JPH0735300A - 接続情況管理システム - Google Patents

接続情況管理システム

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Publication number
JPH0735300A
JPH0735300A JP20041693A JP20041693A JPH0735300A JP H0735300 A JPH0735300 A JP H0735300A JP 20041693 A JP20041693 A JP 20041693A JP 20041693 A JP20041693 A JP 20041693A JP H0735300 A JPH0735300 A JP H0735300A
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JP
Japan
Prior art keywords
connection
pipeline
identification code
information
management system
Prior art date
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Application number
JP20041693A
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English (en)
Inventor
Shigeo Kosaka
茂夫 小坂
Yoshinobu Ueno
善信 上野
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管路の接続情況を知らせ、配管路の接続情
況を確実に管理することができる接続情況管理システム
を提供する。 【構成】 バルブ8側に設られけたIDリーダー5は、
フレキシブルホース9側に設けられたIDタグ6の識別
コードを検知する。制御手段3は、識別コードに基づき
配管路2の現在の接続情況を調べその結果を出力し、か
つ操作者からの指示により配管路2を変更するときには
記憶手段4に記憶した複数の管路構成の中から使用可能
な管路構成を選択するとともに、操作者が所望する管路
構成に変更するための接続方法を指示し、更に識別コー
ドに基づき配管路2の接続変更後の接続情況を調べその
結果と所望した管路構成とを照合しその結果を出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば種々の原材料が
貯蔵された複数のタンクの各々に設けられたバルブとそ
のバルブ間を着脱自在に接続する複数のホースとを備え
る配管路に用いられる接続情況管理システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば複数のタンクに貯蔵さ
れた種々の原材料を混合して所望の製品を製造するため
に、タンクに貯蔵された原材料の取り出し口である複数
のバルブとそのバルブ間を接続する複数のパイプ又はホ
ースを備える配管路が用いられている。そしてバルブ側
に設けられたポンプによりあるタンクに貯蔵された原材
料を取り出し他のタンクに注入して原材料の混合・希釈
等の処理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原材料を貯
蔵するタンクの容量は一般に数10klもあり、タンク
を移動することは容易でない。したがって、製品の生産
品目を混合方法の異なる生産品目に変更するときには、
その都度、配管路を変更しなければならない。しかしな
がら、従来の接続情況の管理では、作業者が直接現場へ
出向いて接続情況を確認する方法がとられているので、
接続情況を確認するのに時間を要し、また接続ミスをそ
のまま看過することがある。したがって、従来の接続情
況の管理では、配管路の確実かつ円滑な管理作業を行う
ことができないという問題がある。
【0004】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、配管路の接続情況を確実に管理することができ
る接続情況管理システムを提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明の接続情況管理システムは、固定
された複数の配管端と前記配管端間を着脱自在に接続す
る複数の接続管とを備える配管路に用いられる接続情況
管理システムであって、前記配管端側に設られけた識別
コード認識装置と、前記接続管側に設けられた識別コー
ドと、前記識別コードに基づき前記配管路の現在の接続
情況を調べその結果を現接続情報として出力する制御手
