JP7317537B2 - 情報処理システム及びプログラム - Google Patents
情報処理システム及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7317537B2 JP7317537B2 JP2019054915A JP2019054915A JP7317537B2 JP 7317537 B2 JP7317537 B2 JP 7317537B2 JP 2019054915 A JP2019054915 A JP 2019054915A JP 2019054915 A JP2019054915 A JP 2019054915A JP 7317537 B2 JP7317537 B2 JP 7317537B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- information
- profit
- demand
- revenue
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000010365 information processing Effects 0.000 title claims description 16
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 119
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 37
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 36
- 230000006870 function Effects 0.000 description 15
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 1
- 238000004590 computer program Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02T90/10—Technologies relating to charging of electric vehicles
- Y02T90/16—Information or communication technologies improving the operation of electric vehicles
- Y02T90/167—Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for supporting the interoperability of electric or hybrid vehicles, i.e. smartgrids as interface for battery charging of electric vehicles [EV] or hybrid vehicles [HEV]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y04—INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
- Y04S30/00—Systems supporting specific end-user applications in the sector of transportation
- Y04S30/10—Systems supporting the interoperability of electric or hybrid vehicles
- Y04S30/12—Remote or cooperative charging
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
本発明の目的は、電力関連の収益又は利益を考慮してモビリティサービスの利用料金を設定することを可能にすることにある。
ここで、前記予め定められた条件は、前記合計が最大になるという条件であることを特徴とすることができる。
また、前記予め定められた条件は、前記合計が予め定められた閾値以上になるという条件であることを特徴とすることができる。
そして、前記電力需給情報は、特定の時間帯に電力の需給を調整できる調整力を供給することによって得られる収益の情報であることを特徴とすることができる。
また、前記電力需給情報は、特定の時間帯に一定量の電力を供給することによって得られる収益の情報であることを特徴とすることができる。
さらに、前記電力需給情報は、前記車両の放電及び充電の少なくとも何れか一方が可能な設備が設けられた場所の最大需要電力を抑制することによって、当該場所の電気料金が削減されることを示す情報であることを特徴とすることができる。
そして、前記モビリティサービスで利用されていない前記車両は、当該モビリティサービスで用意された全ての車両から当該モビリティサービスで利用される車両を除いた残りの車両のうち、前記第2算出手段により算出される収益又は利益を得るための特定の条件を満たす車両であることを特徴とすることができる。
また、前記特定の条件は、前記第2算出手段により算出される収益又は利益が前記車両の放電によって得られる場合に、当該収益又は当該利益を得るために指定された時点において、当該車両の充電電力量の残量が予め定められた閾値以上であるという条件であることを特徴とすることができる。
