JP6827829B2 - 電動工具 - Google Patents

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    • H02K7/14Structural association with mechanical loads, e.g. with hand-held machine tools or fans

Description

本発明は、巻線型のモータを用いた電動工具に関する。
インパクトドライバ等の電動工具においては、ブラシレスモータ等のモータを駆動源として用いたものが知られている。例えば特許文献1には、複数のコイルが樹脂製のインシュレータ(絶縁部材)を介してステータコアに巻回されるステータと、回転軸を有するロータとを備え、ステータには、ロータに設けた永久磁石の位置を検出して回転検出信号を出力する回転検出素子を搭載したセンサ回路基板が固定されるブラシレスモータを用いた電動工具が開示されている。
特開2008−54391号公報
このような巻線型のモータにおいては、ステータコアに巻回されたコイルとステータコアとの間の絶縁距離を確保する必要がある。
そこで、本発明は、コイルとステータコアとの間の絶縁距離を確保することができる電動工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、内周側にスロットを有する筒状のステータコアと、ステータコアの両端面にそれぞれ取り付けられる第1インシュレータ及び第2インシュレータと、第1インシュレータ及び第2インシュレータを介してステータコアのスロットに巻回されるコイルと、を含んでなるステータと、
ステータに対して回転可能で、ロータコアと、回転軸とを含んでなるロータと、からなるモータを備えて先端工具を駆動する電動工具であって、
第1インシュレータ及び第2インシュレータには、スロットに嵌合し、スロットの開放側に対応して内周側を開放した半筒状の嵌合リブがそれぞれ形成されて、ステータコアの軸方向においてスロット内で嵌合リブの端部同士がオーバーラップしていると共に、
一方の嵌合リブに内側から重なる他方の嵌合リブにおいて、内周側の両端縁には、外周側へ斜めに折り返した後、ステータコアの半径方向で中心側へ延びる一対の折り返し部がそれぞれ形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、他方の嵌合リブは、根元から先端へ行くに従って徐々に外形が小さくなる先細り形状となっていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、他方の嵌合リブは、ステータコアの軸方向で一方の嵌合リブよりも長く形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、第1インシュレータ及び第2インシュレータは、ステータコアの端面に取り付けられるリング部を有して嵌合リブはリング部に突設され、
他方の嵌合リブが設けられるリング部における他方の嵌合リブの突設部分外周に沿って、溝が凹設されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項の構成において、溝の底部の横断面形状は半円形状であることを特徴とする。
本発明によれば、コイルとステータコアとの間の絶縁距離を確保することができる。この場合、より大きい電力が付加されるACのモータであると、より高い効果を奏し得る。
マルノコの斜視図である。 マルノコの右側面図である。 マルノコの平面図である。 マルノコの正面図である。 図3のA−A線断面図である。 ステータの説明図で、(A)は前方からの斜視、(B)は後方からの斜視をそれぞれ示す。 ステータの説明図で、(A)は正面、(B)は側面、(C)は背面をそれぞれ示す。 ステータの分解斜視図である。 後インシュレータの説明図で、(A)は前方からの斜視、(B)は後方からの斜視をそれぞれ示す。 後インシュレータの説明図で、(A)は正面、(B)は側面、(C)は背面をそれぞれ示す。 前インシュレータの説明図で、(A)は前方からの斜視、(B)は後方からの斜視をそれぞれ示す。 前インシュレータの説明図で、(A)は正面、(B)は側面、(C)は背面をそれぞれ示す。 前後インシュレータを組み付けたステータコアの説明図で、(A)は背面、(B)は(A)のA−A線断面、(C)は(A)のB−B線断面をそれぞれ示す。 (A)は図13のC部拡大図、(B)はD部拡大図である。 