JP6833893B2 - 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なドラムユニット、および、カートリッジ - Google Patents

電子写真画像形成装置本体に着脱可能なドラムユニット、および、カートリッジ Download PDF

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Description

本発明は、電子写真画像形成装置に用いられるドラムユニット、および、カートリッジに関するものである。
ここで、カートリッジとは、電子写真感光体やプロセス手段のうち少なくとも一つを有し電子写真画像形成装置本体に着脱可能なものを指す。
カートリッジの代表例として、プロセスカートリッジが挙げられる。このプロセスカートリッジとは、電子写真感光体ドラムと、この電子写真感光体ドラムに作用する現像装置等のプロセス手段とを一体的にカートリッジ化して、電子写真画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着されるものである。
また、電子写真画像形成装置とは電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。
電子写真画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
従来、電子写真感光体ドラム等の回転体に回転力を伝達するために電子写真画像形成装置本体に設けた本体側係合部を、前記装置本体の本体カバーの開閉動作によって、その回転軸線方向に移動させる機構を備えない前記装置本体が知られている。
そして、前記装置本体に対して、前記回転体の回転軸線に対して実質的に直交する所定方向に取り外し可能なプロセスカートリッジに関する構成が知られている。
さらに、前記構成において、プロセスカートリッジに設けたカップリング部材を、前記本体側係合部に係合させる構成が知られている。
このような回転力伝達手段としてのカップリング方式においては、電子写真感光体ドラムユニットに設けたカップリング部材を、電子写真感光体ドラムユニットの回転軸線に対して傾動可能に構成することによって、プロセスカートリッジの装置本体への着脱動作に伴って、カップリング部材の係合動作と離脱動作を可能にした構成が知られている(特許文献1)。
特許番号第4498407号公報
本発明の目的は、上述の従来技術を発展させるものである。
即ち、本発明の目的は、回転可能な本体側係合部を有する電子写真画像形成装置本体に対し着脱可能であって、前記本体側係合部の回転軸線に対し略直交する所定方向に移動した後に、前記装置本体の外側に取り外し可能なドラムユニットであって
(i)回転可能な感光ドラムと、
(ii)その内側に収納部を備え、前記感光ドラムに伝達するための回転力が伝達される回転可能なフランジと、
(iii)回転可能なカップリング部材であって、(iii−i)前記本体側係合部から前記回転力を受ける回転力受け部を備える自由端部と、(iii−ii)前記カートリッジの前記所定方向への移動に伴い前記回転力受け部が前記本体側係合部から離脱するべく前記カップリング部材の回転軸線が前記フランジの回転軸線に対し傾動可能となるように、前記収納部に少なくともその一部が収納されるように前記フランジに結合された結合部と、(iii−iii)前記結合部を貫通する貫通穴と、を有するカップリング部材と、
(iv)前記貫通穴を貫通して配置され、前記カップリング部材から前記回転力を受けることが可能で、その両端がそれぞれ前記フランジに支持された軸部と、
(v)前記フランジに取り付けられ、前記軸部の両端部に接触することで前記軸部の前記フランジの回転軸線方向の移動を規制して前記フランジから離脱することを規制する規制部材と、
を有することを特徴とするドラムユニットを提供することにある。
また、本発明の目的は、前記駆動伝達構成を採用したドラムユニット、または、カートリッジを提供することにある。
上記目的を達成するための本出願に係る発明は、
回転可能な本体側係合部を有する電子写真画像形成装置本体に対し着脱可能であって、前記本体側係合部の回転軸線に対し略直交する所定方向に移動した後に、前記装置本体の外側に取り外し可能なドラムユニットであって
(i)回転可能な感光ドラムと、
(ii)その内側に収納部を備え、前記感光ドラムに伝達するための回転力が伝達される回転可能なフランジと、
(iii)回転可能なカップリング部材であって、(iii−i)前記本体側係合部から前記回転力を受ける回転力受け部を備える自由端部と、(iii−ii)前記カートリッジの前記所定方向への移動に伴い前記回転力受け部が前記本体側係合部から離脱するべく前記カップリング部材の回転軸線が前記フランジの回転軸線に対し傾動可能となるように、前記収納部に少なくともその一部が収納されるように前記フランジに結合された結合部と、(iii−iii)前記結合部を貫通する貫通穴と、を有するカップリング部材と、
(iv)前記貫通穴を貫通して配置され、前記カップリング部材から前記回転力を受けることが可能で、その両端がそれぞれ前記フランジに支持された軸部と、
(v)前記フランジに取り付けられ、前記軸部の両端部に接触することで前記軸部の前記フランジの回転軸線方向の移動を規制して前記フランジから離脱することを規制する規制部材と、
を有することを特徴とするドラムユニットである。
本発明によれば、本体側係合部をその回転軸線方向に移動させる機構を備えない電子写真画像形成装置本体に対して、回転体の回転軸線と実質的に直交する所定方向に移動した後に、装置本体の外側に取り外し可能なカートリッジにおいて、回転力被伝達部材の内側に設けられた収納部の内縁でカップリング部材の傾斜(傾動)可能量を制限することなく、カップリング部材の脱落を規制することができる駆動伝達装置を提供できた。
また、前記駆動伝達装置を採用したドラムユニット、および、カートリッジを提供することができた。
本発明を適用可能な第1の実施例に係る、カップリング部材が電子写真感光体ドラムが回転するときの回転軸線に対して傾斜(傾動)する様子の説明図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る、電子写真画像形成装置の断面図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る、プロセスカートリッジの断面図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る、プロセスカートリッジを分解した斜視図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る、電子写真画像形成装置本体にプロセスカートリッジを着脱する様子の斜視図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る、カップリング部材が傾斜(傾動)する動作を伴いながら、電子写真画像形成装置本体にプロセスカートリッジを着脱する様子の説明図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る、カップリング部材の斜視図及び断面図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る、電子写真感光体ドラムユニットの構成の説明図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る、電子写真感光体ドラムユニットをクリーニングユニットに組み込む様子の説明図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る、駆動側フランジユニットを分解した斜視図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る、駆動側フランジユニットの構成の説明図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る、駆動側フランジユニットの組立方法の説明図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る、寸法の一例の説明図である。 本発明を適用可能な第2の実施例に係る、駆動側フランジユニットの構成の説明図である。 本発明を適用可能な第3の実施例に係る、カップリング部材の斜視図及び断面図である。 本発明を適用可能な第3の実施例に係る、カップリング部材がピンの軸線周りに傾斜(傾動)した状態の図である。 本発明を適用可能な第3の実施例に係る、カップリング部材がピンの軸線と直交する軸周りに傾斜(傾動)した状態の図である。 本発明を適用可能な第4の実施例に係る、カップリング部材の斜視図及び断面図である。 本発明を適用可能な第4の実施例に係る、フランジおよび規制部材の斜視図である。 本発明を適用可能な第4の実施例に係る、駆動側フランジユニットの組立方法を示した図である。 本発明を適用可能な第4の実施例に係る、駆動側フランジユニットの状態におけるカップリング部材486の傾動動作の規制方法について示した図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、電子写真画像形成装置の駆動部斜視図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、プロセスカートリッジを分解した斜視図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、電子写真感光体ドラムユニットをクリーニングユニットに組み込む様子の説明図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、寸法の一例の説明図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、電子写真画像形成装置の斜視図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、装置本体の駆動部分解斜視図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、装置本体の駆動部一部拡大図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、装置本体の駆動部一部拡大図の断面図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着、位置決め説明図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着、位置決め説明図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着、位置決め説明図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第5の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第6の実施例に係る、装置本体の駆動部一部拡大図である。 本発明を適用可能な第6の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第6の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第6の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第6の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第6の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第6の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第6の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第7の実施例に係る、装置本体の駆動部一部拡大図である。 本発明を適用可能な第7の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第7の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第7の実施例に係る、装置本体の駆動部一部拡大図である。 本発明を適用可能な第7の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第7の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第7の実施例に係る、装置本体の駆動部一部拡大図である。 本発明を適用可能な第8の実施例に係る、装置本体の駆動部一部拡大図である。 本発明を適用可能な第8の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。 本発明を適用可能な第8の実施例に係る、装置本体へのカートリッジ装着説明図である。