さらに、前記特定の条件は、前記第2算出手段により算出される収益又は利益が前記車両の放電又は充電によって得られる場合に、当該収益又は当該利益を得るために指定された時点において、当該車両が放電又は充電が可能な設備に到着することが可能であるという条件であることを特徴とすることができる。
そして、前記需要は、前記車両の利用料金とともに、当該車両の利用料金以外の情報であり、当該需要を表す指標と当該利用料金との関係に予め定められている情報を基に算出されることを特徴とすることができる。
また、かかる目的のもと、本発明は、充電池を用いて走行する車両を利用者に利用させて収益を得るモビリティサービスにおいて、当該モビリティサービスの需要を基に得られる収益又は利益を算出する第1算出手段と、電力の需給に関する情報である電力需給情報を取得し、当該電力需給情報に従って前記モビリティサービスで利用されていない前記車両の放電又は充電を制御することによって得られる利益又は収益を算出する第2算出手段と、前記第1算出手段により算出された収益又は利益と前記第2算出手段により算出された収益又は利益とにより変更される、前記車両の利用料金の情報を出力する出力手段とを備える情報処理システムである。
さらに、かかる目的のもと、本発明は、電力の需給に関する情報である電力需給情報を取得する取得手段と、充電池を用いて走行する車両を利用者に利用させて収益を得るモビリティサービスにおいて、前記電力需給情報に従って当該モビリティサービスで利用されていない当該車両の放電又は充電を制御することによって得られる収益又は利益を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された収益又は利益に応じて変更される、前記車両の利用料金の情報を出力する出力手段とを備える情報処理システムである。
また、本発明をプログラムとして捉えた場合、本発明が適用されるプログラムは、コンピュータに、充電池を用いて走行する車両を利用者に利用させて収益を得るモビリティサービスにおいて、当該車両の利用料金に応じた需要を基に得られる収益又は利益を算出する第1算出機能と、電力の需給に関する情報である電力需給情報を取得し、当該電力需給情報に従って前記モビリティサービスで利用されていない前記車両の放電又は充電を制御することによって得られる収益又は利益を算出する第2算出機能と、前記第1算出機能により算出された収益又は利益と、前記第2算出機能により算出された収益又は利益との合計が予め定められた条件を満たす場合の前記車両の利用料金の情報を出力する機能とを実現させるためのプログラムである。
さらに、本発明をプログラムとして捉えた場合、本発明が適用されるプログラムは、コンピュータに、充電池を用いて走行する車両を利用者に利用させて収益を得るモビリティサービスにおいて、当該モビリティサービスの需要を基に得られる収益又は利益を算出する第1算出機能と、電力の需給に関する情報である電力需給情報を取得し、当該電力需給情報に従って前記モビリティサービスで利用されていない前記車両の放電又は充電を制御することによって得られる利益又は収益を算出する第2算出機能と、前記第1算出機能により算出された収益又は利益と前記第2算出機能により算出された収益又は利益とにより変更される、前記車両の利用料金の情報を出力する機能とを実現させるためのプログラムである。
そして、本発明をプログラムとして捉えた場合、本発明が適用されるプログラムは、コンピュータに、電力の需給に関する情報である電力需給情報を取得する機能と、充電池を用いて走行する車両を利用者に利用させて収益を得るモビリティサービスにおいて、前記電力需給情報に従って当該モビリティサービスで利用されていない当該車両の放電又は充電を制御することによって得られる収益又は利益を算出する機能と、算出された収益又は利益に応じて変更される、前記車両の利用料金の情報を出力する機能とを実現させるためのプログラムである。
図1は、本実施の形態に係るEV管理システム1の全体構成例を示す図である。本実施の形態に係るEV管理システム1は、EV管理サーバ100、ステーション200、EV300を備える。なお、EV300は、電気自動車(プラグインハイブリッド車等も含む)である。言い換えると、EV300は、充電池301を用いて走行する車両である。
本実施の形態では、情報処理システムの一例として、EV管理システム1、EV管理サーバ100が用いられる。
ここで、モビリティサービスとは、利用者の希望に応じてEV300を利用者に利用させて収益を得るサービスである。例えば、EV300をタクシーとして利用する場合や、EV300のレンタカーサービスが例示される。また、例えば、利用者間でEV300を共同で利用するサービスであるカーシェアリングサービスや、1台のEV300に複数の利用者が一緒に乗り合わせるライドシェアサービスが例示される。
なお、以下では、モビリティサービスの一例として、レンタカーサービスやカーシェアリングサービスなどのEV300を貸し出すものを例に挙げて説明する。また、以下では、モビリティサービスにおけるEV300の利用者を、単に「利用者」と称する場合がある。
また、EV管理サーバ100は、インターネット等のネットワークを介して、EV300から、常時(例えば5分毎)又は必要に応じて、EV300の位置情報、EV300に充電された電力量の残量(SOC(State Of Charge))等の各種情報を取得する。
さらに、EV管理サーバ100は、利用者の端末装置等を介して、利用者からEV300の利用の予約を受け付ける。
そして、EV管理サーバ100は、各EV300について、利用者によるEV300の利用及びEV300の充電(及び放電)を管理する。
また、例えば、EV管理サーバ100は、EV300の充電(及び放電)について、例えば、EV300に充電された電力量の残量、EV300に充電するタイミング、EV300に充電する時間などの管理を行う。
例えば、リソースアグリゲータ400は、周波数調整や需給バランス調整を行うために必要な電力を送配電事業者500に供給したり、再生可能エネルギー発電事業者600や小売電気事業者700等の事業者の計画値と実測値との誤差を縮小させるために必要な電力を各事業者に供給したりする。リソースアグリゲータ400は、このような電力の需給を調整するために、電力需給情報を発信して、EV管理サーバ100に対して電力需給の要請を行う。
例えば、利用者は、ステーション200でEV300の貸し出しを受ける。また、利用者は、貸し出しを受けたEV300を利用して、利用した後にはEV300をステーション200に返却する。なお、EV300の貸し出しを受けるステーション200とEV300を返却するステーション200とは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
また、ステーション200には、EV300の充電及び放電を行うための充放電設備201が設けられている。ステーション200の管理者やEV300を利用する利用者等が、EV300を充放電設備201に接続することにより、充放電設備201からEV300に電力が供給されてEV300の充電が行われたり、EV300の放電が行われたりする。
次に、本実施の形態に係るEV管理サーバ100のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施の形態に係るEV管理サーバ100のハードウェア構成例を示す図である。
さらに、EV管理サーバ100は、外部との通信を行うための通信インタフェース(通信I/F)105と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構106と、キーボードやマウス、タッチパネル等の入力デバイス107とを備える。
次に、本実施の形態に係るEV管理サーバ100の機能構成について説明する。図3は、本実施の形態に係るEV管理サーバ100の機能構成の一例を示す図である。EV管理サーバ100は、モビリティ仮料金設定部111、モビリティ車両利用率算出部112、モビリティ収益算出部113、電力需給可能台数算出部114、電力収益算出部115、収益合計算出部116、モビリティ料金出力部117を備える。
ここで、モビリティ仮料金設定部111は、予め定められた数のモビリティ仮料金を設定する。予め定められた数は、後述するように、収益合計算出部116が算出する収益の合計を最大にするようなモビリティ料金を特定できる数であればよい。言い換えると、モビリティ仮料金と、収益合計算出部116が算出する収益の合計との関係を把握できる数であればよい。
例えば、EV300の1台1時間当たりのモビリティ料金と利用率との相関関係が予め定められている。この相関関係では、例えば、モビリティ料金が安いほどEV300の利用率が上がり、モビリティ料金が高いほどEV300の利用率が下がるように定められている。モビリティ車両利用率算出部112は、この相関関係を基に、モビリティ仮料金毎に、EV300の利用率を算出する。
例えば、モビリティ収益算出部113は、EV300の1台1時間当たりの利用料金と、モビリティ車両利用率算出部112によって算出された利用率で利用されるEV300の台数とを掛け合わせて、1台1時間当たりのモビリティ収益を算出する。
例えば、電力需給可能台数算出部114は、モビリティサービスで利用されていないEV300を、電力の需給に利用可能なEV300とする。より具体的には、例えば、電力需給可能台数算出部114は、モビリティサービスで用意された全てのEV300から、モビリティ車両利用率算出部112によって算出された利用率で利用されるEV300を除いて、電力の需給に利用可能なEV300の台数を算出する。
ここで、収益合計算出部116が算出する収益の合計は、モビリティ仮料金設定部111が設定するモビリティ仮料金に応じて変化する。そこで、モビリティ料金出力部117は、モビリティ仮料金設定部111が設定したモビリティ仮料金と、収益合計算出部116が算出した収益の合計との関係を基に、収益合計算出部116が算出した収益の合計を最大とするモビリティ料金を特定する。そして、モビリティ料金出力部117は、特定したモビリティ料金の情報を出力する。また、モビリティ料金出力部117は、特定したモビリティ料金の値を実際のモビリティ料金として設定してもよい。
次に、EV管理サーバ100がモビリティ料金の情報を出力する処理手順について説明する。図4は、モビリティ料金の情報を出力する処理手順の一例を示したフローチャートである。
また、以下では、処理のステップを記号の「S」と表記する場合がある。
次に、図5及び図6を参照しながら、EV管理サーバ100がモビリティ料金の情報を出力する処理の具体例について説明する。
なお、以下に示すステップ(即ち、記号の「S」)は、図4の各ステップに対応するものとする。
ここで、リソースアグリゲータ400等から電力需給情報が送信されることにより、モビリティ仮料金設定部111は、予め定められた数のモビリティ仮料金を設定する(S101)。この例では、図5に示すように、モビリティ仮料金設定部111は、100円毎に、100~1000(円/台/h)のモビリティ仮料金(即ち、EV300の1台1時間当たり、100~1000円の利用料金)を設定する。
例えば、図5に示すように、モビリティ仮料金が100(円/台/h)の場合、EV300の利用率は92%と算出される。この例では、モビリティサービスで用意されたEV300の全台数は100台であるため、100(円/台/h)でEV300を貸し出す場合に利用者に利用されると予測されるEV300の台数は92台となる。
例えば、リソースアグリゲータ400等から取得した電力需給情報において、特定の時間帯に調整力(即ち、ΔkW価値)を供出することで、50(円/ΔkW/h)の収益を得られるという情報を受けたとする。50(円/ΔkW/h)とは、電力1kWを既定の時間内に供給できる調整力の1時間当たりの収益が50円であることを示す。ここで、EV300の1台当たりの放電出力が10kWとすると、10(kW/台)×50(円/ΔkW/h)=500(円/台/h)の収益(即ち、EV300の1台1時間当たり、500円の収益)が得られる。例えば、モビリティ仮料金が100(円/台/h)の場合、電力の需給に利用可能なEV300の台数は8台であるため、電力関連収益は、500(円/台/h)×8台=4000(円/h)となる。なお、EV300の1台当たりの放電出力は、放電に用いられる充放電設備201の性能などによって決定される。
図6は、収益とモビリティ仮料金との関係の一例を示す図である。
図6に示す例において、縦軸は収益(円/h)であり、横軸はモビリティ仮料金(円/台/h)である。ここで、モビリティ仮料金とモビリティ収益との関係、モビリティ仮料金と電力関連収益との関係、モビリティ仮料金と収益の合計との関係がそれぞれ示されている。そして、モビリティ仮料金が約840(円/台/h)の場合に、収益の合計が最大となる。そこで、モビリティ料金出力部117は、約840(円/台/h)というモビリティ料金の情報を出力する。モビリティ料金の情報が出力されることにより、EV管理サーバ100の管理者等にモビリティ料金の情報が通知される。また、モビリティ料金出力部117は、実際のモビリティ料金の値を約840(円/台/h)に設定してもよい。
また、図5及び図6に示す例では、電力需給情報により、特定の時間帯に電力の需給を調整できる調整力によって得られる収益の情報を受けることとした。しかし、電力需給情報の収益の情報は、このような調整力についての収益の情報に限られない。
例えば、EV管理サーバ100は、リソースアグリゲータ400等から取得した電力需給情報により、卸電力市場へ特定の時間帯に一定量の電力を供給することによって得られる収益の情報を取得してもよい。卸電力市場とは、電力を供給する供給側と電力小売事業者などの需要側とが取引を行う市場である。また、ここでの電力は、一般に、kWh価値と呼ばれるものであり、実際に発電された電力(kWh)の価値である。
なお、EV300を充電した時の平均の電気料金は、例えば、モビリティサービスで用意された全てのEV300の過去の充電の電気料金を平均して計算される。また、例えば、個々のEV300毎に、EV300の過去の充電の電気料金を平均して計算してもよい。
例えば、過去1年間の電力ピークによって基本料金が決まる契約をしている場合、電力ピークを抑制することにより基本料金が削減され、利益を得ることができる。
なお、電力ピークとは、最大需要電力を示す。例えば、30分毎の平均使用電力のうち、月間で最も大きい値がその月の最大需要電力となり、過去1年間の各月の最大需要電力のうちの最も大きい値が電力ピークとされ、基本料金が決定される。
また、この例では、EV300から放電させることによって電力ピークを抑制する例について説明したが、EV300の充電を抑制することによって電力ピークを抑制し、基本料金削減の利益を得ることとしてもよい。
次に、本実施の形態の変形例について説明する。
上述した例では、モビリティ料金出力部117は、収益合計算出部116が算出した収益の合計が最大となる場合のモビリティ料金を特定した。しかし、モビリティ料金出力部117が特定するモビリティ料金は、収益合計算出部116が算出した収益の合計を最大とするものに限られない。
上述した例では、電力需給可能台数算出部114は、モビリティサービスで用意された全てのEV300から、モビリティサービスで利用されるEV300を除いて、電力の需給に利用可能なEV300の台数を算出した。即ち、モビリティサービスで利用されないEV300を全て、電力の需給に利用可能なEV300とした。しかし、本実施の形態ではこのような構成に限られない。
例えば、電力需給情報において、EV300の1台当たり、6kWの電力出力が30分間必要とされる場合、充電電力量の残量が少なくとも3kWh以上でなければ、電力の需給に利用できない。この場合、電力需給可能台数算出部114は、電力関連収益を得るために指定された時点において、充電池301の充電電力量の残量が3kWh以上のEV300を、電力の需給に利用可能なEV300とする。
例えば、電力需給可能台数算出部114は、EV300全体で、充電電力量の残量の推移を記録し、月毎や曜日毎、時間帯毎の統計を算出しておく。この統計を基に、充電電力量の残量が予め定められた閾値以上になると予測されるEV300の台数を算出する。
また、例えば、電力需給可能台数算出部114は、EV300毎に、EV300を貸し出すスケジュール、EV300を充電するスケジュールを基に、EV300の充電電力量の残量を予測する。そして、EV300毎に、充電電力量の残量が予め定められた閾値以上になるか否かを判断する。
具体的には、例えば、電力需給情報において、2019年3月1日の0時に電力を供給することが必要とされる場合、2019年3月1日の0時までにステーション200に到着できなければ、電力の需給に利用できない。この場合、電力需給可能台数算出部114は、2019年3月1日の0時までに何れかのステーション200に到着可能なEV300を、電力の需給に利用可能なEV300とする。
例えば、電力需給可能台数算出部114は、EV300全体で、各EV300の存在する位置を記録し、月毎や曜日毎、時間帯毎の統計を算出しておく。この統計を基に、指定された時点までにステーション200に到着できると予測されるEV300の台数を算出する。
また、例えば、電力需給可能台数算出部114は、EV300毎に、EV300の貸し出しスケジュールを基に、ステーション200の到着可否を判断する。例えば、電力関連収益を得るために指定された時点の付近に貸し出しの予約がされているEV300は、指定された時点までにステーション200に到着できないと判断される。
ここで、電力ピークを抑制して電力の基本料金を削減する場合には、対象となる受電点のステーション200に到着可能なEV300が、電力の需給に利用可能なEV300として扱われる。
また、モビリティ車両利用率算出部112は、利用者に利用されるEV300の利用率を算出する場合に、モビリティ仮料金とともに、モビリティ仮料金以外の情報を用いてもよい。モビリティ仮料金以外の情報としては、例えば、EV300を貸し出すエリアや曜日、時間帯、天候などの情報が挙げられる。
また、モビリティ車両利用率算出部112は、モビリティ仮料金の情報を用いずに、EV300を貸し出すエリアや曜日、時間帯、天候などの情報を基に、EV300の利用率、言い換えると、モビリティサービスの需要を算出してもよい。即ち、モビリティ車両利用率算出部112は、モビリティ仮料金毎に利用率を変化させるのではなく、EV300を貸し出すエリアや曜日、時間帯、天候などの情報により、EV300の利用率を変化させてもよい。
上述した例では、モビリティ収益の単位として、EV300の1台1時間当たりの利用料金(円/台/h)を用いたが、利用料金としては、このような時間に換算したものに限られない。例えば、距離に換算した利用料金として、EV300の1台1km当たりの利用料金(円/台/km)を用いてもよい。また、時間に換算した利用料金と距離に換算した利用料金とを組み合わせてもよい。なお、電力関連収益では、時間に換算した利用料金が用いられるため、モビリティ収益と電力関連収益とを合計する場合には、距離に換算した利用料金は時間に換算した利用料金に変換される。
上述した例では、モビリティ料金出力部117は、収益合計算出部116が算出した収益の合計が予め定められた条件を満たす場合のモビリティ料金を特定した。ただし、本実施の形態では、収益の合計を算出しなくてもよい。
例えば、モビリティ料金出力部117は、モビリティ収益と電力関連収益とにより、モビリティ料金を特定してもよい。例えば、モビリティ料金出力部117は、モビリティ収益及び電力関連収益が共に閾値以上になる場合のモビリティ料金の情報を出力したり、モビリティ料金を設定したりしてもよい。また、例えば、モビリティ料金出力部117は、モビリティ収益及び電力関連収益が共に一定の範囲内の額になる場合のモビリティ料金の情報を出力したり、モビリティ料金を設定したりしてもよい。
例えば、モビリティ料金出力部117は、電力需給情報によって電力需給の要請がされた場合に、一定数のEV300を電力の需給に用いた場合に得られる電力関連収益が閾値以上であれば、EV300の利用を控えるために、一定額以上のモビリティ料金に上げる旨の通知を出力してもよい。また、一定数のEV300を電力の需給に用いた場合に得られる電力関連収益が閾値未満であれば、EV300の利用を促進するために、一定額未満のモビリティ料金に下げる旨の通知を出力してもよい。
また、例えば、モビリティ料金出力部117は、電力需給情報によって電力需給の要請がされた場合に、EV300の充電にかかる電気料金が閾値未満であれば、EV300の利用を控えるために、一定額以上のモビリティ料金に上げる旨の通知を出力したり、EV300の充電にかかる電気料金が閾値以上であれば、EV300の利用を促進するために、一定額未満のモビリティ料金に下げる旨の通知を出力したりしてもよい。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
Claims (15)
- 充電池を用いて走行する車両を利用者に利用させて収益を得るモビリティサービスにおいて、当該車両の利用料金に応じた需要を基に得られる収益又は利益を算出する第1算出手段と、
電力の需給に関する情報である電力需給情報を取得し、当該電力需給情報に従って前記モビリティサービスで利用されていない前記車両の放電又は充電を制御することによって得られる収益又は利益を算出する第2算出手段と、
前記第1算出手段により算出された収益又は利益と、前記第2算出手段により算出された収益又は利益との合計が予め定められた条件を満たす場合の前記車両の利用料金の情報を出力する出力手段と
を備える情報処理システム。 - 前記予め定められた条件は、前記合計が最大になるという条件であること
を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記予め定められた条件は、前記合計が予め定められた閾値以上になるという条件であること
を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記電力需給情報は、特定の時間帯に電力の需給を調整できる調整力を供給することによって得られる収益の情報であること
を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記電力需給情報は、特定の時間帯に一定量の電力を供給することによって得られる収益の情報であること
を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記電力需給情報は、前記車両の放電及び充電の少なくとも何れか一方が可能な設備が設けられた場所の最大需要電力を抑制することによって、当該場所の電気料金が削減されることを示す情報であること
を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記モビリティサービスで利用されていない前記車両は、当該モビリティサービスで用意された全ての車両から当該モビリティサービスで利用される車両を除いた残りの車両のうち、前記第2算出手段により算出される収益又は利益を得るための特定の条件を満たす車両であること
を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記特定の条件は、前記第2算出手段により算出される収益又は利益が前記車両の放電によって得られる場合に、当該収益又は当該利益を得るために指定された時点において、当該車両の充電電力量の残量が予め定められた閾値以上であるという条件であること
を特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。 - 前記特定の条件は、前記第2算出手段により算出される収益又は利益が前記車両の放電又は充電によって得られる場合に、当該収益又は当該利益を得るために指定された時点において、当該車両が放電又は充電が可能な設備に到着することが可能であるという条件であること
を特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。 - 前記需要は、前記車両の利用料金とともに、当該車両の利用料金以外の情報であり、当該需要を表す指標と当該利用料金との関係に予め定められている情報を基に算出されること
を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 充電池を用いて走行する車両を利用者に利用させて収益を得るモビリティサービスにおいて、当該モビリティサービスの需要を基に得られる収益又は利益を算出する第1算出手段と、
電力の需給に関する情報である電力需給情報を取得し、当該電力需給情報に従って前記モビリティサービスで利用されていない前記車両の放電又は充電を制御することによって得られる利益又は収益を算出する第2算出手段と、
前記第1算出手段により算出された収益又は利益と前記第2算出手段により算出された収益又は利益とにより変更される、前記車両の利用料金の情報を出力する出力手段と
を備える情報処理システム。 - 電力の需給に関する情報である電力需給情報を取得する取得手段と、
充電池を用いて走行する車両を利用者に利用させて収益を得るモビリティサービスにおいて、前記電力需給情報に従って当該モビリティサービスで利用されていない当該車両の放電又は充電を制御することによって得られる収益又は利益を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された収益又は利益に応じて変更される、前記車両の利用料金の情報を出力する出力手段と
を備える情報処理システム。 - コンピュータに、
充電池を用いて走行する車両を利用者に利用させて収益を得るモビリティサービスにおいて、当該車両の利用料金に応じた需要を基に得られる収益又は利益を算出する第1算出機能と、
電力の需給に関する情報である電力需給情報を取得し、当該電力需給情報に従って前記モビリティサービスで利用されていない前記車両の放電又は充電を制御することによって得られる収益又は利益を算出する第2算出機能と、
前記第1算出機能により算出された収益又は利益と、前記第2算出機能により算出された収益又は利益との合計が予め定められた条件を満たす場合の前記車両の利用料金の情報を出力する機能と
を実現させるためのプログラム。 - コンピュータに、
充電池を用いて走行する車両を利用者に利用させて収益を得るモビリティサービスにおいて、当該モビリティサービスの需要を基に得られる収益又は利益を算出する第1算出機能と、
電力の需給に関する情報である電力需給情報を取得し、当該電力需給情報に従って前記モビリティサービスで利用されていない前記車両の放電又は充電を制御することによって得られる利益又は収益を算出する第2算出機能と、
前記第1算出機能により算出された収益又は利益と前記第2算出機能により算出された収益又は利益とにより変更される、前記車両の利用料金の情報を出力する機能と
を実現させるためのプログラム。 - コンピュータに、
電力の需給に関する情報である電力需給情報を取得する機能と、
充電池を用いて走行する車両を利用者に利用させて収益を得るモビリティサービスにおいて、前記電力需給情報に従って当該モビリティサービスで利用されていない当該車両の放電又は充電を制御することによって得られる収益又は利益を算出する機能と、
算出された収益又は利益に応じて変更される、前記車両の利用料金の情報を出力する機能と
を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019054915A JP7317537B2 (ja) | 2019-03-22 | 2019-03-22 | 情報処理システム及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019054915A JP7317537B2 (ja) | 2019-03-22 | 2019-03-22 | 情報処理システム及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020154998A JP2020154998A (ja) | 2020-09-24 |