前後インシュレータを組み付けてコイルを巻回したステータコアの説明図で、(A)は背面、(B)は(A)のA−A線断面、(C)は(A)のB−B線断面をそれぞれ示す。 (A)は図15のE−E線拡大断面図、(B)はG部拡大図である。 (A)は図15のF−F線拡大断面図、(B)はH部拡大図である。 嵌合リブの長さを変更したステータコアの説明図で、(A)は背面、(B)は(A)のI−I線断面をそれぞれ示す。 嵌合リブの長さを変更したステータコアの説明図で、(A)は背面、(B)は(A)のJ−J線断面をそれぞれ示す。 絶縁紙を用いたステータの説明図で、(A)は後方からの斜視、(B)は背面、(C)は正面をそれぞれ示す。 (A)はステータコアの横断面図、(B)はK部拡大図である。 コイルを省略したステータの説明図で、(A)は後方からの斜視、(B)は背面、(C)は正面をそれぞれ示す。 (A)は図22のステータの中央縦断面図、(B)はL部拡大図である。 ステータに対する絶縁紙の分解斜視図である。 コイル及び絶縁紙を省略したステータの説明図で、(A)はスロット部分の拡大斜視、(B)は背面、(C)は正面をそれぞれ示す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、電動工具の一例であるマルノコの斜視図、図2は右側面図、図3は平面図、図4は正面図である。
マルノコ1は、平面視矩形のベース2上に、後述するブラシレスモータ30により回転駆動する先端工具としての円盤状の鋸刃4を備えた本体3をセットしてなる。本体3は、ブラシレスモータ30を収容したモータハウジング5を左側に有し、モータハウジング5の右側に、ブラシレスモータ30の回転を鋸刃4へ伝達するギヤ部を収容するギヤハウジング6を連結して、ギヤハウジング6の右側に、鋸刃4の上半分を覆うブレードケース7を形成している。鋸刃4の下方部分は、ベース2を貫通して下方へ突出し、ブレードケース7に取り付けられて常態で図1,2の位置に回転付勢される安全カバー8に覆われている。
また、モータハウジング5とギヤハウジング6との上側には、ループ状のハンドル9が前後方向に設けられている。このハンドル9は、モータハウジング5とギヤハウジング6とにそれぞれ連設された左右の半割部分を左側からネジ10,10・・で固定することで形成される。ハンドル9には、内側へ突出するトリガ12を備えたスイッチ11(図5)が収容され、その上方には、トリガ12の押し込み位置を保持するロックオンボタン13が設けられている。ハンドル9の前方右側には、ブレードケース7の前部に設けた図示しないライトを点灯させてレンズ15を介して切り込み位置を照射するライトスイッチ14が設けられ、後端には電源コード16が接続されている。モータハウジング5の左端面には、吸気口17,17・・が設けられている。
さらに、ブレードケース7の前部には、左右方向の支軸18によって平面視がコ字状の前支持板19が連結されており、前支持板19は、前後方向の軸20によってベース2上で左右方向へ傾動可能に連結されている。前支持板19の前側でベース2上には、軸20を中心とした円弧状のスリットを備えた前ガイド部21が立設されて、この前ガイド部21のスリットを貫通させたツマミネジ22を、前支持板19に螺合させている。
一方、ブレードケース7の後部左側には、円弧状のデプスガイド23が設けられ、ブレードケース7の後部には、デプスガイド23を貫通して先端に深さ調整レバー25を備えたクランプ軸24が設けられている。デプスガイド23の下端でブレードケース7の後方には、後支持板26が延設されて、軸20と同軸の軸27によってベース2上へ左右方向へ傾動可能に連結されている。後支持板26の後側でベース2上には、軸27を中心とした円弧状のスリットを備えた後ガイド部28が立設されて、この後ガイド部28のスリットを貫通させたツマミネジ29を、後支持板26に螺合させている。
よって、前後のツマミネジ22,29を緩めると、前後ガイド部21,28のスリット内で移動できる範囲で本体3を左右方向へ傾動させることができ、ベース2に対する鋸刃4の傾斜角度を調整できる。
また、深さ調整レバー25を操作してクランプ軸24を緩めると、支軸18を中心として本体3を上下方向へ回転させることができ、ベース2からの鋸刃4の突出量(切込み量)を調整できる。
図5は、図3のA−A線断面図で、モータハウジング5内には、ブラシレスモータ30と、その前方で制御回路基板を備えた図示しないコントローラとが収容されている。以下、モータハウジング5及びギヤハウジング6の内部構造を説明するが、当該内部構造に限り、図5の左側を前方として説明する。
