JP6821275B2 - 配管接続識別システムおよび多品種製品製造システム - Google Patents

配管接続識別システムおよび多品種製品製造システム Download PDF

Info

Publication number
JP6821275B2
JP6821275B2 JP2018197542A JP2018197542A JP6821275B2 JP 6821275 B2 JP6821275 B2 JP 6821275B2 JP 2018197542 A JP2018197542 A JP 2018197542A JP 2018197542 A JP2018197542 A JP 2018197542A JP 6821275 B2 JP6821275 B2 JP 6821275B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
connection
connector
pipe
processing container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018197542A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020063829A (ja
Inventor
川原洋志
木村剛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Engineering Co Ltd filed Critical Toray Engineering Co Ltd
Priority to JP2018197542A priority Critical patent/JP6821275B2/ja
Publication of JP2020063829A publication Critical patent/JP2020063829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6821275B2 publication Critical patent/JP6821275B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pipeline Systems (AREA)

Description

この発明は、化学薬品、医薬品、食品等、原料を配管を経由して供給する生産設備に関する。
化学薬品等の製造プラントでは、複数の原料と複数の処理容器を有するものが多く、それらを接続する配管は製作または施工の観点から複数に分割され、その配管の接続部には多くのフランジが使用されている。これらのフランジの接続確認は、一般的には目視で行われている。
また、目視以外の方法としては、たとえば図6に示すような近接スイッチを用いた接続監視装置を用いた方法も用いられている。図6に示す接続監視装置101は、処理容器102側のフランジ103と処理容器102に接続するホース104側のフランジ105とが正しく接続されたときに、ホース104に固定された金属性のドグ106と処理容器102に固定された近接スイッチ107とが相対し近接スイッチ107が金属製ドグ106を検知するような位置に近接スイッチ107とドグ106とがそれぞれ固定されている。フランジ103とフランジ105とを接続後に近接スイッチ107からの信号を図示しない監視機構で確認することで複数のフランジの接続確認を一度に確認している。
また、接続ホースの種類を識別する識別装置として、特許文献1には複数の電気接点を有するシリンダ形状の検出器を用いた識別装置が提案されている。
特開 昭61−115894号公報
複数の原料の組み合わせによって多品種の製品を生産する医薬品等の製造プラントでは、複数の原料のそれぞれの供給元と原料を処理する処理容器との間をフレキシブルホースを用いて接続している。フレキシブルホースの接続部には同じサイズのフランジが採用され、作業者がフレキシブルホースをつなぎ換えたり交換したりすることにより原料の組み合わせを変更し多品種の製品を生産する。また、メンテナンス等でもフレキシブルホースの交換が定期的に行われる。
ここで、これらのフレキシブルホースのつなぎ換えや交換時のフランジの接続確認を行うのに、上述の図6で説明したような近接スイッチによるフレキシブルホースの接続状態の監視方法ではフレキシブルホースが正しい位置で接続できているかは判断できるが、フレキシブルホースが原料等によって専用化されている場合、正しいフレキシブルホースが取り付けられているかの確認、すなわち専用化されたフレキシブルホースの種類の確認まではできない。専用化されたフレキシブルホースの種類の確認は、たとえば、原料の種類等によってホースを専用化するホース番号をあらかじめフレキシブルホースに割り当ててフレキシブルホースに付しておき、フレキシブルホースを取り付けた後、フレキシブルホースに伏せられたホース番号を確認する等、目視でする必要があった。また、目視による確認ではミスが起こる可能性があった。
また、特許文献1に提案されているシリンダ型の検出器は検出する種類が多くなると大型化してしまうため、検出する種類の数にある程度の限界があり、多くの種類のホースを識別するには採用しづらいという課題があった。
本発明は、上記の課題を鑑み、多くの種類の配管を接続する場合でも、作業者が所定の配管を接続したか否かを短時間で簡単に確認し、配管接続間違いを防止する配管接続識別システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の配管接続識別システムは、配管の接続を識別する配管接続識別システムにおいて、連結元と連結先の2つに分割され、分割される両側に複数の電気接点を有し、連結した際、前記連結元と前記連結先の所定の前記電気接点同士が1対1で接触するコネクタと、前記連結先に相当する前記コネクタと前記連結元に相当する前記コネクタとの連結を検知する検知手段と、を有し、前記連結元に相当する前記コネクタは、前記複数の電気接点のうち2以上の前記電気接点が短絡されており、片側の配管はつなぎ換え可能なホースであり、前記ホース両端のそれぞれには、前記連結元に相当する前記コネクタが取り付けられ、前記ホースの配管接続部と相手側の配管の配管接続部とを接続するときに、前記ホースに取り付けた前記連結元に相当する前記コネクタのうち一方と前記相手側の配管に取り付けた前記連結先に相当する前記コネクタとを連結し、前記連結先に相当する前記コネクタの前記複数の電気接点の通電状態を前記検知手段にて検知することにより、接続されている前記ホースの種類を識別することを特徴とする。
