JP6958538B2 - 磁場検出装置および磁場検出方法 - Google Patents

磁場検出装置および磁場検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、磁気検出素子を備えた磁場検出装置、および磁気検出素子を用いた磁場検出方法に関する。
これまでに、巨大磁気抵抗効果素子に交流磁界を印加することにより外部磁界に対する高い検出分解能を発現する磁気抵抗効果型センサが提案されている(例えば特許文献1参照)。また、磁気センサに磁束を集中させる構造を有するMEMSデバイスが提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開平11−101861号公報 米国特許第7,915,891号明細書
ところで、このような磁場検出装置においては、磁場に対し、より高い検出分解能を有することが望まれる。したがって、より高い検出分解能を有する磁場検出装置を提供することが望ましい。さらに、より高い検出分解能で磁場を検出することのできる磁場検出方法を提供することが望ましい。
本発明の一実施の形態としての磁場検出装置は、第1の方向に沿った感度軸を有する磁気検出素子と、その磁気検出素子に対し、第1の方向と直交する第2の方向の成分を含む第1の周波数の交流磁場を付与可能な変調コイルと、磁気検出素子からの第1の周波数の出力信号を復調し、出力信号の振幅に基づき、磁気検出素子が受ける被測定磁場の強度を検出する復調部とを備える。
本発明の一実施の形態としての磁場検出方法は、第1の方向に沿った感度軸を有する磁気検出素子に対し、第1の方向と直交する第2の方向の成分を含む第1の周波数の交流磁場を付与することと、磁気検出素子からの第1の周波数の出力信号の振幅に基づき、磁気検出素子が受ける被測定磁場の強度を検出することとを含む。
本発明の一実施の形態としての磁場検出装置および磁場検出方法では、磁気検出素子は、変調コイルによる交流磁場の付与により、感度の変調を受ける。これにより、直流磁場の強度に応じて磁気検出素子からの出力振幅が変化することとなるので、復調部により、磁気検出素子からの出力振幅に基づき、磁気検出素子が受ける被測定磁場の強度が検出される。
本発明の一実施の形態としての磁場検出装置および磁場検出方法によれば、1/fノイズが効果的に除去され、磁場の測定において高い再現性が得られる。したがって、本発明の一実施の形態としての磁場検出装置および磁場検出方法によれば、より高い検出分解能を実現することができる。
なお、本発明の効果はこれに限定されるものではなく、以下に記載のいずれの効果であってもよい。
本発明の第1の実施の形態としての磁場検出装置の全体構成例を表す概略図である。 図1に示した磁場検出装置のうちの復調部の構成例を表すブロック図である。 磁気検出素子の感度変調を説明する特性図である。 交流磁場により感度変調された磁気検出素子を含む磁気検出部からの出力と、磁気検出素子に印加される被測定磁場との関係を表す特性図である。 図2に示したハイパスフィルタの回路構成例を表す回路図である。 図5Aに示したハイパスフィルタを通過した後の、磁気検出素子からの出力信号の波形の一例を表す特性図である。 図2に示した位相検波回路に入力される参照信号の一例を表す波形図である。 図2に示した位相検波回路を通過した後の、磁気検出素子からの出力信号の波形の一例を表す特性図である。 図2に示したローパスフィルタを通過した後の、磁気検出素子からの出力信号の波形の一例を表す特性図である。 図2に示したA/D変換回路を通過した後の、磁気検出素子からの出力信号の波形の一例を表す特性図である。 図1に示した磁場検出装置による被測定磁場の測定値と、参考例としての磁場検出装置による被測定磁場の測定値とを比較した特性図である。 本発明の第2の実施の形態としての磁場検出装置における復調部の構成例を表すブロック図である。 図10に示したサンプル・アンド・ホールド回路の構成例、およびそのサンプル・アンド・ホールド回路に入力されるサンプルパルス信号の一例を表す説明図である。 図10に示したサンプル・アンド・ホールド回路に入力されるサンプルパルス信号の波形の一例を表す特性図である。 本発明の第1の変形例としての変調コイルを表す概略図である。 本発明の第2の変形例としての変調コイルを表す概略図である。 本発明の第3の変形例としての変調コイルを表す概略図である。 本発明の第4の変形例としての磁気検出素子を表す概略図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(ハイパスフィルタと位相検波回路とを有する復調部を備えた磁場検出装置の例)
2.第2の実施の形態(ハイパスフィルタとサンプル・アンド・ホールド回路とを有する復調部を備えた磁場検出装置の例)
3.変形例
<1.第1の実施の形態>
[磁場検出装置100の構成]
図1は、本発明の第1の実施の形態としての磁場検出装置100の全体構成例を表す概略図である。磁場検出装置100は、磁気検出部10と、変調コイル21を含む変調部20と、復調部30とを備えている。
(磁気検出部10)
磁気検出部10は、例えば4つの磁気検出素子1A〜1Dを含んでおり、それら磁気検出素子1A〜1Dはブリッジ接続されてブリッジ回路を形成している。磁気検出素子1A〜1Dは、それぞれX軸方向の感度軸を有している。磁気検出素子1A〜1Dとして、例えば磁気抵抗効果(MR;Magneto-Resistive effect)素子を適用できる。磁気検出素子1A〜1Dが磁気抵抗効果素子の場合、各磁気抵抗効果素子のピンド層の磁化方向が感度軸と実質的に平行であるとよい。具体的には、磁気検出素子1Aは−X方向の磁化J1Aを有するピンド層を含み、磁気検出素子1Bは+X方向の磁化J1Bを有するピンド層を含み、磁気検出素子1Cは−X方向の磁化J1Cを有するピンド層を含み、磁気検出素子1Dは+X方向の磁化J1Dを有するピンド層を含んでいる。
磁気検出部10は、永久磁石2A〜2Dおよび永久磁石3A〜3Dをさらに有している。永久磁石2Aおよび永久磁石3Aは、磁気検出素子1Aを挟んで対向するように配置され、磁化J1Aと直交する方向、例えば+Y方向の磁化J2Aおよび磁化J3Aをそれぞれ有する。永久磁石2Bおよび永久磁石3Bは、磁気検出素子1Bを挟んで対向するように配置され、磁化J1Bと直交する+Y方向の磁化J2Bおよび磁化J3Bをそれぞれ有する。永久磁石2Cおよび永久磁石3Cは、磁気検出素子1Cを挟んで対向するように配置され、磁化J1Cと直交する+Y方向の磁化J2Cおよび磁化J3Cをそれぞれ有する。永久磁石2Dおよび永久磁石3Dは、磁気検出素子1Dを挟んで対向するように配置され、磁化J1Dと直交する+Y方向の磁化J2Dおよび磁化J3Dをそれぞれ有する。このような構成により、永久磁石2A〜2Dおよび永久磁石3A〜3Dは、磁気検出素子1A〜1Dに対し+Y方向のバイアス磁場をそれぞれ印加するようになっている。なお、永久磁石2A〜2Dおよび永久磁石3A〜3Dは、それぞれ、本発明の「バイアス磁場付与部」に相当する一具体例である。
磁気検出部10におけるブリッジ回路では、磁気検出素子1Aの第1の端部と磁気検出素子1Bの第1の端部とが接続点P1において接続され、磁気検出素子1Cの第1の端部と磁気検出素子1Dの第1の端部とが接続点P2において接続されている。さらに、磁気検出素子1Aの第2の端部と磁気検出素子1Dの第2の端部とが接続点P3において接続され、磁気検出素子1Bの第2の端部と磁気検出素子1Cの第2の端部とが接続点P4において接続されている。ここで、接続点P3は電源Vccと接続されており、接続点P4は接地されている。接続点P1,P2は、それぞれ差分検出器4の入力側端子と接続されている。この差分検出器4は、接続点P3と接続点P4との間に電圧が印加されたときの接続点P1と接続点P2との間の電位差を差分信号S1として復調部30へ向けて出力するものである。
(変調部20)
変調部20は、変調コイル21と、交流電源22とを含んでいる。変調コイル21は、交流電源22により交流電流が供給されることにより、磁気検出素子1A〜1Dに対し、X軸方向と直交するY軸方向の成分を含む第1の周波数の交流磁場Hacを付与することができるように構成されている。交流磁場Hacは、磁気検出素子1A〜1Dにおける感度変調をもたらす。変調コイル21は、例えば銅などからなる薄膜コイルであり、磁気検出素子1A〜1Dが構成するブリッジ回路の近傍に配置されている。なお、変調コイル21は、磁気検出素子1A〜1Dと共通の基板上に設けられていてもよいし、磁気検出素子1A〜1Dが設けられた基板とは別の基板に設けられていてもよい。
(復調部30)
復調部30は、磁気検出素子1A〜1Dからの第1の周波数の出力信号、すなわち差分信号S1を復調し、その差分信号S1の振幅に基づき、磁気検出素子1A〜1Dが受ける検出対象磁場としての被測定磁場Hmの強度を検出するようになっている。ここで図2を参照し、復調部30の構成について具体的に説明する。図2は、復調部30の構成例を表すブロック図である。
図2に示したように、復調部30は、上流から下流へ向けて、ハイパスフィルタ31と位相検波回路32とローパスフィルタ33とアナログ/デジタル(A/D)変換回路34とを有している。
ハイパスフィルタ31は、第1の周波数未満である第2の周波数以上の周波数成分を通過させ、位相検波回路32へ向けて出力信号S2を出力するフィルタである。例えば第1の周波数が1kHzである場合、第2の周波数は500Hzである。
位相検波回路32は、参照信号RSを参照し、ハイパスフィルタ31からの出力信号S2から位相検波信号S3を取り出すようになっている。参照信号RSは、磁気検出素子1A〜1Dからの第1の周波数(例えば1kHz)の差分信号S1の位相と同じ位相であって第1の周波数の方形波である。位相検波信号S3は、ローパスフィルタ33へ向かうようになっている。
ローパスフィルタ33は、位相検波信号S3から被測定成分を平滑化し、A/D変換回路34へ向けて出力信号S4を出力するフィルタである。
A/D変換回路34は、ローパスフィルタ33を通過し平滑化された被測定成分の出力信号S4に対しA/D変換を行い、出力信号Soutを外部へ出力するように構成されている。
[磁場検出装置100の動作および作用]
本実施の形態の磁場検出装置100では、磁気検出素子1A〜1Dが受ける検出対象磁場としての被測定磁場Hmの強度を検出することができる。特に、磁場検出装置100では、変調部20により磁気検出素子1A〜1Dの分解能が向上するので、より微弱な被測定磁場Hmであっても高い精度で検出することができる。
図3は、変調部20による磁気検出素子1A〜1Dの感度変調を説明する特性図である。図3では、磁気検出素子1A〜1Dに対し、永久磁石2A〜2Dおよび永久磁石3A〜3Dによるバイアス磁場とは別のY軸方向に沿った追加の直流磁場(以下、単に追加直流磁場という。)を印加しつつ、X軸方向に沿って−10mTから+10mTの範囲に亘る被測定磁場Hmを印加したときに得られる、差分信号S1の出力電圧[V]を表している。図3では、横軸を被測定磁場Hm[mT]とし、縦軸を出力電圧[V]としている。図3は、磁気検出素子1A〜1Dに対し+16mT,+8mT,0mT,−8mT,−16mTの5水準の追加直流磁場をそれぞれ印加したときの、被測定磁場Hmと出力電圧[V]との関係を示している。図3では、曲線C3−1は+16mTの追加直流磁場を、曲線C3−2は+8mTの追加直流磁場を、曲線C3−3は0mTの追加直流磁場を、曲線C3−4は−8mTの追加直流磁場を、曲線C3−5は−16mTの追加直流磁場をそれぞれ磁気検出素子1A〜1Dに印加したときの特性を示している。なお、正の値の追加直流磁場は、磁気検出素子1A〜1Dに対し、永久磁石2A〜2Dおよび永久磁石3A〜3Dによるバイアス磁場の方向と同じアシスト方向(図1の例では+Y方向)に印加される。これに対し負の値の追加直流磁場は、磁気検出素子1A〜1Dに対し、永久磁石2A〜2Dおよび永久磁石3A〜3Dによるバイアス磁場の方向と反対のアゲインスト方向(図1の例では−Y方向)に印加される。また、正の値の被測定磁場Hmは、磁気検出素子1A〜1Dに対し、磁化J1Bおよび磁化J1Dと実質的に同じ方向(図1の例では+X方向)に印加されることを意味し、負の値の被測定磁場Hmは、磁気検出素子1A〜1Dに対し、磁化J1Aおよび磁化J1Cと実質的に同じ方向(図1の例では−X方向)に印加されることを意味する。
図3に示したように、追加直流磁場の値によって出力電圧[V]が変動することがわかる。磁気検出素子1A〜1Dに対し追加直流磁場を印加しない場合、すなわち追加直流磁場が0mTの場合(曲線C3−3)を基準とすると、アシスト方向に追加直流磁場を印加した場合(曲線C3−1およびC3−2)には出力電圧[V]の絶対値が低下する一方、アゲインスト方向に追加直流磁場を印加した場合(曲線C3−4およびC3−5)には出力電圧[V]の絶対値が上昇する。したがって、磁気検出素子1A〜1Dに対しアゲインスト方向の追加直流磁場を印加することにより、磁気検出素子1A〜1Dの被測定磁場Hmに対する感度が向上するといえる。
上述したように、磁気検出素子1A〜1Dは、それらに印加される追加直流磁場の値に応じて感度変調を生じる。したがって、ある値の被測定磁場Hmが印加された環境下において交流磁場Hacを印加すると、図4に示したように、磁気検出部10からの出力電圧が周期的に変動することとなる。図4は、交流磁場Hacにより感度変調された磁気検出素子1A〜1Dを含む磁気検出部10からの出力電圧と、磁気検出素子1A〜1Dに印加される被測定磁場Hmとの関係を表す特性図である。
図4の(A)は、磁気検出素子1A〜1Dに対し、Y軸方向に沿って交流磁場Hacを印加しつつX軸方向に沿って−10mTから+10mTの範囲に亘る被測定磁場Hmを印加したときに得られる、差分信号S1の出力電圧[V]を表している。なお、差分信号S1は、4つの磁気検出素子1A〜1Dを含むブリッジ回路に対し電源Vccにより接続点P3と接続点P4との間に所定の電圧を印加し、ブリッジ回路の接続点P1,P2からそれぞれ取り出された信号e1と信号e2とに基づいて差分検出器4において差分を検出することにより得られる。図4の(A)では、横軸を被測定磁場Hm[mT]とし、縦軸を出力電圧[V]とし、+8mT,0mT,−8mTの3水準の交流磁場Hacについての被測定磁場Hmと出力電圧[V]との関係を示している。
また、図4の(B)は、+10mT,+5mT,0mT,−5mT,−10mTの5水準の被測定磁場Hmがそれぞれ印加された状態において、振幅が±8mTの交流磁場Hacを印加したときの磁気検出部10からの出力電圧[V]の経時変化を表している。図4の(B)では、横軸を時刻Tとし、縦軸を差分信号S1の出力電圧[V]としている。また、図4の(B)では、1kHzの交流磁場Hacを印加した場合、すなわち時刻T1から時刻T2までの1周期が1msec.である場合を例示している。さらに、図4の(B)では、曲線C4−1は+10mTの被測定磁場Hmを、曲線C4−2は+5mTの被測定磁場Hmを、曲線C4−3は0mTの被測定磁場Hmを、曲線C4−4は−5mTの被測定磁場Hmを、曲線C4−5は−10mTの被測定磁場Hmをそれぞれ磁気検出素子1A〜1Dに印加したときの特性を示している。
図4に示したように、所定の被測定磁場Hmが印加された環境下において交流磁場Hacを印加すると、磁気検出部10からの出力電圧[V]が周期的に変動することがわかる。その際、被測定磁場Hmの絶対値が大きいほど、出力電圧[V]の変動幅も大きくなっている。さらに、被測定磁場Hmの印加方向が反対方向となることにより、出力電圧[V]の位相も反転することがわかる。
磁場検出装置100では、磁気検出部10において差分信号S1を生成したのち、ハイパスフィルタ31により、磁気検出部10からの差分信号S1における第2の周波数(例えば500Hz)未満の周波数成分をカットする。これにより、第2の周波数(例えば500Hz)未満の周波数成分である1/fノイズが除去される。なお、ハイパスフィルタ31は、例えば図5Aに示した回路構成を有する。また、図5Bは、ハイパスフィルタ31を通過した後の、出力信号S2の波形の一例を表す特性図である。図5Bに示した波形は、図4の(B)に示した曲線C4−1〜C4−5を重ね合わせたものに相当する。より詳細には、図5Bの曲線C5−1〜C5−5が、それぞれ図4の(B)における曲線C4−1〜C4−5に相当する。なお、図5Bでは、横軸が経過時間[msec.]を表し、縦軸が出力電圧[−]を表している。縦軸の出力電圧[−]は、最大値を1として規格化した任意単位で表している。
磁場検出装置100では、ハイパスフィルタ31において出力信号S2を生成したのち、位相検波回路32により、例えば図6Aに示した参照信号RSを参照して出力信号S2の復調を行い、位相検波信号S3を取り出す。図6Aは、位相検波回路32に入力される参照信号RSの一例を表す波形図である。参照信号RSは、図5Bに示した出力信号S2の波形の周期と同期しており、例えば0.5msec.ごとに値SHと値SLとが交互に繰り返される矩形波信号である。本実施の形態では、位相検波回路32は、例えば参照信号RSが値SHのときには出力電圧の符号を反転させることなく出力信号S2を通過させ、参照信号RSが値SLのときには出力電圧の符号を反転させて出力信号S2を通過させるようになっている。その結果、例えば図6Bに示した波形を有する位相検波信号S3が得られる。図6Bは、位相検波回路32を通過した後の位相検波信号S3の波形の一例を表す特性図である。図6Bの曲線C6−1〜C6−5は、それぞれ図5Bにおける曲線C5−1〜C5−5に相当する。
次に、磁場検出装置100では、ローパスフィルタ33において、位相検波信号S3から被測定成分を取り出す。その結果、例えば図7に示した波形を示す出力信号S4が得られる。図7の曲線C7−1〜C7−5は、それぞれ図6Bにおける曲線C6−1〜C6−5に相当する。
磁場検出装置100では、最後に、A/D変換回路34により、ローパスフィルタ33を通過して平滑化された被測定成分の出力信号S4に対しA/D変換を行い、出力信号Soutを外部へ出力する。図8に、A/D変換回路34を通過した後の、出力信号Soutの波形の一例を表す。図8では、横軸に被測定磁場[mT]を示し、縦軸に出力電圧[−]を示している。図8に示したように、出力信号Soutでは、磁気検出素子1A〜1Dに印加される被測定磁場[mT]と、出力電圧[−]とがほぼ比例する関係にある。
[磁場検出装置100の効果]
本実施の形態の磁場検出装置100では、上述したように、磁気検出素子1A〜1Dが、変調コイル21による交流磁場Hacの付与により、それらの感度の変調を受けるようになっている。これにより、被測定磁場Hmの強度に応じて磁気検出素子1A〜1Dからの出力電圧Vの振幅が変化することとなるので、復調部30により、出力電圧Vの振幅に基づき、被測定磁場Hmの強度を検出することができる。例えば、携帯電話機に内蔵される磁気コンパスでは、0〜100Hz程度の周波数を有する被測定磁場の強度を測定することが多い。従来の磁気コンパスでは、上記周波数帯において磁気抵抗効果素子内に発生する大きな1/fノイズの影響により、十分な検出分解能が得られなかった。これに対し、本実施の形態の磁場検出装置100および本実施の形態の磁場検出方法によれば、1/fノイズが効果的に除去されてより高い検出分解能を実現することができる。したがって、本実施の形態によれば、磁場の測定において高い再現性が得られる。
図9は、本実施の形態の磁場検出装置100により測定した、X軸方向に沿った被測定磁場Hmの測定値のばらつきを表す実験例である。図9では、横軸がサンプル番号を表し、縦軸が被測定磁場の実測値を表している。比較のため、参考例による被測定磁場Hmの実測値についても併せて掲載する。その参考例は、変調部20を有さず、交流磁場Hacを印加しなかったことを除き、他は本実施の形態の磁場検出装置100と実質的に同じ構成を有する磁場検出装置である。図9に示したように、参考例と比較すると、本実験例では被測定磁場Hmの実測値のばらつきが小さく、高い検出分解能を実現していることがわかる。
また、本実施の形態では、変調部20により磁気検出素子1A〜1Dの感度が向上するので、より微弱な被測定磁場Hmであっても高い精度で検出することができる。さらに、1/fノイズの発生源となる磁性材料を用いずに、変調コイル21により磁気検出素子1A〜1Dの感度の変調を行うようにしたので、磁気検出素子1A〜1Dにおける被測定磁場Hmの検出動作の阻害を回避できる。例えば、先に挙げた特許文献2では、磁性材料からなる磁束集中部材40を備えるようにしているので、磁束集中部材40がノイズ発生源となる可能性が高い。また、本実施の形態の変調コイル21は、特許文献2のような磁束集中部材40よりも薄型化や小型化が容易であり、配置位置の制約が少ないので、設計上の自由度が高い。よってコンパクト化に有利である。
また、本実施の形態では、ハイパスフィルタ31を通過した出力信号S2のうち、位相検波回路32において参照信号RSに基づいて復調した周波数成分のみを最終的に出力信号Soutとして取り出すようにしたので、より高いS/N比が得られる。
<2.第2の実施の形態>
[復調部30Aの構成]
図10は、本発明の第2の実施の形態としての復調部30Aの構成例を表すブロック図である。この復調部30Aは、上記第1の実施の形態の復調部30と同様に、磁場検出装置100に搭載可能であり、変調部20において感度変調された差分信号S1の復調を行い、S/N比の改善に寄与することができる。
図10に示したように、復調部30Aは、復調部30における位相検波回路32の代わりにサンプル・アンド・ホールド回路35を有している。また、ローパスフィルタ33を有していない。これらの点を除いて、復調部30Aは、復調部30と実質的に同じ構成を有する。
図11Aに、サンプル・アンド・ホールド回路35の構成例を示す。さらに、図11Bに、サンプル・アンド・ホールド回路35に入力されるサンプルパルス信号PSの波形の一例を表す特性図を示す。サンプル・アンド・ホールド回路35は、サンプル・アンド・ホールド回路35の外部から入力されるサンプルパルス信号PSを参照して、図5Bに示した出力信号S2の波形のピーク値をサンプリングして出力信号S2の復調を行い、出力信号S5を取り出すようになっている。出力信号S5の波形は、例えば図7に示した出力信号S4の波形と実質的に同じである。
復調部30Aでは、A/D変換回路34により、サンプル・アンド・ホールド回路35を通過したサンプル成分の出力信号S5に対しA/D変換を行い、出力信号Soutを外部へ出力するようになっている。その際、A/D変換回路34は、複数のサンプル成分について時間平均処理を伴うA/D変換を行うようにしてもよい。被測定磁場Hmの測定値のばらつきをよりいっそう抑えることができるからである。
[復調部30Aの作用効果]
本実施の形態においても、上記第1の実施の形態における復調部30と同様に、変調部20において感度変調された差分信号S1の復調を行い、S/N比の改善に寄与することができる。
<3.変形例>
以上、いくつかの実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態等に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態等では、復調部として位相検波回路やサンプル・アンド・ホールド回路を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。また、上記実施の形態等では、復調部がハイパスフィルタやローパスフィルタを含むようにしたが、本発明ではこれらを省略してもよい。
また、上記実施の形態等に示した変調コイル21は種種の形状を有するものを適用できる。具体的には、例えば図12Aに示した第1の変形例としての変調コイル21Aのように、複数の磁気検出素子(磁気検出素子1A〜1D)が配列されるXY面内において巻回する形態であってもよい。あるいは、図12Bに示した第2の変形例としての変調コイル21Bのように、互いに巻回する箇所を2以上含む形態であってもよい。さらには、図12Cに示した第3の変形例としての変調コイル21Cのように、複数の磁気検出素子(磁気検出素子1A〜1D)が配列されるXY面内に平行なY軸を中心として螺旋状に巻回するヘリカル形状をなしていてもよい。
また、上記実施の形態等では、バイアス磁場付与部として永久磁石を用いるようにしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、バイアス磁場付与部として誘導コイルを用い、電磁誘導によりバイアス磁場を磁気検出素子に対して印加するようにしてもよい。さらに、本発明では、バイアス磁場付与部を設けなくともよい。その場合、例えば図13に示したように、磁気検出素子1A〜1Dの形状異方性を利用してもよい。具体的には、外部磁場が印加されていない状態において、フリー層の磁化F1A〜F1Dの向きがピンド層の磁化J1A〜J1Dの向き(X軸方向)と直交するように、磁気検出素子1A〜1Dの長手方向(Y軸方向)へ向いた状態で安定化させるとよい。
100…磁場検出装置、10…磁気検出部、1(1A〜1D)…磁気検出素子、2A〜2D,3A〜3D…永久磁石、4…差分検出器、20…変調部、21…変調コイル、22…交流電源、30…復調部、31…ハイパスフィルタ、32…位相検波回路、33…ローパスフィルタ、34…A/D変換回路、35…サンプル・アンド・ホールド回路。

Claims (10)

  1. 第1の方向の第1磁化を有するピンド層と前記第1の方向に直交する第2の方向で安定化している第2磁化を有するフリー層とを含んで前記第1の方向に沿った感度軸を有する磁気抵抗効果素子と、
    交流電流が供給されることにより、前記磁気抵抗効果素子に対し、前記第1の方向と直交する第2の方向の成分を含む第1の周波数の交流磁場を付与可能な変調コイルと、
    前記磁気抵抗効果素子からの前記第1の周波数の出力信号を復調し、前記出力信号の振幅に基づき、前記磁気抵抗効果素子が受ける被測定磁場の強度を検出する復調部と
    を備えた
    磁場検出装置。
  2. 前記復調部は、前記第1の周波数未満の第2の周波数以上の周波数成分を通過させるハ イパスフィルタを有する
    請求項1記載の磁場検出装置。
  3. 前記復調部は、前記磁気抵抗効果素子からの前記出力信号の位相と同じ位相であって前記第1の周波数の方形波を参照し、位相検波信号を取り出す位相検波回路をさらに有する
    請求項2記載の磁場検出装置。
  4. 前記復調部は、前記位相検波信号から被測定成分を平滑化して通過させるローパスフィ ルタをさらに有する
    請求項3記載の磁場検出装置。
  5. 前記復調部は、前記ローパスフィルタを通過した被測定成分のA/D変換を行うA/D 変換部をさらに有する
    請求項4記載の磁場検出装置。
  6. 前記復調部は、前記磁気抵抗効果素子からの前記出力信号の位相と1/4の差の位相を有し前記第1の周波数のサンプルパルス信号を参照して、前記出力信号の波形のピーク値をサンプリングし、前記出力信号のサンプル成分を取り出すサンプル・アンド・ホールド回路をさらに有する
    請求項2記載の磁場検出装置。
  7. 前記復調部は、前記サンプル・アンド・ホールド回路を通過したサンプル成分のA/D 変換を行うA/D変換部をさらに有する
    請求項6記載の磁場検出装置。
  8. 前記A/D変換部は、複数の前記サンプル成分について時間平均処理を伴う前記A/D 変換を行う
    請求項7記載の磁場検出装置。
  9. 前記磁気抵抗効果素子に対し、前記第2の方向のバイアス磁場を付与するバイアス磁場付与 部をさらに備えた
    請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の磁場検出装置。
  10. 変調コイルに交流電流を供給することにより、第1の方向の第1磁化を有するピンド層と前記第1の方向に直交する第2の方向で安定化している第2磁化を有するフリー層とを含んで前記第1の方向に沿った感度軸を有する磁気抵抗効果素子に対し、前記第1の方向と直交する第2の方向の成分を含む第1の周波数の交流磁場を付与することと、
    前記磁気抵抗効果素子からの前記第1の周波数の出力信号の振幅に基づき、前記磁気抵抗効果素子が受ける被測定磁場の強度を検出することと
    を含む
    磁場検出方法。
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