JP2013143819A - ステータの製造方法及びステータ - Google Patents

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裕嗣 岩本
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Abstract

【課題】スロット部の内径側にて両端部が内外重なり合うように折り曲げられた絶縁紙の重なり状態を維持して、絶縁紙の両端部における絶縁性能を確実に確保できるステータの製造方法を提供する。
【解決手段】円環状をなし、内径側の周方向両端に鍔部811を有するティース部81と該ティース部に挟まれたスロット部82とを有するステータコア8と、スロット部に挿入され両端部Z11、Z12が内径側で内外重なり合う絶縁紙Zと、該絶縁紙を介して巻装されるステータコイル9と、該ステータコイルのステータコア内径側への飛び出しを規制するウェッジ紙Xとを備えるステータ10の製造方法であって、絶縁紙Zの両端部の内、内方端部Z12の周方向長さを外方端部Z11の周方向長さより長く形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転電機に使用するステータの製造方法及びステータに関し、特に、スロット部に挿入されて両端部が内径側で内外重なり合う絶縁紙を有するステータの製造方法及びステータに関する。
従来から、電動機や発電機など回転電機のステータには、ステータコアに設けられたスロット部に巻装されるステータコイルを備えている。ステータコイルには、高い電圧が印加されるため、コイル外周面とスロット部内周面との間に、対地絶縁材である絶縁紙がスロット部内周面を包囲するように装着されている。
斯かる絶縁紙は、例えば、特許文献1に記載されているように、ステータコイルの外周全体を包囲するため、スロット部の内径側にて両端部が内外重なり合うように折り曲げられている。また、特許文献2に記載されているように、スロット部の内径側には、絶縁紙の両端部を内径側から押圧してステータコイルの飛び出しを防止する抜け止め部材(ウェッジ紙に相当)が装着されている。
実開平4−108351号公報 特開2008−99375号公報
しかしながら、絶縁紙は一般に樹脂材料で構成されているため、折り曲げ成形部の折り癖が弱く、ウェッジ紙を挿入する前に、絶縁紙の両端部がスロット部の内径側へ開いてしまうおそれがあった。絶縁紙の両端部が開いた状態でウェッジ紙を挿入すると、ステータの軸方向上下で両端部の内外が入れ替わることがあり、両端部の重なり状態を元通りに維持することが困難であった。
特に、絶縁紙がステータコアの軸方向端部より延出し、先端が外方に折り返されたカフス部を備えている場合、カフス部にはコア周方向に規制するものがないため、ウェッジ紙を挿入するとき、カフス部から両端部に引張り力が作用して、両端部は、スロット部の内径側へ一層開きやすくなる傾向にあった。そのため、絶縁紙の両端部の重なり状態を維持することは、一層困難であった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、スロット部の内径側にて両端部が内外重なり合うように折り曲げられた絶縁紙の重なり状態を維持して、絶縁紙の両端部における絶縁性能を確実に確保できるステータの製造方法及びステータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のステータの製造方法及びステータは、次のような構成を有している。
(1)円環状をなし、内径側の周方向両端に鍔部を有するティース部と該ティース部に挟まれたスロット部とを有するステータコアと、前記スロット部に挿入され両端部が内径側で内外重なり合う絶縁紙と、該絶縁紙を介して巻装されるステータコイルと、該ステータコイルの前記ステータコア内径側への飛び出しを規制するウェッジ紙とを備えるステータの製造方法であって、
前記絶縁紙の両端部の内、内方端部の周方向長さを外方端部の周方向長さより長く形成することを特徴とする。
(2)(1)に記載されたステータの製造方法において、
