JP6822361B2 - 車両の後部構造 - Google Patents

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本開示は、車両の後部構造に係り、特に、ホイールハウスの後方側にバッテリが配置される車両の後部構造に関する。
電気自動車には、駆動源となる高電圧大出力の2次電池と共に、低電圧の補機用バッテリが搭載される。電気自動車以外の車両でも、低電圧バッテリは搭載される。これらの車載用バッテリは、車両後部に配置される場合がある。
特許文献1には、車体後部両側のホイールハウスの間で前後方向に延在する左右のリアサイドフレームに結合される搭載ブラケットを介して搭載されるバッテリケースが述べられている。搭載ブラケットは、バッテリケース取付部の前後に、それぞれ下方に折れ曲がってリアサイドフレームに結合する前側脚部と後側脚部とを有する。車両が後突等による衝撃荷重を受けバッテリケースが慣性で前後方向に移動した場合には、前側脚部と後側脚部とが傾倒または折曲する。
特開2017−013593号公報
車両後部にバッテリを搭載する場合、その搭載空間にホイールハウスが存在することがある。ホイールハウスの後方側にバッテリを配置した場合に、車両が後突を受けると、バッテリはホイールハウスに接触し、バッテリが破損しない空間である生存空間が狭くなる可能性がある。そこで、車両が後突を受けて、ホイールハウスの存在によってバッテリの生存空間が狭くなる場合でも、バッテリの生存空間を確保できる車両の後部構造が要望される。
本開示に係る車両の後部構造は、ホイールハウスと、ホイールハウスに対し車両前後方向の後方側に離間し、且つ、ホイールハウスの車両幅方向の位置に対し車両幅方向に沿って一部重なって配置されているバッテリと、車両が受ける衝撃によって生じたバッテリによる後方側に押す力を受け止めるためのブラケットと、を備え、ブラケットは、長手方向の長壁部と短手方向の短壁部とを含み、短壁部は、バッテリに対し車両前後方向の後方側で、バッテリ下部面と同じ高さ位置において車両の床面固定部側に固定されている固定面を有し、長壁部は、短壁部の固定面から立設しバッテリの後部壁面に対し所定の間隔を空けて向かい合って延び、バッテリによる押す力がブラケットの強度限界を超えると短壁部側に折れ曲がり、折れ曲がったブラケットの上にバッテリが乗り上げた状態となる。
上記構成によれば、車両が後突を受けると、初期ではブラケットがバッテリの移動を受け止める。後突の終期において車両が変形し、バッテリがホイールハウスとブラケットとの間に挟まれて生存空間が無くなり、バッテリがブラケットを押す力が所定値を超えると、ブラケットの長壁部が短壁部側に倒れる。これにより、バッテリは長壁部が倒れたブラケットの上に乗り上げることができ、バッテリは、後方側に移動出来て、生存空間を確保できる。
上記構成の後部構造によれば、車両が後突を受けて、ホイールハウスの存在によってバッテリの生存空間が狭くなる場合でも、バッテリの生存空間を確保できる。
実施の形態に係る後部構造の断面図である。 図1のA部に示すブラケットの斜視図である。 図2のIII−III線におけるブラケットとバッテリの配置関係を示す断面図である。 図2のIV−IV線におけるブラケットとバッテリの配置関係を示す断面図である。 図1の後部構造の作用効果を示す図として、車両がバリアによって後突を受けた初期状態の断面図である。 図5におけるB部の拡大図である。 図5から時間が経過して、ブラケットが折れ曲がってバッテリの生存空間を確保した状態の断面図である。 図7におけるC部の拡大図である。
以下に図面を用いて本開示に係る実施の形態につき詳細に説明する。以下において、バッテリは、補機用の低電圧バッテリとするが、車両後部においてホイールハウスの後方側に配置されるバッテリであれば、用途、電圧は問わない。以下では、バッテリは、左後輪用のホイールハウスの後方側に配置されるものとするが、これは説明のための例示であって、車両の仕様等によって、右後輪用のホイールハウスの後方側に配置されてもよい。
