JP6829954B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
前記貯留手段25は、遊技機の前枠7を装飾する部材(左側装飾部材23)と一体で下降傾斜の長尺皿状に遊技者と対峙する側に膨出して形成された遊技媒体を貯留する貯留域27と、
前記貯留域27から連続して設けられ、遊技媒体が通過可能な導通路43と、
前記導通路43を通過する遊技媒体を排出可能な排出口45と、
前記貯留手段25の少なくとも一部に備えられ、前記貯留手段25を転動する遊技媒体が視認可能な装飾部材31と、を含み、
前記導通路43は、前記貯留域27から前記排出口45に近づく程、形状が細くなるような先すぼみした形状に構成されており、
少なくとも前記装飾部材31よりも内側に備えられ、前記貯留手段25へと転動する遊技媒体に光を照射することが可能な発光手段41を備えたことを特徴とする遊技機としたことである。
また、導通路43は、貯留域27から排出口45に近づくにつれ、段々と細くなるような先すぼみした形状を有しているため、貯留域27に貯留された遊技媒体が排出口45に近づくにつれて遊技者の興趣が高まる。
さらに、装飾部材31よりも内側に発光手段41を設け、発光手段41の光が少なくとも前記貯留手段25へと転動する遊技媒体を装飾することが可能であるため、例えば、遊技媒体が玉(遊技球)であれば、玉が光を乱反射し、かつ玉の軌跡を見せることが可能であるため、遊技者の当該遊技機に対する興趣が高まる。
遊技媒体が貯留される貯留手段25を備え、
前記貯留手段25は、遊技機の前枠7を装飾する部材(左側装飾部材23)と一体で下降傾斜の長尺皿状に遊技者と対峙する側に膨出して形成された遊技媒体を貯留する貯留域27と、
前記貯留手段25の少なくとも一部に備えられ、前記貯留手段25を転動する遊技媒体が視認可能な装飾部材31と、
少なくとも前記装飾部材31よりも内側に備えられ、前記貯留手段25へと転動する遊技媒体に光を照射することが可能な発光手段41と、を含み、
前記貯留域27は、上方に蓋部153を設けていることを特徴とする遊技機としたことである。
なお、本発明は以下に説明する実施形態に限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で適宜設計変更可能である。
本体枠1と保持枠11とを別体として記載したが、これに限られるものではなく、本体枠1と保持枠11とを合わせて本体枠として扱うものであってもよい。このとき、本体枠1と保持枠11とは、分離可能な態様を含み、一体的にあるいは分離不可能な態様で形成されていてもよい。
なお、発射ハンドル79は本体枠1側に備えるものとしてもよい。
この場合、発光手段(LED:Light Emitting Diode 発光ダイオード)から発せられた光を左側装飾部材23および右側装飾部材21に照射すると、当該左側装飾部材23および右側装飾部材21から美観に優れた、例えば放射光や拡散光などを発生させることができ、これにより、光による表示態様に変化を与えることができるため、遊技に対する興趣を向上させることができる。
なお、本体枠1に備えられる部材は上述したものに限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で設計変更可能である。
また、音声演出装置、主制御基板やサブ制御基板などの各種制御基板・中継基板については、保持枠11の投影手段(第一の投影手段143と第二の投影手段147)の後方や側方などに備えることも可能で、さらには遊技機外部(例えば島装置など)に備えることも可能である。
<貯留手段>
貯留手段25は、遊技球を貯留する貯留域27と、前記貯留域27から下方に連続して設けられ、遊技球が通過可能な導通路43と、前記導通路43を通過する遊技球を遊技機外(例えば貯留箱600など)へと排出可能な排出口45と、前記貯留手段25を転動する遊技球が視認可能な装飾部材31と、を含んで構成されている。なお、略半円状に湾曲して形成されている、前面湾曲装飾部材25aは、本実施形態において赤色レンズ部材を採用し、そのレンズ部材の内面(裏面)は、シボ加工などの表面仕上げが施されている。そして、前面湾曲装飾部材25aの内方には、サブ制御基板などによって制御されるLEDなどの発光手段を備えている。
また、それぞれの通路が視認可能なようにそれぞれの箇所に前記装飾部材31が備えられる形態であってもよい。また、一箇所に複数個配設する形態を採用することも可能である。
発光手段41は、例えばサブ制御基板によって制御される発光手段、例えば、LED等が想定可能である。
なお、発光手段41は、装飾部材31の奥側から装飾部材31方向に向けて光を照射するように配設することも可能で、遊技球が光を反射し得る任意の位置に備えることが可能であって限定解釈はされない。
