JP6828129B1 - ロープ異常診断システム、ロープ異常診断方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、第1の実施形態にかかるエレベータシステム1の概略構成例を示すブロック図である。図1に示すように、エレベータシステム1は、エレベータ制御盤100と、巻上機122と、パルスジェネレータ(P.G)123と、第1のマーキングセンサ131と、を備えている。
メインロープ130と乗りかご401とカウンターウェイト402との接続態様は、第1の実施形態で示した構成に限らず、様々な態様がある。態様によっては、メインロープ130のローピングが複雑なため、メインロープ130の伸びを検出するために、複数のマーキングセンサを備えた方がよい場合もある。そこで、第2の実施形態においては、カウンターウェイト402の上にマーキングセンサを設けた場合について説明する。
図12は、第3の実施形態にかかるエレベータシステム3の概略構成例を示すブロック図である。図12に示すように、エレベータシステム3は、エレベータ制御盤1200と、巻上機122と、パルスジェネレータ123と、第1のマーキングセンサ131と、第2のマーキングセンサ831と、第3のマーキングセンサ1231と、を備えている。なお、上述した実施形態と同様の構成については同一符号を割り当て、説明を省略する。
上述した実施形態においては、移動距離情報を予め記憶しておく必要があった。これに対して、第4の実施形態においては、遠隔監視センタ1550から移動距離情報を受信する例とする。
Claims (5)
- エレベータの巻上機によってロープを巻き上げるためのモータの回転数に基づいた、当該ロープの位置情報を取得する取得部と、
前記ロープに付与されたマーキングを検出する第1の検出部から検出信号を受信する受信部と、
前記第1の検出部からの検出信号に基づいて前記ロープの異常を判定する判定部と、
前記ロープに付与された基準位置を表す基準位置マークを前記第1の検出部が検出した時の位置情報から、当該基準位置マークを前記エレベータの乗りかご上の保守員が参照可能な時の位置情報まで、前記ロープを移動させる移動距離情報と、当該基準位置マークを前記エレベータの乗りかご上の保守員が参照可能な時の位置情報を示す基準位置情報と、を記憶する記憶部と、
前記判定部によって前記ロープの異常と判定された場合に、前記移動距離情報と、前記基準位置情報と、前記ロープの異常と判定された時の位置情報と、に基づいて、前記乗りかご上の保守員が、前記ロープの異常を視認可能な位置まで、前記モータを回転制御させる回転制御部と、
を備えるロープ異常診断システム。 - 前記受信部は、前記巻上機近傍に設けられた前記第1の検出部から検出信号の他に、前記ロープに接続された釣り合い重りに設けられた第2の検出部から第2の検出信号を受信し、
前記判定部は、前記第2の検出部からの検出信号に基づいて前記ロープの異常を判定し、
前記記憶部は、さらに、前記ロープに付与された第2の基準位置を表す第2の基準位置マークを前記第2の検出部が検出した時の位置情報から、当該第2の基準位置マークを前記エレベータの乗りかご上の保守員が参照可能な時の位置情報まで、前記ロープを移動させる第2の移動距離情報と、当該第2の基準位置マークを前記エレベータの乗りかご上の保守員が参照可能な時の位置情報を示す第2の基準位置情報と、を記憶し、
前記回転制御部は、前記第2の検出部からの検出信号に基づいて前記ロープの異常と判定された場合に、前記第2の移動距離情報と、前記第2の基準位置情報と、前記ロープの異常と判定された時の位置情報と、に基づいて、前記乗りかご上の保守員が、前記ロープの異常を視認可能な位置まで、前記モータを回転制御させる、
請求項1に記載のロープ異常診断システム。 - 前記受信部は、前記巻上機近傍に設けられた前記第1の検出部から検出信号の他に、乗りかご上又は乗りかご下に設けられた第3の検出部から第3の検出信号を受信し、
前記判定部は、前記第3の検出部からの検出信号に基づいて前記ロープの異常を判定し、
前記回転制御部は、前記第3の検出部からの検出信号に基づいて前記ロープの異常と判定された場合に、前記乗りかご上の保守員が、前記ロープの異常を視認可能な位置になるよう、前記モータを制御する、
請求項1又は2に記載のロープ異常診断システム。 - エレベータシステムで実行されるロープ異常判定方法であって、
前記エレベータシステムは、エレベータの巻上機によって巻き上げられるロープに付与された基準位置を表す基準位置マークを第1の検出部が検出した時の位置情報から、当該基準位置マークを前記エレベータの乗りかご上の保守員が参照可能な時の位置情報まで、前記ロープを移動させる移動距離情報と、当該基準位置マークを前記エレベータの乗りかご上の保守員が参照可能な時の位置情報を示す基準位置情報と、を記憶する記憶部を備え、
前記巻上機によって前記ロープを巻き上げるためのモータの回転数に基づいた、当該ロープの位置情報を取得し、
前記ロープに付与されたマーキングを検出する前記第1の検出部から検出信号を受信し、
前記第1の検出部からの検出信号に基づいて前記ロープの異常を判定し、
前記ロープの異常と判定された場合に、前記移動距離情報と、前記基準位置情報と、前記ロープの異常と判定された時の位置情報と、に基づいて、前記乗りかご上の保守員が、前記ロープの異常を視認可能な位置まで、前記モータを回転制御させる、
ロープ異常診断方法。 - コンピュータは、エレベータの巻上機によって巻き上げられるロープに付与された基準位置を表す基準位置マークを第1の検出部が検出した時の位置情報から、当該基準位置マークを前記エレベータの乗りかご上の保守員が参照可能な時の位置情報まで、前記ロープを移動させる移動距離情報と、当該基準位置マークを前記エレベータの乗りかご上の保守員が参照可能な時の位置情報を示す基準位置情報と、を記憶する記憶部を備え、
前記巻上機によって前記ロープを巻き上げるためのモータの回転数に基づいた、当該ロープの位置情報を取得する取得ステップと、
前記ロープに付与されたマーキングを検出する前記第1の検出部から検出信号を受信する受信ステップと、
前記第1の検出部からの検出信号に基づいて前記ロープの異常を判定する判定ステップと、
前記判定ステップによって前記ロープの異常と判定された場合に、前記移動距離情報と、前記基準位置情報と、前記ロープの異常と判定された時の位置情報と、に基づいて、前記乗りかご上の保守員が、前記ロープの異常を視認可能な位置まで、前記モータを回転制御させる回転制御ステップと、
を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
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JP2019230784A JP6828129B1 (ja) | 2019-12-20 | 2019-12-20 | ロープ異常診断システム、ロープ異常診断方法、及びプログラム |
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JP2019230784A JP6828129B1 (ja) | 2019-12-20 | 2019-12-20 | ロープ異常診断システム、ロープ異常診断方法、及びプログラム |
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JP2021098578A JP2021098578A (ja) | 2021-07-01 |
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