JP6824046B2 - 釣竿用リールシートの移動フード及び釣竿用リールシート並びに釣竿 - Google Patents

釣竿用リールシートの移動フード及び釣竿用リールシート並びに釣竿 Download PDF

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本発明は、釣竿にリールを固定するための釣竿用のリールシートに用いられる筒状の移動フードと、該移動フードを備えた釣竿用リールシート、及び、該釣竿用リールシートを備えた釣竿に関する。
従来、リールを釣竿に取り付けるために、釣竿の竿本体の外周面に装着される筒状のリールシートが知られている。該リールシートは、前後二つのフード部によってリール脚を前後に狭持する。一方のフード部は移動不能な固定フード部として構成され、例えばリールシート本体に形成される。他方のフード部は軸線方向に移動可能な移動フード部として構成され、例えばリールシート本体に外装される筒状の移動フードに形成される。そして、固定フード部にリール脚の前後方向両端部のうちの一方の端部を挿入し、移動フードを固定フード部に接近させてリール脚の他方の端部を移動フード部で覆って、固定フード部と移動フード部でリール脚を前後に狭持してリールを釣竿に固定する。
例えば、下記特許文献1、2では、移動フード部の傾斜した内面でリール脚の表面側を下方、即ちリールシート本体側に押し付ける構成とされている。かかる構成では、移動フードを移動させるためのナットを締め込んでいくと、移動フード部の内面がリール脚の表面に乗り上げていくことになる。従って、ナットを強く締め込むと、釣竿からリールを取り外しにくくなり、逆に、ナットを強く締め込まないと、締め付け力が不足してリール脚と移動フードとの間にガタツキが生じやすくなる。
これに対して、移動フード部の内側に水平な底部を設けて移動フード部を袋状とし、そこにリール脚の端部を差し込むことができるようにしたものもある(下記特許文献3〜6)。このように移動フード部を袋状に形成すると、リール脚の端部の表面側を移動フード部の内面の傾斜面で上から押さえると共に水平な底部がリール脚の端部の裏面側を下から支持することができる。そのため、ナットを強く締め込んでいっても移動フード部がリール脚の表面に乗り上がりにくいという利点がある。一方、リール脚の端部の厚さ(上下方向の寸法)はリールによって異なっている。そのため、底部を備えて移動フード部を袋状としても、リール脚の厚さが異なると、やはりガタツキが発生する場合がある。
実開昭57−187064号公報 特開2006−6280号公報 実公平3−13186号公報 特開平10−323147号公報 特開2010−11789号公報 特開2010−51282号公報 特開2012−110303号公報
それゆえに本発明は、リール脚の厚さの影響を受けにくく、ガタツキが発生しにくい釣竿用リールシートの移動フードと釣竿用リールシートと釣竿を提供することを課題とする。
本発明は上記課題を解決すべくなされたものであって、本発明に係る釣竿用リールシートの移動フードは、リール脚の端部を覆う移動フード部を備え、リールシート本体に回転不能な状態で軸線方向に移動可能に外装される筒状の移動フードであって、移動フード部の内面に、奥側に向けて下降する上側傾斜面と、奥側に向けて上昇する下側傾斜面とを備え、上側傾斜面がリール脚の端部に上側から当接し、下側傾斜面がリール脚の端部に下側から当接することを特徴とする。尚、径方向外側を上側とし、径方向内側を下側とする。
該構成の移動フードにあっては、上側傾斜面と下側傾斜面がリール脚の端部に上下から当接する。従って、リール脚の端部の厚さが変化しても、上側傾斜面と下側傾斜面にリール脚の端部が安定して当接する。
特に、上側傾斜面と下側傾斜面は、リール脚の端部の左右両角部にそれぞれ当接することが好ましく、リール脚ががたつくことなく、リール脚をより一層しっかりと固定できる。
また、上側傾斜面と下側傾斜面の左右方向中央部に、リール脚との接触を回避するための逃げ孔が上側傾斜面と下側傾斜面に跨るように形成されていることが好ましく、リール脚を安定して固定できる。
