JP6826026B2 - NOx浄化用触媒及びそれを用いたNOx浄化方法 - Google Patents

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Description

本発明は、NOx浄化用触媒及びそれを用いたNOx浄化方法に関する。
従来から、自動車のエンジン等の内燃機関からの排ガスに含まれるNOxを浄化するために、様々なNOx浄化用触媒が開発されている。例えば、特開2007−144285号公報(特許文献1)には、CeOからなる第一担体と、TiとSiとWの酸化物又はこれらの複合酸化物、及びAl、Zr又はLaの酸化物の少なくとも1種又はこれらの複合酸化物からなる第二担体とを有し、前記第一担体にNOx吸蔵剤及び貴金属が担持されており、前記第二担体に貴金属が担持されている排ガス浄化用触媒が開示されている。
また、特開2010−46656号公報(特許文献2)には、第一多孔質担体及びこの第一多孔質担体に所定量のPtを含有する第一貴金属が担持されており、NOx吸蔵剤が実質的に担持されていない第一触媒粉末と、第二多孔質担体及びこの第二多孔質担体に所定量のRhを含有する第二貴金属が担持されており、NOx吸蔵剤が実質的に担持されていない第二触媒粉末と、第三多孔質担体及びこの第三多孔質担体に所定量のPdを含有する第三貴金属と所定量のNOx吸蔵剤とが担持されている第三触媒粉末と、を備える排ガス浄化用触媒が開示されている。
特開2007−144285号公報 特開2010−46656号公報
しかしながら、特許文献1に記載の排ガス浄化用触媒はNOx吸蔵性能が十分なものではなく、さらに、第二担体に含まれる酸化物によってはNOx還元性能も十分なものではなかった。また、特許文献2に記載の排ガス浄化用触媒もNOx吸蔵・還元性能が必ずしも十分なものではなかった。このため、NOx吸蔵・還元性能に更に優れたNOx浄化用触媒が求められていた。特に、従来のNOx浄化用触媒においては、NOx吸蔵性能を向上させると、NOx還元性能が低下する傾向にあり、これらの性能を高レベルで両立させることは困難であった。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、NOx吸蔵性能とNOx還元性能とが高レベルでバランスよく両立した(すなわち、NOx吸蔵・還元性能に優れた)NOx浄化用触媒及びそれを用いたNOx浄化方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、Ceを含む酸化物を主成分として含有する第一担体にRhを主成分とする第一貴金属とアルカリ金属等のNOx吸蔵剤とを担持された第一触媒と、Zrを含む酸化物を主成分として含有し、TiO等を含有しない第二担体にRh及び/又はPtを主成分とする第二貴金属が担持されており、アルカリ金属等のNOx吸蔵剤が担持されていない第二触媒とを所定の割合で組合せることによって、NOx吸蔵・還元性能に優れたNOx浄化用触媒が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のNOx浄化用触媒は、Ceを含む酸化物を70質量%以上含有する第一担体と、該第一担体に担持されたRhを90質量%以上含有する第一貴金属と、前記第一担体に担持されたアルカリ金属及びアルカリ土類金属からなる群から選択される少なくとも1種のNOx吸蔵剤とを含有する第一触媒と、
Zrを含む酸化物を70質量%以上含有し、TiO、SiO、WO、及びこれらの複合酸化物を含有しない第二担体と、該第二担体に担持されたRh及びPtのうちの一方又は両方を90質量%以上含有する第二貴金属とを含有し、アルカリ金属及びアルカリ土類金属を含有しない第二触媒とを備え、
前記第二触媒の含有量が、前記第一触媒と前記第二触媒との合計量に対して20〜50質量%であることを特徴とするものである。
本発明のNOx浄化用触媒においては、前記第一触媒において、前記第一担体がCeO担体であり、前記第一貴金属がRhであり、前記NOx吸蔵剤がBaであることが好ましく、また、前記第二触媒において、前記第二担体がZrO担体であり、前記第二貴金属がPtであることが好ましい。
また、本発明のNOx浄化用触媒においては、下記条件(A)及び(B):
(A)前記第一及び第二触媒が、前記第一触媒と前記第二触媒との混合物に排ガスが接触するように配置されていること、
(B)前記第一及び第二触媒が、前記第一触媒に排ガスが接触した後に前記第二触媒に排ガスが接触するように配置されていること、
のうちのいずれか一方の条件を満たすことが好ましい。
本発明のNOx浄化方法は、前記本発明のNOx浄化用触媒に排ガスを接触させてNOxを除去することを特徴とする。
なお、本発明のNOx浄化用触媒が、優れたNOx吸蔵・還元性能を示す理由は必ずしも定かではないが、本発明者らは以下のように推察する。すなわち、本発明のNOx浄化用触媒は、Ceを含む酸化物を主成分として含有する第一担体にRhを主成分とする第一貴金属とアルカリ金属等のNOx吸蔵剤とが担持された第一触媒を備えている。前記Ceを含む酸化物に担持されたRhは、NOxの酸化反応の促進作用を有しており、素早く酸化されたNOxがNOx吸蔵剤に吸蔵されやすくなることにより、NOx吸蔵量が増加し、NOx吸蔵性能が向上すると推察される。一方、Rh以外の貴金属は、NOxの酸化反応を促進しないため、前記第一触媒のRhの代わりに他の貴金属を担持すると、NOxの酸化反応が促進されず、NOx吸蔵量は増加しないと推察される。
また、NOxを吸蔵している前記第一触媒に還元剤(例えば、H)を接触させると、前記第一貴金属は酸化物の状態から金属状態に変化(メタル化)する。前記第一貴金属がメタル化すると、吸蔵されたNOxは還元剤により還元され、Nに変換されて触媒から脱離する。ところが、前記第一触媒において、NOxが触媒表面に吸着すると、前記第一貴金属がNOxにより被毒するため、前記第一貴金属のメタル化が阻害され、NOxは還元されずにそのまま触媒から脱離する。このような第一貴金属のメタル化の阻害は、NOx吸蔵量が多いほど起こりやすいため、NOxの吸蔵性能が向上した前記第一触媒においては、前記第一貴金属のメタル化が遅くなり、還元されずにそのまま排出されるNOx量が増大する。
本発明のNOx浄化用触媒においては、このような第一触媒に、Zrを含む酸化物を主成分として含有する第二担体にRh及び/又はPtを主成分とする第二貴金属が担持されており、アルカリ金属等のNOx吸蔵剤が担持されていない第二触媒を併用している。この第二触媒においては、NOx吸蔵剤が担持されていないため、NOxによる前記第二貴金属の被毒が起こりにくく、前記第二貴金属のメタル化は阻害されにくい。その結果、還元されずに第一触媒からそのまま脱離したNOxが前記第二貴金属のメタル化によって還元されるため、本発明のNOx浄化用触媒は優れたNOx還元性能を示すと推察される。
本発明によれば、NOx吸蔵性能とNOx還元性能とが高レベルでバランスよく両立した(すなわち、NOx吸蔵・還元性能に優れた)NOx浄化用触媒を得ることが可能となる。
実施例及び比較例で得られたNOx浄化用触媒のNOx吸蔵量とNOx供給量に対する非還元NOx量の割合との関係を示すグラフである。
以下、本発明をその好適な実施形態に即して詳細に説明する。
先ず、本発明のNOx浄化用触媒について説明する。本発明のNOx浄化用触媒は、
Ceを含む酸化物を主成分として含有する第一担体と、この第一担体に担持されたRhを主成分として含有する第一貴金属と、前記第一担体に担持されたアルカリ金属及びアルカリ土類金属からなる群から選択される少なくとも1種のNOx吸蔵剤とを含有する第一触媒と、
Zrを含む酸化物を主成分として含有し、TiO、SiO、WO、及びこれらの複合酸化物を含有しない第二担体と、この第二担体に担持されたRh及びPtのうちの一方又は両方を主成分として含有する第二貴金属とを含有し、アルカリ金属及びアルカリ土類金属を含有しない第二触媒とを備え、
前記第二触媒を、前記第一触媒と前記第二触媒との合計量に対して所定の割合で含有するものである。
(第一触媒)
本発明にかかる第一触媒は、Ceを含む酸化物を主成分として含有する第一担体と、この第一担体に担持されたRhを主成分として含有する第一貴金属と、前記第一担体に担持されたアルカリ金属及びアルカリ土類金属からなる群から選択される少なくとも1種のNOx吸蔵剤とを含有するものである。
前記第一担体は、Ceを含む酸化物を主成分として含有するものである。このような第一担体は、前記Ceを含む酸化物のみからなるものであっても、前記Ceを含む酸化物と他の金属酸化物(例えば、Al、ZrO、Y、La、Pr、Nd、Yb)との混合物であってもよいが、NOx吸蔵性能が更に向上するという観点から、前記Ceを含む酸化物のみからなるものが好ましい。
前記Ceを含む酸化物としては、セリア(CeO)、Ceと他の金属との複合酸化物が挙げられ、これらのCeを含む酸化物は1種を単独で使用しても2種以上を併用してもよい。前記他の金属としては、Zr、Y、La、Pr、Nd、Yb等が挙げられ、これらの他の金属は1種を単独で使用しても2種以上を併用してもよい。また、これらのCeを含む酸化物の中でも、耐熱性に優れているという観点から、セリア(CeO)、セリア(CeO)−ジルコニア(ZrO)複合酸化物、セリア(CeO)−ランタナ(La)複合酸化物、セリア(CeO)−ジルコニア(ZrO)−ランタナ(La)複合酸化物が好ましく、セリア、セリア−ジルコニア複合酸化物が特に好ましい。
前記第一担体において、前記Ceを含む酸化物の含有量は70質量%以上である。Ceを含む酸化物の含有量が前記下限未満になると、Ceを含む酸化物に担持されたRhによるNOxの酸化反応の促進作用が十分に得られず、NOx吸蔵性能が向上しなくなる。また、前記Ceを含む酸化物の含有量としては、NOx吸蔵性能が更に向上するという観点から、90質量%以上が好ましい。なお、前記Ceを含む酸化物の含有量の上限としては100質量%以下が好ましい。
前記第一担体の形状としては特に制限はないが粉末状が好ましい。このような粉末状の第一担体の平均粒子径としては特に制限はないが、1〜100μmが好ましい。第一担体の平均粒子径が前記下限未満になると、第一担体のシンタリングが起こりやすく傾向にあり、他方、前記上限を超えると、比表面積が小さくなり、貴金属の分散性が低下する傾向にある。なお、このような平均粒子径は、走査型電子顕微鏡(SEM)観察を行ない、得られたSEM像において無作為に抽出した100個の粒子の粒子径を測定して平均することによって求めることができる。
また、前記第一担体は多孔質であることが好ましい。このような多孔質の第一担体の比表面積としては特に制限はないが、NOx吸蔵性能が更に向上するという観点から、30m/g以上が好ましく、50〜250m/gがより好ましい。
前記第一貴金属は、前記第一担体に担持されたものであり、Rhを主成分として含有するものである。このような第一貴金属は、Rhのみからなるものであっても、Rhと他の貴金属とを含有するものであってもよいが、NOx吸蔵性能が更に向上するという観点から、Rhのみからなるものが好ましい。前記第一貴金属における他の貴金属としては、例えば、Pt、Pd、Ir、Auが挙げられる。これらの他の貴金属は1種を単独で使用しても2種以上を併用してもよい。
また、前記第一貴金属において、Rhの含有量は90質量%以上である。Rhの含有量が前記下限未満になると、Ceを含む酸化物に担持されたRhによるNOxの酸化反応の促進作用が十分に得られず、NOx吸蔵性能が低下する。また、Rhの含有量としては、NOx吸蔵性能が更に向上するという観点から、95質量%以上が好ましい。なお、Rhの含有量の上限としては100質量%以下が好ましい。
本発明にかかる第一触媒において、前記第一貴金属の担持量としては、前記第一担体100質量部に対して0.1〜5質量部が好ましい。第一貴金属の担持量が前記下限未満になると、Ceを含む酸化物に担持されたRhによるNOxの酸化反応の促進作用が十分に得られず、NOx吸蔵性能が低下する傾向にあり、他方、前記上限を超えると、貴金属が粗大化し、貴金属の利用効率が低下する傾向にある。なお、このような貴金属の担持方法としては特に制限はなく、含浸法等の従来公知の方法を採用することができる。
前記NOx吸蔵剤は、前記第一担体に担持されたものであり、アルカリ金属及びアルカリ土類金属からなる群から選択される少なくとも1種である。前記アルカリ金属としては、Li、Na、K、Cs等が挙げられ、アルカリ土類金属としては、Mg、Ca、Sr、Ba等が挙げられる。これらのNOx吸蔵剤は1種を単独で使用しても2種以上を併用してもよい。また、これらのNOx吸蔵剤の中でも、NOx吸蔵量が増大するという観点から、Ba、K、Mg、Liが好ましい。