片側のコネクタの2以上の電気接点が短絡されたコネクタを用いることにより、多くの
種類の配管とホースとを接続する場合であっても作業者が所定のホースを接続したか否かを短時間で簡単に確認できるので、配管接続間違いを防止できる。
また、ホースの両端のそれぞれに連結元に相当するコネクタを有していることにより、決められた使用箇所に所定の種類のホースが接続されているかどうかを識別することができるので、ホースの接続間違いによるホースの腐食とその腐食により発生するコンタミの発生を防ぐことができる。
また、複数の処理容器と、原料を前記処理容器へ供給する複数のつなぎ換え可能な前記ホースと、前記検知手段による複数の前記コネクタの接続の検知状態を管理する管理システムと、を有し、前記相手側の配管は前記処理容器に接続しており、複数の種類の原料または前記処理容器で処理された原料を組合せて複数の前記処理容器で混合し、複数の種類の製品を製造することを特徴とする、多品種製品製造システムに本発明の配管接続識別システムを用いてもよい。
処理容器に接続するホースをつなぎえたり、交換したりすることで、複数の原料の組
み合わせや混合する原料の順序を換え、多品種の製品を製造する多品種製品製造システム
において、原料の種類やホースの長さ等によってあらかじめ割り当てた組み合わせとなる
ように2以上の電気接点を電気的に接続した片側のコネクタをそれぞれのホースに接続し
ておくことで、処理容器側にホースを接続した際、コネクタの配線パターンを一度に確認
できるので、多くの種類のホースをつなぎ変えたり交換したりする場合であっても、作業
者が所定のホースを接続したか否かを短時間で簡単に確認できる。これにより、短時間で
容易にホース接続間違いを防止できるので生産効率がよくなる。また、ホースの接続間違いによるホースの腐食とその腐食により発生するコンタミの発生を防ぐことができる。また、製造する製品の種類によってつなぎ換えられたホースの配管接続ルートの確認や管理もできる。
本配管接続識別システムを用いることで、多くの種類の配管を接続する場合でも、作業者が所定の配管を接続したかを短時間で簡単に確認し、配管接続間違いを防止できる。
実施例1の配管接続識別システムを表す図である。 実施例1の配管接続識別システムに用いるコネクタを説明する図である。 実施例1の配管接続システムのコネクタの識別パターンを示した図である。 実施例1の配管接続システムのコネクタの識別パターンを示した図である。 実施例1の配管接続識別システムを用いた多品種製品製造システムを表す図である。 従来の近接スイッチを用いたホース接続監視方法を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の実施例1の配管接続識別システムについて、図1、図2を用いて説明する。図1は、実施例1の配管接続識別システム1を示した図で、図2(A)は図1のa矢視図であり、図2(B)は図1のb矢視図であり、図2(C)は図1のc矢視図である。
ここで、図1は、化学薬品の製造装置の一部である処理容器2側の配管接続部3と処理容器2に接続する相手側の配管であるホース4の配管接続部3との接続状態を示した図であり、処理容器2側の配管接続部3であるフランジ5とホース4側の配管接続部3であるフランジ6との接続により、ホース4を通じて図示しない原料を処理容器2に供給する。また、フランジ5とフランジ6の接続を切り離し、図示しない別の原料を供給するホース4のフランジ6をフランジ5に接続しつなぎ換えを行うことで、処理容器2に供給する原料を変更する。また、メンテナンス時には、配管接続部3のフランジ5とフランジ6の接続を切り離した後、同じ種類の新しいホース4のフランジ6をフランジ5に接続しホース4の交換を行う。ここでは、処理容器2側の複数の配管接続部3とホース4側の配管接続部3との複数の接続を代表して1箇所の配管接続部3同士の接続状態を示して説明する。
実施例1の配管接続システム1は、連結元である片側のオスコネクタ8と連結先である相手側のメスコネクタ9とに分割可能な10個の電気接点を有するコネクタ7とコネクタ7の10個の電気接点の通電状態を検知する検知手段10とで構成されている。
オスコネクタ8は、ホース4に設けられた接続金具11とオスコネクタ8に取り付けられた接続金具12とチェーン13とによって所定のホース4のフランジ6近傍につながれている。メスコネクタ9は、処理容器2に固定されたブラケット14にて、フランジ5の近傍に固定されている。ここで、チェーン13の長さは、フランジ5とフランジ6とを接続したときにオスコネクタ8とメスコネクタ9とが正しく接続できる十分な長さを有している。
オスコネクタ8は、本実施例では図2(A)に示すように10個のピンタイプの電気接点であるピン接点15を有し、メスコネクタ9は、図2(B)に示すように10個のピン穴タイプの電気接点であるピン穴接点16を有している。また、オスコネクタ8のピン接点15が設けられた面と同じ面には突起17が設けられており、メスコネクタ9のピン穴接点16が設けられた面と同じ面には窪み18が設けられており、突起17と窪み18とを篏合させないとピン接点15とピン穴接点16とが接触できない、すなわち、突起17と窪み18との位置を合わさないでオスコネクタ8とメスコネクタ9とを連結しようとしても、突起17がメスコネクタ9のピン穴接点16が設けられている面にあたりピン接点15がピン穴接点16に届かない構造となっている。突起17と窪み18とを篏合させてオスコネクタ8とメスコネクタ9とを正しく連結することにより、10個のピン接点15が所定のピン穴接点16にそれぞれ接触する。