また、遊技球の流れが分かるように遊技球に対して光を当て、装飾部材31の内側にスクリーンを設けることで、遊技球の影をスクリーンに写し、遊技球が作り出す影から遊技球の流れが分かるようにすることも可能である。
このように、遊技球の流れが分かるように発光手段を設けることが可能であれば限定解釈はされない。
特に、導通路43を内設している領域の少なくとも一部を透光性を有する部材で形成するか、あるいは所定位置に一個乃至複数個の装飾部材31を備えるものとすれば、貯留域27に貯留された遊技媒体が導通路43を介して排出口45に近づくにつれて遊技者の興趣が高まる。
なお、垂設部29は、貯留域27の前端付近から下方に向けて一体に設けられているものであればよく、例えば、排出口45に近づく程に形状が広くなる先広がり状に形成されるものなどその外観形態は特に限定解釈されない。
このような螺旋状の導通路43構成とすることにより、貯留部33から転動する遊技球は減速されながらゆっくりと流下して排出口45から排出されることとなり前記不都合はない。なお、流下速度は螺旋状の傾斜を緩急変更することによってゆっくりとしたり早くしたりすることが可能である。
本実施形態では、導通路43のみを螺旋状に形成しているが、垂設部29そのものを螺旋状に形成し、その螺旋状の垂設部29内に螺旋状に導通路43を形成するものであってもよい。
例えば、次のような減速手段も考えられる。
(1)導通路43を下り傾斜のクランク状に構成し、遊技球の流下速度を減速する構成を採用してもよい。
(2)導通路43の内面に多数の凸部を備え、遊技球が凸部に当たることにより減速される構成も採用可能であり、この場合、導通路43はストレート状であってもよいが、蛇行状、若しくは上述したクランク状に形成しているとさらに減速効果が向上する。
(3)導通路43内に軟質弾性部材からなる薄肉の多数の舌片部を備え、遊技球が舌片部に当たることにより減速される構成も採用可能である。この場合にあっても、導通路43はストレート状であっても、蛇行状であっても、上述したクランク状に形成しているものであってもよい。
(4)さらに、導通路43の内面に摩擦抵抗の高いコーティング剤を塗布するか、シート状物を貼り付けるなどして流下速度を減速させる構成も本実施形態の減速手段の一つとして採用可能である。
このように第一の凹部領域51を設けた理由は、前枠7を開放した際に、隣接されている遊技球やコインなどの遊技媒体を貸し出すための縦長状の台間機(サンド装置とも称する)400との干渉を避けるためである。
図1乃至図5では、第一の凹部領域51は、下端から少し離れた位置から鉛直方向で上方にわたって連続して遊技機の内側に向けて凹んでいる形態を示すが、図29では、下端(底面)にわたって切り欠いた(突き抜けた)状態を示している。
すなわち、例えば、台間機400には、一体に突出する玉払出ノズル401などがあり、使用しないときは上方に立ち上げるように配しているが、本実施形態では貯留域27が前枠7の前面から前方に突出しているため、前枠7を開放した際にはその玉払出ノズル401が接触してしまう虞がある。従って、このような不具合を解消すべく上述の通り第二の凹部領域49を本実施形態では備えている。
なお、貯留域27の側部と貯留域27が設けられた枠部材の側部(前枠7に備えられた左側装飾部材23の側部)の少なくとも一方に、遊技機の内側に向けて凹んだ凹部領域(第一の凹部領域51、第二の凹部領域49)を設けられていればよく本発明の範囲内で適宜設計変更可能である。
例えば、本実施形態によれば、図27及び図28に示すように、遊技領域95や発射ハンドル79などの配設領域を含めて遊技機の略下半分の領域をカバーするように、不正行為防止装置53の撮影範囲を設定している。
不正行為防止装置は、上記ゴト行為などの不正手段を監視・録画等して不正な遊技を防止・検出し得るものであれば周知のものが本発明の範囲内で適宜設計変更可能であって、かつその配設位置や配設個数、撮影範囲なども任意で設計変更可能である。
そしてスクリュによって送られてきた遊技球は、通路部65を介して発射装置91に送られて遊技領域95へと発射される。前記スクリュ部63の周囲には、図示しないカバーが備えられており、スクリュにて順次上方へと移動される遊技球の零れ落ちを防止している。
また、図示は省略するが、通路部65を介して送られてきた遊技球を発射装置91の手前の領域にて溜め置くことが可能な球貯留部を備えるものとする。この球貯留部には、所定数の貯留球を検知するセンサを備えており、この検知信号を制御部が受けると前記球揚装置55の作動を停止するような検知手段を採用する。
なお、球揚装置55は、特に図示形態に限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で適宜設計変更可能である。
