JP6831994B2 - 扉錠装置 - Google Patents

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Description

本発明は、扉に設置されたロック部材が、固定枠体の受金部に出入することで施錠できる扉錠装置に関するものである。
従来の扉錠装置としては、例えば、扉の端面に出入可能に取付けられ、固定枠体の受金部に出入可能なロック部材と、連結機構によってロック部材に連結され、回動操作することでロック部材を出入操作可能な操作部とからなり、連結機構は、それぞれの一端が操作部とロック部材とに連結されるリンクと、これらのリンクの他端が枢支され基端部が固定軸に枢支されるリンクとからなり、操作部の回動操作をロック部材の出入方向の動きに変換し伝えることができるものが公知である(特許文献1参照)。
特許第3264229号公報
しかしながら、特許文献1の扉錠装置は、ロック部材を操作部で操作するため複数のリンクが用いられており構造が複雑になっている。また、操作部の回動操作をリンク機構を用いて十分に伝えることができる位置にロック部材を配置する必要があるため、ロック部材の配置場所が操作部の取付け位置によって制限されるという問題があった。また、操作部は、扉から常時突出しているため、見た目にも存在感を与え美感を損ねるという問題もあった。
本発明ではかかる従来の問題に鑑み、構造が簡単で、ロック部材の取付け位置が自由に選択でき、しかも、扉の意匠性を優れたものとすることができる扉錠装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の扉錠装置は、施錠位置と開錠位置に移動可能なロック部材を有する施錠ケースと、扉の表面に対して出入可能な操作部を有する操作ケースと、前記ロック部材と前記操作部とを連結し、前記操作部の可動に連動して前記ロック部材を可動させるワイヤとを備え、前記ワイヤ(30)を介し前記操作ケース(20)から前記ロック 部材(14)を遠隔操作することを特徴とするものである。本発明の請求項2に記載の扉 錠装置は、前記ワイヤ(30)が、前記扉の表面に対する前記操作部(21)の出入を前 記ロック部材(14)の上下動に変換する曲がり部を前記操作ケース(20)の内部に有 することを特徴とする。
また、本発明の請求項に記載の扉錠装置の操作ケースは、連結片を介してワイヤに連結される操作部と、前記操作部を出入可能に収容するガイド部と、前記ガイド部内に設けられ、前記操作部を開錠位置に付勢する操作部用付勢バネと、前記操作部用付勢バネに抗して前記操作部を係止可能な係止機構とからなることを特徴とするものである。
さらに、本発明の請求項に記載の扉錠装置の係止機構は、前記操作部上に設けられた回動溝と、前記回動溝に回動自在に枢支される摺動コマと、前記ガイド部内で前記摺動コマを摺動自在に支持する長溝と、前記長溝の後方から前方へ向けて突出し、前記摺動コマと当接して回動させる突片と、前記長溝から幅方向の内側に突出し、前記摺動コマを係止可能な係止片とからなることを特徴とするものである。
本発明によれば、可撓性を有するワイヤが用いられるため、複雑なリンク機構を用いる必要がなく、構造が簡単で、ロック部材の取付け位置が自由に選択でき、しかも、施錠するときには操作部が扉内に収容されるため、扉の意匠性を優れたものとすることができる。
本発明の実施例における扉錠装置を取付けた扉の正面側斜視図である。 本発明の実施例における扉錠装置を取付けた扉の背面側斜視図である。 本発明の実施例における扉錠装置の(a)正面図、(b)側面図である。 本発明の実施例における扉錠装置のA−A線拡大断面図である。 本発明の実施例における扉錠装置のB−B線拡大断面図である。 本発明の実施例における扉錠装置のC−C線拡大断面図である。
以下、本発明の扉錠装置を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。本発明に係る扉錠装置は、扉Dの内部に設けられ、図1および図2に示すように、ロック部材14が固定枠体に設けられた受金部17に出入することで施錠または開錠を行う扉錠装置であり、ワイヤ30を介してロック部材14に連結された操作部21を操作することで、扉Dの施錠または開錠を行うものである。
当該扉錠装置において、床面G側を当該装置の下方とし、反対側を上方とする。また、扉Dの幅方向を左右方向とし、扉Dの厚み方向を前後方向とする。
本発明に係る扉錠装置は、図1および図2に示すように、扉D内に取付けられ、施錠位置と開錠位置に移動可能なロック部材14を有する施錠ケース10と、扉の表面に対して出入可能な操作部21を有する操作ケース20と、ロック部材14と操作部21とを連結し、操作部21の可動に連動してロック部材14を可動させるワイヤ30とを備える。
本発明の実施形態における施錠ケース10は、略箱状に形成され、扉の裏側に設けられている。また、施錠ケース10は、図3(a)、(b)および図4に示されるように、内側の内壁に設けられた内壁溝11と、一端がワイヤ30に連結され他端が内壁溝11に沿って可動するよう回動自在に枢支されるテコ部材12と、内壁溝11に摺動自在に案内されるピン13を介してテコ部材12に連結されるロック部材14と、ピン13を介してロック部材14を開錠位置に付勢するロック部材用付勢バネ15とを備える。
内壁溝11は、ロック部材14が受金部17に出入できるよう、受金部17に出入りするロック部材14と略平行に凹設されている。
テコ部材12は、略直線状の金属製棒部材を中央部および両端部で屈曲して形成される。そして、一端はワイヤ30の施錠側先端部16に係止され、他端はロック部材14に貫通して設けられたピン13に係止される。テコ部材12には、操作部21による施開錠操作をロック部材14に伝達できるものであれば樹脂製その他の部材を使用してもよい。
ロック部材14は、図1に示すように、例えば円柱形状に形成される。また、ロック部材14の上端部には、内壁溝11によって両端部が摺動自在に支持されるピン13が設けられており、ロック部材14が施錠位置と開錠位置との間で移動できるようになっている。
操作ケース20は、扉Dの裏側に設けられ、操作部21が扉Dの前面から出入可能となるように取り付けられている。また、操作ケース20は、図3(b)および図5に示されるように、ワイヤ30と略平行に配置され連結片22を介して連結される操作部21と、操作部21を出入可能に収容するガイド部23と、ガイド部23内に設けられ、操作部21を開錠位置に付勢する操作部用付勢バネ24と、操作部用付勢バネ24に抗してガイド部23内の施錠位置に操作部21を係止可能な係止機構Mとからなる。
操作部21は、図5に示すように、略直方体状に後方に突出して延びる後方突部25と、後述する回動溝40とが含まれており、後方に設けられた凹部に嵌入される操作部用付勢バネ24で開錠位置に付勢される。
連結片22は、図2および図5に示すように、略板状に形成される。連結片22には、後方突部25が取付けられる挿通孔27と、ワイヤ30の操作側先端部26を係止するスリット28が設けられている。連結片22は、スリット28にワイヤ30が係止された状態で、操作部21の後方突部25にネジ止めされる。
ガイド部23は、図5および図6に示すように、略直方体状に形成されており、操作部21を挿入しうるよう、前方が開口して形成され、後方には後方突部25を挿通するための孔が設けられている。
ワイヤ30は、可撓性の導芯および絶縁外皮層からなり、操作部21を操作することで導芯が絶縁外皮層内を摺動できるようになっている。ワイヤ30には、操作部21の操作をロック部材14に伝達できるものであれば可撓性を有しない材料を用いてもよい。
係止機構Mは、図5および図6に示すように、操作部21上に設けられた回動溝40と、回動溝40に回動自在に枢支される摺動コマ41と、ガイド部23内で摺動コマ41を摺動自在に支持する長溝42と、長溝42の後方から前方に向けて突出し、前記摺動コマ41と当接して回動させる突片43と、長溝42から幅方向の内側に突出し、摺動コマ41を係止可能な係止片44とからなる。
摺動コマ41は、図6に二点鎖線で示すように、長溝42の長手方向に長く、幅方向に短い形状をしており、長手方向の両端に切欠き部45を有している。
以下、この発明の扉錠装置の操作状態について説明する。
操作部21が押圧されて摺動コマ41がガイド部23の後方に移動すると、摺動コマ41の切欠き部45が突片43に当接するので、摺動コマ41の向きが変わる。次に、押圧された操作部21が操作部用付勢バネ24によって引き戻されるが、向きを変えた摺動コマ41が、その姿勢で操作部21と共に前方に引き戻され、図6に実線で示すように、向きを変えたことで、摺動コマ41が長溝42の幅に収まらなくなり切欠き部45が係止片44に係止される。そうすると、操作部21は、ガイド部23に収容された状態に固定され、施錠ケース10内のワイヤ30が引上げられテコ部材12が回動するとともにロック部材14が施錠ケース10から突出する。よって扉Dが施錠される。
次に、前述の状態の操作部21をさらに押圧すると、摺動コマ41は、再び突片43に当接して向きを変える。そして、後方まで押圧された操作部21は操作部用付勢バネ24によってガイド部23の前方に向かって引き戻されるが、向きを変えた摺動コマ41は、係止片44に当接しながらさらに回動して長溝42内に収容される。そして、摺動コマ41は長溝42の前方まで戻されて、操作部21がガイド部材23から突出した状態に戻る。そうすると、施錠ケース10内のワイヤ30は引き下げられて、ロック部材用付勢バネ15によってロック部材14がテコ部材12とともに元の位置に戻されるので扉Dが開錠される。つまり、本発明に係る扉錠装置は、操作部21を押圧操作するだけで施錠および開錠が可能であり、従来の回動操作が必要な操作部21とその操作方法が大きく異なる。
本発明に係る扉錠装置は、ワイヤ30を操作部21に略平行に配置し連結片22を介してワイヤ30に連結させており、従来のような操作部21の回動操作をロック部材14の出入方向の動きに変換して伝達するリンクを設ける必要がなく簡単な構造にすることができる。また、可撓性を有するワイヤ30を用いることで、配置場所の制限もなくなる。
さらに、操作部21は、開錠時に扉面から突出した状態となり開錠状態であることを視覚的に示す一方、施錠時においては、図1に示すように、操作部21が操作ケース20に収容され施錠状態であることを視覚的に示すと共に、扉面の意匠性を優れたものとすることができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、この実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、扉錠装置は、ガイドレール等を介して左右に開閉する引戸に適用されたものであってもよい。また、実施例の係止機構Mでは摺動コマ41をガイド部23に設けた係止片44に係止させることで操作部21を施錠位置に係止させているが、他の係止機構を用いたものであってもよい。
10 施錠ケース
14 ロック部材
20 操作ケース
21 操作部
22 連結片
23 ガイド部
24 操作部用付勢バネ
30 ワイヤ
40 回動溝
41 摺動コマ
42 長溝
43 突片
44 係止片
M 係止機構

Claims (4)

  1. 施錠位置と開錠位置に移動可能なロック部材(14)を有する施錠ケース(10)と、
    扉の表面に対して出入可能な操作部(21)を有する操作ケース(20)と、
    前記ロック部材(14)と前記操作部(21)とを連結し、前記操作部(21)の可動に連動して前記ロック部材(14)を可動させるワイヤ(30)
    とを備え、前記ワイヤ(30)を介し前記操作ケース(20)から前記ロック部材(14 )を遠隔操作することを特徴とする扉錠装置。
  2. 前記ワイヤ(30)が、前記扉の表面に対する前記操作部(21)の出入を前記ロック部 材(14)の上下動に変換する曲がり部を前記操作ケース(20)の内部に有することを 特徴とする請求項1に記載の扉錠装置。
  3. 前記操作ケース(20)は、連結片(22)を介してワイヤ(30)に連結される操作部(21)と、
    前記操作部(21)を出入可能に収容するガイド部(23)と、
    前記ガイド部(23)内に設けられ、前記操作部(21)を開錠位置に付勢する操作部用付勢バネ(24)と、
    前記操作部用付勢バネ(24)に抗して前記操作部(21)を係止可能な係止機構(M)とからなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の扉錠装置。
  4. 前記係止機構(M)は、前記操作部(21)上に設けられた回動溝(40)と、
    前記回動溝(40)に回動自在に枢支される摺動コマ(41)と、
    前記ガイド部(23)内で前記摺動コマ(41)を摺動自在に支持する長溝(42)と、前記長溝(42)の後方から前方へ向けて突出し、前記摺動コマ(41)と当接して回動させる突片(43)と、
    前記長溝(42)から幅方向の内側に突出し、前記摺動コマ(41)を係止可能な係止片(44)
    とからなることを特徴とする請求項3に記載の扉錠装置。
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