JP6835057B2 - スイッチ装置および時計 - Google Patents

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Description

この発明は、時計などの電子機器に用いられるスイッチ装置およびそれを備えた時計に関する。
例えば、時計のスイッチ装置においては、特許文献1に記載されているように、ベース部材の軸挿入孔に巻真と称する操作部材をスライドおよび回転可能に挿入させ、この操作部材の係合溝内におしどりと称する抜止め部材の係合部を配置させ、操作部材のスライドに応じて係合部を移動させて抜止め部材を回転させた際に、係合部の移動による抜止め部材の回転を回転規制部によって規制して、操作部材のスライド位置を規制する構造のものが知られている。
特開2005−274362号公報
このようなスイッチ装置は、抜止め部材の係合部が操作部材の係合溝から離脱するのを防ぐために、操作部材の係合溝に配置された抜止め部材の係合部を押え板によって押えるように構成されている。
しかしながら、このようなスイッチ装置では、操作部材を外部に向けて強く引き出したり、あるいは強く引き出しながら操作部材を回転させたりした際に、抜止め部材の係合部が押え板の押え力に抗して操作部材の係合溝内からせり上がって、係合部が係合溝から離脱し、操作部材がベース部材から抜け出して脱落するという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、操作部材の不用意な脱落を防ぐことができるスイッチ装置およびそれを備えた時計を提供することである。
この発明は、軸挿入孔が設けられたベース部材と、前記ベース部材の前記軸挿入孔にスライドおよび回転可能に挿入され、かつ外周面に係合溝が設けられた操作部材と、前記操作部材の前記係合溝内に配置されて前記操作部材のスライドに伴って移動する係合部を備えた抜止め部材と、前記係合溝内からの前記係合部の離脱を防ぐ離脱規制部と、を備え、前記係合部の先端部は、前記操作部材が前記ベース部材の外部に向けて引き出された際に、前記離脱規制部によって前記操作部材の軸中心に向けて規制され、前記係合部の前記先端部には、切欠き部が前記離脱規制部に対応して設けられていることを特徴とするスイッチ装置である。
この発明によれば、操作部材の不用意な脱落を防ぐことができる。
この発明を適用した腕時計の一実施形態を示した拡大正面図である。 図1に示された腕時計に組み込まれたスイッチ装置の要部を示した拡大裏面図である。 図2に示されたスイッチ装置のA−A矢視における要部の拡大断面図である。 図2に示されたスイッチ装置のB−B矢視における要部の拡大断面図である。 図2に示されたスイッチ装置において操作部材を外部に向けて引き出した状態を示した拡大裏面図である。 図5に示されたスイッチ装置のC−C矢視における要部の拡大断面図である。 図5に示されたスイッチ装置のD−D矢視における要部の拡大断面図である。 図3に示されたスイッチ装置において、抜止め部材の押圧操作部が押されて抜止め部材が傾いた状態を示した要部の拡大断面図である。 図4に示されたスイッチ装置において、抜止め部材が傾いた際に抜止め部材の係合部が操作部材の係合溝から離脱した状態を示した要部の拡大断面図である。
以下、図1〜図9を参照して、この発明を腕時計に適用した一実施形態について説明する。
この腕時計は、図1に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1の12時側と6時側とには、時計バンド(図示せず)が取り付けられるバンド取付部2がそれぞれ設けられている。また、この腕時計ケース1の2時側、3時側、および4時側には、スイッチ装置3がそれぞれ設けられている。
また、この腕時計ケース1の表面側の開口部1aには、図1に示すように、時計ガラスGが設けられている。さらに、この腕時計ケース1の内部には、時計モジュール(図示せず)が設けられている。この時計モジュールは、指針を運針させて時刻を指示する時計ムーブメント、時刻などの情報を電気光学的に表示する表示部、これらを電気的に制御して駆動する回路部など、時計機能に必要な各種の部品を備えている。
ところで、複数のスイッチ装置3のうち、3時側のスイッチ装置3は、図2〜図7に示すように、ベース部材4と、このベース部材4の軸挿入孔5にスライドおよび回転可能に挿入された操作部材6と、この操作部材6のスライド位置を規制するスライド規制機構7と、を備えている。ベース部材4は、硬質の合成樹脂によって形成されている。
