JP6827529B2 - ガスアレスタ - Google Patents

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Description

本発明は、ガスアレスタ、特にデータ配線システム用のガスアレスタに関する。本発明は、さらに、ガスアレスタの使用に関する。
過電圧及び過電流に対する遠距離通信用途(Telekommunikations-anwendungen)におけるデータ配線(Datenleitungen)の保護は、保護部品の製造業者にとって大きな課題である。一方では、保護部品は早期に電圧を制限し、高い雷電流を負うことができなければならない。他方では、伝送される信号に影響を与えないために、保護部品の容量は可能な限り小さくなければならない。
そのために、殆どの用途において、所謂リレー保護が統合されている。これは、1つの欠点を他の利点によって保障するために、複数の異なる保護部品が相互にデカップリングされて、相前後して接続されている(entkoppelt hintereinander geschaltet)ことを意味する。その結果もたらされる過電圧及び過電流保護のためのモジュール(Baugruppe)は、複雑であり、体積が大きくなる。
さらに、従来の過電圧保護部品は通常2つの接続部しかなく、最大1つの心線をアースに対して保護することができる。2つ以上の心線を有するデータ配線は、必然的に大きいスペース(心線毎に1つの保護部品)を必要とする。
これまでのところ、この問題は、2本よりはるかに多い配線を有するデータ配線システムにおいて、満足に解決できていない。外部からコンタクト可能な3つ以上の電極を有するアレスタはある。しかし、これは、隣り合う配線の心線間(zwischen benachbarten Leitungsader)の電圧差だけしか制限することしかできない。モジュールを破壊し得る大きな電圧差が、心線対間で発生しうる。
本発明はこの用途(高い雷電流、入力保護)の一次保護(Primaerschutz)に集中している。
解決すべき課題は、改良されたガスアレスタ、例えば、特に容易に、省スペース及び/又は費用対効果的であり、及び/又は、2つ以上の配線を有するデータ配線システムを特に効果的に過電圧から保護するガスアレスタを提供することにある。さらなる課題は、改良されたガスアレスタの使用を提供することにある。
これらの課題は、独立請求項による装置及び使用によって解決される。
一態様によればガスアレスタが提供される。ガスアレスタは、過電圧及び過電流からデータ配線システムを保護するために構成されている。特に、ガスアレスタは、少なくとも2つのデータ配線、有利には著しく多くのデータ配線、例えば4,6又は8本のデータ配線を有する電子コンポーネントの保護のために構成されている。好ましくは、ガスアレスタは表面実装可能に構成されている(SMD - surface mountable device)。換言すれば、ガスアレスタは、配線基板の表面上に完全に自動化して実装されることができる。
ガスアレスタはアレスタ電極を有する。アレスタ電極は好ましくは、外部からコンタクト可能な共通の電極である。アレスタ電極は好ましくはアース電位にある。
ガスアレスタは、複数のさらなる個別電極をさらに有する。個別電極は全て相互に独立してコンタクトされることができる。個別電極は、角形状(eckig)、例えば矩形、又は、丸い形状、例えばシリンダー形状を有することができる。両形状の混合も考えられる。
個別電極は、データ配線に接続するために構成され、配置されている。例えば、ガスアレスタは、4つ、5つ、6つ、7つ又は8つの個別電極を有する。もちろん、より少ない数の個別電極、例えば2つ又は3つの個別電極も考えられ、又は、より大きい数の個別電極、例えば10の個別電極も考えられる。換言すれば、個別電極の数はスケーラブル(skalierbar)である。
多数の個別電極によって、データ配線の多数の心線又は心線対はアースに対して保護されることができる。対をなす各導体に、それぞれ1つの個別電極が設けられている。アレスタ電極は接地されている。これにより、2本以上の配線を有するデータ配線システムは過電圧から効果的に保護されることができる。
ガスアレスタはさらに共通のガス放電領域を有する。特に、個別電極とアレスタ電極との間に、共通のガス放電領域が構成されている。換言すると、個別電極とアレスタ電極との間にそれぞれ形成される、分離された、多数のガス放電領域が回避される。むしろ、ガス放電のための1つの共通の領域がある。