前記内方端部の周方向先端部を前記ティース部の鍔部に当接した状態で、前記ウェッジ紙をステータコアの内径側から挿入することを特徴とする。
(3)(2)に記載されたステータの製造方法において、
前記絶縁紙は、前記ステータコアの軸方向端部より延出した先端が外方に折り曲げられたカフス部を備え、
前記ティース部の軸方向端面には、前記ティース部の周方向幅と略同幅のカフサを載置して、前記ウェッジ紙を挿入することを特徴とする。
(4)(1)乃至(3)のいずれか1つに記載されたステータの製造方法において、
前記絶縁紙は、前記内方端部及び前記外方端部がそれぞれ前記ステータコイルとの接触面側に180度折り返された状態で、スロット状溝を有する挿入治具内に挿入してから、軸方向に移動して前記スロット部に挿入すること、
前記絶縁紙は、前記スロット状溝から前記スロット部に挿入されるときに、前記内方端部が前記外方端部より先行して周方向に開くことを特徴とする。
(5)円環状をなし、内径側の周方向両端に鍔部を有するティース部と該ティース部に挟まれたスロット部とを有するステータコアと、前記スロット部に挿入され両端部が内径側で内外重なり合う絶縁紙と、該絶縁紙を介して巻装されるステータコイルと、該ステータコイルの前記ステータコア内径側への飛び出しを規制するウェッジ紙とを備えるステータであって、
前記絶縁紙の両端部の内、内方端部の周方向長さは外方端部の周方向長さより長いこと、
前記内方端部の周方向先端部は、前記ティース部の鍔部に当接可能であることを特徴とする。
次に、本発明に係るステータの製造方法及びステータの作用及び効果について説明する。
(1)円環状をなし、内径側の周方向両端に鍔部を有するティース部と該ティース部に挟まれたスロット部とを有するステータコアと、スロット部に挿入され両端部が内径側で内外重なり合う絶縁紙と、該絶縁紙を介して巻装されるステータコイルと、該ステータコイルのステータコア内径側への飛び出しを規制するウェッジ紙とを備えるステータの製造方法であって、絶縁紙の両端部の内、内方端部の周方向長さを外方端部の周方向長さより長く形成することを特徴とするので、スロット部の内径側にて両端部が内外重なり合うように折り曲げられた絶縁紙の重なり状態を維持して、絶縁紙の両端部における絶縁性能を確実に確保できる。
すなわち、絶縁紙の両端部の内、内方端部の周方向長さを外方端部の周方向長さより長く形成するので、内方端部によって外方端部の開きが規制され、内方端部と外方端部の内外が入れ替わることがない。内方端部と外方端部の内外が入れ替わらないため、絶縁紙の両端部がスロット部の内径側へ開いた状態でウェッジ紙を挿入しても、両端部の重なり状態を元通りに維持することが可能になる。
よって、(1)の発明によれば、スロット部の内径側にて両端部が内外重なり合うように折り曲げられた絶縁紙の重なり状態を維持して、絶縁紙の両端部における絶縁性能を確実に確保できる。
(2)(1)に記載されたステータの製造方法において、内方端部の周方向先端部をティース部の鍔部に当接した状態で、ウェッジ紙をステータコアの内径側から挿入することを特徴とするので、ウェッジ紙を挿入する際、内方端部の周方向先端部はティース部の鍔部に当接した状態以上に内径側に開くことはできない。また、外方端部の周方向先端部も、内方端部に規制されて、それ以上内径側に開くことができない。そのため、ウェッジ紙をステータコアの内径側からスロット部へ挿入する際、内方端部と外方端部の内外が入れ替わることなく、絶縁紙の両端部を元の重なり状態に維持することができる。
よって、(2)の発明によれば、スロット部の内径側にて両端部が内外重なり合うように折り曲げられた絶縁紙の重なり状態を維持して、絶縁紙の両端部における絶縁性能をより確実に確保できる。
(3)(2)に記載されたステータの製造方法において、絶縁紙は、ステータコアの軸方向端部より延出した先端が外方に折り曲げられたカフス部を備え、ティース部の軸方向端面には、ティース部の周方向幅と略同幅のカフサを載置して、ウェッジ紙を挿入することを特徴とするので、ウェッジ紙を挿入する際、カフス部の先端が外方に開くのをカフサが防止して、カフス部から両端部に作用する引張り力を大幅に低減できる。そのため、ウェッジ紙をステータコアの内径側からスロット部へ挿入する際、カフス部からの影響を回避して絶縁紙の両端部の開きを大幅に低減できる。
