JP6833088B2 - 車両の車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の車体構造に係り、特に、車台に車輪を配置して走行する車両の車体構造に関する。
従来の自律走行車両においては、車両長手方向の片側に2輪を備え、当該2輪を駆動伝達手段で接続して駆動するようにしたものが知られている。
このような自律走行車両の駆動方式において、駆動伝達手段として無端ベルトを用いた場合、無端ベルトを交換する際には、駆動ユニットを車台から取り外し、分解して無端ベルトを取り外す必要があるため、駆動ユニットの脱着や駆動ユニットの分解組立など作業が繁雑になり、メンテナンスが極めて困難な状態にあった。
そこで、従来技術として、無端ベルトと同様に駆動を伝達するクローラを車両長手方向に設けたクローラ型移動機構においては、クローラを車体筐体から着脱可能に構成することで、メンテナンス性の向上を図るようにしたものが開示されている(特許文献1を参照)。
特開2013−244896号公報
しかしながら、近年、自律走行車両を使用する際に、狭い領域においても効率良く活動できるようにするために、行動し易い小さい車両が望まれていた。
そこで、特許文献1に記載のクローラ型移動機構を採用したものと比較して小さな車両で、操舵のスペースを必要とせず、左右の車輪の回転数の差で操舵や定置旋回が可能なスキッドステア方式を用いる4輪の自律走行車両が多く採用されている。
しかしながら、このような自律走行車両においては、車輪を駆動するための無端ベルトを車台の側方から着脱可能に構成した場合、車輪の回転軸が片持ち状態となるため、車輪の支持が不安定になるという問題が生じる。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、車両において、車輪の支持が不安定になることなく、メンテナンス性に優れた車両の車体構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明に係る車両の車体構造は、次の通りである。
本発明は、車台に第1の車輪を配置した車両の車体構造であって、前記第1の車輪を駆動するための駆動手段と、前記第1の車輪を駆動する駆動軸と、前記駆動軸から駆動が伝達される第1駆動伝達部材(例えば、第1プーリ)と、前記第1駆動伝達部材を収容する第1駆動伝達部材収容部とを備える第1駆動体と、を備え、前記第1駆動伝達部材収容部には、前記駆動軸の軸線方向の車輪側側面に第1の開口部を形成するとともに、前記車輪側側面の反対側の側面に第1の閉口部を形成し、さらに、前記第1の開口部を覆う第1のカバー部を備え、前記第1駆動伝達部材収容部における前記第1の閉口部には、前記駆動軸を回転自在に支持する第1の収容部側軸受部を設け、前記第1のカバー部に、前記駆動軸を回転自在に支持する第1のカバー部側軸受部が設けられることを特徴とするものである。
本発明の車両の車体構造によれば、車台に第1の車輪を配置した車両の車体構造であって、前記第1の車輪を駆動するための駆動手段と、前記第1の車輪を駆動する駆動軸と、前記駆動軸から駆動が伝達される第1駆動伝達部材と、前記第1駆動伝達部材を収容する第1駆動伝達部材収容部とを備える第1駆動体と、を備え、前記第1駆動伝達部材収容部には、前記駆動軸の軸線方向の車輪側側面に第1の開口部を形成するとともに、前記車輪側側面の反対側の側面に第1の閉口部を形成し、さらに、前記第1の開口部を覆う第1のカバー部を備え、前記第1駆動伝達部材収容部における前記第1の閉口部には、前記駆動軸を回転自在に支持する第1の収容部側軸受部を設け、前記第1のカバー部に、前記駆動軸を回転自在に支持する第1のカバー部側軸受部を設けることで、前記第1の車輪を安定して支持することができ、前記第1のカバー部を取り外すことで、前記第1駆動伝達部材収容部を容易に着脱することができるので、メンテナンス性に優れた車両の車体構造を実現できる。
