JP6822840B2 - 研磨パッド及び研磨パッドの製造方法 - Google Patents

研磨パッド及び研磨パッドの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6822840B2
JP6822840B2 JP2016550140A JP2016550140A JP6822840B2 JP 6822840 B2 JP6822840 B2 JP 6822840B2 JP 2016550140 A JP2016550140 A JP 2016550140A JP 2016550140 A JP2016550140 A JP 2016550140A JP 6822840 B2 JP6822840 B2 JP 6822840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing
polishing layer
abrasive grains
polishing pad
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016550140A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016047535A1 (ja
Inventor
史博 向
史博 向
歳和 田浦
歳和 田浦
高木 大輔
大輔 高木
真二 鈴木
真二 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
Publication of JPWO2016047535A1 publication Critical patent/JPWO2016047535A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6822840B2 publication Critical patent/JP6822840B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D3/00Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D11/00Constructional features of flexible abrasive materials; Special features in the manufacture of such materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D3/00Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents
    • B24D3/02Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents the constituent being used as bonding agent
    • B24D3/20Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents the constituent being used as bonding agent and being essentially organic
    • B24D3/28Resins or natural or synthetic macromolecular compounds

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Description

本発明は、研磨パッド及び研磨パッドの製造方法に関する。
近年、ハードディスク等の電子機器の精密化が進んでいる。このような電子機器の基板材料には、小型化や薄型化に対応できる剛性、耐衝撃性及び耐熱性を考慮し、ガラス等が用いられる。基板にガラスを用いた場合、表面の傷により著しく機械的強度が損なわれることがある。このため、基板の加工時には基板の傷付き防止が必要である。
このような基板(被研磨体)の加工には一般に固定砥粒の研磨パッドが使用されており、被研磨体の傷付き防止のため、例えば研磨パッドの研磨層の形状、研磨層が含有する砥粒粒径等に工夫がなされている(例えば特開2009−72832号公報参照)。この研磨パッドは、被研磨体の傷付き防止のため粒径が3μ未満の比較的小さい砥粒を使用している。しかし、粒径が小さいため加工時間が長くならざるをえず、生産効率の改善が要求されている。
特開2009−72832号公報
本発明は、上述のような事情に基づいてなされたものであり、加工時間の短縮と被研磨体の傷付き防止とが両立できる研磨パッドを提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討した結果、研磨層の形状及び砥粒を分散するバインダーの硬度を工夫することで、砥粒の粒径が3μm以上であっても被研磨体の傷付き防止ができることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、上記課題を解決するためになされた発明は、基材と、その表面側に積層される研磨層とを有する研磨パッドであって、上記研磨層が、樹脂製のバインダー及びこのバインダー中に分散される砥粒を有し、上記砥粒の平均粒径が2μm以上45μm以下であり、上記バインダーのデュロメータD硬さが60以上88以下であり、上記研磨層が表面に複数の凸状部を有し、上記凸状部の平均面積が0.5mm以上13mm以下であり、上記複数の凸状部の上記研磨層全体に対する面積占有率が5%以上40%以下であることを特徴とする。
当該研磨パッドは、バインダーのデュロメータD硬さが上記範囲内であるので、研磨層が適度な弾性を有する。また、当該研磨パッドは、研磨層の表面に複数の凸状部を有し、その凸状部の平均面積が上記範囲内であり、かつ上記複数の凸状部の上記研磨層全体に対する面積占有率が上記範囲内であるので、被研磨体の傷付きを防止しながら、被研磨体を研磨することができる。上記研磨層の適度な弾性と傷つき防止効果により、当該研磨パッドは、砥粒の平均粒径を上記範囲内とすることができるので、加工時間の短縮と被研磨体の傷付き防止とが両立できる。
上記砥粒がダイヤモンド砥粒であるとよい。このように上記砥粒がダイヤモンド砥粒であることにより、高い研磨効率が得られ、さらに加工時間の短縮が図れる。
上記バインダーを構成する組成物が熱硬化性エポキシを主成分とするとよい。このように上記バインダーを構成する組成物が熱硬化性エポキシを主成分とすることで、熱硬化後のバインダーのデュロメータD硬さを容易に上記範囲内とすることができる。
上記複数の凸状部の形状が規則的に配列されているとよい。このように上記複数の凸状部の形状を規則的に配列することで、研磨の異方性が低減され、被研磨面を平坦化し易くできる。
上記基材の裏面側に接着層を有するとよい。このように上記基材の裏面側に接着層を有することで、研磨パッドを研磨装置に装着するための支持体に容易かつ確実に固定することができる。
上記接着層が粘着剤で構成されるとよい。このように上記接着層が粘着剤で構成されることで、支持体から研磨パッドを剥がして貼り替えることができるため研磨パッド及び支持体の再利用が容易になる。
上記課題を解決するためになされた別の発明は、基材と、その表面側に積層される研磨層とを有する研磨パッドの製造方法であって、上記研磨層を研磨層用組成物のコーティングにより形成する工程を備え、上記研磨層用組成物が、樹脂製のバインダー成分及び砥粒を有し、上記砥粒の平均粒径が2μm以上45μm以下であり、上記バインダー成分の硬化後のデュロメータD硬さが60以上88以下であり、上記研磨層工程で、平均面積が0.5mm以上13mm以下であり、上記研磨層全体に対する面積占有率が5%以上40%以下である凸状部を上記研磨層の表面に形成することを特徴とする。
当該研磨パッドの製造方法は、研磨層を研磨層用組成物のコーティングにより形成できるので、製造効率がよい。また、当該研磨パッドの製造方法は、研磨層用組成物が硬化後のデュロメータD硬さが上記範囲内の樹脂製のバインダー成分及び平均粒径が上記範囲内の砥粒を有し、凸状部の平均面積及び凸状部の研磨層全体に対する面積占有率を上記範囲内とするので、加工時間の短縮と被研磨体の傷付き防止とが両立できる研磨パッドを製造できる。
ここで、「平均粒径」とは、レーザー回折法等より測定された体積基準の累積粒度分布曲線の50%値(50%粒径、D50)をいう。また、「デュロメータD硬さ」は、JIS−K−7215:1986記載の試験方法に準拠して測定される値である。また、「研磨層全体の面積」には、研磨層が空隙を有する場合、その空隙の面積も含む概念である。
以上説明したように、本発明の研磨パッドによれば、加工時間の短縮と被研磨体の傷付き防止とが両立できる。従って、当該研磨パッドは、電子機器の基板等の加工に好適に用いることができる。
本発明の実施形態に係る研磨パッドを示す模式的平面図である。 図1AのA−A線での模式的端面図である。 図1Bとは異なる実施形態の研磨パッドを示す模式的端面図である。
[第一実施形態]
以下、本発明の実施の形態を適宜図面を参照しつつ詳説する。
<研磨パッド>
図1A及び図1Bに示す研磨パッド1は、樹脂製の基材10と、この基材10の表面側に積層される研磨層20と、基材10の裏面側に積層される接着層30とを備える。
(基材)
上記基材10は、研磨層20を支持するための板状の部材である。
上記基材10の材質としては、特に限定されないが、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリイミド(PI)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、アラミド、アルミニウム、銅等が挙げられる。中でも研磨層20との接着性が良好なPET、PIが好ましい。また、基材10の表面に化学処理、コロナ処理、プライマー処理等の接着性を高める処理が行われてもよい。
上記基材10の形状及び大きさとしては、特に制限されないが、例えば外形200mm以上2022mm以下及び内径100mm以上658mm以下の円環状とすることができる。また、平面上に並置した複数の基材10が単一の支持体により支持される構成であってもよい。
上記基材10の平均厚さとしては、特に制限されないが、例えば75μm以上1mm以下とできる。上記基材10の平均厚さが上記下限未満である場合、当該研磨パッド1の強度や平坦性が不足するおそれがある。一方、上記基材10の平均厚さが上記上限を超える場合、当該研磨パッド1が不要に厚くなり取り扱いが困難になるおそれがある。
(研磨層)
研磨層20は、樹脂製のバインダー21及びこのバインダー21中に分散される砥粒22を有する。また、上記研磨層20は表面に複数の凸状部23を有する。
上記研磨層20の平均厚さ(凸状部23部分のみの平均厚さ)は特に制限されないが、上記研磨層20の平均厚さの下限としては、25μmが好ましく、30μmがより好ましい。また、上記研磨層20の平均厚さの上限としては、1000μmが好ましく、800μmがより好ましい。上記研磨層20の平均厚さが上記下限未満である場合、研磨層20の耐久性が不足するおそれがある。一方、上記研磨層20の平均厚さが上記上限を超える場合、当該研磨パッド1が不要に厚くなり取り扱いが困難になるおそれがある。
(バインダー)
