせると判定する。
制御回路30Xは、接続機器に半二重化通信を行わせる場合、指定情報に基づいて、何れの接続機器に半二重化通信を行わせるかを判定する。実施の形態2では、制御回路30Xは、位置検出器14P〜14Rに半二重化通信を行わせると判定する。
制御回路30Xは、負荷情報に基づいて、位置検出器14P〜14Rのそれぞれに対して、シリアル通信線AXまたはシリアル通信線BXを選択する。制御回路30Xは、シリアル通信線AXでの通信負荷およびシリアル通信線BXでの通信負荷の差が最小となるよう、位置検出器14P〜14Rのそれぞれに対し、シリアル通信線AXまたはシリアル通信線BXを設定する。制御回路30Xは、シリアル通信線AXまたはシリアル通信線BXを使わせる位置検出器14P〜14Rの個数(局数)を、適切に分配することによって、伝送遅延を抑制することが可能となる。また、制御回路30Xは、アクチュエータ17Xに対しては、全二重化通信を実行させると判定する。
制御回路30Xは、半二重化通信を行わせると判定した接続機器に対しては、シリアル通信線AXまたはシリアル通信線BXを指定したコマンドを送信する。これにより、シリアル通信線AXが指定されたコマンドを受信した接続機器は、シリアル通信線AXを有効にし、シリアル通信線BXを無効にする。同様に、シリアル通信線BXが指定されたコマンドを受信した接続機器は、シリアル通信線BXを有効にし、シリアル通信線AXを無効にする。これにより、位置検出器14P〜14Rが、指定されたシリアル通信線AXまたはシリアル通信線BXを用いて、ロボット制御装置11との間で半二重化通信を行う。
各位置検出器の各制御回路は、イネーブル信号を差動ドライブおよび差動レシーバに入力することによって、シリアル通信線AX,BXの有効と無効とを切替える。例えば、位置検出器14Pの制御回路40Pは、制御回路30Xからシリアル通信線AXが指定されたコマンドを受信すると、差動レシーバ41Pおよび差動ドライブ42Pにイネーブル信号のオンを入力し、差動レシーバ43Pおよび差動ドライブ44Pにイネーブル信号のオフを入力する。
このような処理により、位置検出器14P〜14Rは、半二重化通信を行うこととなり、アクチュエータ17Xは全二重化通信を行うこととなる。ロボット100Xは、例えば、新たな接続機器がシリアル通信線AX,BXに接続された際に、各接続機器に対し、半二重化通信を行わせるか否かを判定する。また、ロボット100Xは、接続機器がシリアル通信線AX,BXから取り外された際に、各接続機器に対し、半二重化通信を行わせるか否かを判定する。
なお、実施の形態2では、ロボット100Xが差動通信を行う場合について説明したが、ロボット100Xは、差動通信以外の通信を用いてもよい。また、ロボット制御装置11Xに接続される接続機器は、4つに限らず、3つ以下であってもよいし、5つ以上であってもよい。また、ロボット制御装置11Xには、センサ16といった別種類の接続機器を接続してもよい。この場合、別種類の接続機器の制御回路は、位置検出器14P〜14Rと同様に、機器IDをロボット制御装置11Xに送信する機能およびイネーブル信号を出力する機能を備えている。ロボット制御装置11Xは、位置検出器14P〜14Rへの処理と同様の処理によって、別種類の接続機器への半二重化通信と全二重化通信とを切替える。
このように、ロボット制御装置11Xは、接続機器の個数および種類に基づいて、全二重化通信が不要な接続機器に半二重化通信を設定する。また、ロボット制御装置11Xは、シリアル通信線AXでの通信負荷とシリアル通信線BXでの通信負荷との差が小さくなるよう、半二重化通信を設定する接続機器にシリアル通信線AXまたはシリアル通信線BXを設定する。すなわち、ロボット制御装置11Xは、位置検出器14P〜14Rのそれぞれを、シリアル通信線AXまたはシリアル通信線BXに分配する。これにより、ロボット制御装置11Xは、ロボットアーム20との間で通信速度を確保することができるので、適切な速さでロボットアーム20と通信することができる。また、通信速度を確保できるので、位置検出器14だけでなく、センサまたはアクチュエータを拡張することができる。
このように、実施の形態2では、位置検出器14P〜14Rが、シリアル通信線AXおよびシリアル通信線BXに接続されている。そして、ロボット制御装置11Xは、位置検出器14の個数が閾値よりも大きい場合には、位置検出器14P〜14Rに、シリアル通信線AXまたはシリアル通信線BXを用いた半二重化通信を行わせる。これにより、ロボット100Xは、位置検出器14の個数が閾値よりも大きい場合には、シリアル通信線AX,BXにおける通信負荷を低減することができる。
ここで、制御回路30,30X,40A〜40D,40P〜40R,60,70,70Xのハードウェア構成について説明する。なお、制御回路30,30X,40A〜40D,40P〜40R,60,70,70Xは、同様のハードウェア構成を有しているので、ここでは制御回路30Xのハードウェア構成について説明する。
図5は、実施の形態2にかかる制御回路のハードウェア構成例を示す図である。制御回路30Xは、図5に示したプロセッサ301およびメモリ302により実現することができる。プロセッサ301の例は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)またはシステムLSI(Large Scale Integration)である。メモリ302の例は、RAM(Random Access Memory)またはROM(Read Only Memory)である。
制御回路30Xは、プロセッサ301が、メモリ302で記憶されている、制御回路30Xの動作を実行するためのプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、このプログラムは、制御回路30Xの手順または方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。メモリ302は、プロセッサ301が各種処理を実行する際の一時メモリにも使用される。
