JP6835627B2 - 空気袋 - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態1における乗物用シート100を示す斜視図である。乗物用シート100は、ヘッドレスト1、シートバック2、およびシートクッション3を備える。乗物用シート100は、たとえば自動車用シートとして利用可能である。
図3は、空気袋4Aの正面側から見た様子を示す正面図である。図4は、図3中のIV−IV線に沿う矢視断面図であり、空気袋4Aの収縮時の横断面形状を表している。図5は、空気袋4Aの膨張時の横断面形状を表わす断面図である。図6は、空気袋4Aの分解した状態を示す斜視図である。空気袋4Aは、袋本体部10、形状規定部材30、および接続管38(図3,図6)を備える。
袋本体部10は、表面シート20Aおよび裏面シート20Bを含み、これらのシート(たとえばウレタン製)はいずれも略同じ大きさの長方形状の外形を有する(図6)。表面シート20Aは、内表面21(第1内表面)および外表面23を含み、裏面シート20Bは、内表面22(第2内表面)および外表面24を含む(図4〜図6)。
形状規定部材30は、第1シート部31および第2シート部32を含み、内表面21および内表面22の双方に接合される。本実施の形態においては、第1シート部31および第2シート部32は互いに別の部材から構成される。第1シート部31を構成しているシートと第2シート部32を構成しているシートとは、たとえばウレタン製であり、いずれも略同じ大きさの長方形状の外形を有する(図3,図6)。第1シート部31を構成しているシートと第2シート部32を構成しているシートとは、後述する第1端部31c(第1部分31d)および第2端部32c(第2部分32d)において相互に接合される。
図5に示すように、接続管38(図3,図6)を通して空気が供給されることにより、袋本体部10は膨張する。袋本体部10の膨張時には、表面シート20Aおよび裏面シート20Bが相互に離間する方向に移動する。第1シート部31の第1面状部31bは、接合部21aおよび第1接合部31aを介して、表面シート20Aによって図5紙面内の上方向に引っ張られる。第2シート部32の第2面状部32bは、接合部22aおよび第2接合部32aを介して、裏面シート20Bによって図5紙面内の下方向に引っ張られる。
図4に示すように、接続管38(図3,図6)を通して空気が排出されることにより、袋本体部10は収縮する。袋本体部10の収縮時には、表面シート20Aおよび裏面シート20Bが相互に接近する方向に移動する。内表面21と内表面22との間の間隔が狭くなることによって、形状規定部材30は全体として、第1端部31cおよび第2端部32cを起点として折り畳まれるように変形する。
図7は、比較例1における空気袋4Z1を示す断面図であり、実施の形態1における図4に対応している。比較例1と実施の形態1とは、以下の点において相違する。
図8は、比較例2における空気袋4Z2を示す断面図であり、実施の形態1における図4に対応している。比較例2と実施の形態1とは、以下の点において相違する。
比較例1,2に対して実施の形態1における空気袋4Aによれば、第1面状部31bの第1端部31cと第2面状部32bの第2端部32cとが互いに接合されているため、第1端部31cおよび第2端部32cを起点として、形状規定部材30は全体としてたいらに折り畳まれるように変形することが可能であり、袋本体部10が収縮した状態で、形状規定部材30に弾性復元力はほとんどまたは全く発生していない。
図9は、実施の形態2における空気袋4Dを示す断面図であり、実施の形態1における図4に対応している。実施の形態2と実施の形態1とは、以下の点において相違する。
図10は、実施の形態3における空気袋4Eを示す断面図であり、実施の形態1における図4に対応している。実施の形態3と実施の形態1,2とは、以下の点において相違する。
図11は、実施の形態4における空気袋4Fを示す断面図であり、実施の形態1における図4に対応している。実施の形態4と実施の形態1〜3とは、以下の点において相違する。
上述の各実施の形態は、シートバック2の着座面の形状を規定するという空気袋の構成に基づき説明したが、上述の各実施の形態で開示した技術的思想は(図1参照)、ヘッドレスト1の表面やシートクッション3における着座面の形状を規定するという空気袋の構成にも適用可能である。上述の各実施の形態で開示した技術的思想は、着座者の脹脛等を保持するいわゆるオットマンなどにも適用可能である。上記の各実施の形態における乗物用シートは、車両用に限られず、電車用や船舶用、あるいは遊戯施設に使用される乗物など、任意の乗物用シートに適用可能である。上記の各実施の形態における空気袋は、乗物用シートとは異なるあらゆる装置に組み込まれて実施することも可能である。
Claims (2)
- 相互に対向する第1内表面と第2内表面とを含み、膨縮可能な袋本体部と、
前記第1内表面および前記第2内表面の双方に接合され、前記袋本体部の膨張時の形状を規定する形状規定部材と、を備え、
前記形状規定部材は、第1シート部と第2シート部とを含み、
前記第1シート部は、前記第1内表面に接合された第1接合部と、前記第1接合部から離れる方向に延在する第1面状部と、前記第1面状部に対して前記第1接合部とは反対側に位置する第1端部とを有し、
前記第2シート部は、第2端部と、前記第2端部から離れる方向に延在し、前記袋本体部の収縮時に前記第1面状部に重なるように配置される第2面状部とを有し、
前記第1端部と前記第2端部とは、互いに接合されており、
前記第2シート部は、前記第2面状部に対して前記第2端部とは反対側に位置する第2接合部を有し、
前記第2接合部は、前記第2内表面に接合され、
前記第1接合部と前記第2接合部とは、前記袋本体部の収縮時に相互に対向しない位置に配置されている、
空気袋。 - 前記第1シート部および前記第2シート部は、互いに別の部材であり且つ前記第1端部および前記第2端部において相互に接合されている、
請求項1に記載の空気袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017037353A JP6835627B2 (ja) | 2017-02-28 | 2017-02-28 | 空気袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017037353A JP6835627B2 (ja) | 2017-02-28 | 2017-02-28 | 空気袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018140753A JP2018140753A (ja) | 2018-09-13 |
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Family Applications (1)
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JP2017037353A Active JP6835627B2 (ja) | 2017-02-28 | 2017-02-28 | 空気袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6835627B2 (ja) |
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2017
- 2017-02-28 JP JP2017037353A patent/JP6835627B2/ja active Active
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JP2018140753A (ja) | 2018-09-13 |
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