このベース部材4の軸挿入孔5は、図2〜図7に示すように、腕時計ケース1の3時側から腕時計ケース1に中心を結ぶ線上に設けられている。この場合、軸挿入孔5は、腕時計ケース1の中心側から順に、小径孔5a、第1凹部8a、第1中径孔5b、第2凹部8b、第2中径孔5c、第1大径孔5d、第3凹部8c、第2大径孔5eを備えている。
操作部材6は、図2〜図7に示すように、巻真と称する棒状のものであり、内端部側から順に、小径部6a、非円形部6b、大径部6c、鍔部6d、および取付部6eが設けられている。小径部6aは、丸棒状に形成され、軸挿入孔5の円形状の小径孔5aにスライドおよび回転可能に挿入されている。非円形部6bは、小径部6aよりも大径で、四角形などの多角形の非円形状に形成されたスプライン部である。
この非円形部6bは、図2〜図7に示すように、軸挿入孔5の第1凹部8a、第1中径孔5b、第2凹部8b、第2中径孔5c内にスライドおよび回転可能に配置されている。また、操作部材6の大径部6cは、図2〜図7に示すように、非円形部6bよりも大径の円形の丸棒状に形成され、第1大径孔5d、第3凹部8c、第2大径孔5e内にスライドおよび回転可能に配置されている。
さらに、操作部材6の鍔部6dは、図2〜図7に示すように、大径部6cおよび第2大径孔5eよりも大径で、ベース部材4の外面に接離可能に配置されている。また、操作部材6の取付部6eは、大径部6cとほぼ同じ大きさの径で、ベース部材4から腕時計ケース1の外部に向けて突出し、この突出した部分に竜頭9(図1参照)が取り付けられるように構成されている。
この場合、軸挿入孔5の小径孔5aは、図3および図6に示すように、操作部材6の小径部6aの外径と同じ大きさの円形状に形成され、小径部6aがスライドおよび回転可能に配置されている。第1、第2中径孔5b、5cは、操作部材6の非円形部6bの外径と同じ大きさの円形状に形成され、非円形部6bがスライドおよび回転可能に配置されている。第1、第2大径孔5d、5eは、操作部材6の大径部6cの外径と同じ大きさの円形状に形成され、大径部6cがスライドおよび回転可能に配置されている。
一方、ベース部材4の第1凹部8aは、図2、図3、図5および図6に示すように、ベース部材4に非円形部6bの外径よりも大きい凹部状に設けられ、その内部にスイッチ車10がベース部材4から露出した状態で配置されている。このスイッチ車10は、外周が四角形などの多角形の非円形状に形成され、かつ軸中心に非円形部6bと同じ四角形などの多角形の非円形状の軸孔11が設けられた構造になっている。
この場合、スイッチ車10は、図2、図3、図5および図6に示すように、外周に第1環状溝10aと第2環状溝10bとが四角形などの多角形の非円形状に設けられている。これにより、スイッチ車10は、軸孔11に非円形部6bがスライド可能に挿入された状態で、操作部材6の回転によって非円形部6bと共に回転するように構成されている。
また、ベース部材4の第2凹部8bは、図2、図3、図5および図6に示すように、ベース部材4に非円形部6bの外径よりも大きい凹部状に設けられ、その内部に星型車12がベース部材4から露出した状態で配置されている。この星型車12は、外周に複数の突起部(図示せず)が設けられ、軸中心に非円形部6bと同じ四角形などの非円形の軸孔12aが設けられた構造になっている。これにより、星型車12は、軸孔12aに非円形部6bがスライド可能に挿入された状態で、操作部材6の回転によって非円形部6bと共に回転するように構成されている。
さらに、ベース部材4の第3凹部8cは、図2〜図7に示すように、ベース部材4に大径部6cに対応して凹部状に設けられ、操作部材6の大径部6cがスライドおよび回転可能に配置され、この大径部6cをベース部材4の外部に露出させるように構成されている。この場合、操作部材6の大径部6cには、係合溝13が環状に設けられている。この係合溝13は、内径が非円形部6bの外径とほぼ同じ大きさで、軸方向の長さが第3凹部8cの軸方向の長さの1/3程度の長さで短く形成されている。
すなわち、この係合溝13は、図2〜図7に示すように、操作部材6がベース部材4の軸挿入孔5内に押し込まれた際に、ベース部材4の中心部側に位置する内端面が第3凹部8cの内端面に対応した状態で、大径部6cの内端部側に位置するように設けられている。これにより、係合溝13は、ベース部材4に設けられた第3凹部8cに対応した状態で、この第3凹部8c内においてスライドおよび回転可能な状態で移動するように構成されている。
一方、スライド規制機構7は、図2〜図7に示すように、操作部材6の係合溝13内に配置される係合部15を備えたおしどりと称する抜止め部材14と、この抜止め部材14の回転位置を規制する位置規制部材16と、抜止め部材14の係合部15を操作部材6の係合溝13内に配置させた状態を維持させるために抜止め部材14を押える押え板17と、を備えている。
