JP6830696B2 - SiCセラミック膜付き電気化学反応電極及びその製造方法 - Google Patents

SiCセラミック膜付き電気化学反応電極及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、化学工学の技術分野に属し、具体的には、SiCセラミック膜付き電気化学反応電極及びその製造方法に関する。
中国は、水不足の問題を抱えている大国であり、社会の発展に伴い、工業や農業の生産及びサービス産業の拡大による水の需要が増加するとともに、廃水の排出量は大きくなり、環境汚染は悪化しており、中国の水資源がますます厳しくなり、水汚染の制御、水再生技術の開発は、水不足を軽減するための重要な手段の1つになる。統計によると、程度が異なるが、中国の7つの主要な水システム及び一部の沿岸水域は、汚染されており、そのうち、中国の川の3分の2は、有機汚染物質で汚染されている。有機汚染物質は、多くの発がん性物質及び催奇形性物質を含み、主な有害水汚染物質の1つになる。
従来、有機廃水を処理する方法には、主に物理化学的方法、生物学的方法及び促進酸化法などがあり、その中でも、電気化学的方法(促進酸化法の1つ)は、常温常圧で、触媒付き電極の作用でヒドロキシルラジカルを絶えずに生成し、汚染が解消されるまで有機物を酸化分解することができ、処理効率が高く、操作しやすく、環境適合性が高いなどの利点を有し、有機物排水の処理に応用すると技術的な長所が著しく、有機廃水処理技術の現在の開発方向及び傾向になっている。促進酸化法は、通常、電極材料として、グラファイト、アルミニウム板又は鉄板を電極とするが、グラファイト電極の強度が低く、より高い電流密度での電極損耗が大きく、電極効率が低く、耐用年数が短く、一方、アルミニウム板又は鉄板は、可溶性電極であり、電極材料自体の消費量が大きく、コストが高く、それに伴うスラッジの発生量が多いなどの問題がある。また、従来の電気化学的方法による汚水処理では、汚水から粒子状不純物を除去し、粒子が電極を汚染することを回避するために、前部に濾過プロセスを設置しなければならないため、プロセスが長くなる。
従って、濾過、導電性、長耐用年数、高効率の特徴を兼ね備える電極の発明は、中国の有機廃水の処理のための新しい材料を提供するには、非常に重要である。
中国特許出願公開第106784698号明細書 中国特許出願公開第106206079号明細書 中国特許出願公開第108889296号明細書
本発明の主な目的は、従来技術の不備に対して、導電性の要求を満たすとともに、耐用年数が長く、処理効率が高く、不純物を分離できるなどの利点を有するSiCセラミック膜付き電気化学反応電極を提供することである。
上記目的を達成させるために、本発明は、以下の技術案を採用する。
SiCセラミック膜付き電気化学反応電極であって、その内側から外側へ触媒層と、炭素層と、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスとを順番に備え、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスは、空隙率が35%より大きく、孔径が0.3−0.5μmである。
上記態様では、前記触媒層は、触媒及びセルロースエーテルを主原料として、コロイド化、コーティング及び焼結により形成され、触媒は、TiOと活性酸化物との混合物であり、ここで、TiOは、20質量%以上(好ましくは20−65質量%)であり、活性酸化物は、RuO、IrO、SnO、Taのうちの1種以上である。
好ましくは、前記触媒は、RuO、TiOの混合物、RuO、IrO、SnO、TiOの混合物、又はIrO、Ta、SnO、TiOの混合物である。
上記態様では、前記炭化ケイ素セラミック膜マトリックスは、円筒管状を呈し、その長さが0.5−1mであり、外径が20−40mmであり、内径が10−30mmである。
SiCセラミック膜付き電気化学反応電極の前記製造方法であって、
炭化ケイ素粉末、シリコン粉末、カーボンブラック、可塑剤、潤滑剤及び水を主原料として、混合させ、反応させ、炭化ケイ素生地を得て、次に、押出成形して乾燥させ、炭化ケイ素の素地を得て、更に、得られた炭化ケイ素の素地を脱バインダー処理を行い、焼結し、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスを得る、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスを製造するステップ1)と、