段とを具備することを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の発明の接続情況管理システ
ムは、請求項1記載の発明において、前記制御手段が出
力した情報を表示する表示手段を具備することを特徴と
するものである。
【0007】請求項3記載の発明の接続情況管理システ
ムは、固定された複数の配管端と前記配管端間を着脱自
在に接続する複数の接続管とを備える配管路に用いられ
る接続情況管理システムであって、前記配管端側に設ら
れけた識別コード認識装置と、前記接続管側に設けられ
た識別コードと、前記配管路の複数の管路構成を記憶す
る記憶手段と、前記識別コードに基づき前記配管路の現
在の接続情況を調べその結果を現接続情報として出力
し、かつ操作者からの指示により配管路を変更するとき
には前記記憶手段に記憶した複数の管路構成の中から使
用可能な管路構成を選択しその結果を接続変更情報とし
て出力するとともに、操作者が所望する管路構成に変更
するための接続方法を接続指示情報として出力し、更に
前記識別コードに基づき前記配管路の接続変更後の接続
情況を調べその結果と前記所望した管路構成とを照合し
その結果を照合情報として出力する制御手段とを具備す
ることを特徴とするものである。
【0008】請求項4記載の発明の接続情況管理システ
ムは、請求項3記載の発明において、前記制御手段が出
力した情報を表示する表示手段を具備することを特徴と
するものである。
【0009】請求項5記載の発明の接続情況管理システ
ムは、前記接続管がフレキシブルホースを含むものであ
ることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明の接続情況管理システム
は、制御手段が識別コードに基づき配管路の現在の接続
情況を調べその結果を現接続情報として出力するので、
現接続情報を利用することにより接続ミスを容易に発見
することができ、これにより作業者が接続情況を確認す
るのに要する時間を短縮し配管路の確実かつ円滑な管理
作業を行うことができる。識別コードと識別コード認識
装置の組み合わせとしてはIDタグとIDリーダ、バー
コードとバーコードリーダ等が考えられる。
【0011】請求項2記載の発明の接続情況管理システ
ムは、請求項1記載の発明において、前記制御手段が出
力した情報を表示する表示手段を具備するものであり、
請求項1記載の発明と同様の作用・効果を奏する。
【0012】請求項3記載の発明の接続情況管理システ
ムは、制御手段が識別コードに基づき配管路の現在の接
続情況を調べその結果を現接続情報として出力し、かつ
操作者からの指示により配管路の変更をするときには記
憶手段に記憶した複数の管路構成の中から使用可能な管
路構成を選択しその結果を接続変更情報として出力する
とともに、操作者が所望する管路構成に変更するための
接続方法を接続指示情報として出力し、更に前記識別コ
ードに基づき前記接続システムの接続変更後の接続情況
を調べその結果と前記所望した管路構成とを照合しその
結果を照合情報として出力するので、現接続情報及び接
続変更情報を利用することにより管路構成の決定を容易
に行うことができる。また、接続指示情報に従い接続変
更を行うことにより配管作業を円滑に行うことができ、
さらに照合情報を利用することにより接続ミスによって
生ずる誤動作を未然に防止することができる。
【0013】請求項4記載の発明の接続情況管理システ
ムは、請求項3記載の発明において、前記制御手段が出
力した情報を表示する表示手段を具備するものであり、
請求項3記載の発明と同様の作用・効果を奏する。
【0014】請求項5記載の発明の接続情況管理システ
ムは、フレキシブルホースを用いることにより、配管路
の変更作業が容易となる。
【0015】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。本実施例は識別コード・識別コード認識
装置としてIDタグ・IDリーダを用い、原材料として
種々の原液を混合し製品であるジュースを製造する設備
の例である。図1は本発明の一実施例である接続情況管
理システムの概略図、図2及び図3はIDリーダーとI
Dタグの設置場所を示す図、図4は図1に示す接続情況
管理システムの管路構成変更までの動作順序を示すフロ
ーチャート、図5は図1に示す接続情況管理システムに
おける管路構成変更後の接続ミス検出の動作順序を示す
フローチャート、図6は表示手段に表示される現接続情
報を示す図、図7は表示手段に表示される照合情報を示
す図、図8は表示手段に表示される現接続情報を示す
図、図9は表示手段に表示される照合情報を示す図であ
る。
【0016】本実施例の接続情況管理システム1は、図
1に示すように、ジュースを製造するための配管路2に