本発明の第1実施形態に係る自律走行車両の車体構造の全体の構成を示す平面視による説明図である。 前記自律走行車両の車体構造の全体の構成を示す側面視による説明図である。 前記自律走行装置を構成する第1駆動ユニットに車輪を取付けた状態を示す説明図である。 前記第1駆動ユニットと車輪の構成を示す側面断面図である。 前記第1駆動ユニットの軸受カバーと保護カバーの構成を示す正面図である。 前記軸受カバーの構成を示す側面断面図である。 前記第1駆動ユニットの第1プーリボックスの構成を示す正面図である。 前記第1プーリボックスの構成を示す側面断面図である。 前記自律走行装置を構成する第2駆動ユニットの軸受カバーの構成を示す正面図である。 前記軸受カバーの構成を示す側面断面図である。 前記第2駆動ユニットの第2プーリボックスの構成を示す正面図である。 前記第2プーリボックスの構成を示す側面断面図である。 前記第1プーリボックスの開口部を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る自律走行車両の車体構造を構成するプーリボックスと軸受カバーの取付け部の構成を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係る自律走行車両の車体構造を構成するプーリボックスと軸受カバーの取付け部の構成を示す説明図である。 本発明の第4実施形態に係る自律走行車両の車体構造を構成するプーリボックスの軸受カバーとサイドフレームの保護カバーの構成を示す説明図である。 本発明の第5実施形態に係る自律走行車両の車体構造の駆動ユニットへの車輪の取付状態を示す側面視による説明図である。 本発明の第6実施形態の自律走行車両の車体構造の構成を示す側面視による説明図である。 前記自律走行車両において車輪を外した状態の車体構造の構成を示す側面視による説明図である。 前記車体構造から保護カバーを外した状態を示す側面視による説明図である。 前記車体構造から軸受カバーを外した状態を示す側面視による説明図である。 前記車体構造から無端ベルトを外した状態を示す側面視による説明図である。 前記車体構造において無端ベルトを着脱するために第2駆動ユニットを移動する移動手段の構成を示す説明図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の車両の車体構造を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は発明を実施する形態の一例であって、本発明の第1実施形態に係る自律走行車両の車体構造の全体の構成を示す平面視による説明図、図2は前記自律走行車両の車体構造の全体の構成を示す側面視による説明図、図3は前記自律走行装置を構成する第1駆動ユニットに車輪を取付けた状態を示す説明図、図4は前記第1駆動ユニットと車輪の構成を示す側面断面図、図5は前記第1駆動ユニットの軸受カバーと保護カバーの構成を示す正面図、図6は前記軸受カバーの構成を示す側面断面図、図7は前記第1駆動ユニットの第1プーリボックスの構成を示す正面図、図8は前記第1プーリボックスの構成を示す側面断面図、図9は前記自律走行装置を構成する第2駆動ユニットの軸受カバーの構成を示す正面図、図10は前記軸受カバーの構成を示す側面断面図、図11は前記第2駆動ユニットの第2プーリボックスの構成を示す正面図、図12は前記第2プーリボックスの構成を示す側面断面図、図13は前記第1プーリボックスの開口部を示す説明図である。
第1実施形態に係る自律走行車両の車体構造1は、図1に示すように、車台2に車輪3を配置して走行する自律走行車両の車体構造であって、本発明に係る車両の車体構造が採用されたものである。
ここで、自律走行車両とは、人間の判断を介することなく、機械またはプログラムにより自律的に走行する装置であり、例えば、工場内で対象物を運ぶ自律型産業用運搬車両などが知られている。
第1実施形態の自律走行車両の車体構造1は、主に、車台2と、車輪3と、サイドフレーム4(4R,4L)と、車輪3を駆動するための駆動モータ(駆動手段)5と、減速機(駆動伝達手段)6と、車輪3を駆動する駆動軸7と、車輪3を支持する車軸8と、を備えて構成されている。