本発明に係るカートリッジ及び電子写真画像形成装置に関して、図面を用いて説明する。以下、電子写真画像形成装置として、レーザービームプリンタを例に挙げ、カートリッジとして、レーザービームプリンタに用いられるプロセスカートリッジを例に挙げて説明する。
なお、以下の説明において、プロセスカートリッジの長手方向とは、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱する方向と実質的に直交する方向であり、電子写真感光体ドラムの回転軸線と平行であり、且つ、記録媒体の搬送方向と交差する方向である。長手方向において、画像形成装置本体から電子写真感光ドラムが回転力を受ける側を駆動側(図4においてカップリング部材86側)とし、その反対側を非駆動側とする。
また、説明文中の符号は、図面を参照するためのものであって、構成を限定するものではない。
(1) 電子写真画像形成装置構成と画像形成プロセスの説明
図2は、電子写真画像形成装置の画像形成装置本体A(以下、装置本体Aと記載する)及びプロセスカートリッジ(以下、カートリッジBと記載する)の断面図である。
図3は、カートリッジBの断面図である。
ここで、装置本体Aとは、電子写真画像形成装置のカートリッジBを除いた部分である。
図2を用いて電子写真画像形成装置構成について説明する。
図2に示す電子写真画像形成装置は、カートリッジBを装置本体Aに着脱可能とした電子写真技術を利用したレーザビームプリンタである。カートリッジBが装置本体Aに装着されたとき、露光装置3(レーザースキャナユニット)の下側にカートリッジBが配置される。
また、カートリッジBの下側に画像形成対象となる記録媒体(以下、シート材Pと記載する)を収容したシートトレイ4が配置されている。
更に、装置本体Aには、シート材Pの搬送方向Dに沿って、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5c、転写ガイド6、転写ローラ7、搬送ガイド8、定着装置9、排出ローラ対10、排出トレイ11等が順次配置されている。なお、定着装置9は、加熱ローラ9a及び加圧ローラ9bにより構成されている。
次に、図2、図3を用いて画像形成プロセスの概略を説明する。
プリントスタート信号に基づいて、回転体である電子写真感光体ドラム62(以下、ドラム62と記載する)は矢印R方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。
バイアス電圧が印加された帯電ローラ66は、ドラム62の外周面に接触し、ドラム62の外周面を一様均一に帯電する。
露光装置3は、画像情報に応じたレーザ光Lを出力する。そのレーザ光LはカートリッジBの上面の露光窓部74を通り、ドラム62の外周面を走査露光する。
これにより、ドラム62の外周面には画像情報に対応した静電潜像が形成される。
一方、図3に示すように、現像装置としての現像ユニット20において、トナー室29内の現像剤(以下、「トナーT」と称す)は、搬送部材43の回転によって撹拌、搬送され、トナー供給室28に送り出される。
トナーTは、マグネットローラ34(固定磁石)の磁力により、現像ローラ32の表面に担持される。
トナーTは、現像ブレード42によって、摩擦帯電されつつ現像ローラ32周面の層厚が規制される。
そのトナーTは、静電潜像に応じてドラム62へ転移され、トナー像として可視像化される。すなわち、ドラムはトナー(トナー像)を担持して回転する。
また、図2に示すように、レーザ光Lの出力タイミングとあわせて、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5cによって、装置本体Aの下部に収納されたシート材Pがシートトレイ4から給送される。
そして、そのシート材Pが転写ガイド6を経由して、ドラム62と転写ローラ7との間の転写位置へ供給される。この転写位置において、トナー像はドラム62からシート材Pに順次転写されていく。
トナー像が転写されたシート材Pは、ドラム62から分離されて搬送ガイド8に沿って定着装置9に搬送される。そしてシート材Pは、定着装置9を構成する加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとのニップ部を通過する。
このニップ部で加圧・加熱定着処理が行われてトナー像はシート材Pに定着される。トナー像の定着処理を受けたシート材Pは、排出ローラ対10まで搬送され、排出トレイ11に排出される。
一方、図3に示すように、転写後のドラム62は、クリーニングブレード77により外周面上の残留トナーが除去されて、再び、画像形成プロセスに使用される。ドラム62から除去されたトナーはクリーニングユニット60の廃トナー室71bに貯蔵される。
上記において、帯電ローラ66、現像ローラ32、クリーニングブレード77がドラム62に作用するプロセス手段である。
(2) カートリッジBの構成説明
次にカートリッジBの全体構成について図3、図4を用いて説明する。
図4は、カートリッジBを分解した斜視図である。
カートリッジBはクリーニングユニット60と現像ユニット20を合体して構成される。
クリーニングユニット60は、クリーニング枠体71、ドラム62、帯電ローラ66およびクリーニングブレード77等からなる。
ここで、ドラム62の駆動側端部にはカップリング部材86が設けられている。ここで、ドラム62は、ドラム軸線としての回転軸線L1(以下軸線L1と記載する)を中心に回転可能である。また、カップリング部材86は、カップリング軸線としての回転軸線L2(以下軸線L2と記載する)を中心に回転可能である。カップリング部材86は、ドラム62に対し傾斜(傾動)可能に構成されている。即ち、軸線L2が軸線L1に対して傾斜可能である(詳細は後述する)。
一方、現像ユニット20は、トナー収納容器21、蓋22、現像容器23、第1サイド部材26L、第2サイド部材26R、現像ブレード42、現像ローラ32、マグネットローラ34、搬送部材43、トナーT、付勢部材46等からなる。
これらクリーニングユニット60と現像ユニット20を、結合部材75によって互いに回動可能に結合することによってカートリッジBを構成する。
具体的には、現像ユニット20の長手方向(現像ローラ32の軸線方向)両端の現像容器23に形成したアーム部23aL、23aRの先端に、現像ローラ32と平行な回動穴23bL、23bRが設けられている。
また、クリーニング枠体71の長手両端部のそれぞれには、結合部材75を嵌入するための嵌入穴71aが形成されている。
そして、アーム部23aL、23aRをクリーニング枠体71の所定の位置に合わせて、結合部材75を回動穴23bL、23bRと嵌入穴71aに挿入することで、クリーニングユニット60と現像ユニット20が結合部材75を中心に回動可能に結合される。
このとき、アーム部23aL、23aRの根元に取り付けられた付勢部材46がクリーニング枠体71に当たり、結合部材75を回動中心として現像ユニット20をクリーニングユニット60へ付勢している。
これにより、現像ローラ32はドラム62の方向へ確実に押し付けられる。
そして、現像ローラ32の両端部に取り付けられたリング形状の間隔保持部材(不図示)によって、現像ローラ32はドラム62から所定の間隔をもって位置する。
(3) カートリッジBの着脱の説明
次に、装置本体Aに対するカートリッジBの着脱について、図5、図6を用いて説明する。
図5は、装置本体AにカートリッジBを着脱する様子の斜視図である。
図6は、カップリング部材86が傾斜(傾動)する動作を伴いながら、装置本体AにカートリッジBを着脱する様子の説明図である。
装置本体Aには開閉扉13が回動可能に取り付けられている。
図5は、この開閉扉13が開かれた状態である。装置本体Aの内部には、本体側カップリング部材としての本体側係合部14、ガイドレール12、スライダー15が備えてある。
ここで、ガイドレール12はカートリッジBを装置本体A内に案内する本体側ガイド部材である。
また、本体側係合部14は、回転力付与部14b(図6参照)を有する。本体側係合部14は、カップリング86と係合してカップリング86に回転力を伝達する。なお、本体側係合部14は、回転可能に装置本体Aに支持されている。また、本体側係合部14は、その回転軸線方向や、その回転軸線と直交する方向には、移動しないように装置本体Aに支持されている。これにより、装置本体Aの構成を簡易化できる。
また、図6に示すように、スライダー15は、斜面15a、頂点15b、斜面15cを有し、バネとしての付勢部材16によって、X1方向に付勢されている。
図6を用いて、カップリング部材86が傾斜(傾動)する動作を伴いながら、装置本体AにカートリッジBが着脱される様子について説明する。
ガイドレール12に沿って、装置本体AにカートリッジBをX2方向へ挿入する(ここで、X2方向とは、本体側係合部14の回転軸線L3と略直交する所定方向である)。すると、図6(a1)(b1)に示すように、カップリング部材86の自由端部86aと斜面15aの当接によって、スライダー15がX5方向に退避する。
このとき、カップリング部材86は、自由端部86aが軸受部材76およびスライダー15に当接することによって、その位置が規制される。
さらに、カートリッジBをX2方向に挿入すると、図6(a2)(b2)に示すように、カップリング部材86の自由端部86aが頂点15bを通過し、斜面15cに当接する。
すると図6(a3)(b3)に示すように、スライダー15がX1方向に移動するとともに、カップリング部材86が軸受部材76のガイド部76bに沿ってX2方向下流側に傾斜(傾動)する。
さらにカートリッジBをX2方向に挿入すると、図6(a4)(b4)に示すように、カップリング部材86が本体側係合部14に当接する。この当接によってカップリング部材86の位置が規制され、カップリング部材86の傾斜(傾動)量が徐々に小さくなる。
装着完了位置までカートリッジBを挿入すると、図6(a5)(b5)に示すように、ドラム62の軸線L1、カップリング部材86の軸線L2、本体側係合部14の軸線は実質的に同一直線上に位置する。
このように、カップリング部材86と本体側係合部14が係合することで、回転力を伝達可能となる。
そして、装置本体AからカートリッジBを取り外す際は、装着動作と同様にカップリング部材86が軸線L1に対して傾斜(傾動)することで、本体側係合部14から離脱する。すなわち、カートリッジBが、X2方向とは反対方向(ここで、X2方向とは反対方向とは、本体側係合部14の回転軸線L3と略直交する所定方向である)に移動することにより、カップリング部材86が本体側係合部14から離脱する。
なお、本実施例では、スライダー15はカートリッジBが装着完了位置にあるとき、カップリング部材86に対して隙間が空くように設定されている。これによって、スライダー15の当接によってカップリング部材86の回転負荷が増すことを防止している。
なお、カートリッジBがX2方向またはX2方向とは反対方向に移動するのは、装着完了位置の近傍だけでよく、それ以外の場所では、カートリッジBがどのような方向に移動してもよい。すなわち、カップリング部材86が係合または離脱する時点において、本体側係合部14の回転軸線L3と略直交する所定方向に移動すればよい。
(4) カップリング部材86の説明
カップリング部材86について、図7を用いて説明する。
図7(a)はカップリング部材の斜視図であり、図7(b)は図7(a)のS1平面で切断した断面図である。図7(c)は図7(a)のS2平面で切断した断面図である。図7(d)は、図7(a)のS1平面に対して直交する方向に沿ってカップリング部材を見た図である。
図7に示すように、カップリング部材86は主に3つの部分を有する。
第一の部分は、本体側係合部14と係合して、この本体側係合部14から回転力を受けるための自由端部86aである。
第二の部分は、実質的に球形状である結合部86cである。この結合部86cは、回転力被伝達部材である駆動側フランジ87へ結合(連結)される。
第三の部分は、自由端部86aと結合部86cとをつなぐ繋ぎ部86gである。
図7(b)に示すように、自由端部86aは、カップリング部材86の回転軸線L2に対して広がった開口部86mを有する。ここで、自由端部86aの最大回転半径は、繋ぎ部86gの最大回転半径よりも大きい。
開口部86mは、カップリング部材86が装置本体Aに装着された状態で、本体側係合部14側に向かって広がった拡開部(広がり部)としての円錐形状の受け面86fを有する。受け面86fは凹部86zを構成している。尚、凹部86zは、軸線L2方向において、ドラム62の設けられた側とは反対側に開口部86m(開口)を有する。
図7(a)に示すように、自由端部86aの先端側であって、軸線L2を中心とする円周上には、複数個の突起86d1〜d4が等間隔に配置されている。また、突起86d1〜86d4の各々の間には、待機部86k1〜86k4が設けられている。ここで、カップリング部材86の半径方向において、複数個の突起86d1〜d4よりも内側に凹部86zが位置するように構成されている。また、カップリング部材86の軸線方向において、複数個の突起86d1〜d4よりも内側に凹部86zが位置するように構成されている。
隣り合う突起86d1〜d4の間隔(待機部86k1〜k4)は、この間隔内に回転力付与部14bが位置できるように、回転力付与部14bの外径よりも大きく設定されている。
カップリング部材86に本体側係合部14から回転力が伝達されるのを待機している際には、待機部86k1〜k4の何れかに回転力付与部14bが位置する。更に、図7(a)において、突起86d1〜d4のX3方向下流側には、カップリング部材86の回転方向と交差する回転力受け部86e1〜86e4が各々設けられている。
カップリング部材86と本体側係合部14が係合し、本体側係合部14が回転している状態では、回転力付与部14bが、回転力受け部86e1/86e3の対、もしくは回転力受け部86e2/86e4の対、のいずれかに接触する。これによって、本体側係合部14からカップリング部材86に回転力が伝達される。
尚、カップリング部材86に伝達される回転トルクをできるだけ安定させるため、回転力受け部86e1〜86e4は軸線L2上に中心を有する同一円周上に配置することが望ましい。これにより、回転力伝達半径が一定となり、カップリング部材86に伝達される回転トルクが安定する。
また回転力を受けたカップリング部材86の位置をできるだけ安定させるため、回転力受け部86e1と86e3、及び86e2と86e4を180°対向した位置に配置することが望ましい。
また、突起86d1〜d4の設置個数は本実施例では4個としたが、前述のように回転力付与部14bが待機部86k1〜86k4に入り込むことができれば、適宜変更可能である。即ち、本実施例は、突起86dが2個である場合も、6個である場合も含む。
さらに、回転力受け部86e1〜86e4は、駆動軸受け面86fの内側に配置されていても良い。或いは、回転力受け部86e1〜86e4は、軸線L2方向において、駆動軸受け面86fから外方へ突出した箇所に配置されていても良い。なお、回転力受け部86e1〜86e4は、繋ぎ部86gの最大回転半径よりも軸線L2から遠い箇所に配置されている。
図7に示すように、結合部86cは、実質的に軸線L2上に中心を有する球形状である。結合部86cの最大回転半径は、繋ぎ部86gの最大回転半径よりも大きい。
結合部86cには軸線L2の直交方向に貫通した貫通穴である穴部86bが設けられている。この穴部86bは、軸線L2に対し実質的に直交する方向に開口している。そして、ピン88が、この穴部86bを貫通している。この穴部86bとピン88との遊びは、カップリング部材86の傾動を許容する程度に設定されている。この穴部86bの断面積は、結合部86cの中心近傍(軸線L2の近傍)で最小となるように構成されている。結合部86cの回転中心(軸線L2)から離れるに従って拡大(拡開)するように構成されている。このように構成したことにより、カップリング部材86は、駆動側フランジ87に対し、いずれの方向にも傾斜(傾動、旋回)できる。そして、穴部86bの内側(内壁)にはカップリング部材86の回転方向と交差した回転力伝達部86b1と脱落規制部である第一脱落規制部86p1、第二脱落規制部86p2、第三脱落規制部86p3が設けられている。ここで、第一脱落規制部86p1、第三脱落規制部86p3は、穴部86bの回転中心に最も近いところに位置する。なお、第一脱落規制部86p1(:軸線L2の近傍の部分)は、軸線L2と軸線L1が一致した状態において、ピン88と当接することにより、カップリング部材の脱落を規制する。そして、第二脱落規制部86p2は、第一脱落規制部86p1から結合部86cの外側に延びる略平面である。ここで、主として第一脱落規制部86p1がピン88に当接することにより、カップリング部材86の脱落が防止される。しかしながら、カップリング部材86が傾斜(傾動)したときには、第二脱落規制部86p2や第三脱落規制部86p3もピン88に当接することにより脱落を規制する。尚、第二脱落規制部86p2や第三脱落規制部86p3の箇所がピン88に当接しないように構成し、第一脱落規制部86p1のみでカップリング部材86の脱落を規制するように構成しても良い。また図7に示すように、繋ぎ部86gは、自由端部86aと結合部86cとを繋ぐ円筒形状であって、実質的に軸線L2に沿った円柱形状(または円筒形状)の軸部である。
なお、回転負荷によるカップリング部材86のねじれを抑制し、回転伝達精度を向上させるためには、繋ぎ部86gをより短く、より太くすることが望ましい。
本実施例のカップリング部材86の材質は、ポリアセタール、ポリカーボネート、PPS等の樹脂である。但し、カップリング部材86の剛性を上げるために、負荷トルクに応じて上記樹脂中にガラス繊維、カーボン繊維等を配合しても良い。前記材料を配合した場合には、カップリング部材86の剛性を上げることができる。また、前記樹脂中に、金属をインサートして更に剛性を上げても良いし、カップリング部材86全体を金属等で製作しても良い。
また、自由端部86a、結合部86c,及び、繋ぎ部86gは,一体成形されていても、或いは、各々別体に形成されたものが一体に結合されても良い。本実施例では、これらを樹脂で一体成形している。これによって、カップリング部材86の製造の容易性、部品としての精度の向上を実現している。
(5) 電子写真感光体ドラムユニットU1の構成説明
図8及び図9を用いて、電子写真感光体ドラムユニットU1(以下、ドラムユニットU1と記載する)の構成について説明する。
図8はドラムユニットU1の構成の説明図であり、図8(a)は駆動側から見た斜視図、図8(b)は非駆動側から見た斜視図、図8(c)は分解した斜視図である。
図9は、ドラムユニットU1をクリーニングユニット60に組み込む様子の説明図である。
図8に示すように、ドラムユニットU1は、ドラム62、駆動側フランジユニットU2、及び、非駆動側フランジ64、アース板65で構成されている。
ドラム62は、表面に感光層を被覆したアルミ等の導電性の部材である。なお、ドラム62は、内部が中空であっても、或いは、内部が中実でも構わない。
駆動側フランジユニットU2は、ドラム62の駆動側の端部に配置されている。具体的には、図8(c)に示すように、駆動側フランジユニットU2は、回転力被伝達部材である駆動側フランジ87の被固定部87bがドラム62の端部の開口部62a1に嵌合し、接着やカシメ等でドラム62に固定される。そして、駆動側フランジ87が回転すると、ドラム62が一体的に回転する。ここで、駆動側フランジ87のフランジ軸線としての回転軸線は、ドラム62の軸線L1とが実質的に同軸(同一直線上)になるように、駆動側フランジ87はドラム62に固定される。
なお、「実質的に同軸(同一直線上)」とは、完全に一致した同軸(同一直線上)の場合に加え、部品寸法のばらつき等によって同軸(同一直線上)から多少ずれている場合も含む。以下説明においても、同様である。
同様に、非駆動側フランジ64は、ドラム62と実質的に同軸上で、ドラム62の非駆動側の端部に配置されている。非駆動側フランジ64は樹脂製で、図8(c)に示すように、ドラム62端部の開口部62a2に、接着やカシメ等でドラム62に固定される。また、非駆動側フランジ64には、ドラム62を接地するために、導電性(主に金属)のアース板65が配置されている。アース板65は、ドラム62の内周面に接し、装置本体Aと電気的に接続されている。
図9に示すように、ドラムユニットU1はクリーニングユニット60に支持される。
ドラムユニットU1の駆動側において、駆動側フランジ87の被支持部87dは、支持部材としての軸受部材76の支持部76aによって回転可能に支持される。
軸受部材76は、ビス90によりクリーニング枠体71に固定される。一方、ドラムユニットU1の非駆動側において、非駆動側フランジ64の軸受部64a(図8(b)参照)がドラム軸78によって回転可能に支持される。なお、ドラム軸78はクリーニング枠体71の非駆動側に設けられた支持部71bに圧入固定されている。
なお本実施例では、クリーニング枠体71に軸受部材76をビス90によって固定する構成について説明したが、接着によって固定する構成や、溶融した樹脂により接合する構成でもよい。
また、クリーニング枠体71と軸受部材76を一体化してもよい。この場合、一部品削減することができる。
(6) 駆動側フランジユニットU2の説明
図10、図11を用いて、駆動側フランジユニットU2の構成について説明する。
図10は駆動側フランジユニットU2を分解した斜視図であり、図10(a)は駆動側から、図10(b)は非駆動側から見た図である。
図11は駆動側フランジユニットU2の構成の説明図であり、図11(a)は駆動側フランジユニットU2の斜視図、図11(b)は図11(a)のS2平面で切断した断面図、図11(c)は図11(a)のS3平面で切断した断面図である。
図12は駆動側フランジユニットU2の組立方法の説明図である。
図10、図11に示すように、駆動側フランジユニットU2は、カップリング部材86、ピン88、駆動側フランジ87、規制部材89を有する。ここで、カップリング部材86は本体側係合部14と係合し回転力を受ける。そして、ピン88は、実質的に円柱形状(または円筒形状)の軸部であって、軸線L1に対し略直交する方向に延びている。ここで、ピン88は、カップリング部材86から回転力を受け、その回転力を駆動側フランジ87に伝達する。また駆動側フランジ87は、ピン88から回転力を受け、その回転力をドラム62に伝達する。規制部材89は、駆動側フランジ87からピン88が脱落しないように規制する。
図10を用いて各構成部品について説明する。
カップリング部材86には、前述のように自由端部86a、結合部86cが設けられている。結合部86cには、貫通穴としての穴部86bが設けられおり、この穴部86b(の内側(内壁))に、回転力をピン88に伝達する回転力伝達部86b1と、カップリング部材86が駆動側フランジ87から脱落するのを規制するためにピン88と当接する第一脱落規制部86p1と、が設けられている。
駆動側フランジ87は、被固定部87b、収納部87i、ギア部(はす歯ギア、または、平歯ギア)87c、被支持部87dを有する。ここで、被固定部87bは、ドラム62に固定される部分である。また、収納部87iは、駆動側フランジ87の内部に設けられている。ここで、収納部87iは、その内部にカップリング部材87の結合部86cの少なくとも一部を収納する部分である。なお、本実施例においては、ピン88が収納部87iの内側に配置されている。また、ギア部87cは、現像ローラ32に回転力を伝達する部分である。更に、被支持部87dは、軸受部材76の支持部76aに支持される部分である。これらは、ドラム62の回転軸線L1と同軸線上に配置されている。
また、駆動側フランジ87は、その回転軸線L1に沿って見て、それぞれ軸線L1周りに約180°位相のずれ、軸線L1の方向に貫通した一対の穴部87eを有する。言い換えると、一対の穴部87eは、軸線L1を挟んで軸線L1と平行に配置されている。また、駆動側フランジ87は、軸線L1に沿って収納部87i側から見た時に、穴部87eの少なくとも一部を覆っており、軸線L1と交差する方向に突出した一対の抜け止め部87fを有する。更に、駆動側フランジ87は、軸線L1に沿って収納部87i側から見た時に抜け止め部87fの背後に位置し、後述するピン88から回転力を受ける一対の回転力被伝達部87gを有する。
さらに、駆動側フランジ87には、カップリング部材86が非駆動側(ドラム62の長手内側)に移動するのを規制する長手規制部87hが設けられている。
尚、本実施例では駆動側フランジ87は射出成形で成形された樹脂製であり、その材質は、ポリアセタール、ポリカーボネイト等である。但し、ドラム62を回転するための負荷トルクに応じて、駆動側フランジ87を金属製にしてもよい。
また、本実施例では駆動側フランジ87は、現像ローラ32に回転力を伝達するギア部87cを有する。しかしながら、現像ローラ32の回転は、特に駆動側フランジ87を介さなくとも良い。その場合には、ギア部87cは無くすことができる。しかし本実施例のように、駆動側フランジ87にギア部87cを配置する場合には、ギア部87cを駆動側フランジ87と一体成形することができる。
規制部材89は、円盤形状である基部89a、基部89aから軸線L1と略平行に突出し、基部の軸線周りに約180°位相のずれた一対の突出部89bが設けられている。ここで、規制部材89(一対の突出部89b)は、軸線L1に沿って被駆動側から駆動側に向かう方向に、駆動側フランジに挿入される。
さらに各突出部89bは、それぞれ、長手規制部89b1、回転規制部89b2を有する。
図11を用いて各構成部品の支持方法と連結方法について説明する。
ピン88は、抜け止め部87fと長手規制部89b1によってドラム62の長手方向(軸線L1)の位置が、回転力被伝達部87gと回転規制部89b2でドラム62の回転方向の位置が規制される。これにより、ピン88が駆動側フランジ87と規制部材89に支持(保持)される。言い換えると、ピン88の両端のぞれぞれは、突出部89bの先端と抜け止め部87fと回転力被伝達部87gとによって保持されている。