ここで、オスコネクタ8の10個のピン接点15は、2以上のピン接点の組み合わせで短絡されている。オスコネクタ8の10個のピン接点15の短絡の組み合わせは、1012通りあり、本実施例では図3、図4に示すようにそのうち60種類を所定のホース4にそれぞれ割り当てている。
図3、図4の各表の左列のNo.がホース4の種類を示すホース番号である。このホース番号はホース4が流す原料の種類やそのホース4が使われる場所等によって割り当てられている。また、そのホース4のホース番号に対してオスコネクタ8の2以上のピン接点15の組み合わせをそれぞれ割り当ててある。図3、図4に従い、あらかじめ割り当てられたオスコネクタ8が所定のホース4に取り付けられている。
たとえば、図1のホース4に用いられるオスコネクタ8では、図2(c)に示すようにピン接点15のピンP1とピンP5とが電気的に接続されている。このピン接点15の組み合わせは、図3に示すNo.1のホース4と識別される組み合わせである。
また、メスコネクタ9の10個のピン穴接点16は検知手段10に電気的に接続されている。
フランジ5とフランジ6とを接続した後、オスコネクタ8とメスコネクタ9とを正しく連結し、10個のピン接点15とピン穴接点16とのそれぞれの通電状態を検知手段10にて検知すると、短絡したピン接点15が差し込まれたピン穴接点16に通電が生じることが検知できるので、たとえば、検知手段10で検知された10個のピン接点15とピン穴接点16とのそれぞれの通電状態を図示しないコンピュータ等を用いてその通電状態のパターンと対応するホース番号に変換した結果を図示しないモニター等に表示することによってどのホース4が接続されているかを作業者が簡単に識別できる。
たとえば、図1のホース4につながれているオスコネクタ8を処理容器2側につながれているメスコネクタ9に連結したときに図2(B)で示したピン穴接点16のP1、P5の2か所が通電していることが検知手段10にて検知され、図示しないコンピュータによりその通電状態のパターンと対応するホース番号No.1を図示しないモニターに表示されることにより、図3に示すNo.1のホース4が接続されていると作業者が簡単に識別できる。
また、ホース4が接続されていてもオスコネクタ8とメスコネクタ9とが正しく連結されていない場合やホース4が接続されていない場合は、10個すべてのピン穴接点16の通電状態が検知手段10で検知できないので図示しないコンピュータによりホース4が接続されていないと判断しそれを図示しないモニターで表示することにより作業者がホース4が接続されていないことを簡単に識別することができる。
同様に図1で表していない他の処理容器2側の複数の配管接続部にもメスコネクタ9がそれぞれ設けられており、それらに接続するホース4には、それぞれ図3、図4の表の中から原料の種類や使用する場所によって、それぞれピン接点15の組み合わせが割り当てられている。
これらの多くの種類のホース4が間違えて取り付けられた場合、ホース4が腐食したりその腐食によるコンタミが発生し、製品に悪影響を与える。また、ホース4が接続されるべきところにホース4が接続されていない場合は原料の洩れが発生し周囲の環境に悪影響を及ぼしたりする可能性がある。このため、作業者が所定のホース4を接続したかどうかの確認が重要となる。本発明の実施例1の配管接続識別システムを用いることにより、コネクタ7の10個のピン接点15とピン穴接点16とのそれぞれの通電状態を検知手段10で検知し、その通電状態を図示しないコンピュータ等を用いてその通電状態のパターンと対応するホース番号に変換した結果を図示しないモニター等に表示することで、接続されているホース4の種類を作業者が容易に識別できる。
多くの種類の配管を接続する場合であっても、たとえば、それぞれの処理容器2に接続るすべてのホース4の配管接続ルートと検知手段10で検知したそれぞれの配管接続部のコネクタ7のピン穴接点16の通電状態を図示しないコンピュータ等を用いてその通電状態のパターンと対応するホース番号に変換した結果を図示しないモニター等で作業者に可視化させたり、所定のホース4と異なるホース4であると識別された場合やそれぞれのコネクタの10個全てのピン穴接点16の通電状態が検知手段10で検知されない場合はアラームを表示する等により、作業者が所定の配管を接続したかどうかを短時間で簡単に確認でき、配管接続間違いを防止できる。
図5に、本発明の実施例1の配管接続識別システム1を用いた多品種製品製造システムの一例を説明する。この多品種製品製造システム20は、5種類の原料S1、S2、S3、S4、S5と、原料S1〜S5のうち所定の組み合わせで混合し処理された原料である原料R1とのうち、所定の組み合わせの原料を4個の処理容器2a、2b、2c、2dにそれぞれ供給して混合し処理することで多種類の製品を製造する。
原料S1〜S5の供給配管31〜35と処理容器2a〜2dとの間を接続する配管にはフレキシブルホース24を用いている。各フレキシブルホース24は、原料の種類や接続する処理容器の種類によって、使用箇所が決められている。各フレキシブルホース24は、図3、図4に示す通り、原料S1、原料S2、原料S3、原料S4、原料S5、原料R1の6種類用にそれぞれ10種類、合計60種類あり、これらのフレキシブルホース24を作業者が識別できるように2以上のピンタイプの電気接点15を接続する60種類の組み合わせを60種類のフレキシブルホース24それぞれに割り当ててある。割り当てられた組み合わせでピン接点15を電気的に接続したオスコネクタ8は、所定の種類のフレキシブルホース24の配管接続部である両側のフランジ26のそれぞれの近傍に、実施例1で説明した図1に示す接続金具11、12とチェーン13を用いて取り付けられている。ここで、1つのフレキシブルホース24の両側のフランジ26のそれぞれの近傍に設けられたオスコネクタ8の短絡状態は同じである。
また、供給配管31〜35または処理容器2a〜2dの、フレキシブルホース24との配管接続部であるフランジ25の近傍にはそれぞれメスコネクタ9が固定されている。これらの固定は供給配管31〜35または処理容器2a〜2dに直接固定されてもよいし、たとえばブラケットのようなもので固定されていればよい。フランジ25とメスコネクタ9との位置関係が変化しなければその固定の方法は問われない。
また、それぞれのメスコネクタ9の10個のピン穴接点16は、オスコネクタ8とメスコネクタ9とが接続されたときにメスコネクタ9の10個のピン穴接点の通電状態を検知する検知手段10に繋がっている。検知手段10での検知状態は管理システム29にて管理されている。
図5の製品製造の状態は、製品R1、R2、R3、R4が製造されている状態を示している。各処理容器2a〜2dで製造する製品R1、R2、R3、R4の原料の組み合わせは以下である。( )内の番号は、処理容器2a〜2dと、原料S1〜S5またはR1〜R4とを接続するフレキシブルホース24のあらかじめ割り当てた種類、すなわち図3、図4の各表の左列のホース番号である。
処理容器2a:製品R1= 原料S1(No.1)
+原料S2(No.11)
+原料S3(No.21)
処理容器2b:製品R2= 原料S1(No.2)
+原料S3(No.32)
+原料S4(No.42)
処理容器2c:製品R3= 原料S1(No.3)
+原料S2(No.23)
+原料S4(No.43)
処理容器2d:製品R4= 製品R1(No.51)
+原料S4(No.44)
+原料S5(No.54)
この状態で所定のフレキシブルホース24が取り付けられてるか否かは、すべてのコネクタ7の通電状態を検知手段10で検知し、それを管理する管理システム29を作業者が確認する。
ここで管理システム29は、図示しないモニターを有し、製造する製品の種類によってあるべきすべての配管接続ルート、たとえば、図5の状態では、製品R1〜R4を製造する供給配管31〜35および処理容器2a〜2dとそれらを接続するフレキシブルホース24のすべてのあるべき配管接続ルートと識別されたフレキシブルホース24のホース番号が図示しないモニターに表示され、検知手段10で検知したコネクタ7のピン穴接点16の通電状態が所定のフレキシブルホース24のホース番号に合致しない場合やコネクタ7の10個のピン穴接点16全ての通電状態が検知されない場合、アラームを表示する。
また、製造する製品によっては、供給配管31〜35または処理容器2a〜2dの配管接続部であるフランジ25の少なくとも一つにフレキシブルホース24を接続しないフランジ25が存在する場合、そのフランジ25のメスコネクタ9のピン穴接点16に通電状態が検知された場合、間違えてフレキシブルホース24がそのフランジ25に接続されたものとしてアラームを表示する。
このようにあるべき配管接続ルートと検知手段10で検知したそれぞれのコネクタ7のピン穴接点16の通電状態を管理システム29で可視化し、それらを作業者が確認することで、作業者が所定の配管を接続したかどうかを短時間で簡単に確認でき、配管接続間違いを防止できる。
また、本実施例の多品種製品製造システムでは、製造できる製品の種類は、原料の種類や混合する原料の数や順序によって多くの組み合わせが可能である。これらは、処理容器に接続するフレキシブルホース24をつなぎ変えたり、交換したりすることで、複数の原料の組み合わせや混合する原料の順序を変える。製造する製品を変更する場合でも変更する場所のそれぞれのフレキシブルホース24を取り外し、新たに所定のフレキシブルホース24を取り付けフレキシブルホース24側のオスコネクタ8と相手側のメスコネクタ9とを接続し同様に管理システム29でそれぞれのコネクタ7の通電状態を確認することにより作業者が所定の配管を接続したかを短時間で簡単に確認でき、配管接続間違いを防止できるので、目視で確認する場合と比べて、段取り替えの時間が短くなり生産効率がよくなる。また、フレキシブルホース24の配管接続ルートの確認もできるので製造している製品の種類の管理もできる。
また、どの供給配管がどの処理容器と、またはどの処理容器がどの処理容器と、一つのフレキシブルホース24でつながっているかを、管理システム29でそれぞれのコネクタ7の通電状態から識別されたホース番号を確認することにより、作業者が簡単に識別することができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。たとえば、本発明の配管識別識別システムに用いるコネクタは複数の電気接点を有していればよく、電気接点の数や接続部分の形状は問われない。たとえば、PCの基板などに用いられるようなマイクロコネクタのようなものを使用してもよい。
また、たとえば、本発明の配管接続識別システムを多くの固定配管を施工する大型プラントの施工時の配管接続確認用として用いてもよい。これにより、配管接続確認が短時間で簡単にできるので、施工期間を短くでき、確認用の要員も削減できるので、工事期間と人件費を節約できる。
1 配管接続識別システム
2 処理容器
2a、2b、2c、2d 処理容器
3 配管接続部
4 ホース
5 フランジ
6 フランジ
7 コネクタ
8 オスコネクタ
9 メスコネクタ
10 検知手段
11 接続金具
12 接続金具
13 チェーン
14 ブラケット
15 ピン接点
16 ピン穴接点
17 突起
18 窪み
20 多品種製品製造システム
24 フレキシブルホース
25 フランジ
26 フランジ
29 管理システム
31、32、33、34、35 供給配管
P1、P5 ピン
R1、R2、R3、R4 製品
S1、S2、S3、S4、S5 原料
101 接続監視装置
102 処理容器
103 フランジ
104 ホース
105 フランジ
106 ドグ
107 近接スイッチ

