JP6827189B2 - 壁面吸着走行装置 - Google Patents

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Description

本開示は、壁面に吸着しつつ該壁面上を走行可能な壁面吸着走行装置に関する。
例えば特許文献1に記載するように、壁面に吸着しつつ該壁面上を走行可能な壁面吸着走行装置が知られている。
特開2016−84118号公報
平面状のみならず曲面状の壁面上で壁面吸着走行装置を走行させたい場合がある。
本開示は、曲面状の壁面に吸着しつつ該壁面上を走行可能な壁面吸着走行装置を提供する。
上記課題を解決するために、本開示の一態様によれば、
壁面に吸着しつつ該壁面上を走行可能な壁面吸着走行装置であって、
壁面に対向する壁面対向部と、壁面対向部に設けられて且つ吸引装置に接続される吸引口と、を有する本体と、
吸引口の縁を囲むように本体の壁面対向部に設けられ、走行時に壁面に摺接する弾性変形可能なクッション部材と、
本体に設けられる複数の支持輪と、
複数の支持輪に懸架され、走行時に壁面に接触する無端状のベルトであるクローラと、
クローラを回転駆動する駆動源と、を備え、
壁面から離れた自由状態のとき、走行時に壁面に摺接するクッション部材の摺接面が、走行時に壁面に接触するクローラのグリップ面に比べて外側に位置する、壁面吸着走行装置が提供される。
本開示によれば、壁面吸着走行装置は、曲面状の壁面に吸着しつつ該壁面上を走行することができる。
本開示の実施の形態に係る壁面吸着走行装置の斜視図 異なる方向から見た、実施の形態に係る壁面吸着走行装置の斜視図 壁面に吸着する側から見た、実施の形態に係る壁面吸着走行装置の平面図 図3の4−4線に沿った部分断面図 図3の5−5線に沿った部分断面図 曲面状の壁面に吸着した状態を示す、実施の形態に係る壁面吸着走行装置の断面図 曲面状の壁面に吸着することができない、比較例に係る壁面吸着走行装置の断面図
本開示の一態様の壁面吸着走行装置は、壁面に吸着しつつ該壁面上を走行可能な壁面吸着走行装置である。壁面吸着走行装置は、壁面に対向する壁面対向部と壁面対向部に設けられて且つ吸引装置に接続される吸引口とを有する本体と、吸引口の縁を囲むように本体の壁面対向部に設けられ、走行時に壁面に摺接する弾性変形可能なクッション部材と、本体に設けられる複数の支持輪と、複数の支持輪に懸架され、走行時に壁面に接触する無端状のベルトであるクローラと、クローラを回転駆動する駆動源と、を備える。壁面から離れた自由状態のとき、走行時に壁面に摺接するクッション部材の摺接面が、走行時に壁面に接触するクローラのグリップ面に比べて外側に位置する。
このような構成によれば、壁面吸着走行装置は、曲面状の壁面に吸着しつつ該壁面上を走行することができる。
例えば、クローラが厚さ方向に弾性変形可能である。これにより、壁面に対してより高いグリップ力が得られる。また、クローラが厚さ方向に弾性変形することにより、クッション部材がより大きな接触面積で壁面と接触することができ、壁面吸着走行装置がより確実に壁面に吸着する。
例えば、クッション部材の弾性率がクローラの弾性率に比べて低くされている。これにより、壁面吸着走行装置は、壁面に吸着しつつ該壁面上をよりスムーズに走行することができる。
例えば、クローラが、複数の支持輪に懸架される基材ベルト、基材ベルト上に設けられた第1の弾性層、および、第1の弾性層上に設けられて壁面に接触する第2の弾性層を備え、その第1の弾性層の弾性率が第2の弾性層の弾性率に比べて高くされている。これにより、壁面に対する十分なグリップ力が得られるとともに十分な推進力を得ることができる。
例えば、第1の弾性層は、その厚さが第2の弾性層の厚さに比べて大きくなるように構成されている。これにより、より十分な推進力を得ることができる。
例えば、クローラの第1の弾性層および第2の弾性層が、クローラの延在方向に複数に分割されている。これにより、第1および第2の弾性層が分割されずにクローラの延在方向に連続する場合に比べて、クローラの収縮力が小さくなる。その結果、クローラが懸架された複数の支持輪はスムーズに回転できる。
例えば、クッション部材が、壁面吸着走行装置の進退方向に対向する前端と後端とを備え、前端に前方向へいくほど壁面までの距離が拡大するように該壁面に対して傾斜した前側傾斜面が形成され、後端に後方向へいくほど壁面までの距離が拡大するように該壁面に対して傾斜した後側傾斜面が形成されている。これにより、壁面に凹凸がある場合、壁面上の凸部に引っかかることなく、クッション部材はその凸部に乗り上げることができる。その結果、壁面吸着走行装置は、凹凸がある壁面上をスムーズに走行することができる。
例えば、本体の吸引口が、壁面吸着走行装置から離れて配置されている吸引装置にフレキシブルホースを介して接続される。それにより、吸引装置を搭載する場合に比べて、壁面吸着走行装置が軽量化される。その結果、同じ吸引力で壁面へのより強固な吸着が可能になる。
例えば、本体の吸引口が、本体に搭載された吸引装置に接続される。これにより、壁面吸着走行装置から離れている吸引ポンプと接続するためのフレキシブルホースが必要なくなる。その結果、壁面吸着走行装置の走行について、自由度が向上する。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者らは、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面及び以下の説明を提供するものであって、これらによって請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
図1および図2は、本開示の実施の形態に係る壁面吸着走行装置を示している。また、図3は、壁面に吸着する側から見た壁面吸着走行装置を示している。さらに、図4は図3の4−4線に沿った断面を示し、図5は図3の5−5線に沿った断面を示している。
なお、図に示すX−Y−Z直交座標系は、本開示の理解を助けるものであって、本開示を限定するものではない。X軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向は互いに直交し合い、X軸方向は壁面吸着走行装置の進退方向を示し、Y軸方向は幅方向を示し、Z軸方向は厚さ方向を示している。
また、便宜上、図に示す方向Fは壁面吸着走行装置10の前方向を示し、方向Bは後方向を示している。
図1および図2に示す壁面吸着走行装置10は、壁面に吸着しつつ該壁面上を走行可能な装置である。なお、走行可能な面は壁面に限らず、壁面吸着走行装置10は、天井面や床面上も走行可能である。
走行するために、図1および図2に示すように、壁面吸着走行装置10は、本体12と、本体12の幅方向(Y軸方向)の両側それぞれに設けられた第1のクローラ14Aおよび第2のクローラ14Bとを有する。
壁面吸着走行装置10の本体12は、例えばアルミニウムなどの軽量な金属材料から作製された、概ね直方体形状の筐体である。その本体12は、詳細は後述するが、壁面に吸着するための吸引口42a、クッション部材50、第1のクローラ14Aおよび第2のクローラ14Bを駆動するためのモータやバッテリ、モータを制御する制御基板などを備える。また、本体12には、壁面吸着走行装置10の用途に応じた機器が搭載される。例えば、壁面吸着走行装置10が壁面の撮影に使用される場合、カメラが本体12に搭載される。なお、制御基板やバッテリなどは、壁面吸着走行装置10から離れて配置されてもよい。この場合、壁面吸着走行装置10に設けられた装置(例えばモータ)などへの制御信号は、有線通信または無線通信によって送信される。また、バッテリから壁面吸着走行装置10への電力供給は、電気ケーブルなどを介して行われる。
図3に示すように、第1のクローラ14Aおよび第2のクローラ14Bは、本体12の幅方向(Y軸方向)の両側それぞれに設けられている。なお、第1のクローラ14Aと第2のクローラ14Bの構成は実質的に同一である。したがって、第1のクローラ14Aを中心に説明し、第2のクローラ14Bの説明は省略する。
図4に断面で示すように、第1のクローラ14Aは、無端状のベルトであって、本実施の形態の場合、走行時に壁面に接触して厚さ方向に弾性変形可能に構成されている。
具体的には、本実施の形態の場合、図4に示すように、第1のクローラ14Aは、無端状の基材ベルト16と、基材ベルト16上(その外側表面上)に設けられた第1の弾性層18と、その第1の弾性層18上に設けられた第2の弾性層20とを備える。
第1のクローラ14Aの基材ベルト16は、例えばゴムなどの弾性材料から作製された無端状のベルトである。
その基材ベルト16上に設けられた第1の弾性層18は、弾性変形可能であって、例えば発泡弾性材料から作製された層である。
その第1の弾性層18上に設けられた第2の弾性層20は、弾性変形可能であって、例えば発泡弾性材料から作製された層である。また、第2の弾性層20は、走行時に壁面に接触する第1のクローラ14Aの最外側の層である。
本実施の形態の場合、図4に示すように、第1の弾性層18の厚さt1は、第2の弾性層20の厚さt2に比べて大きい。また、第1の弾性層18の弾性率は、第2の弾性層20の弾性率に比べて高い。これらの理由については後述する。
なお、ここで言う「弾性率」は、力が作用したときの変形のしにくさを示す物性値であって、高い値になればなるほど変形しにくいことを示している。このような変形のしにくさを示す弾性率の具体的な例として、一方向に作用する応力と同方向のひずみの比であるヤング率、一方向に圧縮してその圧縮方向のサイズが25%減少したときの荷重(MPa)である25%圧縮荷重(25%Compression Load Deflection)などがある。
図3および図4に示すように、第1のクローラ14Aを進退方向(X軸方向)に延在する形状で維持するために、また、第1のクローラ14Aを支持するために、複数の支持プーリ(支持輪)22、24が本体12に設けられている。
具体的には、図3および図4に示すように、第1のクローラ14A(その基材ベルト16)は、幅方向(Y軸方向)に延在する回転中心線を中心にして自由回転可能な、前側支持プーリ22と後側支持プーリ24に懸架されて支持されている。また、前側支持プーリ22と後側支持プーリ24との間の第1のクローラ14Aの部分が内側にたるまないように、当該部分の基材ベルト16の内側面に当接する自由回転可能な補助プーリ26、28が本体12に設けられている。
前側支持プーリ22と後側支持プーリ24とに支持された第1のクローラ14Aを駆動するために、駆動プーリ30と、動力伝達ベルト32と、従動プーリ34とが本体12に設けられている。
駆動プーリ30は、本体12に搭載されたモータなどの駆動源(図示せず)によって回転される。従動プーリ34は、前側支持プーリ22の幅方向(Y軸方向)の外側に取り付けられ、前側支持プーリ22の回転中心線を中心にして回転する。動力伝達ベルト32は、駆動プーリ30と従動プーリ34とに懸架されて支持されている。
モータなどの駆動源によって駆動プーリ30が回転すると、その回転が動力伝達ベルト32を介して従動プーリ34に伝達され、それにより従動プーリ34が前側支持プーリ22とともに回転する。その結果、前側支持プーリ22に懸架された第1のクローラ14Aが回転する。
壁面に接触した状態の第1のクローラ14Aと第2のクローラ14Bとが同一方向に回転すると、壁面吸着走行装置10は壁面上を前進または後退する。また、第1のクローラ14Aと第2のクローラ14Bとが互いに異なる方向に回転すると、壁面吸着走行装置10は壁面上で右旋回または左旋回する。
本実施の形態の場合、図4に示すように、第1のクローラ14Aにおける第1の弾性層18と第2の弾性層20とは、第1のクローラ14Aの延在方向(周回方向)に複数に分割されている。例えば、第1のクローラ14Aの幅方向(Y軸方向)全体にわたり且つ厚さ方向に基材ベルト16まで到達する複数の切り目が、第1のクローラ14Aの延在方向に等間隔をあけて形成されている。
別の観点で言えば、外側端に第2の弾性層を備える直方体形状の複数の第1の弾性層(ブロック)が、その内側端で、基材ベルト16の外側面に対して該基材ベルト16の延在方向に並んだ状態で取り付けられている。
これにより、第1の弾性層18と第2の弾性層20とが分割されずに連続した無端状である場合に比べて、第1のクローラ14Aの収縮力が小さくなる。それにより、第1のクローラ14Aから前側支持プーリ22と後側支持プーリ24とに作用する力が低減される。その結果、前側支持プーリ22と後側支持プーリ24はスムーズに回転でき、駆動源からの回転力が第1のクローラ14Aに小さいロスで伝達される。なお、前側支持プーリ22と後側支持プーリ24とがスムーズに回転できるのであれば、第1の弾性層18と第2の弾性層20は連続してもよい(無端状であってもよい)。
また、図5に示すように、壁面吸着走行装置10が壁面に吸着するために、壁面を吸引するための吸引装置40が設けられている。
本実施の形態の場合、壁面を吸引するための吸引ポンプなどの吸引装置40は、本体12に設けられた吸引ノズル42と、フレキシブルホース44を介して接続されている。
吸引装置40は、壁面吸着走行装置10から離れて配置されている。吸引ノズル42は本体12に設けられ、その吸引ノズル42の吸引口42aは、壁面吸着走行時に壁面に対向する部分である壁面対向部12aで開口している。具体的には、壁面対向部12aに形成された貫通穴12bに吸引ノズル42の吸引口42aが接続している。また、吸引ノズル42は本体12を貫通し、外部に設けられた吸引装置40と接続するための接続部42bが本体12の天面部12c(本体12において壁面対向部12aとは厚さ方向(Z軸方向)について反対側の部分)に位置する。なお、吸引口42aは、壁面を吸引できるのであれば、必ずしも壁面に向いて開口する必要はなく、例えば、壁面対向部12aにおける開口方向が壁面に対して平行であってもよい。
吸引装置40が吸引ノズル42を介してその吸引口42aに対向する壁面を吸引することにより、壁面吸着走行装置10は壁面に吸着することができる。
なお、吸引装置40が壁面吸着走行装置10から離れて配置されることにより、壁面吸着走行装置10を軽量化することができる。その結果として、壁面吸着走行装置10の壁面への強固な吸着が可能になる。
壁面への吸着をより確実にするために、図1から図5に示すように、本体12にクッション部材50が設けられている。
クッション部材50は、弾性変形可能であって、例えば発泡弾性材料から作製されている。また、図5に示すように、クッション部材50は、壁面吸着走行装置10の進退方向(X軸方向)に延在し、本体12の壁面対向部12a、前端12dの一部、および後端12eの一部を覆うように該本体12に取り付けられている。
クッション部材50はまた、図2に示すように、壁面対向部12aの吸引ノズル42の吸引口42aの縁を囲むように該壁面対向部12aに設けられている。具体的には、クッション部材50は、厚さ方向(Z軸方向)に貫通する貫通穴50aを備える。その貫通穴50aを介して、吸引口42aは壁面に対向することができる。
このクッション部材50は、壁面吸着走行時に、本体12と壁面との間に介在し、壁面に摺接しつつ本体12と該壁面との間をシールする。すなわち、クッション部材50は、シール部材として機能する。
図6は、壁面WSに吸着した状態の壁面吸着走行装置10の断面を示している。図6に示すように、クッション部材50は、壁面WSに接触すると、弾性変形する。それにより、クッション部材50の貫通穴50aは、その開口が壁面WSによって塞がれ、外気から隔離された空間(隔離空間)となる。
この隔離空間状態の貫通穴50a内の空気を吸引装置40が吸引ノズル42を介して吸引する(白抜き矢印)ことにより、貫通穴50aの空間は、大気に比べて圧力が低い負圧状態となる。それにより、壁面WSにクッション部材50が吸着する。この状態で、壁面WSに接触する第1のクローラ14A(同様に第2のクローラ14B)が回転駆動されると、壁面吸着走行装置10は壁面WSに吸着しつつ該壁面WS上を走行する。
壁面WSに吸着した状態での該壁面WS上での走行をより確実に行うために、第1のクローラ14A(同様に第2のクローラ14B)の第1の弾性層18、第2の弾性層20、およびクッション部材50の弾性率が規定されている。
第1の弾性層18は、例えば、発泡弾性材料(PORON H−24:ロジャースイノアック社製)から作製され、弾性率の一例である25%圧縮荷重が0.08MPaである。第2の弾性層20は、例えば、発泡弾性材料(NANEX TL4402:ロジャースイノアック社製)から作製され、25%圧縮荷重が0.056MPaである。そして、クッション部材50は、例えば、発泡弾性材料(エバーライトモラン#830:ブリヂストン社製)から作製され、25%圧縮荷重が0.0017MPaである。