抜止め部材14は、図2〜図4に示すように、板状のものであり、ベース部材4に設けられた固定軸18に回転可能に取り付けられ、操作部材6のスライドに応じて係合部15が移動する際に、その係合部15の移動に追従して固定軸18を中心に回転するように構成されている。この場合、抜止め部材14の係合部15は、抜止め部材14の外周から操作部材6に向けて突出し、この突出した先端部側が操作部材6の係合溝13内にこれを横切って配置されて、抜止め部材14の固定軸18と反対側に向けて突出するように構成されている。
すなわち、この係合部15は、図2〜図4に示すように、ほぼ菱形状に形成され、操作部材6の係合溝13内に操作部材6の軸方向と交差する方向に横切って配置されている。この係合部15は、操作部材6がスライドする際に、係合溝13内の両側面に常に係合部15の両側部の一部が接触した状態を維持して、操作部材6と共に移動するように構成されている。
また、スライド規制機構7の位置規制部材16は、図2および図5に示すように、一端部がベース部材4に固定された板状のばね部材である。この位置規制部材16の他端部である先端部には、抜止め部材14に設けられた突起部19を係脱可能に3段階で係止する回転規制部20が設けられている。この回転規制部20には、位置規制部材16の撓み力であるばね力によって抜止め部材14の突起部19を係脱可能に係止する第1〜第3係止凹部20a〜20cが設けられている。
これにより、回転規制部20は、図2に示すように、操作部材6がベース部材4に押し込まれて、抜止め部材14が固定軸18を中心に反時計回りに回転した際に、抜止め部材14の突起部19を位置規制部材16のばね力に抗して第1係止凹部20aで係止することにより、抜止め部材14を第1の回転位置に規制させて、操作部材6を第1のスライド位置に規制するように構成されている。
また、この回転規制部20は、操作部材6がベース部材4から1段階引き出されて、抜止め部材14が固定軸18を中心に図2において時計回りに回転した際に、抜止め部材14の突起部19を位置規制部材16のばね力に抗して第2係止凹部20bで係止することにより、抜止め部材14を第2の回転位置に規制させて、操作部材6を第2のスライド位置に規制するように構成されている。
さらに、この回転規制部20は、図5に示すように、操作部材6がベース部材4から2段階引き出されて、抜止め部材14が更に固定軸18を中心に時計回りに回転した際に、抜止め部材14の突起部19を位置規制部材16のばね力に抗して第3係止凹部20cで係止することにより、抜止め部材14を第3の回転位置に規制させて、操作部材6を第3のスライド位置に規制するように構成されている。
また、スライド規制機構7の押え板17は、図2、図4、図5および図7に示すように、ベース部材4に埋め込まれた筒状のねじ部材21にビス22によって取り付けられている。この押え板17は、抜止め部材14の係合部15の付け根部を押え付けて、係合部15を操作部材6の係合溝13内に配置させた状態を維持する第1押え部17aと、後述する複数のスイッチ板23a〜23cを押える第2押え部17bと、星型車12の外周に押し当てられる第3押え部17cと、を備えている。
この場合、複数のスイッチ板23a〜23cは、図2、図3、図5および図6に示すように、各一端部が第2押え部17bによってベース部材4上に押し付けられて固定された状態で、各他端部側がスイッチ車10の外周面に押して当てられるように構成されている。これにより、複数のスイッチ板23a〜23cは、操作部材6の非円形部6bの回転に伴って回転するスイッチ車10の回転に応じて、各他端部の先端がベース部材4に対する接離方向に変位して、ベース部材4に設けられた接点電極(図示せず)に接離可能に接触するように構成されている。
すなわち、複数のスイッチ板23a〜23cのうち、第1スイッチ板23aは、図2、図3、図5および図6に示すように、他端部がスイッチ車10の第1環状溝10a内に押して当てられ、操作部材6の非円形部6bの回転に伴って回転するスイッチ車10の回転に応じて、各他端部の先端がベース部材4に対する接離方向に変位して、ベース部材4に設けられた接点電極(図示せず)に接離可能に接触するように構成されている。
また、第2スイッチ板23bは、図2、図3、図5および図6に示すように、他端部がスイッチ車10の第1環状溝10aと第2環状溝10bとの間の外周面に押して当てられ、操作部材6の非円形部6bの回転に伴って回転するスイッチ車10の回転に応じて、各他端部の先端がベース部材4に対する接離方向に変位して、ベース部材4に設けられた接点電極(図示せず)に接離可能に接触するように構成されている。
