JP7398019B1 - 保守支援装置及び保守支援方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施形態に係る保守支援装置100の構成を示す図である。保守支援装置100は、処理部10、記憶部20、入力部30、出力部40を有する。保守支援装置100は、異常予兆診断システム500からの異常予兆情報31を入力として、保守支援情報41を出力する装置である。異常予兆診断システム500は、複数の機械設備600の異常予兆を診断するシステムである。
保守支援装置100は、入力部30を介して、異常予兆診断システム500から、異常予兆情報31を取得する。異常予兆情報31は、異常予兆を検出した時期を示す診断時期311と、異常予兆の名称を示す異常予兆名称312と、該異常予兆に起因した異常が発生する異常発生時期313と、を含む信号として取得する。
保守作業データベース21は、各レコードを、異常予兆名称211と、保守作業日数212と、保守対象部品213と、必要員数214と、保守作業内容215、のフィールドから構成する。保守作業日数212は、異常予兆名称を示される異常予兆を対策するのに要する作業日数を示し、保守対象部品213は、該異常予兆を対策するに必要な交換部品を示し、必要員数214は、該異常予兆を対策するに必要な交換部品の員数を示し、保守作業内容215は、具体的な保守内容を示す。
図4は、対策緊急度2Cの算出方法を示す図である。図4には、対策緊急度判定条件51、対応可能日数説明図52を示す。対応可能日数は、診断時期である異常予兆を検知してから実際に異常発生時期が予想されるまでの日数で算出する。
(条件1)として、(在庫数≧必要員数)が成立し、且つ、(保守作業日数≦対応可能日数)が成立するときに対策緊急度を小と判定する。保守対象部品の必要員数に対して、手持ち数である在庫数が十分であれば、保守対象部品を新規に発注する必要がない。さらに、対応可能日数が保守作業日数以上に確保されていれば、保守対象の機械設備を計画的に停止して保守作業を行うことができるため、対策緊急度2Cを小と判定することが可能である。
対応可能日数は、機械設備の重要度合いに基づく停止可能な最大日数である。例えば、病院の非常用発電設備であれば対応緊急度は大きい、エアコンなどの民生品であれば対応緊急度は小さいと設定できる。日数計算をする必要なく、予め機械設備ごとに対応緊急度を設定しておくとよい。
図6は、データベースの一例を示す図である。適宜図1を参照する。
本例は、非常用発電設備の一例を示すものである。保守支援装置100は、非常用発電設備を監視する異常予兆診断システム500から異常予兆情報31を取得する(図1参照)。該異常予兆情報31には、異常予兆名称312として冷却配管破損が、診断時期311として3日前が、異常発生時期313として30日後が含まれていたとする。
処理部10は、保守作業データベース21の異常予兆名称211から「排熱ユニット損傷」を検索し、紐づけられた保守作業日数212として「10」を、保守対象部品213として「排熱ユニット」と「点火プラグ」を、必要員数214としてそれぞれ「1」と「1」を、保守作業内容215として「排熱ユニットの交換と点火タイミングの調整」を抽出する。さらに処理部10は、部品データベース22から、「排熱ユニット」に関しては、在庫数222として「0」を、入荷日数223として「20」を、発注先224として「B社」を抽出し、「点火プラグ」に関しては、在庫数222として「20」を、入荷日数223として「10」を、発注先224として「C社」を抽出する。
(1)機械設備の異常予兆に対する保守を行う際の保守作業を支援する保守支援装置100であって、保守支援装置100は処理部10を含み、処理部10は、異常予兆を検出した診断時期311と異常予兆の名称を示す異常予兆名称312と異常予兆に起因する異常が発生する異常発生時期313と、を含む異常予兆情報31を取得し、診断時期311と異常予兆名称312と異常発生時期313に基づき、保守作業データベース21から異常予兆を対策する保守作業の関連情報210を抽出して保守作業情報2Aを構成し、部品データベース22から保守作業に必要な部品の関連情報220を抽出して部品情報2Bを構成し、保守作業の緊急度合いを示す対策緊急度2Cを算出し、保守作業情報2Aと部品情報2Bと対策緊急度2Cと、で構成する保守支援情報41を生成する。これによれば、機械設備に異常予兆が検出されたときに、機械設備が突然停止することを回避し、計画的に該異常予兆を対策することができる。
2B 部品情報
2C 対策緊急度
10 処理部
20 記憶部
21 保守作業データベース
22 部品データベース
30 入力部
31 異常予兆情報
40 出力部
41 保守支援情報
41P 書式
41A 出力例
41B 出力例
51 対策緊急度判定条件
52 対応可能日数説明図
100 保守支援装置
210 保守作業の関連情報
211 異常予兆名称
212 保守作業日数
213 保守対象部品
214 必要員数