用いられるものである。配管路2は、種々の原液が貯蔵
された複数のタンク7(T1 〜Tn )と、タンク7に貯
蔵された原液の取り出し口である配管13の端部に設け
られたバルブ8(V1a,V1b,V2a,V2b〜Vna
nb)と、バルブ8間を着脱自在に接続する複数のフレ
キシブルホース9(H1 〜Hk )とを備える。接続情況
管理システム1はバルブ8側に設られけた識別コード認
識装置であるIDリーダー5と、フレキシブルホース9
側に設けられた識別コードであるIDタグ6と、記憶手
段4と、制御手段3と、表示手段を有する端末11,1
2とを具備する。尚、バルブ8側にはポンプ(不図示)
が設けられており、これによりタンク7に貯蔵された原
液を取り出し、フレキシブルホース9により接続された
他のタンク7に注入して原液を混合する等の処理を行
い、所望の製品を製造する。
【0017】記憶手段4は、各種の製品を製造するため
の配管路2の管路構成を記憶する。制御手段3は、識別
コードに基づき配管路2の現在の接続情況を調べその結
果を現接続情報として出力し、かつ操作者からの指示に
より配管路2を変更するときには記憶手段4に記憶した
複数の管路構成の中から使用可能な管路構成を選択しそ
の結果を接続変更情報として出力するとともに、操作者
が所望する管路構成に変更するための接続方法を接続指
示情報として出力する。また、制御手段3は識別コード
に基づき配管路2の接続変更後の接続情況を調べその結
果と指定された一の管路構成とを照合しその結果を照合
情報として出力する。表示手段を有する端末11,12
は、制御手段3が出力する情報を表示したり、操作者が
必要な情報を入力したりするためのものである。端末1
2は、携帯型のものであり、各箇所の作業現場で現接続
情報や接続指示情報等の確認や情報の入力ができる。
【0018】バルブ8の端部及びフレキシブルホース9
の両端部には、図2に示すように、両者を接続するジョ
イント82,92が設けられている。バルブ8には、バ
ルブ開閉レバー84が設けられている。IDタグ6は、
ジョイント92上にIDタグ6の識別コード発信面62
をジョイント82側に向けて管軸方向と略平行に設置さ
れる。IDリーダー5は、バルブ8とフレキシブルホー
ス9とを接続したときに、IDリーダー5の識別コード
受信面52がIDタグ6の識別コード発信面62と対向
するようにバルブ8上に設置される。尚、IDタグ6及
びIDリーダー5の設置場所は、図2に示すものに限定
されず、IDタグ6がフレキシブルホース9側に設けら
れ、IDリーダー5がバルブ8が設けられた配管13の
端部近傍に設けられたものであればよい。たとえば、図
3に示すように、IDタグ6をフレキシブルホース9と
ジョイント92との連結部にはめ込んだリング94にI
Dタグ6の識別コード発信面62を下側に向けて管軸方
向と垂直に設置し、IDリーダー5を、バルブ8とフレ
キシブルホース9とを接続したときに、IDリーダー5
の識別コード受信面52がIDタグ6の識別コード発信
面62と対向するように架台94等に固定して設置して
もよい。このようにしてIDリーダー5とIDタグ6と
を設置することによりIDリーダー5の識別コード受信
面52及びIDタグ6の識別コード発信面62をジョイ
ント82,92から離して設置することができ、これに
よりバルブ8とフレキシブルホース9との着脱時に識別
コード受信面52と識別コード発信面62とが接触して
損傷されるのを防止することができる。
【0019】次に、接続情況管理システム1の管路構成
変更までの動作について図4に示すフローチャートを参
照して説明する。配管路2を用いて多品種のジュースを
製造する場合において、作業者が端末から生産品目を例
えばジュースAからジュースBに変更する指示を行う
と、図4に示すフローチャートがスタートの状態とな
る。
【0020】ステップS11では、バルブ8側に設られ
けたIDリーダー5によりフレキシブルホース9側に設
けられたIDタグ6の識別コードを検知し、各バルブ8
にどのフレキシブルホース9が接続されているかを調べ
てその結果を現接続情報として出力する。
【0021】ステップS12では、出力された現接続情
報を端末11又は端末12に表示する。図6は、現接続
情報の表示方法の一例であり、配管路2全体の接続情況
のうちジュースAをジュースBに変更するに当たり管路
構成を変更する必要がある部分の現接続情況を図で表示
したものである。尚、図1では1つのタンク7につきバ
ルブ8を2つ設けたが、以下では説明を簡略にするため
に、1つのタンク7につきバルブ8を1つ設けた場合に
ついて説明する。本実施例では、T3 とT7 がH3 によ
り接続され、T4 とT8 とが固定管を介してH4 及びH
5 により接続されていることを示している。図8は、現
接続情報を示す他の表示例であり、配管路2全体の現接
続情況のうちジュースAをジュースBに変更するに当た
り管路構成を変更する必要がある部分の現接続情況を表
で表示したものである。図8では、H3 の両端がV3
7 に接続され、H4 の両端がV4 とV14に接続され、
またH5 の両端がV8 とV15に接続されていることを示
している。V14,V15は固定管の両端部に設けられてお
り、またV3 ,V4 ,V7 ,V8 はそれぞれ対応する符
号を有するタンク7(T3 ,T4 ,T7 ,T8 )に設け
られているので、表示された内容からT3 とT7 がH3
により接続され、T4 とT8 とが固定管を介してH4
びH5 により接続されていることが分かる。図8に示す
表示方法は、表示画面を大きくすることができない携帯
型の端末12に表示する場合に適している。
【0022】ステップS13では、記憶手段4に記憶し
た複数の管路構成のうちジュースBを製造するときの管
路構成を取り出し、その中から使用可能な管路構成を選
択し、その結果を接続変更情報として出力する。管路構
成が使用可能であるかどうかは、ジュースBを製造する
のに要求される例えばタンク7間を接続するフレキシブ
ルホース9の長さ等の制約条件と現接続情報とに基づ
き、使用できるフレキシブルホースを選択し、その選択
されたフレキシブルホースを実際に使用することができ
るか否かで判断する。例えば、選択したフレキシブルホ
ースが他のジュースの製造に用いられた直後であり、ホ
ース内を洗浄していない場合には他の条件を満足してい
ても今回は使用することができない。尚、フレキシブル
ホースが洗浄済であるか否かの情報は、操作者が端末を
用いて入力する。
【0023】ステップS14では、出力された接続変更
情報を端末11又は端末12にリストの形式で表示す
る。接続変更情報は、ステップS12で説明したものと
同じ表示方法で、また複数選択された場合には各管路構
成毎にリスト表示される。
【0024】ステップS15では、複数の管路構成が選
択された場合には作業者によりステップS14で表示し
た使用可能な管路構成の中から所望の管路構成の指定が
あったか否かを判断する。指定がないときは、指定があ
るのを待ち、指定があったときは、ステップS16に移
行する。また、選択された管路構成が一つである場合に
は、直ちにステップS16に移行してもよい。
【0025】ステップS16では、ステップS15で指
定された一の管路構成に変更するための接続方法を接続
指示情報として端末11又は12に表示し、このフロー
チャートは終了する。表示方法としては、接続手順を箇
条書きで表したもの等が考えられる。
【0026】次に接続情況管理システム1における管路
構成変更後の接続ミス検出の動作について図5に示すフ
ローチャートを参照して説明する。作業者が図4に示す
フローチャートのステップS15で端末11又は12に
表示した接続指示情報に従い接続変更作業を完了した旨
の情報を制御手段3に送ると、図5に示すフローチャー
トがスタートの状態となる。
【0027】ステップS21では、バルブ8側に設られ
けたIDリーダー5によりフレキシブルホース9側に設
けられたIDタグ6の識別コードを検知し、各バルブ8
にどのフレキシブルホース9が接続されているかを調べ
る。
【0028】ステップS22では、ステップS21で調
べた接続変更後の接続情況と図4に示すフローチャート
のステップS15で指定された一の管路構成とが一致し
ているか否かを判断し、その結果を照合情報として出力
する。両者が一致しているときは、ステップS23に移
行し、両者が一致していないときは、ステップS24に
移行する。
【0029】ステップS23では、接続変更作業が過誤
なく行われた旨及び照合情報を端末11,12に表示
し、このフローチャートは終了する。図7は、照合情報
の表示方法の一例を示す図である。この場合、接続変更
作業が過誤なく行われたので図7に示す図は図4に示す
フローチャートのステップS15で指定された管路構成
と同一となる。本実施例では、接続変更作業によりT3
とT8 とが固定管を介してH11及びH5 により接続され
たことを示している。図9は、照合情報を示す他の表示
例であり、照合情報を表により表示したものである。図
9では、H11の両端がV3 とV14に接続され、H5 の両
端がV8 とV15に接続されていることを表示している。
上述のように、V14,V15は固定管の両端部に設けられ
ており、またV3 ,V4 ,V7 ,V8 はそれぞれ対応す
る符号を有するタンク7(T3 ,T4 ,T7 ,T8 )に
設けられているので、表示された内容からT3 とT8
が固定管を介してH11及びH5 により接続されたことが
分かる。
【0030】ステップS24では、接続変更作業に過誤
があった旨及び照合情報を端末11,12に表示し、こ
のフローチャートは終了する。照合情報の表示方法とし
ては、接続変更後の接続情況を図で表示し、接続ミスの
生じた箇所、即ち接続変更後の接続情況と図4に示すフ
ローチャートのステップS15で指定された一の管路構
成とが一致しない箇所を点滅表示することにより指摘す
る方法や、接続変更後の接続情況を表で表示し、接続ミ
スの生じた箇所、即ち接続変更後の接続情況と図4に示
すフローチャートのステップS15で指定された一の管
路構成とが一致しない箇所を点滅表示することにより指
摘する方法等が考えられる。
【0031】本実施例によれば、生産品目を例えばジュ
ースAからジュースBに変更しようとするときに、制御
手段3が出力した現接続情報及び接続変更情報を利用す
ることにより配管路2の新たな管路構成の決定を容易に
行うことができる。
【0032】また、制御手段3が出力した接続指示情報
に従い接続変更を行うことにより配管路2の管路変更作
業を確実かつ円滑に行うことができる。
【0033】さらに、制御手段3が出力した照合情報を
利用することにより接続ミスにより生ずる支障を未然に
防止することができる。
【0034】尚、本発明は本実施例に限定されるもので
はなく、その要旨の範囲内において数々の変形が可能で
ある。たとえば、本実施例では、端末11,12は、制
御手段3が出力した現接続情報、接続変更情報及び照合
情報を図又は表で表示したが、メッセージ等により伝え
るようにしてもよい。また、上記の実施例では識別コー
ド・識別コード認識装置として、IDタグ・IDリーダ
を採用した場合について説明したが、識別コードと識別
コード認識装置はバーコードとバーコードリーダ等であ
ってもよい。更に、上記の実施例では、原材料と製品は
原液とジュースである場合について説明したが、本発明
は液体だけでなく、気体や粉体を扱う設備にも適用が可
能である。
【0035】また、本実施例では、制御手段3は、識別
コードに基づき配管路2の現在の接続情況を調べその結
果を現接続情報として出力し、かつ操作者からの指示に
より配管路2を変更するときには記憶手段4に記憶した
複数の管路構成の中から使用可能な管路構成を選択しそ
の結果を接続変更情報として出力するとともに、操作者
が所望する管路構成に変更するための接続方法を接続指
示情報として出力し、更に識別コードに基づき管路構成
の接続変更後の接続情況を調べその結果と操作者が所望
した管路構成とを照合しその結果を照合情報として出力
するものとしたが、単に識別コードに基づき配管路2の
現在の接続情況を調べその結果を現接続情報として出力
するものとしてもよい。この場合においても、現接続情
報を利用することにより接続ミスを容易に発見すること
ができ、これにより作業者が接続情況を確認するのに要
する時間を短縮し確実かつ円滑な配管路の管理作業を行
うことができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、制御手段
が識別コードに基づき配管路の現在の接続情況を調べそ
の結果を現接続情報として出力するので、現接続情報を
利用することにより接続ミスを容易に発見することがで
き、これにより作業者が接続情況を確認するのに要する
時間を短縮し確実かつ円滑な管理作業を行うことができ
る接続情況管理システムを提供することができる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、前記制御手段が出力した情報を表示
する表示手段を具備するものであり、請求項1記載の発
明と同様の効果を有する接続情況管理システムを提供す
ることができる。
【0038】請求項3記載の発明によれば、制御手段が
識別コードに基づき配管路の現在の接続情況を調べその
結果を現接続情報として出力し、かつ操作者からの指示
により配管路を変更するときには記憶手段に記憶した複
数の管路構成の中から使用可能な管路構成を選択しその
結果を接続変更情報として出力するとともに、操作者が
所望する管路構成に変更するための接続方法を接続指示
情報として出力し、更に前記識別コードに基づき前記接
続システムの接続変更後の接続情況を調べその結果と操
作者が所望した管路構成とを照合しその結果を照合情報
として出力するので、現接続情報及び接続変更情報を利
用することにより管路構成の決定を容易に行うことがで
き、また接続指示情報に従い接続変更を行うことにより
作業を確実かつ円滑に行うことができ、さらに照合情報
を利用することにより接続ミスにより生ずる誤動作を未
然に防止することができる接続情況管理システムを提供
することができる。
【0039】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記制御手段が出力した情報を表示する表
示手段を具備するものであり、請求項3記載の発明と同
様の効果を有する接続情況管理システムを提供すること
ができる。
【0040】請求項5記載の発明は、更にフレキシブル
ホースを用いて配管路の変更を行うことにより、配管の
変更作業を容易に行うことができる接続情況管理システ
ムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である接続情況管理システム
の概略図である。
【図2】IDリーダーとIDタグの設置場所を示す図で
ある。
【図3】IDリーダーとIDタグの設置場所を示す図で
ある。
【図4】図1に示す接続情況管理システムの管路構成変
更までの動作順序を示すフローチャートである。
【図5】図1に示す接続情況管理システムにおける管路
構成変更後の接続ミス検出の動作順序を示すフローチャ
ートである。
【図6】端末に表示される現接続情報を示す図である。
【図7】端末に表示される照合情報を示す図である。
【図8】端末に表示される現接続情報を示す図である。
【図9】端末に表示される照合情報を示す図である。
【符号の説明】
1 接続情況管理システム 2 配管路 3 制御手段 4 記憶手段 5 IDリーダー 6 IDタグ 7 タンク 8 バルブ 9 フレキシブルホース 11,12 端末 13 配管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定された複数の配管端と前記配管端間
    を着脱自在に接続する複数の接続管とを備える配管路に
    用いられる接続情況管理システムであって、前記配管端
    側に設けられた識別コード認識装置と、前記接続管側に
    設けられた識別コードと、前記識別コードに基づき前記
    配管路の現在の接続情況を調べその結果を現接続情報と
    して出力する制御手段とを具備することを特徴とする接
    続情況管理システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が出力した情報を表示する
    表示手段を具備することを特徴とする請求項1記載の接
    続情況管理システム。
  3. 【請求項3】 固定された複数の配管端と前記配管端間
    を着脱自在に接続する複数の接続管とを備える配管路に
    用いられる接続情況管理システムであって、前記配管端
    側に設けられた識別コード認識装置と、前記接続管側に
    設けられた識別コードと、前記配管路の複数の管路構成
    を記憶する記憶手段と、前記識別コードに基づき前記配
    管路の現在の接続情況を調べその結果を現接続情報とし
    て出力し、かつ操作者からの指示により配管路を変更す
    るときには前記記憶手段に記憶した複数の管路構成の中
    から使用可能な管路構成を選択しその結果を接続変更情
    報として出力するとともに、操作者が所望する管路構成
    に変更するための接続方法を接続指示情報として出力
    し、更に前記識別コードに基づき前記配管路の接続変更
    後の接続情況を調べその結果と前記所望した管路構成と
    を照合しその結果を照合情報として出力する制御手段と
    を具備することを特徴とする接続情況管理システム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が出力する情報を表示する
    表示手段を具備することを特徴とする請求項3の接続情
    況管理システム。
  5. 【請求項5】 前記接続管はフレキシブルホースを含む
    ものである請求項1,2,3又は4記載の接続情況管理
    システム。
JP20041693A 1993-07-20 1993-07-20 接続情況管理システム Pending JPH0735300A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20041693A JPH0735300A (ja) 1993-07-20 1993-07-20 接続情況管理システム

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11137428A (ja) * 1997-11-07 1999-05-25 Sanyo Electric Co Ltd 調理装置
JP2011112065A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Kirin Engineering Co Ltd 継手の接続判別装置及び方法
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