上記バインダー21のデュロメータD硬さの下限としては、60であり、70がより好ましい。また、上記バインダー21のデュロメータD硬さの上限としては、88であり、80がより好ましい。上記バインダー21のデュロメータD硬さが上記下限未満である場合、研磨処理時に研磨層20の変形が大きくなり研磨が不十分となるおそれがある。一方、上記バインダー21のデュロメータD硬さが上記上限を超える場合、研磨層20が硬質となることにより、被研磨体の傷付きが発生するおそれや砥粒22の働きが阻害されるおそれがある。
上記バインダー21を構成する組成物としては、特に限定されないが、熱硬化性樹脂を主成分とするものがよい。熱硬化性樹脂としては、ポリウレタン、ポリフェノール、エポキシ、ポリエステル、セルロース、エチレン共重合体、ポリビニルアセタール、ポリアクリル、アクリルエステル、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリアミド等を挙げることができる。これらの中でも熱硬化性エポキシが好ましい。熱硬化性エポキシは、バインダー21を構成する際に砥粒22の良好な分散性と基材10への良好な密着性とが確保し易い。また、熱硬化後のバインダー21のデュロメータD硬さを容易に上記範囲内とすることができる。
上記バインダー21には、分散剤、カップリング剤、界面活性剤、潤滑剤、消泡剤、着色剤等の各種助剤及び添加剤等を目的に応じて適宜含有させてもよい。また、上記バインダー21の樹脂は、少なくとも一部が架橋していてもよい。
(砥粒)
上記砥粒22としては、ダイヤモンド、アルミナ、シリカ等の粒子が挙げられる。中でも高い研磨効率が得られるダイヤモンド砥粒が好ましい。
上記砥粒22の平均粒径の下限としては、2μmであり、5μmがより好ましく、10μmがさらに好ましい。また、上記砥粒22の平均粒径の上限としては、45μmであり、20μmがより好ましく、15μmがさらに好ましい。上記砥粒22の平均粒径が上記下限未満である場合、研磨レートが不十分となるおそれがある。一方、上記砥粒22の平均粒径が上記上限を超える場合、被研磨体が傷付くおそれや研磨層20が早期に摩耗するおそれがある。
上記砥粒22の研磨層20に対する含有量の下限としては、35体積%が好ましく、40体積%がより好ましい。また、上記砥粒22の研磨層20に対する含有量の上限としては、70体積%が好ましく、65体積%がより好ましい。上記砥粒22の研磨層20に対する含有量が上記下限未満である場合、研磨層20の研磨力が不足するおそれがある。一方、上記砥粒22の研磨層20に対する含有量が上記上限を超える場合、被研磨体が傷付くおそれがある。
(凸状部)
上記研磨層20は、表面に等間隔の格子状に配設される複数の凸状部23を有する。上記複数の凸状部23の形状は、規則的に配列されたブロックパターン状である。研磨層20の凸状部23以外の部分(溝部)の底面は、基材10の表面で構成される。
上記凸状部23の平均面積の下限としては、0.5mmであり、2mmがより好ましく、4mmがさらに好ましい。また、上記凸状部23の平均面積の上限としては、13mmであり、10mmがより好ましく、8mmがさらに好ましい。上記凸状部23の平均面積が上記下限未満である場合、研磨層20の凸状部23が剥離するおそれがある。一方、上記凸状部23の平均面積が上記上限を超える場合、研磨層20の研磨時の摩擦抵抗が高くなり被研磨体が傷付くおそれがある。
上記複数の凸状部23の上記研磨層20全体に対する面積占有率の下限としては、5%であり、12%がより好ましく、17%がさらに好ましい。また、上記複数の凸状部23の上記研磨層20全体に対する面積占有率の上限としては、40%であり、30%がより好ましい。上記複数の凸状部23の上記研磨層20全体に対する面積占有率が上記下限未満である場合、研磨層20の凸状部23が剥離するおそれがある。一方、上記複数の凸状部23の上記研磨層20全体に対する面積占有率が上記上限を超える場合、研磨層20の研磨時の摩擦抵抗が高くなり被研磨体が傷付くおそれがある。
(接着層)
接着層30は、当該研磨パッド1を支持し研磨装置に装着するための支持体に当該研磨パッド1を固定する層である。
この接着層30に用いられる接着剤としては、特に限定されないが、例えば反応型接着剤、瞬間接着剤、ホットメルト接着剤、粘着剤等が挙げられる。
この接着層30に用いられる接着剤としては、粘着剤が好ましい。接着層30に用いられる接着剤として粘着剤を用いることで、支持体から当該研磨パッド1を剥がして貼り替えることができるため当該研磨パッド1及び支持体の再利用が容易になる。このような粘着剤としては、特に限定されないが、例えばアクリル系粘着剤、アクリル−ゴム系粘着剤、天然ゴム系粘着剤、ブチルゴム系等の合成ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ポリウレタン系粘着剤、エポキシ系粘着剤、ポリエチレン系粘着剤、ポリエステル系粘着剤等が挙げられる。
接着層30の平均厚さの下限としては、0.05mmが好ましく、0.1mmがより好ましい。また、接着層30の平均厚さの上限としては、0.3mmが好ましく、0.2mmがより好ましい。接着層30の平均厚さが上記下限未満である場合、接着力が不足し、研磨パッドが支持体から剥離するおそれがある。一方、接着層30の平均厚さが上記上限を超える場合、例えば接着層30の厚みのため研磨パッドを所望する形状に切る際に支障をきたすなど、作業性が低下するおそれがある。
(研磨パッドの製造方法)
当該研磨パッド1は、研磨層用組成物を準備する工程、研磨層を研磨層用組成物のコーティングにより形成する工程により製造できる。
まず、研磨層用組成物準備工程において、研磨層用組成物(バインダー21の形成材料及び砥粒22)を溶剤に分散させた溶液を塗工液として準備する。上記溶剤としては、バインダー21の形成材料が可溶であれば特に限定されない。具体的には、メチルエチルケトン(MEK)、イソホロン、テルピネオール、Nメチルピロリドン、シクロヘキサノン、プロピレンカーボネート等を用いることができる。塗工液の粘度や流動性を制御するために、水、アルコール、ケトン、酢酸エステル、芳香族化合物等の希釈剤等を添加してもよい。
