JP2017134922A - バッテリ冷却装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンパクトな構成で効果的に冷却ファンからの騒音低減を図る。【解決手段】車両に搭載されるバッテリに冷却空気を送給する冷却ファン11と、冷却ファン11の円形の吸気口15に取り付けられた半円形の遮蔽板16と、遮蔽板16の冷却ファン11の側の面に取り付けられた吸音材17とを備える。【選択図】図3
Description
本発明は、車両に搭載されるバッテリを冷却するバッテリ冷却装置の構造に関する。
近年、モータを駆動源とする電気自動車やモータとエンジンとを駆動源とするハイブリッド車両等の電動車両が多く用いられている。これらの電動車両では、モータに電力を供給すると共にモータを発電機として動作させた際の発電電力を充電する充放電可能な二次電池と二次電池を冷却する冷却装置が搭載されている。冷却装置は、冷却ファンを駆動して車室内の空気を冷却空気として吸い込み、吸い込んだ冷却空気を二次電池の周囲の冷却流路に流して二次電池を冷却する。
冷却ファンが駆動されると冷却ファンの騒音が発生する。この騒音が車室内に伝わらないように車室内の吸気口から冷却ファンの空気吸込み口までのダクトの内面に吸音材を取り付け、騒音低減を図る方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、電動車両においては、ドライバビリティの向上や電動走行距離の増加等の要求により、搭載する電池の発熱が増加する傾向にある。しかし、電池の搭載スペースには限りがあり、特許文献1に記載された従来技術のように吸気ダクトの搭載スペースを十分に取ることができない。このため、冷却ファンからの騒音を吸気ダクト内で低減することが困難となってきている。
そこで、本発明は、コンパクトな構成で効果的に冷却ファンからの騒音低減を図ることを目的とする。
本発明のバッテリ冷却装置は、車両に搭載されるバッテリに冷却空気を送給する冷却ファンと、前記冷却ファンの円形の吸気口に取り付けられた半円形の遮蔽板と、前記遮蔽板の前記冷却ファン側の面に取り付けられた吸音材と、を備えることを特徴とする。
本発明は、コンパクトな構成で効果的に冷却ファンからの騒音低減を図ることができる。
以下、図面を参照しながら本実施形態のバッテリ冷却装置100について説明する。まず、図1を参照しながら、本実施形態のバッテリ冷却装置100が車両30に搭載された状態につい説明する。なお、図1〜3,6,7中の前後左右、上下の記載は、車両30の前後左右、上下方向を示す。また、図1に示すように、車両30の後席35の下部空間36には、バッテリ12と冷却ファン11とが搭載されている。冷却ファン11の吐出口14とバッテリ12の冷却空気入口とは接続ダクト20で接続され、冷却ファン11からバッテリ12に冷却空気が送給される。
後席35の座面前面の下側にはシートアンダーカバー31が取り付けられている。シートアンダーカバー31は、後席35の下部空間36の前面を覆っている。シートアンダーカバー31の車両30の左側のコーナー部には、冷却空気を取り入れる格子状のベゼル21が配置されている。そして、ベゼル21の冷却ファン11の側には、ベゼル21と冷却ファン11との間を接続するダクト22が取り付けられている。
図2、図3に示すように、ダクト22のベゼル21側の面は、開口26となっている。ダクト22の車両30の後方側の壁面25には、後で詳述する遮蔽板アセンブリ19が接続される円形の開口24が設けられている。遮蔽板アセンブリ19には冷却ファン11の円形の吸気ノズル13の吸気口15が接続されている。
ベゼル21から開口26を通してダクト22の中に吸い込まれた車室内の空気は、ダクト22の開口24から遮蔽板アセンブリ19を通って冷却ファン11の吸気ノズル13から冷却ファン11に吸い込まれる。冷却ファン11に吸い込まれた空気は加圧された後、冷却ファン11の吐出口14から接続ダクト20を通してバッテリ12に送給され、バッテリ12を冷却する。バッテリ12を冷却した後の空気は、図示しない排気ダクトから車室内に排気される。
図2,3に示すように、遮蔽板アセンブリ19は、円環部材18と、円環部材18の内側に取り付けられた半円形の遮蔽板16と、遮蔽板16の冷却ファン11の側の面に取り付けられた吸音材17とにより構成される。なお、図3の(a)部は、遮蔽板アセンブリ19の部分拡大断面を示している。円環部材18の内径は、開口24及び吸気ノズル13の内径と同一で、図3の(a)部に示すように、その長さDは遮蔽板16と吸音材17の厚さよりも少し長い程度のごく短いものである。遮蔽板16の遮蔽率(円環部材18の開口面積(吸気ノズル13の開口面積及び開口24の開口面積)に対する遮蔽板16の面積の割合)は、20〜30%である。なお、図3の(a)部に示すように、吸音材17の厚さは遮蔽板16の厚さよりも厚いものである。
図3に示すように、遮蔽板アセンブリ19は、遮蔽板16が冷却ファン11の吸気口15の図3の左側、すなわち、車両30の右側となるように、壁面25と吸気ノズル13との間に取り付けられる。また、半円形の遮蔽板16は、弦の上端が吸気口15の上下方向に対して角度αだけ吐出口14に向かって傾くように、すなわち、車両30の右側に傾くように取り付けられている。なお、角度αについは、後述する。このように、冷却ファン11と遮蔽板アセンブリ19とがダクト22の壁面25に接続されると、遮蔽板16は、吸気口15の図3の左側、すなわち、車両30の右側の吸気口15を遮蔽すると同時に、開口24の壁面25とベゼル21との距離が長くなっている側を遮蔽する。また、遮蔽板16の冷却ファン11の側の面には吸音材17が取り付けられている。この構成により、冷却ファン11から発生する騒音は、遮蔽板アセンブリ19の遮蔽板16と吸音材17によって遮断、吸収され、ベゼル21から外部に伝搬される冷却ファン11からの騒音が低減される。
冷却ファン11からの騒音の低減効果は、遮蔽板の形状、遮蔽率によって変化する。遮蔽板の形状としては以下のような形状が考えられる。一つは、図4(a)に示すように円環部材18の周縁を遮蔽するドーナツ型の遮蔽板41である。二つめは、図4(b)に示すように円環部材18の左右両側の一部を遮蔽する左右分割型の遮蔽板42である。三つ目は、図4(c)に示すように円環部材18の右側を遮蔽する半円形の遮蔽板16である。これらの各形状の遮蔽板16,41,42の遮蔽率(円環部材18の開口面積に対する遮蔽板16,41,42の面積の割合)を変化させてバッテリ冷却装置100の騒音レベルを計測する試験を行った。その試験の結果を図5に示す。図5において、破線aは、ドーナツ型の遮蔽板41の遮蔽率を変化させた際の遮蔽率に対するバッテリ冷却装置100の騒音レベルの変化を示す。また、一点鎖線bは、左右分割型の遮蔽板42の遮蔽率を変化させた際の遮蔽率に対するバッテリ冷却装置100の騒音レベルの変化を示す。また、実線cは、半円形の遮蔽板16の遮蔽率を変化させた際の遮蔽率に対するバッテリ冷却装置100の騒音レベルの変化を示す。
図5の実線cに示すように、半円形の遮蔽板16を用い、遮蔽率をC1〜C2(20〜30%)とした場合にバッテリ冷却装置100の騒音レベルを最も低減することができる。また、図3に示す遮蔽率20〜30%の半円形の遮蔽板16の弦の吸気口15の上下方向に対する角度αを変更して騒音の試験を行った。この結果、角度αが30°程度の場合に、冷却ファン11の風量の低下が最も低くなり、風量の低下は1%以下となった。
以上のことから、遮蔽率20〜30%の半円形の遮蔽板16を用いた遮蔽板アセンブリ19を、図3に示すように遮蔽板16の弦の上端が吸気口15の上下方向に対して30°程度吐出口14の側に傾け、吸気ノズル13の左側、すなわち、車両30の右側を遮蔽するように、吸気ノズル13と壁面25との間に取り付けることにより、冷却ファン11の風量の低下を抑制しつつ、冷却ファン11の騒音がベゼル21から外部に伝搬されることを抑制できる。この結果、バッテリ冷却装置100の騒音を効果的に抑制することが可能となる。
円環部材18の長さはごく短いので、遮蔽板アセンブリ19は、冷却ファン11とダクト22との間の小さなスペースに組み込むことが可能である。このため、本実施形態のバッテリ冷却装置100は、特許文献1に記載されたような吸音材を取り付けた長いダクトを用いることなく、コンパクトな構成で効果的に冷却ファン11からの騒音低減を図ることができる。
次に図6を参照しながら本発明の他の実施形態のバッテリ冷却装置200について説明する。先に図1から図5を参照して説明したのと同様の部位には同様の符号を付して説明は省略する。
図6に示すバッテリ冷却装置200は、遮蔽板アセンブリ19を用いず、吸気ノズル13の吸気口15近傍の内面の図6の左側、すなわち車両30の右側に半円形の遮蔽板16を取り付け、遮蔽板16の冷却ファン11の側の面に吸音材17を取り付けたものである。本実施形態のバッテリ冷却装置200では、遮蔽板アセンブリ19の円環部材18が必要ないことから、先に図1〜図5を参照して説明した実施形態よりも更にコンパクトな構成で効果的に冷却ファン11からの騒音低減を図ることができる。
次に図7を参照しながら本発明のもう一つの他の実施形態のバッテリ冷却装置300について説明する。先に図1から図5を参照して説明したのと同様の部位には同様の符号を付して説明は省略する。
本実施形態は、遮蔽板アセンブリ19を用いず、半円形の遮蔽板16と吸音材17をダクト22の壁面25に取り付けたものである。遮蔽板16は、壁面25とベゼル21との距離が短くなっている側の開口24を遮蔽する。遮蔽板16の遮蔽率(開口24の開口面積に対する遮蔽板16の面積の割合)は、先に説明した実施形態と同様、20〜30%である。また、冷却ファン11の吸気口15が壁面25に接続されると、遮蔽板16は冷却ファン11の吸気口15の左側、あるいは、車両30の右側の吸気口15を遮蔽する。
本実施形態のバッテリ冷却装置300では、遮蔽板アセンブリ19の円環部材18が必要ないことから、先に図1〜図5を参照して説明した実施形態よりも更にコンパクトな構成で効果的に冷却ファン11からの騒音低減を図ることができる。
11 冷却ファン、12 バッテリ、13 吸気ノズル、14 吐出口、15 吸気口、16,41,42 遮蔽板、17 吸音材、18 円環部材、19 遮蔽板アセンブリ、20 接続ダクト、21 ベゼル、22 ダクト、24,26 開口、25 壁面、30 車両、31 シートアンダーカバー、35 後席、36 下部空間、100,200,300 バッテリ冷却装置。
Claims (1)
- 車両に搭載されるバッテリに冷却空気を送給する冷却ファンと、
前記冷却ファンの円形の吸気口に取り付けられた半円形の遮蔽板と、
前記遮蔽板の前記冷却ファンの側の面に取り付けられた吸音材と、を備えることを特徴とするバッテリ冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016012014A JP2017134922A (ja) | 2016-01-26 | 2016-01-26 | バッテリ冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016012014A JP2017134922A (ja) | 2016-01-26 | 2016-01-26 | バッテリ冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017134922A true JP2017134922A (ja) | 2017-08-03 |
Family
ID=59504440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016012014A Pending JP2017134922A (ja) | 2016-01-26 | 2016-01-26 | バッテリ冷却装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2017134922A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018103733A (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | トヨタ自動車株式会社 | バッテリ冷却装置 |
-
2016
- 2016-01-26 JP JP2016012014A patent/JP2017134922A/ja active Pending
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