JP7317537B2 true JP7317537B2 (ja) | 2023-07-31 |
Family
ID=72559364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019054915A Active JP7317537B2 (ja) | 2019-03-22 | 2019-03-22 | 情報処理システム及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7317537B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013027154A (ja) | 2011-07-21 | 2013-02-04 | Sony Corp | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記録媒体、及び情報処理システム |
JP2014041475A (ja) | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Toyota Motor Corp | カーシェアリングシステムの運用管理システムおよび方法 |
JP2016181109A (ja) | 2015-03-24 | 2016-10-13 | パイオニア株式会社 | 充電量算出装置 |
JP2017162180A (ja) | 2016-03-09 | 2017-09-14 | 株式会社デンソー | カーシェアリングサービスの運用システム |
JP2018121477A (ja) | 2017-01-26 | 2018-08-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 表示方法、プログラム及び表示システム |
JP2018190249A (ja) | 2017-05-09 | 2018-11-29 | 三菱重工業株式会社 | 管理方法、サービス管理装置、サービス管理システム及びプログラム |
JP2018207590A (ja) | 2017-05-31 | 2018-12-27 | 三菱重工業株式会社 | 決定方法、決定装置及びプログラム |
-
2019
- 2019-03-22 JP JP2019054915A patent/JP7317537B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013027154A (ja) | 2011-07-21 | 2013-02-04 | Sony Corp | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記録媒体、及び情報処理システム |
JP2014041475A (ja) | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Toyota Motor Corp | カーシェアリングシステムの運用管理システムおよび方法 |
JP2016181109A (ja) | 2015-03-24 | 2016-10-13 | パイオニア株式会社 | 充電量算出装置 |
JP2017162180A (ja) | 2016-03-09 | 2017-09-14 | 株式会社デンソー | カーシェアリングサービスの運用システム |
JP2018121477A (ja) | 2017-01-26 | 2018-08-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 表示方法、プログラム及び表示システム |
JP2018190249A (ja) | 2017-05-09 | 2018-11-29 | 三菱重工業株式会社 | 管理方法、サービス管理装置、サービス管理システム及びプログラム |
JP2018207590A (ja) | 2017-05-31 | 2018-12-27 | 三菱重工業株式会社 | 決定方法、決定装置及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020154998A (ja) | 2020-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Sortomme et al. | Optimal scheduling of vehicle-to-grid energy and ancillary services | |
US20190041886A1 (en) | Method and system for scheduling the discharge of distributed power storage devices and for levelizing dispatch participation | |
Honarmand et al. | Optimal scheduling of electric vehicles in an intelligent parking lot considering vehicle-to-grid concept and battery condition | |
US10001798B2 (en) | Determining power to be supplied based on reservation information of a vehicle | |