このようにして、1つの経路が点火(個別電極とアレスタ電極との間のアーク放電(Bogenentladung))する際に、それぞれ隣接する経路の点火をもたらし、最終的に完全な点火をもたらす、高速な電荷キャリアが放出されることが確実にされる。そのために、モジュールを破壊に導き得る、複数の心線又は複数の心線対間の電圧差を効果的に回避することができる。従って、特にデータ配線システムの保護のために効果的なガスアレスタが提供される。さらにガスアレスタも非常にコンパクトである。そのために、配線基板/プレート上でスペースを節約することができる。このようにして、非常に費用対効果的な配線基板が構成されることができる。
一実施形態によれば、ガスアレスタはセラミック体を有する。セラミック体は、角形状、例えば矩形状、又は、丸い形状、例えばシリンダー形状に形成されることができる。セラミック体は例えばAlを有する。個別電極は少なくとも部分的にセラミック体内に埋め込まれている。例えば、個別電極はシリンダー形状又は正方形状の部分領域を有する。この部分領域は、好ましくはセラミック体によって少なくとも部分的に取り囲まれている。セラミック体は、個別電極の電気的分離のために構成されている。そのために、個別電極間に導電接続が形成されることができないことが確実にされる。従って、特に信頼性のあるガスアレスタが提供される。
一実施形態によれば、アレスタ電極はセラミック体と気密に接続されている。例えばアレスタ電極及びセラミック体は、例えば硬はんだを用いて、相互にはんだ付けされている。セラミック体は、少なくとも部分的にアレスタ電極と個別電極との間に配置される。これは、アレスタ電極と個別電極との電気的分離に役立つ。特に、それによって、個別電極とアレスタ電極との間の直接の電気コンタクトが防止されることができる。むしろ、個別の電極とアレスタ電極との間の導電接続は、過電圧の場合のアーク放電の範囲内においてのみ生じる。
一実施形態によれば、セラミック体は金属化部を有する。好ましくは、セラミック体の、個別電極に対向する外表面上、例えばセラミック体の一端面上に、金属化部が少なくとも部分的に配置されている。好ましくは、セラミック体の、アレスタ電極に対向する外表面上、例えば、セラミック体のさらなる端面上に、金属化部が少なくとも部分的に配置されている。個別電極は金属化部を介してセラミック体と気密に接続されている。好ましくは、個別電極は、セラミック体、特に金属化部と、例えば硬はんだを用いて、はんだ付けされている。アレスタ電極に対しても同様のことがいえる。
好ましくは、金属化部は、個別電極間の導電接続を防止するように構成されている。特に、金属化部は、セラミック体の、個別電極に対向する端面の部分領域内にのみ形成されることができる。
一実施形態によれば、セラミック体は多数のチャンバを有する。好ましくはチャンバの数は個別電極の数に相応する。例えば、セラミック体は4つ又は8つのチャンバを有する。チャンバは、貫通孔として形成されている。換言すると、チャンバは、例えば水平方向において完全に、セラミック体を貫通する。チャンバは、個別電極の、少なくとも部分的な収容部として形成されている。このようにして個別電極は効果的に空間的に相互に分離される。個別電極間の導電接続の形成は効果的に防止される。
一実施形態によれば、チャンバはガス、例えば希ガスで充填される。例えば、チャンバは、ガスアレスタの共通のガス放電領域全体の一部である。複数のチャンバはそれぞれ1つの分離ウェブによって相互に分離されている。分離ウェブはセラミック体の一部である。特に分離ウェブはセラミック材料を有する。
それぞれの分離ウェブはスリット又は切込みを有する。スリットは例えば分離ウェブをフライス切削すること(Ausfraesen)によって形成されることができる。スリットは丸い形状又は角形状を有することができる。それぞれのスリットは水平方向において分離ウェブの広がり全体にわたって延在する。それぞれのスリットは、チャンバ間のガス交換を可能にするように形成され、配置されている。このことにより、簡易な効果的な方法で、個別電極とアレスタ電極との間の共通のガス放電領域全体が利用可能になる。
さらなる態様によれば、ガスアレスタの使用が提供される。特に上述のガスアレスタの使用が提供される。ガスアレスタとの関係で述べられた全ての特徴は、ガスアレスタの使用においても適用され、その逆も当てはまる。ガスアレスタの使用が記載されており、ここで、ガスアレスタは、2本以上(>>2)の配線を有するデータ配線システムの複数の心線又は複数の心線対間の電圧差を減少させるために使用される。多数の個別電極と共通のガス放電領域とによって、心線/心線対間の電圧差が効果的に回避されることができる。この場合、ガスアレスタの構成、特に形状及び大きさが、イーサネット(登録商標)ポートの保護のための使用に特に適している。
本発明は、実施形態及び関連する図面を参照して以下により詳細に説明される。
以下に記載される図面は、縮尺通りではないとみなされるべきである。むしろ、より良い表現のために、個々の寸法は拡大、縮小、または歪められることができる。
相互に同一又は同じ機能を果たす要素は、同じ参照符号によって示される。
従来技術による過電圧保護のためのアレスタを示す図である。 従来技術による過電圧保護のためのアレスタを示す図である。 遠距離通信用途におけるデータ配線保護のための従来技術による回路図を示す図である。
図1a及び図1bは、過電圧保護のための従来のアレスタ1を示す。ガス充填アレスタには対照的な2つの種類がある:2電極アレスタ(図1a)と、3電極アレスタ(図1b)である。
図1aに示された2電極アレスタ1は、第1電極及び第2電極と、絶縁のためのセラミック体8とを有する。アレスタ1は、過電圧の際に電極2間の放電を可能にするための放電領域7を有する。過電圧の際は、放電領域7において、電極2同士の間の放電、特にアーク放電(Lichtbogenentladung)が生じる。放電領域7はガス、特に希ガス、で充填されている。
放電領域7はセラミック体8の内側面に(例えばグラファイトからなる)点火補助6が設けられており、アレスタ1が必要な場合に(beim Ansprechen des Ableiters 1)放電の確立を支援する。放電領域7には、さらに活性化材料5、例えばケイ酸塩又はアルカリ金属が配置されている。活性化材料5によってアークの形成が支援される。
図1bに示されるガス充填された3電極アレスタ1は、図1aのアレスタ1とは対照的に、第1電極3と、第2電極3と、中央電極4とを有し、これらはともに放電領域7を制限する。
遠距離通信用途におけるデータ配線の過電圧及び過電流に対する保護のために、しばしば、所謂リレー保護(Staffelschutz)が統合される(図2参照)。これは、複数の異なる保護素子/部品(アレスタ、ダイオード)が、1つの欠点を他の利点によって補償するために、デカップリングされて、相前後して接続されていることを意味する。図2には上部に、種々の電子部品の所で測定された電圧プロファイルが示され、図2下部には、リレー保護コンセプトのための電子部品を有する回路図10が示される。
リレー保護コンセプトにおいて、電子機器11を電圧サージ(Spannungsstoss)12から保護するために、アレスタ13、バリスタ15、サプレッサダイオード(Unterdrueckerdiode)16が使用される。個別の部品13,15,16のデカップリングのために、個別の部品13,15,16の間にそれぞれ1つのデカップラ、例えばコイル又は抵抗が、接続されており、従って遅いアレスタ13が早いバリスタ15又はさらに早いダイオード16より前に点火することができる。
データ配線領域では、通常、一次保護としてのガスアレスタと、二次保護としてのサプレッサダイオードとの組み合わせが使用される。図3は、イーサネットポート21(100Mbit、2つの心線対28を有する)に対する保護回路のための回路図20を示す。図示されているのは、イーサネットポート21とLANチップ22との間の、心線/導体29を介した接続である。
二次保護25(例えばダイオードのアレイ)は、トランス26を介して一次保護24からデカップリングされる。一次保護24は、ここで、トランス26のセンタータップに接続されているので、配線とアース27との間のデータ配線の過電圧はアレスタ23を介して短絡されることができる。残余のピーク(Etwaige Restspitzen)は、絞られてトランス26を通過するが、次に二次保護25によって吸収される。
この回路の欠点は、アレスタ23のうちの1つが点火すると、雷電流(Blitzstrom)の全体がトランスリアクトル(Tranformatordrossel)の一部を介してアースまで流れることである。その際、伝達される電圧は二次保護25の負荷容量を超えることができる。
この問題を解決するために、一次保護は、図4による回路図30が示すように、別の位置に統合されることもできる。心線/導体39を介したイーサネットポート31とLANチップ32との間の接続が図示されている。