ポリカルボシラン、グルコース、セルロースエーテル、ポリビニルアルコール及び水を主原料として、混合させ、撹拌し、ポリカルボシランコロイドを得て、次に、得られたポリカルボシランコロイドを、釉掛けの方法で炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁にコーティングしてベークし(オーブンで105−120℃、2−4h乾燥させる)、更に、塩素ガスでエッチングし、ポリカルボシランを炭素に転化し、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁にメッキし、炭素層をメッキした炭化ケイ素セラミック膜マトリックスを得る、炭素メッキのステップ2)と、
触媒、セルロースエーテル及び水を主原料として、混合させ、撹拌し、触媒コロイドを得て、次に、炭素層をメッキした炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁にコーティングし、乾燥(オーブンで105−120℃、3−4.5h乾燥させる)、焼結を順次行って、前記SiCセラミック膜付き電気化学反応電極を得る、触媒担持のステップ3)と、を含む。
上記態様では、ステップ1)における前記炭化ケイ素粉末は、平均粒子径が20−40μmであり、純度が99wt%より大きく、シリコン粉末は、平均粒子径が1−3μmであり、純度が95wt%より大きく、カーボンブラックは、粒子径が0.1−0.3μmであり、炭素含有量が93wt%より大きく、前記可塑剤は、グリセロールとポリエチレングリコールとの混合物であり、両方の純度が98wt%より大きく、潤滑剤は、オレイン酸であり、純度が98wt%より大きい。
上記態様では、前記炭化ケイ素粉末、シリコン粉末、カーボンブラック、可塑剤、潤滑剤及び水の質量比は、100:(7−9):(2.5−4.5):(3−7):(3−7):(14−20)である。
上記態様では、ステップ1)における前記反応温度は18−25℃であり、湿度は95−98%であり、時間は24−48hである。
上記態様では、ステップ1)における前記乾燥温度としては、先ず、30−35℃の条件で、24−48h予備乾燥させ、次に、50−55℃の条件で、12−24h低温乾燥させ、最後に、115−120℃の条件で2−3h高温乾燥させ、室温まで自然冷却する。
上記態様では、ステップ1)における前記脱バインダー処理プロセスは、保護雰囲気で、先ず、50minで250−280℃まで加熱し、30−35min保温し、次に、25minで360−380℃まで加熱し、60−70min保温し、最後に、80minで、650−680℃まで加熱し、20−25min保温することを含む。
上記態様では、ステップ1)における前記焼結プロセスは、保護雰囲気で、先ず、10−12℃/minの速度で、1600−1620℃まで加熱し、2−2.5h保温し、次に、5−8℃/minの速度で、2100−2150℃まで加熱し、1−1.5h保温することを含む。
上記態様では、前記ポリカルボシラン、グルコース、セルロースエーテル、ポリビニルアルコール、水の質量比は、100:(20〜25):(0.03〜0.08):(3〜5):(35〜40)である。
上記態様では、前記ポリカルボシランは、純度が97%より大きく、分子量が1000−2000であり、前記ポリビニルアルコールの分子量は17000〜20000である。
上記態様では、前記塩素ガスによるエッチングプロセスは、先ず、保護雰囲気で、10−12℃/minの速度で、1150−1200℃まで加熱し、1−1.5h保温し、次に、1000−1050℃まで冷却し、30−35mL/minの速度で、塩素ガスを導入し、1.5−2h反応させることを含む。
上記態様では、前記触媒、セルロースエーテル及び水の質量比は、100:(0.05−0.1):(30−40)である。
上記態様では、前記セルロースエーテルは、カルボキシメチルセルロースエーテル又はヒドロキシエチルセルロースエーテルであり、分子量が20000−30000である。
上記態様では、ステップ3)における前記焼結プロセスは、保護雰囲気で、8−12℃/minの速度で、900−1050℃まで加熱し、1−2h保温することである。
上記態様では、前記保護雰囲気は、窒素ガス又はアルゴンガスなどから選択できる。
本発明の原理は、以下のとおりである。