215 保守作業内容
220 必要な部品の関連情報
221 部品名称
222 在庫数
223 入荷日数
224 発注先
311 診断時期
312 異常予兆名称
313 異常発生時期
500 異常予兆診断システム
600 機械設備
S10 保守支援処理
Claims (8)
- 機械設備の異常予兆に対する保守を行う際の保守作業を支援する保守支援装置であって、
前記保守支援装置は処理部を含み、
前記処理部は、
前記異常予兆を検出した診断時期と前記異常予兆の名称を示す異常予兆名称と前記異常予兆に起因する異常が発生する異常発生時期と、を含む異常予兆情報を取得し、
前記診断時期と前記異常予兆名称と前記異常発生時期に基づき、保守作業データベースから前記異常予兆を対策する保守作業の関連情報を抽出して保守作業情報を構成し、
部品データベースから前記保守作業に必要な部品の関連情報を抽出して部品情報を構成し、
前記保守作業の緊急度合いを示す対策緊急度を算出し、
前記保守作業情報と前記部品情報と前記対策緊急度と、で構成する保守支援情報を生成し、
前記保守作業の関連情報は、前記異常予兆名称と保守作業に要する保守作業日数と保守対象の部品名称を示す保守対象部品と前記保守対象部品の員数を示す必要員数と保守作業の具体的な内容を示す保守作業内容を含み、
前記必要な部品の関連情報は、部品の名称を示す部品名称と前記部品の手持数を示す在庫数と前記部品を発注してから入荷までに要する入荷日数と発注先を含み、
前記処理部は、前記対策緊急度を算出する際に、
条件1として、(前記在庫数≧前記必要員数)が成立し、且つ、(前記保守作業日数≦対応可能日数)が成立するときに対策緊急度を小と判定し、
条件2として、(前記在庫数<前記必要員数)が成立し、且つ、((前記入荷日数+前記保守作業日数)≦前記対応可能日数)が成立するときに前記対策緊急度を小と判定し、
前記条件1または前記条件2の何れも成立しないときに前記対策緊急度を大と判定する
ことを特徴とする保守支援装置。 - 請求項1に記載の保守支援装置であって、
前記処理部は、前記保守作業データベースから前記異常予兆名称を検索し、前記異常予兆名称に紐づけられた、前記保守作業日数と、前記保守対象部品と、前記必要員数と、前記保守作業内容と、を抽出する
ことを特徴とする保守支援装置。 - 請求項1に記載の保守支援装置であって、
前記処理部は、前記部品データベースから前記保守対象部品に合致する部品名称を検索し、前記部品名称に紐づけられた、前記在庫数と、前記入荷日数と、前記発注先と、を抽出する
ことを特徴とする保守支援装置。 - 請求項1に記載の保守支援装置であって、
前記機械設備が非常用設備の場合、前記対策緊急度を大と設定する
ことを特徴とする保守支援装置。 - 請求項1に記載の保守支援装置であって、
前記異常予兆名称に基づく異常予兆の内容から予め前記対策緊急度が設定されている
ことを特徴とする保守支援装置。 - 請求項1に記載の保守支援装置であって、
前記処理部は、前記保守支援情報の詳細を所定の書式に印字して出力する
ことを特徴とする保守支援装置。 - 請求項1に記載の保守支援装置であって、
前記処理部は、前記保守支援情報の詳細を、保守員の情報端末へ送信する
ことを特徴とする保守支援装置。 - 機械設備の異常予兆に対する保守を行う際の保守作業を支援する保守支援方法であって、
コンピュータが、
前記異常予兆を検出した診断時期と前記異常予兆の名称を示す異常予兆名称と前記異常予兆に起因する異常が発生する異常発生時期と、を含む異常予兆情報を取得し、
前記診断時期と前記異常予兆名称と前記異常発生時期に基づき、保守作業データベースから前記異常予兆を対策する保守作業の関連情報を抽出して保守作業情報を構成し、
部品データベースから前記保守作業に必要な部品の関連情報を抽出して部品情報を構成し、
前記保守作業の緊急度合いを示す対策緊急度を算出し、
前記保守作業情報と前記部品情報と前記対策緊急度と、で構成する保守支援情報を生成し、
前記保守作業の関連情報は、前記異常予兆名称と保守作業に要する保守作業日数と保守対象の部品名称を示す保守対象部品と前記保守対象部品の員数を示す必要員数と保守作業の具体的な内容を示す保守作業内容を含み、
前記必要な部品の関連情報は、部品の名称を示す部品名称と前記部品の手持数を示す在庫数と前記部品を発注してから入荷までに要する入荷日数と発注先を含み、
前記コンピュータは、前記対策緊急度を算出する際に、
条件1として、(前記在庫数≧前記必要員数)が成立し、且つ、(前記保守作業日数≦対応可能日数)が成立するときに対策緊急度を小と判定し、
条件2として、(前記在庫数<前記必要員数)が成立し、且つ、((前記入荷日数+前記保守作業日数)≦前記対応可能日数)が成立するときに前記対策緊急度を小と判定し、
前記条件1または前記条件2の何れも成立しないときに前記対策緊急度を大と判定する
することを特徴とする保守支援方法。
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