図1などに示す上述の形態では、貯留手段25における導通路43を内装する垂設部29の形態が、排出口45に近づくにつれ徐々に細くなるような略円すい状の先すぼみ形状で、かつその窄まり程度が緩やかであるのに対し、図29及び図30では、全体的に丸みを帯びた形態に形成されるとともに、排出口45に向けて急激に先すぼみ形状となるように形成され、かつその排出口45を有する先端側が前面湾曲装飾部材25aの方向に向くように湾曲状に形成している。なお、排出口45は下方にある貯留箱600の方向に向くように設けられている。このように貯留手段の形態を図示したような斬新な形態とすることによって遊技者の意表をついて興趣を向上することが可能である。
なお、貯留手段25の形態は本実施形態に示す形態に限定解釈されるものではなく本発明の範囲内で設計変更可能である。
<透光部材>
低反射加工は、透光部材の表面上に反射防止用の薄膜を形成するように所定のコーティング剤を塗布するか、フィルムを貼り付けて加工する。
低反射加工部77は前記第1透光部材69の表面上と第2透光部材71の表面上の少なくともいずれか一方に施されていればよく、好ましくは、第1透光部材69の表面上に施すようにすると好ましい。また、本実施形態では、第1透光部材69と第2透光部材71のそれぞれの片面の表面上にのみ低反射加工部77を施しているが、それぞれの両面に施すようにしてもよい。
なお、本実施形態では、透光部材として第1透光部材69と第2透光部材71の2枚のユニットとしているが、3枚以上の透光部材を組合せたユニットであってもよい。また、透光部材は、透光性を有していれば透明樹脂板であっても可能である。さらに、透光部材の形状は限定されず遊技機の仕様形態に応じて適宜設計変更可能である。
<発射ハンドル>
そして、本実施形態では、支持部81内に装飾部材85の方向に向けて光を照射可能な発光手段87を備え、装飾部材85に光を照射させることにより、ハンドルグリップ83内から光が拡散放出され演出効果を向上させることが可能である(図13(a)参照、)。
前記タッチセンサによって検出された遊技者の操作距離は、制御手段(例えばサブ制御基板)へと送られ、制御手段によって前記操作距離に応じた発射強度信号を発射装置91へと送り遊技球の打ち出し速度を強弱調整する。
本実施形態にて採用されるタッチセンサは周知のものが採用可能であって特に限定されるものではない。
さらに、図14に示すように、ハンドルグリップ83の表面83bに、シボ加工を施すことによって所定の模様89を付与することも可能で、当該模様部分を発光させることも可能である。なお、この表面シボ加工による模様は、図13に示す形態にも採用可能である。
また、本実施形態では、発射ハンドル79をもって発射装置91から遊技球を発射領域95へと発射させる形態をもって説明したが、発射ハンドルの形態に代えて、タッチパネルを備えた操作パネルなどによって発射装置91の操作をすることも可能である。
<発射装置>
なお、遊技領域95の中心から見て左上方の領域とは、遊技領域95の中心よりも上方の領域を含み得るものであって、さらに遊技者が発射した遊技球が転動する遊技領域95全体を含んだ領域であってもよく、遊技領域95の最下位置よりも上方であれば全て含み得るものである。なお、遊技領域の上方とは、遊技領域の上方、又は遊技領域よりも上方の何れの状態であってもよい。
従って、発射装置91の上方に位置する第二の投影領域141と発射装置91前方の装飾部材93及び第一の投影領域121とによって演出を行えば、遊技者に対して迫力のある演出を提供することが可能となる。例えば、上方の第二の投影領域141から順番に、発射装置91の前方の装飾部材93、当該装飾部材93より下方の遊技領域95(第一の投影領域121)へと視線を転じていけば必然と遊技機全体を見ることとなるため、遊技機全体を使った演出をおこなっても遊技者が容易に視認することが可能となる。
この場合の発射装置91にあっても特に限定解釈されるものではなく周知一般の発射装置が採用可能である。
なお、図中符号600は、貯留手段25の排出口45から排出された遊技球(出玉)を受けて溜める、いわゆるドル箱と称される貯留箱(玉箱)、符号98は発射装置91から発射された遊技球を遊技領域へと案内するガイドレールである。
また、発射装置91は、図示は省略するが、遊技機の下方、すなわち、島設備に配設された際に、島設備の設置台よりも下方に配されるように設計されていてもよく、発射装置91の位置は限定されるものではない。
<遊技領域>
なお、センター台板99の分割構成は本実施形態に限定されるものではなく、四分割よりも少なくても多くても構わない。
なお、センター台板99を分割しない構成であっても本発明の範囲内であることはいうまでもない。
また、センター台板99は図示形態に限定解釈されるものではなく、その全体形状などは本発明の仕様によって適宜変更可能である。
さらに、センター台板99を構成する分割構成(99a−99d)は、遊技球が転動する転動部を有する構成を採用することも可能である。
また、それぞれの分割構成(99a−99d)の一個又は複数個の平面に、装飾性を有するシート部材を備えた装飾部を有する構成を採用することも可能である。
