JP6830144B2 - テンションナットの距離調整が容易な釣り用リール - Google Patents

テンションナットの距離調整が容易な釣り用リール Download PDF

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Description

本発明は、テンションナットの距離調整が容易な釣り用リールに係り、より詳細には、ナット装着部を備えたフレーム;前記ナット装着部に螺合され、スプールシャフトの軸方向に距離調整が可能であり、内側にスプールシャフトの一端を加圧してスプールの回転力を調節するテンション調節部を備えたテンションナット;前記テンションナットの1回転あたりの移動距離が一定の距離よりも大きくまたは小さくなるようにする第1調節手段;および前記第1調節手段によるテンションナットの1回転あたりの移動距離とは逆に、前記テンションナット(TN)の1回転あたりの移動距離が一定の距離よりも小さくまたは大きくなるようにする第2調節手段;を含み、テンションナットの1回転あたりの移動距離が互いに異なるように設定された第1、第2調節手段を介して、テンションナットの組立をより迅速に行うことができるとともに、テンションナットを用いてスプールへのテンション力を微細に調節して使用することができる、テンションナットの距離調整が容易な釣り用リールに関する。
一般に、ベイトキャスティングリール(以下、「釣り用リール」という)は、スプールの制動方式などに違いがあるだけであり、図1に示すように、大きくは、スプール11が装着されたフレーム10、前記フレーム10の一側面に結合されたギア(gear)側第1サイドカバー13、前記フレーム10の他側面に結合されたパーム(palm)側第2サイドカバー14、および前記第1サイドカバー13に備えられたハンドル15を含む。
このような釣り用リールは、スプールシャフト12の端部に圧力を与えるテンションナットTNが、第1サイドカバー13に備えられたナット装着部20に結合され、テンションナットTNで、釣り糸が巻き取られたり繰り出されたりするスプール11のテンション力を調節することにより、スプール11の回転速度を調節することができる。
このとき、テンションナットTNを用いたテンション力の調節は、ユーザがテンションナットTNを双方向に回転させてねじを締める程度によって異なり、具体的には、前記テンションナットTNをナット装着部20の内側方向に締めると、スプールシャフト12の両端部への圧力(テンション力)が増加することによりスプール11の回転速度が遅くなり、逆にテンションナットTNをナット装着部20の外側方向に緩めると、スプールシャフト12の両端部への圧力が減少することによりスプール11の回転速度が速くなる。
ところが、図1の拡大図から確認できるように、従来の釣り用リールには、テンションナットTNとナット装着部20に、螺合可能にする単一ねじ山S1、S2のみが備えられており、テンションナットTNの距離(すなわち、テンション力)を微調整することが難しいという欠点があり、また、釣り用リールのメンテナンスのためにテンションナットTNを分離の後に再び組み立てるときにテンションナットTNを一定の距離以上締めるのに多くの時間がかかるという問題点がある。
すなわち、従来の釣り用リールにおいて、テンションナットTNは、ナット装着部20に単一ねじ構造で結合されることにより、1回転あたりの移動距離(ピッチ(pitch))が一定なので、ピッチが大きい場合には、テンションナットTNの再組立が速くなるものの、距離微調整に不利であり、逆にピッチが小さい場合には、距離微調整が有利であるものの、テンションナットTNを再び組み立てるときに多くの時間がかかるという欠点がある。
ちなみに、このようなテンションナットTNに関連する従来技術として、特許文献1、特許文献2、特許文献3などがある。
韓国登録特許第10−1218315号公報 韓国公開実用新案第20−2011−0005400号明細書 韓国登録特許第10−1185103号公報
そこで、本発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、その目的は、ナット装着部に螺合されるテンションナットに、1回転あたりの移動距離が互いに異なるように形成された2重ピッチ構造を適用することにより、テンションナットをより迅速に組み立てることができるとともに、ユーザがテンション力を微調整して使用することができる、テンションナットの距離調整が容易な釣り用リールを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る釣り用リールは、