以下に述べる形状、寸法等は、説明のための例示であって、車両後部構造の仕様等により、適宜変更が可能である。また、以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、車両の後部構造10を示す断面図である。以下では、特に断らない限り、車両の後部構造10を、単に、後部構造10と呼ぶ。後部構造10は、車両において車室よりも後方側の構造で、ラゲージルーム等における各要素の配置構造である。以下の各図において、車両前後方向、車両上下方向、車両幅方向を適宜示す。車両前後方向については、FRと示す方向が車両の前方側の方向で、反対方向が車両の後方側の方向である。車両上下方向については、UPと示す方向が路面に対して上方側の方向であり、反対方向が下方側で路面側の方向である。車両幅方向については、車両の前方側に向いて左方が左側方向で右方が右側方向である。また、車両の各要素が車両の幅方向に関し左右対称の配置となることが多いことから、車室側から車両外側に向かう方向をOUTと示す外側方向とし、車両外側から車室側に向かう方向を内側方向と呼ぶ。
図1には、後部構造10におけるバッテリ20の周辺の配置関係が示される。バッテリ20は、車両において、各種電気機器に電力を供給する低電圧の蓄電装置である。蓄電装置本体は略直方体の形状のバッテリケースに収納されているので、図1以下では、バッテリケースの外形を有するものをバッテリ20と呼ぶ。略直方体のバッテリ20の後部壁面22は、車両幅方向に平行に配置されるので、図1には、バッテリ20を含んで、車両前後方向に平行な線に沿った断面図を示す。すなわち、図1は、(車両前後方向)×(車両上下方向)平面における断面図である。図1で格子状に示す細い線は、車両前後方向に沿った位置と、車両上下方向に沿った高さ位置を示すもので、隣接する線の間隔は10cmである。これは説明のための例示であって、隣接する線の間隔は適宜変更が可能である。
図1において、バッテリトレイ24は、バッテリ20が搭載される皿状の部品である。バッテリトレイ24とバッテリ20とは、図示しない締結手段で互いに固定される。締結手段としては、ボルトとナット、めねじ穴とボルト等のねじ締結手段が用いられる。
リアフロアガイドパネル26は、車両後部における床面を構成するパネル部材で、図示しない車両のボデーに固定される。バッテリトレイ24は、ボルトとナットを用いた締結手段25によって、リアフロアガイドパネル26に固定される。
バッテリクランプ28は、バッテリ20を上方側から押えて固定する部材である。図1では、バッテリクランプ28として、バッテリ20の上面側の部分のみが示されているが、バッテリ20の両側面にバッテリトレイ24から立設した2つのブラケットを用い、両ブラケットの間を例えば鋼板等で結合して、バッテリクランプ28が形成される。バッテリクランプ28用のブラケットは、車両のボデーを構成するリアサイドメンバ等から立設してもよい。バッテリクランプ28は、バッテリ20の端子34に接触しない位置に配置される。バッテリ20は、バッテリクランプ28とバッテリトレイ24との間に挟まれて、上下方向の移動に対する固定が行われる。
ホイールハウス30は、車両の左後輪を覆うリアホイールハウスの内で、リアホイールハウスの車両幅方向内側部を構成するリアホイールハウスインナである。図1には図示されないが、リアホイールハウスの車両幅方向外側部を構成するのはリアホイルハウスアウタである。ここでは、リアホイールハウスインナを、単に、ホイールハウス30と呼ぶ。バッテリ20は、後部構造10において、ホイールハウス30に対し車両前後方向の後方側に離間して配置される。さらに、ホイールハウス30の車両幅方向の位置に対し、バッテリ20は車両幅方向に沿って一部重なって配置される。図1には締結手段25が示されているので、バッテリ20と締結手段25とを含み、車両前後方向に平行な線に沿った断面図において、バッテリ20の前方側にホイールハウス30が存在することを示す。バッテリ20の幅方向に沿って車室側に向うと、バッテリ20の前方側にホイールハウス30が存在しなくなる。「車両幅方向に沿って一部重なって配置される」とは、バッテリ20の幅方向に沿って、バッテリ20の前方側にホイールハウス30が存在する位置と、バッテリ20の前方側にホイールハウス30が存在しない位置とがあることを意味する。
ロアバックパネル32は、車体の後壁部を構成するパネル部材である。ロアバックパネル32とリアフロアガイドパネル26とは、溶接あるいはボルトとナットによる締結手段によって、互いに固定される。車両が外部のバリア70(図5参照)によって後突を受けるときは、バリア70がロアバックパネル32に衝突して、リアフロアガイドパネル26等に衝撃を伝える。
ブラケット40は、車両が受ける衝撃によって生じたバッテリ20の移動を受け止めるための部材である。車両が後突を受けてロアバックパネル32が衝撃を受ける場合に、リアフロアガイドパネル26が車両前後方向に沿って前方側に移動しようとするがバッテリ20はその質量が大きいので慣性によって元の位置に留まろうとする。これによって、バッテリ20は、リアフロアガイドパネル26に対し相対的に移動することになる。ブラケット40は、この相対的移動を受けとめて、バッテリ20を車両前後方向に沿った前方側に押し戻すバッテリ固定部材である。
図2は、ブラケット40の斜視図である。ブラケット40は、バッテリ20の幅方向の大きさに従って幅寸法が選択される。図2は、その一部の例示である。ブラケット40は、適当な強度を有する金属板材を所定の形状に成形したもので、短手方向の短壁部42と、長手方向の長壁部44とを含む。
短壁部42は、バッテリトレイ24を介して車両の床面固定部であるリアフロアガイドパネル26に固定される固定部46を有する固定面47を含む。固定部46は、バッテリトレイ24との溶接点である。溶接に代えて、ボルトとナットの締結手段を用いてもよい。固定部46によってバッテリトレイ24に固定された状態の短壁部42は、バッテリ20に対し車両前後方向の後方側に配置される。固定面47以外の部分も含め、短壁部42の下面の車両高さ方向に沿った高さ位置は、図1に示すように、バッテリ20の下部面23と同じ高さ位置である。
長壁部44は、短壁部42の固定面47及び固定面47と同じ高さ位置にある他の部分から車両上下方向に沿って上方側に立設する立壁である。長壁部44は、立上り壁部48、斜面壁部50、移動受面52、逃げ面54を含む複数の壁部を接続した複合壁部である。ここで、移動受面52は、バッテリ20の後部壁面22に対向する壁面で、衝撃を受けた場合のバッテリ20の移動を受け止める壁面である。
短壁部42から直接的に垂直に立設して移動受面52とせずに、複合壁部としたのは、移動受面52が受ける外力が所定の大きさを超えるまでは長壁部44が短壁部42側に倒れない適当な強度とするためである。長壁部44が短壁部42側に倒れる外力の所定の大きさは、後部構造10において、バッテリ20がホイールハウス30とブラケット40とに挟まれて生存空間が無くなった場合に、バッテリ20がブラケット40を押す力に設定される。この外力の所定の大きさは、後部構造10と車両が後突を受けるときの衝撃力の大きさ等から、シミュレーションあるいは実験的に求めることができる。
位置決め部56は、ブラケット40をバッテリトレイ24に固定した後にバッテリ20をバッテリトレイ24に搭載する場合のバッテリ20とブラケット40との間の車両前後方向に沿った位置決めを行う部分である。位置決め部56は、ブラケット40において、長壁部44の立上り壁部48と斜面壁部50について、スリット加工と折曲成形等を行って形成される。
位置決め部56の作用について、図3、図4を用いて説明する。図3、図4は、図1のブラケット40周辺の拡大図で、車両前後方向の位置を示す細線、車両上下方向の位置を示す細線も示した。
図3は、図2のIII−III線に沿ったブラケット40の断面図を含む拡大図である。ブラケット40においてIII−III線に沿った断面図は、位置決め部56を含まない部分の断面図である。図4は、図2のIV−IV線に沿ったブラケット40の断面図を含む拡大図である。ブラケット40においてIV−IV線に沿った断面図は、位置決め部56を含む部分の断面図である。
図3は、バッテリトレイ24にブラケット40を固定し、白抜矢印で示すようにバッテリ20をバッテリトレイ24の上に組付ける組付作業を示す図である。図3は、締結手段25を含む断面図であるので、バッテリトレイ24は締結手段25の高さ分だけ、他の部分よりも低い底面も示されている。締結手段25が設けられないバッテリトレイ24の底面は、ブラケット40の短壁部42の固定面47の下面と同じ高さ位置である。バッテリ20は、白抜矢印の方向に下ろされて、バッテリトレイ24における締結手段25が設けられない部分の底面上に搭載される。換言すれば、バッテリ20の下部面23の車両上下方向に沿った高さ位置は、ブラケット40の短壁部42の固定面47と同じ高さ位置にある。
図3に示すように、バッテリ20は、後部壁面22から突き出る突出部29を有する。バッテリ20をバッテリトレイ24上に組付ける組付作業は、突出部29が下りる軌跡を組付軌跡60として、ブラケット40と組付軌跡60とが干渉しないように、ブラケット40の移動受面52とバッテリ20の後部壁面22との間に所定の間隔62を設ける。所定の間隔62を設けると、ブラケット40の立上り壁部48と突出部29との間にかなり大きなガタ64が生じ、組付作業においてバッテリ20の組付位置が定まらない。
そこで、位置決め部56が利用される。図4に示すように、ブラケット40の短壁部42から立上がる位置決め部56の立上り壁部58の車両前後方向における位置は、移動受面52の車両前後方向における位置と同じである。したがって、位置決め部56の立上り壁部58は、組付軌跡60とほぼ同じ位置に配置されるので、突出部29との間のガタ64が発生せず、組付作業においてバッテリ20の組付位置が定まる。
上記構成のブラケット40の作用効果について、図5から図8を用いて詳細に説明する。これらの図においても、車両前後方向の位置を示す細線、車両上下方向の位置を示す細線も示した。
図5は、車両が外部のバリア70によって後突された初期状態を示す図である。バリア70は、後部構造10に衝撃力Fを与えるが、後部構造10は変形等をほとんど生じてなく、図1とほぼ同じ状態である。
図6は、図5におけるB部の拡大図である。後部構造10がバリア70から衝撃力Fを受けると、図示しない車両のボデーに接続されているリアフロアガイドパネル26が車両前後方向に沿って前方側に行き、質量のあるバッテリ20は慣性でその位置に留まろうとしてブラケット40に慣性力Gを与える。ブラケット40は慣性力Gを受けとめて、リアフロアガイドパネル26に対しバッテリ20が相対的に移動することを抑制する。これが後突の初期状態におけるブラケット40の作用効果である。
図7は、図5から時間が経過し、後突の終期における後部構造11を示す図である。後部構造11では、バリア70からの衝撃力Fを受けて、ホイールハウス30の後方側であってバッテリ20の前方側から、リアフロアガイドパネル26が潰れ始めて、車両前後方向に沿った長さが短くなったリアフロアガイドパネル27となる。バリア70は車両前後方向の前方側に侵出し、ロアバックパネル32が一部損傷したロアバックパネル33となり、ホイールハウス30も一部が損傷したホイールハウス31となる。これによって、バッテリ20は、ホイールハウス31とブラケット40との間に挟まれて、生存空間が無くなった状態になる。この状態では、バッテリ20がブラケット40を押す力が大きくなり、所定値を超えると、ブラケット40はその強度限界を超える力を受けて、折れ曲がった状態のブラケット41となる。そして、バッテリ20は、折れ曲がったブラケット41の上に乗り上げたバッテリ21となり、後方側に移動でき、これにより、バッテリ21の生存空間を確保できる。これが、後突の終期におけるブラケット40の作用効果である。
図8は、図7のC部の拡大図で、折れ曲がる前のブラケット40とバッテリ20から、折れ曲がったブラケット41とブラケット41に乗り上げたバッテリ21への状態変化を示す。ブラケット40でバッテリ20の後方側への移動が制限された状態から、ブラケット40が折れ曲がり、バッテリトレイ24に取付けられた短壁部42に長壁部44の移動受面52がほぼ平行となる。折れ曲がってバッテリトレイ24にほぼ平行となったブラケット41には、バッテリ21の下部面23’が乗り上げる。ブラケット41に乗り上げたバッテリ21は、折れ曲がる前のブラケット40に移動が制限されていたバッテリ20に対し、車両前後方向に沿って後方側に移動するので、バッテリ21の生存空間は、バッテリ20の生存空間よりも広くなる。
上記構成の後部構造10によれば、車両が衝撃を受けると、車両の床面固定部側に固定されているブラケット40がバッテリ20の移動を受け止める。後突のように大きな衝撃を受けた場合には、後突の初期ではブラケット40がバッテリ20の移動を受け止めるが、車両が後突によって変形し、バッテリ20がホイールハウス30とブラケット40との間に挟まれて生存空間が無くなる。その場合に、バッテリ20がブラケット40を押す力が所定の大きさを超えると、ブラケット40の長壁部44の移動受面52が短壁部42側に倒れるので、バッテリ20は長壁部44が倒れたブラケット41の上に乗り上げる。ブラケット41に乗り上げたバッテリ21は、後方側に移動出来て、生存空間を確保できる。このように、車両が後突を受けて、ホイールハウス30の存在によってバッテリ20の生存空間が狭くなる場合でも、バッテリ20の生存空間を確保できる。
10,11 (車両の)後部構造、20,21 バッテリ、22 後部壁面、23,23’ (バッテリ)下部面、24 バッテリトレイ、25 締結手段、26,27 リアフロアガイドパネル、28 バッテリクランプ、29 突出部、30,31 ホイールハウス、32,33 ロアバックパネル、34 端子、40,41 ブラケット、42 短壁部、44 長壁部、46 固定部、47 固定面、48 立上り壁部、50 斜面壁部、52 移動受面、54 逃げ面、56 位置決め部、58 立上り壁部、60 組付軌跡、62 所定の間隔、64 ガタ、70 バリア。

Claims (1)

  1. ホイールハウスと、
    前記ホイールハウスに対し車両前後方向の後方側に離間し、且つ、前記ホイールハウスの車両幅方向の位置に対し車両幅方向に沿って一部重なって配置されているバッテリと、
    車両が受ける衝撃によって生じた前記バッテリによる前記後方側に押す力を受け止めるためのブラケットと、
    を備え、
    前記ブラケットは、
    長手方向の長壁部と短手方向の短壁部とを含み、
    前記短壁部は、前記バッテリに対し車両前後方向の後方側で、バッテリ下部面と同じ高さ位置において前記車両の床面固定部側に固定されている固定面を有し、
    前記長壁部は、前記短壁部の前記固定面から立設し前記バッテリの後部壁面に対し所定の間隔を空けて向かい合って延び、前記バッテリによる前記押す力が前記ブラケットの強度限界を超えると前記短壁部側に折れ曲がり、折れ曲がった前記ブラケットの上に前記バッテリが乗り上げた状態となる、車両の後部構造。
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