さらに、センター台板99を構成する分割構成(99a−99d)は、一部を除去することも可能で、除去した分割構成(例えば99bなど)を遊技球が転動する転動部とすることも可能である。
<投影領域>
本実施形態では、所定形状のリア透過型のスクリーンタイプが想定され、遊技機の高さ方向(鉛直方向)で上下に2個備えられている。
本実施形態では、下方の投影領域を第一の投影領域121、上方の投影領域を第二の投影領域141と便宜上称する。
なお、本実施形態では、スクリーンタイプの投影領域をもって説明するが、リア透過型のフィルムタイプの投影領域であってもよく、本発明の範囲内で適宜設計変更可能である。
この凸状領域123は、遊技領域95のセンター台板99に存する開口101に臨むように配される(図15乃至図22参照。)。
なお、第一の投影領域121は、少なくとも一部が前方から見て上方に向けて斜めに傾く傾斜面を有しているものであればよく、本発明の範囲内で設計変更可能である。すなわち、凸状領域123もその円弧状の面部の上方部分123aが、前方から見て上方に向けて斜めに傾く傾斜面である。
また、凸状領域123は円弧状に形成された一例をもって説明しているが、少なくとも一部が前方から見て上方に向けて斜めに傾く傾斜面を有しているものであれば全て含まれるものである。なお、傾斜面とは、本実施形態では凸状領域123の上方部分123aのように曲線的な面をもって説明するが、直線的な面を含むことは言うまでもない。
例えば、遊技者の現在の持ち球数・大当たり回数・継続回数・確率変動突入回数など、所定の遊技情報が想定される(図22参照。)。
なお、第一の投影領域121に投影される画像は、上記遊技情報に限定されるものではなく、遊技の演出に合わせた所定のキャラクタ画像や装飾画像などであってもよい。
例えば、遊技者に対して第二の投影領域141をメインの投影領域として提供し、第一の投影領域121をサブの投影領域として提供した場合には、上方に視線が有る頻度が高いと考えられるため、サブの投影領域である第一の投影領域121を視認する場合には、視線が上方から下方の投影領域に向けられるため、傾斜した投影領域の上側領域に遊技結果に関する情報を表示することによって遊技者が下方の投影領域に表示された情報を見やすくなる。
例えば、第一の板部99aに突設されている3個のリブ(105、107、108)に対応する第一の投影領域121の所定位置に応じた貫通孔131a、131b、131cや、右打ち時に遊技球の衝撃を緩衝する部材(返しゴム)119に対応する第一の投影領域121の所定位置に応じた貫通孔133や、この衝撃を緩衝する部材(返しゴム)119周辺領域に対応する第一の投影領域121の所定位置に応じた貫通孔や、電チュー(普通電動役物)117に対応する第一の投影領域121の所定位置に応じた貫通孔135や、電チュー(普通電動役物)117に隣接するレール台板103部分に対応する第一の投影領域121の所定位置に応じた貫通孔や、大入賞口115に対応する第一の投影領域121の所定位置の形状に応じた貫通孔139を形成する(図19参照。)。
(1)まず、遊技領域95内の左側の遊技釘109から右側の遊技釘109にかけて順番に発光させる(図16参照。)。また、このとき、左側の遊技釘109から右側の遊技釘109にかけて順番に発光色を変えていく(白色発光から順に赤色発光に変えていく)ことも可能である。
(2)そして次に、上述した中央上方の領域と通過ゲート111下の領域の2箇所に存する矢印形状の貫通孔127、129と、その中央上方の領域にある遊技釘109に対応する貫通孔に投影し、2箇所の矢印形状とともに当該遊技釘を赤色に発光させる(図18参照。)。
(3)そして次に、第一の板部99aに突設されている3個のリブ(105,107,108)を左から右にかけて順に発光表示させるとともに、右打ち時に遊技球の衝撃を緩衝する部材(返しゴム)119、前記緩衝する部材(返しゴム)119の周辺領域、電チュー(普通電動役物)117、レール台板103、及び大入賞口115をそれぞれ発光表示させる。
また、前記報知が行なわれているときに、第一の投影手段143が投影する映像は、第一の投影領域121に画像表示が行われる部分と、当該画像表示が行われない部分とを含む1の画像によって構成される。すなわち、第一の投影領域121には貫通孔と投影領域とがあり、貫通孔を通った光によって遊技部材の発光態様が変化すると共に、投影領域に画像が表示されるため、1つの画像によって構成された映像の投影光によって遊技部材を装飾しつつも、遊技進行に関する表示を行うことが可能である。従って、遊技領域95に設けられた遊技部材を有効に活用し、遊技者の遊技進行に対する興趣を向上することが可能である。また、遊技者が遊技進行を行なう上で注目するべき点を明確に示すことができるため遊技進行の渋滞を阻止することも可能である。
また、凹面状に形成された第二の投影領域141は、凸状領域123を有する第一の投影領域121よりも投影領域が広くなるため、より広範囲な画像演出が行なえる。