上述したように、クッション部材50の弾性率は、第1のクローラ14A(同様に第2のクローラ14B)における第1の弾性層18の弾性率および第2の弾性層20の弾性率に比べて低い方が好ましい。すなわち、本実施の形態の場合、25%圧縮荷重について、クッション部材50の方が、第1の弾性層18および第2の弾性層20に比べて小さい。クッション部材50は、好ましくは、第1のクローラ14A全体に比べて変形しやすい。これとは異なり、クッション部材50の弾性率が相対的に高く、第1のクローラ14Aの弾性率が相対的に低い場合、クッション部材50と壁面WSとの間の摩擦力が、第1のクローラ14Aと壁面WSとの間の摩擦力に比べて高くなりうる。クッション部材50での摩擦力が高い場合、第1のクローラ14Aが空転して壁面吸着走行装置10がスムーズに走行できないまたは全く走行できない可能性がある。
なお、クッション部材50の弾性率が第1のクローラ14A(同様に第2のクローラ14B)の弾性率に比べて高い場合であっても、走行時に壁面WSに摺接するクッション部材50の摺接面SSに、壁面WSとの間の摩擦力を減少させる、例えば平滑なプラスチックフィルムを張り付ければ、壁面吸着走行装置10はスムーズに走行可能である。
次に、上述したように、第1のクローラ14A(同様に第2のクローラ14B)において、第1の弾性層18の弾性率は、第2の弾性層20の弾性率に比べて高い方が好ましい。すなわち、本実施の形態の場合、25%圧縮荷重について、第1の弾性層18の方が、第2の弾性層20に比べて大きい。また、第1の弾性層18の厚さt1は、第2の弾性層20の厚さt2に比べて大きい方が好ましい。
このように、第1のクローラ14A(同様に第2のクローラ14B)を構成する理由は、凹凸な表面を備える壁面WSをより確実にグリップし、より高い推進力を確保するためである。
例えば、クローラを低弾性率の材料によって構成すると、凹凸な表面を備える壁面との接触面積が増加する(高弾性率の材料である場合に比べて)。その結果、壁面に対するクローラのグリップ力が増加する。
しかし、低弾性率の材料のみでクローラを構成すると、モータなどの駆動源からクローラに伝達された力(エネルギー)の大部分がクローラの変形に使用され、クローラが壁面を押す力、すなわち推進力が減少する。
グリップ力と推進力の両立を図るために、本実施の形態の第1のクローラ14A(同様に第2のクローラ14B)は、壁面WSと接触する最外側に相対的に低弾性率の第2の弾性層20を備え、その第2の弾性層20に対して内側に相対的に高弾性率の第1の弾性層18を備える。
また、モータなどの駆動源から伝達された力が第2の弾性層20の変形に使用されることを抑制するために、すなわち駆動源からの力の多くが推進力に変換されるように、第1の弾性層18の厚さt1は、第2の弾性層20の厚さt2に比べて大きくされている。これにより、第2の弾性層20の変形量が小さく抑制され、その結果として大きい推進力を得ることができる。
なお、十分なグリップ力と推進力を得られるのであれば、第1のクローラ14A(同様に第2のクローラ14B)を弾性率が異なる複数の弾性層で構成しなくてもよい。場合によっては、例えば壁面が弾性変形する場合には、クローラは、実質的に弾性変形しない材料から作製されてもよい。すなわち、クローラに必要な弾性変形能力は壁面の硬さによって決まり、クローラと壁面の少なくとも一方が弾性変形することにより、十分なグリップ力と推進力を得られるともに、クッション部材50が大きな接触面積で壁面WSと接触することができる。
そのクッション部材50と壁面WSとの接触に関して、図6に示すように、壁面WSに摺接するクッション部材50の摺接面SSは、壁面WSに接触する第1のクローラ14A(同様に第2のクローラ14B)のグリップ面GSに比べて壁面WS側に位置する。すなわち、図4に示すように、壁面吸着走行装置110が壁面WSから離れた自由状態のとき、クッション部材50の摺接面SSが、第1のクローラ14Aのグリップ面GSに比べて外側に位置する。言い換えるならば、クッション部材50の一部が、第1のクローラ14Aを越えて厚さ方向(Z軸方向)に突出している(図4に示すように、幅方向(Y軸方向)に見た場合)。
これと異なる比較例の壁面吸着走行装置110を図7に示す。この比較例の壁面吸着走行装置110の場合、クッション部材150の摺接面SS1と第1のクローラ14A(第2のクローラ14B)のグリップ面GSとが実質的に同一平面上に位置する。この場合、図7に示すように、凸形状の曲面である壁面WSを走行するとき、その壁面WSによってクッション部材150の貫通穴150aの開口を十分に塞ぐことができない。その状態で吸引装置が吸引ノズル42を介して貫通穴150a内の空気(白抜き矢印)を吸引しても、クッション部材150の摺接面SS1と壁面WSとの間の隙間を介して外部から貫通穴150a内に空気が流入する。その結果、比較例の壁面吸着走行装置110は、凸形状の曲面である壁面WSに吸着することができない。
したがって、図4に示すように、壁面WSから離れた自由状態のときに、クッション部材50の摺接面SSが、第1のクローラ14A(同様に第2のクローラ14B)のグリップ面GSに比べて外側に位置するように、本実施の形態の壁面吸着走行装置10は構成されている。その結果として、壁面吸着走行装置10は、凸形状の曲面である壁面WSに確実に吸着して該壁面WS上を走行することができる。
なお、図4に示すように、自由状態におけるクッション部材50の摺接面SSと第1のクローラ14A(同様に第2のクローラ14B)のグリップ面GSとの間の距離dは、貫通穴50aの開口サイズ、壁面WSの曲率半径などによって決定される。例えば、貫通穴50aの開口サイズが100mm×100mmであって、壁面WSの曲率半径が800mmである場合、距離dは15mmに設定される。
また、図4に示すように、クッション部材50の摺接面SSが第1のクローラ14A(同様に第2のクローラ14B)のグリップ面GSに比べて外側に位置するので、壁面WSに凹凸がある場合、クッション部材50は、前側傾斜面50bと後側傾斜面50cを備えるのが好ましい。
具体的には、クッション部材50の前端に、前方向(方向F)へいくほど壁面WS(厳密には、摺接面SSに接触する平面状の壁面)までの距離が拡大するように該壁面WSに対して傾斜した前側傾斜面50bが形成されている。また、クッション部材50の後端に、後方向(方向B)へいくほど壁面WSまでの距離が拡大するように該壁面WSに対して傾斜した後側傾斜面50cが形成されている。
これにより、壁面WSに凹凸がある場合、壁面WS上の凸部に引っかかることなく、クッション部材50はその凸部に乗り上げることができる。その結果、壁面吸着走行装置10は、凹凸がある壁面WS上をスムーズに走行することができる。
以上のような本実施の形態によれば、壁面吸着走行装置10は、曲面状の壁面WSに吸着しつつ該壁面WS上を走行することができる。
なお、本開示の実施の形態は、上述の実施の形態に限らない。
例えば、上述の実施の形態の場合、図1に示すように、壁面吸着走行装置10は、2つのクローラ、すなわち第1のクローラ14Aおよび第2のクローラ14Bを有するが、本開示の実施の形態はこれに限らない。壁面吸着走行装置は、壁面上を走行するために、少なくとも1つのクローラを備えていればよい。
また例えば、上述の実施の形態の場合、図2に示すように、壁面吸着走行装置10は、1つの吸引口42aを備えるが、本開示の実施の形態はこれに限らない。壁面吸着走行装置は、壁面に吸着するために、少なくとも1つの吸引口を備えていればよい。
さらに、上述の実施の形態の場合、図4に示すように、第1のクローラ14A(同様に第2のクローラ14B)は、相対的に高弾性率の第1の弾性層18と相対的に低弾性率の第2の弾性層20との2層を備えるが、本開示の実施の形態はこれに限定されない。第1の弾性層18および第2の弾性層20に代わって、基材ベルト16から遠ざかるにしたがって材料密度が減少する(すなわち空気密度が増加する)発泡弾性体からなる1つの弾性層をクローラは備えてもよい。
さらに加えて、上述の実施の形態の場合、図5に示すように、吸引ポンプなどの吸引装置40は、壁面吸着走行装置10から離れて配置されているが、本開示の実施の形態はこれに限らない。吸引ポンプを壁面吸着走行装置10の本体12に搭載してもよい。この場合、壁面吸着走行装置から離れている吸引ポンプと接続するためのフレキシブルホースが必要なくなり、それにより、フレキシブルホースに制限されることなく、壁面吸着走行装置は走行することができる。その結果、壁面吸着走行装置の走行について、自由度が向上する。
すなわち、広義には、本開示に係る実施の形態は、壁面に吸着しつつ該壁面上を走行可能な壁面吸着走行装置である。壁面吸着走行装置は、壁面に対向する壁面対向部と壁面対向部に設けられて且つ吸引装置に接続される吸引口とを有する本体と、吸引口の縁を囲むように本体の壁面対向部に設けられ、走行時に壁面に摺接する弾性変形可能なクッション部材と、本体に設けられる複数の支持輪と、複数の支持輪に懸架され、走行時に壁面に接触する無端状のベルトであるクローラと、クローラを回転駆動する駆動源と、を備える。壁面から離れた自由状態のとき、走行時に壁面に摺接するクッション部材の摺接面が、走行時に壁面に接触するクローラのグリップ面に比べて外側に位置する。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面及び詳細な説明を提供した。したがって、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、前記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、前述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、請求の範囲又はその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略等を行うことができる。
本開示は、壁面に吸着しつつ該壁面上を移動する装置であれば適用可能である。
10,110 壁面吸着走行装置
12 本体
12a 壁面対向部
14A クローラ(第1のクローラ)
14B クローラ(第2のクローラ)
16 基材ベルト
18 第1の弾性層
20 第2の弾性層
22 支持輪(前側支持プーリ)
24 支持輪(後側支持プーリ)
40 吸引装置
42a 吸引口
44 フレキシブルホース
50,150 クッション部材
50b 前側傾斜面
50c 後側傾斜面
SS,SS1 摺接面
GS グリップ面
WS 壁面

Claims (8)

  1. 壁面に吸着しつつ前記壁面上を走行可能な壁面吸着走行装置であって、
    前記壁面に対向する壁面対向部と、前記壁面対向部に設けられて且つ吸引装置に接続される吸引口と、を有する本体と、
    前記吸引口の縁を囲むように前記本体の前記壁面対向部に設けられ、走行時に前記壁面に摺接する弾性変形可能なクッション部材と、
    前記本体に設けられる複数の支持輪と、
    前記複数の支持輪に懸架され、走行時に前記壁面に接触する無端状のベルトであるクローラと、
    前記クローラを回転駆動する駆動源と、を備え、
    前記壁面から離れた自由状態のとき、走行時に前記壁面に摺接する前記クッション部材の摺接面が、走行時に前記壁面に接触する前記クローラのグリップ面に比べて外側に位置
    前記クローラが弾性変形可能であり、
    前記クッション部材の弾性率が、前記クローラの弾性率に比べて低い、壁面吸着走行装置。
  2. 前記クローラが厚さ方向に弾性変形可能である、
    請求項1に記載の壁面吸着走行装置。
  3. 前記クローラが、前記複数の支持輪に懸架される基材ベルト、前記基材ベルト上に設けられた第1の弾性層、および、前記第1の弾性層上に設けられて前記壁面に接触する第2の弾性層を備え、
    前記第1の弾性層の弾性率が前記第2の弾性層の弾性率に比べて高い、
    請求項に記載の壁面吸着走行装置。
  4. 前記第1の弾性層の厚さが前記第2の弾性層の厚さに比べて大きい、
    請求項に記載の壁面吸着走行装置。
  5. 前記クローラの前記第1の弾性層および前記第2の弾性層が、前記クローラの延在方向に複数に分割されている、
    請求項またはに記載の壁面吸着走行装置。
  6. 前記クッション部材が、前記壁面吸着走行装置の進退方向に対向する前端と後端とを備え、
    前記前端に前方向へいくほど前記壁面までの距離が拡大するように前記壁面に対して傾斜した前側傾斜面が形成され、
    前記後端に後方向へいくほど前記壁面までの距離が拡大するように前記壁面に対して傾斜した後側傾斜面が形成されている、
    請求項1からのいずれか1項に記載の壁面吸着走行装置。
  7. 前記本体の前記吸引口が、前記壁面吸着走行装置から離れて配置されている前記吸引装置にフレキシブルホースを介して接続される、
    請求項1からのいずれか1項に記載の壁面吸着走行装置。
  8. 前記本体の前記吸引口が、前記本体に搭載された前記吸引装置に接続される、
    請求項1からのいずれか1項に記載の壁面吸着走行装置。
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