ナット装着部を備えたフレーム;
前記ナット装着部に螺合され、スプールシャフトの軸方向に距離調整が可能であり、内側にスプールシャフトの一端を加圧してスプールの回転力を調節するテンション調節部を備えたテンションナット;
前記テンションナットの1回転あたりの移動距離が一定の距離よりも大きくまたは小さくなるようにする第1調節手段;および
前記第1調節手段によるテンションナットの1回転あたりの移動距離とは逆に、前記テンションナットの1回転あたりの移動距離が一定の距離よりも小さくまたは大きくなるようにする第2調節手段;を含むことを特徴とする。
本発明に係る釣り用リールにおいて、
前記ナット装着部は、第1ねじ山を含み、
前記テンションナットは、
第2ねじ山と、前記第1ねじ山に螺合される第3ねじ山と、を備えた第1胴部と、
前記テンション調節部と、前記第2ねじ山に螺合される第4ねじ山を備えた第1ダイヤル部と、を含むことで、
前記第1調節手段は前記第1ねじ山と第3ねじ山で構成され、前記第2調節手段は前記第2ねじ山と第4ねじ山で構成されることを特徴とする。
また、本発明に係る釣り用リールにおいて、
前記ナット装着部は、互いに離隔した第5ねじ山と第6ねじ山とを含み、
前記テンションナットは、前記第5ねじ山に螺合される第7ねじ山と前記第6ねじ山に螺合される第8ねじ山とを含み、前記第7ねじ山が前記第5ねじ山に対して締め完了の後に離脱した場合、前記第8ねじ山が前記第6ねじ山に螺合されるように形成されることで、
前記第1調節手段は前記第5ねじ山と第7ねじ山とで構成され、前記第2調節手段は前記第6ねじ山と第8ねじ山とで構成されることを特徴とする。
また、本発明に係る釣り用リールにおいて、
前記ナット装着部は、第9ねじ山を含み、
前記テンションナットは、アイドリング軸部と、前記テンション調節部と、前記第9ねじ山に螺合される第10ねじ山と、を備えた第2胴部;前記アイドリング軸部に回転可能に結合される第2ダイヤル部;および前記第2胴部と前記第2ダイヤル部との間に介在され、第2胴部に対して第2ダイヤル部が回転しないように弾性力を発揮して、一定の圧力以下では前記第2ダイヤル部により前記第2胴部が一緒に回転するようにし、一定の圧力以上では前記第2ダイヤル部が前記第2胴部でアイドリングするようにする弾性加圧部材;を含むことで、
前記第1調節手段は前記第9ねじ山と第10ねじ山で構成され、前記第2調節手段は前記弾性加圧部材で構成されることを特徴とする。
本発明に係る釣り用リールは、互いに異なるピッチを有する第1、第2調節手段を導入して、各調節手段によってテンションナットの移動距離が変わり、ピッチの長い第1調節手段でテンションナットを迅速に分離ないし組立可能にしつつ、ピッチの短い第2調節手段でテンションナットの移動距離を微調整することにより、ユーザがテンション力をより正確に調節して使用することができるという効果がある。
従来の釣り用リールの構造を示す断面図である。 本発明の第1実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第3実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第3実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第3実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第3実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第3実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第3実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第3実施形態を示す要部断面図である。
本発明は多様な変更を加えることができ、様々な形態を持つことができるので、その具現例(態様、aspect)(または実施形態)をここに詳細に説明する。ところが、これは本発明を特定の開示形態に限定しようとするものではなく、本発明の思想および技術範囲に含まれるすべての変更、均等物または代替物を含むものと理解されるべきである。
各図面において、同一の参照符号、特に十の桁および一の桁、または十の桁、一の桁およびアルファベットが同じである参照符号は、同一または類似の機能を持つ部材を示し、特に明記がない場合、図面の各参照符号が指し示す部材は、このような基準に準ずる部材として把握すればよい。
