JP6827215B2 - 表示方法、プログラム及び表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、表示方法、プログラム及び表示システムに関し、より詳細には、施設における情報を表示部に表示する表示方法、プログラム及び表示システムに関する。
従来、機器による電力消費のためのデマンド制御を実行するためのシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、施設の利用者に不快感を与えることなく、効率的に消費電力(消費電力量)を削減するようにデマンド制御を行うデマンド制御システムが記載されている。
特開2009−240032号公報
施設の施主(建主)または施設の工事を請け負った工事店の担当者等は、デマンド制御システムに対して予め設定したデマンド制御(消費電力量に影響を及ぼす制御)がデマンド時限(所定期間)において正常に実行され、デマンド制御を実行したことによる効果を確認することが、現状できない。
そこで、本発明は上記事由に鑑みてなされており、所定期間での消費電力に影響を及ぼす制御が実行されたことと、その効果とを確認することができる表示方法、プログラム及び表示システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る表示方法は、表示部を有する情報端末に情報を表示する。前記表示方法は、電力情報と、制御情報とを、前記表示部に表示する表示ステップを、含む。前記電力情報は、施設における所定期間での消費電力量に関する情報である。前記制御情報は、前記所定期間での前記消費電力量に影響を及ぼす制御に関する情報であって前記制御を行ったタイミングに関するタイミング情報を含む。前記表示ステップでは、さらに、前記制御の内容を変更する画面に遷移するための情報を含む遷移情報を、前記表示部に表示する。
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、上述した表示方法を、実行させるためのプログラムである。
本発明の一態様に係る表示システムは、表示部を有する情報端末に情報を表示する。前記表示システムは、電力情報と、制御情報とを、前記表示部に表示する表示制御部を、備える。前記電力情報は、施設における所定期間での消費電力量についての情報である。前記制御情報は、前記所定期間での前記消費電力量に影響を及ぼす制御についての情報であって前記制御を行ったタイミングに関するタイミング情報を含む。前記表示制御部は、さらに、前記制御の内容を変更する画面に遷移するための情報を含む遷移情報を、前記表示部に表示する。
本発明によると、所定期間での消費電力に影響を及ぼす制御が実行されたことと、その効果とを確認することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る表示システムの構成を示すブロック図である。 図2は、同上の表示システムを含むシステムの構成図である。 図3は、同上の表示システムが表示する情報表示画面の一例を示す図である。 図4は、同上の表示システムが表示する情報表示画面の変形例を示す図である。 図5は、同上の表示システムが表示するリアルタイムの制御情報、平均消費電力を表示する場合の情報表示画面を示す図である。
以下に説明する実施形態及び変形例は、本発明の一例に過ぎず、本発明は、実施形態及び変形例に限定されない。この実施形態及び変形例以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(実施形態)
本実施形態に係る表示方法、プログラム及び表示システムについて説明する。
(1)全体概要
本実施形態では、施設における所定期間での消費電力量に関する電力情報と、消費電力量に影響を及ぼす制御に関する制御情報とを表示する機能を、基本的な機能として有する表示システムについて説明する。なお、制御情報には、制御を行ったタイミングに関するタイミング情報を含んでいる。
本実施形態においては、コンピュータシステムが備える表示システム10は、図1、図2に示すように、情報端末3に表示するコンテンツを作成するサーバ1にて構成される。ここでいう「施設」は、電力の供給を受けるオフィスビル、商業施設、病院、福祉施設、ホテル又は工場等の非住宅の施設を意味している。「施設」は、電力会社等の電気事業者から電力の供給を受ける施設だけでなく、太陽光発電設備等の発電設備から電力の供給を受ける施設も含む。施設は、ビル等の非住宅用の建物に限らず、集合住宅、又は戸建住宅等であってもよい。
サーバ1は、図2に示すように、施設5に設けられたコントローラ21にネットワーク4を介して接続される。また、サーバ1は、図2に示すように、表示部31を備える情報端末3にネットワーク4を介して接続される。
施設5には、複数の機器50が設けられている。複数の機器50は、例えば照明器具50a〜50c、空調機器50d〜50e等である。複数の機器50は、コントローラ21と通信可能である複数の入出力装置(I/O装置)25と、一対一に通信可能である。
コントローラ21とI/O装置25の各々との間の通信方式、及びI/O装置25と機器50との間の通信方式は、例えば、RS232C、RS485等の有線通信である。なお、コントローラ21とI/O装置25の各々との間の通信方式、及びI/O装置25と機器50との間の通信方式は、Wi−Fi(登録商標)あるいは免許を必要としない小電力無線(特定小電力無線)等の無線通信であってもよい。この種の小電力無線については、用途等に応じて使用する周波数帯域や空中線電力などの仕様が各国で規定されている。日本国においては、920MHz帯又は420MHz帯の電波を使用する小電力無線が規定されている。