過電圧の場合、雷電流はもはやトランスコイル36を介して流れなくなる。従って二次保護35は過負荷から保護されることができる。この回路は、個別の心線対38の導体39間の過電圧を個別のガスアレスタ33(一次保護34)を介して制限することができるということを、追加の利点として有する。
第1回路20との共通の欠点は、アレスタ33のうちの1つが点火すると、心線38間の高すぎる電位差が生じ得ることにある。通常このような負荷の場合、個別の心線/導体39が外部で抵抗と対称になっている(symmetriert)。アースへの4つの経路の内の1つ(導体39、ここではイーサネットポート31で符号1,2,3又は6によって図示されている)がまず点火する。同一のアレスタ33に接続されている導体39は、この3電極アレスタ33内の共通のガス空間に基づいて点火し、電圧差はμsの範囲で0V付近に制限される。
従来の過電圧保護素子は通常2つの接続部を有する(3電極アレスタの場合、最大3つの接続部)。そのため、これは最大2つの心線をアースに対して保護することができる。その際、1つの電極は接地されており、1つのさらなる電極はそれぞれ、導体対/心線対の各導体/各心線に設けられている。2つ以上の心線を有するデータ配線の場合、モジュールを破壊へと導き得る大きい電圧差が心線間又は心線対間に生じる。
図5及び図6は、モジュールを破壊へと導き得る、心線間又は心線対間の電圧差を効果的に回避する、2本以上の配線を有するデータ配線システムのためのガスアレスタを示す。
図5は、特に、5つの電極41,46を有する過電圧を逃がす(Ableiten)ためのデバイス40(ガスアレスタ40)を示す。ガスアレスタ40は、4つの導体又は心線を有するデータ伝送システム、例えば100Mbitイーサネット、のために構成されている。もちろん、ガスアレスタ40は5つより少ない電極、例えば4つの電極、又は、5つよりも多い電極、例えば7つ、8つ以上の電極を有することもできる。
ガスアレスタ40は4つの個別電極41を有する(図5の左側参照)。より少ない又はより多い電極を有するガスアレスタ40の場合、個別電極41の数は相応に適合される。従って、ガスアレスタ40は、3つの個別電極41、又は、4つ以上の個別電極41、例えば5つ、6つ以上の個別電極41を有することができる。個別電極41は例えば冷間押し出し成型(kaltfliessgepresst)される。個別電極41はCu又はFeNi42を含む。
個別電極41はピン形状又はシリンダー形状に形成されることができる。特に、本実施形態において、それぞれの個別電極41はピン形状の第1セクション41aを有する。それぞれの個別電極41の第2セクション41bは矩形又は正方形上のプレートとして形成されている。第2セクション41bは、それぞれの個別電極41の後壁(eine Rueckwand)とみなすことができる。両セクション41a,41bは有利には一体的に形成されている。
ガスアレスタ40はさらに、1つのアレスタ電極又は外部電極46を有する。アレスタ電極46は長細い形状を有する。アレスタ電極46は例えば矩形状に形成されている。アレスタ電極46は例えば銅(Cu)又は鉄‐ニッケル(FeNi42)を有する。
アレスタ電極46はコンタクト要素46a(図5の本実施形態では4つのピン)を有する。コンタクト要素46aの数は好ましくは個別電極41の数に相応する。コンタクト要素46aはアレスタ電極46の1つの表面(アレスタ電極46の第1又は内側正面)から突出している。完成したガスアレスタ40においてコンタクト要素46aは個別電極41に対向して配置される。
コンタクト要素46aは例えばピン形状又はシリンダー形状に形成されることができる。コンタクト要素46aの別の形状ももちろん考えられる。それぞれのコンタクト要素46aの成形(Formgebung)は、好ましくはそれぞれの個別電極41の第1セクション41aの成形に相応する。特に、本実施形態においてアレスタ電極46は個別電極のような成形を有するが、共通の後壁又は接続壁(アレスタ電極46の第2又は外側正面)を有する。
ガスアレスタ40はさらにセラミック体42を有する。セラミック体42は例えばAl2O3セラミックを含む。セラミック体42は個別電極41の少なくとも部分的な収容部として機能する。セラミック体42はさらに、アレスタ電極46、特にコンタクト要素46aの少なくとも部分的な収容部として機能する。
この目的のためにセラミック体42はチャンバ43を有する。チャンバ43の数は、個別電極41の数に相当する。チャンバ43の数は、コンタクト要素46aの数に相当する。この場合、ガスアレスタ40は従って4つのチャンバ43を有する。それぞれのチャンバ43はセラミック体42を完全に貫通する。特に、それぞれのチャンバ43は、セラミック体42を通る水平方向hにおける貫通孔を構成する。それぞれのチャンバ43は、セラミック体42の厚さ全体、又は、水平方向の広がりにわたって延在する。それぞれのチャンバ43はガス、特に希ガスで充填されている。
完成したガスアレスタ40において、それぞれの個別電極41の第1セクション41aは、それぞれのチャンバ43の一側から少なくとも部分的にチャンバ43内へ導入される。それぞれのコンタクト要素46は、それぞれのチャンバ43の、第1側に対向する第2側から、少なくとも部分的にチャンバ43内へ導入される。それぞれのコンタクト要素46a及びそれぞれの個別電極41は、このようにして、それぞれのチャンバ43内において対向して配置される。
個別チャンバ43は、それぞれ分離ウェブ44によって相互に隔てられている。分離ウェブはセラミック体42の一部である。特に分離ウェブ44はセラミック材料を有する。各分離ウェブ44は1つのスリット44を有する。スリット45は本実施形態において半円形に形成され、例えばフライス加工(eingefraest)されている。しかしながら、他の形態、例えば角形状のスリット45も考えられる。
スリット45はそれぞれの分離ウェブ44の水平方向の広がり(幅)にわたって完全に延在する。スリット45を介してチャンバ43は相互に連通している。個別のチャンバ43間におけるガス交換は分離ウェブ44内のスリット45によってさらに可能となる。このようにして、共通のガス空間又はガス放電領域が形成される。ガスアレスタ40の複数の経路のうちの1つが点火する場合(個別電極41とアレスタ電極46との間のアーク放電)に、この経路を介して、早い電荷キャリアが隣接するチャンバ43内に放出される。これによってガスアレスタ40の完全な放電が生じる。個別の心線又は心線対間の大きい電圧差はこのようにして防止されることができる。
セラミック体42はさらに、複数の個別電極41の絶縁として機能する。特に、セラミック体42を介して、複数の個別電極41間の伝導的接続の確立が阻止される。
セラミック体42は、金属化部を有する(図示せず)。金属化部は、セラミック体42の1つの表面上、少なくとも表面の部分上に配置される。特に、金属化部は、好ましくは、セラミック体42の第1外面42a(図5において隠れている左側面)及び第2外面42b(対向する図5における右側面)にわたって延在する。外面42a,42bは、この場合、セラミック体42の両端面(Die Stirnflaechen)を表す。外面42a,42b又は端面は、電極41,46に対向している。第1外面又は端面42aは、個別電極41に対向している。第2外面又は端面42bは、アレスタ電極に、特にアレスタ電極46の内側端面に対向している。
セラミック体42の端面42a,42bは、金属化されている。端面42a,42bはさらにニッケルメッキ(vernickelt)されている。第1端面42a上で、金属化部は、個別電極41間に導電性接続が生じないように施されている。例えば、金属化部は第1端面42a上で部分領域内にだけ配置されている。例えば、金属化部は、それぞれのチャンバ43の開口部に隣接する領域内にだけある。チャンバ43間の中間領域(分離ウェブ)は、少なくとも部分的に金属化部を有さない(frei von Metallisierung sein)ことができる。
それぞれの個別電極41の第2セクション41bの部分領域(第2セクション41bの内側端面)は、第1端面42a、特にその金属化部に当接する。個別電極41、特にそれぞれの個別電極41の第2セクション41bの部分領域は、第1端面42a上で、セラミック体42と、例えばAg72Cu28等の硬はんだを用いて、はんだ付けされている。
特に個別電極41とセラミック体42との間の気密接続が形成される。
さらに、アレスタ電極46はセラミック体42と、特に第2端面42bと、例えば硬はんだを用いて、はんだ付けされている。例えば、アレスタ電極46を付設する(Anfuegen)際及び金属化部との気密はんだ付けの際に、ガスアレスタ40は密閉される。
ガス放電領域において、セラミック体42の内側(それぞれのチャンバ43の内部領域)には、(例えばグラファイトからなる)点火補助47が設けられており、点火補助は、ガスアレスタ40が必要な場合に放電の確立を支援する。
ガス放電領域において、さらに活性化材料48、例えばケイ酸塩又はアルカリ金属が配置されている。活性化材料48によって、アークの形成が支援される。活性化材料48はそれぞれ個別電極41に形成されることができる。活性化材料48は、ぞれぞれの個別電極41の端部領域において形成されることができる。この端部領域は完成したガスアレスタ40のそれぞれのチャンバ43内に配置されている。端部領域は、チャンバ43内において、それぞれのコンタクト要素46aの端部領域に対向して配置されている。
図5に対して、図6には、過電圧を逃がすための、8つの個別電極又は心線電極51を有するデバイス50(ガスアレスタ50)の実施形態が示されている。ガスアレスタ50は、このようにして、8つの導体又は心線を有するデータ伝送システム用、例えばギガバイトイーサネット用に形成されている。もちろんガスアレスタ50は8つより少ない個別電極51、例えば6つの個別電極51、又は8つより多い個別電極51、例えば10個以上の個別電極を有することもできる。
図6によるガスアレスタ50は、図5に示されるガスアレスタ40のように、共通のアレスタ電極55を有する。アレスタ電極55は上面図において「H」形状を有する。個別電極51は、それぞれ両側から「H」の水平ウェブ向けて導かれる。
電極51,55間には共通のガス放電領域53が形成される。セラミック又はセラミック体52は個別電極51の電気的分離として機能する。「H」の2つの垂直ウェブはガス放電領域53を閉鎖し、それらの端部領域でセラミック体52に気密に接続されている。
セラミック52は例えばAlを含む。セラミック52及び電極51,55は、本実施形態において、角形状として実施されている。もちろん、セラミック52及び電極51,55のための他の形状、例えば、丸い形状等も考えられる。セラミック52はチャンバ又は貫通孔56を有する。チャンバ56はセラミック52を完全に貫通する。チャンバ56は個別電極51の少なくとも部分的な収容部として構成されている。チャンバ56は個別電極51を介して気密に封止される。好ましくは、個別電極51はチャンバ56の内壁とはんだ付けされる。このようにしてガス放電領域53が形成される。
ガス放電領域53において、セラミック52の内側には(例えばグラファイト製の)点火補助57が設けられており、点火補助はアレスタ50の必要の際に放電の構成を支援する。個別電極51とアレスタ電極55との間には、活性化材料54、例えばケイ酸塩又はアルカリ金属が配置されている。例えば活性化材料54は、それぞれの個別電極51の、アレスタ電極55の表面に対向する表面上に配置されている。
共通のガス放電領域53を有する複数の個別電極51の上述の配置によって、ガスアレスタ50の完全な点火が、1つの経路の点火の際に又は点火によって達成されることができる。個別の心線又は心線対間の電圧差はこのようにして低減され又は回避されることができる。図6によるガスアレスタ50は、さらに良好に積層されてはんだ付け接続(verschlussgeloetet)されることができる。
図5及び図6に図示された両ガスアレスタ40,50はさらに完全に自動化された表面実装(SMD)可能に構成されている。このような構成により、配線基板上のかなりの量のスペースが節約される。このようにして、非常に安価な配線基板を製造することができる。
本発明は、実施形態に基づく説明によって限定されない。むしろ本発明は、特徴又は組み合わせ自身が請求項又は実施形態に明示的に示されていなかったとしても、あらゆる新規な特徴及び特徴の各組合せ、特に複数の請求項内にある特徴からの各組合せを含む。
1 アレスタ
2 電極
3 外部電極
4 中央電極
5 活性化材料
6 点火補助
7 放電領域
8 セラミック体
10 回路図
11 電子機器
12 電圧サージ
13 アレスタ
14 デカップラ
15 バリスタ
16 サプレッサダイオード
20 回路図
21 イーサネットポート
22 LANチップ
23 アレスタ
24 一次保護
25 二次保護
26 トランス
27 アース
28 導体対/心線対
29 導体/心線
30 回路図
31 イーサネットポート
32 LANチップ
33 アレスタ
34 一次保護
35 二次保護
36 トランス
37 アース
38 導体対/心線対
39 導体/心線
40 デバイス
41 個別電極
41a 第1セクション
41b 第2セクション
42 セラミック体
42a 第1外面/第1端面