また、各図面において、構成要素は、理解の便宜などのために、大きさや厚さを誇張して大きく(または厚く)または小さく(または薄く)表現しているか単純化して表現しているが、これによって本発明の保護範囲が制限的に解釈されてはならない。
本明細書で使用した用語は、特定の具現例(態様、aspect)(または実施形態)を説明するために使用されたもので、本発明を限定しようとするものではない。単数の表現は、文脈上特に明記しない限り、複数の表現を含む。
本出願において、「含む」または「からなる」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部分品またはこれらの組み合わせが存在することを指定しようとするものであり、一つまたはそれ以上の他の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部分品またはこれらの組み合わせなどの存在または付加の可能性を予め排除しないものと理解されるべきである。
特に他に定義しない限り、技術用語や科学用語を含めてここで使われるすべての用語は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって一般的に理解されるのと同じ意味を持っている。一般に使われる辞典に定義されている用語は、関連技術の文脈上で持つ意味と一致する意味を持つものと解釈されなければならず、本明細書で明らかに定義しない限り、理想的な意味または過度に形式的な意味に解釈されない。
本明細書において記載した「第1」、「第2」などは、互いに異なる構成要素を区分するためのものに過ぎず、製造された順序に拘らないものであり、発明の詳細な説明と請求の範囲においてその名称が一致しないこともある。
本発明に係るテンションナットの距離調整が容易な釣り用リールを説明するにあたり、便宜のために厳密でないおよその方向基準を、図2を参照して特定すれば、重力が作用する方向を下方にして見える方向のままに上下左右を定め、他の図面に関連した発明の詳細な説明および請求の範囲でも、他の特別な言及がない限り、この基準に基づいて方向を特定して記述する。
以下、本発明に係るテンションナットの距離調整が容易な釣り用リールを、添付図面を参照して説明する。
本発明は、図1に示すように、ナット装着部20、20A、20Bを備えたフレーム10と;前記ナット装着部20、20A、20Bに螺合され、スプールシャフト12の軸方向に距離調整が可能であり、内側にスプールシャフト12の一端を加圧してスプール11の回転力を調節するテンション調節部Wを備えたテンションナットTNと;を含む釣り用リールに関するもので、
図2ないし図18に示すように、前記テンションナットTNの1回転あたりの移動距離が一定の距離よりも大きくまたは小さくなるようにする第1調節手段;および前記第1調節手段によるテンションナットTNの1回転あたりの移動距離とは逆に、前記テンションナットTNの1回転あたりの移動距離が一定の距離よりも小さくまたは大きくなるようにする第2調節手段;をさらに含むことを特徴とする。
ここで、第1調節手段と第2調節手段が、テンションナットTNの1回転あたりの移動距離が互いに逆となるというのは、第1調節手段による移動距離が一定の距離よりも大きければ、第2調節手段による移動距離が一定の距離よりも小さく、逆に第1調節手段による移動距離が一定の距離よりも小さければ、第2調節手段による移動距離が一定の距離よりも大きいことを意味する。すなわち、第1、第2調節手段は、テンションナットTNの1回転あたりの移動距離が互いに異なるように形成されることを意味し、以下説明する実施形態(特に第1実施形態)では、第1調節手段による移動距離が第2調節手段による移動距離よりも大きくなることを代表して説明するが、逆の場合も可能である。
まず、図2ないし図5に示すように、本発明の第1実施形態において、
前記ナット装着部20は、第1ねじ山21を含み、
前記テンションナットTNは、
第2ねじ山32と、前記第1ねじ山21に螺合される第3ねじ山31とを備えた第1胴部30A、30B、および
前記テンション調節部Wと、前記第2ねじ山32に螺合される第4ねじ山41とを備えた第1ダイヤル部40A、40Bを含むことで、
前記第1調節手段は、前記第1ねじ山21と第3ねじ山31(第1螺合部、以下、互いに螺合されるねじ山をそれぞれの螺合部という。)で構成され、前記第2調節手段は、前記第2ねじ山32と第4ねじ山41(第2螺合部)で構成されることを特徴とする。
具体的には、前記ナット装着部20の外周面には第1ねじ山21が備えられ、前記第1螺合部の螺旋溝(すなわち、スレッド歯同士の間隔)の幅は一定の距離よりも大きく形成され、前記第1胴部30A、30Bを1回転させたときに、テンションナットTN全体が第2調節手段に比べて相対的に遠距離(例えば、一定の距離0.30mmを基準とすれば、約0.40〜0.50mm)を移動する。