このブラシレスモータ30は、ステータ31とその内側のロータ32とからなるインナロータ型である。
まず、ステータ31は、図6,7にも示すように、複数の積層鋼板から形成される筒状のステータコア33と、ステータコア33の軸方向前後の端面にそれぞれ設けられる第1インシュレータとしての前インシュレータ34及び第2インシュレータとしての後インシュレータ35と、前後インシュレータ34,35を介してステータコア33に巻回され、U相、V相、W相の各相一対ずつで計6つのコイル36,36・・(図5,図15)とを有する。後インシュレータ35には、センサ回路基板37及び短絡部材38が取り付けられている。ステータ31の詳細については後述する。
一方、ロータ32は、軸心に位置する回転軸39と、回転軸39の周囲に配置され、複数の鋼板を積層してなる略円筒状のロータコア40と、ロータコア40の内部に固定される4つの板状の永久磁石41,41・・とを有する。
回転軸39は、後端がモータハウジング5の後部内面に保持された軸受42に軸支され、前端は、ギヤハウジング6の後部に保持された軸受43に軸支されて、先端に設けたピニオン44をギヤハウジング6内に突出させている。軸受43の後方で回転軸39には遠心ファン45が取り付けられ、遠心ファン45が収容されるモータハウジング5の前端には、遠心ファン45から放射方向に生じる空気流を前方へ案内するバッフルプレート46が設けられている。遠心ファン45からの空気流は、ギヤハウジング6を前後に貫通する図示しない貫通口を介してブレードケース7内に送出される。
ギヤハウジング6内で回転軸39の前側下方には、回転軸39のピニオン44と噛合するギヤを備えた図示しない中間軸が平行に軸支され、中間軸の前側下方には、中間軸のギヤと噛合するギヤ48を備えたスピンドル47が平行に軸支されている。スピンドル47の先端は、ブレードケース7内に突出しており、鋸刃4は、スピンドル47に設けた受けフランジ49への当接位置にスピンドル47へ外装されるインナフランジ50と、その外側に外装されるアウタフランジ51とに挟持されてスピンドル47に貫通され、ボルト52で固定されている。
次に、ステータ31の構造について詳述する。
まず、ステータコア33の内周には、図8に示すように、軸心側へ向けて6つの正面視T字状のティース53,53・・が等間隔で突設されて、各ティース53,53の間に6つのスロット54,54・・を形成している。
後インシュレータ35は、図9,10にも示すように、外径がステータコア33と略同径となる樹脂製のリング部55と、そのリング部55の内周側で半径方向に形成され、各ティース53の後面に位置する6つの背面視T字状の絶縁リブ56,56・・とを一体成形してなる。また、後インシュレータ35の前面には、周方向に隣接する絶縁リブ56,56の内縁とリング部55の内縁とに亘って、各スロット54の内形状と略同形で嵌合する嵌合部としての6つの後嵌合リブ57,57・・が形成されている。
この後嵌合リブ57は、後インシュレータ35をステータコア33に組み付けた状態で各スロット54を貫通してステータコア33の前端面を僅かに超える長さで、スロット54の開放側に対応して内周側を開放した半筒状となっている。また、各後嵌合リブ57は、根元から前方へ行くに従って徐々に外形が小さくなる先細り形状となっている。各後嵌合リブ57において、内周側の両端縁には、外周側へ斜めに折り返した後、半径方向で中心側へ延びる折り返し部58,58がそれぞれ形成されている。
また、後インシュレータ35の前面において、各後嵌合リブ57の外周根元部分には、底部の断面形状が半円形状となる溝59(図14)がそれぞれ全周に亘って凹設されている。
さらに、リング部55の後面には、センサ回路基板37をネジ止めするための4つのネジボス60,60・・が、長方形の各頂点に位置する格好で突設されている。60aは、各ネジボス60の外側へネジボス60より低く連設されてセンサ回路基板37を受ける受け部である。また、各ネジボス60,60の間には、同心円上で等間隔に6つの保持部61,61・・が立設され、保持部61,61・・にそれぞれヒュージング端子62,62・・が保持されている(図6,7)。このヒュージング端子62は、帯状の金属板を二つ折りして折曲側を先にして一端側の基端部63を内側にして保持部61に差し込み、他端側を外側からコイル36,36間の渡り線を挟持する挟持片64としたものである。リング部55の外周には、左右にリブ66,66を立設した延設片65が放射方向へ突設されると共に、複数の切欠部67,67・・が形成されている。