本発明の前記SiCセラミック膜付き電気化学反応電極は、外側から内側へ炭化ケイ素セラミック膜マトリックスと、炭素層と、触媒層とを備え、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの強度が25MPa以上に達し、それによって、電極に十分な強度を与えて、炭素層及び触媒層を保護し、炭素層及び触媒層の耐用年数を延長させ、一方、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの空隙率が35%より大きいため、廃水処理プロセスでは、不純物の分離や濾過の役割を果たし、炭素層は、ポリカルボシランの高温反応物を塩素ガスでエッチングすることにより得られるものであり、高温反応には、ポリカルボシランが、まず炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁界面に良好に粘着可能な炭化ケイ素を生成し、且つポリカルボシランから分解される炭化ケイ素の活性がより高く、塩素ガスにより分解されてエッチングされた後、誘導炭素を生成することができ、このような誘導炭素は、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁表面と良好な粘着性を維持できる一方、より良い導電性を有し、したがって、導電作用を果たすことに加えて、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスと良好に粘着し、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの高強度の特徴を十分に発揮でき、それを使用するときに耐用年数が長く、電極として炭素を直接使用する場合、損失や崩壊が生じやすいなどの欠点を回避し、触媒層は、焼結により炭素層の表面に良好に付着し、廃水処理プロセスにおける電気化学反応の効率及び安定性を効果的に向上できる。
従来技術に比べて、本発明の有益な効果は、以下のとおりである。
1)本発明は、炭化ケイ素セラミック膜をマトリックスとして、その内部に炭素層及び触媒を構築するものであり、得られたSiCセラミック膜付き電気化学反応電極は、優れた電気化学反応効果及び安定性を示し、それによって、グラファイト電極の強度が低く、高い電流密度での電極損耗が大きく、電極効率が低く、耐用年数が短いなどの問題を効果的に解決することができる。
2)本発明の炭素層は、ポリカルボシランの高温反応物を塩素ガスでエッチングして得られるものであり、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁との粘着性を効果的に確保する上に、優れた導電性を示し、得られた複合電極は、良好な機械的特性と導電性を両立させることができる。
実施例1の前記SiCセラミック膜付き電気化学反応電極の構造図である。
発明をよりよく理解するために、以下、実施例を参照しながら本発明の内容を更に説明するが、本発明の内容は、以下の実施例に限定されない。
以下の実施例では、使用される炭化ケイ素粉末は、平均粒子径が20−40μmであり、純度が99%より大きく、シリコン粉末は、平均粒子径が1−3μmであり、純度が95%より大きく、カーボンブラックは、粒子径が0.1−0.3μmであり、炭素含有量が93%より大きい。
以下の実施例では、使用されるポリカルボシランの純度は98%より大きく、グルコースの純度は98%より大きく、セルロースエーテルは、カルボキシメチルセルロースエーテル又はヒドロキシエチルセルロースエーテルであり、分子量が20000−30000であり、ポリビニルアルコールの分子量は17000〜20000である。
実施例1
SiCセラミック膜付き電気化学反応電極であって、その構造図を図1に示し、製造方法は、以下のステップを含む。
1)炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの製造
A1:原料の選択
炭化ケイ素粉末、シリコン粉末、カーボンブラック、可塑剤(グリセロールとポリエチレングリコールを1:1質量比で混合した混合物)、潤滑剤(オレイン酸)及び溶剤(脱イオン水)を100:7:3:3:3:14の質量比で秤量し、使用に備える。
A2:原料の混合及び反応
ロールツーロールミキサーで、秤量された各原料を混合し、具体的な混合プロセスは、先ず、炭化ケイ素粉末、シリコン粉末、カーボンブラックを10min混合し、次に、可塑剤、潤滑剤、溶剤を加え、40min混合し、混合された原料を取り出し、湿度98%、温度18℃の環境で24h反応させ、炭化ケイ素生地を得ることである。
A3:成形及び乾燥
真空スクリュー押出機で、得られた炭化ケイ素生地を押出成形し、シングルチャンネル管状炭化ケイ素の素地を得て、ドライボックスに入れ、先ず、30℃の条件で24h予備乾燥させ、次に、50℃の条件で12h低温乾燥させ、最後に、115℃の条件で2h高温乾燥させ、室温まで自然冷却し、炭化ケイ素の素地を得て、ただし、乾燥プロセスは、空気雰囲気で行われる。