Claims (2)

  1. 配管の接続を識別する配管接続識別システムにおいて、
    連結元と連結先の2つに分割され、分割される両側に複数の電気接点を有し、連結した際、前記連結元と前記連結先の所定の前記電気接点同士が1対1で接触するコネクタと、
    前記連結先に相当する前記コネクタと前記連結元に相当する前記コネクタとの連結を検知する検知手段と、を有し、
    前記連結元に相当する前記コネクタは、前記複数の電気接点のうち2以上の前記電気接点が短絡されており、
    片側の配管はつなぎ換え可能なホースであり、
    前記ホース両端のそれぞれには、前記連結元に相当する前記コネクタが取り付けられ、
    前記ホースの配管接続部と相手側の配管の配管接続部とを接続するときに、前記ホースに取り付けた前記連結元に相当する前記コネクタのうち一方と前記相手側の配管に取り付けた前記連結先に相当する前記コネクタとを連結し、前記連結先に相当する前記コネクタの前記複数の電気接点の通電状態を前記検知手段にて検知することにより、接続されている前記ホースの種類を識別することを特徴とする、配管接続識別システム。
  2. 請求項1に記載の配管接続識別システムを用いた多品種製品製造システムであって、
    複数の処理容器と、
    原料を前記処理容器へ供給する複数のつなぎ換え可能な前記ホースと、
    前記検知手段による複数の前記コネクタの接続の検知状態を管理する管理システムと、
    を有し
    記相手側の配管は前記処理容器に接続しており、
    複数の種類の原料または前記処理容器で処理された原料を組合せて複数の前記処理容器で混合し、複数の種類の製品を製造することを特徴とする、多品種製品製造システム。
JP2018197542A 2018-10-19 2018-10-19 配管接続識別システムおよび多品種製品製造システム Active JP6821275B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018197542A JP6821275B2 (ja) 2018-10-19 2018-10-19 配管接続識別システムおよび多品種製品製造システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018197542A JP6821275B2 (ja) 2018-10-19 2018-10-19 配管接続識別システムおよび多品種製品製造システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020063829A JP2020063829A (ja) 2020-04-23
JP6821275B2 true JP6821275B2 (ja) 2021-01-27