またカップリング部材86は、結合部86cが収納部87iに当接することによって駆動側フランジ87の軸線L1に対し垂直方向への移動が規制される。そして結合部86cが長手規制部87hに当接することにより駆動側から非駆動側への移動が規制される。更に、第一脱落規制部86p1とピン88とが当接することにより、カップリング部材86の非駆動側から駆動側への移動が規制される。これによりカップリング部材86は駆動側フランジ87とピン88に連結される。
図12を用いて駆動側フランジユニットU2の組立方法について説明する。
まず図12(a)に示すように、ピン88をカップリング部材86の貫通穴である穴部86bに挿入する。
次に図12(b)に示すように、ピン88の両端を駆動側フランジ87の一対の穴部87eに(軸線L1に沿って)挿入する。
その後、図12(c)に示すように、カップリング部材86とピン88を駆動側フランジ87の軸線L1周り(X4方向)に回転することで、ピン88の両端を一対の抜け止め部87fの背後に移動させる。
ここで、図12(d)に示すように、一対の穴部87eに規制部材89の一対の突出部89bを挿入し、この状態のまま、規制部材89を駆動側フランジ87に溶着や接着によって固定する。
(7) カップリング部材86の傾斜(傾動)動作の説明
図1を用いて、カップリング部材86の傾斜(傾動)動作について説明する。
図1は、カップリング部材86(軸線L2を含む)軸線L1に対して傾斜(傾動)する様子の説明図である。図1(a1)(a2)は、カップリング部材86が傾斜(傾動)した状態におけるカートリッジBの斜視図、図1(b1)は図1(a1)のS4平面で切断した断面図、図1(b2)は図1(a2)のS5平面で切断した断面図である。
図1を用いて、カップリング部材86が結合部86cの中心を中心として傾斜(傾動)する様子について説明する。
図1(a1)(b1)に示すように、カップリング部材86は軸線L1に対して、結合部86cの球中心を中心としてピン88の軸線周りに、自由端部86aと軸受部材76の回転規制部76cとが当接するまで傾斜可能(傾動可能)である。
また、図1(a2)(b2)に示すように、カップリング部材86は軸線L1に対して、結合部86cの球中心を中心としてピン88の軸線と直交する軸周りに、自由端部86aと軸受部材76の回転規制部76cとが当接するまで傾斜(傾動)可能である。
さらに、ピン88の軸線周りの傾斜(傾動)とピン88の軸線と直交する軸周りの傾斜(傾動)を合成することで、上述で説明した傾斜(傾動)方向と異なる方向にもカップリング部材86は傾斜(傾動)可能である。
このように、カップリング部材86は、軸線L1に対して実質的に全方向にわたって傾斜(傾動)可能である。即ち、カップリング部材86は、軸線L1に対してどのような方向にも傾斜(傾動)可能である。更には、カップリング部材86は、軸線L1に対してどのような方向にも揺動可能である。更には、カップリング部材86は、軸線L1に対して実質的に全方向にわたって旋回可能である。ここで、カップリング部材86の旋回とは、傾斜(傾動)した軸線L2が軸線L1周りに回転することである。
次に、図13を用いて、本実施例の寸法の一例を説明する。
図13(a1)に示すように、自由端部86aの直径をφZ1、結合部86cの球径をφZ2、繋ぎ部86gの直径をφZ3とする。
また、本体側係合部14先端の球形状の直径をφZ4、回転力付与部14bの長さをZ5とする。
図13(a2)に示すように、ピン88の直径をφZ6とする。
図13(b1)(b2)に示すように、カップリング部材86の、ピン88の軸線周りの傾斜(傾動)可能量をθ1、ピン88の軸線と直交する軸周りの傾斜(傾動)可能量をθ2とする。
このとき、例えば、φZ1=φ17.4mm、φZ2=φ15mm、φZ3=φ10mm、φZ4=φ10.35mm、Z5=14.1mm、φZ6=φ3mm、θ1=θ2=36.8°とした。
上記寸法で、カップリング部材86は本体側係合部14に係合できることを確認できた。また、カップリング部材86は本体側係合部14から離脱できることを確認できた。
なお、上記寸法は一例であって、その他寸法でも同様の動作が可能であり、本発明は上記寸法に限定されるものではない。
以上の説明及び図1に示すように本実施例では、
ピン88を、抜け止め部87fと長手規制部89b1によって長手方向の位置を、回転力被伝達部87gと回転規制部89b2(図10参照)で回転方向の位置を規制し、駆動側フランジ87と規制部材89で支持した。
また、結合部86cと収納部87iの当接によって、カップリング部材86の駆動側フランジ87の軸線と垂直方向の移動を規制した。そして、結合部86cと長手規制部87hの当接によって、カップリング部材86の駆動側から非駆動側への移動を規制した。更に、第一脱落規制部86p1とピン88の当接によって、カップリング部材86の非駆動側から駆動側への移動を規制した。
このようにカップリング部材86を駆動側フランジ87とピン88に連結した。
これにより、回転力被伝達部材86に設けた開口部の内縁でカップリング部材86の傾斜(傾動)可能量を制限することなく、カップリング部材86が駆動側フランジ87から脱落しないように構成した。
本実施例の構成では、傾斜(傾動)した状態のカップリング部材86の繋ぎ部86gに対して駆動側フランジ87の形状を逃がすことができる。よって従来構成よりカップリング86の傾斜(傾動)可能量を大きくすることができ、設計自由度が向上する。
さらに、カップリング部材86の傾斜(傾動)可能量を大きくできるため、繋ぎ部86gの軸線L2方向の長さを短くできる。これにより、カップリング部材86の剛性が高くなるため、ねじれが抑制され、回転伝達精度が向上する。
また、カップリング部材86の傾斜(傾動)可能量を大きくする代わりに、そのスペース分だけ繋ぎ部86gを太くできる。この場合も、カップリング部材86の剛性が高くなるため、ねじれが抑制され、回転伝達精度が向上する。
なお、本実施例に記載されている構成部品の機能、材質、形状その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
次に、本発明の実施例2の形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施例においては、前述した実施例と異なる部分について詳細に説明する。特に改めて記載しない限りは、材質、形状などは前述の実施例と同様である。そのような部分については、同一の番号を付与し、詳細な説明は省略する。
本実施例では、カップリング部材86を、駆動側フランジ287とピン88に連結する構成は実施例1と同様である。
一方本実施例では、規制部材89を用いず、駆動側フランジ287のみでピン88を支持する点が異なる。
図14を用いて、駆動側フランジ287がピン88を支持する構成について説明する。
図14(a)は、駆動側フランジ287にカップリング86とピン88を組み付ける前の斜視図である。
図14(b)は組立後の駆動側フランジユニットの斜視図であり、図14(c)は図14(b)のS6平面で切断した断面図、図14(d)は図14(b)のS7平面で切断した断面図である。
図14(a)に示すように、駆動側フランジ287にはその回転軸線周りに約180°位相のずれた一対の凹部287kが設けられている。言い換えると、一対の凹部287kは、軸線L1を挟んで収納部287i側からドラム62側に凹んでいる。
ピン88をカップリング部材86の穴部86bに通した状態で、ピン88の両端を凹部287kに挿入し、凹部287kの入口に熱カシメや樹脂の注入等によって、抜け止め部287mを形成する(図14(b)。
これにより、図14(b)(c)(d)に示すように、ピン88は、凹部287kと抜け止め部287mよって位置が規制され、駆動側フランジ287に支持される。
以上説明したように、本実施例では規制部材89を用いず、駆動側フランジ287のみでピン88を支持するように構成した。これにより、部品点数を削減し、コストダウンできる。
本発明の実施例3の形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施例においては、前述した実施例と異なる部分について詳細に説明する。特に改めて記載しない限りは、材質、形状などは前述の実施例と同様である。そのような部分については、同一の番号を付与し、詳細な説明は省略する。
本実施例において、カップリング部材が、ドラム62の回転軸線L1に対して実質的に全方向にわたって傾斜(傾動)可能である点は、前述した実施例と同様である。
一方本実施例では、カップリング部材の形状と、カップリング部材の結合部の球中心がドラム62の回転軸線L1方向に移動し、結合部の最大外径部が、駆動側フランジの収納部87iの内側から外側へ移動可能な点が、前述した実施例と異なる。
図15を用いて、本実施例のカップリング部材386の形状について説明する。
図15(a)はカップリング部材の斜視図であり、図15(b)は図15(a)のS8平面で切断した断面図である。
図15(b)に示すように、本実施例のカップリング部材386は、第一脱落規制部386p1、第二脱落規制部386p2を前述の実施例よりも自由端部386aから遠い位置に設けた。
また、図15(a)に示すように、第三脱落規制部386p3を略平面とし、前述の実施例よりも結合部386cの中心から遠い位置に設けた。
次に図16、図17を用いて、カップリング部材386が軸線L1方向に移動し、結合部386cの最大外径部が収納部87iから突出(離脱)しながら、カップリング部材386が軸線L1に対して傾斜(傾動)する様子について説明する。
図16は、カップリング部材386が軸線L1に対して、ピン88の軸線周りに傾斜(傾動)した状態の図であり、図17は、ピン88の軸線と直交する軸周りに傾斜(傾動)した状態の図である。
まず図16を用いて、カップリング部材386が軸線L1に対して、ピン88の軸線周りに傾斜(傾動)する様子について説明する。
図16(a)に示すように、前述の実施例と同様にスライダー15に押圧されると、カップリング部材386は、ピン88の軸線周りに、自由端部386aと軸受部材76の回転規制部76cとが当接するまで傾斜(傾動)する。
このとき、結合部386cの最大外径部は収納部87iの内側に位置しているので、カップリング部材386は、結合部386cと収納部87iの当接によって、軸線L1直交方向に移動できない。
また、本実施例のカップリング部材386の形状では、カップリング部材386の第三脱落規制部386p3とピン88の間に隙間が空く。
次に図16(b)に示すように、カップリング部材386は、第三脱落規制部386p3がピン88に当接するまで、軸線L1方向(X5方向)に移動する。
すると、自由端部386aと軸受部材76の回転規制部76cの間に隙間が空く。
そして図16(c)に示すように、カップリング部材386は、ピン88の軸線周りに、自由端部386aと軸受部材76の回転規制部76cとが当接するまでさらに傾斜(傾動)する。
また、X5方向への移動によって、結合部386cの球中心の位置が駆動側フランジ87の収納部87iの端部よりも駆動側になる。つまり、結合部386cの最大外径部が収納部87iの外側に突出する(離れる)。
すると結合部386cと収納部87iの隙間(遊び)が大きくなる。
そして、図16(d)に示すように、カップリング部材386は、結合部386cが収納部87iに当接するまで、X6方向に移動する。
すると再び、自由端部386aと軸受部材76の回転規制部76cの間に隙間が空く。これにより図16(e)に示すように、カップリング部材386は軸線L1に対して、ピン88の軸線周りに、自由端部386aと軸受部材76の回転規制部76cとが当接するまでさらに傾斜(傾動)する。
次に図17を用いて、カップリング部材386が軸線L1に対して、ピン88の軸線と直交する軸周りに傾斜(傾動)する様子について説明する。
図17(a)に示すように、前述の実施例と同様にスライダー15に押圧されると、カップリング部材386は、ピン88の軸線と直交する軸周りに、自由端部386aと軸受部材76の回転規制部76cとが当接するまで傾斜(傾動)する。
このとき、結合部386cの最大外径部は収納部87iの内側に位置しているので、カップリング部材386は、結合部386cと収納部87iの当接によって、軸線L1直交方向に移動できない。
また、本実施例のカップリング部材386の形状では、カップリング部材386の第一脱落規制部386p1とピン88の間に隙間が空く。
次に図17(b)に示すように、カップリング部材386は、第一規制部386p1がピン88に当接するまで、軸線L1方向(X7方向)に移動する。
すると、自由端部386aと軸受部材76の回転規制部76cの間に隙間が空く。
そして図17(c)に示すように、カップリング部材386は軸線L1に対して、ピン88の軸線と直交する軸周りに、自由端部386aと軸受部材76の回転規制部76cとが当接するまでさらに傾斜(傾動)する。
また図16のX5方向の移動と同様に、このX7方向への移動によって、結合部386cの球中心の位置が駆動側フランジ87の収納部87iの端部よりも駆動側になる。つまり、結合部386cの最大外径部が収納部87iの外側に突出する(離れる)。
すると、結合部386cと収納部87iの隙間(遊び)が大きくなる(図16(c)と同様。図17ではピン88の背面となるため不図示)。
そして、図17(d)に示すように、カップリング部材386は、結合部386cが収納部87iに当接するまで、X8方向に移動する。
すると再び、自由端部386aと軸受部材76の回転規制部76cの間に隙間が空く。
これにより図17(e)に示すように、カップリング部材386は軸線L1に対して、ピン88の軸線と直交する軸周りに、自由端部386aと軸受部材76の回転規制部76cとが当接するまでさらに傾斜(傾動)する。
まとめると、軸線L1の方向にカップリング部材386が移動可能となるように、結合部386cの少なくとも一部が、遊び(ガタ)を有して収納部87iに収納されていれば良い。
これにより、本実施例の構成では、前述の実施例よりカップリング部材386の傾斜(傾動)可能量を大きくすることができ、設計自由度がさらに向上する。
そして、前述の実施例よりカップリング部材386の傾斜(傾動)可能量を大きくできるため、繋ぎ部386gの軸線L32方向の長さをさらに短くできる。これにより、カップリング部材386の剛性がさらに高くなるため、ねじれがさらに抑制され、回転伝達精度がさらに向上する。
また、前述の実施例よりカップリング部材386の傾斜(傾動)可能量を大きくする代わりに、そのスペース分だけ繋ぎ部386gをさらに太くできる。この場合も、カップリング部材386の剛性がさらに高くなるため、ねじれがさらに抑制され、回転伝達精度がさらに向上する。
本発明の実施例4の形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施例においては、前述した実施例と異なる部分について詳細に説明する。特に改めて記載しない限りは、材質、形状などは前述の実施例と同様である。そのような部分については、同一の番号を付与し、詳細な説明は省略する。
本実施例において、カップリング部材が、ドラム62の回転軸線L1に対して実質的に全方向にわたって傾斜(傾動)可能である点は、前述した実施例と同様である。
一方本実施例では、カップリング部材と駆動側フランジと規制部材の形状が、前述の実施例と異なる。
図18を用いて、本実施例のカップリング部材486の形状について説明する。
図18(a)はカップリング部材486の斜視図であり、図18(b)は図18(a)のS9平面で切断した断面図、図18(c)は図18(a)のS10平面で切断した断面図である。
図18に示すように、本実施例のカップリング部材486は、軸線L42方向に回転力受け部486e1〜e4側から貫通穴としての穴部486bまで貫通したその他の貫通穴(第一の穴部)である穴部486iを有する。
またカップリング部材486は、穴部486iの内部に軸線L42と交差する方向に延伸したリブであるリブ486nを有する。
さらにカップリング部材486は、軸線L42方向の回転力受け部486e1〜e4と反対側の端部に、略球形状の結合部486cのその他の部分よりも凹んだ部分である被傾動規制部486rを有する。
この被傾動規制部486rは平面部である。
次に図19を用いて、本実施例の駆動側フランジ487と規制部材489の形状について説明する。
図19(a)(b)は駆動側フランジ487と規制部材489の斜視図である。
図19に示すように駆動側フランジ487は、その軸線方向に沿って、収納部487iとは逆側に貫通したフランジ貫通穴(第二の穴部)である穴部487pを有する。また、規制部材489は、その軸線方向に貫通した穴部489cを有する。
図20を用いて駆動側フランジユニットU42の組立方法について説明する。
図20(a)〜(c)は駆動側フランジユニットU42の組立方法の説明図である。
まず図20(a)に示すように、カップリング部材486を、第一の組立治具91に対する位相合わせのため軸線L42回りに回転しながら、カップリング部材486の穴部486iを第一の組立治具91に挿入する。すると、第一の組立治具91の位相規制部91aとリブ486nが係合し、第一の組立治具91に対するカップリング部材486の位相を規制できる。
次に図20(b)に示すように、ピン88をカップリング部材486の穴部486bに通す(軸部挿入工程)。そして、カップリング部材486の第一脱落規制部486p1と第一の組立治具91の保持部91bで挟み込んでピン88を保持する(軸部支持工程)。
その後、図20(c)に示すように、実施例1と同様に、カップリング部材486の端部とピン88をともに、駆動側フランジ487の収納部に挿入する。このときに、ピン88の両端を駆動側フランジ487の一対の穴部487eに挿入する。
本実施例の構成では、図20(b)に示すピン88をカップリング部材486の穴部486bに通す工程において、カップリング部材486の位相が決まっているので、必ず同じ方向からピン88を穴部486bに通すことができる。
また、図20(c)に示すピン88をカップリング部材486とともに保持した状態で、ピン88の両端を駆動側フランジ487の一対の穴部487eに挿入する工程(カップリング部材挿入工程)において、ピン88が第一脱落規制部486p1と保持部91bで保持されている。そのため、ピン88の位置ずれや脱落を防止できる。
よって前述の実施例より駆動側フランジユニットU42の組立性が向上する。
図21を用いて駆動側フランジユニットU42状態におけるカップリング部材486の傾動動作の規制方法について説明する。
図21(a)は駆動側フランジユニットU42の断面図であり、図21(b)(c)は駆動側フランジユニットU42の変形例の断面図である。
駆動側フランジユニットU42状態において、第二の組立治具92を穴部487pに挿入し、平面形状である押圧部92aを被傾動規制部486rに押圧すると、カップリング部材486の軸線L42と駆動側フランジ487の軸線とが一致した姿勢を保持することができる。つまり、カップリング部材486の傾動動作を規制できる。
これにより、駆動側フランジユニットU42は、搬送の際にカップリング部材486の傾斜(傾動)による姿勢変化で、カップリング部材486が組立装置と干渉して破損したりすることを防止できる。
よって前述の実施例より駆動側フランジユニットU42の組立性が向上する。
なお、被傾動規制部486rと押圧部92aの形状は、図21(b)に示すような、被傾動規制部486rが凹んだ円錐面で、押圧部92aが円錐形状でも良い。
また、被傾動規制部486rと押圧部92aの形状は、図21(c)に示すような、被傾動規制部486rが円錐面で、押圧部92aが凹んだ円錐面でも良い。
つまり被傾動規制部486rは、略球形状である結合部486cの他の部分より凹んでおり、第二の組立治具92に押圧されることで、カップリング部材486の傾動動作を規制することができる形状であれば、自由に選択して良い。
前述の実施例1乃至4においては、プロセスカートリッジの装置本体への装着動作に伴って、プロセスカートリッジに固定された上側ガイドと、装置本体に設けられた可動式の下側ガイドとで、カップリング部材を挟みこむことで、カップリング部材を装着方向下流側に傾斜させている。特許文献1の図80に記載された従来の構成も同様である。
このような構成においては、着脱時のカートリッジの姿勢によって、プロセスカートリッジに固定された上側ガイドの位置が動くことがある。これにより、カップリング部材の傾斜方向に多少のずれが生じる可能性がある。
そのため、着脱時にカートリッジの姿勢が傾いても、カップリング部材と本体側係合部を係合可能なように、構成部品の寸法精度を高くする必要があった。
本実施例は、このような構成をさらに発展させるものであり、装置本体に設けられた本体側係合部に対して、電子写真感光体ドラムに設けたカップリング部材を傾斜させて、カップリング部材と本体側係合部との係合を行う装置本体において、より安定したカップリング部材と本体側係合部との係合が可能な電子写真画像形成装置を提供するものである。
上記目的を達成するため、本実施例は、
記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、
(i) 回転可能な本体側係合部を有する装置本体と、
(ii) 前記本体側係合部の回転軸線に対して略直交する所定方向に沿って前記装置本体に装着可能なカートリッジであって、(ii−i)回転可能な回転体と、(ii−ii)前記回転体を回転させるための回転力を前記本体側係合部から受けるべく回転可能であって、前記回転体の回転軸線に対し傾動可能なカップリング部材と、を有するカートリッジと、
(iii) 前記カートリッジの装着過程において前記カップリング部材を挟み込むことにより前記カップリング部材を前記カートリッジの装着方向下流側に傾動させるべく、少なくとも一方が可動状態で前記装置本体に設けられた第一および第二ガイドと、
を有することを特徴とする電子写真画像形成装置である。
本実施例によれば、装置本体に設けられた本体側係合部に対して、電子写真感光体ドラムに設けたカップリング部材を傾斜させて、カップリング部材と本体側係合部との係合と離脱を行う装置本体において、より安定したカップリング部材と本体側係合部との係合が可能な電子写真画像形成装置を提供できる。
以下、図面を用いて本実施例の説明を行う。
図23は、本実施例におけるカートリッジBを分解した斜視図である。
図24は、本実施例におけるドラムユニットU1をクリーニングユニット60に組み込む様子の説明図である。
図25は、カップリング部材86が軸線L1に対して傾斜(傾動)する様子の説明図である。
本実施例においては、軸受部材76の形状の一部が実施例1と異なる。即ち、実施例1のようにガイド部76bを設けずに、カップリング部材86が上方に自由に旋回(傾動)できるように構成されている。それ以外の部分は、実施例1と同様である。尚、軸受部材76には、ドラムユニットU1と同軸に円筒部76dが設けられている。
次に、本実施例における装置本体Aに対するカートリッジBの着脱について説明する。
図26は、装置本体AにカートリッジBを着脱する様子の斜視図である。
図26に示すように、装置本体Aには開閉扉13が回動可能に取り付けられている。この開閉扉13を開くと、駆動側に、本体側係合部14、第一ガイドレール12a、第二ガイドレール12b、第一ガイド(固定ガイド)としての下側ガイド300a、第二ガイド(可動ガイド)としての上側ガイド310等が備えられている。
ここで、第一ガイドレール12aと第二ガイドレール12bはカートリッジBを装置本体A内に案内するものである。特に、第一ガイドレール12aは、カートリッジBが装置本体に対し装着または取り外しされる際のカップリング部材86の移動経路を構成する。
また、本体側係合部14は、回転力付与部14b(図22参照)を有し、カップリング部材86と係合してカップリング部材86に回転力を伝達する。なお、本体側係合部14は、回転可能に装置本体Aに支持され、その回転軸線方向や、回転軸線と直交する方向には、移動できないように装置本体Aに支持されている。
装置本体Aの開閉扉13を開いた後、カートリッジBを図中矢印X1方向に装着する。
図22、及び図27乃至図29を用いて、装置本体Aのカートリッジ駆動部の構成について説明する。
図22は装置本体Aの駆動部の斜視図、図27は駆動部の分解斜視図、図28は駆動部の一部拡大図、図29は図28に示すS6平面で切断した断面図である。
カートリッジ駆動部は、本体側係合部14、側板350、ホルダ300、駆動ギア355等で構成されている。
図29に示すように、本体側係合部14の駆動軸14aは駆動ギア355に対して不図示の手段で回転不能に固定されている。そのため、駆動ギア355が回転すると、本体側係合部14も回転する。また、駆動軸14aはその両端部をホルダ300の軸受部300dと、軸受354で回転自在に支持されている。
図27、図28に示すように、モータ352は第二側板351に取りつけられ、その回転軸にはピニオンギア353が設けられている。ピニオンギア353は駆動ギア355にかみ合っている。そのため、モータ352が回転すると、駆動ギア355が回転し、本体側係合部14も回転する。
第二側板351とホルダ300はそれぞれ側板350に固定されている。
また、図22、図27に示すように、ガイド部材320はカートリッジガイド部320fと、カップリングガイド部320gを備えており、第一ガイドレール12aおよび第二ガイドレール12bを構成している。ガイド部材320も側板350に固定されている。
図28に示すように、ホルダ300には、第一ガイド(固定ガイド)としての下側ガイド300a、回動軸300b、ストッパ300cが設けられている。回動軸300bには、第二ガイド(可動ガイド)としての上側ガイド310が回動自在に設けられており、付勢部材(弾性部材)としての付勢バネ315によって、図中矢印N方向に付勢されている(図27参照)。このとき、上側ガイド310はストッパ300cに当接しており、図中矢印N方向の位置が決まっている。このときの上側ガイド310の位置を作用位置と称す。なお、下側ガイド300aは、上側ガイド310に向かって突出した凸部を有する。