A4:脱バインダー処理及び焼結
得られた炭化ケイ素の素地を管状炉に入れ、脱バインダー処理を行い、具体的な脱バインダー処理プロセスは、窒素ガス雰囲気で、先ず、50minで250℃まで加熱し、30min保温し、次に、25minで360℃まで加熱し、60min保温し、最後に、80minで650℃まで加熱し、20min保温し、常温まで炉冷し、炭化ケイ素のグリーン体を得ることである。
炭化ケイ素のグリーン体を高温炉に入れ、焼結し、具体的な焼結プロセスは、アルゴンガス雰囲気で、先ず、10℃/minの速度で、1600℃まで加熱し、2h保温し、次に、5℃/minの速度で、2100℃まで加熱し、1h保温し、室温まで炉冷し、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスを得ることである。
2)炭化ケイ素セラミック膜マトリックスへの炭素メッキ
B1:ポリカルボシランコロイドの製造
ポリカルボシラン、グルコース、セルロースエーテル、ポリビニルアルコール及び水を100:20:0.03:3:35の質量比で秤量し、撹拌タンクに入れ、十分に撹拌し、ポリカルボシランコロイドを得る。
B2:コーティング及び乾燥
得られたポリカルボシランコロイドを、釉掛けの方法で炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁にコーティングし、その後、105℃のオーブンに入れ、2h乾燥させる。
B3:塩素ガスによるエッチング
ステップB2で処理された炭化ケイ素セラミック膜マトリックスを高温管状炉に入れ、塩素ガスでエッチングし、具体的なステップは、アルゴンガス保護で、10℃/minの速度で、1150℃まで加熱し、1h保温し、次に、1000℃まで冷却し、30mL/minの速度で、塩素ガスを導入し、1.5h反応させ、ポリカルボシランを炭素に転化し、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁の表面にメッキし、炭素層をメッキした炭化ケイ素セラミック膜マトリックス(炭素層の厚さが1.5mmである)を得ることである。
3)触媒の担持
C1:触媒コロイドの製造
触媒、セルロースエーテル、水を100:0.05:30の質量比で秤量し、撹拌タンクに入れ、十分に撹拌し、触媒コロイドを得る。
C2:コーティング及び乾燥
得られた触媒コロイドを、釉掛けの方法で、ステップ(2)で得られた炭素層をメッキした炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁にコーティングし、その後、105℃のオーブンに入れ、3h乾燥させる。
C3:焼結
ステップC2で処理されたサンプルを管状炉に入れ、窒素ガス雰囲気で、8℃の速度で、900℃まで加熱し、1h保温し、その後、室温まで炉冷し、触媒を炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁に担持させ(触媒層の厚さが0.5mmである)、前記SiCセラミック膜付き電気化学反応電極を得る。
ステップ1)では、前記炭化ケイ素粉末は、平均粒子径が25μmであり、純度が99.5%であり、前記シリコン粉末は、平均粒子径が1.5μmであり、純度が96%であり、カーボンブラックは、粒子径が0.1μmであり、炭素含有量が95%であり、前記可塑剤は、グリセロールとポリエチレングリコールを1:1質量比で混合した混合物であり、両方の純度がいずれも99%であり、潤滑剤は、オレイン酸であり、純度が99%であり、溶剤は、脱イオン水であり、得られた炭化ケイ素セラミック膜マトリックスは、円筒管状であり、長さが0.5mであり、外径が20mmであり、内径が10mmであり、空隙率が37%であり、平均孔径が0.35μmである。
ステップ2)では、前記ポリカルボシランの純度は99%であり、グルコースの純度は99%であり、セルロースエーテルは、カルボキシメチルセルロースエーテルであり、分子量は21000であり、ポリビニルアルコールの分子量が17200であり、水は、脱イオン水であり、塩素ガスの純度は99.1%である。
ステップ3)では、前記触媒は、RuO、TiOの混合物であり、その中でも、TiOは、50質量%であり、セルロースエーテルは、カルボキシメチルセルロースエーテルであり、分子量が21000であり、水は脱イオン水である。
実施例2
SiCセラミック膜付き電気化学反応電極であって、その製造方法は、以下のステップを含む。
1)炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの製造
A1:原料の選択