Family

ID=70388213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018197542A Active JP6821275B2 (ja) 2018-10-19 2018-10-19 配管接続識別システムおよび多品種製品製造システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6821275B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0476653A (ja) * 1990-07-12 1992-03-11 Nissin Electric Co Ltd 拡張スロットを備えた制御装置
JPH0735300A (ja) * 1993-07-20 1995-02-07 Nippon Steel Corp 接続情況管理システム
JP3868045B2 (ja) * 1996-12-20 2007-01-17 極東開発工業株式会社 積込油種確認装置及び混油防止装置
JP4057967B2 (ja) * 2002-07-31 2008-03-05 株式会社東芝 塩基配列自動解析装置
JP2005314051A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Toyo Eng Corp 多目的生産システム
JP2005329475A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Toyo Eng Corp 生産システム
JP2013029124A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Toyo Eng Corp 切替えステーション
JP6820695B2 (ja) * 2016-09-08 2021-01-27 株式会社明治 管路切換システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020063829A (ja) 2020-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9077097B2 (en) Module connector for uninterrupted communication
JP3983817B2 (ja) アクチュエータやセンサを接続するためのモジュール
US20130170604A1 (en) Method and arrangement for detecting a quantity of plug cycles of a plug connection component
US9478913B2 (en) Electronics module for insertion into a carrier unit
JP6821275B2 (ja) 配管接続識別システムおよび多品種製品製造システム
JP2006351275A (ja) 接続装置とこれを用いる検査システム及び画像形成装置
JP2011258471A (ja) コネクタ
US20230064446A1 (en) Cable abnormality assessment system, slave device, and cable abnormality assessment method
CN108370125A (zh) 电连接器
CN103765232B (zh) 用于具有内部的信号接线的电子设备柜的接线测试装置
KR100966686B1 (ko) 기판 이상 검출 회로를 가진 장치
WO2013111636A1 (ja) 基板生産ライン
CN104502782A (zh) 一种入户配电箱线路检测系统
KR101747343B1 (ko) 자동화라인 모니터링 시스템
KR20100056098A (ko) 누설 배관용 경보 장치
JP5543736B2 (ja) 電力変換装置
JP4185929B2 (ja) 基板異常検出回路付き装置
US20170050276A1 (en) Work System, Composite System, and Robotic System
JP2003062739A (ja) 生産ラインシステム、生産ラインシステムの制御方法、ワーク処理システム
EP2693568B1 (en) Module connector for uninterrupted communication
JP7398019B1 (ja) 保守支援装置及び保守支援方法
CN104632853A (zh) 螺纹紧固件及其螺接方法
JP2006206316A (ja) 入出力ターミナル
JP2011242243A (ja) 配線診断システム
JP2023152096A (ja) 製品または部材の製造方法、及び位置評価装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200325

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200901

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6821275

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250