図30乃至図32を用いて、カートリッジBの装置本体Aへの装着および位置決めについて説明する。ここでは、説明をわかり易くするため。図30および図31では位置決めに必要な部品だけを図示して説明する。また、カップリング部材86が傾斜(傾動)する動作を伴いながら、カートリッジBが装置本体Aに装着される様子については後述する。
図30乃至図32は装置本体Aの外側から見た図であり、カートリッジBが装置本体Aに装着される様子を順に示している。
図30に示すように、ガイド部材320には、引込みバネ356が設けられている。引込みバネ356はガイド部材320の回動軸320cに回動可能に支持されており、ストッパ320d、320eで位置が固定されている。このとき、引込みバネ356の作用部356aは図中矢印J方向に付勢されている。
図30に示すように、カートリッジBを装置本体Aに装着する際は、第一ガイドレール12aにカートリッジBの円筒部76d(図24も参照)を、第二ガイドレール12bにカートリッジBの回転止めボス71cを沿わせるように挿入する(図24も参照)。このとき、カートリッジBの円筒部76dが、ガイド部材320のカートリッジガイド部320fに当接するように、カップリング86はカップリングガイド部材320gに当接するように装着される。
さらに、カートリッジBを図中矢印X2方向に挿入してゆくと、図31に示すように、カートリッジBの円筒部76dと、引込みバネ356の作用部356aが当接する。これにより、作用部356aは図中矢印H方向に弾性変形する。
その後、カートリッジBは所定の位置(装着完了位置)に装着される(図32参照)。このとき、カートリッジBの円筒部76dがガイド部材320の位置決め部320aに接触する。同様にカートリッジBの回転止めボス71cがガイド部材320の位置決め面320bに接触する。このようにして、装置本体Aに対してカートリッジBの位置が決まる。
このとき、引込みバネ356の作用部356aは、カートリッジBの円筒部76dを図中矢印G方向に押圧しており、カートリッジBの円筒部76dとガイド部材320の位置決め部320aの接触が確実に行われる。これにより、カートリッジBは装置本体Aに対して正確に位置が決められる。
図33乃至図40を用いて、カップリング部材86が傾斜(傾動)する動作を伴いながら、カートリッジBが装置本体Aに装着される様子について説明する。ここでは、説明をわかり易くするため、カップリング部材86が傾斜(傾動)するのに必要な部品だけを図示して説明する。
図33乃至図40はカートリッジBが装置本体Aに装着される様子を順に示している。図33乃至図40の(b)は装着の様子を装置本体Aの外側(側面)からみた概略図、図33乃至図40の(a)は図33(b)に示した矢印M方向に沿って見た概略図である。なお、図を見やすくするため、一部部品を省略している。
図33はカートリッジBを装置本体Aに装着し始めた状態である。この時、カップリング部材86は重力方向に傾斜している。なお、このときの上側ガイド310は、少なくともその一部が、カップリング部材86の移動経路に進入した状態(作用位置)にある。
図34はその後の状態であり、カートリッジBを図中矢印X2方向へ挿入すると、カップリング部材86の自由端部86aとホルダ300の下側ガイド300aの第一ガイド部300a1と当接する。これによって、カップリング部材86が装着方向とは逆側に傾斜(傾動)している。
図35はその後の状態であり、さらにカートリッジBをX2方向に挿入すると、カップリング部材86の自由端部86aが下側ガイド300aの第二ガイド部300a2と当接し、カップリング部材86は図中矢印X3方向に傾斜(傾動)する。すなわち、カップリング部材86は、上側ガイド310の方(上方)へ傾斜(傾動)する。
このとき、カップリング部材86は旋回運動をしており、図35(a)のように上方から見ると、軸線L2が軸線L1に対して、実質的に一致するように傾動している。
つまり、図34から図35の状態に移行する際に、カップリング部材86は、X3方向の傾斜(傾動)動作とともにX2方向下流側への傾斜(傾動)動作も行う。
よって、カップリング部材86が、その他の部材との摩擦等により装着方向上流側(X2と反対方向)に傾斜(傾動)していた場合(図34)であっても、下側ガイド300aの第二ガイド部300a2との当接により、軸線L2が軸線L1と実質的に一致するようにX2方向下流側に傾動する。即ち、上方から見た時に、第二ガイド部300a2との接触によって軸線L1に対する軸線L2の傾斜量が少なくなるようにカップリング部材86が移動する。
図36は、さらにカートリッジBをX2方向に挿入した状態を示す。即ち、カップリング部材86の自由端部86aが上側ガイド310と当接した状態を示す。この当接によって上側ガイド310は、バネの図中矢印N方向への付勢力に抗して、図中矢印Q方向に回動してゆく。その結果、上側ガイド310が、カップリング部材86の移動経路から離れる方向へ移動した退避位置をとる。
図37は、さらにカートリッジBをX2方向に挿入した状態を示す。即ち、カップリング部材86の自由端部86aは下側ガイド300aの第三ガイド部300a3と、上側ガイド310の作用面310aとに挟まれる。このとき、自由端部86aには、上側ガイド310の作用面310aから付勢力F1が作用する。このとき、付勢力F1のうち第三ガイド部300a3と平行方向の成分は、分力F12である。この分力F12により、カップリング部材86は装着方向(X2方向)下流側に完全に傾斜(傾動)し、図38に示す状態となる。言い換えると、上側ガイド310が、付勢バネ315の弾性力によって退避位置から作用位置に復帰することにより、カップリング部材86を装着方向(X2方向)下流側に傾斜(傾動)させる。
図39は、さらにカートリッジBをX2方向に挿入した状態を示す。即ち、カップリング部材86の開口部86mが本体側係合部14に被さろうとしている状態である。
図40は、さらにカートリッジBを挿入して、カートリッジBが装着完了位置まで到達した状態を示す。このとき、ドラム62の軸線L1、カップリング部材86の軸線L2、本体側係合部14の軸線は実質的に一致する。
このように、カップリング部材86と本体側係合部14が係合することで、回転力を伝達可能となる。
以上説明したように、本実施例では、カップリング部材86を装着方向(X2方向)下流側に傾斜(傾動)させる際に、装置本体Aに設けた下側ガイド300aと装置本体Aに設けた上側ガイド310とによって、カップリング部材86に力を作用させている。
そのため、カートリッジBがガイドレールのなかで装着方向と直交する方向に動いたり、ドラム62の回転軸線L1周りに回転しても、カップリング部材86は装置本体Aに対して、実質的に同じ方向に傾斜する。言い換えると、装着過程におけるカートリッジBの姿勢にかかわらず、カップリング部材86が装置本体Aに対して実質的に同じ姿勢を維持しやすくなる。
こうすることで、カップリング部材86と本体側係合部14の安定した係合が実現できる。
また、カートリッジBの装着途中で下側ガイド300aによって、カップリング部材86の自由端部86aを上側(X3方向)に傾動させるとともに、X2方向下流側にも傾動させている。
このように、あらかじめカップリング部材86の軸線L2をドラム62の軸線L1に近づけるように傾動させているため、カップリング部材86の、上側ガイド310からの付勢力F1によるX2方向下流側への傾動量を少なくすることができる。
つまり、可動部材である上側ガイド310を小さくすることができる。
こうすることで、設計の自由度が上がると共に、部品を小型化しコストを下げることができる。
装置本体AからカートリッジBを取り外す際は、装着動作と逆にカップリング部材86が軸線L1に対して傾斜(傾動)することで、本体側係合部14から離脱する。
なお、本実施例では、上側ガイド310はカートリッジBが装着完了位置にあるとき、カップリング部材86に対して隙間が空くように設定されている。これによって、上側ガイド310との当接によってカップリング部材86の回転負荷が増すことを防止している。
なお、本実施例に記載されている構成部品の機能、材質、形状その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。本実施例の装置本体には、実施例2乃至実施例4のいずれかの構成のカップリング部材および回転力被伝達部材も適用可能である。
次に、本発明の実施例6の形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施例においては、実施例5と異なる部分について詳細に説明する。特に改めて記載しない限りは、材質、形状などは実施例5と同様である。そのような部分については、同一の番号を付与し、詳細な説明は省略する。
図41で本実施の形態を説明する。図41は駆動部の一部拡大図である。本実施の形態は、前述の第1の実施の形態に対して、カップリング部材86を傾斜(傾動)させる装置本体Aの構成が異なっている。
図41に示すように、ホルダ340には、第一ガイド(固定ガイド)としての上側ガイド340a、回動軸340b、ストッパ340cが設けられている。回動軸340bには、第二ガイド(可動ガイド)としての下側ガイド360が回動自在に設けられており、不図示の付勢バネによって、図中矢印K方向に付勢されている。このとき、下側ガイド360はストッパ340cに当接しており、図中矢印K方向の位置が決まっている。なお、上側ガイド340aは、下側ガイド360の方に突出した凸部を有する。
図42乃至図48を用いて、カップリング部材86が傾動する動作を伴いながら、カートリッジBが装置本体Aに装着される様子について説明する。図42乃至図48はカートリッジBが装置本体Aに装着される様子を順に示している。図42乃至図48の(b)は装着の様子を装置本体Aの外側(側面)からみた概略図、図42乃至図48の(a)は図42(b)に示した矢印M方向に沿って見た概略図である。なお、図を見やすくするため、一部部品を省略している。
図42はカートリッジBを装置本体Aに装着し始めた状態である。このとき、カップリング部材86は、下方に傾斜している。なお、このときの下側ガイド360は、その一部が、カップリング部材86の移動経路に進入した状態(作用位置)である。
図43はその後の状態であり、カートリッジBを図中矢印X2方向へ挿入した状態を示している。即ち、カップリング部材86の自由端部86aが、ホルダ340の上側ガイド340aの第一ガイド部340a1と当接する。これによって、カップリング部材86が装着方向とは逆側に傾斜(傾動)する。
図44はその後の状態であり、さらにカートリッジBをX2方向に挿入すると、カップリング部材86の自由端部86aが上側ガイド340aの第二ガイド部340a2と当接し、カップリング部材86は図中矢印X4方向に傾斜(傾動)する。すなわち、カップリング部材86は、下側ガイド360の方(下方)へ傾斜(傾動)する。
このとき、カップリング部材86は旋回運動をしており、図44(a)のように上方から見ると、軸線L2が軸線L1に対して実質的に一致するように傾動している。
つまり、図43から図44の状態に移行する際に、カップリング部材86は、X4方向の傾斜(傾動)動作とともに、X2方向下流側への傾斜(傾動)動作も行う。
よって、カップリング部材86が、その他の部材との摩擦等で装着方向上流側(X2と反対方向)に傾斜(傾動)していた場合でも、上側ガイド340aの第二ガイド部340a2との当接により、軸線L2が軸線L1と実質的に一致するようにX2方向下流側に傾斜(傾動)させることができる。即ち、上方から見た時に、第二ガイド部340a2との接触によって軸線L1に対する軸線L2の傾斜量が少なくなるようにカップリング部材86が移動する。
図45は、さらにカートリッジBをX2方向に挿入した状態を示す。即ち、カップリング部材86の自由端部86aは上側ガイド340aの第三ガイド部340a3と、下側ガイド360の作用面360aとに挟まれる。このとき、自由端部86aには、下側ガイド360の作用面360aから付勢力F2が作用する。このとき、付勢力F2のうち第三ガイド部340a3と平行方向の成分が、分力F22である。この分力F22により、カップリング部材86は装着方向(X2方向)下流側に完全に傾斜(傾動)し、図46に示す状態となる。言い換えると、下側ガイド360が、弾性力によって退避位置から作用位置に復帰することにより、カップリング部材86を装着方向(X2方向)下流側に傾斜(傾動)させる。
図47は、さらにカートリッジBをX2方向に挿入した状態を示す。即ち、カップリング部材86の開口部86mが本体側係合部14に被さろうとしている状態である。
図48は、さらにカートリッジBを挿入して、カートリッジBが装着完了位置まで到達した状態を示す。このとき、ドラム62の軸線L1、カップリング部材86の軸線L2、本体側係合部14の軸線は実質的に一致する。