前記第1胴部30A、30Bは、中空部33が貫通して形成されたパイプ形状をし、内側(図面上の下側)に直径が前記ナット装着部20の外径に相応する第1大内径部34と、前記第1大内径部34の外側(図面上の上側)に連結されるが、前記第1大内径部34よりも直径が小さい第1小内径部35とから構成され、前記第1大内径部34の内周面に前記第3ねじ山31が備えられ、前記第1小内径部35の内周面に前記第2ねじ山32が備えられる。
この時、前記第2螺合部の螺旋溝の幅は一定の距離よりも小さく形成され、前記第1ダイヤル部40A、40Bを1回転させたときに、第1ダイヤル部40A、40Bが第1調節手段に比べて相対的に近距離(例えば、一定の距離0.30mmを基準とすれば、約0.10〜0.20mm)を移動する。
前記第1ダイヤル部40A、40Bは、前記中空部33に挿入されて螺合されるキャップ形状をし、第1胴部30A、30Bの回転時には、第1ダイヤル部40A、40Bが一緒に移動し、第1ダイヤル部40A、40Bの回転時には、第1胴部30A、30Bが移動せずに第1ダイヤル部40A、40Bのみが移動する。
図2および図3に示された第1ダイヤル部40Aは、縁部には前記第1小径部35の外周面を包むように内側に折り曲げられて連結された第1スカート部42が備えられ、内側面には第1突出部43が突設され、第1スカート部42と第1突出部43との間には前記第1小内径部35が挿入される第1嵌め込み部44が設けられ、前記第1突出部43の中央には前記テンション調節部Wが突設され、第1突出部43の外周面には前記第4ねじ山41が備えられる。
前記テンション調節部Wは、スプールシャフト12への加圧方式に応じて様々な構造ないし形態を取ることができる。本明細書の図面では、テンション調節部Wとして、スプールシャフト12の一端が挿入される二重ワッシャーが代表的に示されているが、これに限定されない。
前記第1ダイヤル部40Aは、第1スカート部42が第1胴部30Aに外挿されることにより、ユーザが第1スカート部42のみを掴んで第1胴部30Aとは別に第1ダイヤル部40Aだけを回転させることができる。
また、図4および図5に示された第1ダイヤル部40Bは、縁部に前記第1スカート部42なしに第1突出部43のみを備え、第1胴部30Bの中空部33に挿入されて螺合される。
第1胴部30Bは、第1小内径部35の内側溝に前記第2ねじ山32が備えられ、
第1ダイヤル部40Bは、第1突出部43の縁部に、前記第1小内径部35の内側溝に挿入されるフランジ部43aが突設され、フランジ部43aの外周面に前記第4ねじ山41が備えられる。
前記第1ダイヤル部40Bは、外側面に一字状の溝などの工具挿入溝46を備え、ドライバやコインなどで回転可能にすることもでき、または、図5の破線で示すように、第1胴部30Bの外側に露出するように突出した把持部45aを備え、把持部45aを掴んで回転可能にすることもできる。
このとき、前記第1ダイヤル部40Bに前記把持部45aが備えられる場合、把持部45aを第1胴部30Bの外径よりも小さい外径に形成することにより、第1胴部30Bを掴んで回転させたとき、第1ダイヤル部40Bが第1胴部30Bとは別に回転することを防止することが好ましい。
図2および図3に示された実施形態と図4および図5に示された実施形態とは、胴部とダイヤル部の具体的な形状において違いがあるだけで、互いに異なるピッチを有する第1、第2調節手段を用いて、テンションナットTN(より厳密には、テンション調節部W)の移動距離が異なるように形成されるという特徴は同様である。
このような第1実施形態は、
第1胴部30A、30Bを回転させてテンションナットTNをナット装着部20に螺合させると、第1調節手段(第1螺合部)の大きいピッチにより、テンションナットTN全体が結合完了位置まで移動するのに必要な回転数は少なくなりテンションナットTNをより迅速に組み立てることができるとともに、第1胴部30A、30Bだけの回転移動によってテンション力の加減範囲を大きく調節することができ、
テンションナットTNの組立完了の後、第1ダイヤル部40A、40Bだけを回転させると、第2調節手段(第2螺合部)の小さいピッチにより、テンション調節部Wの移動距離を微調整してテンション力の加減範囲を小さく調節することができるため、テンション力の調節をより速く且つ正確に変更できるようにする。