次に、研磨層形成工程において、上記研磨層用組成物準備工程で準備した塗工液を基材10表面にコーティングし、凸状部23を有する研磨層20を形成する。この凸状部23を形成するために、凸状部23の形状に対応する形状を有するマスクを用いる。上記マスクの形状は、凸状部23の平均面積が0.5mm以上13mm以下であり、上記複数の凸状部23の上記研磨層全体に対する面積占有率が5%以上40%以下となるように決定される。このマスクを用いて上記塗工液をコーティングする。このコーティング方式としては、例えばバーコーティング、リバースロールコーティング、ナイフコーティング、スクリーン印刷、グラビアコーティング、ダイコーティング等を用いることができる。そして、塗布した塗工液を乾燥及び反応硬化させることで研磨層20を形成する。具体的には、例えば100℃以上120℃以下の熱で塗工液の溶媒を蒸発させた後、80℃以上120℃以下の熱で塗工液の溶剤を硬化させ、バインダー21を形成する。
(利点)
当該研磨パッド1は、バインダー21のデュロメータD硬さが60以上88以下であるので、研磨層20が適度な弾性を有する。また、当該研磨パッド1は、研磨層20の表面に複数の凸状部23を有し、その凸状部23の平均面積が0.5mm以上13mm以下であり、かつ上記複数の凸状部23の上記研磨層20全体に対する面積占有率が5%以上40%以下であるので、被研磨体の傷付きを防止しながら、被研磨体を研磨することができる。研磨層20の適度な弾性と傷つき防止効果により、当該研磨パッド1は、砥粒22の平均粒径を2μm以上45μm以下とすることができるので、加工時間の短縮と被研磨体の傷付き防止とが両立できる。
また、上記複数の凸状部23の形状が、規則的に配列されたブロックパターン状であることで、研磨の異方性が低減され、被研磨面が平坦化され易い。さらに、当該研磨パッド1の製造方法は、研磨層20を研磨層用組成物のコーティングにより形成できるので、製造効率がよい。
[その他の実施形態]
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、上記態様の他、種々の変更、改良を施した態様で実施することができる。上記実施形態では、凸状部を等間隔の格子状に構成したが、格子の間隔は、等間隔でなくともよく、例えば縦方向と横方向とで間隔を変えてもよい。ただし、凸状部の間隔が異なる場合、研磨に異方性が生じるおそれがあるため、等間隔が好ましい。また、凸状部の平面形状は格子状でなくともよく、例えば四角形以外の多角形が繰り返される形状、円形状、平行な線を複数有する形状等であってもよい。
また、上記実施形態において、上記複数の溝部の底面が基材の表面である構成としたが、溝部の深さが研磨層の平均厚さよりも小さく、溝部が基材の表面に達さなくともよい。その場合、溝部の深さは、研磨層の平均厚さの50%以上とできる。溝部の深さが上記下限未満である場合、磨耗により溝部が消失するおそれがあり、研磨パッドが耐久性に劣る場合がある。
上記実施形態において、凸状部の形成方法としてマスクを用いる方法を示したが、基材表面の全面をコーティングした後、エッチング加工やレーザー加工等により凸状部を形成してもよい。
さらに、図2に示す当該研磨パッド2のように裏面側の接着層30を介して積層される支持体40及びその支持体40の裏面側に積層される第二接着層31を備えてもよい。当該研磨パッド2が支持体40を備えることにより、当該研磨パッド2の取り扱いが容易となる。
上記支持体40の材質としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性を有する樹脂やポリカーボネート、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート等のエンジニアリングプラスチックを挙げることができる。上記支持体40にこのような材質を用いることにより上記支持体40が可撓性を有し、当該研磨パッド2が被研磨体の表面形状に追従し、研磨面と被研磨体とが接触し易くなるため加工効率がさらに向上する。
上記支持体40の平均厚さとしては、例えば0.5mm以上2mm以下とすることができる。上記支持体40の平均厚さが上記下限未満である場合、支持体40の強度が不足するおそれがある。一方、上記支持体40の平均厚さが上記上限を超える場合、上記支持体40を研磨装置に取り付け難くなるおそれや上記支持体40の可撓性が不足するおそれがある。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
エポキシ樹脂(三菱化学株式会社の「JER1001」)に希釈溶剤(イソホロン)、硬化剤(新日本理化株式会社の「リカシッドMH700」)、適量の硬化触媒、及びダイヤモンド砥粒(ランズ社の「LSシリーズ」、平均粒径13μm)を加えて混合し、ダイヤモンド砥粒の研磨層に対する含有量が50質量%となるよう調整し塗工液を得た。
基材として平均厚さ75μmのPETフィルム(帝人デュポンフィルム株式会社の「メリネックスS」)を用い、この基材の表面にコーティングにより研磨層を形成し、研磨パッドを作製した。なお、コーティングのパターンとして凸状部に対応するマスクを用いることで、研磨層に凸状部を形成した。凸状部は、平面視で1辺1mmの正方形状(面積1mm)とし、平均厚さを135μmとした。凸状部は規則的に配列されたブロックパターン状とし、凸状部の研磨層全体に対する面積占有率は21%とした。なお、上記エポキシ樹脂、硬化剤及び硬化触媒を用いたバインダーのデュロメータD硬さ(HDD)は75であった。
また、研磨パッドを支持し研磨装置に固定する支持体として平均厚さ1mmの硬質塩化ビニル樹脂板(タキロン株式会社の「SP770」)を用い、上記基材の裏面と上記支持体の表面とを平均厚さ130μmの粘着材で貼り合わせた。上記粘着材としては、両面テープ(積水化学株式会社の「#5605HGD」)を用いた。
[実施例2〜9、実施例16〜21、比較例1〜4、比較例7〜9]
実施例1のダイヤモンド砥粒の粒径及び凸状部の面積並びに面積占有率を表1のように変化させて、実施例2〜9、実施例16〜21、比較例1〜4及び比較例7〜9を得た。なお、実施例2〜9、実施例16〜21、比較例1〜4及び比較例7〜9のバインダーのデュロメータD硬さは75であった。
[実施例10]
エポキシ樹脂(三菱化学株式会社の「JER1001」)に希釈溶剤(イソホロン)、硬化剤(新日本理化株式会社の「リカシッドHNA−100」)、適量の硬化触媒、及びダイヤモンド砥粒(ランズ社の「LSシリーズ」、平均粒径13μm)を加えて混合し、ダイヤモンド砥粒の研磨層に対する含有量が50質量%となるよう調整し塗工液を得た。
上記塗工液を用いた以外は実施例1と同様にして実施例10を得た。なお、上記エポキシ樹脂、硬化剤及び硬化触媒を用いたバインダーのデュロメータD硬さは80であった。
[実施例11]
エポキシ樹脂(三菱化学株式会社の「JER1007」)に希釈溶剤(イソホロン)、硬化剤(新日本理化株式会社の「リカシッドMH700」)、適量の硬化触媒、及びダイヤモンド砥粒(ランズ社の「LSシリーズ」、平均粒径13μm)を加えて混合し、ダイヤモンド砥粒の研磨層に対する含有量が50質量%となるよう調整し塗工液を得た。
上記塗工液を用いた以外は実施例1と同様にして実施例11を得た。なお、上記エポキシ樹脂、硬化剤及び硬化触媒を用いたバインダーのデュロメータD硬さは65であった。
[実施例12]
実施例11の凸状部の面積及び面積占有率を表1のように変化させて、実施例12を得た。なお、実施例12のバインダーのデュロメータD硬さは65であった。
[実施例13]
エポキシ樹脂(三菱化学株式会社の「JER1001」)に希釈溶剤(イソホロン)、硬化剤(三菱化学株式会社の「YH306」)、適量の硬化触媒、及びダイヤモンド砥粒(ランズ社の「LSシリーズ」、平均粒径13μm)を加えて混合し、ダイヤモンド砥粒の研磨層に対する含有量が50質量%となるよう調整し塗工液を得た。
上記塗工液を用いた以外は実施例1と同様にして実施例13を得た。なお、上記エポキシ樹脂、硬化剤及び硬化触媒を用いたバインダーのデュロメータD硬さは85であった。
[実施例14]
実施例13の凸状部の面積及び面積占有率を表1のように変化させて、実施例14を得た。なお、実施例14のバインダーのデュロメータD硬さは85であった。
[実施例15]
エポキシ樹脂(三菱化学株式会社の「JER1010」)に希釈溶剤(イソホロン)、硬化剤(新日本理化株式会社の「リカシッドMH700」)、適量の硬化触媒、及びダイヤモンド砥粒(ランズ社の「LSシリーズ」、平均粒径13μm)を加えて混合し、ダイヤモンド砥粒の研磨層に対する含有量が50質量%となるよう調整し塗工液を得た。
上記塗工液を用いた以外は実施例1と同様にして実施例15を得た。なお、上記エポキシ樹脂、硬化剤及び硬化触媒を用いたバインダーのデュロメータD硬さは61であった。
[実施例22]
凸状部を平面視で直径2mmの円形状(面積3.14mm)とした以外は実施例8と同様にして実施例22を得た。なお、実施例22のバインダーのデュロメータD硬さは75であった。
[実施例23]
エポキシ樹脂(三菱化学株式会社の「JER1001」)に希釈溶剤(イソホロン)、硬化剤(新日本理化株式会社の「リカシッドMH700」)、適量の硬化触媒、並びに砥粒としてのダイヤモンド砥粒(ランズ社の「LSシリーズ」、平均粒径9μm)及びアルミナフィラー(太平洋ランダム株式会社の「LA4000」、平均粒径2.2μm)を加えて混合し、ダイヤモンド砥粒の研磨層に対する含有量が5質量%及びアルミナフィラーの研磨層に対する含有量が60質量%となるよう調整し塗工液を得た。
基材として平均厚さ300μmのアルミニウム板(A1050)を用い、この基材の表面にコーティングにより研磨層を形成し、研磨パッドを作製した。なお、コーティングのパターンとして凸状部に対応するマスクを用いることで、研磨層に凸状部を形成した。凸状部は、平面視で1辺1.5mmの正方形状(面積2.25mm)とし、平均厚さを200μmとした。凸状部は規則的に配列されたブロックパターン状とし、凸状部の研磨層全体に対する面積占有率は9%とした。なお、上記エポキシ樹脂、硬化剤及び硬化触媒を用いたバインダーのデュロメータD硬さ(HDD)は85であった。
また、実施例1と同様にして研磨パッドを支持体に固定し、実施例23を得た。
[比較例5]
熱可塑性ポリウレタン樹脂(エヌティーダブリュー株式会社のポリエステル系TPUである「ET100」)に希釈溶剤(DMF)及びダイヤモンド砥粒(ランズ社の「LSシリーズ」、平均粒径13μm)を加えて混合し、ダイヤモンド砥粒の研磨層に対する含有量が50質量%となるよう調整し塗工液を得た。
上記塗工液を用いたこと以外は実施例7と同様にして比較例5を得た。なお、上記熱可塑性ポリウレタン樹脂を用いたバインダーのデュロメータD硬さは30であった。
[比較例6]
エポキシ樹脂(三菱化学株式会社の「JER828」)に希釈溶剤(イソホロン)、硬化剤(東京化成工業株式会社の「ジエチンレントリアミン」)、適量の硬化触媒、及びダイヤモンド砥粒(ランズ社の「LSシリーズ」、平均粒径13μm)を加えて混合し、ダイヤモンド砥粒の研磨層に対する含有量が50質量%となるよう調整し塗工液を得た。
上記塗工液を用いた以外は実施例7と同様にして比較例6を得た。なお、上記エポキシ樹脂、硬化剤及び硬化触媒を用いたバインダーのデュロメータD硬さは91であった。
[研磨条件]
