JP6825356B2 - バッテリ冷却装置 - Google Patents

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本開示は、バッテリ冷却装置に関する。
従来、バッテリ冷却装置は、たとえば、特開2016−113038号公報(特許文献1)、特開2013−147168号公報(特許文献2)に開示されている。
特開2016−113038号公報 特開2013−147168号公報
特許文献1では車室内とファンの吸気口がダクトによって繋がれている。しかし、スペース削減のためダクトの距離が短く、ファンから発生するノイズが車室内に伝搬しやすいという問題があった。
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ノイズの発生を抑制することができるバッテリ冷却装置を提供することを目的とする。
本開示のある局面に係るバッテリ冷却装置は、車室内に連通された吸気口を介して車室から吸気した空気をバッテリへ送るバッテリ冷却装置であって、バッテリ冷却装置は、空気を吸気する吸気口が設けられた冷却ダクトと、吸気された空気を送る、回転可能な羽根部と、羽根部の回転で円周方向に送られた空気を案内する筒状の胴部と、胴部内で円周方向に流れる空気をバッテリへ案内するように胴部から延びる排気ダクトとを備え、胴部の外周面と排気ダクトとが交わり鋭角を形成する点が舌部であり、吸気口には、羽根部の回転軸と舌部とを結んだ直線と、回転軸から排気ダクトの延びる方向と直交し回転軸を通る直線とで囲まれる範囲に配置される遮蔽板と、遮蔽板の羽根部の側の面に配置された吸音材とが設けられる。
このようにすると、音圧が高くなる領域に遮蔽板および吸音材が設けられるために、ノイズの発生を効果的に抑制することが可能となる。
本開示によると、ノイズの発生を抑制できるバッテリの冷却構造を提供することができる。
本実施の形態に係るバッテリ冷却装置を吸気口側から見た正面図である。 冷却ダクトの正面図である。 図2中のIII−III線に沿ったバッテリ冷却装置の断面図である。 図2中のIV−IV線に沿ったバッテリ冷却装置の断面図である。 変形例に係るバッテリ冷却装置を吸気口側から見た正面図である。 図5中のVI−VI線に沿ったバッテリ冷却装置の断面図である。 遮蔽板および吸音材の斜視図である。 遮蔽板および吸音材の斜視図である。 本実施の形態に係るバッテリ冷却装置の効果を説明するためのグラフである。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本実施の形態に係るバッテリ冷却装置を吸気口側から見た正面図である。図1で示すように、バッテリ冷却装置100は、吸気された空気を送る、回転可能な羽根部91と、羽根部91の回転で円周方向に送られた空気を案内する筒状の胴部21、胴部21内で円周方向に流れる空気をバッテリへ案内するように胴部21から延びる排気ダクト31とを備え、胴部21の外周面と排気ダクト31とが交わり鋭角を形成する点が舌部2であり、吸気口6には、羽根部91の回転軸1と舌部2とを結んだ直線11と、排気ダクト31の延びる方向と直交し回転軸1を通る直線12とで囲まれる範囲に配置される遮蔽板4と、遮蔽板4の羽根部91の側の面に配置された吸音材とが設けられる。
胴部21に排気ダクト31が取り付けられている。排気ダクト31は、バッテリへ空気(冷却風)を供給する。バッテリは、車両を駆動するモータに電力を供給する。バッテリによる走行が多くなることでバッテリの発熱量が増加する。バッテリの発熱量に応じて、排気ダクトからの冷却風の供給量を調整してもよい。胴部21は筒状であり、その中に吸気口6およびその外周6aが設けられている。吸気口6に対向するように遮蔽板4が配置されている。
吸気口6の中心に羽根部91の回転軸1が設けられている。羽根部91が回転すると吸気口6から吸い込まれた空気が羽根部91で加速されて胴部21の外周に沿って流れ、矢印3で示す方向に沿って排気ダクト31から排出される。すなわち、回転軸1の方向から空気を吸い込んで、羽根部91が空気を円周方向に送り出す。
舌部2は胴部21から排気ダクト31が分岐する部分である。舌部2では矢印3で示す排気ダクト31が延びる方向と胴部21の外周面とが鋭角をなす。舌部2は排気ダクト31と胴部21の両方に接触している。
図2は、冷却ダクトの正面図である。図3は、図2中のIII−III線に沿ったバッテリ冷却装置の断面図である。図4は、図2中のIV−IV線に沿ったバッテリ冷却装置の断面図である。
図2で示すように冷却ダクト10の外径は矩形である。冷却ダクト10内に円形状の吸気口6が形成されている。吸気口6はダクトを介して車室内に接続される。吸気口6から車室内の空気を吸い込むことが可能である。