このような第1実施形態において、第1、第3ねじ山21、31のピッチと、第2、第4ねじ山32、41のピッチとは、先に説明したのと逆にしてもよい。すなわち、第1螺合部のピッチを短くし、第2螺合部のピッチを長くして、テンションナットTNをナット装着部20に組み立てた状態で第1ダイヤル部40A、40Bを用いてテンション調節部Wを少ない回数で速く回転移動させた後、第1胴部30A、30Bを用いてテンション調節部Wを微細に回転させて位置調整することも可能である。
次に、図6ないし図11に示すように、本発明の第2実施形態においては、
前記ナット装着部20A、20Bは、互いに離隔した第5ねじ山22と第6ねじ山23を含み、
前記テンションナットTNは、前記第5ねじ山22に螺合される第7ねじ山51と、前記第6ねじ山23に螺合される第8ねじ山52とを含むが、
前記第7ねじ山51が前記第5ねじ山22に対して締め完了の後に離脱したとき、前記第8ねじ山52が前記第6ねじ山23に螺合されるように形成され、
前記第1調節手段は前記第5ねじ山22と第7ねじ山51(第3螺合部)で構成され、前記第2調節手段は前記第6ねじ山23と第8ねじ山52(第4螺合部)で構成されることを特徴とする。
前記ナット装着部20A、20Bは、前記ナット装着部20とは異なり、互いに離隔した二重ねじ山を備えたものである。
図6ないし図8に示されたナット装着部20Aは、内側の大外径部24と、前記大外径部24の外側(図面上の上側)に連結され、前記大外径部24よりも直径が小さい小外径部25とで構成され、前記大外径部24の外周面に前記第5ねじ山22が備えられ、前記小外径部25の外周面に前記第6ねじ山23が備えられる。
図6ないし図8に示されたテンションナットTNは、前記ナット装着部20Aの内径に挿入されて螺合されるキャップ形状のナット本体50Aであって、ナット本体50Aの縁部には、前記ナット装着部20Aの外周面を包むように内側に折り曲げられて連結された第2スカート部53を備え、中央内側面には、テンション調節部Wを備えた第2突出部56を備える。
前記第2スカート部53は、前記大外径部24の外径に相応する第2大内径部54と、前記第2大内径部54の外側(図面上の上側)に連結され、前記小外径部25の外径に相応する第2小内径部55とで構成され、前記第2大内径部54の内周面に前記第7ねじ山51が備えられ、前記第2小内径部55の内周面に前記第8ねじ山52が備えられる。
また、第2突出部56と第2スカート部53との間には、第2小内径部55と同じ高さで突出した内壁部57が備えられ、これにより、第2スカート部53と内壁部57との間には、前記小外径部25が嵌め込まれる第2嵌め込み部58が形成される。
一方、図9ないし図11に示されたナット装着部20Bは、一字状の側壁体であって、ナット装着部20Bの外周面に前記第5ねじ山22が備えられ、ナット装着部20Bの内周面に前記第6ねじ山23が備えられることにより、第5、第6ねじ山22、23が同じ高さに形成される。
図9ないし図11に示されたナット本体50Bは、前記ナット本体50Aと同様の第2スカート部53を備えたものである。但し、第2スカート部53の内周面に前記第7ねじ山51が備えられ、前記テンション調節部Wを備えた第2突出部56の外周面に前記第8ねじ山52が備えられ、内壁部57なしに第2突出部56と第2スカート部53との間に前記第2嵌め込み部58が形成されるという点において違いがある。
このとき、本発明の第2実施形態において、前記第3螺合部および第4螺合部の各螺旋溝の幅は、前記第1螺合部および第2螺合部と同じ大きさの関係(すなわち、第3螺合部のピッチが第4螺合部のピッチよりも長く形成される。)を持つ。
また、本発明の第2実施形態において、前記第7ねじ山51と第8ねじ山52との離隔距離が、前記第5ねじ山22の全区間距離よりも大きく形成されることを特徴とする。
このような第2実施形態は、
テンションナットTN、すなわち、前記ナット本体50A、50Bをナット装着部20A、20Bに螺合すると、まず、第1調節手段(第3螺合部)の大きいピッチにより、テンションナットTNが結合完了位置まで移動するのに必要な回転数が減少してテンションナットTNをより迅速に組み立てることができ、
テンションナットTNの組立が完了すると、第7ねじ山51が第5ねじ山22から離脱してナット本体50A、50Bがナット装着部20A、20Bでアイドリングすることが可能となり、このとき、ナット本体50A、50Bを内側に押して継続的に締め付けると、第8ねじ山52が前記第6ねじ山23に螺合される。このようにテンションナットTNの組立が完了した状態でナット本体50A、50Bを回転させると、第2調節手段(第4螺合部)の小さいピッチにより、テンション調節部Wの移動距離を微調整してテンション力の加減範囲を小さく調節することができるため、テンション力の調節をより正確に変更することができる。