特に、上側傾斜面と下側傾斜面は、リール脚の端部の各角部に上下二箇所ずつ合計四箇所のみに当接することが好ましく、リール脚をより一層安定的に固定できる。
また、移動フード部の内面には、開口端から奥側に向けて下降する誘導傾斜面が形成され、該誘導傾斜面の奥側に上側傾斜面が延設されており、上側傾斜面は誘導傾斜面よりも傾斜角度が大きいことが好ましい。このように誘導傾斜面が形成されていることで移動フード部の内側にリール脚の端部がスムーズに進入でき、更に、その奥側の上側傾斜面へとリール脚の端部を案内できる。そして、上側傾斜面の傾斜角度が誘導傾斜面のそれよりも大きいので、リール脚の端部が確実に上側傾斜面に当接すると共に、リール脚の軸線方向の長さが変更されても移動フードの固定位置は軸線方向に大きく変化することはない。
また、本発明に係る釣竿用リールシートは、上記移動フードを備えたものであり、本発明に係る釣竿は、上記リールシートを備えたものである。
以上のように、上下二つの傾斜面がリール脚の端部に上下から当接するので、リール脚の厚さの影響を受けにくく、ガタツキの発生が抑制されてリールをしっかりと固定することができる。
本発明の一実施形態における釣竿の要部を示す正面図。 同釣竿の要部を示す平面図。 同釣竿のリールシートの移動フードを後方から見た斜視図。 同移動フードの上側傾斜面と下側傾斜面を後方から見た概略図。 同リールシートにリール脚を取り付けた状態を示す要部断面図。 図2のA−A断面図であって、(a)は移動フードのみを示し、(b)は移動フードとリール脚との関係を示している。
以下、本発明の一実施形態に係る移動フード、それ備えた釣竿用のリールシート、及び釣竿について図面を参酌しつつ説明する。本実施形態におけるリールシートは、釣竿にリール50を固定するためのものであって、釣竿の竿本体1に装着されて使用される。該リールシートは、いわゆるパイプシートと称されるものであって、全体として筒状のものであり、竿本体1に外装されて所定位置に接着固定される。リールシートとしては、スピニングリール50を取り付けるためのものと、両軸リール50を取り付けるためのものとがあり、本実施形態では、両軸リール50を取り付けるためのものである。但し、スピニングリール50用のリールシートであってもよい。使用状態において、両軸リール50は釣竿の上側に位置する。尚、竿先側を前側と、竿尻側を後側と称する。従って、竿本体1やリールシートの軸線方向(中心線の方向)は前後方向である。リール50は、その下部に、軸線方向に延びるリール脚51を備えており、リール脚51の前端部52と後端部53をそれぞれリールシートに固定することにより、釣竿に固定される。
リールシートは、竿本体1の外側に接着固定される筒状のリールシート本体2と、該リールシート本体2の外側に回転不能に且つ軸線方向に直線的に移動可能に被せられる筒状の移動フード3と、該移動フード3を軸線方向に移動させるための筒状のナット4とを備えている。尚、リールシート本体2の後側には、EVAやコルク等からなる筒状のグリップ5が竿本体1の外側に装着される。
リールシート本体2は、例えば合成樹脂製であって射出成形によって一体的に形成される。リールシート本体2の上面にはリール脚51を載置するための脚載置面20が形成されている。また、脚載置面20の後側には、リール脚51の後端部53を保持するための固定フード部21が一体的に形成されている。固定フード部21は前側に開口する開口部を有していて、その開口部からリール脚51の後端部53が後側に向けて差し込まれる。
リールシート本体2の下面には指を引っ掛けるためのトリガ22が下方に向けて突設されている。該トリガ22は、固定フード部21の略下方に位置している。また、リールシート本体2の下面であってトリガ22の前側の位置には貫通孔23が形成されていて、該貫通孔23から竿本体1が部分的に表出する。従って、リールシートを把持する手の指で竿本体1に直接触れることができる。
リールシート本体2の前部には雄ネジ部24が形成されている。雄ネジ部24が形成された領域における左右両側面にはそれぞれ雄ネジ部24が部分的に欠落したガイド溝25が形成されている。該ガイド溝25は移動フード3を案内するためのものであり、リールシート本体2には、左右一対のガイド溝25が互いに180度対向した位置関係で形成されている。尚、リールシート本体2の上面にも雄ネジ部24が部分的に形成されていない領域が存在している。
リールシート本体2の雄ネジ部24にナット4が螺合している。ナット4の後側に移動フード3が位置している。移動フード3は筒状であってリールシート本体2の前部に被せられている。移動フード3の内周面には、図3のように左右一対の係合突条30が軸線方向に沿って形成されており、該係合突条30がリールシート本体2のガイド溝25に係合することにより、移動フード3は、軸線回りに回転することなく、ガイド溝25に案内されながら軸線方向に直線的に移動できる。移動フード3の前端部外周面には環状突条31が形成されていて、該環状突条31に、ナット4の後端部内周面に形成された図示しない環状溝が係合する。これによって、ナット4が回転しても移動フード3は回転せず、ナット4が回転しながら軸線方向に移動することに伴って移動フード3もナット4と共に軸線方向に移動する。
移動フード3は、後端部の全周のうち所定箇所に移動フード部32を備えている。該移動フード部32は、移動フード3の後端部の上部に形成されていて、移動フード3の後端部の全周のうちの上部が局所的に径方向外側に膨出して形成されている。移動フード部32の内側にはリール脚51の前端部52が後側から差し込まれ、リール脚51の前端部52を移動フード部32が上側から即ち径方向外側から覆う。移動フード3の移動フード部32とリールシート本体2の固定フード部21によりリール脚51を前後に狭持してリール50を釣竿に固定する。また、移動フード部32は、移動フード3の後端部の他の部分よりも後方に庇状に延びている。
図3のように、移動フード部32の内面であって移動フード3の後端部から所定距離奥側即ち前側に離れた位置には、奥側に向けて下降する上側傾斜面33と、奥側に向けて上昇する下側傾斜面34とが形成されている。上側傾斜面33と下側傾斜面34は移動フード部32の内面の最奧部に位置している。図3及び図4において、上側傾斜面33の領域と下側傾斜面34の領域には多数のドットを付して示している。図5のように上側傾斜面33はリール脚51の前端部52に上側から当接し、下側傾斜面34はリール脚51の前端部52に下側から当接する。即ち、上側傾斜面33はリール脚51の前端部52の表面側に当接し、下側傾斜面34はリール脚51の前端部52の裏面側に当接する。これらの接触は点接触であるが、僅かな長さを有する線接触や僅かな面積を有する面接触であってもよく、これらを点状接触と総称する。
下側傾斜面34は上側傾斜面33の下側に位置している。下側傾斜面34は上側傾斜面33の前端部から後方且つ下方に向けて延設されている。従って、上側傾斜面33と下側傾斜面34は互いに上下に屈曲した関係にあって、上側傾斜面33と下側傾斜面34との間には左右方向に延びる屈曲部35が形成されている。上側傾斜面33と下側傾斜面34の間の角度は例えば40度〜120度であって好ましくは60度〜100度である。尚、上側傾斜面33と下側傾斜面34は、何れも、平面であってもよいし曲面であってもよい。
上側傾斜面33と下側傾斜面34の左右方向の中央部には、左右方向の中央部においてリール脚51の前端部52との接触を回避するための逃げ孔36が奥側に向けて形成されている。該逃げ孔36は、上側傾斜面33と下側傾斜面34を上下に跨るようにして形成されている。従って、逃げ孔36が形成された部分において上側傾斜面33と下側傾斜面34は何れも上下方向の寸法が小さくなっている。また、上側傾斜面33と下側傾斜面34との間の屈曲部35を上下に跨いで逃げ孔36が左右方向中央部に形成されることによって、上側傾斜面33と下側傾斜面34は、左右三つの領域に区分けされることになり、上側傾斜面33と下側傾斜面34とが屈曲部35を介して上下につながった左右一対の屈曲領域と、左右一対の上下屈曲領域間に位置し、上側傾斜面33と下側傾斜面34とが上下に分離した分離領域とに区分けされる。尚、図5は、右側の屈曲領域における断面を示している。また、図5において逃げ孔36を二点鎖線で示している。
上側傾斜面33は、左右一対の上主部40と、両上主部40の上端部同士を左右に連結する上連結部41とから構成される。また、下側傾斜面34は、左右一対の下主部42と、両下主部42の下端部同士を左右に連結する下連結部43とから構成される。上側傾斜面33は、左右一対の上主部40においてリール脚51の前端部52に当接する。従って、上側傾斜面33は、リール脚51の前端部52に左右に離間した二箇所で当接する。また、下側傾斜面34は、左右一対の下主部42においてリール脚51の前端部52に当接する。従って、下側傾斜面34は、リール脚51の前端部52に左右に離間した二箇所で当接する。
より詳細には、上側傾斜面33は、左右一対の上主部40においてリール脚51の前端部52の左右両角部52aに上側から当接し、下側傾斜面34は、左右一対の下主部42においてリール脚51の前端部52の左右両角部52aに下側から当接する。このように上側傾斜面33によって上側の二箇所、下側傾斜面34によって下側の二箇所、上下合わせると合計四箇所でリール脚51と当接し、その他の部分においてはリール脚51とは非接触である。従って、リール脚51の前端部52の左右両角部52aにおいて上下二箇所ずつ合計四箇所のみでリール脚51の前端部52と移動フード部32は接触する。尚、図5のように、上側傾斜面33と下側傾斜面34がリール脚51の前端部52に当接した状態において、上側傾斜面33と下側傾斜面34はリールシート本体2の脚載置面20から前方に所定距離離間している。また、図6にも上側傾斜面33及び下側傾斜面34とリール脚51の前端部52の左側の角部52aとの当接関係を示している。リール脚51の前端部52は左側の角部52aにおいて上側傾斜面33及び下側傾斜面34にそれぞれ一箇所ずつ合計上下二箇所で点接触する。同様に、リール脚51の前端部52は右側の角部52aにおいても上側傾斜面33及び下側傾斜面34にそれぞれ一箇所ずつ合計上下二箇所で点接触する。
移動フード部32の内面には誘導傾斜面37が形成されている。該誘導傾斜面37は移動フード3の開口端である後端から前側(奥側)に向けて形成されていて前側に向けて徐々に下降している。誘導傾斜面37の前端部は上側傾斜面33の後端部と接続しており、従って、誘導傾斜面37の前側に上側傾斜面33が続けて設けられている。上側傾斜面33の傾斜角度は、移動フード3の中心線を通る水平面に対する傾斜角度であるが、その傾斜角度は、誘導傾斜面37の傾斜角度よりも大きく急である。従って、上側傾斜面33と誘導傾斜面37は互いに上下に屈曲した関係にある。誘導傾斜面37の軸線方向の長さは上側傾斜面33のそれよりも長い。
以上のように構成された移動フード3を備えたリールシートにあっては、上側傾斜面33と下側傾斜面34がリール脚51の前端部52に上下から点接触する。従って、リール脚51の前端部52の厚さが変化しても、上側傾斜面33と下側傾斜面34にリール脚51の前端部52が安定して当接し、リール脚51の厚さの影響を受けにくくなって、ガタツキの発生が抑制され、リール脚51をしっかりと釣竿に固定することができる。
また、上側傾斜面33と下側傾斜面34は、リール脚51の前端部52の左右両角部52aにそれぞれ点接触するので、リール脚51の前端部52の左右方向中央部に接触する構成に比して、リール脚51のガタツキをより一層抑制できてリール脚51をしっかりと固定できる。特に、上側傾斜面33と下側傾斜面34の左右方向中央部に逃げ孔36が形成されていて左右方向の中央部においてリール脚51との接触が回避されて、上側傾斜面33と下側傾斜面34がリール脚51の前端部52の各角部52aに上下二箇所ずつ合計四箇所のみに点接触するので、上下左右の四箇所でリール脚51をより一層確実に固定できる。
更に、上側傾斜面33の後側に誘導傾斜面37が形成されているので、移動フード部32の内側にリール脚51の前端部52がスムーズに進入できる。特に、移動フード3の後端部の全周のうち移動フード部32が局所的に後方に延びているので、誘導傾斜面37の軸線方向の長さを長く形成できて、より一層スムーズにリール脚51の前端部52を移動フード部32の内側へと案内できる。そして、誘導傾斜面37の奥側に続けて上側傾斜面33が位置しているので、リール脚51の前端部52が確実に上側傾斜面33へと到達できて、上側傾斜面33とその下側に位置する下側傾斜面34の双方に確実にリール脚51の前端部52が当接することになる。
また、上側傾斜面33の傾斜角度が誘導傾斜面37の傾斜角度よりも大きいので、リール脚51の前端部52が確実に上側傾斜面33に当接すると共に、軸線方向の長さが異なるリール脚51を備えたリール50が装着された場合であっても、移動フード3の固定位置は軸線方向に大きく変化することはなく、移動フード3を安定した保持位置にセットできる。
尚、本実施形態では、上側傾斜面33の左右の上主部40同士と下側傾斜面34の左右の下主部42同士がそれぞれ上連結部41、下連結部43によって連結されていたが、上側傾斜面33の左右の上主部40同士や下側傾斜面34の左右の下主部42同士が左右に分離した構成であってもよい。即ち、上側傾斜面33が分離した状態で左右一対設けられた構成や、下側傾斜面34が分離した状態で左右一対設けられた構成であってもよい。また、逃げ孔36を形成しない構成であってもよく、リール脚51の前端部52の左右方向(幅方向)の中央部において上側傾斜面33や下側傾斜面34が当接する構成であってもよい。また更に、上側傾斜面33と下側傾斜面34が左右方向の全長において上下に分離した構成であってもよい。
また、移動フード部32が後方に局所的に延びた構成であったが、移動フード部32とは180度反対側の下部が後方に局所的に延びた構成であってもよいし、移動フード3の後端面が全周に亘って軸線方向と直交していてもよい。
両軸リール50用のリールシートと移動フード3について説明したが、スピニングリール50用のリールシートと移動フード3であってもよい。また、移動フード3は前側に配置されるものの他、後側に配置される構成であってもよい。即ち、移動フード3がリール脚51の後端部53を保持する構成であってもよい。
1 竿本体
2 リールシート本体
3 移動フード
4 ナット
5 グリップ
20 脚載置面
21 固定フード部
22 トリガ
23 貫通孔
24 雄ネジ部
25 ガイド溝
30 係合突条
31 環状突条
32 移動フード部
33 上側傾斜面
34 下側傾斜面
35 屈曲部
36 逃げ孔
37 誘導傾斜面
40 上主部
41 上連結部
42 下主部
43 下連結部
50 リール
51 リール脚
52 前端部
52a 角部
53 後端部

Claims (5)

  1. リール脚の端部を覆う移動フード部を備え、リールシート本体に回転不能な状態で軸線方向に移動可能に外装される筒状の移動フードであって、
    移動フード部の内面に、奥側に向けて下降する上側傾斜面と、奥側に向けて上昇する下側傾斜面とを備え、上側傾斜面がリール脚の端部の左右両角部に上側から当接し、下側傾斜面がリール脚の端部の左右両角部に下側から当接し、
    上側傾斜面と下側傾斜面の左右方向中央部に、リール脚との接触を回避するための逃げ孔が上側傾斜面と下側傾斜面に跨るように形成されていることを特徴とする釣竿用リールシートの移動フード。
  2. 上側傾斜面と下側傾斜面は、リール脚の端部の各角部に上下二箇所ずつ合計四箇所のみに当接する請求項記載の釣竿用リールシートの移動フード。
  3. 移動フード部の内面には、開口端から奥側に向けて下降する誘導傾斜面が形成され、該誘導傾斜面の奥側に上側傾斜面が延設されており、上側傾斜面は誘導傾斜面よりも傾斜角度が大きい請求項1又は2記載の釣竿用リールシートの移動フード。
  4. 請求項1乃至の何れかに記載の移動フードを備えた釣竿用リールシート。
  5. 請求項記載の釣竿用リールシートを備えた釣竿。
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