遮蔽板4は数本の脚部41で冷却ダクト10との間に隙間42を形成するように配置されている。この例では脚部41は3本であるが、より多くの、または少ない脚部41が設けられていてもよい。この実施の形態では丸形状の遮蔽板4が設けられているが、遮蔽板4が角形状であってもよい。
冷却ファン9は、モータ92とモータ92に接続される羽根部91とを有する。モータ92がシャフトを介して羽根部91を回転させる。羽根部91は胴部21内に収納されている。
吸気口面8よりも冷却ダクト10側に遮蔽板4および吸音材5が配置されている。遮蔽板4および吸音材5は直線11,12の間の少なくとも一部分に設けられていればよい。より好ましくは、直線11,12間には、遮蔽板4および隙間42のみが設けられている。
羽根部91が回転すると冷却ダクト10内を矢印43,44で示す方向に空気が流れる。矢印44で示す方向の空気の流れは隙間42内を流れるため、遮蔽板4により空気の流れが妨げられない。
冷却ダクト10の端部に遮蔽板を設置している。冷却ダクト10と一体的に脚部41および遮蔽板4を設けるため、脚部41および遮蔽板4を冷却ダクト10と一体成型することが可能となる。その結果、コストを削減できる。
回転軸1と舌部2とを結ぶ直線11および回転軸1を通り矢印3で示す排気方向に直交する直線12とに挟まれる範囲に遮蔽板4と吸音材5を配置する。吸気口6の外周6aと遮蔽板4との間に接していない隙間42が設けられる。遮蔽板4は吸気口面8よりも前面(冷却ダクト10側)に設けられる。
吸気口6から出る音は、舌部2付近で音圧が高くなり、回転軸1を通り排気方向(矢印3)と直交する交点で空気の流速が大きくなるため、音圧が高くなる傾向がある。音圧が高い箇所を局所的に塞ぐことにより効率的なノイズの低減を可能にする。冷却ファン9の風流れの主流を避けて騒音対策構造を設定することで風量の低下を抑えることができる。
以下、変形例について記載する。
上述の実施の形態では、冷却ダクト10に遮蔽板4を設けた。しかしながら、変形例では、冷却ファン9側に遮蔽板4を設けている。その他の構成は、図1から4のバッテリ冷却装置100と同じである。
図5は、変形例に係るバッテリ冷却装置を吸気口側から見た正面図である。図6は、図5中のVI−VI線に沿ったバッテリ冷却装置の断面図である。図7および図8は、遮蔽板および吸音材の斜視図である。
これらの図で示すように変形例に係るバッテリ冷却装置100では、冷却ファン9側に脚部41が取り付けられている。脚部41が遮蔽板4および吸音材5を保持する。遮蔽板4および吸音材5も、吸気口面8よりも羽根部91側に配置される。
モータ92の回転がシャフト93を経由して羽根部91に伝達される。羽根部91が回転すると矢印43,44で示すように空気が流れ、この空気が排気ダクト31からバッテリへ送られる。このように構成された変形例のバッテリ冷却装置100でも、図1から4で示すバッテリ冷却装置100と同様の効果がある。
図9は、本実施の形態に係るバッテリ冷却装置の効果を説明するためのグラフである。図9では、図1から4のバッテリ冷却装置100、および図1から図4のバッテリ冷却装置100から遮蔽板4、吸音材5および脚部を取り除いたバッテリ冷却装置における各周波数と音圧との関係を示している。図9で示すように、遮蔽板4および吸音材5が設けられたバッテリ冷却装置100では、遮蔽板4および吸音材5が設けられていないバッテリ冷却装置よりも音圧が低下していることが分かる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 回転軸、2 舌部、3,43,44 矢印、4 遮蔽板、5 吸音材、6 吸気口、6a 外周、8 吸気口面、9 冷却ファン、10 冷却ダクト、11,12 直線、21 胴部、31 排気ダクト、41 脚部、42 隙間、91 羽根部、92 モータ、93 シャフト、100 バッテリ冷却装置。

Claims (1)

  1. 車室内に連通された吸気口を介して車室から吸気した空気をバッテリへ送るバッテリ冷却装置であって、
    前記バッテリ冷却装置は、
    空気を吸気する前記吸気口が設けられた冷却ダクトと、
    吸気された空気を送る、回転可能な羽根部と、
    前記羽根部の回転で円周方向に送られた空気を案内する筒状の胴部と、
    前記胴部内で円周方向に流れる空気をバッテリへ案内するように前記胴部から延びる排気ダクトとを備え、
    前記胴部の外周面と前記排気ダクトとが交わり鋭角を形成する点が舌部であり、
    前記吸気口には、
    前記羽根部の回転軸と前記舌部とを結んだ直線と、前記回転軸から前記排気ダクトの延びる方向と直交し前記回転軸を通る直線とで囲まれる範囲に配置される遮蔽板と、前記遮蔽板の前記羽根部の側の面に配置された吸音材とが設けられ、前記遮蔽板は互いに距離を隔てて配置された複数本の脚部により、前記冷却ダクトとの間に隙間を形成するように配置されている、バッテリ冷却装置。
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