JP6824139B2 - 調理排気排出装置 - Google Patents
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前記排気フードの下端部に、下方向に沿って又は下方向及び前記排気フードの内部に向かう水平方向に沿って空気を噴出する空気噴出部が設けられ、
噴出用空気を前記空気噴出部に送風する送風ファンが設けられた調理排気排出装置に関する。
このため、調理排気中の油脂を分解する紫外線を照射する紫外線ランプにより、調理排気中の油脂を分解するようにしたものがある(例えば、特許文献2(段落〔0008〕参照。)。
尚、調理排気中に微細な油脂が存在すると、その油脂が排気ダクトの内面等に付着して、発火する等の虞があるため、調理排気中の微細な油脂を適切に除去することになる。
前記排気フードの下端部に、下方向に沿って又は下方向及び前記排気フードの内部に向かう水平方向に沿って空気を噴出する空気噴出部が設けられ、
噴出用空気を前記空気噴出部に送風する送風ファンが設けられたものであって、その特徴構成は、
調理排気中の油脂を分解する紫外線を照射する紫外線ランプが、前記吸気ケースの内部に設けられ、
前記紫外線ランプを駆動する駆動回路を備えたランプ駆動ボックスが、前記送風ファンから送風される冷却用空気にて冷却される形態で、前記送風ファンに隣接して設けられている点にある。
そして、吸気ケースの内部には、調理排気中の油脂を分解する紫外線を照射する紫外線ランプが設けられているから、吸気ケースの内部に流動する調理排気に対して、紫外線ランプにより紫外線を照射して、調理排気中の微細な油脂を分解することができる。
(全体構成)
図1に示すように、ガスレンジ等の厨房機器Aが設置された厨房室の天井側箇所に、厨房機器Aからの調理排気Hを外部に排出する両面型調理排気排出装置B(以下、排気装置と略称する)が設置されている。
排気フード1が、四角板状の天板部1a、天板部1aの前後の縁部から下方に垂下する状態に設けられる前後板部1b、及び、天板部1aの左右の縁部から下方に垂下する状態に設けられる側板部1cを備える形態に構成されている。
ちなみに、図示は省略するが、排気ダクト3には排気ファンが接続され、排気ダクト3が連通部Eを通して吸引するように構成されている。
ちなみに、吸気ケース2の底壁部2aが着脱自在に構成されて、底壁部2aの清掃を良好に行えるようになっている。
つまり、吸気ケース2の底壁部2aには油脂類が溜まることになるが、その油脂類を除去する等、底壁部2aの清掃を良好に行えるようになっている。
従って、厨房機器Aからの調理排気Hが、排気フード1の内部に流動し、左右のグリスフィルタ5を通過して吸気ケース2の内部に流動することになる。そして、吸気ケース2の内部に流動した調理排気Hが、吸気ケース2の内部において、天井部Dの連通部Eに向けて流動し、その連通部Eを通して排気ダクト3に流動するように構成されている。
本実施形態では、複数の棒状の紫外線ランプPが、上下二段に並べる状態で、且つ、上段側の紫外線ランプPを下段側に並ぶ紫外線ランプPの間に位置させる格子状に並べる状態で配置されている。
ちなみに、吸気ケース2の内部に流動する調理排気Hは、左右のグリスフィルタ5を通過することにより、流動速度が低速になるものであるため、吸気ケース2の内部を流動する際に、紫外線ランプPからの紫外線(UV−C)が十分に照射されることになる。
図1〜図3に示すように、排気フード1の一対の前後板部1bのうちの一方側の前後板部1bの外面に、収容ボックスFが装着され、その収容ボックスFの内部に、ランプ駆動ボックス6が設けられている。
図4に示すように、このランプ駆動ボックス6に、紫外線ランプPの作動を制御するランプ制御部7、及び、紫外線ランプPを駆動するための駆動回路8が設けられている。
ちなみに、図2に示すように、駆動回路8からは駆動用電線8aが、排気フード1の天板部1aの下面に沿わせて紫外線ランプPに向けて延出され、排気フード1の天板部1aの下面には、駆動用電線8aを覆うカバー体Uが設けられている。
フィルタ検出部10は、複数のグリスフィルタ5に各別に設けた磁性体(図示せず)を各別に検出する複数の磁気センサ10aと、これら磁気センサ10aの検出情報が入力される信号入力部10bとからなり、複数の磁気センサ10aのうちの全てが磁性体を検出すると、グリスフィルタ5が存在状態であると検出し、複数の磁気センサ10aのうちの1つ以上が磁性体を検出しなくなると、グリスフィルタ5が非存在状態であると検出するように構成されている。