コントローラ21は、主な機能として、施設5の最大需要電力の増加を抑制するためのデマンド制御機能を有している。ここでいう「最大需要電力」は、受電点デマンド電力、又はデマンド値とも呼ばれており、所定(例えば、30分毎)のデマンド時限における平均消費電力(消費電力の平均値)のうち、各月(1ヶ月間)において最大となる値である。そして、過去1年間の最大需要電力のうちで最大となる値は「契約電力」と呼ばれ、この契約電力に基づいて需要家(施設5の管理者、又は使用者)が電力会社等の電気事業者に支払う電気料金が決まる制度がある。このような制度のもとでは、コントローラ21が施設5の最大需要電力を抑制することは、電気料金の抑制につながる。要するに、コントローラ21は、デマンド制御機能により、施設5でのデマンド時限における平均消費電力の増加を抑制し、「最大需要電力」を現在の契約電力以下に抑えて、電気料金の上昇を抑制可能である。平均消費電力の増加の抑制は、基本的には、施設5の複数の機器50のうち少なくとも1つの機器50(図2参照)を制御することで実現される。
ここにおいて、最大需要電力はデマンド時限における平均消費電力の1ヶ月間の最大値であるが、デマンド時限における平均消費電力は、デマンド時限における消費電力量(消費電力の時間積分値)に定数(所定の係数)を掛けることにより表される。例えば、デマンド時限が30分間である場合には、デマンド時限の消費電力量であるx〔kWh〕を2倍することで1時間の消費電力量である2x〔kWh〕が得られる。このときのデマンド時限における平均消費電力は、デマンド時限における消費電力量に定数(ここでは「2」)を掛けた値、つまり2x〔kW〕となる。したがって、デマンド制御において、デマンド時限における消費電力量を、ある目標値(デマンド目標値)以下に抑制することは、デマンド時限における平均消費電力を、ある電力目標値(デマンド目標値の2倍)以下に抑制することと等価である。そこで、コントローラ21は、デマンド制御として、デマンド時限の消費電力量がデマンド目標値を超えないように施設5の機器50を制御することにより、デマンド時限の平均消費電力の増加を抑制する。
コントローラ21は、電流センサ22で計測された電流の値を基に施設5のデマンド時限における平均消費電力を求め、サーバ1へ送信する。コントローラ21は、デマンド制御を行うと、デマンド制御に関する制御情報を、サーバ1へ送信する。
複数のI/O装置25のそれぞれは、接続された機器50に対する制御コマンドをコントローラ21から受け取ると、受け取った制御コマンドに従って機器50を制御する。例えば、I/O装置25は、制御コマンドに応じて、機器50の電源のオン、オフを制御する。I/O装置25は、機器50が接続された接点出力を備えている。コントローラ21が、I/O装置25に対して接点出力のオン、オフを指示することで、機器50のオン、オフを制御する。
また、I/O装置25は、制御対象が照明器具50a〜50cのうち少なくとも1つの照明器具である場合、制御コマンドに応じて照明器具の調光を制御する(例えば、照明を暗くするよう制御する)。また、I/O装置25は、制御対象が空調機器50d〜50eのうち少なくとも1つの空調機器である場合、制御コマンドに応じて空調機器の設定温度、及び風量のうち少なくとも1つを制御する。
情報端末3は、表示システム10(サーバ1)で出力された情報(コンテンツ)を表示部31に表示する。これにより、情報端末3は、表示システム10で作成された情報(コンテンツ)を、情報端末3の所有者に対して提示することが可能となる。ここで、所有者は、例えば、施設5の工事を依頼した施主(建主)または工事を請け負った工事店の担当者等である。
(2)構成
次に、本実施形態に係る表示システム10、計測システム20及び情報端末3の構成について説明する。
(2.1)計測システム
まず、本実施形態の計測システム20の構成について説明する。
計測システム20は、図2に示すように、コントローラ21と、電流センサ22とを備えている。
コントローラ21は、電流センサ22に電気的に接続されている。電流センサ22は、受変電設備61の一次側に設けられ、幹線を流れる電流の値を計測する。また、コントローラ21は、施設5に設けられた複数の分岐回路に流れる電流の値をそれぞれ計測する。ここでいう「分岐回路」は、受変電設備61及び複数の分岐ブレーカ62にて幹線から分岐された各回路を意味する。分岐回路には、分岐ブレーカ62に接続される配線、照明器具や調理家電等の機器50、コンセント(アウトレット)、壁スイッチ等を含んでいる。
コントローラ21は、電気的に接続された電流センサ22の出力を用いて、施設5における消費電力と消費電力量との少なくとも一方を計測する。コントローラ21は、計測された計測値(実測値)を、施設5に設けられたルータ7を介してサーバ1へ送信する。
つまり、実測値は、瞬時電力を表す消費電力であってもよいし、あるいは一定時間における電力の消費量(使用量)を表す消費電力量であってもよい。また、実測値は、消費電力と消費電力量との両方であってもよい。本実施形態では一例として、実測値は、消費電力を一定時間(例えば正時から30分間隔)で積算した消費電力量に定数を乗算した値(平均消費電力)である。
コントローラ21は、実測値を基に、複数の機器50のうち少なくとも1つの機器50に対してデマンド制御を行う。
以下、デマンド制御について説明する。
コントローラ21は、デマンド時限における消費電力量から求めた平均消費電力に基づいて、当該デマンド時限の終了までに平均消費電力が電力目標値を超える可能性があるか否かを判断する。可能性があると判断する場合には、コントローラ21は、予め設定されたデマンド制御の設定内容に従って、機器50を制御する。
設定内容には、制御方式と切替方式とが含まれている。
制御方式には、優先方式及びサイクリック方式がある。設定内容に含まれる制御方法には、優先方式及びサイクリック方式のうちいずれかが設定される。優先方式は、予め設定されている複数の制御内容(制御パターン)のそれぞれに優先順位が割り当てられており、優先順位に従って機器50を制御する方式である。サイクリック方式は、複数の制御パターンのうちある時点までに用いられなかった1つ以上の制御パターンが次回の制御に用いられるように繰り越される方式である。利用可能なすべての制御パターンが用いられると、次回の制御においては、利用可能なすべての制御パターンが利用対象となる。
切替方式は、順次切替方式及び容量切替方式のいずれかを含んでいる。順次切替方式は、複数の制御パターンについて制御パターンを順次切り替えて機器50を制御、つまり平均消費電力を制御する方式である。容量切替方式は、複数の制御パターンのうちデマンド時限の終了までに平均消費電力が電力目標値を超えないような1つの制御パターン、又は2つ以上の制御パターンの組み合わせで機器50を制御、つまり平均消費電力を制御する方式である。
本実施形態では、コントローラ21は、9つの制御パターン(第1パターン〜第9パターン)を予め記憶している。第1パターン〜第7パターンの各々には、制御対象となる機器50と、当該機器50に対して平均消費電力が小さくなるように制御することを表す情報とが含まれている。第8パターンには、第1パターン〜第7パターンのすべてを実行することを表す情報が含まれている。第9パターンには、デマンド制御を解除することを表す情報、つまりデマンド制御されたすべての機器50の平均消費電力が大きくなるように制御することを表す情報が含まれている。
コントローラ21は、デマンド時限における実測値(平均消費電力)に関する電力情報と、デマンド制御に関する制御情報と、第1情報及び第2情報とを、ネットワーク4を介してサーバ1へ送信する。電力情報は、デマンド時限における実測値(平均消費電力)を少なくとも含んでいる。制御情報は、デマンド制御に用いた制御パターン(制御内容)、デマンド制御を行ったタイミングである制御時刻(タイミング情報)、及びデマンド制御時に設定されている設定内容(制御方式及び切替方式)を含んでいる。第1情報は、デマンド時限における目標電力(目標値)に関する情報である。第2情報は、デマンド時限において目標電力を超えるか否かの判断基準となる基準電力を求めるための情報であり、デマンド時限における平均消費電力の最小値(ここでは、値“0”)と、後述する第2境界値とを含む。
(2.2)表示システム
次に、本実施形態の表示システム10の構成について説明する。
表示システム10は、上述したように、本実施形態ではサーバ1にて構成されている。サーバ1は、情報端末3及びコントローラ21にネットワーク4を介して接続される。
サーバ1は、図1に示すように、記憶部11と、処理部12と、通信部13とを備える。サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)及びメモリを有している。CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、処理部12の機能を実現する。プログラムは、ここではインターネット等の電気通信回線を通じて、あるいはメモリカード等の記録媒体に記録されて提供されるが、コンピュータのメモリに予め記録されていてもよい。
記憶部11は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、またはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等から選択されるデバイスで構成される。記憶部11は、計測システム20から取得した施設5における実測値(デマンド時限における平均消費電力)の情報、及び制御情報を記憶する。
処理部12は、図1に示すように、取得部14及び表示制御部15を有している。
取得部14は、計測システム20(コントローラ21)で計測された実測値(デマンド時限における平均消費電力)をコントローラ21から取得して、実測値に計測された時刻を対応付けて記憶部11に記憶する。取得部14は、コントローラ21が複数の機器50のうち少なくとも1つの機器50に対して行った制御に関する制御情報をコントローラ21から取得して、制御情報に制御が行われた時刻を対応付けて記憶部11に記憶する。取得部14は、第1情報及び第2情報をコントローラ21から取得して、記憶部11に記憶する。
表示制御部15は、情報端末3からの要求に応じた画面を作成し、情報端末3の表示部31に表示する。表示制御部15は、記憶部11で記憶されている施設5における所定期間での消費電力量、当該期間における制御情報、第1情報及び第2情報を基に、表示部31に表示する画面(コンテンツ)を作成し、表示部31に表示する。具体的には、表示制御部15は、作成した画面を情報端末3に送信し、表示部31に表示させる。
通信部13は、ネットワーク4に接続されることで、サーバ1と情報端末3との間、及びサーバ1とコントローラ21との間の通信を可能にする。
(2.3)情報端末
次に、本実施形態の情報端末3の構成について説明する。
情報端末3は、一例として表示部31を備えるタブレット端末である。情報端末3は、図1に示すように、表示部31の他、処理部32と、通信部33と、入力部34と、記憶部35とを備える。情報端末3は、CPU及びメモリを有しており、CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータを処理部32として機能させる。プログラムは、ここではインターネット等の電気通信回線を通じて、あるいはメモリカード等の記録媒体に記録されて提供されるが、コンピュータのメモリに予め記録されていてもよい。
表示部31は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(electroluminescence)ディスプレイのような薄型のディスプレイ装置である。
処理部32は、表示部31を制御することにより、表示制御部15で作成された画面を表示部31に表示する機能を持つ。つまり、情報端末3は、専用のアプリケーションソフトをインストールし、このアプリケーションソフトを起動することにより、表示部31を制御するための処理部32としての機能を実現する。
通信部33は、ネットワーク4に接続されることで、情報端末3とサーバ1(表示システム10)との間の通信を可能にする。ここでは、情報端末3はタブレット端末であり、通信部33は、通信事業者が提供する携帯電話網(キャリア網)を介して、例えばインターネットからなるネットワーク4に接続される。携帯電話網には、例えば3G(第3世代)回線、LTE(Long Term Evolution)回線等がある。なお、通信部33は、公衆無線LAN(Local Area Network)を介してネットワーク4に接続されてもよい。
入力部34は、情報端末3の所有者の操作を受け付ける機能を有している。本実施形態では、情報端末3はタッチパネルディスプレイを搭載したタブレット端末であり、タッチパネルディスプレイが表示部31及び入力部34として機能する。そのため、以下の説明では、表示部31に表示される画面上のボタンに対する種々のタッチ操作を、「タップ」等と表現する。ただし、入力部34は、タッチパネルディスプレイに限らず、例えばキーボードやポインティングデバイス、メカニカルなスイッチ等であってもよい。
記憶部35は、例えばフラッシュメモリ等の電気的に書換可能な不揮発性の半導体メモリで構成される。
情報端末3は、上記構成によりサーバ1で作成された画面(コンテンツ)を表示することができる。
なお、情報端末3がタブレット端末で構成されることは一例である。情報端末3は、携帯電話機、スマートフォン、パーソナルコンピュータ等で構成されてもよい。
(3)動作
以下、本実施形態に係る表示システム10の動作について説明する。
まず、電力情報と制御情報とを表示部31に表示する場合の表示システム10の動作について説明する。
本実施形態に係るプログラムは、情報端末3の表示部31に、施設5における所定期間での消費電力量に関する電力情報と、消費電力量に影響を及ぼす制御に関する制御情報と、第1電力及び第2電力とを表示するためのプログラムである。つまり、本実施形態に係るプログラムは、サーバ1のコンピュータを、取得部14及び表示制御部15として機能させるためのプログラムである。
取得部14は、計測システム20(コントローラ21)で計測された実測値をコントローラ21から取得して、実測値に計測した時刻を対応付けて記憶部11に記憶する。取得部14は、コントローラ21が複数の機器50のうち少なくとも1つの機器50に対して行った制御に関する制御情報を取得して、制御情報に制御が行われた時刻を対応付けて記憶部11に記憶する。取得部14は、第1情報及び第2情報をコントローラ21から取得して、記憶部11に記憶する。
表示制御部15は、記憶部11で記憶している実測値(デマンド時限における平均消費電力)と制御情報と、第1情報及び第2情報とを用いて、デマンド時限における消費電力量に関する電力情報と制御情報と、目標電力及び基準電力とを含む画面を作成する。表示制御部15は、作成した画面を表示部31に表示する。
(4)画面
ここでは、表示部31で表示する画面について説明する。
表示部31は、サーバ1で作成させた画面であってデマンド時限における消費電力量に関する電力情報と制御情報とを含む画面(情報表示画面100)を表示する。
本実施形態の情報表示画面100は、図3に示すように、画面情報表示領域101、グラフ表示領域102、リンク情報表示領域103、デマンド電力表示領域104、制御情報表示領域105及び出力指示表示領域106を含む。なお、図3の参照符号及び領域を囲む一点鎖線は、説明のために記載しているのみであり、実際の画面には表示されない。
画面情報表示領域101は、図3に示すように、第1ボタン表示領域110、デマンド期間表示領域111及び第2ボタン表示領域112を含んでいる。
第1ボタン表示領域110には、戻るボタンが表示される。戻るボタンがタップされると、情報表示画面100から情報表示画面100が表示される前の他の画面へと画面が遷移される。
デマンド期間表示領域111には、グラフ表示領域102で表示される実測値(デマンド時限における平均消費電力)が計測された期間(デマンド時限)が表示される。図3では、デマンド時限として“2015年11月8日(日)13:30〜14:00”がデマンド期間表示領域111に表示される。
第2ボタン表示領域112には、拡大ボタンが表示される。拡大ボタンがタップされると、グラフ表示領域102で表示されるグラフが拡大されて表示される。
グラフ表示領域102は、第1表示領域120及び第2表示領域130を含んでいる。
第1表示領域120には、2軸のうち一方の軸をデマンド時限とし、他方の軸を施設5での平均消費電力(電力)とするグラフが表示される。具体的には、第1表示領域120には、デマンド時限において計測された実測値を表す実線であるグラフG1、デマンド時限における目標電力を表す目標ラインG2及びデマンド時限における基準電力を表す実線であるグラフG3が表示される。目標ラインG2は、デマンド時限において設定された目標電力(目標値)であるので、時間経過に関係なく一定である。グラフG3は、デマンド時限において目標電力を超えるか否かの判断基準となるグラフである。本実施形態では、グラフG3は、期間経過とともに単純増加するグラフであり、デマンド時限の開始時点から終了時点までの間で電力の最小値“0”から後述する第2境界値までを結ぶ直線である。
第1表示領域120には、デマンド時限において機器50に対する制御が実行されたタイミングを表すタイミング情報が表示される。タイミング情報は、機器50に対する制御が実行された時刻(制御時刻)を開始点として電力を表す軸と平行な直線(ここでは、破線)で表される。例えば、図3では、破線で表された制御時刻ラインC1〜C4がデマンド時限において機器50に対する制御が実行されたタイミングを表すタイミング情報である。
さらに、第1表示領域120には、グラフG1、目標ラインG2及びグラフG3が表示されるエリア内において、目標値超過エリア121、遮断警報エリア122、注意警報エリア123及び警報なしエリア124を識別できるように色分けされている。目標値超過エリア121は、目標電力を超えるエリアを表す。遮断警報エリア122は、目標電力から目標電力に所定の第1値(ここでは、95%)を乗じた値(第1境界値)までのエリアを表す。注意警報エリア123は、第1境界値から目標電力に所定の第2値(ここでは、90%)を乗じた値(第2境界値)までのエリアを表す。警報なしエリア124は、第2境界値以下のエリアを表す。
コントローラ21は、デマンド時限で施設5の平均消費電力を計測中において、計測結果(計測された平均消費電力)からデマンド時限の終了時点での平均消費電力を予測する。コントローラ21は、予測した平均消費電力(見込電力)が第2境界を越えた場合には、上述した第1パターン〜第7パターンのいずれかの制御パターンを、予め設定されたデマンド制御の設定内容に応じて実行する。コントローラ21は、予測した平均消費電力(見込電力)が第1境界を越えた場合には、上述した第8制御パターンを実行する。コントローラ21は、予測した平均消費電力(見込電力)が目標電力を超えた場合には、現在の電力の使用状況では目標値を超過することを表す警告をユーザに報知する。例えば、コントローラ21は、警告を情報端末3に表示する。
つまり、注意警報エリア123は、予め設定されたデマンド制御の設定内容に応じた制御が行われる場合の見込電力の範囲を表す。遮断警報エリア122は、第8パターンによる制御が行われる場合の見込電力の範囲を表す。目標値超過エリア121は、デマンド制御を行っても平均消費電力が目標電力を超過する、つまりデマンド制御で平均消費電力の目標値以下とすることが不可能となる見込電力の範囲を表す。
第2表示領域130は、エリア凡例領域131及びグラフ凡例領域132を含んでいる。エリア凡例領域131には、上述した4つのエリアを区別するための情報が表示される。エリア凡例領域131は、値表示領域133〜135を有している。値表示領域133には、目標電力が表示される。値表示領域134には、目標電力に乗ずる第1値(ここでは、95%)と、第1境界値とが表示される。値表示領域135には、目標電力に乗ずる第2値(ここでは、90%)と、第2境界値とが表示される。グラフ凡例領域132には、上述したグラフG1、目標ラインG2及びグラフG3を区別するための情報が表示される。
リンク情報表示領域103には、他画面に遷移するための情報が表示される。例えば、リンク情報表示領域103には、複数のリンクボタンが表示される。リンクボタンをタップすることで、デマンド期間表示領域111の日付時刻におけるリンク先の画面(グラフ等の画面)が表示される。
デマンド電力表示領域104では、デマンド期間表示領域111で表示されたデマンド時限で計測されたデマンド電力(デマンド時限における平均消費電力)が表示される。
制御情報表示領域105は、設定情報表示領域140及び制御内容表示領域141を含んでいる。
設定情報表示領域140は、制御方式表示領域142及び切替方式表示領域143を含んでいる。制御方式表示領域142には、優先方式及びサイクリック方式のうち、デマンド時限において行われた制御方式を表す情報が表示される。図3では、デマンド期間表示領域111で表示されたデマンド時限では制御方式として優先方式が採用されていたので、制御方式表示領域142には、優先方式を表す“優先”が表示されている。切替方式表示領域143には、順次切替方式及び容量切替方式のうち、デマンド時限において行われた切替方式を表す情報が表示される。図3では、デマンド期間表示領域111で表示されたデマンド時限では切替方式として順次切替方式が採用されていたので、切替方式表示領域143には、順次切替方式を表す“順次切替”が表示されている。
制御内容表示領域141には、デマンド時限において行われた機器50に対する制御についての内容が表示される。具体的には、制御内容表示領域141には、制御番号、制御時刻及び制御パターンの組を表示する。制御番号は、デマンド時限において行われた機器50の制御の順序を表す。制御時刻は、デマンド時限において機器50の制御が行われた時刻を表す。制御パターンは、第1パターン〜第9パターンのうちデマンド時限において行われた制御パターンを表す。ここで、第1表示領域120のデマンド時限を表す軸(時間軸)上において、制御時刻で表される時刻と同一時刻にタイミング情報が表示されている。例えば、図3では、第1表示領域120のデマンド時限を表す軸(時間軸)上において、第1パターンが実行された制御時刻“13:42”と同一時刻にタイミング情報として制御時刻ラインC1が、表示されている。第1表示領域120の時間軸上において、第2パターン〜第4パターンが実行された制御時刻“13:44”,“13:48”,“13:53”の各々と同一時刻にタイミング情報として制御時刻ラインC2、C3,C4が、表示されている。
出力指示表示領域106では、デマンド時限における1分ごとの平均消費電力を表す情報及びデマンド時限における制御情報をダウンロードするための指示を行うボタン150が表示されている。ボタン150がタップされると、デマンド期間表示領域111で表示されたデマンド時限における1分ごとの平均消費電力を表す情報及びデマンド時限における制御情報が情報端末3にダウンロードされる。
(5)画面の変形例
ここで、情報表示画面100の変形例である情報表示画面100aについて説明する。情報表示画面100では、制御に関する情報としてタイミング情報(グラフ)のみを第1表示領域120に表示している。変形例の情報表示画面100aでは、制御に関する情報としてタイミング情報(グラフ)と、制御が行われた制御パターンについての情報とが、第1表示領域120に表示される。
図4に、変形例の情報表示画面100aの一例を示す。変形例の情報表示画面100aでは、タイミング情報に対応付けられた吹き出し領域が含まれる。図4では、タイミング情報(制御時刻ラインC1〜C4)に対して吹き出し領域B1〜B4が、それぞれ対応付けられている。吹き出し領域B1では、制御時刻ラインC1に対応する制御時刻(13:42)に実行された制御パターン(第1パターン)が表示される。吹き出し領域B2〜B4では、制御時刻ラインC1〜C4に対応する制御時刻(13:44,13:48,13:53)に実行された制御パターン(第2パターン〜第4パターン)が表示される。
なお、吹き出し領域には、実行された制御パターンの他、制御パターンが実行された時刻(制御時刻)が表示されてもよい。また、情報表示画面100aにおいて、制御内容表示領域141は必須でない。
また、情報表示画面100において、タイミング情報を表すグラフをタッチ、又はカーソルを合わせたときに、当該タイミング情報に対する詳細な情報を吹き出し領域に表示してもよい。例えば、制御時刻ラインC1をタッチ、又はカーソルが合わされた場合には、実行された制御パターン(第1パターン)が制御時刻ラインC1に対応する吹き出し領域に表示される。
(6)変形例
以下に、変形例について列記する。なお、以下に説明する変形例は、上記実施形態及び画面の変形例と適宜組み合わせて適用可能である。
上記実施形態では、デマンド時限と平均消費電力との関係をグラフで表示する構成としたが、この構成に限定されない。情報表示画面100において、デマンド時限と平均消費電力量との関係がグラフで表示されてもよい。上述したように、デマンド時限における平均消費電力はデマンド時限における消費電力量に定数を掛けた値であるから、図3,4の第1表示領域120における電力を表す軸を、平均消費電力量に読み替えても図3,4で表すグラフG1と同様のグラフになる。
上記実施形態では、情報表示画面100は、電力情報及び制御情報の他、目標電力及び基準電力を表示対象として含む構成としたが、この構成に限定されない。情報表示画面100は、少なくとも電力情報及び制御情報を表示対象として含んでいればよい。
上記実施形態では、表示システム10(サーバ1)は、デマンド制御に関する情報を表示部31に表示させる構成としたが、この構成に限定されない。表示システム10(サーバ1)は、施設5における所定期間での消費電力量に関する電力情報と、所定期間での消費電力量に影響を及ぼす制御に関する制御情報を表示部31に表示させる構成であればよい。なお、制御情報には、制御を行ったタイミングに関するタイミング情報が含まれることが好ましい。
上記実施形態では、コントローラ21は、電流センサ22で計測された電流の値、つまり受変電設備61に入力される電流の値をもとに、平均消費電力を計測する構成としたが、この構成に限定されない。コントローラ21は、分岐回路に流れる電流の値を計測し、その値から当該分岐回路でのデマンド電力(平均消費電力)を求めてもよい。この場合、情報表示画面100では、分岐回路における平均消費電力であること表す情報が表示されることが好ましい。
上記実施形態において、タイミング情報は、実行された制御パターンに応じて色分けされて表示されてもよい。
上記実施形態において、情報表示画面100は、デマンド時限において実行された制御パターンの詳細を表示する画面に遷移するボタン(第1遷移ボタン)を含んでもよい。この場合、第1遷移ボタンは、リンク情報表示領域103に表示されてもよい。または、制御内容表示領域141で表示される制御番号、制御時刻及び制御パターンの組のうち制御パターンに、第1遷移ボタンとしての機能を設けてもよい。例えば、図3において、制御内容表示領域141で表示されている制御パターン“第1パターン”がタップされると、第1パターンの詳細な制御内容が表示される画面に遷移する。
上記実施形態において、情報表示画面100は、制御パターンで設定された制御内容を変更する画面に遷移するボタン(第2遷移ボタン)を含んでもよい。この場合、第2遷移ボタンは、リンク情報表示領域103に表示されてもよい。または、制御内容表示領域141で表示される制御番号、制御時刻及び制御パターンの組のうち制御パターンに、第2遷移ボタンとしての機能を設けてもよい。例えば、図3において、制御内容表示領域141で表示されている制御パターン“第1パターン”がタップされると、第1パターンの制御内容を変更する画面に遷移する。
また、制御内容表示領域141で表示される制御番号、制御時刻及び制御パターンの組のうち制御パターンに、第1遷移ボタン及び第2遷移ボタンの双方の機能を備えてもよい。この場合、制御パターンがタップされると、制御の詳細画面に遷移するか、制御の変更画面に遷移するかのメニュー画面が表示される。その後、いずれかを選択することでユーザが所望する画面に遷移する。
上記実施形態では、施設5は、1つのコントローラ21を設けている構成としたが、この構成に限定されない。施設5は、複数のコントローラ21を設けてもよい。この場合、情報表示画面100は、複数のコントローラ21のうち1つのコントローラ21の制御情報を表示、つまり1つのコントローラ21のタイミング情報、制御方式、切替方式、制御の内容(制御時刻、制御パターン等)を含む。または、情報表示画面100は、複数のコントローラ21すべての制御情報を含んでもよい。複数のコントローラ21すべての制御情報が表示される場合には、表示部31は、コントローラ21の各々に応じたタイミング情報を色分けして表示することが好ましい。
上記実施形態において、情報表示画面100では、過去のデマンド時限における制御情報、平均消費電力を表示する構成としたが、この構成に限定されない。情報表示画面100はリアルタイムの制御情報、平均消費電力を表示してもよい。この場合、制御内容表示領域141には、現時点で制御されている制御パターンのみを含んでもよいし、現時点を含むデマンド時限において、実行された制御パターンすべてを含んでもよい。つまり、制御内容表示領域141には、現時点を含むデマンド時限において、当該デマンド時限で実行された少なくとも1つの制御パターンを含んでいればよい。
ここで、情報表示画面100が、リアルタイムの制御情報、平均消費電力を表示する場合の情報表示画面100bの一例を図5に示す。図5では、現時点の時刻が13:42である場合での表示の一例を示す。この場合、グラフ表示領域102の第1表示領域120では、13:00〜13:42までの時間帯では、当該時間帯での実測値を表す実線であるグラフG11が表示される。第1表示領域120では、13:42〜13:00までは、上述した見込電力を表す破線であるグラフG12が表示される。第2表示領域130のグラフ凡例領域132には、グラフG11、グラグG12、目標ラインG2及びグラフG3を区別するための情報が表示される。また、デマンド電力表示領域104では、現時刻でのデマンド電力(平均消費電力)が表示される。ここでは、デマンド電力表示領域104では、時刻13:42でのデマンド電力(160kW)が表示されている。図5の例では、デマンド時限の終了時点(14:00)で見込電力が上述した第2境界値を超えている。そのため、時刻13:42の時点でデマンド制御(例えば、第1パターンによる制御)が行われる。時刻14:00以降に、デマンド時限(2015年11月8日 13:30〜14:00)における制御情報、平均消費電力を表示する場合には、13:42の時点で制御時刻ライン(例えば、図3に示す制御時刻ラインC1)が表示されることとなる。なお、図5の例では、現時点の時刻13:42に行われたデマンド制御(第1パターン)についての制御時刻ラインC1が表示されていない。しかしながら、現時刻13:42で行われたデマンド制御(ここでは、第1パターン)についての制御時刻ラインC1が表示されてもよい。
上記実施形態では、コントローラ21は、見込電力が第2境界値を超えた場合にデマンド制御として、第1パターン〜第7パターンのいずれかを行う、つまりデマンド制御を開始する構成としたが、この構成に限定されない。コントローラ21は、見込電力が第1境界値を超えた場合にデマンド制御を開始してもよい。この場合、コントローラ21は、見込電力が第1境界値を超えた場合にはユーザに平均消費電力が目標電力を超過する可能性があることを表す警告を行う。コントローラ21は、見込電力が目標電力を超えた場合に第8パターンを実行してもよい。これにより、コントローラ21は、平均消費電力のうち目標電力を超える超過分を最小限に抑えることができる。
上記実施形態において、コントローラ21は、計測値(平均消費電力)が上述した第2境界値を超えた場合に、第1パターン〜第7パターンのいずれかの制御パターンによる機器50の制御を開始してもよい。上記実施形態において、コントローラ21は、計測値(平均消費電力)が上述した第1境界値を超えた場合には、強制的に第8パターンを実行してもよい。
さらに、コンピュータシステムである表示システム10は、1または複数のコンピュータで構成されるシステムであってもよい。つまり、表示システム10がサーバ1で構成されることは必須ではない。例えば、表示システム10は、サーバ1、1つ以上のコントローラ21、情報端末3のうち少なくとも1つの装置によって構成されてもよい。また、表示システム10の少なくとも一部の機能は、例えばクラウド(クラウドコンピューティング)によって実現されてもよい。また、サーバ1、1つ以上のコントローラ21及び情報端末3の各々の機能は分散されて設けられていてもよい。
例えば、コントローラ21は、情報表示画面100を生成し、表示部31に表示してもよい。
または、コントローラ21が機器50を制御する代わりに、サーバ1が機器50を制御してもよい。この場合、情報表示画面100の作成は、サーバ1及びコントローラ21のいずれで行ってもよい。
上記実施形態において、複数のI/O装置25は、複数の機器50と一対一に通信可能な構成としたが、この構成に限定されない。I/O装置25は、2つ以上の機器50と通信可能な構成であってもよい。この場合、2つ以上の機器50と通信可能なI/O装置25は、コントローラ21からの制御コマンドに基づいて、2つ以上の機器50を一括制御することができる。なお、I/O装置25は、2つ以上の機器50を個別に制御してもよい。
上記実施形態において、計測システム20では、コントローラ21が施設5に設けられた幹線及び複数の分岐回路に流れる電流の値をそれぞれ計測する構成としたが、この構成に限定されない。計測システム20は、施設5に設けられた複数の分岐回路に流れる電流の値をそれぞれ計測する計測装置を備えてもよい。この場合、コントローラ21は、計測装置から幹線及び各分岐回路の計測結果を取得する。
上記実施形態において、表示制御部15は、情報端末3の表示部31に表示する画面を作成する構成としたが、この構成に限定されない。表示制御部15は、情報端末3に所望の表示画面を表示させるための画面情報を作成してもよい。例えば、情報端末3が表示画面を表示するためのアプリケーションを有していれば、画面情報はアプリケーションと共同して表示画面を表示するためのデータであってもよい。また例えば、情報端末3のアプリケーションが表示画面の画像データの全てを有していれば、画面情報は、画像データにより表示画面を構成するためのデータであってもよい。あるいは、情報端末3のアプリケーションが表示画面の画像データの一部を有していれば、画面情報は、画像データの残りの部分であってもよい。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様の表示方法は、表示部31を有する情報端末3に情報を表示する。表示方法は、電力情報と、制御情報とを、表示部31に表示する表示ステップを、含む。電力情報は、施設5における所定期間(例えば、デマンド時限)での消費電力量に関する情報である。制御情報は、所定期間での消費電力量に影響を及ぼす制御に関する情報であって制御を行ったタイミングに関するタイミング情報(例えば、制御時刻、図3,4に示す制御時刻ラインC1〜C4)を含む。
この表示方法によると、タイミング情報を表示部31に表示するので、所定期間での消費電力に影響を及ぼす制御が実行されたことをユーザ(施主、工事担当者等)に確認させることができる。また、この表示方法によると、電力情報も表示部31に表示するので、制御が実行された前後の電力情報から、当該制御を行ったことによる効果をユーザに確認させることができる。
第2の態様の表示方法では、第1の態様において、制御情報は、所定期間で行われた複数の制御のうち少なくとも1つの制御の内容(例えば、制御パターン)をさらに含む。この表示方法によると、所定期間で行われた制御の内容を、ユーザに確認させることができる。
第3の態様の表示方法では、第2の態様において、制御情報は、所定期間で行われたすべての制御の内容を含む。この表示方法によると、所定期間で行われたすべての制御の内容を、ユーザに確認させることができる。
第4の態様の表示方法では、第1〜3のいずれかの態様において、制御は、消費電力量が低下するように施設5の機器50の動作を抑止する、又は動作が抑止された機器50に対して動作の抑止を解除することである。この表示方法によると、制御として、機器50の動作を抑止したこと、又は動作が抑止された機器50に対して動作の抑止を解除したことを、ユーザに確認させることができる。
第5の態様の表示方法では、第1〜4のいずれかの態様において、電力情報は、所定期間の開始時点から消費電力量の推移を表す推移情報(例えば、図3,4に示すグラフG1)を含む。この表示方法によると、所定菊花における消費電力量の推移を、ユーザに確認させることができる。
第6の態様の表示方法では、第5の態様において、表示ステップは、タイミング情報と、推移情報とを同一の時間軸上で、表示部31に表示する。この表示方法によると、時間軸上においてタイミング情報が表示される前後の消費電力量の推移を容易に視認するとこができる。そのため、当該制御を行ったことによる効果をユーザに確認させることができる。
第7の態様の表示方法では、第1〜6のいずれかの態様において、前記表示ステップは、さらに、所定期間での消費電力量に対する施設5における目標値(目標電力)を表す目標値情報(例えば、図3,4に示す目標ラインG2)を、表示部31に表示する。この表示方法によると、電力情報と目標値情報とをユーザに比較させることができる。