KR20210148759A (ko) | 배터리의 수명 향상을 위해 soc를 적용한 전기자동차의 충방전 스케쥴링 관리 시스템, 충방전 스케쥴링 서버 장치 및 충방전 스케쥴링 방법 | |
EP3029795A1 (en) | Power supply/demand adjustment system and power supply/demand adjustment method | |
KR20210154148A (ko) | 양방향 충전기의 이용 동안에 전기 차량 배터리 건전성을 보호하기 위하여 온도 데이터를 이용하기 위한 방법들 | |
KR20140089038A (ko) | 전기차 충전소의 전력 수요 관리 방법 및 이를 제공하기 위한 전기차 충전소의 전력 수요 관리 시스템 | |
WO2013114601A1 (ja) | 電力需要調整システム及び電力需要調整方法 | |
Graber et al. | Two-stage stochastic sizing and packetized energy scheduling of BEV charging stations with quality of service constraints | |
KR101629807B1 (ko) | 전력계통 운영 보조서비스를 위한 전기자동차 충전개소의 참여용량 제어방법 및 시스템 | |
JP2019033629A (ja) | 電力制御方法、制御装置、充電システム及びプログラム | |
Zaher et al. | Optimal operation of battery exchange stations for electric vehicles | |
EP3771060B1 (en) | Power information management system, management method, program, power information management server, communication terminal, and power system | |
EP4000996A1 (en) | Method and system for adaptively charging of electric vehicles | |
Afshar et al. | Mobile charging stations for EV charging management in urban areas: A case study in Chattanooga | |
Meikandasivam | Optimal distribution of plug-in-electric vehicle’s storage capacity using water filling algorithm for load flattening and vehicle prioritization using ANFIS | |
CN110826801B (zh) | 电动车充电站分布式电能管理方法 | |
KR101949137B1 (ko) | 수용의사액 분석·경제성분석으로 이루어진 하이브리드형 스마트 네모v2g 제어부를 통한 전기차배터리용 실시간 v2g 서비스 활성화장치 및 방법 | |
JP2018205871A (ja) | 調整方法、制御装置、電力調整システム及びプログラム | |
Sharma et al. | Risk-averse integrated DR and dynamic V2G scheduling of parking lot operator for enhanced market efficiency | |
Ozkan et al. | A novel Electric Vehicle Charging/Discharging Scheme with incentivization and complementary energy sources | |
Tsagkaroulis et al. | Optimal scheduling of electric vehicles for ancillary service provision with real driving data | |
JP7317537B2 (ja) | 情報処理システム及びプログラム | |
Khele et al. | Fairness-Aware Optimization of Vehicle-to-Vehicle Interaction for Smart EV Charging Coordination |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211006 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220920 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230307 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230711 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230719 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7317537 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |