JP6821113B2 - 磁性体検出装置 - Google Patents

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本発明は、ホール素子を用いたホールセンサを含み、磁性体を検出する磁性体検出装置に関する。
従来から、磁気を検出する素子としてホール素子が知られている。ホール素子は、ホール効果を利用し、磁気を電圧として検出する。例えば、ホール素子は、素子に駆動電流を印加するための一対の端子と、ホール効果によって素子に生じたホール電圧を検出するための一対の端子とを有する。また、ホール電圧の検出精度の向上を目的として、種々のホールセンサが検討されている。
例えば、特許文献1には、対をなす第1及び第2のホール素子と、当該第1及び第2のホール素子の各端子に対して駆動電流供給用端子とホール電圧検出用端子とを交互に切り替えるように素子を駆動するホール電圧検出装置が開示されている。
特許第5512561号公報
ホールセンサの用途としては、粒子状の磁性体をマーカとして用いてホールセンサ上に付着した対象物の検出を行う磁性体検出装置が検討されている。より具体的には、例えば、抗原に抗体が結合する抗原抗体反応を利用した免疫センサが検討されている。当該免疫センサは、例えば、抗原又は抗体に磁性体を結び付け、当該磁性体によって生じた磁気を検出することで、生体情報を検出する生体センサである。また、例えば磁性体の個数を計算することで抗原の濃度を算出することもできる。このような磁性体検出装置においては、磁性体の有無を正確に検出できることが好ましい。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、高精度かつ高感度で磁性体を検出することが可能な磁性体検出装置を提供することを課題の1つとしている。
請求項1に記載の発明は、複数のホール素子を有し、磁性体を検出する検出面を有するホールセンサと、検出面に印加される検出面に沿った方向の印加磁界を生成する印加磁界生成回路と、複数のホール素子のうち、対のそれぞれのホール素子が互いに隣接する一対のホール素子からなる隣接ホール素子対を選択する選択回路と、隣接ホール素子対からの検出電圧に基づいて、検出面上の磁性体の有無を判定する判定回路と、を有することを特徴とする。
実施例1に係る磁性体検出装置の構成を示すブロック図である。 実施例1に係る磁性体検出装置の構成例を示す回路図である。 実施例1に係る磁性体検出装置のホールセンサの構成を模式的に示すブロック図である。 実施例1に係る磁性体検出装置のホールセンサの構成例を模式的に示すブロック図である。 実施例1に係る磁性体検出装置においてホール素子に印加される駆動電流及び印加磁界を示す図である。 (a)及び(b)は実施例1に係る磁性体検出装置の動作原理を模式的に示す図である。 (a)及び(b)は、実施例1に係る磁性体検出装置のホールセンサの検出動作例を示す図である。 実施例1の変形例に係る磁性体検出装置の構成を示すブロック図である。 (a)は、実施例1の変形例に係る磁性体検出装置における印加磁界生成回路及び選択回路の構成を示すブロック図であり、(b)は、実施例1の変形例に係る磁性体検出装置におけるホールセンサの構成を模式的に示す図である。 実施例1の変形例に係る磁性体検出装置におけるホールセンサの構成例を模式的に示す回路図である。 実施例1の変形例に係る磁性体検出装置の駆動例を模式的に示す図である。
以下に本発明の実施例について詳細に説明する。
図1は、実施例1に係る磁性体検出装置10の構成を示すブロック図である。磁性体検出装置10は、複数のホール素子を含むホールセンサ20と、磁性体に検出対象の磁界を発生させるためにホールセンサ20に印加される印加磁界SMを生成する印加磁界生成回路30を有する。また、磁性体検出装置10は、ホールセンサ20内の互いに隣接する2つのホール素子を隣接ホール素子対として選択する選択回路40と、センサ駆動信号CLに基づいてホールセンサ20を駆動する駆動信号を印加信号SDとしてホールセンサ20に供給するセンサ駆動回路50とを有する。
また、磁性体検出装置10は、印加磁界SM及びセンサ駆動信号CLに基づいて、ホールセンサ20に生じた起電力(検出電圧)を示す電圧検出信号SSに対して種々の信号処理を行う信号処理回路60と、信号処理回路60によって処理された処理信号SOに基づいて磁性体が存在するか否かを判定する判定回路70とを有する。また、磁性体検出装置10は、装置全体の制御部として機能する中央制御回路80と、装置の各種の出力結果などを表示する表示部90とを有する。
本実施例においては、判定回路70は、選択回路40によって選択されたホール素子に対して行った磁性体の有無を記憶及び集計してホールセンサ20上の磁性体の個数を計数する磁性体数計数回路71を有する。本実施例においては、選択回路40はホールセンサ20内の複数のホール素子のいずれかを順次選択していく。ホールセンサ20からは選択されたホール素子に対応する電圧検出信号SSを順次生成する。
判定回路70の磁性体数計数回路71は、例えば、選択回路40による選択の完了後又は選択の切替タイミング毎などにおいて磁性体を検出した回数を計数及び記憶し、ホールセンサ20全体で検出された磁性体数を出力する。
また、本実施例においては、判定回路70は、電圧検出信号SSの変化などを分析し、磁性体の有無を判定する判定基準となる閾値を調整する閾値調節回路72を有する。本実施例においては、閾値調節回路72は、ホールセンサ20に印加磁界SMが印加されていない場合のホールセンサ20からの検出電圧(電圧検出信号SS)を取得し、当該検出電圧に基づいて、磁性体が存在すると判定する閾値電圧を調節する。判定回路70は、当該閾値電圧に基づいて磁性体の有無を判定する。
図2は、磁性体検出装置10の詳細な構成例を示すブロック図である。本実施例においては、印加磁界生成回路30は、印加磁界生成部31と、印加磁界生成部31を駆動する駆動信号を印加信号BDとして印加磁界生成部31に印加する駆動信号印加回路32とを有する。
印加磁界生成部31は、例えば、コイルLを含む鉄心COからなる電磁石と、電磁石のコイルLに接続されたキャパシタCとを含む。本実施例においては、印加磁界生成部31は、共振回路、例えば、LC共振回路を構成する。
また、印加磁界生成部31は、磁界生成領域31Aを有する。例えば、鉄心COはC字型の形状を有し、磁界生成領域31AはC字型の鉄心COの端面間の領域である。磁性体検出装置10は、ホールセンサ20を磁界生成部31の磁界生成領域31Aに配置(挿入)することで、磁性体の検出動作を行う。
印加磁界生成回路30は、駆動信号印加回路32が印加磁界生成部31に印加する印加信号BDの基準信号となる磁界生成信号MDを生成する駆動信号生成回路33を有する。駆動信号生成回路33は、例えば磁界生成信号MDとしてクロック信号を生成するクロック生成回路である。駆動信号印加回路32は、磁界生成信号MDに基づいて印加信号BDを生成し、印加磁界生成部31に供給する。本実施例においては、磁界生成信号MDは交流信号として生成され、印加信号BDは交流電圧として生成される。これによって、印加磁界生成部31のコイルLに電流が流れ、磁界生成領域31Aに磁界が発生する。
また、印加磁界生成回路30は、印加磁界生成部31によって生成された(実際に発生している)印加磁界SMを検出して印加磁界検出信号BMを生成する印加磁界検出回路34を有する。例えば、印加磁界検出回路34は、ホール素子を含む。
印加磁界生成回路30は、印加磁界検出回路34によって検出された印加磁界検出信号BMの振幅を検出する振幅検出回路35を有する。また、印加磁界生成回路30は、駆動信号生成回路33が生成した磁界生成信号MDと、印加磁界検出回路34が検出した印加磁界検出信号BMとの間の位相比較を行う位相比較回路36とを有する。
センサ駆動回路50は、ホールセンサ20を駆動する駆動信号(センサ駆動電流)を印加信号SDとして印加する駆動信号印加回路51と、印加信号SDの基準信号となるセンサ駆動信号CLを生成する駆動信号生成回路52とを有する。駆動信号生成回路52は、例えばセンサ駆動信号CLとしてクロック信号を生成するクロック生成回路である。本実施例においては、駆動信号生成回路52は、交流信号としてセンサ駆動信号CLを生成する。また、駆動電流印加回路51は、交流電流として印加信号SDを生成する。
信号処理回路60は、ホールセンサ20からの電圧検出信号SSに対してフィルタリングを行う第1のフィルタ回路61と、第1のフィルタ回路61によってフィルタリングされた電圧検出信号SSをセンサ駆動信号CLに応じて復調する第1の復調回路62と、第1の復調回路62によって復調された電圧検出信号SSを増幅する増幅回路63とを有する。第1のフィルタ回路61は、本実施例においてはハイパスフィルタ(HPF)である。
また、信号処理回路60は、増幅回路63によって増幅された電圧検出信号SSを磁界生成信号MDに応じて復調する第2の復調回路64と、第2の復調回路64によって復調された電圧検出信号SSに対してフィルタリングを行う第2のフィルタ回路65と、第2のフィルタ回路65によってフィルタリングされた電圧検出信号SSに対してAD変換を行う変換回路66とを有する。本実施例においては、第2のフィルタ回路65はローパスフィルタ(LPF)である。また、変換回路66がAD変換を行った信号が信号処理回路50の処理信号SOとなる。
判定回路70は、信号処理回路60からの処理信号SOの信号レベルに基づいて、ホールセンサ20上の磁性体の有無の判定及び磁性体数の計数を行う。なお、本実施例においては信号処理回路60が変換回路66を有する場合について説明したが、変換回路66は、信号処理回路60ではなく、判定回路70が有していてもよい。すなわち、判定回路70は、第2のフィルタ回路65によってフィルタリングされた電圧検出信号SSを受信し、AD変換を行った後に磁性体の有無及びその個数を判定してもよい。
図3は、ホールセンサ20の構成を模式的に示すブロック図である。図3を用いて、ホールセンサ20の構成について説明する。本実施例においては、ホールセンサ20は、複数のホール素子22を含むセンサ回路21を有する。なお、本実施例においては、4つのホール素子22が1列に配列された場合について説明する。以下においては、複数のホール素子22のうち、隣接する3つのホール素子22をホール素子22、23及び24に区別して説明する。なお、図3は、ホール素子22〜24の上面を模式的に示している。
センサ回路21は、ホール素子22として複数の半導体素子が設けられた半導体基板SBを含む。例えば、ホール素子22は、CMOS素子を含む。また、ホール素子22は、ホール素子22を駆動するための駆動端子対と、ホール素子22に生じた起電力を検出するための検出端子対とを有する。
また、本実施例においては、センサ回路21の上面は、その上面上に存在し得る磁性体を検出する検出面21Aとして機能する。ホール素子22の各々は矩形(本実施例においては正方形)の検出面形状を有し、その角部分に各端子対が配置されている。また、ホール素子22の各々は、正方形の検出面の辺部分同士が互いに対向するように配置されている。
センサ回路21の検出面21Aは、ホール素子22の各々の上面の領域と、隣接するホール素子22間におけるセンサ回路21の上面の領域とを含む。すなわち、磁性体検出装置10は、ホール素子22の上面上の磁性体を検出すると共に、ホール素子22間の領域上の磁性体を検出する。
本実施例においては、選択回路40は、センサ回路21のホール素子22の各々のうち、対のそれぞれのホール素子が互いに隣接する一対のホール素子(例えばホール素子22及び23)を隣接ホール素子対として選択する。また、選択回路40は、選択する隣接ホール素子対を順次切替える選択信号SL(0)〜SL(n)を後述する切替回路26に生成する。
ホールセンサ20は、センサ回路21のホール素子22の各々と後述する演算回路27との間の接続切替を行う切替回路26を有する。本実施例においては、切替回路26は、ホール素子22の各々の検出端子対と、演算回路27との接続状態を切替える。例えば、選択回路40によってホール素子22及び23が隣接ホール素子対として選択された場合、ホール素子22及び23の検出端子対が演算回路27に接続される。
また、ホールセンサ20は、センサ回路21からの検出電圧に対して演算処理を行う演算回路27を有する。また、演算回路27は、センサ回路21の選択された隣接ホール素子対の各々の検出端子対に生じた起電力に対して演算処理を行って電圧検出信号SSを生成し、信号処理回路60に出力する。
図4は、ホールセンサ20の構成例を模式的に示す回路図である。まず、ホール素子22の各端子対について説明する。図4は、センサ駆動回路50によって駆動された状態のホール素子22の各々の接続状態を示す。ホール素子22は、接地電位GNDが印加された端子T1、電源電位が印加された端子T2、切替回路26を介して演算回路27にそれぞれ接続された端子T3及びT4を有する。ホール素子22においては、端子T1及びT2が駆動端子対として機能し、端子T3及びT4が検出端子対として機能する。
なお、本実施例においては、端子T1〜T4はホール素子22の上面においてその角部にそれぞれ配置されている。また、駆動端子対T1及びT2はホール素子22の上面の対角部分に配置されている。また、検出端子対T3及びT4は、ホール素子22の上面の対角部分に配置されている。
同様に、図4に示すように、ホール素子23は、駆動端子対として機能する端子T5及びT6と、検出端子対として機能する端子T7及びT8とを有する。また、ホール素子24は、駆動端子対として機能する端子T9及びT10と、検出端子対として機能する端子T11及びT12とを有する。