42b 第2外面/第2端面
43 チャンバ
44 分離ウェブ
45 スリット/ガス放電領域
46 アレスタ電極
46a コンタクト電極
47 点火補助
48 活性化材料
h 水平方向
50 デバイス
51 個別電極
52 セラミック/セラミック体
53 ガス放電領域
54 活性化材料
55 アレスタ電極
56 チャンバ
57 点火補助

Claims (13)

  1. データ配線システム用のガスアレスタであって、
    - セラミック体と、
    - データ配線に接続するための複数の個別電極であって、前記複数の個別電極はそれぞれピン形状又はシリンダー形状に形成されている第1セクションを有する、複数の個別電極と、
    - 前記複数の個別電極に共通のアレスタ電極であって、ピン形状又はシリンダー形状のコンタクト要素を有するアレスタ電極と、を備え、
    前記複数の個別電極の前記第1セクションは、前記セラミック体内部で前記コンタクト要素に対向して配置されており、
    前記複数の個別電極と前記アレスタ電極との間には共通のガス放電領域が形成されており
    前記セラミック体は複数のチャンバを有し、前記複数のチャンバの数は前記複数の個別電極の数に相応し、
    前記複数の個別電極は少なくとも部分的に前記チャンバ内に配置されている、
    ガスアレスタ。
  2. データ配線システム用のガスアレスタであって、
    - セラミック体と、
    - データ配線に接続するための複数の個別電極であって、前記複数の個別電極はそれぞれピン形状又はシリンダー形状に形成されている第1セクションを有する、複数の個別電極と、
    - 前記複数の個別電極に共通のアレスタ電極であって、ピン形状又はシリンダー形状のコンタクト要素を有するアレスタ電極と、を備え、
    前記複数の個別電極の前記第1セクションは、前記セラミック体内部で前記コンタクト要素に対向して配置されており、
    前記複数の個別電極と前記アレスタ電極との間には共通のガス放電領域が形成されており、
    前記個別電極の前記第1セクション及び前記アレスタ電極の前記コンタクト要素は、前記セラミック体のチャンバ内に配置されており、
    前記複数のチャンバは分離ウェブを介して相互に分離されており、前記分離ウェブ中のスリットを介して、前記複数のチャンバ間でガス交換が実現されるように相互に連通している、
    ガスアレスタ。
  3. 前記セラミック体は、前記個別電極の電気的分離のために形成されている、
    請求項1又は2記載のガスアレスタ。
  4. 前記チャンバは前記セラミック体を完全に貫通する、
    請求項1乃至3いずれか1項記載のガスアレスタ。
  5. 前記チャンバはガスで充填されている、
    請求項乃至いずれか1項記載のガスアレスタ。
  6. 前記アレスタ電極は、前記セラミック体と気密に接続されており、
    前記アレスタ電極を前記個別電極から電気的に分離する前記セラミック体は、少なくとも部分的に、前記アレスタ電極と前記個別電極との間に配置されている、
    請求項1乃至いずれか1項記載のガスアレスタ。
  7. 前記セラミック体は金属化部を有し、
    前記個別電極は前記金属化部上で前記セラミック体と気密に接続されている、
    請求項1乃至いずれか1項記載のガスアレスタ。
  8. 前記ガスアレスタは、少なくとも4つの個別電極を有する、
    請求項1乃至いずれか1項記載のガスアレスタ。
  9. 前記セラミック体及び/又は前記個別電極は矩形に形成されている、
    請求項1乃至いずれか1項記載のガスアレスタ。
  10. 前記セラミック体及び/又は前記個別電極はシリンダー形状に形成されている、
    請求項1乃至いずれか1項記載のガスアレスタ。
  11. 当該ガスアレスタは、2本以上の配線を有するデータ配線システムにおいて、複数の心線及び複数の心線対間の電圧差を防ぐように形成されている、
    請求項1乃至10いずれか1項記載のガスアレスタ。
  12. 当該ガスアレスタは、2本以上の配線を有するデータ配線システムのうちの複数の心線間又は心線対間の電圧差を防ぐように形成されている、
    請求項1乃至11いずれか1項記載のガスアレスタ。
  13. 前記ガスアレスタは、イーサネットポートの過電圧保護のために使用される、
    請求項12記載のガスアレスタ。
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