JP6830798B2 - 感知器 - Google Patents

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Description

本発明は、感知器に関する。
従来、監視領域における火災を判定する火災感知器が知られていた(例えば、特許文献1参照)。この火災感知器は、防災受信機との間で通信可能となるように接続されており、火災を判定した場合に、発報信号を防災受信機に送信するように構成されていた。
特開2016−151999号公報
ところで、特許文献1の火災感知器については、例えば、検出光を発光する発光手段と、当該発光手段が発光した検出光が煙粒子によって散乱されることにより生じる散乱光を受光する受光手段とを備え、受光手段が受光した光量に基づいて火災を判定する散乱光式の感知器として構成されることが考えられる。しかしながら、このように火災感知器は、防災受信機に対して発報信号を送信するのみであったので、例えば、受光手段が受光した光量に関する情報等を、ユーザ(例えば、火災感知器のメンテナンス等を行う者等)に十分に報知することができなかったので、当該情報等をユーザ側で把握することが困難となる可能性があり、ユーザに対して報知する情報に関して改善の余地があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、検出結果に関する情報を報知することが可能な感知器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の感知器は、監視領域を監視する感知器であって、前記監視領域の検出対象に関する物理量を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に関する情報を報知する複数の表示灯であって、発光又は消灯する前記複数の表示灯と、前記検出対象に関する物理量と前記複数の表示灯のうちの発光させるべき表示灯の個数とを特定する情報である発光個数特定情報を格納する発光個数特定情報格納手段と、前記検出手段が検出した検出対象に関する物理量と、前記発光個数特定情報格納手段が格納している前記発光個数特定情報とに基づいて、前記複数の表示灯のうちの発光させるべき表示灯の個数を決定する個数決定手段と、前記複数の表示灯のうちの、前記個数決定手段が決定した個数分の表示灯を発光させる発光制御手段と、を備え、前記個数決定手段が決定した個数が複数個である場合、前記発光制御手段は、前記複数の表示灯のうちの、前記個数決定手段が決定した複数個分の表示灯を、相互に非同時に発光させる。
また、請求項2に記載の感知器は、監視領域を監視する感知器であって、前記監視領域の検出対象に関する物理量を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に関する情報を報知する複数の表示灯であって、発光又は消灯する前記複数の表示灯と、前記検出対象に関する物理量と前記複数の表示灯のうちの発光させるべき表示灯の個数とを特定する情報である発光個数特定情報を格納する発光個数特定情報格納手段と、前記検出手段が検出した検出対象に関する物理量と、前記発光個数特定情報格納手段が格納している前記発光個数特定情報とに基づいて、前記複数の表示灯のうちの発光させるべき表示灯の個数を決定する個数決定手段と、前記複数の表示灯のうちの、前記個数決定手段が決定した個数分の表示灯を発光させる発光制御手段と、前記監視領域に関するイベント情報を防災受信機から受信する通信手段と、を備え、前記発光制御手段は、前記通信手段が受信した前記イベント情報に基づいて、前記複数の表示灯の発光を制御する。
また、請求項3に記載の感知器は、請求項1又は2に記載の感知器において、前記感知器は、設置対象物の設置面に取り付けられるものであって、当該設置面と対向する取付面を有しており、前記複数の表示灯は、前記取付面と直交する方向において、前記感知器における前記取付面の反対側に設けられている。
また、請求項4に記載の感知器は、請求項1から3のいずれか一項に記載の感知器において、前記複数の表示灯は、相互に放射状に設けられている。
請求項1に記載の感知器によれば、検出手段の検出結果に関する情報を報知する複数の表示灯を備え、個数決定手段が決定した個数分の表示灯を発光させることにより、例えば、検出手段の検出結果に関する情報を報知することが可能な感知器を提供することができる。特に、複数の表示灯における発光している表示灯の数に基づいて、検出手段の検出結果に関する情報をユーザに報知することができるので、発光数を数えるという比較的単純であらゆるユーザが極めて容易に行うことができる行為を行うことのみによって、検出手段の検出結果に関する情報を把握させることができ、情報の報知性に優れた感知器を提供することができる。
また、複数個分の表示灯を相互に非同時に発光させることにより、例えば、複数個分の表示灯を相互に同時に発光させることが不要となるので、表示灯を発光させるために同時に必要となる電力を低減させることができる。また、例えば、検出手段の検出結果に関する情報についてユーザに対して報知するべき重要性の度合いである重要度に応じた個数の表示灯を点滅させることができるので、当該重要度に応じて感知器の目立ち具合を調整することができ、検出手段の検出結果に関する情報を確実に報知することができる。
請求項2に記載の感知器によれば、検出手段の検出結果に関する情報を報知する複数の表示灯を備え、個数決定手段が決定した個数分の表示灯を発光させることにより、例えば、検出手段の検出結果に関する情報を報知することが可能な感知器を提供することができる。特に、複数の表示灯における発光している表示灯の数に基づいて、検出手段の検出結果に関する情報をユーザに報知することができるので、発光数を数えるという比較的単純であらゆるユーザが極めて容易に行うことができる行為を行うことのみによって、検出手段の検出結果に関する情報を把握させることができ、情報の報知性に優れた感知器を提供することができる。
また、通信手段が受信したイベント情報に基づいて、複数の表示灯の発光を制御することにより、例えば、監視領域に関するイベント情報を、ユーザに対して報知することができるので、監視領域の防災に関する信頼性を向上させることができる。
請求項3に記載の感知器によれば、複数の表示灯は、取付面と直交する方向において、感知器における取付面の反対側に設けられていることにより、例えば、監視領域におけるユーザからの表示灯の視認性を向上させることができるので、感知器における情報の報知性を向上させることができる。
請求項4に記載の感知器によれば、複数の表示灯が相互に放射状に設けられていることにより、例えば、複数の表示灯の配列についての整然とした印象をユーザに与えることができるので、複数の表示灯における発光数の数え間違いを防止することが可能であり、且つ、感知器の意匠性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係る感知器の斜視図である。 感知器の底面図である。 感知器の側面図である。 図2のA―A矢視断面図である。 感知器のブロック図である。 発光個数特定情報を例示した図である。 報知処理のフローチャートである。 実施の形態2の発光個数特定情報を例示した図である。