センサ回路基板37は、後インシュレータ35のリング部55の内径よりも一回り小さい外径を有して中心に貫通孔69を形成した円板部68の外周に、4つのネジボス60,60・・が貫通可能な透孔71を有する4つの止め片70,70・・と、リング部55の延設片65の後方に位置する接続片72とを放射状に突設してなる。円板部68の前面には、ロータ32に設けた永久磁石41の位置を検出する回転検出素子73,73・・(図7)が設けられて、回転検出素子73に電気的接続される6本の信号線が接続片72から引き出されるようになっている。
短絡部材38は、センサ回路基板37と略同径となる樹脂製のリング状で、外周には、後インシュレータ35に設けたネジボス60,60・・に対応した4つの穴付ボス74,74・・を一体的に突設している。また、短絡部材38は、対角線上に突出する一対の短絡片76,76をそれぞれ備えた円弧状の3つの板金部材75A,75B,75C・・を、互いに非接触状態で同心円上に重ね合わせた状態でインサート成形している。短絡片76は、短絡部材38から放射状に突出して各ヒュージング端子62に対応するもので、先端には、ヒュージング端子62の基端部63が差し込み可能なスリット77がそれぞれ形成されている。各板金部材75A〜75Cには、三相の各電源線が溶接されて、それぞれ短絡部材38の外周でセンサ回路基板37の接続片72の後方位置に設けられた引き出し部78から引き出される。79は、引き出し部78に立設されて電源線を仕切る仕切リブである。
前インシュレータ34も、図11,12に示すように、外径がステータコア33と略同径となる樹脂製のリング部80と、そのリング部80の内周側で半径方向に形成され、ステータコア33の各ティース53の前面に位置する6つの絶縁リブ81,81・・とを一体成形してなる。前インシュレータ34の後面には、後インシュレータ35と同様に、周方向に隣接する絶縁リブ81,81の内縁とリング部80の内縁とに亘って、後方へ突出して各スロット54に嵌合する半筒状の前嵌合リブ82,82・・が突設されている。但し、前嵌合リブ82は、後嵌合リブ57よりも突出長さは短くなっている。リング部80の外周には、点対称位置に一対の面取部83,83が、位相を変えた点対称位置に一対の凹部84,84がそれぞれ形成されている。
よって、このステータ31は、ステータコア33の前後から前インシュレータ34及び後インシュレータ35を、位相を合わせてそれぞれ前嵌合リブ82と後嵌合リブ57とをスロット54に嵌合させて、各リング部55,80がステータコア33の端面に当接するまで差し込む。すると、図13及び図14(A)に示すように、ステータコア33の前端でスロット54に嵌合する前嵌合リブ82に、先細り形状となっている後嵌合リブ57の端部が内側から重なり(オーバーラップ)、各スロット54の内面は両嵌合リブ57,82によって覆われた状態となる。
このリング部80と嵌合リブ57とのオーバーラップ部分(図14(A)のD部分)は、ステータ31の軸方向で2.4mmとなっている。これは、「電気用品の技術上の基準を定める省令」第1項別表第8に規定される絶縁距離(空間距離及び沿面距離)の最小値である2mmを上回り、絶縁の確保に充分な距離である。
なお、この組み付けは、前インシュレータ34を下にしてステータコア33を上から嵌合する等して先に前インシュレータ34を組み付け、その後、ステータコア33の上方から後インシュレータ35を差し込む等して後インシュレータ35を後から嵌合させるようにするのが望ましい。前嵌合リブ82がスロット54に嵌合して前インシュレータ34ががたつきなく強固に固定された状態で後インシュレータ35の後嵌合リブ57が前嵌合リブ82の内側に挿入される格好となるため、前嵌合リブ82をスムーズに差し込むことができて組み付けし易いからである。
こうして両インシュレータ34,35を組み付けた状態では、後嵌合リブ57とスロット54の内面との隙間に前嵌合リブ82が差し込まれて両嵌合リブ57,82が互いに係合する格好となるため、両嵌合リブ57,82間の抜け方向に抵抗が生じ、両インシュレータ34,35はステータコア33に対して固定される。