以下に、第1実施形態の自律走行車両の車体構造1の特徴的な構成について図面を参照して説明する。
自律走行車両の車体構造1を構成する車台2は、前後方向に長い矩形状に構成され、幅方向両側にサイドフレーム4R,4Lが車台長手方向に長く延設されている。
サイドフレーム4R,4Lの構成は、例えば、矩形状断面を有するパイプ状の構造体で構成するようにしてもよい。
第1実施形態では、駆動モータ5と減速機(例えば、ギヤボックス)6と駆動軸7とを一体的にユニット化した第1駆動ユニット(第1駆動体)20と、車軸8を回転自在に支持する構造を一体的にユニット化した第2駆動ユニット(第2駆動体)30とを構成している。図1,図2においては、第1駆動ユニット20および第2駆動ユニット30に車輪3を装着した状態となっている。
第1駆動ユニット20と第2駆動ユニット30とは、無端ベルト(第3駆動伝達部材)43により連結されて駆動を伝達するように構成されている。
第1駆動ユニット20の駆動軸7には、無端ベルト43に駆動を伝達する第1プーリ(第1無端状部材駆動体)41が設けられている。
第2駆動ユニット30の車軸8には、無端ベルト43から駆動が伝達されて車軸8を駆動する第2プーリ(第2無端状部材駆動体)42が設けられている。
第1駆動ユニット20は、図3に示すように、駆動軸7を支持するとともに、第1プーリを収容する第1プーリボックス(第1駆動伝達部材収容部)51を備えている。
第1プーリボックス51は、図5,図6,図7,図8に示すように、配置される駆動軸7の軸線方向の車輪3側の側面に無端ベルト43を着脱するための開口部53が形成されるとともに、開口部53を覆う軸受カバー(カバー部材カバー部)60を備えている。駆動軸7には、駆動軸7を回転自在に支持する軸受72が設けられている。
第1駆動ユニット20では、第1プーリボックス51において、第1プーリ41を収容するとともに、駆動軸7を駆動モータ5側(サイドフレーム内側)の側面に設けられた軸受71と軸受カバー60に設けられた軸受72とにより両持ちで回転自在に支持するように構成されている。
第1プーリボックス51は、サイドフレーム4より内側に減速機6が一体的に取付けられている。減速機6の上下方向の外形は、第1プーリボックス51の外形よりも小さく構成されている。すなわち、第1駆動ユニット20をサイドフレーム4に装着する場合、サイドフレーム4の側方より減速機6を通過させて車台2内側に配置し、サイドフレーム4内に第1プーリボックス51を配置するように構成されている。
第2駆動ユニット30は、図4に示すように、車軸8を支持するとともに、第2プーリを収容する第2プーリボックス(第2駆動伝達部材収容部)52を備えている。
第2プーリボックス52は、図9,図10,図11,図12に示すように、配置される車軸8の軸線方向の車輪3側の側面に無端ベルト43を着脱するための開口部53が形成されるとともに、開口部53を覆う軸受カバー60を備えている。図8に示すように、車軸8には、車軸8を回転自在に支持する軸受72が設けられており、軸受カバー60を開口部53に装着した際に、軸受カバー60の中央部にある孔部に軸受72が勘合することで、軸受カバー60が軸受72を支持し、かつ、その位置決めを行うようにしている。
また、軸受72は、軸受カバー60にあらかじめ固定されていても良い。
また、さらに、軸受カバー60の駆動軸7または車軸8を支持する孔部自体を、例えば滑り軸受等の軸受部材を一体的に構成して、軸受として機能するようにしたものであっても良い。
第2駆動ユニット30では、第2プーリボックス52において、第2プーリ42を収容するとともに、車軸8を反車輪側(サイドフレーム内側)の側面に設けられた軸受71と軸受カバー60に設けられた軸受72とにより両持ちで回転自在に支持するように構成されている。
第2プーリボックス52は、第2駆動ユニット30をサイドフレーム4に装着する場合、サイドフレーム4の側方よりサイドフレーム4内に配置するようにされている。
第1プーリボックス51および第2プーリボックス52の開口部53は、図7,図11,図13に示すように、それぞれ第1プーリ41または第2プーリの外径よりも大きく形成されている。
