JP6828318B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像装置及び画像形成装置に関する。
現像容器からのトナーの漏洩を防止する現像装置の発明として、例えば、下記特許文献1に、磁性キャリアとトナーとを含む二成分現像剤を収容する現像容器と、該現像容器の開口部から外周面の一部が露出することで像担持体に対向配置され、前記像担持体との対向面が上方向に移動するように回転しながら前記像担持体にトナーを供給するトナー担持体と、該トナー担持体に対向配置され、前記トナー担持体との対向面が前記トナー担持体と逆方向に移動するように回転するとともに、表面に担持した二成分現像剤から成る磁気ブラシを用いて前記トナー担持体上にトナー層を形成する現像剤担持体と、該現像剤担持体に担持される現像剤量を規制する規制部材と、前記トナー担持体と対向する前記現像容器の上端部に形成された空気流出口から前記現像容器の上部に配置されたダクト内に連通する空気流出路と、を備えた現像装置において、前記空気流出路は、前記トナー担持体の回転軸中心と前記空気流出口とを通る直線に対し、前記トナー担持体の回転方向下流側に傾斜していることを特徴とする現像装置が開示されている。
また、下記特許文献2には、トナーを含む現像剤を収容する現像容器と、前記現像容器内で現像剤を攪拌し、搬送する攪拌部材と、を有する現像装置であって、前記現像容器の内部と外部とを連通させる空気放出部に対して前記現像容器内の前記攪拌部材に接触可能な状態で設けられる接触部材と、前記接触部材に支持され、前記現像容器の内部から外部に流出する空気中の現像剤を捕集すると共に、前記攪拌部材の攪拌・搬送動作により前記接触部材を介して振動が付与される現像剤付着部材と、を備えることを特徴とする現像装置が開示されている。
特開2013−097217号公報 特開2014−139630号公報
現像装置内が現像剤と一緒に混入された空気により内圧が上昇すると、現像装置外へ現像剤が飛散する課題がある。
本発明は、流路形成部材の排出用流路部の開閉手段が収納容器内の圧力に応じて開閉されない場合に比べ、現像剤が現像装置外へ飛散することを抑制することができる現像装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明は、現像剤が収納された収納容器と、現像剤を保持した状態で回転することにより、像保持体に現像剤を供給する回転体と、前記収納容器の内壁と前記回転体との間の空間に前記収納容器内の空気を排出させる排出用流路部を形成する流路形成部材と、前記流路形成部材の前記排出用流路部から空気を排出させる排出口部分に設けられ、前記収納容器内の圧力に応じて開閉される開閉手段と、を有する現像装置である。
請求項2に係る本発明は、前記流路形成部材の前記開閉手段は、反復移動可能な可動部となっている請求項1に記載の現像装置である。
請求項3に係る本発明は、前記流路形成部材の前記開閉手段は、前記収納容器の内壁に接した状態で前記排出口が閉じられており、前記収納容器内の圧力により前記排出口が開かれ、空気が排出される構成とされている請求項1又は2に記載の現像装置である。
請求項4に係る本発明は、前記流路形成部材は、前記回転体との間の空間に前記収納容器内に空気を流入させる流入用流路部を形成し、前記流路形成部材の前記排出口側には、前記流入用流路部側に折り返された折返し部が設けられている請求項1乃至3のいずれかに記載の現像装置である。
請求項5に係る本発明は、前記流路形成部材は、前記回転体との間の空間に前記収納容器内に空気を流入させる流入用流路部を形成し、前記流路形成部材の前記排出口とは反対側には、前記流入用流路部側に突出された遮蔽部が前記回転体から離間された現像剤が接触される位置に設けられている請求項1乃至4のいずれかに記載の現像装置である。
請求項6に係る本発明は、前記流路形成部材は、フィルム状の部材で形成されている請求項1乃至5のいずれかに記載の現像装置である。
請求項7に係る本発明は、像を保持する像保持体と、現像剤が収納された収納容器と、現像剤を保持した状態で回転することにより、前記像保持体に現像剤を供給する回転体と、前記収納容器の内壁と前記回転体との間の空間に前記収納容器内の空気を排出させる排出用流路部を形成する流路形成部材と、前記流路形成部材の前記排出用流路部から空気を排出させる排出口部分に設けられ、前記収納容器内の圧力に応じて開閉される開閉手段と、を有する現像装置と、を有する画像形成装置である。
請求項1に係る本発明によれば、流路形成部材の排出用流路部の開閉手段が収納容器内の圧力に応じて開閉されない場合に比べ、現像剤が現像装置外へ飛散することを抑制することができる。
請求項2に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明の効果に加え、開閉手段として反復移動可能な可動部を有していない場合に比べて、排出口の開閉を容易に行うことができるようになる。
請求項3に係る本発明によれば、請求項1又は2に係る本発明の効果に加え、排出用流路部から現像剤が飛散することを抑制することができる。
請求項4に係る本発明によれば、請求項1乃至3のいずれかに係る本発明の効果に加え、折返し部が設けられていない場合に比べて、流入用流路部から現像剤が飛散することを抑制することができる。
請求項5に係る本発明によれば、請求項1乃至4のいずれかに係る本発明の効果に加え、遮蔽部が設けられていない場合に比べ、現像剤が排出用流路部に侵入することを抑制し、現像剤が飛散することを抑制することができる。
請求項6に係る本発明によれば、請求項1乃至5のいずれかに係る本発明の効果に加え、流路形成部材をフィルム状以外の部材で形成した場合に比べ、安価な素材と簡素な構造で形成することができる。
請求項7に係る本発明によれば、流路形成部材の排出用流路部の開閉手段が収納容器内の圧力に応じて開閉されない場合に比べ、現像剤が現像装置外へ飛散することを抑制することができる現像装置を有する画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す図である。 図1に示す画像形成装置が有する現像装置を示す図である。 図2に示す現像装置の本体に流路形成部材が装着された状態を図2に示す矢印d方向から示す図である。 通常の場合の現像装置の使用状態を示す図である。 現像装置本体内の圧力が上昇した場合の現像装置の使用状態を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための現像装置及び画像形成装置を例示するものであって、本発明をこれに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
[実施形態]
図1には、本発明の実施形態に係る画像形成装置10が示されている。図1に示されているように、画像形成装置10は画像形成装置本体12を有し、画像形成装置本体12内に像形成部100と、給紙装置300とが設けられている。また、画像形成装置本体12内には、記録媒体として用いられる用紙を搬送するための搬送路400が形成されている。
画像形成装置本体12には、用紙を排出するための用紙排出口14が形成されている。また、画像形成装置本体12の上側の面は排出部16として用いられている。排出部16には、用紙排出口14を介して画像形成装置本体12内から用紙が排出される。また、画像形成装置本体12には、支持板18が取り付けられている。
支持板18は、排出部16とともに画像形成装置本体12内から排出された用紙を支持するための部材であり、画像形成装置本体12に対してヒンジ20を中心として回転するように移動することができるように取り付けられている。
像形成部100は、例えば単色の画像を形成するものであり、電子写真方式が採用されている。また、像形成部100は、像を保持する像保持体として用いられている感光体102と、感光体102を帯電する帯電装置110と、帯電装置110によって帯電された感光体102の表面に光を照射し、感光体102の表面に静電潜像を形成する潜像形成装置120と、感光体102に形成された潜像をトナーを含む現像剤を用いて現像し、感光体102の表面にトナー像を形成する現像装置200と、現像装置200によって感光体102の表面に形成されたトナー像を用紙に転写する転写装置130と、転写装置130によってトナー像が用紙に転写された後に、感光体102を清掃する清掃装置140と、転写装置130によって用紙に転写されたトナー像を、その用紙に定着する定着装置150とを有する。
帯電装置110は帯電部材112を有する。帯電部材112は、例えばロール形状であり、感光体102に接触するように配置されているか感光体102に近接するように配置されていて、図示を省略する電源から直流の又は直流に交流が重畳された帯電電圧が印加され、感光体102を帯電させる。
現像装置200は、トナーとキャリアとが混合されてなる現像剤を用いて潜像を現像する所謂二成分現像装置であり、例えば負極性に帯電する非磁性のトナー、正極性に帯電する磁性キャリア等が混合されてなる現像剤が用いられる。また、現像装置200は、現像剤が収納された現像剤の収納容器として用いられている現像装置本体202と、現像装置本体202に収納されている現像剤中のトナーを感光体102に移動させるための機構であるトナー移動機構250とを有する。現像装置200の詳細は後述する。
転写装置130は、転写部材132を有する。転写部材132は、例えばロール形状であり、例えば感光体102に接触するように配置されていて、図示を省略する電源から転写のための電圧が印加される。
清掃装置140は、清掃部材142を有する。清掃部材142は、例えば板状の部材からなり、一端部が感光体102に対して押し付けられていて、押し付けられた端部で感光体102の表面から現像剤等を除去し、感光体102を清掃する。
定着装置150は、内部に熱源を有する加熱ロール152と、加熱ロール152に接触する加圧ロール154とを有し、加熱ロール152と加圧ロール154との接触部で用紙に転写されたトナーを加熱し、加圧することで用紙にトナー像を定着させる。
給紙装置300は、像形成部100に向けて用紙を供給する。また、給紙装置300は、用紙が積層された状態で収納される用紙収納容器302と、用紙収納容器302から用紙を送り出す送り出しロール304とを有する。
搬送路400は、給紙装置300から転写装置130に向けて用紙を搬送し、転写装置130から定着装置150に向けて用紙を搬送し、画像形成装置本体12内から排出するように用紙を搬送するための搬送路である。搬送路400近傍には、搬送路400に沿って用紙の搬送方向における上流側から順に、先述の送り出しロール304と、レジストロール410と、先述の転写装置130及び先述の感光体102と、先述の定着装置150と、排出ロール420とが配置されている。
レジストロール410は、感光体102と転写部材132とが接触する接触位置NPに向けて搬送される用紙の先端部の移動を一時的に停止させ、感光体102にトナーによる像が形成されるタイミングと合致するように、用紙の先端部の接触位置NPに向けての移動を再開させる。
排出ロール420は、定着装置150によってトナー像が定着された用紙を、画像形成装置本体12外へ排出する。
図1におけるAは、後述する現像スリーブ260(図2参照)から感光体102に現像剤が供給される供給領域を示している。
図2には現像装置200が示されている。現像装置200は、先述のように現像装置本体202とトナー移動機構250とを有する。図2に示されているように、トナー移動機構250は、複数の磁極を備えた磁石部材252と、現像スリーブ260とを有する。磁石部材252と現像スリーブ260との詳細は後述する。
現像装置本体202は、下方に位置する下部本体部204と、下部本体部204の上側に形成された開口部に蓋をするように下部本体部204に装着されている蓋部材206とを有する。現像装置本体202の例えば蓋部材206には、現像装置本体202の外側と現像装置本体202の内側とを連通させるように補給用の開口部(不図示)が形成されていて、この補給用の開口部を介してトナー収容容器(不図示)から現像装置本体202内にトナーが補給される。
また、現像装置200は、現像スリーブ260の表面に吸着された現像剤の層厚を規制する層厚規制部材240を有する。層厚規制部材240は、現像スリーブ260側の端部と現像スリーブ260との間に予め定められた隙間を形成するように現像装置本体202に装着されている。
また、現像装置200は、現像装置本体202内に収容された現像剤を撹拌し、トナー移動機構250へと現像剤を搬送する撹拌搬送部材210を有する。撹拌搬送部材210は、軸部212と、軸部212の外周面に螺旋状に形成された羽根部214とを有し、軸部212と羽根部214とが一体として図2に示す矢印a方向に回転し、羽根部214が現像剤を押圧するようにして、現像装置本体202内において現像剤を撹拌するとともに、現像剤を搬送する。撹拌搬送部材210は、撹拌搬送部材210の長手方向(図2における紙面と垂直な方向)に現像剤を搬送するとともに、トナー移動機構250の方向へと移動させるように(図2において右側から左側に移動させるように)現像剤を搬送する。
また、現像装置200は、撹拌搬送部材220を有する。撹拌搬送部材220は、軸部222と、軸部222の外周面に螺旋状に形成された羽根部224とを有し、軸部222と羽根部224とが一体として図2に示す矢印b方向に回転して、羽根部224が現像剤を押圧するようにして現像装置本体202内において現像剤を撹拌するとともに、現像剤を搬送する。より具体的には、撹拌搬送部材220は、撹拌搬送部材220の長手方向に現像剤を搬送する。撹拌搬送部材220と先述の撹拌搬送部材210とによって、現像装置本体202内で現像剤が撹拌されつつ搬送されることにより、現像剤中のトナーがキャリア等と擦れ合い、キャリア等との摩擦によりトナーが帯電する。
現像スリーブ260は、現像剤を保持した状態で回転することにより感光体102に現像剤を供給する回転体として用いられている。また、現像スリーブ260は、現像剤を保持した状態で回転することにより、供給領域A(図1を参照)において感光体102(図1を参照)に、現像剤中の特にトナーを供給する回転体として用いられている。また、現像スリーブ260は、非磁性体から形成されていて、例えば円筒形状を有する。また、現像スリーブ260には、例えばギア列等から構成されている駆動伝達機構(不図示)を介して、駆動源として用いられているモータ等(不図示)に連結されていて、モータ等からの駆動が駆動伝達機構を介して伝達されることで、図2に示す矢印c方向に回転する。
磁石部材252は、例えば円柱形状であり、磁石部材252の長手方向に延びる複数の磁極を備えている。より具体的には、磁石部材252は、例えば5つの、より具体的には吸着用磁極S1、搬送用磁極N1、現像用磁極S2、搬送用磁極N2及び離間用磁極S3との5つの磁極を備えている。
吸着用磁極S1は、撹拌搬送部材210によって現像スリーブ260側に搬送されてきた現像剤を現像スリーブ260の表面に吸着させるために用いられている。ここで、先述の層厚規制部材240は、現像スリーブ260側の端部が吸着用磁極S1の磁力の及ぶ範囲内となるように配置されている。このため、吸着用磁極S1の磁力により現像スリーブ260に吸着された現像剤のうち現像スリーブ260と層厚規制部材240との間の隙間を通過できなかった現像剤が、層厚規制部材240によって現像スリーブ260の表面から剥離され、現像スリーブ260に吸着された現像剤の層厚が規制される。
搬送用磁極N1は、現像スリーブ260の回転方向において、吸着用磁極S1よりも下流側に配置されていて、現像スリーブ260の表面に対する現像剤の吸着を維持させることにより、現像スリーブ260の回転に伴って現像剤を搬送させるために用いられている。また、現像用磁極S2は、現像スリーブ260の回転方向において、搬送用磁極N1の下流側に配置されていて、現像スリーブ260の表面から感光体102(図1を参照)へトナーが移動する移動領域近傍に配置されていて感光体102の表面に形成されている静電潜像をトナーを用いて現像するために用いられている。
搬送用磁極N2は、現像スリーブ260の回転方向において現像用磁極S2よりも下流側に配置されていて、先述の搬送用磁極N1と同様に現像スリーブ260の表面に対する現像剤の吸着を維持させることによって、現像スリーブ260の回転に伴って現像剤を搬送させるために用いられている。また、離間用磁極S3は、現像スリーブ260の回転方向において搬送用磁極N2よりも下流側に配置されていて、現像スリーブ260の表面から現像剤を離間させるために用いられている。
また、現像装置200においては、現像スリーブ260の回転中心を回転中心Oとした場合に、回転中心Oを中心とした離間用磁極S3と吸着用磁極S1との角度θ1は、135度(deg)となっている。
図2における二点鎖線は、磁石部材252が備える吸着用磁極S1、搬送用磁極N1、現像用磁極S2、搬送用磁極N2及び離間用磁極S3のそれぞれにより形成される磁場の現像スリーブ260の表面に対して垂直な方向の成分が20mTとなる位置を示している。このため、磁石部材252の中心から各磁極を囲むように描かれた二点鎖線までの距離が最も長い部分が、その磁極が最大となる位置を示している。図2におけるP1は現像スリーブ260の表面から現像剤が離間する位置を示している。
また、現像装置200は、後述する流入用流路部280と、同じく後述する排出用流路部290とを形成する流路形成部材270を有する。
流路形成部材270は、図2〜図5に示されているように、ばね性を有し、反復移動可能な一定の面積を有する部材、例えば、フィルム状の部材で形成されており、流路形成部材270と現像装置本体202の内壁203との間に空間が形成されるように、複数、例えば5個の支持部材272a、272b、272c、272d、272eを用いて、内壁203に装着されている。そして、流路形成部材270と内壁203との間の空間が排出用流路部290(図2、図5を参照)として用いられる。図5における矢印fは、排出用流路部290を通過するようにして現像装置本体202内から現像装置本体202外へ排出される空気の流れを模式的に示している。なお、支持部材272a、272b、272c、272d、272eは、まとめて支持部材272という場合がある。
また、図2〜図5に示されているように、支持部材272に取り付けられた流路形成部材270は、内壁203と現像スリーブ260との間に配置されており、現像スリーブ260と流路形成部材270との間の空間が流入用流路部280として用いられている。
流入用流路部280は、空気が流入する流入口282が、例えば、現像スリーブ260から感光体102(図1を参照)へと現像剤中の特にトナーが供給される供給領域A(図1も参照)よりも、矢印cで示す現像スリーブ260の回転方向において下流側配に配置されている。また、流入用流路部280は、空気の出口284が現像装置本体202内に配置されている。そして、流入用流路部280内には、現像スリーブ260の矢印c方向の回転に伴って巻き込まれるようにして、流入口282から空気が流入し、この流入した空気が出口284を通過するようにして現像装置本体202内に流入する。なお、図4、図5における矢印eは、流入用流路部280を通過するようにして現像装置本体202外から現像装置本体202内に流入する空気の流れを模式的に示している。
また、排出用流路部290は、現像装置本体202内に配置されている入口292から現像装置本体202内の空気が流入し、排出口294から空気が排出するようにして現像装置本体202内の空気を現像装置本体202外へ排出する。入口292は、流入用流路部280の出口284近傍に配置されている。より具体的には、入口292は、流路形成部材270一端部を間に挟むようにして出口284と互いに隣接している(図5参照)。
このとき、実施形態の排出用流路部290の排出口294は、後述するように、流路形成部材270の開閉手段としての可動部276が反復移動することで開閉される構成となっている(図4、図5参照)。
実施形態の流路形成部材270は、上述したように流入用流路部280と排出用流路部290とを形成するように、現像装置本体202の内壁203と現像スリーブ260の間に設けられており、現像装置本体202の内壁203に各支持部材272を介して取り付けられている。
このとき、各支持部材272は、図3に示されているように、排出用流路部290の入口292側にそれぞれ設けられており、この入口292側のみで流路形成部材270が取り付けられている。一方、流路形成部材270の排出用流路部290の排出口294側は、自由端となっており、排出用流路部290が開閉されるように、排出口294側が反復移動可能とされている。
なお、流路形成部材270の流路形成部材270の排出口294側は、通常この排出口294側が閉じた状態となるように設けられている(図2、図4参照)。そして、現像装置本体202内の圧力が高くなった場合、現像装置本体202内の内圧により排出口294が開き、排出用流路部290から空気が排出される構成となっている(図5参照)。
流路形成部材270は、図3〜図5に示すように、一定の面積を有する略四角形状の本体部274を有し、本体部274の一方側には、支持部材272に取り付けられる取付部275が設けられ、他方側には、開閉手段としての可動部276が設けられており、フィルム状の部材で形成されている。この流路形成部材270は、現像装置本体202の内壁203に沿うように湾曲されている。なお、この可動部276は、排出用流路部290の排出口294の開閉を行う部分となる。
また、流路形成部材270はフィルム状の部材で形成されており、その厚さは、10μm以上2mm以下の範囲で形成することができる。なお、10μmより薄いと、破損しやすくなり、また、2mmより厚いと、反復移動し難くなる。
また、可動部276側の先端の端辺からは、内側、すなわち、流入用流路部280側に折返すように折り曲げられ、空気の流入方向に延設された折返し部277が形成されている。この折返し部277は、現像装置本体202内から流入用流路部280を逆流した現像剤が現像装置200外へ飛散されるのを防ぐためのものとなる。なお、折返し部277は、一部でも形成されていることで、飛散防止の効果を得ることができるが、現像スリーブ260に接するように設けられることで、より飛散を防止することができる。このとき、折返し部277は、流路形成部材270の先端側から流入用流路部280に沿って設けられていると共に、現像スリーブ260の回転方向に沿って設けられているため、現像スリーブ260の回転が阻害されることがない。
また、流路形成部材270の可動部276は、反復移動可能な自由端となっているが、通常の状態では、現像装置本体202の内壁203に接した状態で配置されるようになり、排出用流路部290の排出口294は閉じた状態となっている(図4参照)。
また、取付部275側の先端の端辺からは、流入用流路部280側に折り曲げられた遮蔽部278が形成されている。この遮蔽部278は、現像スリーブ260から離間した現像剤の跳ね上がりや飛散を抑制すると共に、排出用流路部290の入口292近傍に現像剤が落下しないようにするものである。このように遮蔽部278を設けることで、排出用流路部290内に現像剤が侵入することを抑制することができる。
また、流路形成部材270は、フィルム状の部材で形成されており、ばね性を有し、反復移動可能な材質で形成されている。この流路形成部材270の材質としては、例えば、直鎖状低密度ポリエチレン、メタロセン、エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂、無軸延伸ポリプロピレン、二軸延伸ポリプロピレン、ナイロンフィルム、ポリエチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、アイオノマー、ポリビニルアルコール、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂、ポリ塩化ビニル、アクリルニトリル樹脂、ポリカーボネート、フッ素フィルム、ポリウレタン、セルロース系フィルム、ポリイミド、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンスルファイド、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11・12、ポリアセタール、ポリスチレン、ポリブチレン、フェノール樹脂、シリコーン、ユリア樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、テレフタレート、メタクリル樹脂、ポリアセタール、ポリ塩化ポリエチレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリテトラフルオロエチレン、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、アクリロ二トリルスチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリフェニレンスルファイド、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、非晶ポリアリレート、液晶ポリマー、ポリエーテルエーテルケトン、熱可塑性ポリイミド、ポリアミドイミド、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、エチレン酢酸ビニル、ポリアミド、ポリカーボネート等の合成樹脂、及び、鉄、銀、鉛、亜鉛、銅、アルミなどの金属材料およびその合金を用いることができる。
次に、図4、図5を参照して、実施形態の流路形成部材270が設けられた現像装置200の使用態様について説明する。なお、現像装置200は、上述したように、画像形成装置10が使用される一工程において使用される。
流路形成部材270は、通常の場合、すなわち、現像装置本体202内の圧力が上昇していない、略大気圧と同じ場合、図4に示されているように、流路形成部材270の可動部276側は現像装置本体202の内壁203側に接触した状態で配置され、排出用流路部290の排出口294が閉じられており、この状態で現像装置200が使用される。このような構成とすることで、現像装置本体202内から空気が排出されなくなるため、現像装置本体202内の現像剤が現像装置200外へ飛散されることが抑制される。
一方、上述したように、現像スリーブ260の矢印c方向の回転に伴って流入用流路部280内を通過して現像装置本体202内に流入すると、現像装置本体202内の気圧が上昇する場合がある。この気圧の上昇は、例えば画像形成装置10が画像を形成する速度を大きくすること等に伴って、現像スリーブ260の回転を大きくする程、より顕著となる。なお、流路形成部材270の流入用流路部280の流入口282側には、折返し部277が形成されているが、流入用流路部280に沿って形成されているため、空気の流れにより折返し部277が浮き、隙間が形成されることで、空気が流入されるようになる。特に、現像スリーブ260の回転を大きくする程、折返し部277が空気の流れにより隙間が大きくなり、空気が流入される。
このとき、実施形態の流路形成部材270には可動部276が設けられていることで、図5に示されているように、現像装置本体202内の圧力の上昇に伴い、排出用流路部290の可動部276が移動し、排出口294が開くことで、現像装置本体202内の空気が排出用流路部290を通り、排出されるようになり、現像装置本体202内の圧力の上昇を抑制することができる。
また、流路形成部材270の可動部276は、現像装置本体202内の圧力が下がることで、流路形成部材270の可動部276のばね力により元の状態、すなわち、可動部276が現像装置本体202の内壁203に接する位置に戻り、排出口294が自動に閉じられるようになる。このとき、流路形成部材270の可動部276に折返し部277が形成されていることで、折返し部277が可動部276を押し上げることで、排出口294を確実に閉じることができる。
なお、実施形態では、流路形成部材270は、全体をフィルム状の部材で形成した場合を説明したが、これに限らず、可動部276のみをばね性を有し、反復移動可能なフィルム状の部材で形成するようにすることもできる。このような構成としても、排出用流路部290の排出口294の開閉を行うことができるようになる。このとき、折返し部277も可動部276と同じ材質で形成することが好ましい。