よって、(3)の発明によれば、絶縁紙がステータコアの軸方向端部から延出した先端が外方に折り曲げられたカフス部を備えた場合でも、スロットの内径側にて両端部が内外重なり合うように折り曲げられた絶縁紙の重なり状態を維持して、絶縁紙の両端部における絶縁性能をより確実に確保できる。
(4)(1)乃至(3)のいずれか1つに記載されたステータの製造方法において、絶縁紙は、内方端部及び外方端部がそれぞれステータコイルとの接触面側に180度折り返された状態で、スロット状溝を有する挿入治具内に挿入してから、軸方向に移動してスロット部に挿入すること、絶縁紙は、スロット状溝からスロット部に挿入されるときに、内方端部が外方端部より先行して周方向に開くことを特徴とするので、内方端部と外方端部は、スロット状溝からスロット部に挿入される際に互いに時間差をもって周方向に開くことになり、内方端部の周方向の長さが長くても、外方端部に干渉することなく開き、径方向で内外重ね合わせることができる。
よって、(4)の発明によれば、絶縁紙をスロット部に挿入する際、両端部の周方向長さの相違を吸収でき、スロットの内径側にて両端部が内外重なり合うように折り曲げられた絶縁紙の重なり状態を維持して、絶縁紙の両端部における絶縁性能をより確実に確保できる。
(5)円環状をなし、内径側の周方向両端に鍔部を有するティース部と該ティース部に挟まれたスロット部とを有するステータコアと、スロット部に挿入され両端部が内径側で内外重なり合う絶縁紙と、該絶縁紙を介して巻装されるステータコイルと、該ステータコイルのステータコア内径側への飛び出しを規制するウェッジ紙とを備えるステータであって、絶縁紙の両端部の内、内方端部の周方向長さは外方端部の周方向長さより長いこと、内方端部の周方向先端部は、ティース部の鍔部に当接可能であることを特徴とするので、ウェッジ紙をステータコアの内径側からスロット部へ挿入する際、内方端部と外方端部の内外が入れ替わることなく、絶縁紙の両端部を元の重なり状態に維持することができる。
よって、(5)の発明によれば、スロット部の内径側にて両端部が内外重なり合うように折り曲げられた絶縁紙の重なり状態を維持して、絶縁紙の両端部における絶縁性能を確実に確保できる。
本発明に係る実施形態であるステータの部分斜視図である。 図1におけるスロット部の内径側における斜視図である。 図2における横断面図である。 図1における絶縁紙の斜視図である。 図4におけるB−B断面図である。 図4における絶縁紙のカフス部折り曲げ図である。 図4における絶縁紙の両端部折り曲げ図である。 図7における予備曲げ絶縁紙を挿入する挿入治具の断面図である。 スロット部に絶縁紙を移動する説明図である。 スロット部に絶縁紙を挿入した状態の斜視図である。 図10における横断面図である。 絶縁紙の間にステータコイルを挿入し、カフサを載置した状態の斜視図である。 ウェッジ紙をステータコアの内径側から挿入する状態を説明する説明図である。
次に、本発明に係るステータの製造方法の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1に本発明に係る実施形態であるステータの部分斜視図を示す。図2に、図1におけるスロット部の内径側における斜視図を示す。図3に、図2における横断面図を示す。
<ステータの構造>
図1〜3に示すように、ステータ10は、軸方向と径方向に所定の厚みを有する円環状をなし、ティース部81と該ティース部81に挟まれたスロット部82とを有するステータコア8と、前記スロット部82に挿入された絶縁紙Zと、該絶縁紙Zを介して巻装されたステータコイル9と、該ステータコイル9を内径側から規制するウェッジ紙Xとを備えている。
ティース部81の内径側両端には、鍔部811が周方向に突出されている。鍔部811の間には、スロット部82の内径側に開口するスロット開口部821が形成されている。スロット部82及びスロット開口部821は、軸方向へ貫通するように形成されている。スロット部82に挿入された絶縁紙Zは、横断面がロ字状に形成され、内径側で両端部Z11、Z12が内外重なり合うよう折り曲げられている。絶縁紙Zの軸方向には、ステータコア8より延出して先端が外方に折り曲げられたカフス部Z16、Z17が形成されている。ステータコイル9は、断面矩形状の平角線であり、複数個積層されて巻装されている。ウェッジ紙Xは、中央部X11が外径側に膨出した断面略弓型をなし、幅方向端部X12が鍔部811に係止されている。ウェッジ紙Xの中央部X11は、絶縁紙Zの両端部Z11、Z12を内外重ね合わせた状態になるよう内径側から外径側へ押圧して、ステータコイル9の内径側への飛び出しを規制している。ウェッジ紙Xは、ステータコア8より軸方向に延出して、絶縁紙Zのカフス部Z16、Z17を内径側で規制している。絶縁紙Z及びウェッジ紙Xは、車両用回転電機を小型化、高出力化するために必要な絶縁性能を高める重要な役割を担っている。
<絶縁紙の構造と挿入方法>
本実施形態では、絶縁紙を切断後に予備成形してから、挿入治具内に挿入して、挿入治具内に挿入した絶縁紙を軸方向から移動してステータコアのスロット部に挿入する。ここでは、絶縁紙の構造を説明した上で、絶縁紙の切断・予備成形、挿入治具内への絶縁紙挿入、スロット部への絶縁紙移動の順で説明する。
(絶縁紙の構造)
本実施形態の絶縁紙は、内径側の両端部が径方向で重なり、横断面が略ロ字状をなしている。図4に、図1における絶縁紙の斜視図を示す。図5に、図4におけるB−B断面図を示す。
図4、図5に示すように、絶縁紙Zは、軸方向の上下端で先端が外方に折り曲げられたカフス部Z16、Z17を有している。カフス部Z16、Z17は、所定の幅でステータコア8の上下端より延出することで、沿面放電を起こし難くするとともに、スロット部82内での絶縁紙Zの上下動を防止している。
また、絶縁紙Zは、両側部Z13、Z15が中央部Z14を中心に内径側へコ字状に折り曲げられている。両端部Z11、Z12は、更にステータコイル9を包囲するように両側部Z13、Z15から内側へ折り曲げられ、径方向で内外重ね合わされている。径方向で両端部Z11、Z12を重ね合わせることで、ステータコイル9の全周を絶縁紙Zで包囲して、ステータコア8及び図示しないロータとの絶縁性能を高めている。
両端部Z11、Z12の内、径方向内側に位置する内方端部Z12は、径方向外側に位置する外方端部Z11よりも周方向の長さが長い。また、両側部Z13、Z15の内、内方端部Z12に連続する一方の側部Z13は、外方端部Z11に連続する他方の側部Z15よりも、径方向の長さが長い。この両端部Z11、Z12と両側部Z13、Z15の上記長さに差を設けることで、絶縁紙Zをスロット部82内へ挿入する時、両端部Z11、Z12が折り返し状態から開く際に、互いに干渉し合わないようにしている。
また、中央部Z14と両側部Z13、Z15と両端部Z11、Z12との各折り曲げは、略直角に折り曲げられて、折り曲げ線ZL1〜ZL4が形成されている。略直角に折り曲げることで、ステータコイル9の占積率を高めている。
絶縁紙Zには、0.2〜0.5mm厚程度のポリエチレンナフタレート(PEN)フィルムを用いている。上記フィルムの両側から不織布を接着して三層構造とするとすべり性が向上する。そのため、絶縁紙を後述する挿入治具に押込む際に、挿入治具との摩擦抵抗が減少して、位置ずれし難い効果を奏する。
(絶縁紙の切断・予備成形)
絶縁紙Zは、ロール状に巻いたコイルを所定の長さに切断するとともに、必要な箇所を予備成形する。また、折り曲げ線に沿って折り目を形成する。図6に、図4における絶縁紙のカフス部折り曲げ図を示す。図7に、図4における絶縁紙の両端部折り曲げ図を示す。
図6に示すように、ロール状に巻かれたコイルZCから、絶縁紙を巻き戻しながら上下端を所定の幅にカフス折りする。上下端をカフス折りした状態で、所定の長さに切断する。カフス折りされたカフス部Z16、Z17は、ステータコイル9と接触する面と反対方向(外方)に折り曲げられている。