そして、第1プーリボックス51および第2プーリボックス52の側面の端部には、無端ベルト43が通過可能な切り欠き部54が形成されている。
第1駆動ユニット20および第2駆動ユニット30は、図1,図2に示すように、同一のサイドフレーム4R,4Lに対して外側よりそれぞれ一体的に着脱可能に設けられている。
サイドフレーム4R,4Lの外側の側面には、図1,図2に示すように、サイドフレーム4R,4Lの内部に配置される無端ベルト43を覆うための保護カバー(カバー部)80が設けられている。
保護カバー80は、サイドフレーム4R,4Lの第1駆動ユニット20と第2駆動ユニット30との間の空間を覆うように設けられている。
以上のように構成したので、第1実施形態によれば、自律走行車両の車体構造1において、サイドフレーム4R,4Lと、駆動モータ5と減速機6と駆動軸7と第1プーリ41と第1プーリボックス51とを一体的にユニット化した第1駆動ユニット20と、車軸8と第2プーリ42と第2プーリボックス52とを一体的にユニット化した第2駆動ユニット30と、第1プーリ41と第2プーリ42とを連結する無端ベルト43と、を備え、第1駆動ユニット20および第2駆動ユニット30を、同一のサイドフレーム4R,4Lにそれぞれ一体的に着脱可能に設け、駆動軸7および車軸8を軸線に沿った2箇所で回転自在に支持して、第1プーリボックス51および第2プーリボックス52の駆動軸7または車軸8の軸線方向の側面に開口部53を形成するとともに、開口部53を覆う軸受カバー60を備え、軸受カバー60には、駆動軸7または車軸8を回転自在に支持する軸受72を備えることで、車輪3を安定して支持することができ、軸受カバー60を取り外すことで、第1プーリボックス51および第2プーリボックス52から無端ベルト43を容易に着脱することができる。これにより、車台2から第1駆動ユニット20や第2駆動ユニット30を外すことなく、無端ベルト43の交換や軸受72の交換等のメンテナンスを容易に行うことができるので、メンテナンス性に優れた自律走行車両の車体構造を実現できる。
また、第1実施形態では、サイドフレーム4R,4Lの外側の側面に保護カバー80を設けたことで、サイドフレーム4R,4Lの内部に泥などが進入することを抑制して無端ベルト43を保護することができる。
また、第1実施形態では、第1プーリボックス51および第2プーリボックス52に開口部53に繋がる切り欠き部54を形成したので、無端ベルト43の着脱をさらに容易にしている。
なお、第1プーリボックス51および第2プーリボックス52に切り欠き部54を設けなくとも、開口部53を設けるだけで無端ベルト43を着脱することは可能であるが、例えば、開口部53の形状を第1プーリ41または第2プーリ42の外径よりも大きく形成することで、無端ベルト43の着脱を容易に行うことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図面を参照して説明する。
図14は本発明の第2実施形態に係る自律走行車両の車体構造を構成するプーリボックスと軸受カバーの取付け部の構成を示す説明図である。
なお、第2実施形態における自律走行車両の車体構造について、第1実施形態の自律走行車両の車体構造1の構成と同様な構成のものは同一の符号を付することで説明を省略する。
第2実施形態に係る自律走行車両の車体構造200は、図14に示すように、第1プーリボックス251および第2プーリボックス252と軸受カバー260との取付け部の形状をテーパ形状とすることを特徴とするものである。
第2実施形態では、軸受カバー260の取付け部261aは、先細りのテーパ状に形成されている。この取付け部261aに対応する第1プーリボックス251(または第2プーリボックス252)の取付け部251a(252a)は、先細りのテーパ状に開口形成されている。
このように構成したので、第2実施形態によれば、第1プーリボックス251および第2プーリボックス252に対して軸受カバー260の着脱作業を容易にすることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図面を参照して説明する。
