JP6818385B2 - 犬の糞便取り具 - Google Patents
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Description
本発明は、犬の散歩時など、糞便の排泄時にトイレットペーパー等の手軽な水溶性の紙を使用でき、さらに道路上や草むらを汚さないように糞便を受け取り処理しやすいように考案された道具に関するものである。
犬は散歩の途中で糞便を排泄することが多い。排泄前には必ず踏ん張るような動作をするので、その時に糞便の落下地点を予測し、糞便を受け取る道具などがある。また、落ちてしまった糞便を拾い取るための道具がある。
犬の排泄前の行動から排泄を察知したときに、長尺な棒の先に輪状やトレーなどの部材を設け、そこに使い捨ての袋を取り付ける糞便取り具などがあるが、袋に直接糞便が入るので、中の糞便をトイレに流すときに袋に便がついてしまい手を汚すこともあるし、袋だけをゴミとして出すにも臭いに悩まされる。また参考文献1は、トレー状のものにビニール袋とトイレットベーパーをセッティングできて、糞便だけをトイレに流すことは容易であるが、道具そのものが大きくなり、数頭分を持ち歩くことが難しい。また、地面に排泄してしまった時には使えない。地面に排泄してしまったものを取る道具で樹脂製のトングタイプや塵取りタイプのものは、直接糞便をつかむので、軟便の時には取りにくいし、汚れる度に洗浄が必要である。使い捨てでトイレに流せる材質の糞便取り具もあるが、費用がかかる。
上記課題を解決するため本発明の犬の糞便取り具は、
長尺かつ外縁が概四角形の湾曲可能な薄板で構成された紙巻き部と、前記紙巻き部の長尺方向の一端に連設され、前記紙巻き部よりも前記長尺方向が短い連設部とからなる本体部を有し、
前記本体部の前記長尺方向両端部はほぼ平行であり、
前記両端部のうちの連設部側端部には紙巻き部湾曲時に、湾曲内側に延びる薄板状の受け取り部が連設され、
前記紙巻き部または前記連設部の少なくとも一方に把持用のすべり止めが設けられた
ことを特徴とする。
長尺かつ外縁が概四角形の湾曲可能な薄板で構成された紙巻き部と、前記紙巻き部の長尺方向の一端に連設され、前記紙巻き部よりも前記長尺方向が短い連設部とからなる本体部を有し、
前記本体部の前記長尺方向両端部はほぼ平行であり、
前記両端部のうちの連設部側端部には紙巻き部湾曲時に、湾曲内側に延びる薄板状の受け取り部が連設され、
前記紙巻き部または前記連設部の少なくとも一方に把持用のすべり止めが設けられた
ことを特徴とする。
本発明の犬の糞便取り具を使うと、トイレットペーパーの上に糞便をさせた後にそのトイレットペーパーで包むことができ、さらにはさみ具として糞便をつかみとることができる。トイレットベーパーはほとんどの家庭で使われているので、専用の備品を用意する必要がない。また、薄板状なので、トイレットペーパーをセッティングした本発明品を複数持ち歩く事も容易であり、複数頭の散歩時や2回目の排泄に備えることができる。さらに、紙巻き部のサイズを変えることによって犬種別に対応することができる。
以下、本発明の犬の糞便取り具を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本体部(1)は長尺かつ外縁が概四角形の湾曲可能な薄板で構成された紙巻き部(7)と、紙巻き部(7)の紙巻き部側端部(3)の長尺方向の一端に連設され、前記紙巻き部よりも前記長尺方向が短い連設部(8)とから形成される。前記本体部(1)の前記長尺方向両端部はほぼ平行に構成される。また、本体部(1)の連設部側端部(5)には受け取り部(9)が連設される。
本体部(1)の紙巻き部(7)と連設部(8)、もしくはどちらか一方にはすべり止め(10a)(10b)が設けられている。すべり止めは図1に示すような形状などで本体部(1)を打ち抜いてもよいし、エンボス状に盛り上げてもよい。もしくは滑りにくい素材のシールを貼ってもよい。形状も図1に示すような足跡や線を模した形でもよい。また、打ち抜き以外のすべり止めを施す場合、凸状となる面は、本体部(1)を湾曲して使う場合に湾曲外側の面になるように設ける。
図2に示すように、連設部側端部(5)を折り上げると、受け取り部(9)が立ち上がる。このとき、すべり止め(10a)(10b)がシールやエンボスタイプの場合、凸状になる面と反対側に折り上げる。また、補強折れ筋(11)も折ると、受け取り部(9)が立ち上がる状態を保持しやすくなる。
図3に示すように、本体部(1)の紙巻き部(7)に紙巻き部側端部(3)の方からトイレットペーパー(12)を巻きつけていく。トイレットペーパー(12)の巻き終わり部分を紙留め部(6)にはさみ留める。散歩に行く前にこのように準備をして持っていく。
犬は便意をもよおすと、後ろ足を広げふんばるようなポーズをとる。図4のように準備してある本発明品を取り出し犬(13)の排泄口の下に敷き、トイレットパーパー(12)を巻きつけてある紙巻き部
7)部分に糞便(14)を受け取る。紙巻き部(7)は湾曲可能な薄板なので、図5に示すようにトイレットペーパー(12)を地面との接地面に押し付けながら本発明品を引き抜くことができる。この時、トイレットベーパー(12)の巻終わり部分は切り込み状の紙留め部(6)に挟んであるだけなので、一連の動作で紙巻き部(7)から容易に外すことができる。
7)部分に糞便(14)を受け取る。紙巻き部(7)は湾曲可能な薄板なので、図5に示すようにトイレットペーパー(12)を地面との接地面に押し付けながら本発明品を引き抜くことができる。この時、トイレットベーパー(12)の巻終わり部分は切り込み状の紙留め部(6)に挟んであるだけなので、一連の動作で紙巻き部(7)から容易に外すことができる。
図5のトイレットペーパー(12)の上に排泄された糞便(14)を、図6のように受け取り部(9)が内側になるように本体部(1)の側辺(2)を湾曲させた状態で手(15)の親指とその他の指で挟むように持つ。本体部(1)を湾曲させたときに中央のバネの効果をもつ部分は紙巻き部(7)で構成されるので、紙巻き部(7)の湾曲と反発により手(15)を開閉することで紙巻き部側端部(3)と連設部側端部(5)が開閉し、挟み具として使うことができる。さらに指はすべり止め(10a)(10b)にひっかかるため、手(15)の指を開閉する力は本体部(1)に伝わり易くなる。このとき紙巻き部側端部(3)と連設部側端部(5)がほぼ平行なので本体部(1)の両端部を地面に接地することができ、紙巻き部側端部(3)が掻いたものが受け取り部(9)の上に乗るので、トイレットペーパー(12)で包まれた糞便(14)が湾曲した本体部(1)の間からすべり落ちるのを防ぐ。そして糞便(14)をごみ袋などに入れることができる。
このように、手軽に水溶性の紙であるトイレットペーパーを使うことができるので、糞便の始末に毎回専用の消耗品を用意しなくて済み、水溶性の紙にくるむことで袋から容易に取り出しトイレに流し処分することができる。また薄板なので数枚持っていても軽くてかさばらず、複数回分、複数頭分を用意し、持ち歩くことも容易である。
紙巻き部(7)にトイレットペーパー(12)を巻きつけていくので、紙巻き部(7)の紙巻き部側端部(3)の幅を増減することで、糞便(14)を受け取る面の大きさを変えることができ、小型犬から大型犬まで大きさに合わせて作ることができる。
紙巻き部(7)は概四角形であるが、図7に示すように紙巻き部側端部(3)をジグザグ状にしてもよい。また側辺(2)を紙巻き部側端部(3)に向かいテーパーをつけると、図5の作業の時に紙巻き部(7)からトイレットペーパー(12)が外し易い。
図7、図8に示すように、受け取り部(9)は最初から立ち上がるように形成してもよい。また図9、図10に示すように、受け取り部端部(4)は受け取り部(9)に糞便(14)を挟み乗せられる形状であれば手で持ちやすい形状などにしてもよい。
図11に示すように、連設部(8)は手で持ちやすいように連設部部分の側辺(2)をくびれさせることも可能である。また、連設部(8)、受け取り部(9)は厚みがあったり、湾曲しない素材でもよい。
紙留め部(6)は本体部(1)に設けられる。図1に示すようなU字形の切り込みで、紙巻き部側端部(3)方向に差し込み部分を向けると、図5の作業の時にトイレットペーパー(12)がスムーズに外れる。またはクリップや弱粘着シートを施してもよい。その場合でも、トイレットペーパー(12)が切れるので本体部(1)から外すことができる。
本発明品を使用することにより、犬が排泄する前に糞便(14)受け取ることによって、草の上やアスファルト上を汚さずに済む。ゆるい糞便だと、草やアスファルトに入り込んでしまい、きれいに取り除くことが難しい。
もし犬の排泄に間に合わず糞便してしまったら、側辺(2)側からヘラのようにすくいとるか、図3のトイレットペーパー(12)を外して糞便(14)の上にかけてから、図6のように本体部(1)を使って糞便(14)を包み込むように取り去ることができる。
1 本体部
2 側辺
3 紙巻き部側端部
4 受け取り部端部
5 連設部側端部
6 紙留め部
7 紙巻き部
8 連設部
9 受け取り部
10a すべり止め
10b すべり止め
11 補強折れ筋
12 トイレットペーパー
13 犬
14 糞便
15 手
2 側辺
3 紙巻き部側端部
4 受け取り部端部
5 連設部側端部
6 紙留め部
7 紙巻き部
8 連設部
9 受け取り部
10a すべり止め
10b すべり止め
11 補強折れ筋
12 トイレットペーパー
13 犬
14 糞便
15 手
Claims (3)
- 長尺かつ外縁が概四角形の湾曲可能な薄板で構成された紙巻き部と、前記紙巻き部の長尺方向の一端に連設され、前記紙巻き部よりも前記長尺方向が短い連設部とからなる本体部を有し、
前記本体部の前記長尺方向両端部はほぼ平行であり、
前記両端部のうちの連設部側端部には紙巻き部湾曲時に、湾曲内側に延びる薄板状の受け取り部が連設され、
前記紙巻き部または前記連設部の少なくとも一方に把持用のすべり止めが設けられた
ことを特徴とする犬の糞便取り具。 - 前記紙巻き部の長尺方向に沿う両方の側辺が、紙巻き部側端部に向って幅が狭くなるテーパーとなっている請求項1に記載の犬の糞便取り具。
- 前記紙巻き部には、紙を留めるための紙留め部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の犬の糞便取り具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018123608A JP6818385B2 (ja) | 2018-06-28 | 2018-06-28 | 犬の糞便取り具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018123608A JP6818385B2 (ja) | 2018-06-28 | 2018-06-28 | 犬の糞便取り具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020000124A JP2020000124A (ja) | 2020-01-09 |
JP6818385B2 true JP6818385B2 (ja) | 2021-01-20 |
Family
ID=69097317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018123608A Active JP6818385B2 (ja) | 2018-06-28 | 2018-06-28 | 犬の糞便取り具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6818385B2 (ja) |
-
2018
- 2018-06-28 JP JP2018123608A patent/JP6818385B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020000124A (ja) | 2020-01-09 |
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