炭化ケイ素粉末、シリコン粉末、カーボンブラック、可塑剤(グリセロールとポリエチレングリコールを1:1質量比で混合した混合物)、潤滑剤(オレイン酸)及び溶剤(脱イオン水)を100:8:3.5:5:5:17の質量比で秤量し、使用に備える。
A2:原料の混合及び反応
ロールツーロールミキサーで、秤量された各原料を混合し、具体的な混合プロセスは、先ず、炭化ケイ素粉末、シリコン粉末、カーボンブラックを13min混合し、次に、可塑剤、潤滑剤、溶剤を加え、45min混合し、混合された原料を取り出し、湿度98%、温度20℃の環境で36h反応させ、炭化ケイ素生地を得ることである。
A3:成形及び乾燥
真空スクリュー押出機で、得られた炭化ケイ素生地を押出成形し、シングルチャンネル管状炭化ケイ素の素地を得て、ドライボックスに入れ、先ず、33℃の条件で24h予備乾燥させ、次に、53℃の条件で12h低温乾燥させ、最後に、117℃の条件で2h高温乾燥させ、室温まで自然冷却し、炭化ケイ素の素地を得て、乾燥プロセスは、空気雰囲気で行われる。
A4:脱バインダー処理及び焼結
得られた炭化ケイ素の素地を管状炉に入れ、脱バインダー処理を行い、具体的な脱バインダー処理プロセスは、窒素ガス雰囲気で、先ず、50minで270℃まで加熱し、33min保温し、次に、25minで370℃まで加熱し、65min保温し、最後に、80minで670℃まで加熱し、23min保温し、常温まで炉冷し、炭化ケイ素のグリーン体を得ることである。
炭化ケイ素のグリーン体を高温炉に入れ、焼結し、具体的な焼結プロセスは、アルゴンガス雰囲気で、先ず、11℃/minの速度で、1610℃まで加熱し、2.3h保温し、次に、7℃/minの速度で、2125℃まで加熱し、1.3h保温し、室温まで炉冷し、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスを得ることである。
2)炭化ケイ素セラミック膜マトリックスへの炭素メッキ
B1:ポリカルボシランコロイドの製造
ポリカルボシラン、グルコース、セルロースエーテル、ポリビニルアルコール及び水を100:23:0.06:4:38の質量比で秤量し、撹拌タンクに入れ、十分に撹拌し、ポリカルボシランコロイドを得る。
B2:コーティング及び乾燥
得られたポリカルボシランコロイドを、釉掛けの方法で炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁にコーティングし、その後、113℃のオーブンに入れ、3h乾燥させる。
B3:塩素ガスによるエッチング
ステップB2で処理された炭化ケイ素セラミック膜マトリックスを高温管状炉に入れ、塩素ガスでエッチングし、具体的なステップは、アルゴンガス保護で、11℃/minの速度で、1175℃まで加熱し、1.3h保温し、次に、1025℃まで冷却し、33mL/minの速度で、塩素ガスを導入し、1.7h反応させ、ポリカルボシランを炭素に転化し、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁の表面にメッキし、炭素層をメッキした炭化ケイ素セラミック膜マトリックス(炭素層の厚さが2mmである)を得ることである。
3)触媒の担持
C1:触媒コロイドの製造
触媒、セルロースエーテル、水を100:0.07:35の質量比で秤量し、撹拌タンクに入れ、十分に撹拌し、触媒コロイドを得る。
C2:コーティング及び乾燥
得られた触媒コロイドを、釉掛けの方法で、ステップ(2)で得られた炭素層をメッキした炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁にコーティングし、その後、113℃のオーブンに入れ、4h乾燥させる。
C3:焼結
ステップC2で処理されたサンプルを管状炉に入れ、窒素ガス雰囲気で、10℃の速度で、980℃まで加熱し、1.5h保温し、その後、室温まで炉冷し、触媒を炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁に担持させ(触媒層の厚さが1mmである)、前記SiCセラミック膜付き電気化学反応電極を得る。
ステップ1)では、前記炭化ケイ素粉末は、平均粒子径が40μmであり、純度が99.5%であり、前記シリコン粉末は、平均粒子径が3μmであり、純度が98%であり、カーボンブラックは、粒子径が0.3μmであり、炭素含有量が94%であり、前記可塑剤は、グリセロールとポリエチレングリコールを1:1質量比で混合した混合物であり、両方の純度がいずれも99%であり、潤滑剤は、オレイン酸であり、純度が99%であり、溶剤は、脱イオン水であり、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスは、円筒管状であり、長さが1mであり、外径が40mmであり、内径が30mmであり、空隙率が39%であり、平均孔径が0.5μmである。