このように、カップリング部材86と本体側係合部14が係合することで、回転力を伝達可能となる。
以上説明したように、本構成では、カップリング部材86を装着方向(X2方向)下流側に傾斜(傾動)させる際に、装置本体Aに設けた上側ガイド340aと装置本体Aに設けた下側ガイド360とによって、カップリング部材86に力を作用させている。
そのため、カートリッジBがガイドレールのなかで装着方向と直交する方向に動いたり、ドラム62の回転軸線L1周りに回転しても、カップリング部材86は装置本体Aに対して、実質的に同じ方向に傾斜する。言い換えると、装着過程におけるカートリッジBの姿勢にかかわらず、カップリング部材86が装置本体Aに対して実質的に同じ姿勢を維持しやすくなる。
こうすることで、カップリング部材86と本体側係合部14の安定した係合が実現できる。
また、カートリッジBの装着途中での上側ガイド340aとの接触によって、カップリング部材86の自由端部86aが、下側(X4方向)に傾斜(傾動)するとともにX2方向下流側に傾斜(傾動)する。
このように、あらかじめ軸線L2が軸線L1と一致するようにカップリング部材がX2方向下流側に傾斜(傾動)している。そのため、カップリング部材86の、下側ガイド360からの付勢力F2によるX2方向下流側への傾斜(傾動)量を少なくすることができる。
つまり、可動部材である下側ガイド360を小さくすることができる。
こうすることで、設計の自由度が上がると共に、部品を小型化しコストを下げることができる。
装置本体AからカートリッジBを取り外す際は、装着動作と逆にカップリング部材86が軸線L1に対して傾斜(傾動)することで、本体側係合部14から離脱する。
なお、本実施例では、下側ガイド360はカートリッジBが装着完了位置にあるとき、カップリング部材86に対して隙間が空くように設定されている。これによって、下側ガイド360との当接によってカップリング部材86の回転負荷が増すことを防止している。
なお、本実施例に記載されている構成部品の機能、材質、形状その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。本実施例の装置本体には、実施例2乃至実施例4のいずれかの構成のカップリング部材および回転力被伝達部材も適用可能である。
次に、本発明の実施例7の形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施例においては、実施例5と異なる部分について詳細に説明する。特に改めて記載しない限りは、材質、形状などは実施例5と同様である。そのような部分については同一の番号を付与し、詳細な説明は省略する。
本実施の形態は、前述の実施例5に対して、装置本体Aのカップリング部材86を傾斜(傾動)させる構成が異なっている。
図49(a)は駆動部の斜視図、図49(b)は図49(a)のS7平面で切断した概略断面図である。
図49(a)、(b)に示すように、第二ガイド(可動ガイド)としての上側ガイド310に、装置本体Aの内側(図中矢印X5方向)に向かうにつれて下側ガイド300aからの距離が広がるように、傾斜面310bが設けられている。
この構成において、カップリング部材86の自由端部86aが下側ガイド300aと、上側ガイド310とに挟まれ、ドラム62の軸線L1より装着方向下流側(X2方向)に傾斜(傾動)したとき(図51参照)からの動作を説明する。
図50(a)はカートリッジBの装着の様子を装置本体Aの外側からみた概略図、図50(b)は図50(a)のS8平面で切断した概略断面図、図51は図50(a)の矢印M方向に沿って見た概略図である。なお、図を見やすくするため一部部品を省略している。
図50に示すように、カップリング部材86の自由端部86aは下側ガイド300aの第三ガイド部300a3と、上側ガイド310の傾斜面310bとに挟まるように当接している。
このとき、図50(b)に示すように、自由端部86aには、上側ガイド310の傾斜面310bから、面に対して垂直な向きに付勢力F1が作用する。さらに図には、この付勢力F1を、本体内側向き(X5方向)の分力F13と、それに直行する向きの分力F14とに分解したそれぞれの分力を示している。
図50(a)に、自由端部86aに作用する分力F14のうち第三ガイド部300a3と平行な方向の分力F15を示す。
図51に示すように、自由端部86aには分力F15と分力F13との合力F3が作用し、この合力F3がカップリング部材86を装着方向(X2方向)下流側に傾斜(傾動)させる。
カップリング部材86を傾斜(傾動)させる場合、自由端部86aに作用する力が、カップリング部材86の軸線L2に対して直交する向きに作用するときが、カップリング部材86を、回転中心(図11参照)周りに傾斜(傾動)させるモーメントが大きくなり、良好に傾斜(傾動)させることができる。
図51で示すように、本実施の形態では、分力F13が作用しない場合の合力(図37、図38のF12)と比較して、合力F3は、カップリング部材86の軸線L2に対してより直交する方向に作用する。よって、カップリング部材86には、回転中心周りに傾斜(傾動)させるモーメントが大きく作用するため、より安定的に装着方向(X2方向)下流側に傾斜(傾動)できる。
さらにカートリッジBをX2方向に挿入すると、カップリング部材86と本体側係合部14が係合する。
上述のように、この構成によればカップリング部材86と本体側係合部14とがより安定して係合できる。
また、図52に示すように下側ガイド300aの第三ガイド部300a3に装置本体A内側(図中矢印X5方向)に向かうにつれて上側ガイド310からの距離が広がるように傾斜面300eを設けてもよい。
図52(a)は駆動部の斜視図、図52(b)は図52(a)のS9平面で切断した概略断面図である。
この構成において、カップリング部材86の自由端部86aが下側ガイド300aと、上側ガイド310とに挟まれ、ドラム62の軸線L1より装着方向下流側(X2方向)に傾斜(傾動)したとき(図54参照)からの動作を説明する。
図53(a)は装着の様子を装置本体A外側からみた概略図、図53(b)は図53(a)のS10平面で切断した概略断面図、図54は図53(a)の矢印M方向に沿って見た概略図である。なお、図を見やすくするため一部部品を省略している。
図53に示すように、カップリング部材86の自由端部86aは下側ガイド300aの第三ガイド部300a3の傾斜面300eと、上側ガイド310の作用面310aとに挟まれている。
図53(a)に示すように、自由端部86aには、上側ガイド310の作用面310aから付勢力F1が作用する。図に、この付勢力F1のうち第三ガイド部300a3と平行方向の成分は、分力F12である。また、この付勢力F1のうち第三ガイド部300a3と垂直方向の成分は、分力F16である。
図53(b)に示すように下側ガイド300aの傾斜面300eからは、面に対して垂直な向きに力F6が作用する。図に、この力F6を、本体内側向きの分力F62とそれに直行する向きの分力F61とに分解して示している。
ここで、F61はF16に対する反力である。
図54に示すように、自由端部86aには分力F12と分力F62との合力F4が作用し、この合力F4はカップリング部材86を装着方向(X2方向)下流側に傾斜(傾動)させる。
図54で示すように、本実施の形態では、分力F62が作用しない場合(図37、図38のF12)と比較して、合力F4は、カップリング部材86の軸線L2に対してより直交する方向に作用する。よって、カップリング部材86には、回転中心周りに傾斜(傾動)させるモーメントが大きく作用する。そのため、より安定的に装着方向(X2方向)下流側にカップリング部材86が傾斜(傾動)できる。
さらにカートリッジBをX2方向に挿入すると、カップリング部材86と本体側係合部14が係合する。
上述のように、この構成によればカップリング部材86と本体側係合部14のより安定した係合が実現できる。
さらに、図55に示すように傾斜面310b、傾斜面300eの両方を設けてもよい。
図55(a)は駆動部の斜視図、図55(b)は図55(a)のS11平面で切断した概略断面図である。
この構成では、すでに説明した、傾斜面310bからの分力F13と傾斜面300eからのF62とが同時に作用し、カップリング部材86は安定的に装着方向(X2方向)下流側に傾斜(傾動)できる。そのため、カップリング部材86と本体側係合部14との安定した係合が実現できる。
作用する力の詳細についてはすでに説明しているため省略する。
なお、本実施例に記載されている構成部品の機能、材質、形状その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。本実施例の装置本体にも、実施例2乃至実施例4のいずれかの構成のカップリング部材および回転力被伝達部材にも適用可能である。
次に、本発明の実施例8の形態を図面に基づいて説明する。
なお本実施例においては、前述した実施例と異なる部分について詳細に説明する。特に改めて記載しない限りは、材質、形状などは前述の実施例と同様である。そのような部分については同一の番号を付与し、詳細な説明は省略する。
本実施の形態は、前述の実施例7に対して、傾斜面の構成が異なっている。
図56(a)は駆動部の斜視図、図56(b)は図56(a)のS12平面で切断した概略断面図、図56(c)は図56(a)のS13平面で切断した概略断面図である。
図56(b)、(c)に示すように、図56(b)の傾斜面310cの傾斜角度θ1と、図56(c)の傾斜面310cの傾斜角度θ2について、θ1<θ2となっている。
すなわち、上側ガイド310の傾斜面310cは、カートリッジの装着方向下流側に行くにしたがって、装置本体Aの内側(X5方向)に向かって広がる傾斜角度が大きくなっている。
図57は、カップリング部材86の自由端部86aが、下側ガイド300aと上側ガイド310とに挟まれ、ドラム62の軸線L1より装着方向下流側(X2方向)に傾斜(傾動)したときの状態を示している。
図58はさらにカートリッジBを装置本体下流側に装着した状態を示している。
この構成では図57、図58に示すように、カートリッジBが装着方向下流側に装着されるに従って、カップリング86はX2側に傾斜(傾動)してゆく。
同様に、カートリッジBが装着方向下流側に装着されるに従って、カップリング部材86の自由端部86aに作用する、装置本体内側(X5方向)向きの分力F13が大きくなってゆく。
すなわち、この構成ではカートリッジBが装着方向下流側に装着されてゆき、カップリング86がX2側に傾斜(傾動)してゆくに従って、装置本体Aの内側向きの分力F13も大きくなってゆく。
図57に、この時点での、カップリング86のX2側への傾斜(傾動)量における、自由端部86aに作用する分力F13と分力F15との合力F5を示している。
更にカートリッジBを装着方向下流側に装着した状態の図58では、図57と比較してカップリング86のX2側の傾斜(傾動)量が大きくなる。また、装置本体内側向きの分力F13も図57と比較して大きくなる。このときの、分力F13と分力F15との合力F5を図示している。
前述のように、カップリング部材86を傾斜(傾動)させる場合、自由端部86aに作用する力が、カップリング部材86の軸線L2に対して直交する向きに作用するときが、傾斜(傾動)させるモーメントが大きくなり、良好に傾斜(傾動)させることができる。
この構成では、図57、図58に示すように、カップリング86のX2側の傾斜(傾動)量の変化に従って、合力F5がカップリング部材86の軸線L2に対してより直交に近い向きに変化して作用している。
すなわち、カートリッジBの装着に従って変化してゆくカップリング86の傾斜(傾動)量に合わせて、さらに傾斜(傾動)をさせるのにより好ましい方向に合力F5を作用させることができる。よって、より安定的にカップリング86をX2側に傾斜(傾動)させることができる。
さらにカートリッジBをX2方向に挿入すると、カップリング部材86と本体側係合部14が係合する。
上述のように、この構成によればカップリング部材86と本体側係合部14のより安定した係合が実現できる。
なお、本実施例に記載されている構成部品の機能、材質、形状その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。本実施例の装置本体にも、実施例2乃至実施例4のいずれかの構成のカップリング部材および回転力被伝達部材にも適用可能である。
(その他の実施例)
前記実施例では、本発明をプロセスカートリッジに適用するものについて説明したがその限りではない。
例えば、本発明はプロセス手段を備えないドラムユニットにも好適に適用することができる。
また、本発明は電子写真感光体ドラムを備えない現像カートリッジにおいて、本体側係合部から(トナーを担持して回転するための)現像ローラに回転力を伝達するものでも、好適に適用することができる。この場合、カップリング部材86は、感光ドラムの代わりに、回転体としての現像ローラ32に回転力を伝達する。