プロセッサ301が実行するプログラムは、コンピュータで実行可能な、データ処理を行うための複数の命令を含むコンピュータ読取り可能かつ非遷移的な(non-transitory)記録媒体を有するコンピュータプログラムプロダクトであってもよい。プロセッサ301が実行するプログラムは、複数の命令がデータ処理を行うことをコンピュータに実行させる。
また、制御回路30Xを専用のハードウェアで実現してもよい。また、制御回路30Xの機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
11,11X ロボット制御装置、12 シリアル通信線群、13 サーボモータ、14,14A,14B,14C,14D,14P,14Q,14R 位置検出器、16 センサ、17,17X アクチュエータ、18 ハンド、20 ロボットアーム、30,30X,40A〜40D,40P〜40R,60,70,70X 制御回路、31,33,41P〜41R,42A〜42D,43P〜43R,62,72 差動レシーバ、32,34,41A〜41D,42P〜42R,44P〜44R,61,71 差動ドライブ、100,100X ロボット、AX,BX シリアル通信線。

Claims (7)

  1. ロボット制御装置と、
    前記ロボット制御装置に接続された第1のシリアル通信線と、
    前記ロボット制御装置に接続された第2のシリアル通信線と、
    前記ロボット制御装置との間でデータ通信を行う機器である複数の第1の接続機器と、
    前記ロボット制御装置との間でデータ通信を行う機器である第2の接続機器と、
    を備え、
    前記第1の接続機器のそれぞれは、前記第1のシリアル通信線または前記第2のシリアル通信線の何れかに接続されることにより、前記ロボット制御装置との間で半二重化通信を行い、
    前記第2の接続機器は、前記第1のシリアル通信線および前記第2のシリアル通信線に接続されることにより、前記ロボット制御装置との間で全二重化通信を行う、
    ことを特徴とするロボット。
  2. 前記第1の接続機器のそれぞれは、前記第1のシリアル通信線での通信負荷と、前記第2のシリアル通信線での通信負荷との差が最小となるよう、前記第1のシリアル通信線または前記第2のシリアル通信線の何れかに接続されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  3. ロボット制御装置と、
    前記ロボット制御装置に接続された第1のシリアル通信線と、
    前記ロボット制御装置に接続された第2のシリアル通信線と、
    前記ロボット制御装置との間でデータ通信を行う機器である複数の第1の接続機器と、
    前記ロボット制御装置との間でデータ通信を行う機器である第2の接続機器と、
    を備え、
    前記第1の接続機器および前記第2の接続機器は、前記第1のシリアル通信線および前記第2のシリアル通信線に接続されており、
    前記第1の接続機器のそれぞれは、前記ロボット制御装置からの指示があった場合には、前記指示に従って前記第1のシリアル通信線および前記第2のシリアル通信線の何れかを用いて前記ロボット制御装置との間で半二重化通信を行い、
    前記第2の接続機器は、前記ロボット制御装置との間で全二重化通信を行う、
    ことを特徴とするロボット。
  4. 前記ロボット制御装置は、前記第1の接続機器および前記第2の接続機器のそれぞれに、各接続機器の識別情報を要求するコマンドを送信し、
    前記第1の接続機器および前記第2の接続機器のそれぞれは、それぞれが格納している識別情報を前記ロボット制御装置に送信し、
    前記ロボット制御装置は、前記識別情報に基づいて前記ロボット制御装置に接続されている前記第1の接続機器および前記第2の接続機器の個数を特定し、特定結果に基づいて、前記第1の接続機器に前記半二重化通信および前記全二重化通信の何れを行わせるかを判定し、前記半二重化通信を行わせる場合には、前記第1の接続機器のそれぞれに対し、前記第1のシリアル通信線または前記第2のシリアル通信線の何れかを指定したコマンドを送信し、
    前記第1の接続機器は、指定された前記第1のシリアル通信線または指定された前記第2のシリアル通信線を用いて、前記ロボット制御装置との間で前記半二重化通信を行う、
    ことを特徴とする請求項3に記載のロボット。
  5. 前記ロボット制御装置は、前記第1のシリアル通信線での通信負荷と、前記第2のシリアル通信線での通信負荷との差が最小となるよう、前記第1の接続機器のそれぞれに対し、前記第1のシリアル通信線または前記第2のシリアル通信線の何れかを設定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のロボット。
  6. 前記ロボット制御装置から前記第2の接続機器へのデータ通信の伝送周期あたりのデータ送信量は、前記ロボット制御装置から前記第1の接続機器のそれぞれへのデータ通信の伝送周期あたりのデータ送信量よりも多い、
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか1つに記載のロボット。
  7. 前記ロボット制御装置は、ロボットアームの各動作軸を駆動するサーボモータと、前記ロボットアームのハンドを駆動するアクチュエータとを制御し、
    前記第1の接続機器は、前記サーボモータの回転位置を検出する位置検出器であり、
    前記第2の接続機器は、前記アクチュエータである、
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか1つに記載のロボット。
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