図7に示すように、所定の長さに切断された絶縁紙には、折り曲げ線に沿って折り目ZL1〜ZL4を形成する。その後、両端部Z11、Z12は、ステータコイル9との接触面側が重なるように、180度折り返している。180度折り返すことにより、両端部Z11、Z12の折り癖を強く付けることができる。予備成形された絶縁紙ZY1は、カフス部Z16、Z17がステータコイル9との接触面と反対方向にカフス折りされ、両端部Z11、Z12がステータコイル9との接触面側に180度折り返されている。
(挿入治具への絶縁紙挿入)
予備成形された絶縁紙ZY1は、挿入治具に挿入してからステータコアのスロット部に移動する。図8に、図7における予備曲げ絶縁紙を挿入する挿入治具の断面図を示す。
図8に示すように、挿入治具100は、第1押込みパンチ1、オス型2、絶縁紙格納部3、メス型4を有している。
オス型2には、平坦な頂部23と該頂部から裾広がりに傾斜する凸傾斜部22と頂部23の中央を径方向に貫通する溝部21とが形成されている。溝部21には、第1押込みパンチ1が頂部23に先端を揃えて嵌合されている。第1押込みパンチ1は、板状の本体部11と該本体部より太い台形状先端部12を備えている。
メス型4には、中央を第1押込みパンチ1が径方向に貫通する溝部41とオス型2の凸傾斜部22を迎え入れる凹傾斜部42とが形成されている。メス型4の背面には、絶縁紙格納部3が連結されている。絶縁紙格納部3には、ステータコア8に形成されたスロット部82と周方向の幅及び径方向の奥行きが略同一形状を有するスロット状溝31が、形成されている。スロット状溝31は、第1押込みパンチ1が径方向に貫通する溝部41と連通している。なお、スロット状溝31の溝幅は、溝部41の溝幅よりも広い。
スロット状溝31の両側面には、底面34寄りに4本の切欠き溝33が左右対称に形成されている。切欠き溝33は、後述する第2押込みパンチ5の凸ピン52が軸方向に通過する溝である。
図8に示すように、オス型2とメス型4は予備成形された絶縁紙ZY1を挟んで離間している。絶縁紙ZY1は、図示しない絶縁紙保持部材によって径方向に対して垂直に保持されている。その後、オス型2を矢印F方向(径方向)に移動させて、メス型4に近接させる。メス型4の凹傾斜部42にオス型2の凸傾斜部22の一部を迎え入れる。メス型4の凹傾斜部42とオス型2の凸傾斜部22の間で、絶縁紙ZY1は山形に成形される。そのとき、絶縁紙の両端部Z11、Z12は、180度に折り返されたままである。
次に、第1押込みパンチ1を矢印P方向に移動させ、先端部12がメス型4の溝部41を通過して、絶縁紙格納部3のスロット状溝31内に進入する。第1押込みパンチ1の先端部12に押された絶縁紙の中央部Z14は、スロット状溝の底面34に当接する。絶縁紙Zは、スロット状溝内でコ字状断面に成形されるが、絶縁紙Zの両端部Z11、Z12は、先端が第1押込みパンチ1の本体部11の両側面11A、11Bに規制されて、折り曲げ線ZL1、ZL2で180度折り返された状態のままになっている。
次に、第1押込みパンチ1を、先端部12の根元が絶縁紙Zの両端部Z11、Z12に当接する位置まで抜き戻す。第1押込みパンチ1を抜き戻すことにより、後述する第2押込みパンチ5の挿入空間を設けている。
(スロット部への絶縁紙移動)
次に、絶縁紙格納部3のスロット状溝31内に残置された絶縁紙Zを、ステータコア8のスロット部82に移動させつつ、両端部Z11、Z12を周方向に開く方法を説明する。図9に、スロット部に絶縁紙を移動する説明図を示す。図10に、スロット部に絶縁紙を挿入した状態の斜視図を示す。図11に、図10における横断面図を示す。
図9に示すように、第2押込みパンチ5を矢印Vの方向に移動して、スロット部82に絶縁紙Zを挿入させるとき、絶縁紙Zの折り返した両端部Z11、Z12が第1押込みパンチ1の本体部側面11A、11Bに摺接しながら移動した後、折り返した両端部の内、内方端部Z12が外方端部Z11より先行して第1押込みパンチ1の傾斜面11Cから離間して周方向に開くことになる。つまり、内方端部Z12と外方端部Z11は、時間差をもって周方向に開くことになる。絶縁紙Zの内方端部Z12と外方端部Z11が、このように時間差をもって周方向に開くので、内方端部Z12の周方向の長さが長くても、外方端部Z11に干渉することなく開き、径方向で内外重ね合わせることができる。