ステップ2)では、前記ポリカルボシランの純度は99.1%であり、グルコースの純度は99%であり、セルロースエーテルは、ヒドロキシエチルセルロースエーテルであり、分子量が30000であり、ポリビニルアルコールの分子量は20000であり、水は脱イオン水であり、塩素ガスの純度は99.3%である。
ステップ3)では、前記触媒は、RuO、IrO、SnO、TiOからなる混合物(等質量比)であり、その中でも、TiOは、25質量%であり、セルロースエーテルは、ヒドロキシエチルセルロースエーテルであり、分子量が30000であり、水は脱イオン水である。
実施例3
SiCセラミック膜付き電気化学反応電極であって、その製造方法は、以下のステップを含む。
1)炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの製造
A1:原料の選択
炭化ケイ素粉末、シリコン粉末、カーボンブラック、可塑剤(グリセロールとポリエチレングリコールを1:1質量比で混合した混合物)、潤滑剤(オレイン酸)及び溶剤(脱イオン水)を100:9:3.9:7:7:20の質量比で秤量し、使用に備える。
A2:原料の混合及び反応
ロールツーロールミキサーで、秤量された各原料を混合し、具体的な混合プロセスは、先ず、炭化ケイ素粉末、シリコン粉末、カーボンブラックを15min混合し、次に、可塑剤、潤滑剤、溶剤を加え、50min混合し、混合された原料を取り出し、湿度98%、温度22℃の環境で48h反応させ、炭化ケイ素生地を得る。
A3:成形及び乾燥
真空スクリュー押出機で、得られた炭化ケイ素生地を押出成形し、シングルチャンネル管状炭化ケイ素の素地を得て、ドライボックスに入れ、先ず、35℃の条件で24h予備乾燥させ、次に、55℃の条件で12h低温乾燥させ、最後に、120℃の条件で2h高温乾燥させ、室温まで自然冷却し、炭化ケイ素の素地を得て、乾燥プロセスは、空気雰囲気で行われる。
A4:脱バインダー処理及び焼結
得られた炭化ケイ素の素地を管状炉に入れ、脱バインダー処理を行い、具体的な脱バインダー処理プロセスは、窒素ガス雰囲気で、先ず、50minで280℃まで加熱し、35min保温し、次に、25minで380℃まで加熱し、70min保温し、最後に、80minで680℃まで加熱し、25min保温し、常温まで炉冷し、炭化ケイ素のグリーン体を得ることである。
炭化ケイ素のグリーン体を高温炉に入れ、焼結し、具体的な焼結プロセスは、アルゴンガス雰囲気で、先ず、12℃/minの速度で、1620℃まで加熱し、2.5h保温し、次に、8℃/minの速度で、2150℃まで加熱し、1.5h保温し、室温まで炉冷し、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスを得ることである。
2)炭化ケイ素セラミック膜マトリックスへの炭素メッキ
B1:ポリカルボシランコロイドの製造
ポリカルボシラン、グルコース、セルロースエーテル、ポリビニルアルコール及び水を100:25:0.08:5:40の質量比で秤量し、撹拌タンクに入れ、十分に撹拌し、ポリカルボシランコロイドを得る。
B2:コーティング及び乾燥
得られたポリカルボシランコロイドを、釉掛けの方法で炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁にコーティングし、その後、120℃のオーブンに入れ、4h乾燥させる。
B3:塩素ガスによるエッチング
ステップB2で処理された炭化ケイ素セラミック膜マトリックスを高温管状炉に入れ、塩素ガスでエッチングし、具体的なステップは、アルゴンガス保護で、12℃/minの速度で、1200℃まで加熱し、1.5h保温し、次に、1050℃まで冷却し、35mL/minの速度で、塩素ガスを導入し、2h反応させ、ポリカルボシランを炭素に転化し、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁の表面にメッキし、炭素層をメッキした炭化ケイ素セラミック膜マトリックスを得る(炭素層の厚さが1−2mmである)ことである。
3)触媒の担持
C1:触媒コロイドの製造
触媒、セルロースエーテル、水を100:0.1:40の質量比で秤量し、撹拌タンクに入れ、十分に撹拌し、触媒コロイドを得る。
C2:コーティング及び乾燥