さらに、第3スイッチ板23cは、図2、図3、図5および図6に示すように、他端部がスイッチ車10の第2環状溝10b内に押して当てられ、操作部材6の非円形部6bの回転に伴って回転するスイッチ車10の回転に応じて、各他端部の先端がベース部材4に対する接離方向に変位して、ベース部材4に設けられた接点電極(図示せず)に接離可能に接触するように構成されている。
これにより、複数のスイッチ板23a〜23cは、操作部材6の回転速度、操作部材6の回転方向を検出するように構成されている。この場合、ベース部材4には、図示しないが、操作部材6がベース部材4の外部に向けて1段階引き出されたときにオン状態なる第1スイッチと、操作部材6がベース部材4の外部に向けて2段階引き出されたときにオン状態になる第2スイッチと、が設けられている。これら第1スイッチと第2スイッチとは、それぞれモードを切り替えるスイッチである。
このため、第1スイッチと第2スイッチとは、これらのいずれかがオン状態のときに、第1〜第3スイッチ板23a〜23cの接点電極に対する接触によるスイッチ信号が時計モジュールに与えられ、このスイッチ信号に基づいて時計モジュールを駆動させるように構成されている。また、これら第1スイッチと第2スイッチとは、その何れもオン状態でないときに、第1〜第3スイッチ板23a〜23cの接点電極に対する接触によるスイッチ信号が時計モジュールに与えられても、時計モジュールが駆動されないように構成されている。
一方、押え板17の第3押え部17cは、図2、図3、図5および図6に示すように、押え板17から延長された板ばね部であり、一端部側が星型車12の外周に押し当てられて、操作部材6の非円形部6bの回転に伴って回転する星型車12の外周部の複数の突起部(図示せず)を順次乗り越えるごとに、クリック感を操作部材6に付与するように構成されている。
ところで、抜止め部材14には、図2〜図4、図8および図9に示すように、固定軸18が挿入する軸孔14aが操作部材6の軸方向と直交する方向に沿って固定軸18の外径よりも少し長い長孔状に形成されている。また、この抜止め部材14には、抜止め部材14を傾けるための押圧操作部14bが設けられている。この押圧操作部14bは、押圧操作された際に、ベース部材4における固定軸18の周囲に位置する支点部4aを中心に抜止め部材14を傾けて、抜止め部材14の係合部15を押し上げるためのものである。
すなわち、この押圧操作部14bは、図2、図8および図9に示すように、操作部材6が押し込まれて抜止め部材14の突起部19が位置規制部材16の第1係止凹部20aに係止された際に、押え板17の側方に位置して露出するように構成されている。これにより、抜止め部材14は、押え板17の側方に位置した押圧操作部14bが押圧操作された際に、ベース部材4の支点部4aを中心に傾いて、抜止め部材14の係合部15を押し上げて操作部材6の係合溝13から離脱させるように構成されている。
この場合、ベース部材4の第3凹部8cには、図2〜図7に示すように、操作部材6がベース部材4の外部に向けて引き出された際に、スライド規制機構7における抜止め部材14の係合部15が操作部材6の係合溝13内から離脱するのを防ぐ離脱規制部24が設けられている。
この離脱規制部24は、図2〜図7に示すように、抜止め部材14の係合部15をスライド可能に押える庇部であり、操作部材6がベース部材4の外部に向けて引き出された際に、係合溝13内を横切って突出した係合部15の先端部が潜り込むように構成されている。つまり、係合部15の先端部は、操作部材6がベース部材4の外部に向けて引き出された際に、離脱規制部24によって操作部材6の軸中心に向けて規制されるように構成されている。
すなわち、この離脱規制部24は、図2〜図7に示すように、操作部材6がベース部材4の外部に向けて引き出された際における係合部15の先端部に対応して、ベース部材4の第3凹部8cの内側面に一体に設けられている。つまり、この離脱規制部24は、操作部材6がベース部材4の外部に向けて引き出された際における操作部材6の係合溝13に対応して第3凹部8cの内側面に一体に設けられている。
また、この離脱規制部24は、図2〜図7に示すように、操作部材6がベース部材4の内部に向けてスライドして押し込まれた際に、係合部15の先端部の潜り込みを解除して、係合溝13内から係合部15の離脱を可能にするように構成されている。すなわち、この離脱規制部24は、操作部材6がベース部材4の内部に向けて押し込まれた際における操作部材6の係合溝13に対応する箇所、つまり操作部材6がベース部材4の内部に向けて押し込まれた際における係合部15の先端部に対応する箇所を除いて設けられている。