また、後インシュレータ35の固定状態では、図14(B)に示すように、ステータコア33の後端面でスロット54内周のエッジEが後嵌合リブ57の根元に近接することになるが、各後嵌合リブ57の根元には外周に沿って溝59が形成されているため、エッジEが後嵌合リブ57と干渉することがない。また、溝59は底部の横断面が半円形状となっているので、樹脂の流動性が確保でき、溝59を設けても後嵌合リブ57の成形不良が生じにくくなっている。
こうして前後インシュレータ34,35が組み付けられたステータコア33において、後インシュレータ35の各保持部61にそれぞれヒュージング端子62を差し込む。次に、コイル36,36・・を、図15に示すように、渡り線36aが各ヒュージング端子62の基端部63と挟持片64との間を通るようにしてそれぞれ各ティース53へ周方向の順番に巻回して、各ヒュージング端子62において渡り線36aをヒュージングする。よって、一本のワイヤで6つのコイル36を連続して巻回することができる。1つのヒュージング端子62にはワイヤの始端と終端とがヒュージングされる。
このコイル36の巻回状態では、図16にも示すように、ステータコア33の軸方向の後端から前部に掛けた範囲では、スロット54を通るコイル36とティース53との間には後嵌合リブ57が介在するため、コイル36とステータコア33との間の絶縁距離は確保される。また、ステータコア33の前端でも、図15,17に示すように、コイル36とティース53との間には、重なり合う後嵌合リブ57と前嵌合リブ82とが介在するため、コイル36とステータコア33との間の絶縁距離は確保される。なお、コイル36の巻回状態で後嵌合リブ57の内周側の折り返し部58,58は、コイル36の中心側への移動を規制してティース53の先端側との絶縁距離を確保する。なお、折り返し部58に代えて、スロット54の中心側へ近づくに従って徐々に端部を肉厚とすることで絶縁距離を確保することもできる。この場合も絶縁紙を用いるよりも樹脂によって絶縁距離を確保可能となる。但し、肉厚端部とすれば、成形収縮によって反り等が生じるおそれがあるため、成形性の点からすると折り返し部58の方が有利である。
そして、センサ回路基板37を、各止め片70の透孔71に後インシュレータ35のネジボス60を挿入させて受け部60a上にセットし、短絡部材38を、各ネジボス60が穴付ボス74に嵌合するようにセンサ回路基板37の後方から重ねて、ネジ85,85・・で固定する。すると、図6,7に示すように、各ヒュージング端子62の基端部63が、それぞれ対応する短絡片76に差し込まれる。この状態で基端部63と短絡片76とをハンダ付けすれば、点対称に位置するヒュージング端子62,62がそれぞれ板金部材75A〜75Cによって短絡される。すなわち、各相一対のコイル36,36がそれぞれ対角配置された状態で、コイル36,36間の渡り線36aへ電気的に接続されるヒュージング端子62,62・・が、対角同士で3つの板金部材75A〜75Cによってそれぞれ電気的に接続されることになるため、いわゆるパラ巻きのデルタ結線となる。
ここではヒュージング端子62の高さ寸法内にセンサ回路基板37及び短絡部材38が納められるため、短絡部材38等を用いてもステータ31の全長が最小限に抑えられる。さらに、信号線や電源線を除いて全ての部材がステータコア33の外径の中に収まっているため、製品の外径も大きくならずコンパクトとなる。また、信号線と電源線とはそれぞれ前後で重なる接続片72と引き出し部78とから横向きに引き出されるので、配線が容易となっている。但し、信号線と電源線とは上方や下方から引き出すようにしてもよいし、互いに異なる位置から引き出すようにしてもよい。
こうして構成されたステータ31は、モータハウジング5内では、図5に示すように、モータハウジング5の内面に突設した位置決め部86が、後インシュレータ35のリング部55に設けた切欠部67に嵌合することで、ステータコア33の後面に当接して位置決めされる。この状態で、前インシュレータ34のリング部80の外周に設けた面取部83と凹部84の位置で係合する取付板87を、ステータコア33の前面に当接させてネジ88によってモータハウジング5にネジ止めすれば、ステータ31の固定がなされる。
以上の如く構成されたマルノコ1においては、トリガ12を押し込んでスイッチ11をONさせると、コントローラを介してブラシレスモータ30に給電されて回転軸39が回転する。すなわち、コントローラの制御回路基板が、センサ回路基板37の回転検出素子73から出力されるロータ32の永久磁石41の位置を示す回転検出信号を得てロータ32の回転状態を取得し、取得した回転状態に応じて、制御回路基板に搭載した各スイッチング素子のON/OFFを制御し、ステータ31の各コイル36に対し順番に電流を流すことでロータ32を回転軸39と共に回転させる。
すると、ピニオン44と噛合する中間軸を介してスピンドル47が減速して回転し、鋸刃4を、図2においてブレードケース7の側面に示される矢印方向へ回転させて、被切断材の切断を可能とする。
そして、回転軸39の回転に伴って遠心ファン45が回転すると、モータハウジング5の吸気口17から取り込まれた空気がブラシレスモータ30を通過して冷却した後、バッフルプレート46を介してギヤハウジング6内を通り、ブレードケース7内に排出される。ブレードケース7内では、鋸刃4の回転により生じる空気流と合流して切断屑を後方へ送り、ブレードケース7の後方右側面に設けた排出口89から排出させる。
また、ギヤハウジング6の前部には、バッフルプレート46から前方へ流れる空気をブレードケース7の前端へ導いて下向きに排出するダクト90(図1,3)が設けられており、このダクト90から噴出される空気によって被切断材上の切断屑が吹き飛ばされて墨線等が見えやすくなる。
このように、上記形態のマルノコ1によれば、前インシュレータ34と後インシュレータ35とを、ステータコア33の軸方向においてスロット54内でオーバーラップさせたことで、絶縁紙等を用いなくても前後インシュレータ34,35の組み付け状態でコイル36とステータコア33との間が絶縁される。よって、部品点数の少ない簡単な構成でコイル36とステータコア33との間の絶縁距離を確保することができる。また、ステータコア33において積層鋼板の積み上げ公差にばらつきがあっても、オーバーラップ部分で吸収でき、絶縁距離は維持できる。
特にここでは、前インシュレータ34及び後インシュレータ35には、スロット54に嵌合する前後嵌合リブ82,57がそれぞれ形成されて、両嵌合リブ82,57の端部同士がオーバーラップしているので、コイル36とステータコア33との間を確実に絶縁させることができる。
また、前インシュレータ34と後インシュレータ35とを、互いに係合させることでステータコア33に対して固定しているので、コイル36とステータコア33との間の絶縁距離の確保と共に両インシュレータ34,35の組み付けも容易に行える。
特にここでは、前後嵌合リブ82,57の端部同士を互いに係合させているので、両嵌合リブ82,57を利用して両インシュレータ34,35をがたつきなく固定することができる。
なお、上記形態では、前インシュレータの前嵌合リブを短くして後インシュレータの後嵌合リブを長くしているが、これと逆にして、図18に示すように、前嵌合リブ82を長くして後嵌合リブ57を短くしてもよい。また、図19に示すように、両嵌合リブ82,57の長さを同じにしてステータコア33の軸方向中間部で互いにオーバーラップするようにしてもよいし、各インシュレータで嵌合リブの長さを交互に変えたりしても差し支えない。オーバーラップ量も上記形態より多くしたり、嵌合リブの肉厚をオーバーラップ部分で変えたりすることもできる。嵌合リブの数もスロットの数に応じて増減すればよい。
さらに、組み付け時の抜け防止効果を高めるために、オーバーラップする端部の一方に突起を、他方に突起が係合する凹部を設けたり、互いに係合する突起を設けたりすることも可能である。係合させる発明では嵌合リブ同士のオーバーラップは必須ではないし、全てのスロットに嵌合リブを設ける必要もない。
その他、ブラシレスモータではセンサ回路基板と短絡部材とを前後逆に設けてもよいし、センサ回路基板と短絡部材とを一体に形成してもよい。但し、短絡部材を省略して通常のデルタ結線やY結線を採用しても差し支えない。この場合、センサ回路基板を前後何れかのインシュレータに固定して、6つのコイルの端部をそれぞれセンサ回路基板に直接接続してもよい。このとき、センサ回路基板側のインシュレータに長い方の嵌合リブを形成すれば、組立性が良好となる。なお、組立性を考慮しなければ、前後インシュレータとは別体の折り返し部分(コイルとステータとの絶縁用樹脂)を設けて3部材の構成としてもよい。
また、ブラシレスACモータに限らず、巻線形のモータであれば、ブラシレスDCモータやブラシ付きの整流子モータ等であっても、本発明の採用による絶縁距離の確保は可能である。DCモータであっても駆動電圧が高い場合には本発明によって絶縁距離が確保できるメリットが得られる。勿論電動工具もマルノコに限らず、インパクトドライバやドライバドリル、ハンマドリルやグラインダ等の他の工具であっても本発明は適用可能である。
そして、上記形態ではインシュレータに設けた嵌合リブを利用して絶縁距離を確保しているが、絶縁紙を用いて絶縁距離を確保することも可能である。以下、その形態を説明する。但し、マルノコ等の構造は上記形態と同じであるので、同じ構成部には同じ符号を付して重複する説明を省略し、構造が異なるステータについて説明する。
図20〜図24に示すステータ31Aにおいて、前後インシュレータ34,35のリング部55,80及び絶縁リブ56,81に設けられる前嵌合リブ95及び後嵌合リブ96は、ステータコア33の軸方向の中心側へ延びるものの、互いにオーバーラップする長さには至っておらず、軸方向で離間している。ここでは各スロット54に、第1の絶縁紙97と、第2の絶縁紙98とがそれぞれ設けられている。
このうち第1の絶縁紙97は、前後嵌合リブ95,96と同様に、周方向に隣接する絶縁リブ56,81の内縁とリング部55,80の内縁とに亘って、スロット54の内形状と略同形で嵌合する半筒状で、前後嵌合リブ95,96の内周側で両嵌合リブ95,96に跨がる格好でスロット54に差し込まれている。
第2の絶縁紙98は、第1の絶縁紙97よりもステータコア33の中心側に配置され、周方向に隣接するティース53,53の間を閉塞する長方形状で、周方向に隣接する前嵌合リブ95,95の間と、同位相で周方向に隣接する後嵌合リブ96,96の間とに跨がって保持されている。
ここで、前側の絶縁リブ81の後面には、図23に示すように、ティース53の端縁に係止する受け面99が、ティース53よりもステータコア33の外周側へ延びるように形成されている。前嵌合リブ95におけるステータコア33の中心側に位置する両端部は、第2の絶縁紙98が挿入可能な前側隙間100,100を有してティース53の外周側に形成されている。この前側隙間100は、前側は受け面99によって閉塞され、後側と、周方向で隣接するティース53側とには開放している。
一方、後インシュレータ35側では、図25に示すように、絶縁リブ56における中心側の両端部と、後嵌合リブ96における中心側の両端部とは、第2の絶縁紙98が挿入可能な後側隙間101,101を有してティース53の外周側に形成されている。この後側隙間101は、前側隙間100と軸方向に重合して、前後及び周方向で隣接するティース53側とに開放している。
よって、このステータ31は、ステータコア33の前後から前インシュレータ34及び後インシュレータ35を、位相を合わせてそれぞれ前嵌合リブ95と後嵌合リブ96とをスロット54に嵌合させて、各リング部55,80がステータコア33の端面に当接するまで差し込む。そして、各スロット54に、第1の絶縁紙97を、前嵌合リブ95と後嵌合リブ96とに跨がって差し込む。すると、図21,22に示すように、各スロット54の内面は第1の絶縁紙97によって覆われた状態となる。このとき第1の絶縁紙97の中心側の両端部97a,97aは、前嵌合リブ95及び後嵌合リブ96の中心側の両端部に内側から重合している。
こうして前後インシュレータ34,35が組み付けられたステータコア33において、後インシュレータ35の各保持部61にそれぞれヒュージング端子62を差し込み、コイル36,36・・を、渡り線36aが各ヒュージング端子62の基端部63と挟持片64との間を通るようにしてそれぞれ各ティース53へ周方向の順番に巻回して、各ヒュージング端子62において渡り線36aをヒュージングする。
そして、後インシュレータ35側から、各スロット54の内側に第2の絶縁紙98を、短手方向の両端が周方向で隣接するティース53,53間の後側隙間101,101を通るように挿入し、そのまま前端が前インシュレータ34側の前側隙間100,100に挿入するまで押し込む。すると、図23に示すように第2の絶縁紙98の前端が受け面99に当接し、後端が絶縁リブ56,56の間に突出して各スロット54の内側を閉塞する。
この状態で、スロット54を通るコイル36とティース53との間には、前後嵌合リブ95,96とオーバーラップする第1の絶縁紙97と、第1の絶縁紙97とステータコア33の半径方向でオーバーラップする第2の絶縁紙98とが介在されるため、コイル36とステータコア33との間の絶縁距離は確保される。第1、第2の絶縁紙97,98と前後嵌合リブ95,96とのオーバーラップ部分(図23(B)のD部分)も、ステータ31の軸方向で2.4mmで、前述の省令の規定を満たして絶縁の確保に充分な距離となっている。