図10、図11に示すように、絶縁紙Zはステータコア8のティース部81の上下端からカフス部Z16、Z17が突出した状態で、スロット部82に挿入される。
スロット部82に挿入された絶縁紙Zの両側部Z13、Z15は、スロット部82の内壁に当接している。一方、スロット部82の内径側には、ウェッジ紙Xを挿入する空間があるため、絶縁紙Zの両端部Z11、Z12は、内径側に開こうとして、内方端部Z12の周方向先端部Z121は、ティース部81の鍔部811に当接する。そのため、内方端部Z12は、周方向先端部Z121がティース部81の鍔部811に当接した状態以上に内径側に開くことができない。また、内方端部Z12の周方向の長さが外方端部Z11の周方向の長さより長いので、外方端部Z11の周方向先端部Z111は、内方端部Z12に当接した状態以上に内径側に開くことができない。そのため、内方端部Z12によって外方端部Z11の開きが規制され、内方端部Z12と外方端部Z11の内外が入れ替わることがない。
<ウェッジ紙の挿入>
次に、絶縁紙Zの間にステータコイル9を挿入してから、ティース部81の軸方向端面に、ティース部81の周方向幅と略同幅のカフサ6を載置して、ウェッジ紙Xを挿入する。図12に、絶縁紙の間にステータコイルを挿入し、カフサを載置した状態の斜視図を示す。図13に、ウェッジ紙をステータコアの内径側から挿入する状態を説明する説明図を示す。
図12、図13に示すように、カフサ6は、くさび状の部材であって、各ティース部81の軸方向端部に載置されている。カフサ6は、外径側の基部61と内径側の本体部62とを備え、ステータコイル9を絶縁紙Zを挟んで取り囲むように配置されている。カフサ6は、ステータコア8の外径側(矢印Yの方向)からステータコイル9の間に挿入される。カフサ6の厚みは、絶縁紙Zのカフス部Z16、Z17の高さ程度である。基部61の周方向両端には、凸部が形成され、凸部の内径側側面611によってステータコイル9の最外径面を規制している。凸部の周方向側面612は、隣接するカフサ6との間に隙間が生じるよう形成されている。本体部62は、台形状に形成され両周方向側面621によってステータコイル9の周方向側面を規制している。本体部62の内径側先端面622は、ティース部81の内径側先端面より突出していない。
結局、カフサ6は、ステータコイル9の最内径面を除く3方向の側面を絶縁紙Zのカフス部Z16、Z17を挟んで取り囲んでいる。絶縁紙Zのカフス部Z16、Z17は、180度折り曲げられた状態で、ステータコイル9とカフサ6とによって規制されている。そのため、カフス部Z16、Z17の先端は、外方に開くことができない。したがって、カフス部Z16、Z17の先端が外方に開こうとして、両端部Z11、Z12に作用する引張り力は、カフサ6によって打ち消されている。
次に、ウェッジ紙Xをスロット開口部821からスロット部82に挿入し、ティース部81の鍔部811に係止する。上述のように、絶縁紙Zの内方端部Z12は、周方向先端部Z121がティース部81の鍔部811に当接した状態以上に内径側に開くことはできない。また、内方端部Z12と外方端部Z11の内外が入れ替わることがない。さらに、カフス部Z16、Z17の影響は、カフサ6によって打ち消されている。そのため、絶縁紙Zの両端部Z11、Z12が内外重なり合うように折り曲げられた絶縁紙の重なり状態を維持して、ウェッジ紙Xを容易に挿入することができる。また、ウェッジ紙Xは、中央部X11が外径側に膨出した断面略弓型をなし、幅方向端部X12が鍔部811に係止されるので、ウェッジ紙Xの中央部X11は、絶縁紙Zの両端部Z11、Z12を内外重ね合わせた状態で内径側から外径側に押圧して、ステータコイル9の内径側への飛び出しを規制している。
<作用効果>
以上、詳細に説明したように、本実施形態に係るステータの製造方法によれば、円環状をなし、内径側の周方向両端に鍔部811を有するティース部81と該ティース部81に挟まれたスロット部82とを有するステータコア8と、スロット部82に挿入され両端部Z11、Z12が内径側で内外重なり合う絶縁紙Zと、該絶縁紙Zを介して巻装されるステータコイル9と、該ステータコイル9のステータコア8内径側への飛び出しを規制するウェッジ紙Xとを備えるステータ10の製造方法であって、絶縁紙Zの両端部Z11、Z12の内、内方端部Z12の周方向長さを外方端部Z11の周方向長さより長く形成することを特徴とするので、スロット部82の内径側にて両端部Z11、Z12が内外重なり合うように折り曲げられた絶縁紙Zの重なり状態を維持して、絶縁紙Zの両端部Z11、Z12における絶縁性能を確実に確保できる。
すなわち、絶縁紙Zの両端部Z11、Z12の内、内方端部Z12の周方向長さを外方端部Z11の周方向長さより長く形成するので、内方端部Z12によって外方端部Z11の開きが規制され、内方端部Z12と外方端部Z11の内外が入れ替わることがない。内方端部Z12と外方端部Z11の内外が入れ替わらないため、絶縁紙Zの両端部がスロット部82の内径側へ開いた状態でウェッジ紙Xを挿入しても、両端部Z11、Z12の重なり状態を元通りに維持することが可能になる。
よって、本実施形態によれば、スロット部82の内径側にて両端部Z11、Z12が内外重なり合うように折り曲げられた絶縁紙Zの重なり状態を維持して、絶縁紙Zの両端部Z11、Z12における絶縁性能を確実に確保できる。
また、本実施形態によれば、内方端部Z12の周方向先端部をティース部81の鍔部811に当接した状態で、ウェッジ紙Xをステータコア8の内径側から挿入することを特徴とするので、ウェッジ紙Xをスロット部82へ挿入する際、内方端部Z12の周方向先端部Z121はティース部81の鍔部811に当接した状態以上に内径側に開くことはできない。また、外方端部Z11の周方向先端部Z111も、内方端部Z12に規制されて、それ以上内径側に開くことができない。そのため、ウェッジ紙Xをステータコア8の内径側から挿入する際、内方端部Z12と外方端部Z11の内外が入れ替わることなく、絶縁紙Zの両端部Z11、Z12を元の重なり状態に維持することができる。
また、本実施形態によれば、絶縁紙Zは、ステータコア8の軸方向端部より延出した先端が外方に折り曲げられたカフス部Z16、Z17を備え、ティース部81の軸方向端面には、ティース部81の周方向幅と略同幅のカフサ6を載置して、ウェッジ紙Xを挿入することを特徴とするので、ウェッジ紙Xを挿入する際、カフス部Z16、Z17の先端が外方に開くのをカフサ6が防止して、カフス部Z16、Z17から両端部Z11、Z12に作用する引張り力を大幅に低減できる。そのため、ウェッジ紙Xをステータコア8の内径側からスロット部82へ挿入する際、カフス部Z16、Z17からの影響を回避して絶縁紙Zの両端部Z11、Z12の開きを大幅に低減できる。
また、本実施形態によれば、絶縁紙Zは、内方端部Z12及び外方端部Z11がそれぞれステータコイル9との接触面側に180度折り返された状態で、スロット状溝31を有する挿入治具内に挿入してから、軸方向に移動してスロット部82に挿入すること、絶縁紙Zは、スロット状溝31からスロット部82に挿入されるときに、内方端部Z12が外方端部Z11より先行して周方向に開くことを特徴とするので、内方端部Z12と外方端部Z11は、スロット状溝31からスロット部82に挿入される際に互いに時間差をもって周方向に開くことになり、内方端部Z12の周方向の長さが長くても、外方端部Z11に干渉することなく開き、径方向で内外重ね合わせることができる。