次に、図12ないし図18に示すように、本発明の第3実施形態において、
前記ナット装着部20は、第9ねじ山26を含み、
前記テンションナットTNは、
アイドリング軸部61と、前記テンション調節部Wと、前記第9ねじ山26に螺合される第10ねじ山62とを備えた第2胴部60A、60B;
前記アイドリング軸部61に回転可能に結合される第2ダイヤル部70A、70B;および
前記第2胴部60A、60Bと前記第2ダイヤル部70A、70Bとの間に介在されるが、第2胴部60A、60Bに対して第2ダイヤル部70A、70Bが回転しないように弾性力を発揮して、一定の圧力以下では前記第2ダイヤル部70A、70Bによって前記第2胴部60A、60Bが一緒に回転するようにし、一定の圧力以上では前記第2ダイヤル部70A、70Bが前記第2胴部60A、60Bでアイドリングするようにする弾性加圧部材80;を含むことで、
前記第1調節手段は前記第9ねじ山26と第10ねじ山62(第5螺合部)で構成され、前記第2調節手段は前記弾性加圧部材80で構成されることを特徴とする。
具体的には、前記ナット装着部20の外周面には第9ねじ山26が備えられ、前記第5螺合部の螺旋溝の幅は前記第1、第3螺合部と同様に(すなわち、微調整ができるようにピッチが短く)形成される。
前記第2胴部60A、60Bは、前記ナット本体50A、50Bと同様に前記ナット装着部20の外周面に挿入されて螺合されるキャップ形状をし、スカート部の内周面に前記第10ねじ山62が備えられ、内側面の中央には前記テンション調節部Wを備えた突出部が備えられ、但し、外側面には突設または凹設されたアイドリング軸部61が備えられるという点において、ナット本体50A、50Bとの違いがある。
図12ないし図17に示された第2胴部60Aは、外側面にアイドリング軸部61が突起状に突設され、図18に示された第2胴部60Bは、外側面にアイドリング軸部61が溝状に凹設されていることを確認することができる。
前記第2ダイヤル部70A、70Bは、前記第2胴部60A、60Bの外周面に挿入されて螺合されるキャップ形状をし、前記アイドリング軸部61に雌雄結合されてアイドリング軸部61を軸として回転可能にする軸挿入部を備える。
図12ないし図17に示された第2ダイヤル部70Aには、内外側面を貫通して突起状のアイドリング軸部61が挿入される軸挿入部71が備えられ、図18に示された第2ダイヤル部70Bには、内側面から突出状に突出して溝状のアイドリング軸部61に挿入される軸挿入部71が備えられていることを確認することができる。
前記弾性加圧部材80は、所定の弾性力を有するゴムなどの材質からなり、前記第2胴部60A、60Bまたは前記アイドリング軸部61に嵌められ、第2ダイヤル部70A、70Bがアイドリングしないように弾性力を発揮する弾性リング81を含む。
さらに、前記弾性加圧部材80は、前記第2胴部60A、60Bの一側面で前後進して出没するように結合された弾支ピン82と、前記弾支ピン82を外側に加圧して、弾支ピン82が前記第2胴部60A、60Bの係止溝(図示せず)に挿入されるように弾支する弾性体83とをさらに含み、前記弾支ピン82と弾性体83は一種のボールスプリングと同様の機能をする。
図12および図13には、第2胴部60Aの外周面に前記弾性リング81が嵌められて第2ダイヤル部70Aの嵌め込み溝72に弾性リング81がかかって収容されている。
このような第3実施形態は、前記弾性リング81の弾性力(摩擦力)により前記第2ダイヤル部70Aが第2胴部60Aに拘束され、強い外力が作用しない限りは第2ダイヤル部70Aのみが個別に回転せず、第2胴部60Aと一緒に回転する。
したがって、上述した構成の第2ダイヤル部70Aを掴んでテンションナットTNをナット装着部20に挿入して螺合すると、第10ねじ山62が第9ねじ山26の端まで締め付けられる前には、第1調節手段(第5螺合部)によって発生する抵抗力が前記弾性リング81の弾性力よりも小さいため、一定以下の小さい圧力でテンションナットTN全体が速く回転してテンションナットTNをより迅速に組み立てることができる。
テンションナットTNが一定の高さまで螺合完了した状態で継続的に第2ダイヤル部70Aを掴んで回転させると、ねじ締めにより発生する圧力が前記弾性リング81の弾性力よりも大きくなり、第2胴部60Aに対して第2ダイヤル部70Aのみがアイドリングするが、この状態で第2ダイヤル部70Aを左右に回転させると、第2調節手段(弾性加圧部材80)により発生する摩擦力によって第2胴部60Aが第2ダイヤル部70Aよりも相対的に遅い速度で微細回転する(または回転が停止する)ことにより、第2ダイヤル部70Aの1回転あたりの第2胴部60Aが移動する距離が減少し、テンション調節部Wの移動距離を微調整してテンション力の加減範囲を小さく調節することができる。