図15は本発明の第3実施形態に係る自律走行車両の車体構造を構成するプーリボックスと軸受カバーの取付け部の構成を示す説明図である。
なお、第3実施形態における自律走行車両の車体構造について、第1実施形態の自律走行車両の車体構造1の構成と同様な構成のものは同一の符号を付することで説明を省略する。
第3実施形態に係る自律走行車両の車体構造300は、図15に示すように、第1プーリボックス351および第2プーリボックス352と軸受カバー360との取付け部の形状をテーパ形状とするとともに、軸受カバー360側の軸受372に円錐軸受けを採用することを特徴とするものである。
第3実施形態では、軸受カバー260の取付け部361aは、先細りのテーパ状に形成されている。この取付け部361aに対応する第1プーリボックス351(または第2プーリボックス352)の取付け部351a(352a)は、先細りのテーパ状に開口形成されている。
さらに、第3実施形態では、軸受372は、内輪372aが駆動軸7または車軸8に取付けられ、外輪372bが軸受カバー360に取付けられている。
このように構成したので、第3実施形態によれば、第1プーリボックス351および第2プーリボックス352に対して軸受カバー360の着脱作業を容易にするとともに、駆動軸7および車軸8の軸線の位置決めを容易にすることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図面を参照して説明する。
図16は本発明の第4実施形態に係る自律走行車両の車体構造を構成するプーリボックスの軸受カバーとサイドフレームの保護カバーの構成を示す説明図である。
なお、第4実施形態における自律走行車両の車体構造について、第1実施形態の自律走行車両の車体構造1の構成と同様な構成のものは同一の符号を付することで説明を省略する。
第4実施形態に係る自律走行車両の車体構造400は、図16に示すように、無端ベルトを保護する保護カバーと軸受けカバーとを一体的に構成する保護カバー460を備えることを特徴とするものである。
第4実施形態では、第1プーリボックス51の軸受カバーとサイドフレーム4R,4Lの保護カバーを一体にした保護カバー460と、第2プーリボックス52の軸受カバー60とにより自律走行車両のサイドフレーム4R,4Lの内部を保護する保護カバーを構成している。符号62は締結部材である
このように構成したので、第4実施形態によれば、第1プーリボックス51の駆動軸7を基準にして保護カバー460の着脱作業を容易に行うことができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について図面を参照して説明する。
図17は本発明の第5実施形態に係る自律走行車両の車体構造の駆動ユニットへの車輪の取付状態を示す側面視による説明図である。
なお、第5実施形態における自律走行車両の車体構造について、第1実施形態の自律走行車両の車体構造1の構成と同様な構成のものは同一の符号を付することで説明を省略する。
第5実施形態に係る自律走行車両の車体構造500は、図17に示すように、第1駆動ユニット20および第2駆動ユニット30に装着される車輪503の構成として、タイヤ531が装着されるホイール532において、第1駆動ユニット20および第2駆動ユニット30に装着された軸受カバー60を取付ける締結部材62と対向する位置に、開口部533を複数箇所形成したものである。
開口部533は、図17に示すように、第1駆動ユニット20および第2駆動ユニット30に車輪503を装着した状態で、所定の位置で外側より締結部材62の着脱操作ができるように開口形成されている。
以上のように構成したので、第5実施形態によれば、自律走行車両の車体構造500における車輪503のホイール532において、第1駆動ユニット20および第2駆動ユニット30に装着された軸受カバー60を取付ける締結部材62と対向する位置に開口部533を複数箇所形成することで、開口部533から締結部材62の着脱操作を行うことができるので、車輪503を外すことなく軸受カバー60を外して、開口部53から無端ベルト43を着脱することができる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態について図面を参照して説明する。