上記実施例1〜23及び比較例1〜9で得られた研磨パッドを用いて、ガラス基板の研磨を行った。上記ガラス基板には、直径6.25cm、比重2.4のソーダライムガラス(平岡特殊硝子製作株式会社製)を用いた。上記研磨には、市販の両面研磨機(日本エンギス株式会社の「EJD−5B−3W」)を用いた。両面研磨機のキャリアは、厚さ0.6mmのエポキシガラスである。研磨は、研磨圧力を200g/cmとし、上定盤回転数60rpm、下定盤回転数90rpm及びSUNギア回転数30rpmの条件で15分間行った。その際、クーラントとして、株式会社モレスコの「ツールメイトGR−20」を毎分120cc供給した。
[評価方法]
実施例1〜23及び比較例1〜9の研磨パッドを用いて研磨したガラス基板について、以下の評価を行った。
<研磨レート>
研磨レートについて、研磨前後のガラス基板の重量変化(g)を、ガラス基板の表面積(cm)、ガラス基板の比重(g/cm)及び研磨時間(分)で除し、算出した。結果を表1に示す。
<仕上がり粗さ>
仕上がり粗さについて、接触式表面粗さ計(株式会社ミツトヨの「S−3000」)を用い、表面及び裏面それぞれ任意の4カ所を測定し、合計8カ所の平均値を求めた。結果を表1に示す。
<研磨層耐久性>
研磨層耐久性について、研磨後の研磨層の状態を観察し、下記の判断基準にて3段階で評価した。この結果を表1に示す。
(研磨層耐久性の基準)
A:目視での研磨層磨耗が確認されず、耐久性が良好であるもの。
B:目視での研磨層磨耗が確認され、耐久性がやや悪いもの。
C:研磨層の磨滅(全磨耗)が確認され、耐久性が悪いもの。
<研磨性能>
研磨レート、仕上がり粗さを総合的に判断し、下記の判断基準にて3段階で評価した。この結果を表1に示す。
(研磨性能の基準)
A:研磨レートと仕上がり粗さとのバランスに優れ、良好に研磨可能である。
B:研磨レートと仕上がり粗さとのバランスに劣るが、研磨可能である。
C:基板の欠損が生じる又は研磨レートが発現せず、研磨不可である。
Figure 0006822840
表中で「研磨不可」とは、研磨層の剥離により研磨できなかったため研磨レート又は仕上がり粗さ(Ra)が測定できなかったことを意味する。また、「割れ」とは、研磨時にガラス基板の縁欠け、貼り付き割れ等が発生し研磨レート又は仕上がり粗さ(Ra)が測定できなかったことを意味する。さらに、「摩耗」とは研磨層が早期に摩耗してしまうため研磨レート又は仕上がり粗さ(Ra)が測定できなかったことを意味する。
表1から、砥粒の平均粒径が2μm以上45μm以下であり、バインダーのデュロメータD硬さが60以上88以下であり、研磨層表面の凸状部の平均面積が0.5mm以上13mm以下であり、かつ凸状部の研磨層全体に対する面積占有率が5%以上40%以下である実施例1〜23は、研磨レート及び被研磨体の仕上がり粗さに優れ、研磨層の耐久性が高く、ガラス基板を良好に研磨できることが分かる。
一方、凸状部の平均面積が0.5mm未満である比較例1及び2では、研磨層が剥離し、研磨不可である。逆に、凸状部の平均面積が13mmを超える比較例7では、研磨パッドの研磨時の摩擦抵抗が高くなりガラス基板が傷付いたと考えられ、良好に研磨することができない。
また、凸状部の面積占有率が5%未満である比較例8では、研磨層の凸状部の剥離に起因する摩耗が進み、耐久性が低い。逆に、凸状部の面積占有率が40%を超える比較例3では、研磨パッドの研磨時の摩擦抵抗が高くなりガラス基板が傷付いたと考えられ、良好に研磨することができない。
また、砥粒の平均粒径が2μm未満の比較例4では、研磨力が不足し、研磨を行うことができない。逆に、砥粒の平均粒径が45μmを超える比較例9では、研磨層が早期に摩耗し、耐久性が低い。
さらに、デュロメータD硬さが60未満の比較例5では、大きな研磨層の変形が原因と思われる研磨力不足が発生し、研磨を行うことができない。逆に、デュロメータD硬さが88を超える比較例6では、研磨層の硬質化が原因と思われる縁欠けや割れが発生し、良好に研磨することができない。
さらに詳細に見ると、デュロメータD硬さのみが異なる実施例1、実施例10、実施例11、及び実施例15を比べると、デュロメータD硬さが70以上80以下である実施例1及び実施例10が、実施例11及び実施例15よりも研磨レートが高い。このことから、デュロメータD硬さを70以上80以下とするとさらによいことが分かる。
また、凸状部の平均面積のみが異なる実施例1、実施例2、実施例4、実施例6及び実施例16〜18を比べると、凸状部の平均面積が4mm以上8mm以下にある実施例6の研磨レートが他の実施例よりも高い。このことから、凸状部の平均面積が4mm以上8mm以下とするとさらによいことが分かる。
また、砥粒の平均粒子径のみが異なる実施例1、実施例8及び実施例9を比べると、いずれも仕上がり粗さが比較的低い。一方、砥粒の平均粒子径が5μm以上である実施例1及び実施例8が、実施例9よりも研磨レートが高く、砥粒の平均粒子径が10μm以上である実施例1の研磨レートが特に高い。また、砥粒の平均粒子径のみが異なる実施例7及び実施例19〜21を比べると、いずれも研磨レートが比較的高い。一方、砥粒の平均粒子径が20μm以下である実施例7、実施例19及び実施例20が仕上がり粗さ(Ra)が低く、砥粒の平均粒子径が15μm以下である実施例7及び実施例19の仕上がり粗さ(Ra)が特に低い。このことから、平均粒子径を5μm以上20μm以下とするとさらによく、平均粒子径を10μm以上15μm以下とすると特によいことが分かる。
本発明の研磨パッドによれば、ガラス基板等の加工時間の短縮と被研磨体の傷付き防止とが両立できる。従って、当該研磨パッドは、電子機器の基板等の加工に好適に用いることができる。
1、2 研磨パッド
10 基材
20 研磨層
21 バインダー
22 砥粒
23 凸状部
30 接着層
31 第二接着層
40 支持体

Claims (5)

  1. 基材と、その表面側に積層される研磨層とを有する研磨パッドであって、
    上記研磨層が、樹脂製のバインダー及びこのバインダー中に分散される砥粒を有し、
    上記砥粒が、ダイヤモンド砥粒であり、
    上記砥粒の平均粒径が2μm以上45μm以下であり、
    上記バインダーを構成する組成物が熱硬化性エポキシを主成分とし、
    上記バインダーのデュロメータD硬さが60以上88以下であり、
    上記研磨層が表面に複数の凸状部を有し、
    上記凸状部の平均面積が0.5mm以上13mm以下であり、
    上記複数の凸状部の上記研磨層全体に対する面積占有率が5%以上40%以下であり、
    電子機器の基板の加工に用いられることを特徴とする研磨パッド。
  2. 上記複数の凸状部が規則的に配列されている請求項1に記載の研磨パッド。
  3. 上記基材の裏面側に接着層を有する請求項1又は請求項2に記載の研磨パッド。
  4. 上記接着層が粘着剤で構成される請求項3に記載の研磨パッド。
  5. 基材と、その表面側に積層される研磨層とを有する研磨パッドの製造方法であって、
    上記研磨層を研磨層用組成物のコーティングにより形成する工程を備え、
    上記研磨層用組成物が、樹脂製のバインダー成分及び砥粒を有し、
    上記砥粒が、ダイヤモンド砥粒であり、
    上記砥粒の平均粒径が2μm以上45μm以下であり、
    上記バインダーを構成する組成物が熱硬化性エポキシを主成分とし、
    上記バインダー成分の硬化後のデュロメータD硬さが60以上88以下であり、
    上記研磨層工程で、平均面積が0.5mm以上13mm以下であり、上記研磨層全体に対する面積占有率が5%以上40%以下である凸状部を上記研磨層の表面に形成することを特徴とする電子機器の基板の加工に用いられる研磨パッドの製造方法。
JP2016550140A 2014-09-26 2015-09-17 研磨パッド及び研磨パッドの製造方法 Active JP6822840B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014197481 2014-09-26
JP2014197481 2014-09-26
PCT/JP2015/076379 WO2016047535A1 (ja) 2014-09-26 2015-09-17 研磨パッド及び研磨パッドの製造方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020183345A Division JP2021020314A (ja) 2014-09-26 2020-10-30 研磨パッド及び研磨パッドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016047535A1 JPWO2016047535A1 (ja) 2017-07-20
JP6822840B2 true JP6822840B2 (ja) 2021-01-27

Family

ID=55581062

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016550140A Active JP6822840B2 (ja) 2014-09-26 2015-09-17 研磨パッド及び研磨パッドの製造方法
JP2020183345A Pending JP2021020314A (ja) 2014-09-26 2020-10-30 研磨パッド及び研磨パッドの製造方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020183345A Pending JP2021020314A (ja) 2014-09-26 2020-10-30 研磨パッド及び研磨パッドの製造方法

Country Status (4)

Country Link
JP (2) JP6822840B2 (ja)
CN (1) CN206717685U (ja)
TW (1) TWI697382B (ja)
WO (1) WO2016047535A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109202696A (zh) * 2018-09-10 2019-01-15 台山市远鹏研磨科技有限公司 一种金刚石陶瓷减薄垫
JP3224896U (ja) * 2019-11-13 2020-01-30 バンドー化学株式会社 研磨パッド

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03256676A (ja) * 1990-03-05 1991-11-15 Romatetsuku Kk 研削布
JP2002057130A (ja) * 2000-08-14 2002-02-22 Three M Innovative Properties Co Cmp用研磨パッド
JP2007190613A (ja) * 2004-02-09 2007-08-02 Bando Chem Ind Ltd 研磨フィルム及びその製造方法
JP2007007844A (ja) * 2005-05-31 2007-01-18 Mineo Kobayashi 軟質樹脂砥石、それを用いた円筒状研削ロールとその製造方法
JP2009072832A (ja) * 2007-09-18 2009-04-09 Bando Chem Ind Ltd 研磨シートおよびその製造方法
WO2010032715A1 (ja) * 2008-09-17 2010-03-25 株式会社クラレ 研磨パッド
JP2011031361A (ja) * 2009-08-05 2011-02-17 Nihon Micro Coating Co Ltd 研磨用具、研磨方法及び研磨用具の製造方法
JP2012064295A (ja) * 2009-11-10 2012-03-29 Showa Denko Kk 磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法
JP6188286B2 (ja) * 2012-07-13 2017-08-30 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 研磨パッド及びガラス、セラミックス、及び金属材料の研磨方法
CN102862128B (zh) * 2012-09-20 2015-10-21 北京国瑞升科技股份有限公司 一种凹凸结构磨料制品及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
TW201620670A (zh) 2016-06-16
JPWO2016047535A1 (ja) 2017-07-20
WO2016047535A1 (ja) 2016-03-31
TWI697382B (zh) 2020-07-01
CN206717685U (zh) 2017-12-08
JP2021020314A (ja) 2021-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015194278A1 (ja) 研磨パッド及び研磨パッドの製造方法
JP6836532B2 (ja) 研磨材
JP2021020314A (ja) 研磨パッド及び研磨パッドの製造方法
KR101944695B1 (ko) 연마재 및 연마재의 제조방법
KR102045370B1 (ko) 연마패드 및 연마패드의 제조방법
JP6085723B1 (ja) 研磨材及び研磨材の製造方法
JP6316460B2 (ja) 研磨材
TWI737760B (zh) 研磨材
JP6340142B2 (ja) 研磨材
JP6937494B2 (ja) 研磨材
JP2022098876A (ja) 研磨パッド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191002

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191203

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20200220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20200220

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200630

C30 Protocol of an oral hearing

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C30

Effective date: 20200819

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20200901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201030

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20201124

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20210105

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20210105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6822840

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150