以下に、本発明に係る感知器の各実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、各実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
〔各実施の形態の基本的概念〕
まずは、各実施の形態の基本的概念について説明する。各実施の形態は、概略的に、少なくとも、検出手段と、複数の表示灯と、発光個数特定情報格納手段とを備える感知器に関するものである。
ここで、「感知器」とは、監視領域を監視する監視手段であって、監視領域の異常を判定する機器であり、具体的には、監視領域の検出対象に関する物理量を検出することにより、火災等の異常を判定する機器であり、例えば、煙感知器、及び火災感知器等を含む概念である。また、「監視領域」とは、感知器による監視の対象となっている領域であり、具体的には、一定の広がりを持った空間であって、屋内あるいは屋外の空間であって、例えば、建物の廊下、階段、又は部屋等の空間を含む概念である。また、「検出対象」とは、感知器による検出の対象であり、具体的には、監視領域の異常に関連するものであり、例えば、煙等を含む概念である。
また、「検出手段」とは、監視領域の検出対象に関する物理量を検出する手段であり、例えば、検出対象が流入する感知器の内部の領域である遮光領域において、検出対象に関する物理量を検出するものであって、発光手段及び受光手段を備えるものを含む概念である。「発光手段」とは、遮光領域に流入した検出対象を検出するための手段であり、具体的には、検出光を発光する手段であり、例えば、発光ダイオード等を含む概念である。「受光手段」とは、遮光領域に流入した検出対象を検出するための手段であり、具体的には、発光手段から発光された検出光に基づく光を受光する手段であり、より具体的には、反射光、散乱光、又は検出光を受光する手段であり、例えば、フォトダイオード等を含む概念である。「反射光」とは、発光手段から発光された検出光が遮光領域内で反射されることで生じる光である。「散乱光」とは、発光手段から発光された検出光が遮光領域に流入した検出対象により散乱されることで生じる光である。「検出対象に関する物理量」とは、検出対象に関連する物理量であり、具体的には、検出手段が検出する物理量であり、例えば、遮光領域に検出対象が流入しているか否かに関わらず、検出手段の受光手段が受光する光の光量等を含む概念である。
また、「複数の表示灯」とは、検出手段の検出結果に関する情報を報知する複数の機器であって、発光又は消灯する機器であり、例えば、光源自体、及び光源と発光のための部材である発光部材(例えば、ライトガイド等)とを相互に組み合わせた機器等を含む概念である。「検出手段の検出結果に関する情報」とは、検出手段の検出結果に基づいて提示することが可能な情報であって、例えば、少なくとも、感知器のメンテナンスの必要性等含む概念である。「発光」とは、光を点け続ける点灯、又は光を点けたり消したりする点滅を示す概念であり、「消灯」とは、点灯及び点滅を行わないこと(つまり、光を消し続けること)を示す概念である。
また、「発光個数特定情報格納手段」とは、発光個数特定情報を格納するものである。「発光個数特定情報」とは、検出対象に関する物理量と複数の表示灯のうちの発光させるべき表示灯の個数とを特定する情報であり、例えば、検出対象に関する物理量と表示灯の個数とが相互に対応付けられているテーブル情報、及び、検出対象に関する物理量に対する表示灯の個数が特定される演算式等を含む概念である。
そして、以下に示す各実施の形態では、「感知器」が散乱光を用いて火災を判定する「火災感知器」であり、「複数の表示灯」が「光源と発光部材とを相互に組み合わせた機器」であり、「発光個数特定情報」が「テーブル情報」である場合について説明する。また、以下に示す各実施の形態にて示す数値については、説明の便宜上、一例として示したものであり、実際には、各実施の形態に示す概念に従う限りにおいて、当該例示した数値以外の数値を用いてもよい。また、実施の形態1においては、表示灯を「点灯」させて発光させる場合について説明し、実施の形態2においては、表示等を「点灯」又は「点滅」させて発光させる場合について説明する。
(実施の形態1)
初めに、実施の形態1について説明する。この実施の形態においては、表示灯を「点灯」させて発光させる場合について説明する。
(構成)
まず、本実施の形態に係る感知器の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る感知器の斜視図であり、図2は、本実施の形態に係る感知器の底面図であり、図3は、感知器の側面図であり、図4は、図2のA―A矢視断面図であり、図5は、感知器のブロック図である。なお、以下の説明では、図2及び図3に示すX―Y―Z方向が互いに直交する方向であり、具体的には、Z方向が鉛直方向であって、X方向及びY方向が鉛直方向に対して直交する水平方向であるものとして、例えば、Z方向を高さ方向、あるいは、取付面111と略直交する方向と称し、+Z方向を上側(平面、あるいは、感知器100における取付面111側)と称し、−Z方向を下側(底面、あるいは、感知器100における取付面111の反対側)と称して説明する。また、図4に示すX1方向は、図2のA−A断面に平行な方向である。また、以下の「X(又はX1)―Y―Z方向」に関する用語については、図示の感知器100において、各構成品の相対的な位置関係(又は、方向)等を説明するための便宜的な表現であることとし、図3の遮光領域13の中心位置を基準として、XY平面において遮光領域13から離れる方向を「外側」と称し、遮光領域13に近づく方向を「内側」と称して、以下説明する。
これら各図に示す感知器100は、散乱光式感知器であり、具体的には、図3に示すように、設置対象物としての監視領域の天井面の設置面900に取り付けて用いられるものであり、例えば、取付ベース11、筐体12、遮光領域13、図4の回路基板14、図5の検出部21、表示発光部22、記録部23、及び制御部24を備える。
(構成−取付ベース)
図3の取付ベース11は、設置面900に対して、筐体12を取り付けるための取付手段である。この取付ベース11の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、設置面900と対向する面である取付面111を備えているものであり、筐体12と設置面900との間において用いられるものであって、公知の固定手段(例えば、ねじあるいは嵌合構造等)によって固定されているものである。
(構成−筐体)
図1の筐体12は、図3の遮光領域13、図4の回路基14、図5の検出部21、表示発光部22、記録部23、及び制御部24(以下、「光領域13、回路基14、図5の検出部21、表示発光部22、記録部23、及び制御部24」を「収容対象」とも称する)を収容する収容手段である。図1の筐体12の具体的な種類や構成は任意であり、例えば、一例として意匠性や煙流入性を向上させる点に鑑みて、本体部121、遮光部122、及びリブ123を備えているものである。