また、この離脱規制部24は、図2〜図7に示すように、操作部材6の係合溝13の内周面に押し当てられる係合部15の下面と反対側の上面側に位置する操作部材6の大径部6cにおける上部側の外周面に離脱規制部24の下面が対応する状態で、係合部15の先端部側に位置する操作部材6の大径部6cにおける側部側の外周面に向けて接近するように、第3凹部8cの内側面から突出して設けられている。
この場合、抜止め部材14の係合部15は、図2〜図7に示すように、操作部材6の係合溝13内に配置された際に、抜止め部材14側と反対側の先端部が係合溝13内を横切って離脱規制部24側に向けて突出している。この突出した係合部15の先端部は、操作部材6がベース部材4の外部に向けて引き出された際に、離脱規制部24に対応する部分である。この係合部15の先端部には、切欠き部15aが離脱規制部24に対応して設けられている。
これにより、離脱規制部24は、図5〜図7に示すように、操作部材6がベース部材4の外部に向けて引き出されてスライド規制機構7によって第2のスライド位置と第3のスライド位置とのいずれかに規制された際に、係合部15における先端部の切欠き部15aが離脱規制部24に対応して離脱規制部24の下側に潜り込むことにより、操作部材6の係合溝13内からの係合部15の離脱を防ぐように構成されている。
また、この離脱規制部24は、図2〜図4、図8、図9に示すように、操作部材6がベース部材4の内部に向けて押し込まれてスライド規制機構7によって第1のスライド位置に規制された際に、係合部15における先端の切欠き部15aが離脱規制部24から離れて、離脱規制部24による規制が解除されることにより、操作部材6の係合溝13内からの係合部15の離脱を可能にするように構成されている。
すなわち、スライド規制機構7の抜止め部材14は、図2〜図4、図8、図9に示すように、操作部材6が押し込まれて第1のスライド位置に位置規制されて、離脱規制部24による抜止め部材14の係合部15の規制が解除された際に、抜止め部材14の押圧操作部14bが押圧操作されると、ベース部材4の支点部4aを中心に抜止め部材14が傾いて、抜止め部材14の係合部15が押し上げられるように構成されている。
このため、この抜止め部材14は、図2〜図4、図8、図9に示すように、ベース部材4の支点部4aを中心に傾く際に、係合部15が離脱規制部24によって妨げられることなく押し上げられて、操作部材6の係合溝13から離脱するように構成されている。これにより、操作部材6は、ベース部材4の軸挿入孔5から引き抜かれて取り外されるように構成されている。
次に、このような腕時計のスイッチ装置3の作用について説明する。
このスイッチ装置3は、通常、操作部材6がベース部材4の内部に向けて押し込まれて、スライド規制機構7によって第1のスライド位置に規制されている。
この状態では、操作部材6の係合溝13内に配置されている抜止め部材14の係合部15が操作部材6と共にベース部材4の内部に向けて移動し、この係合部15の移動に追従して抜止め部材14が固定軸18を中心に反時計回りに回転する。この抜止め部材14の回転に伴って抜止め部材14の突起部19が位置規制部材16のばね力に抗して移動して第1係止凹部20aに係止される。これにより、抜止め部材14が第1の回転位置に規制されて、操作部材6が第1のスライド位置に規制される。
このときには、第1スイッチと第2スイッチとがオン状態になっていない。このため、操作部材6を回転させて、スイッチ車10が回転し、このスイッチ車10の回転に伴って第1〜第3スイッチ板23a〜23cがベース部材4の接点電極(図示せず)に接離可能に接触してスイッチ信号が出力されても、そのスイッチ信号によって時計モジュール(図示せず)が駆動されずに、時刻修正などの動作が行われることはない。
また、このスイッチ装置3によって時計モジュール(図示せず)を駆動させて時刻修正などの動作を行う際には、操作部材6をベース部材4の外部に向けて1段階引き出す。すると、操作部材6の係合溝13内に配置されている抜止め部材14の係合部15が操作部材6と共にベース部材4の外部に向けて移動し、この係合部15の移動に追従して抜止め部材14が固定軸18を中心に図2において時計回りに回転する。
これにより、抜止め部材14の突起部19が位置規制部材16のばね力に抗して第2係止凹部20bに係止され、抜止め部材14が第2の回転位置に規制されて、操作部材6が第2のスライド位置に規制される。このときには、第1スイッチ(図示せず)がオン状態になり、第1のモードに切り替わり、時計モジュールの駆動が可能な状態になる。