また、実施形態の流路形成部材270では、折返し部277及び遮蔽部278が設けられた場合を説明したが、これに限らず、流路形成部材に折返し部277及び遮蔽部278を形成しない場合でも、流路形成部材の可動部276により排出用流路部290の排出口294の開閉が行われることで、現像装置本体202内の現像剤の飛散を抑制することができると共に、現像装置本体202内の圧力が上昇した際に空気を排出させることができ、本発明の効果を奏することができるようになる。なお、流路形成部材には、折返し部及び遮蔽部のいずれか一方を設けるようにしてもよい。
また、以上で説明をした実施形態においては、像形成部100として単色の画像を形成するものを例として示したが、像形成部100として多色の画像形成する装置に対しても本発明を適用することができる。
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
102 感光体(像保持体)
200 現像装置
202 現像装置本体(収納容器)
203 内壁
206 蓋部材
260 現像スリーブ(回転体)
270 流路形成部材
272a、272b、272c、272d、272e 支持部材
274 本体部
275 取付部
276 可動部(開閉手段)
277 折返し部
278 遮蔽部
280 流入用流路部
282 流入口
284 出口
290 排出用流路部
292 入口
294 排出口

Claims (7)

  1. 現像剤が収納された収納容器と、
    現像剤を保持した状態で回転することにより、像保持体に現像剤を供給する回転体と、
    前記収納容器の内壁と前記回転体との間の空間に前記収納容器内の空気を排出させる排出用流路部を形成する流路形成部材と、を有し、
    前記流路形成部材は、前記収納容器の圧力により可動する可動部が形成され、該可動部により前記排出用流路部が開閉される
    現像装置。
  2. 前記可動部は、反復移動可能である請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記流路形成部材の前記可動部は、前記収納容器の内壁に接した状態で前記排出用流路の排出口が閉じられており、前記収納容器内の圧力により前記排出口が開かれ、空気が排出される構成とされている請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 現像剤が収納された収納容器と、
    現像剤を保持した状態で回転することにより、像保持体に現像剤を供給する回転体と、
    前記収納容器の内壁と前記回転体との間の空間に前記収納容器内の空気を排出させる排出用流路部を形成する流路形成部材と、
    前記流路形成部材の前記排出用流路部から空気を排出させる排出口部分に設けられ、前記収納容器内の圧力に応じて開閉される開閉手段と、を有し、
    前記流路形成部材は、前記回転体との間の空間に前記収納容器内に空気を流入させる流入用流路部を形成し、
    前記流路形成部材の前記排出口側には、前記流入用流路部側に折り返された折返し部が設けられている現像装置。
  5. 前記流路形成部材は、前記回転体との間の空間に前記収納容器内に空気を流入させる流入用流路部を形成し、
    前記流路形成部材の前記排出口とは反対側には、前記流入用流路部側に突出された遮蔽部が前記回転体から離間された現像剤が接触される位置に設けられている請求項3又は4に記載の現像装置。
  6. 現像剤が収納された収納容器と、
    現像剤を保持した状態で回転することにより、像保持体に現像剤を供給する回転体と、
    前記収納容器の内壁と前記回転体との間の空間に前記収納容器内の空気を排出させる排出用流路部を形成する流路形成部材と、
    前記流路形成部材の前記排出用流路部から空気を排出させる排出口部分に設けられ、前記収納容器内の圧力に応じて開閉される開閉手段と、を有し、
    前記流路形成部材は、フィルム状の部材で形成されている現像装置。
  7. 像を保持する像保持体と、
    前記像保持体に形成された潜像を現像する現像装置と、を有し、
    前記現像装置は、
    現像剤が収納された収納容器と、
    現像剤を保持した状態で回転することにより、像保持体に現像剤を供給する回転体と、
    前記収納容器の内壁と前記回転体との間の空間に前記収納容器内の空気を排出させる排出用流路部を形成する流路形成部材と、を有し、
    前記流路形成部材は、前記収納容器の圧力により可動する可動部が形成され、該可動部により前記排出用流路部が開閉される
    画像形成装置。
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