本発明にかかる第一触媒において、前記NOx吸蔵剤の担持量としては、前記第一担体100質量部に対して5〜20質量部が好ましく、10〜15質量部がより好ましい。NOx吸蔵剤の担持量が前記下限未満になると、NOxの吸蔵量が減少する傾向にあり、他方、前記上限を超えると、前記第一貴金属がNOx吸蔵剤によって被覆されるため、Ceを含む酸化物に担持されたRhによるNOxの酸化反応の促進作用が十分に得られず、NOx吸蔵性能が低下する傾向にある。なお、このようなNOx吸蔵剤の担持方法としては特に制限はなく、含浸法等の従来公知の方法を採用することができる。
(第二触媒)
本発明にかかる第二触媒は、Zrを含む酸化物を主成分として含有し、TiO、SiO、WO、及びこれらの複合酸化物を含有しない第二担体と、この第二担体に担持されたRh及びPtのうちの一方又は両方を主成分として含有する第二貴金属とを含有し、アルカリ金属及びアルカリ土類金属を含有しないものである。
前記第二担体は、Zrを含む酸化物を主成分として含有するものである。このような第二担体は、前記Zrを含む酸化物のみからなるものであっても、前記Zrを含む酸化物と他の金属酸化物(例えば、Al)との混合物であってもよいが、NOx還元性能が更に向上するという観点から、前記Zrを含む酸化物のみからなるものが好ましい。
前記Zrを含む酸化物としては、ジルコニア(ZrO)、Zrと他の金属との複合酸化物が挙げられ、これらのCeを含む酸化物は1種を単独で使用しても2種以上を併用してもよい。前記他の金属としては、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Yb等が挙げられ、これらの他の金属は1種を単独で使用しても2種以上を併用してもよい。また、これらのZrを含む酸化物の中でも、耐熱性に優れているという観点から、ジルコニア(ZrO)、ジルコニア(ZrO)−イットリア(Y)複合酸化物、ジルコニア(ZrO)−ランタナ(La)複合酸化物、ジルコニア(ZrO)−イットリア(Y)−ランタナ(La)複合酸化物が好ましい。
また、本発明にかかる第二触媒において、前記第二担体は、TiO、SiO、WO、及びこれらの複合酸化物を含有しないものである(すなわち、これらの金属酸化物の含有量が0質量%である)。前記第二担体にこれらの金属酸化物が含まれると、NOx還元性能が低下する。
前記第二担体において、前記Zrを含む酸化物の含有量は70質量%以上である。Zrを含む酸化物の含有量が前記下限未満になると、Zr含む酸化物に担持されたRh及び/又はPtによるNOxの還元反応が十分に進行せず、NOx還元性能が低下する。また、前記Zrを含む酸化物の含有量としては、NOx還元性能が更に向上するという観点から、85質量%以上が好ましい。なお、前記Zrを含む酸化物の含有量の上限としては100質量%以下が好ましい。
前記第二担体の形状としては特に制限はないが粉末状が好ましい。このような粉末状の第二担体の平均粒子径としては特に制限はないが、1〜100μmが好ましい。第二担体の平均粒子径が前記下限未満になると、第二担体のシンタリングが起こりやすく傾向にあり、他方、前記上限を超えると、比表面積が小さくなり、貴金属の分散性が低下する傾向にある。なお、このような平均粒子径は、走査型電子顕微鏡(SEM)観察を行ない、得られたSEM像において無作為に抽出した100個の粒子の粒子径を測定して平均することによって求めることができる。
また、前記第二担体は多孔質であることが好ましい。このような多孔質の第二担体の比表面積としては特に制限はないが、NOx還元性能が更に向上するという観点から、30m/g以上が好ましく、50〜250m/gがより好ましい。
前記第二貴金属は、前記第二担体に担持されたものであり、Rh及びPtのうちの一方又は両方を主成分として含有するものである。このような第二貴金属は、Rhのみからなるもの、Ptのみからなるもの、RhとPtのみからなるもの、Rhと他の貴金属(Ptを除く)とを含有するもの、Ptと他の貴金属(Rhを除く)とを含有するもの、RhとPtと他の貴金属とを含有するもののうちのいずれでもよいが、NOx還元性能が更に向上するという観点から、Rhのみからなるもの、Ptのみからなるもの、RhとPtのみからなるものが好ましい。前記第一貴金属における他の貴金属としては、例えば、Pd、Ir、Auが挙げられる。これらの他の貴金属は1種を単独で使用しても2種以上を併用してもよい。
また、前記第二貴金属において、Rh及び/又はPtの含有量は90質量%以上である。Rh及び/又はPtの含有量が前記下限未満になると、Zr含む酸化物に担持されたRh及び/又はPtによるNOxの還元反応が十分に進行せず、NOx還元性能が低下する。また、Rh及び/又はPtの含有量としては、NOx還元性能が更に向上するという観点から、95質量%以上が好ましい。なお、Rh及び/又はPtの含有量の上限としては100質量%以下が好ましい。
本発明にかかる第二触媒において、前記第二貴金属の担持量としては、前記第二担体100質量部に対して0.1〜5質量部が好ましい。第二貴金属の担持量が前記下限未満になると、Zr含む酸化物に担持されたRh及び/又はPtによるNOxの還元反応が十分に進行せず、NOx還元性能が低下する傾向にあり、他方、前記上限を超えると、貴金属が粗大化し、貴金属の利用効率が低下する傾向にある。なお、このような貴金属の担持方法としては特に制限はなく、含浸法等の従来公知の方法を採用することができる。
本発明にかかる第二触媒は、アルカリ金属及びアルカリ土類金属を含有しないものである(すなわち、アルカリ金属及びアルカリ土類金属の含有量が0質量%である)。前記第二担体にアルカリ金属及びアルカリ土類金属からなる群から選択される少なくとも1種が含まれると、触媒表面にNOxが吸着・吸蔵しやすく、吸着・吸蔵したNOxにより前記第二貴金属が被毒するため、前記第二貴金属のメタル化が遅くなり、NOxが還元されずにそのまま排出される(還元性能が低下する)。
〔NOx浄化用触媒〕
本発明のNOx浄化用触媒は、このような第一触媒と第二触媒とを、第二触媒の含有量が第一触媒と第二触媒との合計量に対して20〜50質量%となる割合で含有するものである。第二触媒の含有量が前記下限未満になると、NOx還元性能が低下し、前記上限を超えると、NOx吸蔵性能が低下する。また、前記第二触媒の含有量としては、NOx吸蔵・還元性能が更に向上するという観点から、30〜40質量%が好ましい。
本発明のNOx浄化用触媒においては、前記第一触媒及び前記第二触媒が、下記条件(A)及び(B):
(A)前記第一及び第二触媒が、前記第一触媒と前記第二触媒との混合物に排ガスが接触するように配置されていること、
(B)前記第一及び第二触媒が、前記第一触媒に排ガスが接触した後に前記第二触媒に排ガスが接触するように配置されていること、
のうちのいずれか一方の条件を満たすように配置されていることが好ましく、前記条件(B)を満たすように配置されていることがより好ましい。これにより、NOx吸蔵・還元性能が更に向上する。
前記条件(A)を満たすNOx浄化用触媒としては、例えば、触媒基材上に、前記第一触媒と前記第二触媒との混合物層を備えるもの等が挙げられる。また、前記条件(B)を満たすNOx浄化用触媒としては、例えば、2層構造のNOx浄化用触媒であって、触媒基材上に、上層側(表面側)に前記第一触媒からなる第一触媒層が配置され、下層側(触媒基材側)に前記第二触媒からなる第二触媒層が配置されたもの、触媒基材の排ガス流路の上流側に前記第一触媒が担持され、下流側に前記第二触媒が担持されたもの、排ガス流路の上流側に前記第一触媒が充填され、下流側に前記第二触媒が充填されたもの等が挙げられる。
また、本発明のNOx浄化用触媒の形態としては特に制限はなく、ハニカム形状のモノリス触媒、ペレット形状のペレット触媒等が挙げられる。このような形態のNOx浄化用触媒を製造する方法としては特に制限はなく、例えば、前記第一触媒と前記第二触媒との混合物をペレット状に成型してNOx浄化用ペレット触媒を作製する方法や、前記第一触媒と前記第二触媒とを含むスラリーを触媒基材にコートしてNOx浄化用触媒層を形成する方法等、公知の方法を適宜採用することができる。また、このような触媒基材としては特に制限されず、得られるNOx浄化用触媒の用途等に応じて適宜選択されるが、DPF基材、モノリス状基材、ペレット状基材、プレート状基材等が好適に採用される。また、このような触媒基材の材質も特に制限されないが、コーディエライト、炭化ケイ素、ムライト等のセラミックスからなる基材や、クロム及びアルミニウムを含むステンレススチール等の金属からなる基材が好適に採用される。
また、本発明にかかる第一触媒及び第二触媒を触媒基材に担持する場合において、触媒基材に担持する前記第一触媒及び前記第二触媒の総量としては、触媒基材の容量1Lあたり100〜350g/Lが好ましく、150〜300g/Lがより好ましい。前記第一触媒及び前記第二触媒の総量が前記下限未満になると、十分なNOx吸蔵・還元性能を得ることできない傾向にあり、他方、前記上限を超えると、触媒基材の細孔が閉塞して圧損が生じる傾向にある。
〔NOx浄化方法〕
次に、本発明のNOx浄化方法について説明する。本発明のNOx浄化方法は、前記本発明のNOx浄化用触媒に排ガスを接触させてNOxを除去する方法である。このようなNOx浄化方法は、前記本発明のNOx浄化用触媒を用い、前記本発明のNOx浄化用触媒に排ガスを接触させてNOxを除去すること以外は特に制限はなく、例えば、内燃機関からの排ガスが流通する排ガス管内に前記本発明のNOx浄化用触媒を配置して、前記本発明のNOx浄化用触媒に排ガスを接触させてNOxを除去してもよい。このようなNOx浄化方法においては、前記本発明のNOx浄化用触媒を用いているため、NOxを効率よく吸蔵・還元して、排ガスを浄化することができる。
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、実施例及び比較例で使用した触媒粉末は以下に示す方法で調製した。
(調製例1)
CeO粉末(阿南化成株式会社製、比表面積:107m/g)をイオン交換水に分散させ、これに、Rh担持量が担体100質量部に対してRhとして0.5質量部となるように、硝酸ロジウム水溶液を添加して2時間撹拌した後、溶媒を蒸発させた。得られた固形分を120℃で12時間乾燥させた後、550℃で3時間焼成し、CeO担体粉末にRhが担持されたRh/CeO触媒粉末を得た。このRh/CeO触媒粉末に、担体100質量部に対してBaとして11質量部となるように、酢酸バリウム水溶液を含浸させた後、溶媒を蒸発させた。得られた固形分を120℃で12時間乾燥させた後、550℃で3時間焼成し、CeO担体粉末にRh及びBaが担持されたRh/Ba/CeO触媒粉末Aを得た。
(調製例2)
硝酸ロジウム水溶液の代わりにジニトロジアンミン白金硝酸溶液を、Pt担持量が担体100質量部に対してPtとして0.5質量部となるように添加した以外は調製例1と同様にしてCeO担体粉末にPt及びBaが担持されたPt/Ba/CeO触媒粉末Bを得た。
(調製例3)
ZrO粉末(第一稀元素化学工業株式会社製、比表面積:87m/g)をイオン交換水に分散させ、これに、Rh担持量が担体100質量部に対してRhとして0.5質量部となるように、硝酸ロジウム水溶液を添加して2時間撹拌した後、溶媒を蒸発させた。得られた固形分を120℃で12時間乾燥させた後、550℃で3時間焼成し、ZrO担体粉末にRhが担持されたRh/ZrO触媒粉末Cを得た。
(調製例4)
硝酸ロジウム水溶液の代わりにジニトロジアンミン白金硝酸溶液を、Pt担持量が担体100質量部に対してPtとして0.5質量部となるように添加した以外は調製例3と同様にしてZrO担体粉末にPtが担持されたPt/ZrO触媒粉末Dを得た。
(調製例5)
調製例3で得られたRh/ZrO触媒粉末Cをイオン交換水に分散させ、これに、TiO担持量がRh/ZrO触媒粉末C100質量部に対してTiOとして20質量部となるように、チタニアゲルを添加して2時間撹拌した後、溶媒を蒸発させた。得られた固形分を120℃で12時間乾燥させた後、550℃で3時間焼成し、ZrO−TiO担体粉末にRhが担持されたRh/ZrO−TiO触媒粉末Eを得た。
(調製例6)
チタニアゲルの代わりにシリカゲルを、SiO担持量がRh/ZrO触媒粉末C100質量部に対してSiOとして20質量部となるように添加した以外は調製例5と同様にしてZrO−SiO担体粉末にRhが担持されたRh/ZrO−SiO触媒粉末Fを得た。
(調製例7)
チタニアゲルの代わりにメタタングステン酸アンモニウム水溶液を、WO担持量がRh/ZrO触媒粉末C100質量部に対してWOとして20質量部となるように添加した以外は調製例5と同様にしてZrO−WO担体粉末にRhが担持されたRh/ZrO−WO触媒粉末Gを得た。
(実施例1)
調製例1で得られたRh/Ba/CeO触媒粉末A(46.2mg)と調製例3で得られたRh/ZrO触媒粉末C(19.8mg)とを秤量し、乳鉢を用いて乾式物理混合した。得られた混合触媒粉末66.0mgを10mmφに圧粉成型した後、粉砕し、粒径が70〜150μmの混合触媒ペレットを得た。この混合触媒ペレット(66.0mg)を石英キャピラリー(内径4mm×長さ200mm)に充填し、NOx浄化用触媒を得た。
(実施例2)
調製例1で得られたRh/Ba/CeO触媒粉末A(46.2mg)を10mmφに圧粉成型した後、粉砕し、粒径が70〜150μmの触媒ペレットAを得た。また、調製例3で得られたRh/ZrO触媒粉末C(19.8mg)を10mmφに圧粉成型した後、粉砕し、粒径が70〜150μmの触媒ペレットCを得た。前記触媒ペレットA(46.2mg)をガス流れの上流側、前記触媒ペレットC(19.8mg)をガス流れの下流側となるように分離して石英キャピラリー(内径4mm×長さ200mm)に充填し、NOx浄化用触媒を得た。
(実施例3)
Rh/ZrO触媒粉末Cの代わりに調製例4で得られたPt/ZrO触媒粉末D(19.8mg)を用いた以外は実施例2と同様にして触媒ペレットDを調製し、さらに、ガス流れの上流側が触媒ペレットAであり、ガス流れの下流側が触媒ペレットDであるNOx浄化用触媒を調製した。
(比較例1)
調製例1で得られたRh/Ba/CeO触媒粉末A(66.0mg)を10mmφに圧粉成型した後、粉砕し、粒径が70〜150μmの触媒ペレットAを得た。この触媒ペレットA(66.0mg)を石英キャピラリー(内径4mm×長さ200mm)に充填し、NOx浄化用触媒を得た。
(比較例2)
Rh/Ba/CeO触媒粉末Aの代わりに調製例2で得られたPt/Ba/CeO触媒粉末B(66.0mg)を用いた以外は比較例1と同様にしてNOx浄化用触媒を得た。
(比較例3)
Rh/Ba/CeO触媒粉末Aの代わりに調製例2で得られたPt/Ba/CeO触媒粉末B(46.2mg)を用いた以外は実施例1と同様にして混合触媒ペレットを調製し、さらに、NOx浄化用触媒を得た。
(比較例4)
Rh/Ba/CeO触媒粉末Aの量を59.4mgに、Rh/ZrO触媒粉末Cの量を6.6mgに変更した以外は実施例1と同様にして混合触媒ペレットを調製し、さらに、NOx浄化用触媒を得た。
(比較例5)
Rh/ZrO触媒粉末Cの代わりに調製例4で得られたPt/ZrO触媒粉末D(19.8mg)を用いた以外は比較例3と同様にして混合触媒ペレットを調製し、さらに、NOx浄化用触媒を得た。
(比較例6)
Rh/ZrO触媒粉末Cの代わりに調製例5で得られたRh/ZrO−TiO触媒粉末E(19.8mg)を用いた以外は実施例1と同様にして混合触媒ペレットを調製し、さらに、NOx浄化用触媒を得た。
(比較例7)
Rh/ZrO触媒粉末Cの代わりに調製例6で得られたRh/ZrO−SiO触媒粉末F(19.8mg)を用いた以外は実施例1と同様にして混合触媒ペレットを調製し、さらに、NOx浄化用触媒を得た。
(比較例8)
Rh/ZrO触媒粉末Cの代わりに調製例7で得られたRh/ZrO−WO触媒粉末G(19.8mg)を用いた以外は実施例1と同様にして混合触媒ペレットを調製し、さらに、NOx浄化用触媒を得た。
実施例及び比較例で作成した各NOx浄化用触媒における、第一及び第二触媒の種類及び含有量、並びに第一触媒と第二触媒の構成を表1に示す。
<触媒性能評価>
得られた各NOx浄化用触媒に、温度400℃でNO(0.07%)+O(7%)の混合ガス(残り:He)を流量100ml/分で供給してNOxを十分に吸蔵させた。前記混合ガスの供給を開始してからNOxの吸蔵量が飽和するまでの間のNOx供給量及びNOx吸蔵量を質量分析計を用いて測定した。
その後、温度400℃でH(3%)含有ガス(残り:He)を流量100ml/分で5分間供給してNOxを還元した。この間に還元されずに排出されたNOx量(非還元NOx量)を質量分析計を用いて測定した。
得られた測定結果に基づいて、NOx吸蔵剤1g当たりのNOx吸蔵量(単位:mmol/g−NOx吸蔵剤)及び前記NOx供給量に対する前記非還元NOx量の割合(単位%)を算出した。その結果を図1に示す。なお、図1に示したグラフにおいて、NOx吸蔵量が多く、NOx供給量に対する非還元NOx量が少ないほど(グラフの右下ほど)、触媒のNOx吸蔵・還元性能が優れていることを示す。
図1に示した結果から明らかなように、実施例1〜3で得られた本発明のNOx浄化用触媒は、NOx吸蔵・還元性能に優れていることが確認された。中でも、本発明にかかる第一触媒を上流側に、本発明にかかる第二触媒を下流側に配置したNOx浄化用触媒(実施例2〜3)は、本発明にかかる第一触媒と第二触媒とを物理混合して配置したNOx浄化用触媒(実施例1)に比べて、NOx吸蔵性能が更に優れていることがわかった。
一方、本発明にかかる第二触媒を用いなかったNOx浄化用触媒(比較例1)及び本発明にかかる第二触媒の割合が少なすぎるNOx浄化用触媒(比較例4)は、NOx吸蔵量は本発明のNOx浄化用触媒と同等であったが、NOx還元性能に劣ることがわかった。また、本発明にかかる第一触媒のRhの代わりにPtが担持された触媒を用いたNOx浄化用触媒(比較例2〜3及び5)は、本発明のNOx浄化用触媒に比べてNOx吸蔵性能に劣ることがわかった。中でも、本発明にかかる第二触媒を用いなかったNOx浄化用触媒(比較例2)及び本発明にかかるRhが担持された第二触媒を用いたNOx浄化用触媒(比較例3)は、本発明のNOx浄化用触媒に比べてNOx還元性能も劣ることがわかった。
また、本発明にかかる第二触媒のZrO担体の代わりにZrO−TiO担体(比較例6)、ZrO−SiO担体(比較例7)、又はZrO−WO担体(比較例8)を用いたNOx浄化用触媒は、本発明のNOx浄化用触媒に比べてNOx吸蔵性能に劣ることがわかった。中でも、ZrO−SiO担体(比較例7)を用いたNOx浄化用触媒は、本発明のNOx浄化用触媒に比べてNOx還元性能も劣ることがわかった。
以上の結果から、Ceを含む酸化物を所定量含有する担体とRhを所定量含有する貴金属とアルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属からなるNOx吸蔵剤とを含有する本発明にかかる第一触媒と、Zrを含む酸化物を所定量含有し、TiO、SiO及びWOを含有しない担体とRh及び/又はPtを所定量含有する貴金属とを含有し、アルカリ金属及びアルカリ土類金属を含有しない第二触媒とを所定の割合で組合せることによって初めてNOx吸蔵・還元性能に優れたNOx浄化用触媒が得られることが確認された。
以上説明したように、本発明によれば、NOx吸蔵性能とNOx還元性能とが高レベルでバランスよく両立したNOx浄化用触媒を得ることが可能となる。
したがって、本発明のNOx浄化用触媒は、NOx吸蔵・還元性能に優れるため、自動車の内燃機関等から排出されるガスに含まれるNOxを除去するための触媒等として有用である。

Claims (5)

  1. Ceを含む酸化物を70質量%以上含有する第一担体と、該第一担体に担持されたRhを90質量%以上含有する第一貴金属と、前記第一担体に担持されたアルカリ金属及びアルカリ土類金属からなる群から選択される少なくとも1種のNOx吸蔵剤とを含有する第一触媒と、
    Zrを含む酸化物を70質量%以上含有し、TiO、SiO、WO、及びこれらの複合酸化物を含有しない第二担体と、該第二担体に担持されたRh及びPtのうちの一方又は両方を90質量%以上含有する第二貴金属とを含有し、アルカリ金属及びアルカリ土類金属を含有しない第二触媒とを備え、
    前記第二触媒の含有量が、前記第一触媒と前記第二触媒との合計量に対して20〜50質量%であることを特徴とするNOx浄化用触媒。
  2. 前記第一触媒において、前記第一担体がCeO担体であり、前記第一貴金属がRhであり、前記NOx吸蔵剤がBaであることを特徴とする請求項1に記載のNOx浄化用触媒。
  3. 前記第二触媒において、前記第二担体がZrO担体であり、前記第二貴金属がPtであることを特徴とする請求項1又は2に記載のNOx浄化用触媒。
  4. 下記条件(A)及び(B):
    (A)前記第一及び第二触媒が、前記第一触媒と前記第二触媒との混合物に排ガスが接触するように配置されていること、
    (B)前記第一及び第二触媒が、前記第一触媒に排ガスが接触した後に前記第二触媒に排ガスが接触するように配置されていること、
    のうちのいずれか一方の条件を満たすことを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のNOx浄化用触媒。
  5. 請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のNOx浄化用触媒に排ガスを接触させてNOxを除去することを特徴とするNOx浄化方法。
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