JP6835654B2 - 血液浄化装置及びその制御方法並びに脱血不良解消方法 - Google Patents
血液浄化装置及びその制御方法並びに脱血不良解消方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6835654B2 JP6835654B2 JP2017072419A JP2017072419A JP6835654B2 JP 6835654 B2 JP6835654 B2 JP 6835654B2 JP 2017072419 A JP2017072419 A JP 2017072419A JP 2017072419 A JP2017072419 A JP 2017072419A JP 6835654 B2 JP6835654 B2 JP 6835654B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- infusion
- blood
- line
- pump
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- External Artificial Organs (AREA)
Description
10…脱血ライン
11…気泡検知器
20…血液浄化器
30…血液ポンプ
40…圧力センサ
50…第一輸液ライン
51…輸液容器
52…第一開閉弁
53…気泡検出器
60…第二輸液ライン
61…輸液ポンプ
62…チャンバ
70…第二開閉弁
80…制御部
P…患者
Claims (16)
- 患者から取り出した血液を血液浄化器に流通させる脱血ラインと、前記脱血ライン上に配置される血液ポンプと、前記脱血ラインの前記血液ポンプよりも上流側に第一の輸液を供給する第一輸液ラインと、前記第一輸液ラインに接続される輸液容器と、前記第一輸液ラインの開閉を行う第一開閉弁と、前記脱血ラインの前記血液ポンプよりも上流側に第二の輸液を供給する第二輸液ラインと、前記第二輸液ライン上に配置される輸液ポンプと、前記第二輸液ラインの前記輸液ポンプよりも下流側に配置されるチャンバと、前記脱血ラインの圧力を測定する圧力センサと、前記輸液ポンプと前記第一開閉弁とを制御する制御部と、を備える血液浄化装置であって、
前記輸液容器は、前記患者よりも鉛直上方に配置されており、
前記制御部は、前記血液ポンプの運転時に前記圧力センサで測定した圧力が第一所定値よりも小さくなった場合に、まず前記圧力センサで測定した圧力が第二所定値以上になるまで前記輸液ポンプで前記第二の輸液を前記チャンバに供給し、次いで前記輸液ポンプの運転を停止させるとともに前記第一開閉弁で前記第一輸液ラインを開放する、血液浄化装置。 - 前記脱血ラインの前記第一輸液ライン及び前記第二輸液ラインよりも上流側に配置され前記脱血ラインの開閉を行う第二開閉弁を備え、
前記制御部は、前記血液ポンプの運転時に前記圧力センサで測定した圧力が前記第一所定値よりも小さくなった場合に、まず前記第二開閉弁で前記脱血ラインを閉塞し、次いで前記圧力センサで測定した圧力が前記第二所定値以上になるまで前記輸液ポンプで前記第二の輸液を前記チャンバに供給し、続いて前記輸液ポンプの運転を停止させるとともに前記第一開閉弁で前記第一輸液ラインを開放しかつ前記第二開閉弁で前記脱血ラインを開放する、請求項1に記載の血液浄化装置。 - 前記第一輸液ライン又は前記患者と前記第一輸液ラインとの間に位置する前記脱血ラインに気泡検知器が設けられており、
前記制御部は、前記第一開閉弁で前記第一輸液ラインを開放したときに前記気泡検知器で気泡を検知した場合に、前記第一開閉弁で前記第一輸液ラインを閉塞する、請求項1又は2に記載の血液浄化装置。 - 前記第一輸液ライン又は前記患者と前記第一輸液ラインとの間に位置する前記脱血ラインに気泡検知器が設けられており、
前記制御部は、前記第一開閉弁で前記第一輸液ラインを開放しかつ前記第二開閉弁で前記脱血ラインを開放したときに前記気泡検知器で気泡を検知した場合に、前記第二開閉弁で前記脱血ラインを閉塞する、及び/又は、前記第一開閉弁で前記第一輸液ラインを閉塞する、請求項2に記載の血液浄化装置。 - 前記制御部は、前記血液ポンプの運転時に前記圧力センサで測定した圧力が前記第一所定値よりも小さくなった場合に、前記血液ポンプの運転を停止又は減速させる、請求項1から4の何れか一項に記載の血液浄化装置。
- 前記制御部は、前記血液ポンプの運転を停止又は減速させた後に、前記圧力センサで測定した圧力が前記第二所定値以上になるまで前記輸液ポンプで前記第二の輸液を前記チャンバに供給し、次いで前記輸液ポンプの運転を停止させるとともに前記第一開閉弁で前記第一輸液ラインを開放し、続いて前記第一開閉弁で前記第一輸液ラインを閉塞して前記血液ポンプ及び前記輸液ポンプの運転を所定の流量で再開させる、請求項5に記載の血液浄化装置。
- 前記所定の流量は、前記血液ポンプの運転を停止又は減速させる前の流量である、請求項6に記載の血液浄化装置。
- 前記制御部は、前記第一開閉弁で前記第一輸液ラインを所定時間だけ開放する、請求項1から7の何れか一項に記載の血液浄化装置。
- 前記制御部は、前記圧力センサで測定した圧力が第三所定値以上になるまで前記第一開閉弁で前記輸液ラインを開放する、請求項1から7の何れか一項に記載の血液浄化装置。
- 前記第三所定値は、前記第一所定値よりも大きい値とされ、−50mmHg〜50mmHgの範囲内で設定される、請求項9に記載の血液浄化装置。
- 前記第一所定値は、−400mmHg〜20mmHgの範囲内で設定される、請求項1から10の何れか一項に記載の血液浄化装置。
- 前記第二所定値は、−100mmHg〜50mmHgの範囲内で設定される、請求項1から11の何れか一項に記載の血液浄化装置。
- 患者から取り出した血液を血液浄化器に流通させる脱血ラインと、前記脱血ライン上に配置される血液ポンプと、前記脱血ラインの前記血液ポンプよりも上流側に第一の輸液を供給する第一輸液ラインと、前記第一輸液ラインに接続される輸液容器と、前記第一輸液ラインの開閉を行う第一開閉弁と、前記脱血ラインの前記血液ポンプよりも上流側に第二の輸液を供給する第二輸液ラインと、前記第二輸液ライン上に配置される輸液ポンプと、前記第二輸液ラインの前記輸液ポンプよりも下流側に配置されるチャンバと、前記脱血ラインの圧力を測定する圧力センサと、前記輸液ポンプと前記第一開閉弁とを制御する制御部と、を備える血液浄化装置であって、
前記輸液容器は、前記患者よりも鉛直上方に配置されており、
前記制御部は、前記血液ポンプ及び前記輸液ポンプの運転時に前記圧力センサで測定した圧力が第一所定値よりも小さくなった場合に、まず前記圧力センサで測定した圧力が第二所定値以上になるまで前記輸液ポンプで前記第二の輸液を前記チャンバに供給し、次いで前記輸液ポンプの運転を停止させるとともに前記第一開閉弁で前記第一輸液ラインを開放する、血液浄化装置。 - 患者から取り出した血液を血液浄化器に流通させる脱血ラインと、前記脱血ライン上に配置される血液ポンプと、前記脱血ラインの前記血液ポンプよりも上流側に第一の輸液を供給する第一輸液ラインと、前記第一輸液ラインに接続される輸液容器と、前記第一輸液ラインの開閉を行う第一開閉弁と、前記脱血ラインの前記血液ポンプよりも上流側に第二の輸液を供給する第二輸液ラインと、前記第二輸液ライン上に配置される輸液ポンプと、前記脱血ラインの圧力を測定する圧力センサと、前記輸液ポンプと前記第一開閉弁とを制御する制御部と、を備える血液浄化装置であって、
前記輸液容器は、前記患者よりも鉛直上方に配置されており、
前記制御部は、前記血液ポンプの運転時に前記圧力センサで測定した圧力が第一所定値よりも小さくなった場合に、まず前記圧力センサで測定した圧力が第二所定値以上になるまで前記輸液ポンプで前記第二の輸液を前記第二輸液ラインに供給し、次いで前記輸液ポンプの運転を停止させるとともに前記第一開閉弁で前記第一輸液ラインを開放する、血液浄化装置。 - 患者から取り出した血液を血液浄化器に流通させる脱血ラインと、前記脱血ライン上に配置される血液ポンプと、前記脱血ラインの前記血液ポンプよりも上流側に第一の輸液を供給する第一輸液ラインと、前記第一輸液ラインに接続される輸液容器と、前記第一輸液ラインの開閉を行う第一開閉弁と、前記脱血ラインの前記血液ポンプよりも上流側に第二の輸液を供給する第二輸液ラインと、前記第二輸液ライン上に配置される輸液ポンプと、前記第二輸液ラインの前記輸液ポンプよりも下流側に配置されるチャンバと、前記脱血ラインの圧力を測定する圧力センサと、を備え、前記輸液容器が前記患者よりも鉛直上方に配置されている血液浄化装置の制御方法であって、
前記血液ポンプの運転時に前記圧力センサで測定した圧力が第一所定値よりも小さくなった場合に、まず前記圧力センサで測定した圧力が第二所定値以上になるまで前記輸液ポンプで第二の輸液を前記チャンバに供給し、次いで前記輸液ポンプの運転を停止させるとともに前記第一開閉弁で前記第一輸液ラインを開放するように、前記血液浄化装置の制御部が前記輸液ポンプと前記第一開閉弁とを制御する、血液浄化装置の制御方法。
- 患者から取り出した血液を血液浄化器に流通させる脱血ラインと、前記脱血ライン上に配置される血液ポンプと、前記脱血ラインの血液ポンプよりも上流側に第一の輸液を供給する第一輸液ラインと、前記第一輸液ラインに接続される輸液容器と、前記第一輸液ラインの開閉を行う第一開閉弁と、前記脱血ラインの前記血液ポンプよりも上流側に第二の輸液を供給する第二輸液ラインと、前記第二輸液ライン上に配置される輸液ポンプと、前記第二輸液ラインの前記輸液ポンプよりも下流側に配置されるチャンバと、前記脱血ラインの圧力を測定する圧力センサと、を備え、前記輸液容器が患者よりも鉛直上方に配置されている血液浄化装置の脱血不良解消方法であって、
前記血液ポンプの運転時に前記圧力センサで測定した圧力が第一所定値よりも小さくなった場合に、まず前記圧力センサで測定した圧力が第二所定値以上になるまで前記輸液ポンプで第二の輸液を前記チャンバに供給し、次いで前記輸液ポンプの運転を停止させるとともに前記第一開閉弁で前記第一輸液ラインを開放するように、前記血液浄化装置の制御部が前記輸液ポンプと前記第一開閉弁とを制御する、脱血不良解消方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017072419A JP6835654B2 (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 血液浄化装置及びその制御方法並びに脱血不良解消方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017072419A JP6835654B2 (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 血液浄化装置及びその制御方法並びに脱血不良解消方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018171340A JP2018171340A (ja) | 2018-11-08 |
JP6835654B2 true JP6835654B2 (ja) | 2021-02-24 |
Family
ID=64106797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017072419A Active JP6835654B2 (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 血液浄化装置及びその制御方法並びに脱血不良解消方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6835654B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4215688A (en) * | 1979-02-09 | 1980-08-05 | Baxter Travenol Laboratories, Inc. | Apparatus for the extracorporeal treatment of disease |
JP2002085555A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-26 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 血液処理装置 |
JP4655596B2 (ja) * | 2003-11-21 | 2011-03-23 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 自動返血装置 |
JP4798653B2 (ja) * | 2005-11-18 | 2011-10-19 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
JP5125013B2 (ja) * | 2006-07-25 | 2013-01-23 | ニプロ株式会社 | 脱血不良の原因となるトラブルの発生を検知する方法及び血液透析装置 |
JP2013192711A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Terumo Corp | 閉鎖系体外循環回路 |
DE102014102731A1 (de) * | 2014-02-28 | 2015-09-03 | B. Braun Avitum Ag | Vorrichtung und Verfahren zur Erkennung einer venösen Nadeldiskonnektion |
JP6475104B2 (ja) * | 2015-06-23 | 2019-02-27 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
-
2017
- 2017-03-31 JP JP2017072419A patent/JP6835654B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018171340A (ja) | 2018-11-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5185835B2 (ja) | 体外血液循環路を少なくとも部分的に空にするための方法及びその方法を用いるための血液透析機械 | |
JP6305848B2 (ja) | 血液浄化装置 | |
JP2009112486A (ja) | 血液透析装置 | |
ES2570333T3 (es) | Seguimiento del acceso vascular de un paciente dializado | |
JP2010000161A (ja) | 人工透析における血液回路及びダイアライザのプライミング方法 | |
JP2012005670A (ja) | 血液透析装置 | |
JP2013502249A (ja) | 血液処理装置のためのチューブセット及びチューブセットを有する血液処理装置 | |
US20180110914A1 (en) | Blood purification device and priming method | |
EP3266477B1 (en) | Air trap chamber | |
WO2018047969A1 (ja) | 血液浄化装置 | |
JP6785365B2 (ja) | 血液浄化装置及びその制御方法 | |
JP6835654B2 (ja) | 血液浄化装置及びその制御方法並びに脱血不良解消方法 | |
US11554202B2 (en) | Blood purification apparatus and method of discharging bubbles therefrom | |
JP6725749B2 (ja) | 血液浄化装置及びその制御方法並びに脱血不良解消方法 | |
JP5558260B2 (ja) | 血液処理器のプライミングシステム | |
Zaccaria et al. | Principles of Extracorporeal Circulation and Transport Phenomena | |
JP6700481B2 (ja) | 血液浄化装置及びそのプライミング方法 | |
JP6575996B2 (ja) | 透析装置 | |
JP5822152B2 (ja) | 血液透析装置 | |
JP2011160924A (ja) | 血液浄化装置及び血液浄化装置における血液回路内の液体排出方法 | |
JP2006006433A (ja) | 血液透析装置の返血方法および装置 | |
JP2021073030A (ja) | 血液浄化装置 | |
JP5345373B2 (ja) | 血液体外循環装置及び血液体外循環装置の作動方法 | |
JP2015080595A (ja) | 血液透析装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201030 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6835654 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |