JP2016142652A - 電力センサー - Google Patents

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JP2016142652A
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孝輔 佐々木
Kosuke Sasaki
孝輔 佐々木
康彦 関本
Yasuhiko Sekimoto
康彦 関本
密岡 久仁彦
Kunihiko Mitsuoka
久仁彦 密岡
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【課題】ノイズの影響を受け難くして高精度な電力測定を可能にすると共に、小型化が可能な電力センサーを提供する。【解決手段】電力センサー1は、負荷電流Iiが流れる第1の導体110の近傍位置に配置され、第1の導体110に流れる電流によって発生する第1の磁界H1を検出して負荷電流Iiを測定する電流測定回路2と、負荷電圧VLに応じた電流Ivが流れる第2の導体120の近傍位置に配置され、第2の導体120に流れる電流によって発生する第2の磁界H2を検出して前記負荷電圧を測定する電圧測定回路3と、電流測定回路2から出力される負荷電流と、電圧測定回路3から出力される負荷電圧とを乗算して負荷電力を出力する乗算回路4と、を備え、電流測定回路2、電圧測定回路3及び乗算回路4は、負荷100が接続された回路と絶縁された回路構成である。【選択図】図1

Description

本発明は、負荷で消費される電力を検出する電力センサーに関する。
従来、磁気抵抗素子を利用して負荷で消費される電力を測定できるようにした電力センサーが提案されている(例えば特許文献1)。この従来の電力センサーは、負荷に対して一次導体を直列に接続すると共に、その一次導体の近傍位置に配置した磁気抵抗素子を負荷と一次導体に対して並列に接続した構成である。そして一次導体が負荷に流れる電流に応じた磁界を発生させて磁気抵抗素子の抵抗値を変化させ、磁気抵抗素子の電圧を検出することにより負荷で消費される電力を測定する。
国際公開第2012/105459号
しかしながら、従来の電力センサーは、負荷の消費電力を測定する測定回路が負荷に電流を流す測定対象回路に組み込まれており、測定回路が負荷と共通の電源によって動作する。そのため、測定対象回路に対してノイズが混入すると、そのノイズが測定回路側に入り込み、測定精度が低下するという問題がある。
また上記従来の電力センサーでは、磁気抵抗素子の両端に現れる電圧の直流成分を検出する必要があるため、ローパスフィルタを設ける必要がある。そのため、測定回路の回路規模が大きくなるという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、ノイズの影響を受け難くして高精度な電力測定を可能にすると共に、小型化が可能な電力センサーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1に、本発明は、負荷で消費される電力を測定する電力センサーであって、負荷電流が流れる第1の導体の近傍位置に配置され、前記第1の導体に流れる電流によって発生する第1の磁界を検出して前記負荷電流を測定する電流測定回路と、負荷電圧に応じた電流が流れる第2の導体の近傍位置に配置され、前記第2の導体に流れる電流によって発生する第2の磁界を検出して前記負荷電圧を測定する電圧測定回路と、前記電流測定回路から出力される前記負荷電流と、前記電圧測定回路から出力される前記負荷電圧とを乗算して負荷電力を出力する乗算回路と、を備え、前記電流測定回路、前記電圧測定回路及び前記乗算回路は、前記負荷が接続された回路と絶縁された回路構成である。
第2に、本発明は、上記第1の構成において、前記電流測定回路は、前記第1の磁界に応じて抵抗値を変化させる複数の磁気抵抗素子を備えた第1のブリッジ回路を有し、前記第1のブリッジ回路の出力に基づいて前記負荷電流を検出し、前記電圧測定回路は、前記第2の磁界に応じて抵抗値を変化させる複数の磁気抵抗素子を備えた第2のブリッジ回路を有し、前記第2のブリッジ回路の出力に基づいて前記負荷電圧を検出することを特徴とする構成である。
第3に、本発明は、上記第1又は第2の構成において、前記電流測定回路は、前記第1のブリッジ回路における前記複数の磁気抵抗素子の近傍位置に設けられる複数の第1コイルを更に備え、前記第1のブリッジ回路の出力に応じて前記複数の第1コイルに電流を流すことにより前記第1の磁界を打ち消す磁界を発生させると共に、前記電圧測定回路は、前記第2のブリッジ回路における前記複数の磁気抵抗素子の近傍位置に設けられる複数の第2コイルを更に備え、前記第2のブリッジ回路の出力に応じて前記複数の第2コイルに電流を流すことにより前記第2の磁界を打ち消す磁界を発生させることを特徴とする構成である。
第4に、本発明は、上記第1乃至第3のいずれかの構成において、前記第1の導体は、所定の間隔で互いに平行に配置され、且つ、直列に接続された一対の第1配線パターンを有し、前記第2の導体は、所定の間隔で互いに平行に配置され、且つ、直列に接続されると共に、前記第1配線パターンと交叉する一対の第2配線パターンを有し、前記電流測定回路と前記電圧測定回路とは、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとが交叉して形成される矩形領域の内側に配置されることを特徴とする構成である。
第5に、本発明は、上記第1乃至第4のいずれかの構成において、所定の正電圧を入力され、前記正電圧の極性を反転させた負電圧を出力するチャージポンプを更に備え、前記電流測定回路及び前記電圧測定回路は、前記正電圧と前記チャージポンプから出力される前記負電圧とを電源電圧として利用することを特徴とする構成である。
本発明によれば、負荷で消費される電力を測定するための、電流測定回路、電圧測定回路及び乗算回路が負荷の接続されている回路と絶縁された回路構成であるため、ノイズの影響を受け難く、高精度な電力測定を行うことが可能である。またローパスフィルタなどを設ける必要がないため、電力センサーの小型化が可能である。
第1実施形態における電力センサーの構成例を示すブロック図である。 第1実施形態における電流測定回路及び電圧測定回路の詳細な構成を示す回路図である。 磁気抵抗素子の抵抗特性の一例を示す図である。 電力センサーを1チップデバイスとして構成した場合の配置例を示す図である。 第2実施形態における電力センサーの一構成例を示すブロック図である。 第2実施形態における電流測定回路及び電圧測定回路の詳細な構成を示す回路図である。
以下、本発明に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に説明する実施形態において互いに共通する部材には同一符号を付しており、それらについての重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態における電力センサー1の一構成例を示す図である。この電力センサー1は、負荷100が設けられた測定対象回路130の近傍位置に配置され、負荷100で消費される電力を非接触で測定するセンサーである。測定対象回路130は、例えば、負荷100に電力を供給する電源101と、負荷100に対して直列に接続される第1の導体110と、負荷100に対して並列に接続される第2の導体120と、第2の導体120に対して直列に接続される抵抗102とを有する。抵抗102は、負荷電圧VLに応じた電流Ivを第2の導体120に流すためのものである。第1及び第2の導体110,120は、プリント基板などの基板上に形成された配線パターンやバスバーなどによって構成される。そして第1の導体110には負荷100に流れる負荷電流Iiが流れ、第2の導体120には負荷100にかかる負荷電圧VLに応じた電流Ivが流れる。第1の導体110は、負荷電流Iiが流れることにより周囲に負荷電流Iiに応じた第1の磁界H1を発生させる。また第2の導体120は、負荷電圧VLに応じた電流Ivが流れることにより周囲に電流Ivに応じた第2の磁界H2を発生させる。電力センサー1は、それら第1及び第2の磁界H1,H2を検知することにより、負荷100で消費される電力を測定する。
電力センサー1は、電流測定回路2と、電圧測定回路3と、乗算回路4と、基準電圧生成回路5とを備える構成である。例えば電力センサー1は、それら複数の回路を1つの基板上に形成した1チップデバイスとして構成される。この電力センサー1は、外部接続端子として、負荷100で消費される電力を測定した測定信号Voutを出力する出力端子7と、外部直流電源に接続される一対の電源端子8,9とを備えている。ここで、電源端子8は、所定の正電圧である電源電圧VDDを出力する電圧源に接続され、電源端子9はグランドGNDに接続される。
電流測定回路2は、負荷電流Iiが流れる第1の導体110の近傍位置に配置され、第1の導体110に流れる負荷電流Iiによって発生する第1の磁界H1を検出して負荷電流Iiを測定する回路である。この電流測定回路2は、磁界検出部10と負荷電流検出部20とを備えている。磁界検出部10は、第1の導体110から生じる第1の磁界H1を検出し、第1の磁界H1に応じた信号を負荷電流検出部20へ出力する。負荷電流検出部20は、磁界検出部10から出力される信号に基づいて負荷電流Iiを検知し、負荷電流Iiに応じた電流検知信号V1を出力する。
電圧測定回路3は、負荷電圧VLに応じた電流Ivが流れる第2の導体120の近傍位置に配置され、第2の導体120に流れる電流Ivによって発生する第2の磁界H2を検出して負荷電圧VLを測定する回路である。この電圧測定回路3は、磁界検出部30と負荷電圧検出部40とを備えている。磁界検出部30は、第2の導体120から生じる第2の磁界H2を検出し、第2の磁界H2に応じた信号を負荷電圧検出部40へ出力する。負荷電圧検出部40は、磁界検出部30から出力される信号に基づいて負荷電圧VLを検知し、負荷電圧VLに応じた電圧検知信号V2を出力する。
乗算回路4は、電流測定回路2から出力される電流検知信号V1と、電圧測定回路3から出力される電圧検知信号V2とを乗算することにより、負荷100で消費される電力を算出する回路である。そして乗算回路4は、負荷100で消費される電力を測定した測定信号Voutを出力する。
基準電圧生成回路5は、電源電圧VDDを分圧して基準電圧VDD/2を生成する回路である。この基準電圧生成回路5は、例えばボルテージフォロアなどのバッファ回路から基準電圧VDD/2を出力する構成である。
図2は、電流測定回路2及び電圧測定回路3の詳細な構成を示す回路図である。第1及び第2の導体110,120は、図2に示すように概略U字状に構成される。そして第1の導体110は、所定の間隔で互いに平行に配置され、且つ、直列に接続された一対の第1配線パターン111,112を有しており、それら一対の第1配線パターン111,112にそれぞれ異なる方向の負荷電流Iiが流れるように構成される。また第2の導体120も同様に、所定の間隔で互いに平行に配置され、且つ、直列に接続された一対の第2配線パターン121,122を有しており、それら一対の第2配線パターン121,122にそれぞれ異なる方向の電流Ivが流れるように構成される。
電流測定回路2の磁界検出部10は、第1の導体110の近傍位置に設けられる。この磁界検出部10は、複数の磁気抵抗素子13,14,15,16を備えて構成される第1のブリッジ回路11を有している。第1のブリッジ回路11では4つの磁気抵抗素子13,14,15,16がブリッジ接続されている。これらの磁気抵抗素子13,14,15,16は、磁気抵抗効果によって電気抵抗が変化する素子であり、第1の導体110から発生する第1の磁界H1に応じて抵抗値を変化させる。図3は、磁気抵抗素子13,14,15,16の抵抗特性の一例を示す図である。尚、図3は、異方性磁気抵抗効果を示すAMR素子の特性を示している。磁気抵抗素子13,14,15,16がAMR素子である場合、図3に示すように外部からの磁界Hが作用すると、その磁界Hの方向及び大きさに応じて抵抗値Rが変化する。また磁気抵抗素子13,14,15,16がAMR素子でない場合、特性曲線は図3とは異なるものになるが、磁界Hの方向及び大きさに応じて抵抗値Rが変化する点は同様である。そのため、磁気抵抗素子13,14,15,16は、AMR素子以外の素子(例えば巨大磁気抵抗効果を示すGMR素子など)であっても良い。尚、この点は、後述する電圧測定回路3に設けられる複数の磁気抵抗素子33,34,35,36についても同様である。
図2に戻り、磁気抵抗素子13,14,15,16は、感度方向を同一方向に揃えた状態でU字状に構成された第1の導体110の内側に配置される。具体的に説明すると、2つの磁気抵抗素子13,14は、U字形状において互いに平行に延びる2つの第1配線パターン111,112のうちの一方の第1配線パターン111の近傍位置に設けられ、別の2つの磁気抵抗素子15,16は、他方の第1配線パターン112の近傍位置に設けられる。そして4つの磁気抵抗素子13,14,15,16がブリッジ接続された第1のブリッジ回路11は、一端が電源電圧VDDに接続され、他端がグランドGNDに接続される。また第1のブリッジ回路11は、磁気抵抗素子13,16を互いに接続すると共に、磁気抵抗素子15,14を互いに接続したクロス配線によって構成される。
第1の導体110に負荷電流Iiが流れていないときには、第1のブリッジ回路11における2つの中点a,bの電位は互いに等しくなり、電位差は生じない。これに対し、第1の導体110に負荷電流Iiが流れると、第1の導体110の周囲には負荷電流Iiの方向に対して右回り方向に第1の磁界H1が発生する。このとき、一方の第1配線パターン111の近傍位置にある磁気抵抗素子13,14には、例えば図2に示すように右向き方向の磁界Haが作用し、他方の第1配線パターン112の近傍位置にある磁気抵抗素子15,16には、その磁界Haと大きさが等しく、且つ、逆向きの磁界Hbが作用する。そして一方の第1配線パターン111の近傍位置にある磁気抵抗素子13,14の抵抗値が磁界HaによってΔRだけ増加すると、他方の第1配線パターン112の近傍位置にある磁気抵抗素子15,16の抵抗値は磁界HbによってΔRだけ減少し、第1のブリッジ回路11の2つの中点a,bのうち、第1の中点aの電位が上がり、第2の中点bの電位が下がる。したがって、第1のブリッジ回路11の2つの中点a,bには第1の導体110に流れる負荷電流Iiに応じた電位差が現れる。
ところで、4つの磁気抵抗素子13,14,15,16には、第1の導体110から発生する第1の磁界H1(すなわち、Ha,Hb)だけではなく、外部環境からの外部磁界が作用する。しかし、そのような外部磁界は、4つの磁気抵抗素子13,14,15,16のそれぞれに対して同一方向で且つ均一に作用するため、各磁気抵抗素子13,14,15,16の抵抗値は、外部磁界に対して等しい割合で増減し、第1のブリッジ回路11の2つの中点a,bには外部磁界による電位差は生じない。すなわち、電流測定回路2は、外部磁界による影響を打ち消し、負荷電流Iiが流れる第1の導体110から発生する第1の磁界H1に対してのみ感度を有するように構成される。
負荷電流検出部20は、差動アンプ21と、出力抵抗22と、4つのコイル(第1コイル)23,24,25,26とを備えており、第1のブリッジ回路11の2つの中点a,bに現れる電位差に基づき第1の導体110に流れる負荷電流Iiに応じた電流検知信号V1を出力する。4つのコイル23,24,25,26は、それぞれ同一の特性を有し、第1のブリッジ回路11を構成する4つの磁気抵抗素子13,14,15,16の近傍位置に1対1で設けられる。そして各コイル23,24,25,26は直列に接続された回路構成を有し、その回路の一端が出力抵抗22を介して差動アンプ21の出力端に接続され、他端が基準電圧生成回路5によって生成される基準電圧VDD/2に接続される。差動アンプ21は、2つの中点a,bの電位差に応じて電流検知信号V1を出力することにより、出力抵抗22を介して4つのコイル23,24,25,26にコイル電流を流す。このコイル電流は、各コイル23,24,25,26から各磁気抵抗素子13,14,15,16に作用している第1の磁界H1を打ち消す磁界を発生させる。つまり、差動アンプ21は、2つの中点a,bの電位差が0になるようにコイル電流をフィードバックするのである。
例えば、第1の導体110に負荷電流Iiが流れていないとき、磁気抵抗素子13,14,15,16には外部磁界だけが作用する。この外部磁界を例えば図3に示すXであると仮定する。第1の導体110に負荷電流Iiが流れ、第1の磁界H1が磁気抵抗素子13,14,15,16に作用すると、各磁気抵抗素子13,14,15,16の抵抗値は、図3に示す外部磁界Xに対応する抵抗値を中心(動作点)に、第1の磁界H1の大きさ及び方向に応じて変化する。そして磁気抵抗素子13,14,15,16は、第1のブリッジ回路11を構成することにより、外部磁界Xだけが作用している状態を中心とする抵抗変化を、線形とみなせる部分で動作させることができる。すなわち、第1の導体110に流れる負荷電流Iiにより磁気抵抗素子13,14,15,16の抵抗がそれぞれ線形に変化するので、負荷電流検出部20は、コイル23,24,25,26に流すコイル電流を正確に決めることができ、第1の磁界H1をコイル電流でキャンセルすることができる。これにより、4つの磁気抵抗素子13,14,15,16に対して常に外部磁界だけが作用している状態となる制御が行われ、磁気抵抗素子13,14,15,16の動作点を、例えば図3においてXで示す位置に固定することができる。したがって、第1の導体110に流れる負荷電流Iiが変化しても磁気抵抗素子13,14,15,16の抵抗値Rを安定させた状態で負荷電流Iiを測定することができる。
電圧測定回路3は、電流測定回路2と同様の構成である。すなわち、電圧測定回路3の磁界検出部30は、第2の導体120の近傍位置に設けられ、複数の磁気抵抗素子33,34,35,36を備えて構成される第2のブリッジ回路31を有している。磁気抵抗素子33,34,35,36は、例えば上述した磁気抵抗素子13,14,15,16と同様の特性を有する。そして磁気抵抗素子33,34,35,36は、感度方向を同一方向に揃えた状態でU字状に構成された第2の導体120の内側に配置され、第2の導体120に電流Ivが流れていないときには、第2のブリッジ回路31における2つの中点c,dの電位は互いに等しくなり、電位差は生じない。これに対し、第2の導体120に電流Ivが流れると、第2の導体120の周囲に第2の磁界H2が発生し、互いに平行である一対の第2配線パターン121,122のうちの一方の第2配線パターン121の近傍位置にある磁気抵抗素子33,34には、例えば図2に示すように右向き方向の磁界Hcが作用し、他方の第2配線パターン122の近傍位置にある磁気抵抗素子35,36には、その磁界Hcと大きさが等しく、且つ、逆向きの磁界Hdが作用する。そして一方の第2配線パターン121の近傍位置にある磁気抵抗素子33,34の抵抗値が磁界HcによってΔRだけ増加すると、他方の第2配線パターン122の近傍位置にある磁気抵抗素子35,36の抵抗値は磁界HdによってΔRだけ減少し、第2のブリッジ回路31の2つの中点c,dのうち、第1の中点cの電位が上がり、第2の中点dの電位が下がるため、第2のブリッジ回路31の2つの中点c,dには第2の導体120に流れる電流Ivに応じた電位差が現れる。このような第2のブリッジ回路31は、第1のブリッジ回路11と同様、外部磁界による影響を打ち消し、電流Ivが流れる第2の導体120から発生する第2の磁界H2(Hc,Hd)に対してのみ感度を有する。
負荷電圧検出部40は、差動アンプ41と、出力抵抗42と、4つのコイル(第2コイル)43,44,45,46とを備えており、負荷電流検出部20と同様の構成を有している。すなわち、負荷電圧検出部40は、第2のブリッジ回路31の2つの中点c,dに現れる電位差に基づいて第2の導体120に流れる電流Ivに応じた電圧検知信号V2を出力し、出力抵抗42を介して、第2のブリッジ回路31を構成する4つの磁気抵抗素子33,34,35,36の近傍位置に1対1で設けられた4つのコイル43,44,45,46のそれぞれにコイル電流を流す。すなわち、差動アンプ41は、2つの中点c,dの電位差が0になるようにコイル電流をフィードバックすることにより、4つの磁気抵抗素子33,34,3,5,36の動作点を安定させるように制御する。
差動アンプ21,41は、電源電圧VDDとグランドGNDに接続される。またコイル24,44の一端は基準電圧VDD/2に接続される。そのため、電流測定回路2が出力する電流検知信号V1は基準電圧VDD/2を基準にした信号となり、負荷電流Iiに応じた電圧をViとすると、V1=Vi+VDD/2として表される。同様に、電圧測定回路3が出力する電圧検知信号V2も基準電圧VDD/2を基準にした信号となり、負荷電圧VLに応じた電圧をVvとすると、V2=Vv+VDD/2として表される。そして乗算回路4は、電流検知信号V1と電圧検知信号V2とを乗算し、負荷100で消費される電力を測定した測定信号Voutを出力する。
図4は、電力センサー1を1チップデバイスとして構成した場合の配置例を示す図である。例えば図4に示すように、電力センサー1が実装される基板上において第1及び第2の導体110,120は、互いに絶縁された状態で上下方向に重ね合わせられ、第1の導体110を構成する一対の第1配線パターン111,112と、第2の導体120を構成する一対の第2配線パターン121,122とが直交するように交叉させた状態に配線される。そして1チップデバイスとして構成される電力センサー1は、第1配線パターン111,112と第2配線パターン121,122とが交叉して形成される矩形領域の内側に配置される。そして磁気抵抗素子13〜16,33〜36は、1チップデバイスの周縁部に配置され、第1配線パターン111,112又は第2配線パターン121,122の近傍位置に設けられる。例えば、磁気抵抗素子13,14は一方の第1配線パターン111の近傍位置に配置され、磁気抵抗素子15,16は他方の第1配線パターン112の近傍位置に配置される。また磁気抵抗素子33,34は一方の第2配線パターン121の近傍位置に配置され、磁気抵抗素子35,36は他方の第2配線パターン122の近傍位置に配置される。このような配置によれば、磁気抵抗素子13,14は、第1配線パターン111から発生する磁界に対して高い感度を有し、他の配線パターン112,121,122から発生する磁界に対する感度が低くなるため、他の配線パターン112,121,122から発生する磁界と干渉することなく、第1配線パターン111から発生する磁界を検知することが可能である。また磁気抵抗素子15,16は、第1配線パターン112から発生する磁界に対して高い感度を有し、他の配線パターン111,121,122から発生する磁界に対する感度が低くなるため、他の配線パターン111,121,122から発生する磁界と干渉することなく、第1配線パターン112から発生する磁界を検知することが可能である。また磁気抵抗素子33,34は、第2配線パターン121から発生する磁界に対して高い感度を有し、他の配線パターン111,112,122から発生する磁界に対する感度が低くなるため、他の配線パターン111,112,122から発生する磁界と干渉することなく、第2配線パターン121から発生する磁界を検知することが可能である。さらに磁気抵抗素子35,36は、第2配線パターン122から発生する磁界に対して高い感度を有し、他の配線パターン111,112,121から発生する磁界に対する感度が低くなるため、他の配線パターン111,112,121から発生する磁界と干渉することなく、第2配線パターン122から発生する磁界を検知することが可能である。したがって、一対の第1配線パターン111,112と一対の第2配線パターン121,122とを互いに交叉させ、各磁気抵抗素子13〜16,33〜36を上記のように配置することにより、各磁気抵抗素子13〜16,33〜36は、第1の導体110又は第2の導体120に電流が流れることによって発生する磁界を良好に検知することができるようになる。また磁気抵抗素子以外の回路素子は、1チップデバイスの中央に配置される。尚、図4では、一対の第1配線パターン111,112と、一対の第2配線パターン121,122とが直交する場合を例示しているが、各磁気抵抗素子13〜16,33〜36において検知対象となる磁界を他の磁界と干渉させることなく検知することができるのであれば、一対の第1配線パターン111,112と一対の第2配線パターン121,122とは、必ずしも直交するものに限られない。
上記のように構成される電力センサー1は、センサー内部において、電流測定回路2、電圧測定回路3、乗算回路4及び基準電圧生成回路5のそれぞれを、負荷100が接続された測定対象回路130と絶縁させた回路構成である。また電力センサー1に接続される電源(電源電圧VDDとグランドGND)は、負荷100に電力を供給する電源101とは異なる電源である。そのため、測定対象回路130に対してノイズが混入した場合であっても、電力センサー1は、そのようなノイズの影響を受け難く、負荷100で消費される電力の測定精度を向上させることができる。また電力センサー1は、乗算回路4が電流検知信号V1と電圧検知信号V2とを乗算して測定信号Voutを出力するため、乗算回路4の出力側にローパスフィルタを設ける必要がなく、回路規模を小さくすることが可能である。
また電力センサー1は、電流測定回路2が複数の磁気抵抗素子13,14,15,16を備えた第1のブリッジ回路11を有し、電圧測定回路3が複数の磁気抵抗素子33,34,35,36を備えた第2のブリッジ回路31を有している。そのため、外部磁場の影響を受けることなく、負荷100で消費される電力を測定することが可能である。また電力センサー1は、第1及び第2のブリッジ回路11,31のそれぞれで生ずる電位差に応じて複数のコイル23〜26,43〜46に対してコイル電流を流すことにより、第1及び第2の導体110,120のそれぞれで発生する磁界H1,H2を打ち消す磁界を発生させるため、複数の磁気抵抗素子13〜16,33〜36の動作点を安定させることができ、より高精度な電力測定が可能である。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態について説明する。上述した第1実施形態では、電流測定回路2及び電圧測定回路3のそれぞれが基準電圧VDD/2を基準に動作して電流検知信号V1及び電圧検知信号V2を出力するため、乗算回路4から出力される測定信号Voutには、基準電圧VDD/2による余分な信号成分が含まれる。本実施形態では、そのような余分な信号成分を含むことなく、負荷100で消費される電力成分だけを含む測定信号Voutを出力することが可能な構成例について説明する。
図5は、第2実施形態における電力センサー1aの一構成例を示す図である。本実施形態の電力センサー1aが第1実施形態で説明した構成と異なる点は、基準電圧生成回路5に代わり、チャージポンプ6を備える点である。このチャージポンプ6は、電源端子8から入力される所定の正電圧である電源電圧VDDに基づき、その電源電圧VDDの極性を反転させた負電圧−VDDを生成する。そしてチャージポンプ6は、負電圧−VDDを電流測定回路2及び電圧測定回路3に供給する。
図6は、第2実施形態における電流測定回路2及び電圧測定回路3の構成例を示す回路図である。図6に示すように電力センサー1aは、電源電圧VDDとチャージポンプ6によって生成される負電圧−VDDとを電源電圧として利用する。すなわち、第1及び第2のブリッジ回路11,31の一端が電源電圧VDDに接続され、他端がチャージポンプ6によって出力される負電圧−VDDに接続される。図示はしないが乗算回路4及び差動アンプ21,41は、電源電圧VDDと負電圧−VDDに接続され、コイル24,44の一端はグランドGNDに接続される。このように電流測定回路2、電圧測定回路3及び乗算回路4は、外部から入力される電源電圧VDDとチャージポンプ6によって生成される負電圧−VDDとを電源電圧として動作する。そのため、電流測定回路2が出力する電流検知信号V1はグランドGNDを基準にした信号となり、負荷電流Iiに応じた電圧をViとすると、V1=Viとして出力される。同様に、電圧測定回路3が出力する電圧検知信号V2もグランドGNDを基準にした信号となり、負荷電圧VLに応じた電圧をVvとすると、V2=Vvとして出力される。そして乗算回路4において電流検知信号V1と電圧検知信号V2とが乗算されることにより、測定信号VoutがVout=Vi・Vvとなり、負荷100で消費される電力成分だけを含む測定信号Voutを出力することができるようになる。尚、乗算回路4は、外部から入力される電源電圧VDDとチャージポンプ6によって生成される負電圧−VDDとを電源電圧として動作することにより、電流検知信号V1及び電圧検知信号V2が正負いずれの値であっても測定信号Voutを正常に出力することができる。
このように本実施形態の電力センサー1aは、電源電圧VDDの極性を反転させた負電圧−VDDを出力するチャージポンプ6を備えており、電流測定回路2及び電圧測定回路3を電源電圧VDDと負電圧−VDDとに基づいて動作させることにより、乗算回路4から負荷100で消費される電力成分だけを含む測定信号Voutを出力させることができるので、第1実施形態よりも測定信号Voutが利用しやすい信号となる。
第2実施形態におけるその他の点は、第1実施形態で説明したものと同様である。そのため、電力センサー1aは、第1実施形態で説明した電力センサー1と同様の作用効果を奏するものである。
(変形例)
以上、本発明に関する幾つかの実施形態について説明したが、本発明は上述したものに限定されるものではなく、種々の変形例が適用可能である。例えば、上記実施形態では、電流測定回路2と、電圧測定回路3と、乗算回路4と、基準電圧生成回路5又はチャージポンプ6とが1つの基板上に形成された1チップデバイスとして構成される場合を例示した。しかし、これに限られるものではなく、少なくとも電流測定回路2と電圧測定回路3とが1つのチップ上に形成されるものであれば良い。すなわち、少なくとも電流測定回路2と電圧測定回路3とが1つのチップ上に形成されていれば、そのチップを図4に示したように配置することにより、負荷電流Iiと負荷電圧VLとを同時に測定することができるようになる。
また上記実施形態では、第1及び第2のブリッジ回路11,31を構成する4つの抵抗が全て磁気抵抗素子13〜16,33〜36で構成される場合を例示したが、これに限られるものではなく、例えば第1及び第2のブリッジ回路11,31のそれぞれに磁気抵抗素子を2つずつ設けた構成としても良い。この場合、各ブリッジ回路11,31における他の2つの抵抗は固定抵抗として設けられる。各ブリッジ回路11,31に設ける磁気抵抗素子の数を2つにすれば、それら磁気抵抗素子の近傍に配置するコイルの数を低減することができるため、回路規模をより小さくできるという利点がある。ただし、磁気抵抗素子の数を2つにすると、各ブリッジ回路11,31において外部磁場の影響を良好に打ち消すことができなくなる。そのため、第1及び第2のブリッジ回路11,31は、4つの抵抗が全て磁気抵抗素子13〜16,33〜36で構成することが好ましい。
また上記実施形態では、電流測定回路2が第1のブリッジ回路11の2つの中点a,bの電位差に基づいて負荷電流を検出すると共に、コイル23〜26にコイル電流を流す構成であり、また電圧測定回路3が第2のブリッジ回路31の2つの中点c,dの電位差に基づいて負荷電圧を検出すると共に、コイル43〜46にコイル電流を流す構成である場合を例示した。しかし、これに限られるものではなく、例えば電流測定回路2は、第1のブリッジ回路11の1つの中点の電位に基づいて負荷電流を検出したり、コイル23〜26にコイル電流を流したりすることが可能であり、また電圧測定回路3は、第2のブリッジ回路31の1つの中点の電位に基づいて負荷電圧を検出したり、コイル43〜46にコイル電流を流したりすることが可能である。そのため、電流測定回路2は、第1のブリッジ回路11の出力に基づいて負荷電流を検出したり、コイル23〜26にコイル電流を流す構成であれば良い。同様に、電圧測定回路3についても、第2のブリッジ回路31の出力に基づいて負荷電圧を検出したり、コイル43〜46にコイル電流を流す構成であれば良い。
1…電力センサー、2…電流測定回路、3…電圧測定回路、4…乗算回路、5…基準電圧生成回路、6…チャージポンプ、11…第1のブリッジ回路、13〜16…磁気抵抗素子、23〜26…コイル(第1コイル)、31…第2のブリッジ回路、33〜36…磁気抵抗素子、43〜46…コイル(第2コイル)、110…第1の導体、111,112…第1配線パターン、120…第2の導体、121,122…第2配線パターン、100…負荷。

Claims (5)

  1. 負荷で消費される電力を測定する電力センサーであって、
    負荷電流が流れる第1の導体の近傍位置に配置され、前記第1の導体に流れる電流によって発生する第1の磁界を検出して前記負荷電流を測定する電流測定回路と、
    負荷電圧に応じた電流が流れる第2の導体の近傍位置に配置され、前記第2の導体に流れる電流によって発生する第2の磁界を検出して前記負荷電圧を測定する電圧測定回路と、
    前記電流測定回路から出力される前記負荷電流と、前記電圧測定回路から出力される前記負荷電圧とを乗算して負荷電力を出力する乗算回路と、
    を備え、
    前記電流測定回路、前記電圧測定回路及び前記乗算回路は、前記負荷が接続された回路と絶縁された回路構成であることを特徴とする電力センサー。
  2. 前記電流測定回路は、前記第1の磁界に応じて抵抗値を変化させる複数の磁気抵抗素子を備えた第1のブリッジ回路を有し、前記第1のブリッジ回路の出力に基づいて前記負荷電流を検出し、
    前記電圧測定回路は、前記第2の磁界に応じて抵抗値を変化させる複数の磁気抵抗素子を備えた第2のブリッジ回路を有し、前記第2のブリッジ回路の出力に基づいて前記負荷電圧を検出することを特徴とする請求項1に記載の電力センサー。
  3. 前記電流測定回路は、前記第1のブリッジ回路における前記複数の磁気抵抗素子の近傍位置に設けられる複数の第1コイルを更に備え、前記第1のブリッジ回路の出力に応じて前記複数の第1コイルに電流を流すことにより前記第1の磁界を打ち消す磁界を発生させると共に、
    前記電圧測定回路は、前記第2のブリッジ回路における前記複数の磁気抵抗素子の近傍位置に設けられる複数の第2コイルを更に備え、前記第2のブリッジ回路の出力に応じて前記複数の第2コイルに電流を流すことにより前記第2の磁界を打ち消す磁界を発生させることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力センサー。
  4. 前記第1の導体は、所定の間隔で互いに平行に配置され、且つ、直列に接続された一対の第1配線パターンを有し、
    前記第2の導体は、所定の間隔で互いに平行に配置され、且つ、直列に接続されると共に、前記第1配線パターンと交叉する一対の第2配線パターンを有し、
    前記電流測定回路と前記電圧測定回路は、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとが交叉して形成される矩形領域の内側に配置されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電力センサー。
  5. 所定の正電圧を入力され、前記正電圧の極性を反転させた負電圧を出力するチャージポンプを更に備え、
    前記電流測定回路及び前記電圧測定回路は、前記正電圧と前記チャージポンプから出力される前記負電圧とを電源電圧として利用することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電力センサー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110244106A (zh) * 2019-06-23 2019-09-17 上海千贯节能科技有限公司 一种非侵入式计量电流和电压的设备
JP2021047083A (ja) * 2019-09-18 2021-03-25 株式会社東海理化電機製作所 磁気センサ

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