また、前記実施例では、回転力被伝達部材としての駆動側フランジ87、287は、回転体であるドラム62の長手端部に固定されていたが、固定されずに独立した部材であっても良い。例えば、ギア部材であって、ギア結合を通じて、ドラム62や現像ローラ32に回転力を伝達するものであっても良い。
また、前記実施例でのカートリッジBは、単色画像を形成するためのものであった。しかしながら、その限りではない。本発明は、現像手段を複数設け、複数色の画像(例えば2色画像、3色画像或いはフルカラー等)を形成するカートリッジにも、好適に適用することができる。
また、装置本体Aに対するカートリッジBの着脱経路は、一直線であっても、着脱経路が直線の組合せであっても、あるいは曲線経路があっても、本発明は好適に適用することができる。
本発明は、電子写真画像形成装置に用いられるドラムユニット、および、カートリッジに適用できる。
3 露光装置(レーザスキャナユニット)
4 シートトレイ
5a ピックアップローラ
5b 給送ローラ対
5c 搬送ローラ対
6 転写ガイド
7 転写ローラ
8 搬送ガイド
9 定着装置
9a 加熱ローラ
9b 加圧ローラ
10 排出ローラ
11 排出トレイ
12 ガイドレール
12a 第一ガイドレール
12b 第二ガイドレール
13 開閉扉
14 本体側係合部
14a 駆動軸
14b 回転力付与部
15 スライダー
15a 斜面
15b 頂点
16 付勢部材
20 現像ユニット
21 トナー収納容器
22 蓋
23 現像容器
23aL アーム部
23aR アーム部
23bL 回動穴
23bR 回動穴
26 サイド部材
26L 第1サイド部材
26R 第2サイド部材
28 トナー供給室
29 トナー室
32 現像ローラ
34 マグネットローラ
38 間隔保持部材
42 現像ブレード
43 搬送部材
60 クリーニングユニット
62 電子写真感光体ドラム(ドラム)
64 非駆動側フランジ
64a 穴
66 帯電ローラ
71 クリーニング枠体
71a嵌入穴
71b 廃トナー室
71c 回転止めボス
74 露光窓部
75 結合部材
76 軸受部材
76b ガイド部
76d 円筒部
77 クリーニングブレード
78 ドラム軸
86、386,486 カップリング部材
86a 自由端部
86b 貫通穴(穴部)
86b1 回転力伝達部
86p1 第一脱落規制部
86c 結合部
86d1〜d4 突起
86e1〜e4 回転力受け部
86f 受け面
86g 繋ぎ部
86h 長手規制部
86k1〜k4 待機部
86m 開口部
86z 凹部
87、287、487 回転力被伝達部材(駆動側フランジ)
87b 被固定部
87d 被支持部
87e 穴部
87f 抜け止め部
87g 回転力被伝達部
87h 長手規制部
87i 収納部
88 軸部(ピン)
89、489 規制部材
89a 基部
89b 突出部
89b1 長手規制部
89b2 回転規制部
90 ビス
287k 凹部
287m 抜け止め部
300a 下側ガイド
300a1 第一ガイド部
300a2 第二ガイド部
300a3 第三ガイド部
300b 回動軸
300c ストッパ
300d 軸受部
300e 傾斜面
310 上側ガイド
310a 作用面
310b 傾斜面
310c 傾斜面
315 付勢バネ
320 ガイド部材
320a 位置決め部
320b 位置決め面
320c 回動軸
320c ストッパ
320d ストッパ
320e ストッパ
320f カートリッジガイド部
320g カップリングガイド部
340 ホルダ
340a 上側ガイド
340a1 第一ガイド部
340a2 第二ガイド部
340a3 第三ガイド部
340b 回動軸
340c ストッパ
350 側板
351 第二側板
352 モータ
353 ピニオンギア
354 軸受
355 駆動ギア
356 引込みバネ
356a 作用部
360 下側ガイド
360a 作用面
A 電子写真画像形成装置本体(装置本体)
B プロセスカートリッジ(カートリッジ)
D 搬送方向
L レーザ光
T トナー(現像剤)
P シート材(記録媒体)
R 回転方向
U1 電子写真感光体ドラムユニット(ドラムユニット)
U2、U42 駆動側フランジユニット
L1 電子写真感光体ドラムの回転軸線
L2、L32,L42 カップリング部材の回転軸線
θ1 傾斜角度
θ2 傾斜角度

Claims (30)

  1. 回転可能な本体側係合部を有する電子写真画像形成装置本体に対し着脱可能であって、前記本体側係合部の回転軸線に対し略直交する所定方向に移動した後に、前記装置本体の外側に取り外し可能なドラムユニットであって
    (i)回転可能な感光ドラムと、
    (ii)その内側に収納部を備え、前記感光ドラムに伝達するための回転力が伝達される回転可能なフランジと、
    (iii)回転可能なカップリング部材であって、(iii−i)前記本体側係合部から前記回転力を受ける回転力受け部を備える自由端部と、(iii−ii)前記カートリッジの前記所定方向への移動に伴い前記回転力受け部が前記本体側係合部から離脱するべく前記カップリング部材の回転軸線が前記フランジの回転軸線に対し傾動可能となるように、前記収納部に少なくともその一部が収納されるように前記フランジに結合された結合部と、(iii−iii)前記結合部を貫通する貫通穴と、を有するカップリング部材と、
    (iv)前記貫通穴を貫通して配置され、前記カップリング部材から前記回転力を受けることが可能で、その両端がそれぞれ前記フランジに支持された軸部と、
    (v)前記フランジに取り付けられ、前記軸部の両端部に接触することで前記軸部の前記フランジの回転軸線方向の移動を規制して前記フランジから離脱することを規制する規制部材と、
    を有することを特徴とするドラムユニット。
  2. 前記軸部は、前記収納部の内部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のドラムユニット。
  3. 前記軸部が、前記カップリング部材が前記フランジから脱落するのを規制するよう構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載のドラムユニット。
  4. 前記軸部が、前記カップリング部材から前記軸部に前記回転力が伝達されるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  5. 前記軸部は、前記フランジの回転軸線に対し略直交する方向に延びて配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  6. 前記貫通穴は、前記カップリング部材の回転軸線に対し略直交する方向に開口していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  7. 前記貫通穴の断面積は、前記カップリング部材の回転軸線の近傍において最小であるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  8. 前記貫通穴の断面積は、前記カップリング部材の回転軸線から離れるに従って大きくなるように構成されたことを特徴とする請求項7に記載のドラムユニット。
  9. 前記カップリング部材の回転軸線と前記フランジの回転軸線とが一致した状態において、前記貫通穴の内側のうち前記カップリング部材の回転軸線の近傍の部分と前記軸部とが当接することにより前記カップリング部材の前記フランジからの脱落が規制されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のドラムユニット。
  10. 前記フランジの回転軸線の方向に前記カップリング部材が移動可能となるように、前記貫通穴が、前記軸部に対して遊びを有していることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  11. 前記結合部の最大外径部が、前記収納部の内側から外側に移動可能に構成されたことを特徴とする請求項10に記載のドラムユニット。
  12. 前記結合部の最大外径部が前記収納部の外側に移動した状態において、前記フランジの回転軸線に対し直交する方向に前記カップリング部材が移動可能となるように構成され、前記結合部の最大外径部が前記収納部の内側に位置している状態においては、前記フランジの回転軸線に対し直交する方向に前記カップリング部材が移動しないように構成されていることを特徴とする請求項11に記載のドラムユニット。
  13. 前記フランジは、
    i)前記フランジの回転軸線を挟んで前記フランジの回転軸線の方向と平行に貫通した一対の穴と、
    ii)前記フランジの回転軸線の方向に沿って前記収納部側から見たときに前記一対の穴のそれぞれの一部を覆っており、前記フランジの回転軸線に対し交差する方向に突出した一対の抜け止め部と、
    iii)前記フランジの回転軸線の方向に沿って前記収納部側から見たときに、前記抜け止め部の背後に位置し、前記軸部から前記回転力を受ける一対の回転力被伝達部と、を有することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  14. 前記規制部材は前記一対の突出部を備え、
    前記フランジの回転軸線に沿って前記収納部とは反対側から前記一対の穴に前記一対の突出部が挿入されて、前記規制部材と前記フランジとが結合されていることを特徴とする請求項13に記載のドラムユニット。
  15. 前記軸部の両端のぞれぞれは、前記突出部の先端と前記抜け止め部と前記回転力被伝達部とによって保持されていることを特徴とする請求項14に記載のドラムユニット。
  16. 前記軸部の両端が前記一対の穴に挿入された後に前記軸部が前記フランジの回転軸線の周りに回転することにより、前記軸の両端のそれぞれを前記一対の抜け止め部のぞれぞれの背後に移動させ、その状態で、前記一対の穴に前記一対の突出部を挿入することにより、前記軸部が前記フランジによって支持されていることを特徴とする請求項14または15に記載のドラムユニット。
  17. 前記軸部の両端は、前記フランジの回転軸線の方向に沿って前記収納部に挿入された後に、前記軸部が前記フランジの回転軸線の周りに回転するように構成されたことを特徴とする請求項16に記載のドラムユニット。
  18. 前記フランジは、前記フランジの回転軸線を挟んで前記収納部側から前記感光ドラム側に凹んだ一対の凹部を有し、
    前記軸部の両端を前記一対の凹部に挿入した状態で、カシメまたは樹脂の注入により前記凹部の入口を塞ぐことによって、前記軸部が前記フランジによって支持されていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  19. 前記結合部は、略球形状であることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  20. 前記結合部は、前記結合部の他の部分より凹んだ被傾動規制部を有することを特徴とする請求項1乃至19のいずれか一項に記載のドラムユニット。
  21. 前記被傾動規制部は平面形状であることを特徴とする請求項20に記載のドラムユニット。
  22. 前記被傾動規制部は凹んだ円錐面であることを特徴とする請求項20に記載のドラムユニット。
  23. 前記被傾動規制部は円錐面であることを特徴とする請求項20に記載のドラムユニット。
  24. 前記カップリング部材は、その回転軸線の方向に沿って前記自由端部側から前記貫通穴まで貫通した第一の穴部を有することを特徴とする請求項1乃至23のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  25. 前記カップリング部材は、前記第一の穴部の内部に前記カップリング部材の回転軸線に対し交差する方向に延びたリブを有することを特徴とする請求項24に記載のドラムユニット。
  26. 前記フランジは、その回転軸線に沿って貫通した第二の穴部を有することを特徴とする請求項1乃至25のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  27. 前記フランジは、前記感光ドラムの端部に固定されていることを特徴とする請求項1乃至26のいずれか1項に記載のドラムユニット。
  28. 請求項1乃至27のいずれか1項に記載のドラムユニットは、前記潜像を現像可能な現像ローラとともに、前記装置本体に着脱可能であるように構成されたことを特徴とするカートリッジ。
  29. 前記カップリング部材は、前記フランジの回転軸線に対して傾動する際に前記軸部に対して傾動可能であることを特徴とする請求項1乃至28のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  30. 前記貫通穴は前記カップリング部材が前記軸部に対して傾動することを許容する構成であることを特徴とする請求項29に記載のカートリッジ。
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