つまり、紫外線ランプPの照射状態において、グリスフィルタ5の非存在が検出されると、紫外線ランプPの照射を停止し、また、操作部9にて点灯指令が指令された際に、グリスフィルタ5の非存在が検出されると、紫外線ランプPの照射を停止する状態を継続するように構成されている。
この圧力検出部11は、圧力検出用導管11aを吸気ケース2の内部に延出し、圧力検出用導管11aにて導かられる圧力を吸気ケース2の内部圧力として検出するように構成されている。
つまり、吸気ケース2の内部圧力は、排気ダクト3の吸引により、正常時には、大気圧よりも低い設定圧力となるが、排気ダクト3の吸引が正常に行われないと、設定圧力よりも高い圧力となり、このような場合には、ランプ制御部7が、紫外線ランプの照射を停止するように構成されている。
図1〜図3に示すように、排気フード1の下端部に、下方向及び排気フード1の内部に向かう水平方向に沿って空気を噴出する空気噴出部Mが設けられている。
本実施形態においては、一対の前後板部1bのうちの上述の収容ボックスFが設置された一方側の前後板部1bの下端部に、空気噴出部Mを構成する送風ダクト12が設けられている。
そして、送風ダクト12の下面部に、空気を下方向に沿って噴出する第1噴出口12aが、送風ダクト12の長手方向の適当間隔おきに形成され、また、送風ダクト12の下端側の内面部に、排気フード1の内部に向かう水平方向に沿って空気を噴出する第2噴出口12bが、送風ダクト12の長手方向の適当間隔おきに形成されている。
ちなみに、収容ボックスFにおける送風ファン13の装着部には、吸気用の除塵フィルタ15が設けられている。
また、空気噴出部Mから排気フード1の内部に向かう水平方向に沿って空気を噴出することにより、排気フード1の内部に流動した調理排気Hが外部に漏れだすことを抑制する水平向きのエアーカーテンを形成するように構成れている。
つまり、排気フード1の内部に流動した調理排気Hは、排気フード1の内部において上下方向に向けて旋回しながら吸気ケース2に吸い込まれることになるが、そのように上下方向に向けて旋回する調理排気Hが排気フード1の外部に漏れだすことを、水平向きのエアーカーテンにより抑制するようにしてある。
図3に示すように、ランプ駆動ボックス6が、送風ファン13から送風される空気にて冷却される形態で、送風ファン13に隣接して設けられている。
つまり、送風ファン13にて送風される空気の一部が冷却用空気Qbとして、収容ボックスFの内部を通して流動して、その冷却用空気Qbにてランプ駆動ボックス6が冷却されるように構成されている。
そして、送風ファン13にて送風される空気の一部が機器冷却用空気Qcとして、収容ボックスFの内部を通して流動して、その機器冷却用空気Qcにて駆動用機器13aが冷却されるように構成されている。
ちなみに、冷却を必要とする駆動用機器13aとは、例えば、送風ファン13の速度制御用コントローラ等である。
以下、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、紫外線ランプPとして、複数の棒状の紫外線ランプPを並置する場合を例示したが、紫外線ランプPの具体形状や設置構成は種々変更できる。
2 吸気ケース
5 グリスフィルタ
6 ランプ駆動ボックス
8 駆動回路
13 送風ファン
13a 駆動用機器
F 収容ボックス
M 空気噴出部
P 紫外線ランプ
Claims (4)
- 上向き凹状の排気フードの内部に、グリスフィルタが装着された吸気ケースが、排気ダクトと連通する状態で装着され、
前記排気フードの下端部に、下方向に沿って又は下方向及び前記排気フードの内部に向かう水平方向に沿って空気を噴出する空気噴出部が設けられ、
噴出用空気を前記空気噴出部に送風する送風ファンが設けられた調理排気排出装置であって、
調理排気中の油脂を分解する紫外線を照射する紫外線ランプが、前記吸気ケースの内部に設けられ、
前記紫外線ランプを駆動する駆動回路を備えたランプ駆動ボックスが、前記送風ファンから送風される冷却用空気にて冷却される形態で、前記送風ファンに隣接して設けられている調理排気排出装置。 - 前記送風ファン及び前記ランプ駆動ボックスが、単一の収容ボックスに収容されている請求項1記載の調理排気排出装置。
- 前記収容ボックスが、前記排気フードの側面部に装着されている請求項2記載の調理排気排出装置。
- 前記送風ファンの駆動機器が、前記送風ファンから送風される機器冷却用空気にて冷却される形態で、前記収容ボックスに収容されている請求項2又は3記載の調理排気排出装置。
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