第6実施形態は、自律走行車両の車体構造において、メンテナンス作業を行う場合に、車両の側方より行うことを具体的に示すものである。
図18は本発明の第6実施形態の自律走行車両の車体構造の構成を示す側面視による説明図、図19は前記自律走行車両において車輪を外した状態の車体構造の構成を示す側面視による説明図、図20は前記車体構造から保護カバーを外した状態を示す側面視による説明図、図21は前記車体構造から軸受カバーを外した状態を示す側面視による説明図、図22は前記車体構造から無端ベルトを外した状態を示す側面視による説明図、図23は前記車体構造において無端ベルトを着脱するために第2駆動ユニットを移動する移動手段の構成を示す説明図である。
なお、第6実施形態における自律走行車両の車体構造について、第1実施形態の自律走行車両の車体構造1の構成と同様な構成のものは同一の符号を付することで説明を省略する。
第6実施形態は、自律走行車両の車体構造600において、無端ベルト43を交換する場合を例に挙げて、メンテナンス作業について図面を参照して説明する。
図18に示すように、側面を保護カバー80に覆われた自律走行車両の車体構造1のメンテナンスを行う場合は、まず、図19に示すように、車輪3を外して、第1駆動ユニット20、第2駆動ユニット30、保護カバー80を露出させて車体構造1を側面より作業し易い状態にする。
そして、サイドフレーム4の内部の構成部品をメンテナンスする場合は、図20に示すように、保護カバー80を取り外して、サイドフレーム4の内部を開放して無端ベルト43等を露出させた状態にする。
そして、サイドフレーム4の内部に配置された無端ベルト43を取り外す場合は、図21に示すように、第1駆動ユニット20および第2駆動ユニット30から軸受カバー60を外して開口部53と切り欠き部54を開口させる。
そして、図22に示すように、例えば、第2駆動ユニット30の取付状態を緩めて、第2駆動ユニット30を第1駆動ユニット20側(矢印方向)に近づけることで無端ベルト43を弛ませる。そして、無端ベルト43の両端部を第1プーリ41および第2プーリ42から外し、開口部53と切り欠き部54を通って第1駆動ユニット20および第2駆動ユニット30から取り出すことができる。
なお、第2駆動ユニット30を第1駆動ユニット20に対して進退移動を行うための移動機構として、例えば、図23に示すように、サイドフレーム4の端部に取付位置調整ネジ90を設け、第2駆動ユニット30には取付位置調整ネジ90に対応するねじ穴を設けて、取付位置調整ネジ90を回すことで第2駆動ユニット30をサイドフレーム4に沿って進退移動するように構成したものであってもよい。
以上のように、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
また、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1,200,300,400,500 車体構造
2 車台
3,503 車輪
4 サイドフレーム
4R,4L サイドフレーム
5 駆動モータ
7 駆動軸
8 車軸
20 第1駆動ユニット(第1駆動体)
30 第2駆動ユニット(第2駆動体)
41 第1プーリ(第1駆動伝達部材)
42 第2プーリ(第2駆動伝達部材)
43 無端ベルト(第3駆動伝達部材)
51,251,351 第1プーリボックス(第1駆動伝達部材収容部)
52,252,352 第2プーリボックス(第2駆動伝達部材収容部)
53 開口部
54 切り欠き部
60,260,360,460 軸受カバー(カバー部)
71,72,372 軸受(軸受部)
80 保護カバー(カバー部)
90 取付位置調整ネジ(移動機構)
531 タイヤ
532 ホイール
533 開口部