なお、第二の投影領域141は、少なくとも一部が後方(遊技機の奥行き方向)に窪んだ凹面に形成されていればよく、任意に設計変更可能である。
<投影手段>
なお、図示は省略するが、保持枠11の側面及び背面を含み、全域が所定の箱状部によって覆うものとしてもよい。すなわち、コントラストを上げるため保持枠11領域を暗所にする必要からであり、保持枠11全域を密閉空間とすることが可能であれば箱状部は必要がない。
図23乃至図25にて、符号200は、第一の投影手段143と第二の投影手段147のそれぞれの光路(理想光路)を示しており、第一の投影領域121は第一の投影手段143の光路200中に備えられ、第二の投影領域141は第二の投影手段147の光路200中に備えられている。
第一の投影手段143と第二の投影手段147は、特に限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で周知形態の投影手段が適宜選択して採用可能である。
本実施形態の場合、第二の投影手段147によって投影される領域は、符号141bで示す面であり、前記第二の投影領域141の下面141aの傾斜面149は第一の投影手段143によって投影される。符号300は遊技者の視線を示す。
傾斜面151は第二の投影手段147によって投影されるが、傾斜面149は、前記第一の投影手段143と第二の投影手段147との双方から投影されるが、入射角が小さいほうの投影手段により投影されることとなる。すなわち、本実施形態の場合、第二の投影手段147によって投影された入射角αに比して、第一の投影手段143によって投影された入射角βの方が小さいため、傾斜面149には、第一の投影手段143により投影された画像が投影される。
従って、本実施形態では、第二の投影手段147によって投影される領域は、符号141bで示す面とともに、上面141cの傾斜面151であり、前記下面141aの傾斜面149は第一の投影手段143によって投影される。
傾斜面149に対する入射角が小さいほど傾斜面に対して垂直に投影される状態に近づくこととなるため、傾斜面149に対する入射角が小さい(第一の投影手段143からの入射角βの方が第二の投影手段147からの入射角αに対して小さい)ほうの投影手段(第一の投影手段143)により投影されることとなり、上方の投影領域(第二の投影領域141)では光が十分に届かない、あるいは全く届かない下面の傾斜面149でも投影することが可能となる。
このような構成を採用することにより、より奥行感のある演出を遊技者に付与することが可能である。符号300は遊技者の視線を示す。
例えば、図26に示すように、第一の投影領域121と第二の投影領域141とを合わせた遊技機前面の全領域に、大当たり遊技状態に移行することを報知する「777」などの特別図柄を大きく表示することも可能である。このような表示形態の演出が行なわれることにより、遊技者は全画面で表示される意表をついた演出(大当たり遊技状態に移行する報知演出)により興趣の向上が図れる。
また、例えば凹面の第二の投影領域141で投影された映像を、凸状領域123を有する第一の投影領域121においても投影すれば、同一の映像を用いた演出を、表示位置を移動させるだけで異なる表示態様(特に前後方向での表示態様が異なる)で表示することが可能となるため、立体的な演出表現を簡易に実行することが可能となる。
<その他の構成>
また、アウト球数の計数は、遊技機自体が計算してもよいし、周辺装置としてアウトボックスが計数してもよい。
<封入式弾球遊技機>
封入式の弾球遊技機に本発明を適用する場合、前記貯留域27の上方には蓋部153を設ける(図31参照。)。
また、蓋部153が、透明部材若しくは半透明部材で構成されている場合、図示はしないが、蓋部153よりも内方に発光手段を備え、貯留部33内を転動する遊技球に対して下方や側方などから光を照射し、貯留部33内や遊技球を発光させる演出をすることも可能である。あるいは蓋部153の内面などに所定の反射加工処理を施すことも可能である。
なお、蓋部153の形態は本実施形態に限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で設計変更可能である。
また、封入式の弾球遊技機の場合、遊技球は循環使用されるため、上記実施形態を構成している導通路43及び排出口45は不要である。すなわち、貯留域27から直接発射装置91へと遊技球は循環使用される。
その他の構成及び作用効果は上記実施形態と同様であるため説明は援用する。
前記遊技盤97に配される遊技部材(センター台板99、レール台板103、リブ105,107,108、遊技釘109、通過ゲート111、始動入賞口113、大入賞口115、電チュー(普通電動役物)117)と、
前記遊技盤97の後方に配される投影領域(第一の投影領域121、第二の投影領域141)と、
前記遊技部材に対応して前記投影領域(第一の投影領域121)に設けられた貫通孔(125、127、129、131a、131b、131c、133、135、139)と、
前記投影領域(第一の投影領域121)に投影可能で、かつ遊技進行に応じ、前記貫通孔を通過する投影光を変化させて前記遊技部材の発光態様を変化させることにより、遊技進行に係る報知を実行可能である投影手段(第一の投影手段143)と、を含み、
前記報知が行なわれているときに、投影手段(第一の投影手段143)が投影する映像は、投影領域(第一の投影領域121)に画像表示が行われる部分と、投影領域に画像表示が行われない部分とを含む1の画像によって構成されている、ことを特徴とする遊技機としたことである。
また、単に発射装置を遊技領域の上方に配設するだけにすぎないため、発射装置周りに何等の装飾性もなかったため遊技者の興趣の向上は望めなかった。
前記発射装置91の前方に設けられ、当該発射装置91を遊技者から視認困難とする装飾部材93と、
前記遊技領域95の後方に設けられた投影領域(第一の投影領域121)と、
前記投影領域(第一の投影領域121)の後方に設けられ、当該投影領域(第一の投影領域121)を介して前記遊技領域95に所定の演出を投影可能な投影手段(第一の投影手段143)と、を含むことを特徴とする遊技機としたことである。
また、発射装置91は、装飾部材93によって遊技者から視認困難なため、あたかも装飾部材93から遊技球が飛び出してくるかのような錯覚に陥ることもあり、遊技者の興趣も向上する。
従って、発射装置91から発射された遊技媒体を目で追う遊技者は、発射装置91前方の装飾部材93と遊技領域95に投影された内容とが自然と視界に入るため、遊技を行いながらも演出を視認することが容易となり、遊技者に対する演出効果が向上する。
前記第二の投影領域141の後方には、当該第二の投影領域141に投影可能な第二の投影手段147が備えられている、ことを特徴とする遊技機としたことである。
例えば、特許文献1には、遊技盤の背面側に平坦矩形状に形成されたメインスクリーンと、メインスクリーンよりも小型の平坦状に形成されたサブスクリーンの2つの投影領域を配設したものが知られている。
前記複数の投影領域(第一の投影領域121、第二の投影領域141)に投影可能な複数の投影手段(第一の投影手段143、第二の投影手段147)と、を備え、
上方の投影領域(第二の投影領域141)は少なくとも一部が前方から見て後方に窪んだ凹面とし、
下方の投影領域(第一の投影領域121)は少なくとも一部が前方から見て下方から上方に向けて傾きを有する傾斜面(凸状領域123の上方部分123a)とした、ことを特徴とする遊技機としたことである。
そして、一般に、遊技場においてパチンコ遊技機に対する向かって左側には、台間サンドと称される玉貸器などの周辺装置が配設されている。
よって、このような接触事故を回避しようとすると、例えば遊技機に対して向かって右側に周辺装置を配設するように配置設計しなければならず、遊技場によっては、遊技機を設置できる場合と設置できない場合とが生じてきてしまうため利便性に問題がある。
前記枠部材(前枠7)の軸支側の側部から前方に向けて膨出状に備えられ、遊技媒体を貯留する貯留手段25と、を含み、
前記貯留手段25の側部と前記貯留手段25が設けられた枠部材(前枠7)の側部の少なくとも一方に、遊技機の内側に向けて凹んだ凹部領域(第一の凹部領域51、第二の凹部領域49)を設けたことを特徴とする遊技機としたことである。
従って、遊技場における遊技機の隣に配される台間サンド400などの周辺装置の配設位置を考慮することも無くなるため大変利便性も高い。
特許文献1には、遊技機の供給皿の前面中央にタッチパネルを備え、タッチパネル上の指の移動量に応じて、発射装置の発射強さを調整したり、遊技領域への遊技球の発射量を調整したりする先行技術が開示されている。
前記操作手段(発射ハンドル79)の内部に設けられ、前記操作手段(発射ハンドル79)の透過性を有する領域から視認可能な装飾部材85と、
前記操作手段(発射ハンドル79)に備えられ、前記操作手段(発射ハンドル79)の表面上で行われた遊技者の操作距離を検出する透過性を有したタッチセンサと、
前記タッチセンサによって検出された遊技者の操作距離に応じて発射装置の発射強度を調整可能な制御手段と、を含むことを特徴とする遊技機としたことである。
更に、操作手段(発射ハンドル79)は、操作手段(発射ハンドル79)の外面上で行われた遊技者の操作距離に応じて発射強度を変更可能であるため、例えば、操作手段(発射ハンドル)に指を引っかけるための係止部や、操作手段(発射ハンドル)を操作した後の状態から元に戻すための戻りバネの構造が必要なくなる。従って、従来の操作手段(発射ハンドル)に比べて外観デザインがスッキリして装飾効果を高めることが可能である。また、前記係止部や戻りバネの構成が不要となるため、操作手段(発射ハンドル)内部に空間領域が増やすことが可能となる。従って、このような空間領域部分に装飾部材を設けるためのスペースを確保することが可能となり、従来の操作手段(発射ハンドル)に比べて装飾効果を高めることが可能である。
また、操作手段(発射ハンドル)を回さなくていいので、装飾の見え方が変化せず、設計思想通りに装飾が視認可能となる。
前記操作手段(発射ハンドル79)は、遊技機の所定位置に設けられた取付部(支持部81)に備えられ、
前記取付部(支持部81)には発光手段87が備えられ、
前記装飾部材85は、前記発光手段87から発せられる光を受けて反射可能な装飾加工が施されている、ことを特徴とする遊技機としたことである。
更に、操作手段(発射ハンドル79)は回転操作を行う必要が無いため、上記した装飾性が低減する可能性が低く、操作手段(発射ハンドル79)の装飾性を更に高めることが可能となる。
特許文献1には、払出手段から払い出された遊技媒体を貯留する上皿と、当該上皿の下方に備えられ、前記上皿にて余剰となった遊技球を貯留する下皿と、の二段式の貯留手段を備えて構成されているパチンコ遊技機の一例が開示されている。
このような遊技機にあっては、例えば、下皿が遊技媒体で一杯になった場合、下皿から貯留箱に遊技媒体を移すこととなる。
貯留手段25は、遊技媒体を貯留する貯留域27と、
前記貯留域27から連続して設けられ、遊技媒体が通過可能な導通路43と、
前記導通路43を通過する遊技媒体を排出可能な排出口45と、
前記導通路43を通過する遊技媒体の通過速度を減速可能な減速手段と、を含むことを特徴とする遊技機としたことである。
従って、例えば、貯留手段25が高い位置にあるときであっても、排出口45から排出される遊技媒体は減速されているため、排出口45の下方に配した貯留箱に遊技媒体を排出する際であっても、排出された遊技媒体が貯留箱から飛び出すことを防止できる。
例えば、従来の遊技機には、遊技盤の後方にリアプロジェクタなどの投影手段を配し、リアプロジェクタから投影された映像などをスクリーンなどの投影領域に投影して演出を図っているものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
すなわち、例えば、遊技機の前枠7部分の側面などには、遊技機全体の装飾性を向上させるために、LEDなどの光による装飾部材が備えられているが、LEDのような高輝度の光がスクリーンなどの投影領域に当たると、投影された映像がぼけてしまう虞があり、視認性が低下するばかりか演出効果の低下を招いてしてしまう虞もあった。
前記投影手段(第一の投影手段143、第二の投影手段147)より前方に配される投影領域(第一の投影領域121、第二の投影領域141)と、
前記投影領域(第一の投影領域121、第二の投影領域141)より前方に配される透光部材(第1透光部材69、第2透光部材71)と、
前記透光部材(第1透光部材69、第2透光部材71)より前方に配され、発光手段を備えてなる装飾部材(左側装飾部材23)と、を含み、
前記透光部材は、前記装飾部材(左側装飾部材23)寄りに配される第1透光部材69と、
前記第1透光部材69の後方で、前記投影領域寄りに配される第2透光部材71と、の二重構造とし、
前記第1透光部材69の表面上、又は第2透光部材71の表面上の何れか又は両方に低反射加工(低反射加工部77)が施されていることを特徴とする遊技機としたことである。
例えば、従来の遊技機には、遊技盤の後方にリアプロジェクタなどの投影手段を配し、リアプロジェクタから投影された映像などをスクリーンなどの投影領域に投影して演出を図っているものが知られており、例えば、特許文献1では、メインの投影領域(メインスクリーン)とサブの投影領域(サブスクリーン)との二つの投影領域によって演出効果を向上せしめていた。
すなわち、例えば、スクリーンなどの投影領域が平坦状のものであったりすると、奥行感のある投影映像による演出効果は望めず、演出効果の低下を招いてしてしまう虞があった。また、遊技者の視線からずれた位置に前記平坦状のスクリーンなどの投影領域を設置するような場合には視認性が低下する虞もあった。
前記第一の投影手段143の前方に配され、第一の投影手段143によって投影可能な第一の投影領域121と、
前記第二の投影手段147の前方に配され、第二の投影手段147によって投影可能な第二の投影領域141と、を含み、
前記第一の投影領域121と第二の投影領域141の少なくとも一方の投影領域は、上面と下面との少なくとも一方に傾斜面149、151が設けられ、
前記傾斜面149は、前記第一の投影手段143と第二の投影手段147からの入射角(αとβで示す角度)が小さいほうの投影手段(第一の投影手段143からの入射角βの方が第二の投影手段147からの入射角αよりも小さい)により投影されることを特徴とする遊技機としたことである。
また、第一の投影領域121と第二の投影領域141がそれぞれ第一の投影手段143と第二の投影手段147によって投影され、少なくとも一方の投影領域の上面又は下面に傾斜面149、151があり、当該傾斜面149、151を投影する投影手段は、傾斜面を備えない投影領域を投影する投影装置であるため、仮に、投影領域が上下に並んでいた場合、上方に設けられた投影領域(第二の投影領域141)の下面に斜面(傾斜面149)があると、当該斜面(傾斜面149)に対して、下方に設けられた投影領域(第一の投影領域121)を投影する投影手段(第一の投影手段143)が投影を行うため、上方の投影領域(第二の投影領域141)では光が十分に届かない、あるいは全く届かない下面の傾斜(傾斜面149)であったとしても投影することが可能となり、演出効果が高まる。
すなわち、傾斜面149に対する入射角が小さいほど傾斜面に対して垂直に投影される状態に近づくこととなるため、傾斜面149に対する入射角が小さい(第一の投影手段143からの入射角βの方が第二の投影手段147からの入射角αに対して小さい)ほうの投影手段(第一の投影手段143)により投影されることとなり、上方の投影領域(第二の投影領域141)では光が十分に届かない、あるいは全く届かない下面の傾斜面149でも投影することが可能となる。
仮に、第一の投影領域121が小さい投影領域で、第二の投影領域141が大きい投影領域であれば、第二の投影領域141をメインの表示領域として使用し、第一の投影領域121をサブの表示領域として使用しつつも、特定の演出などで第一の投影領域121と第二の投影領域141とを使用した演出を行うことによって、遊技機において迫力のある演出を行うことが可能となります。
また、遊技者は大きい投影領域の映像に集中することが出来るため、遊技媒体の動きによって投影領域に映し出された映像に対する興趣が低下することを防止することが可能である。
例えば、従来の遊技機には、遊技盤の後方にリアプロジェクタなどの投影手段を配し、リアプロジェクタから投影された映像などをスクリーンなどの投影領域に投影し、遊技盤を介して光や映像による演出を提供しているものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このような場合に、例えばセンター台板の全体の交換となると大掛かりな構成変更となり、変更手間・コスト高などを招く虞があったため簡易かつ安価に対応可能な構造が望まれていた。
前記投影手段(第一の投影手段143、第二の投影手段147)より前方に配される投影領域(第一の投影領域121、第二の投影領域141)と、
前記投影領域(第一の投影領域121、第二の投影領域141)より前方に配される遊技領域95と、
前記遊技領域を構成する遊技部材と、を含み、
前記遊技部材は、取り外しが可能な複数の構成部材(センター台板99a,99b,99c,99d)から構成され、
前記複数の構成部材(センター台板99a,99b,99c,99d)のうち少なくとも一つには、後方からの光を透光可能な透光部を有しており、
前記複数の構成部材(センター台板99a,99b,99c,99d)のうち少なくとも一つには、遊技球の転動に関わる部材である転動部を有しており、
前記複数の構成部材(センター台板99a,99b,99c,99d)のうち少なくとも一つには、前方からの視認性に関わる部材である装飾部を有していることを特徴とする遊技機としたことである。
27 貯留域
31 装飾部材
41 発光手段
43 導通路
45 排出口
Claims (2)
- 遊技媒体が貯留される貯留手段を備えた遊技機であって、
前記貯留手段は、遊技機の前枠を装飾する部材と一体で下降傾斜の長尺皿状に遊技者と対峙する側に膨出して形成された遊技媒体を貯留する貯留域と、
前記貯留域から連続して設けられ、遊技媒体が通過可能な導通路と、
前記導通路を通過する遊技媒体を排出可能な排出口と、
前記貯留手段の少なくとも一部に備えられ、前記貯留手段を転動する遊技媒体が視認可能な装飾部材と、を含み、
前記導通路は、前記貯留域から前記排出口に近づく程、形状が細くなるような先すぼみした形状に構成されており、
少なくとも前記装飾部材よりも内側に備えられ、前記貯留手段へと転動する遊技媒体に光を照射することが可能な発光手段を備えたことを特徴とする遊技機。 - 複数の遊技球が機内に封入されており、遊技領域へ発射させて遊技に使用された遊技球を再び遊技領域へ発射可能に循環させる遊技機において、
遊技媒体が貯留される貯留手段を備え、
前記貯留手段は、遊技機の前枠を装飾する部材と一体で下降傾斜の長尺皿状に遊技者と対峙する側に膨出して形成された遊技媒体を貯留する貯留域と、
前記貯留手段の少なくとも一部に備えられ、前記貯留手段を転動する遊技媒体が視認可能な装飾部材と、
少なくとも前記装飾部材よりも内側に備えられ、前記貯留手段へと転動する遊技媒体に光を照射することが可能な発光手段と、を含み、
前記貯留域は、上方に蓋部を設けていることを特徴とする遊技機。
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