このように、上記形態のマルノコ1においても、スロット54内でステータコア33とコイル36との間に、第1の絶縁紙97が介在されていると共に、コイル36よりもステータコア33の中心側に、第1の絶縁紙97とステータコア33の半径方向でオーバーラップする第2の絶縁紙98とが設けられているので、コイル36とステータコア33との間の絶縁距離を確保することができる。
特にここでは、前インシュレータ34及び後インシュレータ35には、スロット54に嵌合する前後嵌合リブ95,96がそれぞれ形成されて、第1の絶縁紙97は前後嵌合リブ95,96の内側に、第2の絶縁紙98は前後嵌合リブ95,96の外側にそれぞれ半径方向でオーバーラップした状態で配置されているので、ステータコア33において積層鋼板の積み上げ公差にばらつきがあっても、オーバーラップ部分で吸収でき、絶縁距離は維持できる。
また、第2の絶縁紙98は、ステータコア33から中心側へ突設されて周方向に隣接する複数のティース53,53間に跨がって設けられるので、ティース53の先端とコイル36との間を確実に絶縁できる。
なお、上記形態では、第2の絶縁紙はティース間に跨がる一枚のものとなっているが、隣接するティースごとに別々に切り離した第2の絶縁紙をそれぞれティース先端とコイルとの間に介在させてもよい。
また、上記形態では、第1の絶縁紙と第2の絶縁紙とを別体にしているが、例えば第1の絶縁紙の中心側の両端部を嵌合リブの外側へ延ばして嵌合リブの外周側へ折り返して、第2の絶縁紙と一体に形成することも可能である。
1・・マルノコ、2・・ベース、3・・本体、4・・鋸刃、5・・モータハウジング、6・・ギヤハウジング、7・・ブレードケース、30・・ブラシレスモータ、31,31A・・ステータ、32・・ロータ、33・・ステータコア、34・・前インシュレータ、35・・後インシュレータ、36・・コイル、37・・センサ回路基板、38・・短絡部材、39・・回転軸、47・・スピンドル、53・・ティース、54・・スロット、55,80・・リング部、56,81・・絶縁リブ、57,96・・後嵌合リブ、59・・溝、61・・保持部、62・・ヒュージング端子、75A〜75C・・板金部材、82,95・・前嵌合リブ、97・・第1の絶縁紙、98・・第2の絶縁紙、99・・受け面、100・・前側隙間、101・・後側隙間。

Claims (5)

  1. 内周側にスロットを有する筒状のステータコアと、前記ステータコアの両端面にそれぞれ取り付けられる第1インシュレータ及び第2インシュレータと、前記第1インシュレータ及び前記第2インシュレータを介して前記ステータコアの前記スロットに巻回されるコイルと、を含んでなるステータと、
    前記ステータに対して回転可能で、ロータコアと、回転軸とを含んでなるロータと、
    からなるモータを備えて先端工具を駆動する電動工具であって、
    前記第1インシュレータ及び前記第2インシュレータには、前記スロットに嵌合し、前記スロットの開放側に対応して内周側を開放した半筒状の嵌合リブがそれぞれ形成されて、前記ステータコアの軸方向において前記スロット内で前記嵌合リブの端部同士がオーバーラップしていると共に、
    一方の前記嵌合リブに内側から重なる他方の前記嵌合リブにおいて、前記内周側の両端縁には、外周側へ斜めに折り返した後、前記ステータコアの半径方向で中心側へ延びる一対の折り返し部がそれぞれ形成されていることを特徴とする電動工具。
  2. 前記他方の嵌合リブは、根元から先端へ行くに従って徐々に外形が小さくなる先細り形状となっていることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記他方の嵌合リブは、前記ステータコアの軸方向で前記一方の嵌合リブよりも長く形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動工具。
  4. 前記第1インシュレータ及び前記第2インシュレータは、前記ステータコアの端面に取り付けられるリング部を有して前記嵌合リブは前記リング部に突設され、
    前記他方の嵌合リブが設けられる前記リング部における前記他方の嵌合リブの突設部分外周に沿って、溝が凹設されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電動工具。
  5. 前記溝の底部の横断面形状は半円形状であることを特徴とする請求項に記載の電動工具。
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