JP6825331B2 - ワイヤハーネス - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。図1は、本実施の形態に係るワイヤハーネスの外観を示す斜視図である。図2は、本発明の一実施の形態に係るワイヤハーネスの概略構成を示す部分断面図である。
ワイヤハーネス1は、例えば、油冷モータを駆動源とする電気自動車やハイブリッド車等の車両に搭載され、油冷モータにインバータから出力されるPWM(Pulse Width Modulation)制御された電流を供給するために用いられる。
接続端子5は、ケーブル導体21の端部21aをケーブル絶縁体22の一部と共に収容する有底円筒状の収容部51と、機器側接続端子に電気的に接続される接続部52とを有する。接続部52は、接続対象となる被取付部材内の端子台に設けられた対応する機器側接続端子にボルトにより固定することで接続される。収容部51は、内部に、ケーブル導体21の端部21aをケーブル絶縁体22の一部と共に収容する収容空間50を有する筒部511と、筒部511と接続部52との間に備えられた底部512とを、一体に有している。
上述の実施の形態では、筒状弾性体8の一部が接続端子5の収容部51の開口51bから露出しているように構成したが、筒状弾性体8が接続端子5と保持部材3との間の全体にわたってケーブル2を覆っているように構成することもできる。具体的に、図3に示すように、筒状弾性体8は、基端側が、内鍔部312aのケーブル絶縁体22の外周面22aと対応する位置にある内周面312b、すなわち、挿通孔311のうち内鍔部312aと対応する領域に設けられている部分を形成する内周面312bの先端側から基端側にかけて全体にわたって延在している。
次に、接続端子5の加締め方法について、説明する。まず、ケーブル2の先端からケーブル絶縁体22を剥き取り、ケーブル導体21の端部21aを露出させる。次に、ケーブル絶縁体22の先端部に筒状弾性体8を装着させる。そして、ケーブル絶縁体22に覆われていないケーブル導体21の端部21a及びケーブル絶縁体22の一部を、この一部に装着されている筒状弾性体8と共に、接続端子5の収容部51、すなわち、収容空間50に挿入する。このとき、ケーブル絶縁体22で覆われていないケーブル導体21の端部21aが第1の収容空間50aに収容され、筒状弾性体8が装着されたケーブル絶縁体22が第2の収容空間50bに収容されるように、ケーブル2を配置する。ケーブル2が収容部に挿入された状態で、第1のかしめ部53及び第2のかしめ部54により、ワイヤハーネス1がケーブル導体21の端部21aの外周21b側、及び筒状弾性体8の外周8a側で加締められる。この際、第1かしめ部53及び第2のかしめ部54の深さは、用途に応じて0.3mm以上4.0mm以下程度に設定される。
本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、ケーブル導体21の端部21aをケーブル絶縁体22の一部と共に収容する有底円筒状の収容部51を有する接続端子5と、接続端子5の収容部51の内周面とケーブル絶縁体22の外周面22aとの間に介在する筒状弾性体8とを備え、筒状弾性体8は、ケーブル絶縁体22の圧縮永久ひずみ率よりも低い圧縮永久ひずみ率を有する。
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
2…ケーブル
21…ケーブル導体
21a…ケーブル導体の端部
21b…ケーブル導体の端部の外周
22…ケーブル絶縁体
22a…ケーブル絶縁体の外周面
3…保持部材
8…筒状弾性体
8a…筒状弾性体の外周
5…接続端子
51…収容部
D…ケーブル絶縁体の厚み
d…筒状弾性体の厚み
Claims (7)
- 線状の導電体からなるケーブル導体を筒状のケーブル絶縁体で被覆してなるケーブルと、
前記ケーブル導体の端部を前記ケーブル絶縁体の一部と共に収容する有底円筒状の収容部を有する接続端子と、
前記接続端子の前記収容部の内周面と前記ケーブル絶縁体の外周面との間に介在する筒状弾性体と、
を備え、
前記筒状弾性体は、前記ケーブル絶縁体の圧縮永久ひずみ率よりも低い圧縮永久ひずみ率を有し、
前記接続端子の前記収容部は、前記筒状弾性体を介して前記ケーブル絶縁体に加締められており、
前記収容部の加締められている部分において、前記収容部の内周面と前記筒状弾性体の外周面とは、前記ケーブルの長手方向にわたって接触しており、
前記収容部は、加締められていない部分を有し、
前記収容部の加締められている部分における前記筒状弾性体の厚みは、前記収容部の加締められていない部分における前記筒状弾性体の厚みよりも小さい、
ワイヤハーネス。 - 線状の導電体からなるケーブル導体を筒状のケーブル絶縁体で被覆してなるケーブルと、
前記ケーブル導体の端部を前記ケーブル絶縁体の一部と共に収容する有底円筒状の収容部を有する接続端子と、
前記接続端子の前記収容部の内周面と前記ケーブル絶縁体の外周面との間に介在する筒状弾性体と、
を備え、
前記筒状弾性体は、前記ケーブル絶縁体の圧縮永久ひずみ率よりも低い圧縮永久ひずみ率を有し、
前記接続端子の前記収容部は、前記筒状弾性体を介して前記ケーブル絶縁体に加締められており、
前記筒状弾性体は、その一部が前記接続端子の前記収容部の開口から露出しており、
前記ケーブルを前記接続端子から離間した位置で保持する保持部材をさらに備え、
前記筒状弾性体は、前記接続端子と前記保持部材との間の全体にわたって前記ケーブルを覆っている、
ワイヤハーネス。 - 前記筒状弾性体の厚みは、前記ケーブル絶縁体の厚みよりも小さい、
請求項1または2に記載のワイヤハーネス。 - 前記筒状弾性体は、前記ケーブル絶縁体の耐油性よりも高い耐油性を有する、
請求項1乃至3の何れか1項に記載のワイヤハーネス。 - 前記筒状弾性体は、前記ケーブル絶縁体の弾性率よりも低い弾性率を有する、
請求項1乃至4の何れか1項に記載のワイヤハーネス。 - 前記筒状弾性体の厚みは、0.8mm以上2.2mm以下である、
請求項1乃至5の何れか1項に記載のワイヤハーネス。 - 前記収容部は、加締められていない部分を有し、
前記収容部の加締められている部分における前記筒状弾性体の厚みは、前記収容部の加締められていない部分における前記筒状弾性体の厚みよりも小さい、
請求項2に記載のワイヤハーネス。
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