得られた触媒コロイドを、釉掛けの方法で、ステップ(2)で得られた炭素層をメッキした炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁にコーティングし、その後、120℃のオーブンに入れ、4.5h乾燥させる。
C3:焼結
ステップC2で処理されたサンプルを管状炉に入れ、窒素ガス雰囲気で、12℃の速度で、1050℃まで加熱し、2h保温し、その後、室温まで炉冷し、触媒を炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁に担持させ(触媒層の厚さが0.5−1mmである)、前記SiCセラミック膜付き電気化学反応電極を得る。
ステップ1)では、前記炭化ケイ素粉末は、平均粒子径が30μmであり、純度が99.5%であり、前記シリコン粉末は、平均粒子径が2.5μmであり、純度が97%であり、カーボンブラックは、粒子径が0.18μmであり、炭素含有量が96%であり、前記可塑剤は、グリセロールとポリエチレングリコールを1:1質量比で混合した混合物であり、両方の純度がいずれも99%であり、潤滑剤は、オレイン酸であり、純度が99%であり、溶剤は、脱イオン水であり、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスは、円筒管状であり、長さが0.75mであり、外径が35mmであり、内径が15mmであり、空隙率が39%であり、平均孔径が0.4μmである。
ステップ2)では、前記ポリカルボシランの純度は99%であり、グルコースの純度は99%であり、セルロースエーテルは、カルボキシメチルセルロースエーテルであり、分子量が25000であり、ポリビニルアルコールの分子量は19000であり、水は脱イオン水であり、塩素ガスの純度は99.4%である。
ステップ3)では、前記触媒は、IrO、Ta、SnO、TiOからなる混合物(等質量比)であり、その中でも、TiOは、25質量%であり、セルロースエーテルは、カルボキシメチルセルロースエーテルであり、分子量が25000であり、水は脱イオン水である。
比較例1
天然グラファイトと粘着剤を混合して成形し、焼成し、従来のグラファイト電極を得て、TiO触媒をゾルゲル法でグラファイト電極にコーティングして固定する。
実施例1で得られたSiCセラミック膜付き電気化学反応電極と、従来のグラファイト電極(グラファイト電極+触媒層、ここで、触媒層は、等質量比のRuOとTiOを複合してゾルゲル法でグラファイト電極の表面にコーティングし固定したものであり、厚さが0.5mmである)とを、それぞれフェノール含有廃水の処理に適用し、廃水の温度25〜35℃、電圧3.5〜4.0V、電流8Aの条件で、異なる期間の処理効果を表1に示す。
比較例2
多孔質SiCセラミックチューブに炭素層及び触媒層の電極をコーティングし、具体的には、グラファイト及び触媒をゾルゲル法でSiCセラミックチューブに順次コーティングして固定し、電極を形成し、ここで、多孔質SiCセラミックチューブの製造方法は、実施例1のステップ1)と同じであり、触媒層の材料の選択は、実施例1と同じであり、コーティングされたグラファイト層の厚さ及び触媒層の厚さは、それぞれ1.5mm及び0.5mmであり、得られた電極をフェノール含有廃水の処理に適用し、廃水温度25〜35℃、電圧3.5〜4.0V、電流8A条件で、異なる期間の処理効果を表1に示す。
本発明の実施例1及び比較例1、2で得られた電極の廃水処理結果
Figure 0006830696
上記結果から、本発明で得られたSiCセラミック膜付き電気化学反応電極は、優れた電気化学反応効果及び安定性を示すことがわかった。
本発明で挙げられた各原料は、すべて本発明を達成でき、各原料の上下限値、その間の値は、いずれも本発明を達成することができ、ここで、実施例を1つずつ挙げない。本発明のプロセスパラメータの上下限値、その間の値は、いずれも本発明を達成することができ、ここで、実施例を1つずつ挙げない。
1−炭化ケイ素セラミック膜マトリックス
2−炭素層
3−触媒層。

Claims (10)

  1. SiCセラミック膜付き電気化学反応電極であって、
    その内側から外側へ触媒層と、炭素層と、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスとを順番に含み、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスは、空隙率が35%より大きく、平均孔径が0.3−0.5μmである、
    ことを特徴とするSiCセラミック膜付き電気化学反応電極。
  2. 前記触媒層は、触媒及びセルロースエーテルを主原料として、コロイド化、コーティング、及び焼結により形成され、触媒は、TiOと活性酸化物との混合物であり、TiOは、20質量%以上であり、活性酸化物はRuO、IrO、SnO、Taのうちの1種以上である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のSiCセラミック膜付き電気化学反応電極。
  3. 前記炭化ケイ素セラミック膜マトリックスは、円筒管状を呈する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のSiCセラミック膜付き電気化学反応電極。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のSiCセラミック膜付き電気化学反応電極の製造方法であって、
    炭化ケイ素粉末、シリコン粉末、カーボンブラック、可塑剤、潤滑剤及び水を主原料として、混合させ、反応させ、炭化ケイ素生地を得て、次に、押出成形して乾燥させ、炭化ケイ素の素地を得て、更に、得られた炭化ケイ素の素地を脱バインダー処理を行い、焼結し、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスを得る、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスを製造するステップ1)と、
    ポリカルボシラン、グルコース、セルロースエーテル、ポリビニルアルコール及び水を主原料として、混合させ、撹拌し、ポリカルボシランコロイドを得て、次に、得られたポリカルボシランコロイドを、釉掛けの方法で炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁にコーティングしてベークし、次に塩素ガスでエッチングし、ポリカルボシランを炭素に転化し、炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁にメッキし、炭素層をメッキした炭化ケイ素セラミック膜マトリックスを得る、炭素メッキのステップ2)と、
    触媒、セルロースエーテル及び水を主原料として、混合させ、撹拌し、触媒コロイドを得て、次に、炭素層をメッキした炭化ケイ素セラミック膜マトリックスの内壁にコーティングし、乾燥、焼結を順次行って、前記SiCセラミック膜付き電気化学反応電極を得る、触媒担持のステップ3)と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のSiCセラミック膜付き電気化学反応電極の製造方法。
  5. 前記炭化ケイ素粉末、シリコン粉末、カーボンブラック、可塑剤、潤滑剤及び水の質量比は、100:(7−9):(2.5−4.5):(3−7):(3−7):(14−20)である、
    ことを特徴とする請求項4に記載の製造方法。
  6. ステップ1)における前記焼結プロセスは、保護雰囲気で、先ず、10−12℃/minの速度で、1600−1620℃まで加熱し、2−2.5h保温し、次に、5−8℃/minの速度で、2100−2150℃まで加熱し、1−1.5h保温することを含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載の製造方法。
  7. 前記ポリカルボシラン、グルコース、セルロースエーテル、ポリビニルアルコール、水の質量比は、100:(20〜25):(0.03〜0.08):(3〜5):(35〜40)である、
    ことを特徴とする請求項4に記載の製造方法。
  8. 前記塩素ガスによるエッチングプロセスは、先ず、保護雰囲気で、10−12℃/minの速度で、1150−1200℃まで加熱し、1−1.5h保温し、次に、1000−1050℃まで冷却し、30−35mL/minの速度で、塩素ガスを導入し、1.5−2h反応させることを含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載の製造方法。
  9. 前記触媒、セルロースエーテル及び水の質量比は、100:(0.05−0.1):(30−40)である、
    ことを特徴とする請求項4に記載の製造方法。
  10. ステップ3)における前記焼結プロセスは、8−12℃/minの速度で、900−1050℃まで加熱し、1−2h保温する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の製造方法。
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