また、切替回路26は、選択回路40からの選択信号SLに基づいて、各ホール素子22の各々の検出端子対(例えば端子T3、T4、T7、T8、T11及びT12)と演算回路27との接続切替を行う切替素子(例えば切替素子S1、S2、S3、S4、S5及びS6)を有する。例えば、切替素子S1は、ホール素子22の端子T3と演算回路27との接続及び非接続を切替える。また、
また、本実施例においては、演算回路27は、切替回路26を介して各ホール素子22の検出端子対に接続された差動増幅回路AMを含む。差動増幅回路AMは、選択回路40によって選択された一対のホール素子(例えばホール素子22及び23)の各々の検出端子対に生じた起電力を加算又は減算する処理を行い、検出電圧とし電圧検出信号SSを出力する。
本実施例においては、差動増幅回路AMは、選択された隣接ホール素子対のうちの一方のホール素子の検出端子対に接続された第1の差動増幅器A1と、他方のホール素子に接続された第2の差動増幅器A2と、第1及び第2の差動増幅器A1及びA2に接続された第3の差動増幅器A3からなる。
例えば、図4に示すように、選択回路40が隣接ホール素子対としてホール素子22及び23を選択する選択信号SL(0)を切替回路26に供給した場合、切替素子S1、S2、S3及びS4が導通状態となる。これによって、ホール素子22の端子T3は第1の差動増幅器A1の非反転入力端子に接続され、端子T4は第1の差動増幅器A1の反転入力端子に接続される。また、ホール素子23の端子T7は第2の差動増幅器A2の反転入力端子に接続され、端子T8は第2の差動増幅器A2の非反転入力端子に接続される。
また、第1の差動増幅器A1の出力端子は第3の差動増幅器A3の反転入力端子に、第2の差動増幅器A2の出力端子は第3の差動増幅器A3の非反転入力端子に接続されている。本実施例においては、第3の差動増幅器A3からの出力信号は電圧検出信号SSとして出力される。
また、例えば選択回路40によってホール素子23及び24を選択する選択信号SL(1)が入力された場合は、切替素子S3〜S6が導通状態となる。これによって、端子T8及びT11がそれぞれ第1及び第2の差動増幅器A1及びA2の反転入力端子に接続され、端子T7及びT12がそれぞれ第1及び第2の差動増幅器A1及びA2の非反転入力端子に接続される。
このように、選択回路40はホール素子22の各々のうち、任意の隣接する2つのホール素子を隣接ホール素子対として選択する。選択回路40によって選択された隣接ホール素子対の各々の検出端子対は、切替回路26を介して演算回路27に接続される。従って、選択された隣接ホール素子対からの検出電圧が電圧検出信号SSとして出力される。
図5は、センサ駆動回路50によってホール素子22〜24に印加される駆動電流及び印加磁界生成回路30によって印加される印加磁界SMを模式的に示す図である。まず、センサ駆動回路50は、互いに隣接するホール素子に対し、その駆動端子対となった端子対を介して、互いに反対方向の駆動電流D1、D2及びD3を供給する。
より具体的には、図5に示すように、センサ駆動回路50からのセンサ駆動信号SDによって、端子T2及びT5には電源電位が印加され、端子T1及びT6には接地電位が印加される。従って、ホール素子22においては、端子T2から端子T1に向かう駆動電流D1が供給される。また、この時、ホール素子23においては端子T5から端子T6に向かう駆動電流D2が供給される。この駆動電流D1及びD2の向きは、互いに反対方向である。同様に、ホール素子23及び24においては、互いに反対方向の駆動電流D2及びD3が供給される。
次に、図6(a)及び(b)を用いて、磁性体検出装置10が検出する磁性体及びこれによってホールセンサ20に印加される検出対象の磁界について説明する。本実施例においては、磁性体検出装置10は、ホールセンサ20上に付着した磁性体としての磁気ビーズBZを検出することで、磁気ビーズBZに結合された抗原AGを検出する免疫センサである。ホールセンサ20のセンサ回路21は、磁気ビーズBZを検出する検出面21Aを有する。
図6(a)は、磁性体検出装置10の検出対象となる磁気ビーズBZを含む検体SPと、検体SPによるホールセンサ20上での抗原抗体反応を模式的に示す図である。なお、ホールセンサ20のセンサ回路21は、切替回路26及び演算回路27と共に半導体基板SBに集積された集積回路CPとして構成され、集積回路CPを実装する実装基板上に搭載されている。磁性体検出装置10は、この集積回路CPを印加磁界生成回路30の印加磁界生成部31A(図2)に挿入し、ホールセンサ20を駆動することで磁気ビーズBZの検出動作を行う。
また、センサ回路21の検出面21Aには、複数の抗体AB1が敷き詰められるように固定される。一方、検出対象となる検体SPは、抗体AB2に結合された磁気ビーズBZと、抗原AGとを含む溶液である。例えば、検体SPは、人体の血液や粘膜などから採取された溶液である。
センサ回路21の検出面21A上には、この検体SPが滴下される。センサ回路21の検出面21A上に検体SPが滴下されると、センサ回路21上の抗体AB1と、検体SP中の抗原AG及び抗体AB2とが抗原抗体反応を行い、互いに結合する。これによって、センサ回路21の検出面21A上に磁気ビーズBZが付着する。なお、磁気ビーズBZは、例えば、磁性を有するコア材料に、特定の官能基が化学装飾されたナノサイズの磁性粒子である。
図6(b)は、印加磁界生成回路30によって印加された印加磁界SMを示す図である。印加磁界生成回路30は、センサ回路21の検出面21Aに沿った方向(水平方向と称する場合がある)に、印加磁界SMを印加する。センサ回路21に磁気ビーズBZが付着すると、磁気ビーズBZに印加磁界SMが印加される。図6(b)に示すように、磁気ビーズBZは、印加磁界SMによって磁束方向の転換作用が生じ、印加磁界SMの向きとは異なる方向に磁界MFを発生させる。この磁界MFは、センサ回路21の検出対象となる磁界(垂直磁界)を含む。
なお、センサ回路21の検出面21Aは、例えばホール素子22の検出面22A及びホール素子23の検出面23Aと、検出面22A及び23Aの間のセンサ回路21の表面領域を含む。例えば、センサ回路21の検出面21Aは、ホール素子22の各々が形成された半導体基板上の配線層又は保護膜、封止膜(図示せず)の表面である。
図6(b)に示すように、例えば、センサ回路21の検出面21Aにおいてホール素子22及び23の間に磁気ビーズBZが付着した場合、磁気ビーズBZによって発生した磁界MFの向きは、ホール素子22の検出面22Aに向かう方向の成分を含み、かつホール素子23の検出面23Aから離れる方向の成分を含む。つまり、センサ回路21のホール素子22及び23には、互いに反対方向の磁界が印加されることとなる。
なお、磁気ビーズBZがホール素子22の検出面22Aの領域、ホール素子23の検出面23Aの領域並びにその間の領域内のいずれの位置に付着した場合でも、ほとんどの場合、ホール素子22及び23には互いに反対方向の成分を含む磁界MFが入力されることとなる。
このように、印加磁界生成回路30はホールセンサ20の検出面21A(検出面22A及び23A)において検出面21Aに沿った方向の印加磁界SMを生成し、磁気ビーズBZを励起する。これによって、印加磁界SMが印加された磁気ビーズBZに対し、ホールセンサ20の検出対象となる磁界MFを生成させる。この状態で、選択回路40によってホール素子22及び23が隣接ホール素子対として選択された場合、判定回路70は、ホール素子22及び23上の検出範囲内に磁気ビーズBZが存在すると判定する。
また、本実施例においては、選択回路40によって、センサ回路21内の全ての隣接ホール素子対の組み合わせが順次選択されていく。そして、判定回路70の磁性体数計数回路71は、それぞれの隣接ホール素子対上の磁気ビーズBZの有無を判定及び集計し、ホールセンサ20上の磁気ビーズBZの個数を算出する。
これによって、磁性体検出装置10は、磁気ビーズBZ及びその個数を検出することによって、抗原AGの有無及び、抗原AGの濃度を算出することができる。例えば、免疫センサとして機能させる場合、磁性体検出装置10は、特定の抗原AGを検出することで、人体が当該抗原AGであるウィルスを有しているか否か、及びそのウィルス濃度を算出することができる。
図7(a)及び(b)は、ホール素子22及び23に印加される磁界の向き及び演算回路27から出力される検出電圧を示す図である。図の明確さのため、図7(a)及び(b)には、センサ回路21におけるホール素子22及び23のみを示している。
図7(a)は、ホール素子22及び23に互いに反対方向の垂直成分を含む磁界M1及びM2が印加された場合の検出電圧V1及びV2を模式的に示す図である。これは、例えば図6(b)に示す磁気ビーズBZがホール素子22及び23間の検出面21Aに付着している場合に相当する。
図7(a)に示すように、ホール素子22の検出面22A上の空間から検出面22Aに向かう方向(図の奥行方向)に磁界M1が生じた場合、ホール素子22の検出端子対である端子T3及びT4間には、端子T4側を高電位とし、端子T3側を低電位とする起電力が検出電圧V1として生ずる。一方、ホール素子23の検出面23上の空間において検出面23から離れる方向(図の手前方向)に磁界M2が生じた場合、ホール素子23の検出端子対である端子T7及びT8間には、端子T8を高電位とし、端子T7側を低電位とする起電力が検出電圧V2として生ずる。
また、ホール素子22及び23が隣接ホール素子対である場合、ホール素子22の端子T3は第1の差動増幅器A1の非反転入力端子に接続され、端子T4は第1の差動増幅器A1の反転入力端子に接続される。また、ホール素子23の端子T7は第2の差動増幅器A2の反転入力端子に接続され、端子T8は差動増幅器AMの非反転入力端子に接続される。
従って、第3の差動増幅器A3には、その反転入力端子には負極性の検出電圧V1が、非反転入力端子には正極性の検出電圧V2が入力される。従って、第3の差動増幅器A3からは、正極性であり、検出電圧V1及びV2が加算された電圧が電圧検出信号SSとして出力される。
次に、図7(b)は、ホール素子22及び23に互いに同一方向の垂直成分を含む磁界M1及びM2が印加された状態の検出電圧V3及びV4を模式的に示す図である。これは、例えば、磁気ビーズBZがホール素子22及び23間の検出面21Aに付着していない場合に相当する。
図7(b)に示すように、ホール素子22の検出面22A上の空間から検出面22Aに向かう方向(図の奥行方向)に磁界M3が生じた場合、ホール素子22の検出端子対である端子T3及びT4間には、端子T4側を高電位とし、端子T3側を低電位とする起電力が検出電圧V3として生ずる。一方、ホール素子23の検出面23A上にもその空間から検出面23Aに向かう方向(図の奥行方向)に磁界M3が生じた場合、ホール素子23の検出端子対である端子T7及びT8間には、端子T7を高電位とし、端子T8側を低電位とする起電力が検出電圧V4として生ずる。
従って、第3の差動増幅器A3には、その非反転入力端子には負極性の検出電圧V3が、反転入力端子にも負極性の検出電圧V4が入力される。従って、第3の差動増幅器A3からは、検出電圧V3及びV4が減算された電圧が電圧検出信号SSとして出力される。
このように、演算回路27は、ホール素子22及び23に印加される磁界(検出対象の磁界)の駆動電流D1及びD2(検出面21A)に垂直な成分が互いに反対方向の場合(例えば磁界M1及びM2が印加されている場合)、ホール素子22及び23の各々の検出端子対によって検出される検出電圧を加算する(強め合う)演算を行う。すなわち、印加される垂直磁界の向きが素子間で反対方向の場合、演算回路27の差動増幅回路AMは加算回路として機能する。従って、高い感度で磁気ビーズBZを検出する(磁気ビーズBZの存在を判定する)ことができる。
また、演算回路27は、ホール素子22及び23に印加される磁界の検出面21Aに垂直な成分が互いに同一方向の場合(例えば磁界M3及びM4が印加されている場合)、ホール素子22及び23の検出端子対によって検出される検出電圧を減算する(弱め合う)演算を行う。すなわち、素子間で同一方向の垂直磁界が印加された場合、演算回路27の差動増幅回路AMは減算回路として機能する。従って、確実に磁気ビーズBZの不存在を検出する(磁気ビーズBZが存在していないことを判定する)ことができる。
なお、判定回路70は、磁性体の有無を判定する閾値を調節する閾値調節回路72を有する。閾値調節回路72は、例えば、磁性体が存在しない状態の駆動時における隣接ホール素子対からの検出電圧に基づいて、磁性体の有無の判定基準となる閾値を調節する。
例えば、閾値調節回路72は、印加磁界SMが印加されていない状態で駆動された任意の複数の隣接ホール素子対の各々からの検出電圧を平均化し、磁性体の有無を判定する閾値を調節する。これによって、例えばオフセット電圧など、ホール効果による電圧に重畳されるノイズの影響を考慮した正確な磁性体の有無判定を行うことができる。
上記したように、本実施例においては、磁性体検出装置10は、選択回路40によって任意の互いに隣接する一対のホール素子を隣接ホール素子対として選択し、この隣接ホール素子対からの検出電圧に基づいて当該隣接ホール素子対の検出範囲の磁性体の有無を判定する。従って、ホールセンサ20(センサ回路21)上の磁性体及びその位置を正確に検出することができる。
また、選択回路40によって隣接ホール素子対の各々が順次選択され、そのそれぞれにおいて磁性体の有無の判定を行う。また、判定回路70は、選択された複数の隣接ホール素子対の各々からの検出電圧に基づいて、検出面21A上の磁性体の個数を計数する磁性体数計数部71を有する。従って、ホールセンサ20上の磁性体の個数を検出することができる。
また、ホール素子22及び23が正方形の検出面形状を有し、2つの端子対(端子対T1及びT2並びに端子対T3及びT4)がホール素子22及び23の検出面22A及び23Aの対角部分に配置されることで、単純な構成によって互いに反対方向への駆動電流D1及びD2を供給することができる。
また、演算回路27が第1〜第3の差動増幅器A1〜A3を含むことによって、例えば加算回路及び減算回路を用いることなく、検出電圧の加算又は減算処理を容易に行うことができる。
なお、ホール素子22及び23の検出面形状は、一例に過ぎない。また、演算回路27が検出端子対からの検出電圧を加算及び減算する場合について説明したが、演算回路27は当該検出電圧を加算する構成を有していればよい。
また、印加磁界生成回路30の構成は一例に過ぎない。ホールセンサ20の検出面21Aに沿った方向の印加磁界SMを生成する構成を有していればよい。また、ホールセンサ20の構成は一例に過ぎない。ホールセンサ20は、複数のホール素子22を有し、磁性体(磁気ビーズBZ)を検出する検出面21Aを有していればよい。
また、判定回路70の構成は一例に過ぎない。判定回路70は、選択された隣接ホール素子対からの検出電圧に基づいて当該隣接ホール素子対上の磁性体の有無を判定する構成を有していればよい。
本実施例においては、磁性体検出装置10は、ホールセンサ20の検出面21Aに印加され、検出面21Aに沿った方向の印加磁界SMを生成する印加磁界生成回路30と、ホールセンサ20の複数のホール素子22のうち、対となるそれぞれのホール素子が互いに隣接する一対のホール素子からなる隣接ホール素子対を選択する選択回路40と、隣接ホール素子対からの検出電圧に基づいて、検出面21A上における磁性体の有無を判定する判定回路70とを有する。従って、高精度かつ高感度で磁性体を検出することが可能な磁性体検出装置10を提供することができる。
図8は、実施例1の変形例に係る磁性体検出装置10Aの構成を示すブロック図である。磁性体検出装置10Aは、ホールセンサ20A、印加磁界生成回路30A及び選択回路40Aの構成を除いては、磁性体検出装置10と同様の構成を有する。
図9(a)及び(b)は、ホールセンサ20A、印加磁界生成回路30A及び選択回路40Aの構成を示す図である。まず、図9(a)に示すように、ホールセンサ20Aのセンサ回路28は、複数のホール素子22がマトリクス状に配置された構成を有する。本実施例においては、センサ回路28は、4行4列で配置された合計16個のホール素子22からなる。センサ回路28は、全てのホール素子22の上面及び素子間の上面領域を磁性体の検出面として28Aとして有する。
なお、図9(a)に示すように、複数のホール素子22のうち、列方向に並んだ3つのホール素子22をホール素子22、23及び24と区別し、ホール素子22に対して行方向に隣接するホール素子22をホール素子25と区別する場合がある。
また、図9(b)に示すように、選択回路40Aは、センサ回路28のホール素子22から、列方向に隣接する一対のホール素子を隣接ホール素子対として選択する列方向選択モード41Aと、行方向に隣接する一対のホール素子を隣接ホール素子対として選択する行方向選択モード41Bとを切替える選択モード切替回路41を有する。
また、印加磁界生成回路30Aは、選択回路40Aの選択モード、すなわち選択された隣接ホール素子対の配列方向に応じ、ホールセンサ20A(センサ回路28)の検出面28Aに対し、列方向に印加磁界SMを印加する列方向印加モード37Aと、行方向に印加磁界SMを印加する行方向印加モード37Bとを切替える印加モード切替回路37を有する。
具体的には、選択回路40Aが列方向選択モード41Aで選択動作を行っている場合、印加磁界生成回路30Aは列方向印加モード37Aで印加磁界SMを生成する。一方、選択回路40Aが行方向選択モード41Bで選択動作を行っている場合、印加磁界生成回路30Aは行方向印加モード37Bで印加磁界SMを生成する。
なお、図9(a)を再度参照すると、ホールセンサ20Aの切替回路26Aは、選択回路40Aのモード切替信号SCRと、素子選択信号SLC(n)、SLR(m)に基づいて、選択された任意の隣接ホール素子対と演算回路27とを接続する切替を行う。
図10は、ホールセンサ20Aの構成例を示す回路図である。本実施例においては、ホール素子22の各々の端子が行方向の隣接する素子間で鏡像となるように構成されている。具体的には、例えば、ホール素子22及び25間では、互いに直交する方向に駆動電流D1及びD4がそれぞれ供給される。
また、切替回路26Aは、選択回路40Aからのモード切替信号SCRと、列方向素子選択信号SLC(n)と、行方向素子選択信号SLR(m)とに基づいて、選択された一対のホール素子と差動増幅回路AM(演算回路27)とを接続する。例えば、本実施例においては、図10に示すように、切替回路26Aは、各ホール素子の検出端子対に接続された切替素子と、これら切替素子の導通及び非導通を切替える選択回路40Aからの信号線にとの間に接続された論理回路からなる。
図11は、行方向に隣接するホール素子22及び25が選択された際の印加磁界SMを模式的に示す図である。具体的には、図11は、選択回路40Aは、行方向選択モード41Bで選択動作を行い、かつホール素子22及び25を隣接ホール素子対として選択した場合の印加磁界SMを示す。この時、印加磁界生成回路30Aは、行方向印加モード37Bで印加磁界SMを生成する動作を行う。従って、ホールセンサ20Aの検出面28Aには、行方向(ホール素子22及び25の配列方向)に沿った印加磁界SMが印加される。
これによって、例えば磁性体(磁気ビーズBZ)がホール素子22及び25間の検出面28Aの領域に付着した場合に、磁性体に対して、ホール素子22及び25間で反対方向の磁界を生じさせることができる。すなわち、印加磁界生成回路30A及び選択回路40Aがモード切替部37及び41を有することで、行方向においても、図6(b)と同様に磁気ビーズBZを励起し、検出対象磁界MFを発生させることができる。従って、マトリクス状にホール素子22が配置された場合でも、センサ回路28の検出面28A上に存在し得る磁性体を正確に検出することができる。
本変形例においては、磁性体検出装置10Aは、ホールセンサ20Aがマトリクス状に配置された複数のホール素子22を有する。また、印加磁界生成回路30Aは、列方向印加モード37A及び行方向印加モード37Bを切替える印加モード切替回路37を有し、選択回路40Aは列方向選択モード41A及び行方向選択モード41Bを切替える選択モード切替回路41を有する。従って、マトリクス状に配置されたホール素子22を有し、高精度かつ高感度で磁性体を検出することが可能な磁性体検出装置10Aを提供することができる。
10、10A 磁性体検出装置
20、20A ホールセンサ
21、28 センサ回路
22、23、24、25 ホール素子
21A、22A、23A、28A 検出面
T1〜T8 端子(端子対)
30 印加磁界生成回路
40 選択回路
70 判定回路

Claims (4)

  1. 複数のホール素子を有し、磁性体を検出する検出面を有するホールセンサと、
    前記検出面に印加される前記検出面に沿った方向の印加磁界を生成する印加磁界生成回路と、
    前記複数のホール素子のうち、対のそれぞれのホール素子が互いに隣接する一対のホール素子からなる隣接ホール素子対を選択する選択回路と、
    前記隣接ホール素子対からの検出電圧に基づいて、前記検出面上の前記磁性体の有無を判定する判定回路と、を備え、
    前記ホールセンサは、前記複数のホール素子がマトリクス状に配置された構成を有し、
    前記選択回路は、前記複数のホール素子に対して、列方向に隣接する一対のホール素子を前記隣接ホール素子対として選択する列方向選択モードと、行方向に隣接する一対のホール素子を前記隣接ホール素子対として選択する行方向選択モードとを切替える選択モード切替回路を有し、
    前記印加磁界生成回路は、前記隣接ホール素子対の配列方向に応じて、列方向に前記印加磁界を印加する列方向印加モードと、行方向に前記印加磁界を印加する行方向印加モードとを切替える印加モード切替回路を有することを特徴とする磁性体検出装置。
  2. 前記選択回路は、前記複数のホール素子から前記隣接ホール素子対を順次選択し、
    前記判定回路は、前記選択回路によって選択された複数の隣接ホール素子対の各々からの検出電圧に基づいて、前記検出面上の前記磁性体の個数を計数する磁性体数計数回路を有することを特徴とする請求項1に記載の磁性体検出装置。
  3. 前記判定回路は、前記印加磁界が印加されていない場合の前記隣接ホール素子対からの検出電圧を取得し、当該取得された検出電圧に基づいて前記磁性体の有無を判定する閾値を調節する閾値調節回路を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の磁性体検出装置。
  4. 前記ホールセンサの前記検出面には、第1の抗体が固定され、
    前記磁性体は、第2の抗体に結合され、
    前記判定回路は、前記第1及び第2の抗体が抗原に結合されることで前記ホールセンサの前記検出面に付着した前記磁性体の有無を判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の磁性体検出装置
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