つまり、第3実施形態のテンションナットTNをナット装着部20に組み立てるとき、最初の結合高さから下側の一定の高さ区間では螺合による摩擦力が小さいため、第2ダイヤル部70Aの回転力が第2胴部60Aにそのまま伝達されることにより、第2ダイヤル部70Aと第2胴部60Aとが一対一に対応して一緒に回転し、
テンション調節部Wにスプールシャフト12の一端が接触してねじ締めによる摩擦力が大きくなる最後の区間では回転に抵抗する圧力(すなわち、テンションナットTNを回転させる圧力)が弾性リング81の弾性力よりも大きくなり、第2ダイヤル部70Aの回転力が第2胴部60Aにそのまま伝達されないことにより、第2ダイヤル部70Aが第2胴部60Aよりもさらに多く回転(または第2胴部60Aの回転が停止)し、結局、第2ダイヤル部70Aが回転する数に比べて、第2胴部60Aが回転して移動する距離が減少し、第5螺合部の第1調節手段に比べて、弾性リング81からなる第2調節手段のピッチが減少する効果を提供する。
一方、図14の第3実施形態は、図12、図13の変形例であって、前記弾性リング81の他に前記弾支ピン82と弾性体83とが組み合わせられて構成されている。
このような第3実施形態は、前記弾性リング81の摩擦力および前記弾支ピン82の係止構造により第2ダイヤル部70Aが第2胴部60Aに拘束され、強い外力が作用しない限りは第2ダイヤル部70Aのみが個別に回転せず、第2胴部60Aと一緒に回転する。したがって、前述した構成の第2ダイヤル部70Aを掴んでテンションナットTNをナット装着部20に挿入して螺合すると、前述した弾性リング81の弾性力と弾支ピン82の係止構造が同時に作用して第10ねじ山62が第9ねじ山26の端まで締め付けられる前には、第2ダイヤル部70Aと第2胴部60Aが一緒に回転して小さい圧力でテンションナットTNをより速く組み立てることができる。
テンションナットTNが一定の高さまで螺合完了した状態で継続的に第2ダイヤル部70Aを掴んで回転させると、ねじ締めにより発生する圧力が前記弾性リング81の弾性力よりも大きくなるとともに、回転圧力の増加により弾支ピン82が後進して係止溝から離脱することにより、第2胴部60Aに対して第2ダイヤル部70Aのみがアイドリングするが、この状態で第2ダイヤル部70Aを左右に回転させると、第2ダイヤル部70Aの1回転あたりの第2胴部60Aが回転して移動する距離が減少することにより、テンション調節部Wの移動距離を微調整してテンション力の加減範囲を小さく調節することができる。
図15の第3実施形態は、図14の変形例であって、工具挿入溝を有する回転板73が前記第2胴部60Aのアイドリング軸部61の収容溝に嵌め込まれて結合され、回転板73と第2胴部60Aとの間に前記弾性リング81がさらに介在されている。
このような第3実施形態は、先立って説明した原理で、第1、第2調節手段を用いたピッチ調節が可能であるのはもとより、第2ダイヤル部70Aではなく、回転板73だけを回転させて第2胴部60Aの移動距離をより微調整することができる。
図16の第3実施形態は、図12、図13の変形例であって、弾性リング81がアイドリング軸部61と軸挿入部71との間に介在される点において違いがあるだけで、作動方式ないし原理は同様である。
図17の第3実施形態は、図16の変形例であって、弾支ピン82と弾性体83が追加される点において違いがあるだけで、作動方式ないし原理は同様である。
図18の第3実施形態は、図17の変形例であって、アイドリング軸部61と軸挿入部71との雌雄結合構造が逆である点において違いがあるだけで、作動方式ないし原理は同様である。
前述した構成の本発明は、互いに異なるピッチが形成されるようにする第1、第2調節手段を用いて、第1、第2調節手段の選択でテンション調節部Wの移動距離を遠距離または近距離に制御することにより、テンションナットTNの組立をより容易かつ迅速にしながら、スプールシャフト12を加圧するテンション調節部Wの位置調整をさらに細密に行い、テンション力の微調整を可能にする。
以上で本発明を説明するにあたり、添付図面を参照して、テンションナットの距離調整が容易な釣り用リールを中心に説明したが、本発明は当業者によって様々な修正、変更および置換が可能であり、それらの修正、変更および置換も本発明の保護範囲に属すると解釈されるべきである。
10 フレーム
11 スプール
12 スプールシャフト
13、14 サイドカバー
15 ハンドル