Claims (9)

  1. 車台に第1の車輪を配置した車両の車体構造であって、
    前記第1の車輪を駆動するための駆動手段と、前記第1の車輪を駆動する駆動軸と、前記駆動軸から駆動が伝達される第1駆動伝達部材と、前記第1駆動伝達部材を収容する第1駆動伝達部材収容部とを備える第1駆動体と、
    を備え、
    前記第1駆動伝達部材収容部は、前記駆動軸の軸線方向の車輪側側面に第1の開口部を形成するとともに、前記車輪側側面の反対側の側面に第1の閉口部を形成し、さらに、前記第1の開口部を覆う第1のカバー部を備え、
    前記第1駆動伝達部材収容部における前記第1の閉口部には、前記駆動軸を回転自在に支持する第1の収容部側軸受部が設けられ、
    前記第1のカバー部には、前記駆動軸を回転自在に支持する第1のカバー部側軸受部が設けられ
    前記第1の車輪は、第1のタイヤ部材と前記第1のタイヤ部材を支持する第1のホイール部材とを備え、
    前記第1のカバー部は、前記第1駆動伝達部材収容部に第1の締結部材により着脱可能に取付けられ、
    前記第1のホイール部材には、前記第1のカバー部を取付ける前記第1の締結部材と対向する位置で、前記第1のホイール部材の外部から前記第1の締結部材の着脱操作を可能にする第1の着脱用開口部が形成されていることを特徴とする車両の車体構造。
  2. 第2の車輪と、前記第2の車輪を支持する車軸と、前記車軸に駆動を伝達する第2駆動伝達部材と、前記第2駆動伝達部材を収容する第2駆動伝達部材収容部とを備える第2駆動体と、
    をさらに備え、
    前記第2駆動伝達部材収容部は、前記車軸の軸線方向の車輪側側面に第2の開口部を形成するとともに、前記車輪側側面の反対側の側面に第2の閉口部を形成し、
    さらに、前記第2の開口部を覆う着脱可能な第2のカバー部を備え、
    前記第2駆動伝達部材収容部における前記第2の閉口部には、前記車軸を回転自在に支持する第2の収容部側軸受部が設けられ、
    前記第2のカバー部には、前記車軸を回転自在に支持する第2のカバー部側軸受部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の車両の車体構造。
  3. 車台幅方向両側に車台前後方向に延設されるサイドフレームと、
    前記第1駆動伝達部材と前記第2駆動伝達部材とを連結して駆動を伝達する第3駆動伝達部材と、
    をさらに備え、
    前記第1駆動体と前記第2駆動体とは、同一のサイドフレームに設けられることを特徴とする請求項2に記載の車両の車体構造。
  4. 前記第1の開口部は、前記第1駆動伝達部材収容部の側面の側端部から前記第3駆動伝達部材が通過可能な切り欠き部を備えることを特徴とする請求項3に記載の車両の車体構造。
  5. 前記第3駆動伝達部材は、前記サイドフレーム内に配置され、
    前記サイドフレームは、前記第3駆動伝達部材を覆うサイドフレーム側カバー部を備えることを特徴とする請求項3または4のうちの何れか一項に記載の車両の車体構造。
  6. 前記サイドフレームに、前記第2駆動体を前記サイドフレームに沿って前記第1駆動体に対して進退移動させる移動機構を設け、
    前記移動機構により前記第2駆動体を進退移動させて、前記第3駆動伝達部材の着脱操作を行うことを特徴とする請求項3から5のうちの何れか一項に記載の車両の車体構造。
  7. 前記第1の開口部は、前記第1駆動伝達部材の外径よりも大きく形成されることを特徴とする請求項1から6のうち何れか一項に記載の車両の車体構造。
  8. 前記第1駆動伝達部材収容部の第1の開口部と前記第1のカバー部とは、取付部をテーパ状に形成した取付け構造とすることを特徴とする請求項1から7のうち何れか一項に記載の車両の車体構造。
  9. 前記第1のカバー部に設けられる第1のカバー部軸受部は、円錐軸受を採用することを特徴とする請求項1から8のうちの何れか一項に記載の車両の車体構造。
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