また、本実施形態によれば、円環状をなし、内径側の周方向両端に鍔部811を有するティース部81と該ティース部81に挟まれたスロット部82とを有するステータコア8と、スロット部82に挿入され両端部Z11、Z12が内径側で内外重なり合う絶縁紙Zと、該絶縁紙Zを介して巻装されるステータコイル9と、該ステータコイル9のステータコア内径側への飛び出しを規制するウェッジ紙Xとを備えるステータ10であって、絶縁紙Zの両端部Z11、Z12の内、内方端部Z12の周方向長さは外方端部Z11の周方向長さより長いこと、内方端部Z12の周方向先端部Z121は、ティース部81の鍔部811に当接可能であることを特徴とするので、ウェッジ紙Xをステータコア8の内径側からスロット部82へ挿入する際、内方端部Z12と外方端部Z11の内外が入れ替わることなく、絶縁紙Zの両端部Z11、Z12を元の重なり状態に維持することができる。
上述した本実施形態は、本発明の要旨を変更しない範囲で変更することができる。
例えば、本実施形態では、カフサ6の厚みは、絶縁紙Zのカフス部Z16、Z17の高さ程度としたが、これには限らない。例えば、ステータコイル9の折り曲げ位置に応じて高さを変化させてもよい。また、厚み方向で分割されたものでもよい。ステータコイル9の折り曲げ位置に対応しつつ絶縁性能を確保することができるからである。
本発明は、特に電気自動車やハイブリッド自動車等に用いる車両用回転電機に使用するステータの製造方法及びステータとして利用できる。
1 第1押込みパンチ
2 オス型
3 絶縁紙収納部
4 メス型
5 第2押込みパンチ
6 カフス
8 ステータコア
9 ステータコイル
10 ステータ
61 カフスの基部
62 カフスの本体部
81 ティース部
82 スロット部
811 鍔部
100 挿入治具
Z 絶縁紙
Z11、Z12 両端部
Z11 外方端部
Z111 外方端部の周方向先端部
Z12 内方端部
Z121 内方端部の周方向先端部
Z16、Z17 カフス部
X ウェッジ紙
ZY1 予備成形した絶縁紙

Claims (5)

  1. 円環状をなし、内径側の周方向両端に鍔部を有するティース部と該ティース部に挟まれたスロット部とを有するステータコアと、前記スロット部に挿入され両端部が内径側で内外重なり合う絶縁紙と、該絶縁紙を介して巻装されるステータコイルと、該ステータコイルの前記ステータコア内径側への飛び出しを規制するウェッジ紙とを備えるステータの製造方法であって、
    前記絶縁紙の両端部の内、内方端部の周方向長さを外方端部の周方向長さより長く形成することを特徴とするステータの製造方法。
  2. 請求項1に記載されたステータの製造方法において、
    前記内方端部の周方向先端部を前記ティース部の鍔部に当接した状態で、前記ウェッジ紙をステータコアの内径側から挿入することを特徴とするステータの製造方法。
  3. 請求項2に記載されたステータの製造方法において、
    前記絶縁紙は、前記ステータコアの軸方向端部より延出した先端が外方に折り曲げられたカフス部を備え、
    前記ティース部の軸方向端面には、前記ティース部の周方向幅と略同幅のカフサを載置して、前記ウェッジ紙を挿入することを特徴とするステータの製造方法。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載されたステータの製造方法において、
    前記絶縁紙は、前記内方端部及び前記外方端部がそれぞれ前記ステータコイルとの接触面側に180度折り返された状態で、スロット状溝を有する挿入治具内に挿入してから、軸方向に移動して前記スロット部に挿入すること、
    前記絶縁紙は、前記スロット状溝から前記スロット部に挿入されるときに、前記内方端部が前記外方端部より先行して周方向に開くことを特徴とするステータの製造方法。
  5. 円環状をなし、内径側の周方向両端に鍔部を有するティース部と該ティース部に挟まれたスロット部とを有するステータコアと、前記スロット部に挿入され両端部が内径側で内外重なり合う絶縁紙と、該絶縁紙を介して巻装されるステータコイルと、該ステータコイルの前記ステータコア内径側への飛び出しを規制するウェッジ紙とを備えるステータであって、
    前記絶縁紙の両端部の内、内方端部の周方向長さは外方端部の周方向長さより長いこと、
    前記内方端部の周方向先端部は、前記ティース部の鍔部に当接可能であることを特徴とするステータ。
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