また、操作部材6をベース部材4の外部に向けて2段階引き出すと、図5に示すように、操作部材6の係合溝13内に配置されている抜止め部材14の係合部15が操作部材6と共にベース部材4の外部に向けて更に移動し、この係合部15の移動に追従して抜止め部材14が固定軸18を中心に時計回りに回転する。
これにより、抜止め部材14の突起部19が位置規制部材16のばね力に抗して第3係止凹部20cに係止され、抜止め部材14が第3の回転位置に規制されて、操作部材6が第3のスライド位置に規制される。このときには、第2スイッチ(図示せず)がオン状態になり、第2のモードに切り替わり、時計モジュールの駆動が可能な状態になる。
このように、操作部材6が引き出されて第2のスライド位置と第3のスライド位置とのいずれかに位置規制された状態では、操作部材6を回転させると、操作部材6の非円形部6bの回転と共にスイッチ車10が回転する。すると、スイッチ車10の回転に伴って第1〜第3スイッチ板23a〜23cの各先端部がベース部材4に対する接離方向に変位して、ベース部材4の接点電極(図示せず)に接離する。
これにより、操作部材6の回転速度、操作部材6の回転方向が検出され、この検出された信号に基づいて時計モジュールが第1スイッチと第2スイッチとで選択されたモードにおいて時刻修正などの動作をする。また、このときには、操作部材6の非円形部6bの回転と共に星型車12が回転し、この星型車12の外周に押し当てられた押え板17の第3押え部17cが星型車12の外周の複数の突起部を順次乗り越えるごとに、操作部材6にクリック感が付与される。
このように、操作部材6が第2のスライド位置と第3のスライド位置とのいずれかの位置に規制された状態では、操作部材6の係合溝13内に配置された抜止め部材14の係合部15における先端部の切欠き部15aが、ベース部材4の第3凹部8c内に設けられた離脱規制部24に対応して、この離脱規制部24の下側に潜り込む。このときには、抜止め部材14における係合部15の付け根部が押え板17によって押え付けられて、係合部15が係合溝13に押えられているので、係合部15の先端部が離脱規制部24に当接することがなく、円滑に離脱規制部24の下側に潜り込む。
このため、操作部材6を強く引き出したり、また操作部材6を強く引き出しながら回転させたりしても、抜止め部材14の係合部15における先端部の切欠き部15aが離脱規制部24で押えられるので、抜止め部材14の係合部15が操作部材6の係合溝13内からせり上がって抜け出することがない。これにより、操作部材6が不用意にベース部材4の軸挿入孔5から抜け出して脱落することがない。
また、メンテナンスなどにより操作部材6をベース部材4の軸挿入孔5から取り外す場合には、まず、操作部材6をベース部材4の内部に向けて押し込んで第1のスライド位置に位置規制する。この状態では、図2に示すように、抜止め部材14の係合部15における先端部の切欠き部15aが離脱規制部24から離れて、離脱規制部24による係合部15の先端部の潜り込みが解除され、操作部材6の係合溝13内からの係合部15の離脱が可能になる。
このときには、抜止め部材14が第1の回転位置に規制され、この抜止め部材14の押圧操作部14bが押え板17の側方に位置して露出する。この露出した押圧操作部14bを押圧操作すると、ベース部材4の支点部4aを中心に抜止め部材14が傾いて、抜止め部材14の係合部15が離脱規制部24によって妨げられることなく押し上げられる。これにより、抜止め部材14の係合部15が操作部材6の係合溝13から離脱するので、操作部材6がベース部材4の軸挿入孔5から抜き出されて取り外される。
このように、この腕時計のスイッチ装置3によれば、ベース部材4の軸挿入孔5にスライドおよび回転可能に挿入され、かつ外周面に係合溝13が環状に設けられた操作部材6と、この操作部材6の係合溝13内に横切って配置されて操作部材6のスライドに伴って移動する係合部15を備えた抜止め部材14と、係合溝13内からの係合部15の離脱を防ぐ離脱規制部24と、を備え、係合部15の先端部は、操作部材6がベース部材4の外部に向けて引き出された際に、離脱規制部24によって操作部材6の軸中心に向けて規制されることにより、操作部材6の不用意な脱落を防ぐことができる。
すなわち、この腕時計のスイッチ装置3では、操作部材6がベース部材4の外部に向けて引き出された際に、操作部材6の係合溝13内にこれを横切って配置された係合部15の先端部が離脱規制部24によって操作部材6の軸中心に向けて規制されるので、係合溝13内から係合部15が離脱するのを確実に阻止することができる。このため、操作部材6を強く引き出したり、また操作部材6を強く引き出しながら回転させたりしても、係合部15が係合溝13内から抜け出することがないので、操作部材6が不用意にベース部材4の軸挿入孔5から抜け出して脱落しないようにすることができる。