20、20A、20B ナット装着部
21 第1ねじ山
22 第5ねじ山
23 第6ねじ山
24 大外径部
25 小外径部
26 第9ねじ山
30A、30B 第1胴部
31 第3ねじ山
32 第2ねじ山
33 中空部
34 第1大内径部
35 第1小内径部
40A、40B 第1ダイヤル部
41 第4ねじ山
42 第1スカート部
43 第1突出部
43a フランジ部
44 第1嵌め込み部
45a 把持部
46 工具挿入溝
50A、50B ナット本体
51 第7ねじ山
52 第8ねじ山
53 第2スカート部
54 第2大内径部
55 第2小内径部
56 第2突出部
58 第2嵌め込み部
60A、60B 第2胴部
61 アイドリング軸部
62 第10ねじ山
70A、70B 第2ダイヤル部
71 軸挿入部
72 嵌め込み溝
73 回転板
80 弾性加圧部材
81 弾性リング
82 弾支ピン
83 弾性体
W テンション調節部
TN テンションナット

Claims (3)

  1. ナット装着部を備えたフレーム;
    前記ナット装着部に螺合され、スプールシャフトの軸方向に距離調整が可能であり、内側にスプールシャフトの一端を加圧してスプールの回転力を調節するテンション調節部を備えたテンションナット;および
    前記テンションナットの1回転あたりの移動距離が互いに異なるように形成されている第1調節手段および第2調節手段;を含み、
    前記ナット装着部は、第1ねじ山を含み、
    前記テンションナットは、
    第2ねじ山と、前記第1ねじ山に螺合される第3ねじ山と、を備えた第1胴部;および前記テンション調節部と、前記第2ねじ山に螺合される第4ねじ山と、を備えた第1ダイヤル部を含むことで、
    前記第1調節手段は前記第1ねじ山と第3ねじ山とで構成され、前記第2調節手段は前記第2ねじ山と第4ねじ山とで構成されることを特徴とする、釣り用リール。
  2. ナット装着部を備えたフレーム;
    前記ナット装着部に螺合され、スプールシャフトの軸方向に距離調整が可能であり、内側にスプールシャフトの一端を加圧してスプールの回転力を調節するテンション調節部を備えたテンションナット;および
    前記テンションナットの1回転あたりの移動距離が互いに異なるように形成されている第1調節手段および第2調節手段;を含み、
    前記ナット装着部は、互いに離隔した第5ねじ山と第6ねじ山を含み、
    前記テンションナットは、
    前記第5ねじ山に螺合される第7ねじ山と、前記第6ねじ山に螺合される第8ねじ山とを含み、前記第7ねじ山が前記第5ねじ山に対して締め完了の後に離脱したとき、前記第8ねじ山が前記第6ねじ山に螺合されるように形成されることで、
    前記第1調節手段は前記第5ねじ山と第7ねじ山とで構成され、前記第2調節手段は前記第6ねじ山と第8ねじ山とで構成されることを特徴とする、釣り用リール。
  3. ナット装着部を備えたフレーム;
    前記ナット装着部に螺合され、スプールシャフトの軸方向に距離調整が可能であり、内側にスプールシャフトの一端を加圧してスプールの回転力を調節するテンション調節部を備えたテンションナット;および
    前記テンションナットの1回転あたりの移動距離が互いに異なるように形成されている第1調節手段および第2調節手段;を含み、
    前記ナット装着部は、第9ねじ山を含み、
    前記テンションナットは、
    アイドリング軸部と、前記テンション調節部と、前記第9ねじ山に螺合される第10ねじ山と、を備えた第2胴部;
    前記アイドリング軸部に回転可能に結合される第2ダイヤル部;および
    前記第2胴部と前記第2ダイヤル部との間に介在され、第2胴部に対して第2ダイヤル部が回転しないように弾性力を発揮する弾性加圧部材;を含み、
    前記弾性加圧部材は、所定の弾性力を有する材質からなり、前記第2胴部または前記アイドリング軸部に嵌められ、前記第2ダイヤル部がアイドリングしないように弾性力を発揮する弾性リングを含み、
    前記第9ねじ山と第10ねじ山の螺合部によって発生する抵抗力が前記弾性リングの弾性力よりも小さいときは、前記第2胴部が前記第2ダイヤル部と一緒に回転するようにし、
    前記抵抗力が前記弾性リングの弾性力よりも大きいときは、前記第2胴部に対して前記第2ダイヤル部がアイドリングするようにすることで、
    前記第1調節手段は前記第9ねじ山と第10ねじ山で構成され、前記第2調節手段は前記弾性加圧部材で構成されることを特徴とする、釣り用リール。
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