(構成−筐体−本体部)
図4の本体部121は、収容対象を収容するものであり、例えば、全体としては、取付ベース11と同径の円筒状のものであって、高さ方向(Z方向)における下側(−Z方向)に図1の本体側傾斜面121Aを備えている遮光性の部材である。本体側傾斜面121Aは、煙を含む気体(以下、単に「気体」とも称する)を本体側開口部12Aに誘導する誘導手段であり、具体的には、遮光部122の形状に対応して設けられているものであって、高さ方向(Z方向)における下側(−Z方向)に向かうに従って内側に傾斜しているものであり、例えば、遮光部122の外周辺に対応する位置に設けられているものである。本体側開口部12Aは、気体を図3の遮光領域13に誘導する誘導手段であり、例えば、図1の本体部121と遮光部122との間に設けられているものであって、リブ123によって区画されているものである。
(構成−筐体−遮光部)
遮光部122は、図3の遮光領域13の外側からの光を遮光する遮光手段であり、また、本体側開口部12Aを介して気体を遮光領域13に誘導する誘導手段であり、例えば、全体としては、図3の本体部121よりもXY平面の外形が小さい六角形のものであって、高さ方向(Z方向)における下側(−Z方向)に向かうに従って当該遮光部122の内側の中心付近が下側(−Z方向)に僅かに突出している遮光性の部材である。
(構成−筐体−リブ)
図1のリブ123は、筐体12全体の強度を補強する補強手段であり、また、気体を誘導する誘導手段であり、本体側開口部12Aを区画する区画手段であって、例えば、筐体12におけるXY平面における中心を基準に放射状に設けられている平板形状のものであり、遮光部122の形状に対応して6個設けられているものである。
(構成−遮光領域)
図3の遮光領域13は、感知器100の外側からの光が遮光されている領域であって、検出対象である煙が流入する感知器100の内部の領域である。この遮光領域13は、実際には、筐体12の内部において、遮光手段であるラビリンス及び虫の進入を防止しつつ煙を流入させる防虫網に取り囲まれて設けられているが、これらのラビリンス、防虫網、及び遮光領域13については従来のものを適用することができるので、説明の便宜上、図3において遮光領域13のみが破線にて簡略的に示されており、図4においては防虫網、及び遮光領域13の図示が省略されている。
(構成−回路基板)
図4の回路基板14は、感知器100の各素子が実装される実装手段であり、例えば、全体としてXY平面に沿ってひろがっているものであって、筐体12の内部に公知の固定手段(例えば、ねじ等)によって固定されているものである。
(構成−検出部)
図5の検出部21は、監視領域の検出対象に関する物理量を検出する検出手段であり、具体的には、図3の遮光領域13において、散乱光及び反射光の光量を検出するものである。この検出部21の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、不図示の発光部及び不図示の受光部を備えるものである。ここで、発光部は、煙を検出するための光である検出光を発光する発光手段であり、具体的には、図3の遮光領域13において検出光を発光するものであって、例えば、発光ダイオード等を備えるものである。また、受光部は、発光部から発光された検出光に基づく光を受光する受光手段であり、具体的には、遮光領域13内で反射された反射光、及び遮光領域13で発生した散乱光を受光するものであって、例えば、フォトダイオード等を備えるものである。そして、検出部21は、発光部が検出光を発光した場合に、受光部が受光した光(つまり、発光部が発光した検出光に基づく反射光又は散乱光)の光量を検出するように構成されている。
(構成−表示発光部)
図5の表示発光部22は、検出部21の検出結果に関する情報を報知する複数の機器を備える報知手段である。この表示発光部22の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、図1の第1表示発光部221、第2表示発光部222、第3表示発光部223を備えるものである。なお、これらの第1表示発光部221〜第3表示発光部223の構成は互いに同様であるので、第1表示発光部221の構成についてのみ詳細に説明し、第2表示発光部222及び第3表示発光部223の構成については、簡略して説明する。
(構成−表示発光部−第1表示発光部)
第1表示発光部221は、検出部21の検出結果に関する情報を報知する表示灯であって、発光又は消灯する表示灯であり、具体的には、検出部21の検出結果に関する情報として、少なくとも、感知器100のメンテナンスの必要性を報知するものであって、例えば、図4の光源221A、及びライトガイド221Bを備えるものである。
(構成−表示発光部−第1表示発光部−光源)
光源221Aは、発光する発光手段であり、例えば、回路基板14における下側(−Z方向)の面に実装されているものであって、発光ダイオード等を備えるものである。
(構成−表示発光部−第1表示発光部−ライトガイド)
ライトガイド221Bは、光源221Aが発光した光を誘導する光誘導手段であり、例えば、筐体12の内部から外部に光を誘導するために、高さ方向(Z方向)において回路基板14から下側(−Z方向)に向かって伸びて筐体12の遮光部122を貫通しているものであって、当該ライトガイド221Bにおける下側(−Z方向)の一部が遮光部122から僅かに突出して露出しているものである。このように、ライトガイド221Bが僅かに突出していることにより、第1表示発光部221が図3の取付面111と直交する方向において、感知器100における取付面111の反対側に設けられことになり、監視領域におけるあらゆる方向からライトガイド221Bを視認すること可能となる。また、遮光部122におけるライトガイド221Bを露出させる位置については、任意に設定することができるが、ここでは、例えば、視認性の向上及び意匠性の向上の観点等から、図2に示すように、XY平面における遮光部122の中心を基準に、第1表示発光部221、第2表示発光部222、及び第3表示発光部223が相互に放射状に設けられるように設定されている。
(構成−表示発光部−第2表示発光部)
第2表示発光部222は、検出部21の検出結果に関する情報を報知する表示灯であって、発光又は消灯する表示灯であり、具体的には、検出部21の検出結果に関する情報として、少なくとも、感知器100のメンテナンスの必要性を報知するものであって、例えば、第1表示発光部221と同様に構成されているものである。
(構成−表示発光部−第3表示発光部)
第3表示発光部223は、検出部21の検出結果に関する情報を報知する表示灯であって、発光又は消灯する表示灯であり、具体的には、検出部21の検出結果に関する情報として、少なくとも、感知器100のメンテナンスの必要性を報知するものであって、例えば、第1表示発光部221と同様に構成されているものである。
(構成−記録部)
図5の記録部23は、発光個数特定情報格納手段であって、感知器100の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、DVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体、又はFlash、ROM、USBメモリ、SDカードの如き電気的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる。
また、この記録部23には、火災判定閾値、及び発光個数特定情報が格納されている。
まず、「火災判定閾値」とは、監視領域における異常である火災発生を判定するために用いられる閾値であって、検出部21が検出した光の光量と比較されるものである。そして、この火災判定閾値については、火災発生に関する所定の実験又はシミュレーション等の結果に基づいて決定した上で、不図示の入力手段を用いて、一例として「50(ルーメン)」が入力されて格納されているものとする。以下、光の光量の単位「ルーメン」については、適宜省略する。
また、「発光個数特定情報」とは、少なくとも、検出対象に関する物理量である検出部21が検出した光の光量と、複数の表示灯である第1表示発光部221〜第3表示発光部223のうちの発光させるべきものの個数(以下、「複数の表示灯である第1表示発光部221〜第3表示発光部223のうちの発光させるべきものの個数」を「要発光個数」と称する)とを特定する情報である。図6は、発光個数特定情報を例示した図である。この図6に示すように、発光個数特定情報は、項目「煙濃度相当」、項目「光量情報」、及び項目「個数情報」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。ここで、項目「煙濃度相当」に対応する情報は、後述の光量情報を煙濃度に換算した場合の一例を示す情報(単位は、「%/m」)である(図6では、1.0(%/m)以上2.5(%/m)未満であることを特定する「1.0以上〜2.5未満」等)。また、項目「光量情報」に対応する情報は、検出部21が検出した光の光量を特定する光量情報である(図6では、光量の範囲であり、「10以上〜25未満」等)。また、項目「個数情報」に対応する情報は、要発光個数を特定する個数情報である(図6では、0個を特定する「0」、1個を特定する「1」、2個を特定する「2」、及び3個を特定する「3」である)。
そして、この発光個数特定情報については、少なくとも、感知器100のメンテナンスの必要性を報知できるように格納される限りにおいて任意の情報が、不図示の入力手段を用いて格納されるが、ここでは、例えば、感知器100のメンテナンスの必要性に加えて、当該必要性の度合い、及び、火災の発生も、検出部21の検出結果に関する情報として報知できるように、以下の情報が格納された場合について説明する。例えば、図6において、まず、光量情報として、図5の火災判定閾値の光量である「50」を、最大の範囲を特定する基準値として特定し、この特定した基準値である「50」と「0」との間の任意の2つの光量(例えば、「10」、「25」)を選択した上で、前述の特定した基準値の光量と選択した2つの光量とで規定される範囲を、光量情報として入力して格納する。次に、当該格納した光量情報に対応する個数情報として、小さい値に対応する光量情報から大きい値に対応する光量情報に向かうにつれて個数情報の数が多くなるように入力して格納する。このようにして、図6の発光個数特定情報が格納されているものとする。
(構成−制御部)
図5の制御部24は、感知器100を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係る制御プログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して感知器100にインストールされることで、制御部24の各部を実質的に構成する。
この制御部24は、機能概念的に、個数決定部241、及び発光制御部242を備える。個数決定部241は、検出部21が検出した検出対象に関する物理量である光の光量と、記録部23が格納している発光個数特定情報とに基づいて、要発光個数を決定する個数決定手段である。発光制御部242は、複数の表示灯である第1表示発光部221〜第3表示発光部223のうちの、個数決定部241が決定した要発光個数分のものを発光させる発光制御手段である。そして、この制御部24の各部により行われる処理については、後述する。
(処理)
次に、このように構成される感知器100によって実行される報知処理について説明する。図7は、報知処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。「報知処理」とは、防災のための処理であり、具体的には、少なくとも、表示発光部22を介して検出部21の検出結果に関する情報を報知するための処理である。この報知処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、感知器100の電源をオンした後に、所定時間(例えば、10〜20秒等)毎に繰り返し起動されて実行するものとして、報知処理が起動されたところから説明する。ここでは、例えば、感知器100が正常な場合には、火災が発生していない場合の検出部21によって検出される光量(以下、「火災が発生していない場合の検出部21によって検出される光量」を「検出部21のゼロ点光量」と称する)が「1〜2」となるように構成されているものとし、このように構成されている場合において、感知器100の図3の遮光領域13に塵埃が浸入し、当該進入した塵埃による反射に起因して、「検出部21のゼロ点光量」が「30」に増加する場合を、適宜例示して説明する。
まず、図7に示すように、SA1において制御部24は、光量を取得する。具体的には、図5の検出部21が検出した光量を取得する。ここでは、例えば、塵埃の進入が無く感知器100が正常な場合には、制御部24は、一例として「1.5」を取得するが、一方、遮光領域13に塵埃が進入した場合、一例として「30」を取得する。
図7に戻って、SA2において個数決定部241は、要発光個数を決定する。具体的には、検出部21が検出した光量と、記録部23の発光個数特定情報とに基づいて、要発光個数を決定する。詳細には、図6の発光個数特定情報を参照し、図7のSA1で取得した光量に対応する個数情報を特定し、特定した個数情報の個数を、要発光個数として決定する。ここでは、例えば、SA1で「1.5」を取得した場合、図6の「〜10未満」の光量情報に対応する「0」の個数情報を特定し、要発光個数として0個を決定する。また、例えば、SA1で「30」を取得した場合、図6の「25以上〜50未満」の光量情報に対応する「2」の個数情報を特定し、要発光個数として2個を決定する。
図7に戻って、SA3において発光制御部242は、図1の第1表示発光部221〜第3表示発光部223の発光(具体的には、点灯)又は消灯の制御を行う。具体的には、図1の第1表示発光部221〜第3表示発光部223のうちの、個数決定部241が図7のSA2にて決定した要発光個数分のものを発光させる制御を行う。詳細には、第1表示発光部221〜第3表示発光部223のうちの発光させるべきもの(以下、「第1表示発光部221〜第3表示発光部223のうちの発光させるべきもの」を「発光対象表示発光部」と称する)を要発光個数分だけ決定した上で、決定した発光対象表示発光部についてのみ発光させる。ここでの、発光対象表示発光部を要発光個数分だけ決定する手法は任意であるが、例えば、第1表示発光部221〜第3表示発光部223に対して優先度(例えば、第1表示発光部221が最優先であり、第2表示発光部222が第3表示発光部223よりも優先される等)が設定されており、この設定されている優先度に従って要発光個数分だけを決定するものとして、以下説明する。
ここでは、例えば、図7のSA2にて要発光個数として0個を決定した場合、発光対象表示発光部が無いものと決定し、図1の第1表示発光部221〜第3表示発光部223を全て消灯させる。また、例えば、図7のSA2にて要発光個数として2個を決定した場合、上述の優先度に基づいて図1の第1表示発光部221及び第2表示発光部222を発光対象表示発光部として決定し、第1表示発光部221の図4の光源221Aから光を出力させることにより第1表示発光部221を点灯させて発光させ、且つ、同様にして、第2表示発光部222を点灯させて発光させ、且つ、第3表示発光部223の不図示の光源221Aから光を出力させないことにより第3表示発光部223を消灯させる。
このように処理することにより、ユーザは、例えば、第1表示発光部221〜第3表示発光部223の発光数が0個であることを視認した場合、感度(つまり、例えば、「検出部21のゼロ点光量」と記録部23の火災判定閾値との差に応じて定まる、火災判定のしやすさ)が正常であり、感知器100のメンテナンスが現時点では不要であることを把握することができ、また、発光数が2個であることを視認した場合、感度が大きくずれており、感知器100のメンテナンスの必要性を把握することができ、且つ、(具体的には例示していないが)発光数が1個である場合よりも当該必要性の度合いが高いことを把握することができる。また、ユーザは、例えば、(具体的には例示していないが)発光数が1個であることを視認した場合、感度が少しずれており、感知器100のメンテナンスの必要性を把握することができ、且つ、発光数が2個である場合よりも当該必要性の度合いが低いことを把握することができ、また、(具体的には例示していないが)発光数が3個であることを視認した場合には、火災の発生を把握することができる。これにて、報知処理を終了する。
(実施の形態1の効果)
このように本実施の形態によれば、検出部21の検出結果に関する情報を報知する複数の第1表示発光部221〜第3表示発光部223を備え、個数決定部241が決定した個数分の表示灯を発光させることにより、例えば、検出部21の検出結果に関する情報を報知することが可能な感知器100を提供することができる。特に、複数の第1表示発光部221〜第3表示発光部223における発光している表示灯の数に基づいて、検出部21の検出結果に関する情報をユーザに報知することができるので、発光数を数えるという比較的単純であらゆるユーザが極めて容易に行うことができる行為を行うことのみによって、検出部21の検出結果に関する情報を把握させることができ、情報の報知性に優れた感知器100を提供することができる。
また、複数の第1表示発光部221〜第3表示発光部223は、取付面111と直交する方向において、感知器100における取付面111の反対側に設けられていることにより、例えば、監視領域におけるユーザからの第1表示発光部221〜第3表示発光部223の視認性を向上させることができるので、感知器100における情報の報知性を向上させることができる。
また、複数の第1表示発光部221〜第3表示発光部223が相互に放射状に設けられていることにより、例えば、複数の第1表示発光部221〜第3表示発光部223の配列についての整然とした印象をユーザに与えることができるので、複数の第1表示発光部221〜第3表示発光部223における発光数の数え間違いを防止することが可能であり、且つ、感知器100の意匠性を向上させることができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。この実施の形態においては、表示等を「点灯」又は「点滅」させて発光させる場合について説明する。
(構成)
まず、本実施の形態に係る感知器の構成について説明する。なお、本実施の形態の感知器の構成は、特記する事項を除いて、実施の形態1の感知器100の構成と同様であるので、図5にて本実施の形態の感知器を感知器100Aと図示して説明する。感知器100Aは、第1の実施の形態の感知器100において、記録部23に記録されている「発光個数特定情報」の具体的な情報を変更し、また、個数決定部24を個数決定部24Aに変更
したものであり、ここでは、感知器100の構成と異なる構成についてのみ説明する。
図5に示す感知器100Aは、例えば、図3の取付ベース11、筐体12、遮光領域13、図4の回路基板14、図5の検出部21、表示発光部22、記録部23A、及び制御部24Aを備える。
(構成−記録部)
記録部23Aは、発光個数特定情報格納手段であり、例えば、火災判定閾値、及び発光個数特定情報が格納されている。
「発光個数特定情報」とは、少なくとも、検出対象に関する物理量である検出部21が検出した光の光量と、複数の表示灯である第1表示発光部221〜第3表示発光部223のうちの発光させるべきものの個数とを特定する情報である。図8は、発光個数特定情報を例示した図である。この図8に示すように、発光個数特定情報は、項目「煙濃度相当」、項目「光量情報」、項目「個数情報」、及び項目「発光態様情報」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。なお、項目「煙濃度相当」に対応する情報、項目「光量情報」に対応する情報、及び項目「個数情報」に対応する情報は、図6の同一名称の情報と共通である。ここで、項目「発光態様情報」に対応する情報は、発光のさせ方である発光態様を特定する発光態様情報である(図8では、点滅させて発光させる「点滅」、及び点灯させて発光させる「点灯」である)。
そして、この発光個数特定情報については、少なくとも、感知器100Aのメンテナンスの必要性を報知できるように格納される限りにおいて任意の情報が、不図示の入力手段を用いて格納されるが、ここでは、例えば、感知器100Aのメンテナンスの必要性に加えて、当該必要性の度合い、及び、火災の発生も、検出部21の検出結果に関する情報として報知できるように、以下の情報が格納された場合について説明する。例えば、実施の形態で説明した手法と同様な手法に従って光量情報および個数情報を入力して格納した上で、視認性又は不図示の防災受信機の仕様等を含む任意の事象を考慮して、発光態様情報を入力して格納する。このようにして、図8の発光個数特定情報が格納されているものとする。
(構成−制御部)
図5の制御部24Aは、感知器100Aを制御する制御手段であり、機能概念的に、個数決定部241、及び発光制御部242Aを備える。発光制御部242Aは、複数の表示灯である第1表示発光部221〜第3表示発光部223のうちの、個数決定部241が決定した要発光個数分のものを発光させる発光制御手段である。そして、この制御部24Aの各部により行われる処理については、後述する。
(処理)
次に、このように構成される感知器100Aによって実行される報知処理について説明する。なお、この報知処理については、特記する事項を除いて、実施の形態1で説明した報知処理と同様であるので、図7に「SB1」〜「SB3」の符号を付して、当該図7を参照して説明する。
まず、図7に示すように、SB1において制御部24Aは、実施の形態1のSA1と同様な処理を行って、光量を取得する。
次に、SB2において個数決定部241は、実施の形態1のSA2と同様な処理を行って、要発光個数を決定する。。
次に、SB3において発光制御部242Aは、図1の第1表示発光部221〜第3表示発光部223の発光(具体的には、点滅又は点灯)又は消灯の制御を行う。
具体的には、まず、図8の発光個数特定情報を参照して、SB1で取得した光量に対応する発光態様情報を取得し、取得した発光態様情報に基づいて発光態様を特定する。ここでは、例えば、SB1で「45」を取得した場合、図8の「40以上〜50未満」の光量情報に対応する「点滅」の発光態様情報を特定し、発光態様として「点滅」を特定する。また、例えば、SB1で「60」を取得した場合、図8の「50以上〜」の光量情報に対応する「点灯」の発光態様情報を特定し、発光態様として「点灯」を特定する。
次に、実施の形態1のSA3と同様な処理(前述の「優先度」を用いて「発光対象表示発光部」を決定する処理)を行って、図1の第1表示発光部221〜第3表示発光部223のうちの、個数決定部241が図7のSB2にて決定した要発光個数分のものを、前述の特定した発光態様にて発光させる制御を行う。ここでは、例えば、SB1で「45」を取得した場合、SB2にて3個を決定し、SB3にて、発光態様として「点滅」を特定した上で、図1の第1表示発光部221〜第3表示発光部223を全て点滅させて発光させる。また、例えば、SB1で「60」を取得した場合、SB2にて3個を決定し、SB3にて、発光態様として「点灯」を特定し、図1の第1表示発光部221〜第3表示発光部223を全て点灯させて発光させる。
このように処理することにより、ユーザは、例えば、第1表示発光部221〜第3表示発光部223の点滅を視認した場合に、メンテナンスの必要性を把握し、更に、第1表示発光部221〜第3表示発光部223における点滅している表示発光部の個数により、当該メンテナンスの必要性の度合いを把握することができる。特に、メンテナンスの必要性の度合いについては、点滅している表示発光部の個数が多いほど、当該度合いが高いことを把握することができる。また、ユーザは、例えば、第1表示発光部221〜第3表示発光部223の点灯を視認した場合に、火災の発生を把握することができる。これにて、報知処理を終了する。
(実施の形態2の効果)
このように本実施の形態によれば、第1表示発光部221〜第3表示発光部223のうちの発光しているものの個数に加えて、発光態様に基づいて、検出部21の検出結果に関する情報を報知することができるので、多数の情報を報知することが可能となる。
〔各実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明に係る各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の詳細に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
(分散や統合について)
また、上述した構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。
(報知処理について(その1))
また、上記実施の形態1においては、図7のSA3にて、要発光個数分の発光対象表示発光部を優先度に従って決定する場合について説明したが、これに限らない。例えば、優先度が設定されておらず、要発光個数分の発光対象表示発光部を任意に決定してもよい。
(報知処理について(その2))
また、上記実施の形態1の図7のSA1において、図5の検出部21が検出した光量として「50」以上を取得した場合、実施の形態の図7のSA2及びSA3の処理と共に、制御部24が、火災発生を判定して、警報音を感知器100の不図示のスピーカから出力すると共に、発報信号を不図示の防災受信機に送信してもよい。そして、この場合、所定の復旧操作が防災受信機に介して行われるまで、警報音の出力及び図7のSA3の処理による、図1の第1表示発光部221〜第3表示発光部223の点灯による発光を持続させてもよい。
(報知処理について(その3))
また、上記実施の形態1の図7のSA2において、個数決定部241が決定した要発光個数が複数個である場合、SA3において、発光制御部242は、図1の第1表示発光部221〜第3表示発光部223のうちの、個数決定部241が決定した要発光個数分のものを、相互に非同時に発光させてもよい。ここで、「相互に非同時に発光させる」とは、第1表示発光部221〜第3表示発光部223のうちの複数個を発光させるが、各タイミングにおいて、第1表示発光部221〜第3表示発光部223のうちの発光している状態の表示発光部が1つのみとなるように発光させることである。そして、ここでは、例えば、第1表示発光部221〜第3表示発光部223を相互に非同時に発光させる場合、第1表示発光部221が点灯しており且つ第2表示発光部222及び第3表示発光部223が消灯している状態、第2表示発光部222が点灯しており且つ第1表示発光部221及び第3表示発光部223が消灯している状態、第3表示発光部223が点灯しており且つ第1表示発光部221及び第2表示発光部222が消灯している状態、を順次繰り返す。このように構成することにより、複数個分の第1表示発光部221〜第3表示発光部223を相互に非同時に発光させることにより、例えば、複数個分の第1表示発光部221〜第3表示発光部223を相互に同時に発光させることが不要となるので、第1表示発光部221〜第3表示発光部223を発光させるために同時に必要となる電力を低減させることができる。また、例えば、検出部21の検出結果に関する情報についてユーザに対して報知するべき重要性の度合いである重要度に応じた個数の表示灯を点滅させることができるので、当該重要度に応じて感知器100の目立ち具合を調整することができ、検出部21の検出結果に関する情報を確実に報知することができる。
(報知処理について(その4))
また、上記実施の形態1の図7の報知処理は繰り返し実行されるが、SA3で制御された第1表示発光部221〜第3表示発光部223の発光状態(発光又は消灯)については、繰り返し行われるSA3にて発光状態が変更されるまで、あるいは、「(報知処理について(その2))」で説明した復旧操作が行われるまで、維持してもよい。
(ライトガイドについて)
また、上記実施の形態1又は2の図4のライトガイド221Bにおける、筐体12の内部側の少なくとも一部を光ファイバを用いて構成してもよい。このように構成することにより、筐体12の内部でのライトガイドの引き回しが容易となる。
(表示発光部について(その1))
また、上記実施の形態1又は2においては、3個の表示発光部(例えば、図1の第1表示発光部221〜第3表示発光部223)を用いて、メンテナンスの必要性に加えて、当該必要性の度合い、及び、火災の発生も報知する場合について説明したが、これに限らない。例えば、以下の第1〜第3の例のように構成してもよい。
第1の例は、2個の表示発光部を用いて、メンテナンスの必要性及び火災の発生を報知する構成例である。この場合について具体的には、表示発光部を2個のみ設けた上で、発光数を0個にすることにより、メンテナンスが不要であることを報知し、発光数を1個にすることにより、メンテナンスが必要であることを報知し、発光数を2個にすることにより、火災の発生を報知してもよい。
また、第2の例は、2個の表示発光部を用いて、メンテナンスの必要性及び当該必要性の度合いを報知する構成例である。この場合について具体的には、表示発光部を2個のみ設けた上で、発光数を0個にすることにより、メンテナンスが不要であることを報知し、発光数を1個にすることにより、メンテナンスが必要であり、且つ、メンテナンスの必要性の度合いが低いことを報知し、発光数を2個にすることにより、メンテナンスが必要であり、且つ、メンテナンスの必要性の度合いが高いことを報知してもよい。
また、第3の例は、4個以上の表示発光部を用いて、少なくとも、メンテナンスの必要性を報知する構成例である。この場合、表示発光部を4個以上設けた上で、少なくともメンテナンスの必要性を報知する構成例である。この場合にて具体的には、実施の形態1又は2に対してメンテナンスの必要性の度合いのレベルを1個追加した上で、実施の形態1又は2と同様にして報知してもよい。
(表示発光部について(その2))
また、上記実施の形態1又は2において、図1の第1表示発光部221〜第3表示発光部223各々について、緑色、黄色、及び赤色の3色の間で自由に発光色を選択し、選択した発光色にて発光可能となるように構成してもよい。この場合、図7のSA3において、発光数が1個の場合には緑色にて発光させ、発光数が2個の場合には黄色にて発光させ、発光数が3個の場合には赤色にて発光させてもよい。このように構成する場合については、各表示発光部に対して緑色、黄色、及び赤色の光源を設けた上で、これらの光源を選択的に発光又は消灯させることが可能となるように構成してもよい。
(表示発光部について(その3))
また、上記実施の形態1において、図7のSA3にて点灯させることにより発光させる場合について説明したが、これに限らない。例えば、点滅させることにより発光させてもよい。また、例えば、報知対象に基づいて、発光態様を変更してもよい。具体的には、メンテナンスの必要性及び当該必要性の度合いを報知する場合に点灯させることにより発光させ、火災の発生を報知する場合に点滅させて発光させてもよく、逆に、メンテナンスの必要性及び当該必要性の度合いを報知する場合に点滅させることにより発光させ、火災の発生を報知する場合に点灯させて発光させてもよい。
(表示発光部について(その4))
また、上記実施の形態1又は2においては、図2に示すように、XY平面における遮光部122の中心を基準に、第1表示発光部221、第2表示発光部222、及び第3表示発光部223が相互に放射状に設けられるように構成する場合について説明したが、これに限らない。例えば、各表示部を相互に放射状とならないように任意の位置に設けてもよいし、相互に一列に設けてもよい。
(格納されている情報について)
また、上記実施の形態1又は2において、格納されている情報を任意に編集してもよい。具体的には、図6及び図8において、「煙濃度相当」に対応する情報のみを省略してもよいし、また、光量情報のみを省略した上で「煙濃度相当」に対応する情報に基づいて実施の形態1又は2に記載の処理を行うように構成してもよい。
(イベント情報による制御について)
また、上記実施の形態1において、図5の感知器100に通信部を設けて、発光制御部242が、通信部の通信結果に基づいて、図5の表示発光部22の発光を制御してもよい。ここで、「通信部」とは、イベント情報を不図示の防災受信機から受信する通信手段であり、例えば、公知の通信回路等を用いて構成されているものである。「防災受信機」とは、監視領域を監視する監視手段であって、監視領域の異常を報知する装置である。「イベント情報」とは、監視領域に関する情報であり、具体的には、監視領域の異常に関する情報であり、例えば、防災受信機にて火災を断定する操作が行われたことを特定する情報、火災発生を報知するための発信機の押し釦が押下されたことを特定する情報、あるいは、防災受信機が感知器100の検出部21の検出結果を取得して蓄積し、蓄積結果に基づいて火災発生を予測するように構成されている場合において予測された火災発生を特定する情報等を含む概念である。そして、発光の制御について具体的には、発光制御部242は、通信部がイベント情報を受信した場合に、図1の第1表示発光部221〜第3表示発光部223について順次点灯及び消灯を繰り返して、当該の第1表示発光部221〜第3表示発光部223を視認した者に対して光が回転しているイメージを与えるように発光を制御してもよい。なお、ここでの発光制御部242による発光の制御については、個数決定部241が要発光個数として3個を決定した場合にのみ行うように構成してもよいし、あるいは、個数決定部241が決定した要発光個数の数に関わらず行うように構成してもよい。なお、ここに記載の概念を実施の形態2に適用してもよい。このように構成した場合、通信部が受信したイベント情報に基づいて、第1表示発光部221〜第3表示発光部223の発光を制御することにより、例えば、監視領域に関するイベント情報を、ユーザに対して報知することができるので、監視領域の防災に関する信頼性を向上させることができる。
(用語の定義について)
また、「検出手段の検出結果に関する情報」の用語を、検出手段の検出結果自体の状態を含む概念として捉えてもよい。具体的には、図6の発光個数特定情報をユーザに開示することにより、ユーザは、発光数に基づいて光量自体を把握することができる。また、「検出手段の検出結果に関する情報」の用語を、監視領域の煙の濃度の情報を含む概念として捉えてもよい。具体的には、図6の発光個数特定情報の光量情報及び個数情報に対して、煙の濃度を特定する情報である煙濃度情報を関連付けた上で、この情報をユーザに開示することにより、ユーザは、発光数に基づいて煙の濃度を把握することができる。
(特徴及び適用について)
また、上記実施の形態1又は2の特徴及び変形例の特徴を任意に組合わせてもよい。また、上記実施の形態1又は2の特徴、変形例の特徴、又は、これらの組み合わせの特徴を、減光式の感知器、あるいは、感知器100とは異なる形状の感知器等を含む任意の感知器に適用してもよい。
(付記)
付記1の感知器は、監視領域を監視する感知器であって、前記監視領域の検出対象に関する物理量を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に関する情報を報知する複数の表示灯であって、発光又は消灯する前記複数の表示灯と、前記検出対象に関する物理量と前記複数の表示灯のうちの発光させるべき表示灯の個数とを特定する情報である発光個数特定情報を格納する発光個数特定情報格納手段と、前記検出手段が検出した検出対象に関する物理量と、前記発光個数特定情報格納手段が格納している前記発光個数特定情報とに基づいて、前記複数の表示灯のうちの発光させるべき表示灯の個数を決定する個数決定手段と、前記複数の表示灯のうちの、前記個数決定手段が決定した個数分の表示灯を発光させる発光制御手段と、を備える。
付記2の感知器は、付記1に記載の感知器において、前記個数決定手段が決定した個数が複数個である場合、前記発光制御手段は、前記複数の表示灯のうちの、前記個数決定手段が決定した複数個分の表示灯を、相互に非同時に発光させる。
付記3に記載の感知器は、付記1又は2に記載の感知器において、前記感知器は、設置対象物の設置面に取り付けられるものであって、当該設置面と対向する取付面を有しており、前記複数の表示灯は、前記取付面と直交する方向において、前記感知器における前記取付面の反対側に設けられている。
付記4に記載の感知器は、付記1から3のいずれか一項に記載の感知器において、前記複数の表示灯は、相互に放射状に設けられている。
付記5の感知器は、付記1から4のいずれか一項に記載の感知器において、前記監視領域に関するイベント情報を防災受信機から受信する通信手段、を備え、前記発光制御手段は、前記通信手段が受信した前記イベント情報に基づいて、前記複数の表示灯の発光を制御する。
(付記の効果)
付記1に記載の感知器によれば、検出手段の検出結果に関する情報を報知する複数の表示灯を備え、個数決定手段が決定した個数分の表示灯を発光させることにより、例えば、検出手段の検出結果に関する情報を報知することが可能な感知器を提供することができる。特に、複数の表示灯における発光している表示灯の数に基づいて、検出手段の検出結果に関する情報をユーザに報知することができるので、発光数を数えるという比較的単純であらゆるユーザが極めて容易に行うことができる行為を行うことのみによって、検出手段の検出結果に関する情報を把握させることができ、情報の報知性に優れた感知器を提供することができる。
付記2に記載の感知器によれば、複数個分の表示灯を相互に非同時に発光させることにより、例えば、複数個分の表示灯を相互に同時に発光させることが不要となるので、表示灯を発光させるために同時に必要となる電力を低減させることができる。また、例えば、検出手段の検出結果に関する情報についてユーザに対して報知するべき重要性の度合いである重要度に応じた個数の表示灯を点滅させることができるので、当該重要度に応じて感知器の目立ち具合を調整することができ、検出手段の検出結果に関する情報を確実に報知することができる。
付記3に記載の感知器によれば、複数の表示灯は、取付面と直交する方向において、感知器における取付面の反対側に設けられていることにより、例えば、監視領域におけるユーザからの表示灯の視認性を向上させることができるので、感知器における情報の報知性を向上させることができる。
付記4に記載の感知器によれば、複数の表示灯が相互に放射状に設けられていることにより、例えば、複数の表示灯の配列についての整然とした印象をユーザに与えることができるので、複数の表示灯における発光数の数え間違いを防止することが可能であり、且つ、感知器の意匠性を向上させることができる。
付記5に記載の感知器によれば、通信手段が受信したイベント情報に基づいて、複数の表示灯の発光を制御することにより、例えば、監視領域に関するイベント情報を、ユーザに対して報知することができるので、監視領域の防災に関する信頼性を向上させることができる。
11 取付ベース
12 筐体
12A 本体側開口部
13 遮光領域
14 回路基板
21 検出部
22 表示発光部
23 記録部
23A 記録部
24 制御部
24A 制御部
100 感知器
100A 感知器
111 取付面
121 本体部
121A 本体側傾斜面
122 遮光部
123 リブ
221 第1表示発光部
221A 光源
221B ライトガイド
222 第2表示発光部
223 第3表示発光部
241 個数決定部
242 発光制御部
242A 発光制御部
900 設置面

Claims (4)

  1. 監視領域を監視する感知器であって、
    前記監視領域の検出対象に関する物理量を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に関する情報を報知する複数の表示灯であって、発光又は消灯する前記複数の表示灯と、
    前記検出対象に関する物理量と前記複数の表示灯のうちの発光させるべき表示灯の個数とを特定する情報である発光個数特定情報を格納する発光個数特定情報格納手段と、
    前記検出手段が検出した検出対象に関する物理量と、前記発光個数特定情報格納手段が格納している前記発光個数特定情報とに基づいて、前記複数の表示灯のうちの発光させるべき表示灯の個数を決定する個数決定手段と、
    前記複数の表示灯のうちの、前記個数決定手段が決定した個数分の表示灯を発光させる発光制御手段と、を備え
    前記個数決定手段が決定した個数が複数個である場合、前記発光制御手段は、前記複数の表示灯のうちの、前記個数決定手段が決定した複数個分の表示灯を、相互に非同時に発光させる、
    感知器。
  2. 監視領域を監視する感知器であって、
    前記監視領域の検出対象に関する物理量を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に関する情報を報知する複数の表示灯であって、発光又は消灯する前記複数の表示灯と、
    前記検出対象に関する物理量と前記複数の表示灯のうちの発光させるべき表示灯の個数とを特定する情報である発光個数特定情報を格納する発光個数特定情報格納手段と、
    前記検出手段が検出した検出対象に関する物理量と、前記発光個数特定情報格納手段が格納している前記発光個数特定情報とに基づいて、前記複数の表示灯のうちの発光させるべき表示灯の個数を決定する個数決定手段と、
    前記複数の表示灯のうちの、前記個数決定手段が決定した個数分の表示灯を発光させる発光制御手段と、
    前記監視領域に関するイベント情報を防災受信機から受信する通信手段と、を備え、
    前記発光制御手段は、前記通信手段が受信した前記イベント情報に基づいて、前記複数の表示灯の発光を制御する、
    感知器。
  3. 前記感知器は、設置対象物の設置面に取り付けられるものであって、当該設置面と対向する取付面を有しており、
    前記複数の表示灯は、前記取付面と直交する方向において、前記感知器における前記取付面の反対側に設けられている、
    請求項1又は2に記載の感知器。
  4. 前記複数の表示灯は、相互に放射状に設けられている、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の感知器。
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