第8の態様の表示方法では、第7の態様において、前記表示ステップは、さらに、基準値情報を、表示部31に表示する。基準値情報は、所定期間の開始時点における消費電力量が目標値情報で表される目標値より得られる値であって目標値より小さい値に到達するまでの基準値(例えば、図3,4に示すグラフG3)について所定期間の開始時点からの推移を表す。この表示方法によると、電力情報と目標値情報と基準値情報とをユーザに比較させることができる。
第9の態様の表示方法では、第1〜8のいずれかの態様において、表示ステップは、さらに、遷移情報(第1遷移ボタン、第2遷移ボタン)を、表示部31に表示する。遷移情報は、制御の詳細を表示する画面に遷移するための情報、又は制御の内容を変更する画面に遷移するための情報を含む。この表示方法によると、制御の詳細な内容の確認、又は制御の内容の変更を、ユーザに行わせることができる。
第10の態様の表示方法では、第1〜9のいずれかの態様において、制御は、施設5で使用する電力についてのデマンド制御である。この表示方法によると、所定期間(デマンド時限)でのデマンド制御が実行されたことをユーザに確認させることができる。
第11の態様のプログラムは、コンピュータに、第1〜第10のいずれかの態様の表示方法を、実行させるためのプログラムである。このプログラムによると、タイミング情報を表示部31に表示するので、所定期間での消費電力に影響を及ぼす制御が実行されたことをユーザ(施主、工事担当者等)に確認させることができる。また、プログラムによると、電力情報も表示部31に表示するので、制御が実行された前後の電力情報から、当該制御を行ったことによる効果をユーザに確認させることができる。
第12の態様の表示システム10は、表示部31を有する情報端末3に情報を表示する。表示システム10は、電力情報と、制御情報とを、表示部31に表示する表示制御部15を、備える。電力情報は、施設5における所定期間での消費電力量についての情報である。制御情報は、所定期間での消費電力量に影響を及ぼす制御についての情報であって制御を行ったタイミングに関するタイミング情報を含む。
この構成によると、表示システム10は、タイミング情報を表示部31に表示するので、所定期間での消費電力に影響を及ぼす制御が実行されたことをユーザ(施主、工事担当者等)に確認させることができる。また、表示システム10は、電力情報も表示部31に表示するので、制御が実行された前後の電力情報から、当該制御を行ったことによる効果をユーザに確認させることができる。
1 サーバ
3 情報端末
5 施設
10 表示システム
15 表示制御部
31 表示部
50 機器
C1〜C4 制御時刻ライン(タイミング情報)
G1、G11 グラフ(推移情報)
G2 目標ライン(目標値情報)
G3 グラフ(基準値情報)

Claims (11)

  1. 表示部を有する情報端末に情報を表示する表示方法であって、
    施設における所定期間での消費電力量に関する電力情報と、前記所定期間での前記消費電力量に影響を及ぼす制御に関する情報であって前記制御を行ったタイミングに関するタイミング情報を含む制御情報とを、前記表示部に表示する表示ステップを含み、
    前記表示ステップでは、さらに、前記制御の内容を変更する画面に遷移するための情報を含む遷移情報を、前記表示部に表示する
    表示方法。
  2. 前記制御情報は、前記所定期間で行われた複数の前記制御のうち少なくとも1つの前記制御の内容をさらに含む
    請求項1に記載の表示方法。
  3. 前記制御情報は、前記所定期間で行われたすべての前記制御の内容を含む
    請求項2に記載の表示方法。
  4. 前記制御は、前記消費電力量が低下するように前記施設の機器の動作を抑止する、又は動作が抑止された前記機器に対して前記動作の抑止を解除することである
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の表示方法。
  5. 前記電力情報は、前記所定期間の開始時点から前記消費電力量の推移を表す推移情報を含む
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の表示方法。
  6. 前記表示ステップは、
    前記タイミング情報と、前記推移情報とを同一の時間軸上で、前記表示部に表示する
    請求項5に記載の表示方法。
  7. 前記表示ステップは、さらに、
    前記所定期間での前記消費電力量に対する前記施設における目標値を表す目標値情報を、前記表示部に表示する
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の表示方法。
  8. 前記表示ステップは、さらに、
    前記所定期間の開始時点における消費電力量が前記目標値情報で表される前記目標値より得られる値であって前記目標値より小さい値に到達するまでの基準値について前記所定期間の開始時点からの推移を表す基準値情報を、前記表示部に表示する
    請求項7に記載の表示方法。
  9. 前記制御は、前記施設で使用する電力についてのデマンド制御である
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の表示方法。
  10. コンピュータに、
    請求項1〜9のいずれか一項に記載の表示方法を、
    実行させるためのプログラム。
  11. 表示部を有する情報端末に情報を表示する表示システムであって、
    施設における所定期間での消費電力量についての電力情報と、前記所定期間での前記消費電力量に影響を及ぼす制御についての情報であって前記制御を行ったタイミングに関するタイミング情報を含む制御情報とを、前記表示部に表示する表示制御部を備え、
    前記表示制御部は、さらに、前記制御の内容を変更する画面に遷移するための情報を含む遷移情報を、前記表示部に表示する
    表示システム。
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