つまり、このスイッチ装置3では、操作部材6がベース部材4の外部に向けて引き出された際に、係合溝13内を横切って突出した係合部15の先端部が離脱規制部24の下側に潜り込むので、係合溝13内から係合部15が離脱するのを確実に阻止することができる。このため、操作部材6を強く引き出したり、また操作部材6を強く引き出しながら回転させたりしても、係合部15が係合溝13内からせり上がって抜け出することがないので、操作部材6が不用意にベース部材4の軸挿入孔5から抜け出して脱落しないようにすることができる。
また、この腕時計のスイッチ装置3では、操作部材6がベース部材4の内部に向けてスライドして押し込まれた際に、離脱規制部24による係合部15の先端部の潜り込みが解除されて、係合溝13内からの係合部15の離脱を可能にすることにより、操作部材6をベース部材4の内部に向けてスライドさせて押し込んだときに、係合溝13内から係合部15を離脱させることができるので、メンテナンスなどの際に、操作部材6をベース部材4の軸挿入孔5から容易に抜き出して良好に取り外すことができる。
また、この腕時計のスイッチ装置3では、操作部材6がベース部材4の外部に向けて引き出された際における係合部15の先端部に対応するように、離脱規制部24がベース部材4の第2凹部8cの内側面に一体に設けられていることにより、操作部材6をベース部材4の外部に向けてスライドさせて引き出した際に、係合部15の先端部を離脱規制部24の下側に確実にかつ良好に潜り込ませることができる。
この場合、離脱規制部24は、ベース部材4の第3凹部8cにおける内側面に一体に設けられていることにより、別部品を用いる必要がないので、離脱規制部24を備えていても、部品点数が増加することがなく、組立作業の簡素化を図ることができ、これにより低コスト化を図ることができる。
また、この腕時計のスイッチ装置3では、離脱規制部24が、操作部材6の係合溝13の内周面に押し当てられる係合部15の下面と反対側の上面側に位置する操作部材6の上部側の外周面に対応する状態で、係合部15の先端部側に位置する操作部材6の側部側の外周面に向けて接近するように突出して設けられていることにより、操作部材6をベース部材4の外部に向けてスライドさせて引き出した際に、係合部15の先端部を離脱規制部24の下側に確実にかつ良好に潜り込ませることができる。
この場合、係合部15は、操作部材6の係合溝13内を横切って先端部が突出し、この係合部15の先端部に、切欠き部15aが離脱規制部24に対応して設けられていることにより、この切欠き部15aによって係合部15の先端部の厚みを薄くすることができるので、離脱規制部24がベース部材4に設けられていても、ベース部材4全体の厚みを薄くすることができ、これによりスイッチ装置3の薄型化を図ることができると共に、腕時計全体の薄型化を図ることができる。
さらに、この腕時計のスイッチ装置3では、操作部材6のスライド位置がスライド規制機構7によって複数段階に規制されていることにより、1つのスイッチ装置3で多くのスイッチ機能を増加させることができる。
すなわち、スライド規制機構7は、係合部15が設けられた抜止め部材14と、この抜止め部材14の回転位置を第1〜第3係止凹部20a〜20cで規制する位置規制部材16と、を備えているの、位置規制部材16の第1〜第3係止凹部20a〜20cによって抜止め部材14を第1〜第3の回転位置に規制して、操作部材6を第1〜第3のスライド位置に確実に規制することができる。
なお、上述した実施形態では、離脱規制部24をベース部材4の第3凹部8cの内面に一体に設けた場合について述べたが、この発明は、これに限らず、離脱規制部24を別部品として形成し、この別部品の離脱規制部をベース部材4に取り付けて第3凹部8c内に配置させた構造であっても良い。
また、上述した実施形態では、操作部材6が3段階でスライドするように構成した場合について述べたが、この発明は、これに限らず、操作部材6が2段階でスライドするように構成しても良く、また4段階以上でスライドするように構成しても良い。
また、上述した実施形態では、腕時計ケース1の3時側に位置するスイッチ装置3について述べたが、この発明は、これに限らず、2時側、4時側のスイッチ装置3にも適用することができる。
さらに、上述した実施形態では、腕時計に適用した場合について述べたが、この発明は、必ずしも腕時計である必要はなく、例えばトラベルウオッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計などの各種の時計に適用することができる。また、この発明は、必ずしも時計である必要はなく、携帯電話や携帯端末などの電子機器にも適用することができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、軸挿入孔が設けられたベース部材と、前記ベース部材の前記軸挿入孔にスライドおよび回転可能に挿入され、かつ外周面に係合溝が設けられた操作部材と、前記操作部材の前記係合溝内に配置されて前記操作部材のスライドに伴って移動する係合部を備えた抜止め部材と、前記係合溝内からの前記係合部の離脱を防ぐ離脱規制部と、を備え、前記係合部の先端部は、前記操作部材が前記ベース部材の外部に向けて引き出された際に、前記離脱規制部によって前記操作部材の軸中心に向けて規制されることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスイッチ装置において、前記離脱規制部は、前記操作部材が前記ベース部材の内部に向けて押し込まれた際に、前記係合部の前記先端部の潜り込みを解除して、前記係合溝内からの前記係合部の離脱を可能にすることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のスイッチ装置において、前記離脱規制部は、前記操作部材が前記ベース部材の外部に向けて引き出された際に、前記係合部の前記先端部に対応して、前記ベース部材に設けられていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスイッチ装置において、前記離脱規制部は、前記係合溝の内周面に押し当てられる前記係合部の一面と反対側の他面側に位置する前記操作部材の外周面に対応する状態で、前記係合部の前記先端部側に位置する前記操作部材の外周面に向けて接近するように突出して設けられていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスイッチ装置において、前記係合部の前記先端部には、切欠き部が前記離脱規制部に対応して設けられていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載されたスイッチ装置を備えていることを特徴とする時計である。
1 腕時計ケース
3 スイッチ装置
4 ベース部材
5 軸挿入孔
6 操作部材
7 スライド規制機構
8c 第3凹部
9 竜頭
13 係合溝
14 抜止め部材
15 係合部
15a 切欠き部
16 位置規制部材
17 押え板
18 固定軸
19 突起部
20 回転規制部
20a〜20c 第1〜第3係止凹部
24 離脱規制部

Claims (5)

  1. 軸挿入孔が設けられたベース部材と、
    前記ベース部材の前記軸挿入孔にスライドおよび回転可能に挿入され、かつ外周面に係合溝が設けられた操作部材と、
    前記操作部材の前記係合溝内に配置されて前記操作部材のスライドに伴って移動する係合部を備えた抜止め部材と、
    前記係合溝内からの前記係合部の離脱を防ぐ離脱規制部と、
    を備え、
    前記係合部の先端部は、前記操作部材が前記ベース部材の外部に向けて引き出された際に、前記離脱規制部によって前記操作部材の軸中心に向けて規制され
    前記係合部の前記先端部には、切欠き部が前記離脱規制部に対応して設けられていることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 請求項1に記載のスイッチ装置において、前記離脱規制部は、前記操作部材が前記ベース部材の内部に向けて押し込まれた際に、前記係合部の前記先端部の潜り込みを解除して、前記係合溝内からの前記係合部の離脱を可能にすることを特徴とするスイッチ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスイッチ装置において、前記離脱規制部は、前記操作部材が前記ベース部材の外部に向けて引き出された際に、前記係合部の前記先端部に対応して、前記ベース部材に設けられていることを特徴とするスイッチ装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスイッチ装置において、前記離脱規制部は、前記係合溝の内周面に押し当てられる前記係合部の一面と反対側の他面側に位置する前記操作部材の外周面に対応する状態で、前記係合部の前記先端部側に位置する前記操作部材の外周面に向けて接近するように突出して設けられていることを特徴とするスイッチ装置。
  5. 請求項1〜請求項のいずれかに記載されたスイッチ装置を備えていることを特徴とする時計。
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