JP6847551B2 - 犬の糞処理具 - Google Patents
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Description
本発明は、犬の散歩時に道路上や草むらを汚さないように袋状シート材、例えばビニール袋と水溶性紙袋が二重にセットされているペット用の糞処理袋に糞を受け取り、家庭に持ち帰って処理をしやすいよう糞処理袋上に受け取った糞を、手を汚さず容易に前記糞処理袋内に収納できる道具に関するものである。
犬は散歩の途中で糞を排泄することが多い。排泄前には必ず踏ん張るような動作をするので、その時に糞の落下地点を予測し、糞を受け取る道具などがある。また、落ちてしまった糞を拾い取るための道具がある。技術分野で述べたペット用の糞処理袋は、ビニール袋部分に手を入れて、落ちた糞を水溶性紙袋の面で掴み拾いあげ、糞を手で掴みながらビニール袋部分を反転させることにより前記水溶性紙袋に包まれた糞をビニール袋の中に収納するためのものである。
犬の排泄前の行動から排泄を察知したときに、糞を地面に落ちる前に受け取り、持ち帰りやすく道具がある。
特許文献1は、長尺な本体全体を覆うようにビニール袋をかぶせ、糞を受けた後には持ち手部分と糞受け部分が合わさるように二つ折りにし、糞を挟んでいる。糞が間に挟まれている状態を保持するためには、片手ではやりにくく、糞受け部分を触らないとならないので、手を汚さないか心配がある。
特許文献2は、長尺の長手方向に二つ折りにするので、糞から遠い部分を持つことができる。しかし、二つ折りにしたときに糞を受けた対向の角をつまむしかできない形状であり、折り畳んだ平板の全体を押さえる力が及びにくい。また、糞を受けた後にビニール袋を反転させるためのすべり止めとしてのゴム体があるが、それはゴムの摩擦力により保持されるので、前述のようにつまんだ時の力がビニール袋を押さえるために及ばないと、袋を反転させることが難しくなる。また、ゴム体の摩擦力は接しているビニール袋だけに強く働くので、袋を重ねて使うときにはゴム体と接してない面の袋に対して保持力が少なく、袋を反転させることが難しくなる。
特許文献3は、主に枠体が閉じる構造であり、二つ折り状態を保持するためにつまみやすい小さな取っ手がある。持ち方としては親指と人差し指でつまむような持ち方であり、時間が長くなると手が疲労する。また、一度糞をした後に再び開く時には、片手で開くには難しい構造である。袋の底部分を下側に向けたときに落下しないよう仮保持する機能はあるが、袋を反転させて糞を入れるほどの保持力はない。
上記欠点を解決するために本発明の犬の糞処理具は、
薄い柔軟なシート材をかぶせることが可能な薄板状の糞受け部と前記糞受け部に連設された持ち手部を有する犬の糞処理具であって、
前記糞受け部は、長手方向に延びる折り畳み部と、その両側に糞受け部右片と糞受け部左片とを有し、
前記持ち手部は、少なくとも、前記糞受け部右片に一体的に連設された持ち手部右片と、前記糞受け部左片に一体的に連設された持ち手部左片を有し、
糞受け部右片と持ち手部右片とが、かつ、糞受け部左片と持ち手部左片とが、それぞれ一体的に、長手方向に沿って折り畳めるようになっており、
折り畳んだ時に、糞受け部右片と糞受け部左片とが接触して、糞受け部右片、糞受け部左片、折り畳み部とで内部空間を形成し、
糞受け部の長手方向先端近傍には、前記糞受け部が折り畳まれていない状態で前記シート材をかぶせたときにシート材が前記糞受け部から離脱しないように、シートの一部を挟み込むシート材留め部が設けられ、
前記シート材留め部には、シート材を先端方向に引っ張った時にシート材がひっかかって留め部から外れないように機能する引っ掛かり部を有し、
前記引っ掛かり部は、シート材を持ち手部方向に引っ張ったときにはひっかからずにシート材が抜けることを特徴とする。
薄い柔軟なシート材をかぶせることが可能な薄板状の糞受け部と前記糞受け部に連設された持ち手部を有する犬の糞処理具であって、
前記糞受け部は、長手方向に延びる折り畳み部と、その両側に糞受け部右片と糞受け部左片とを有し、
前記持ち手部は、少なくとも、前記糞受け部右片に一体的に連設された持ち手部右片と、前記糞受け部左片に一体的に連設された持ち手部左片を有し、
糞受け部右片と持ち手部右片とが、かつ、糞受け部左片と持ち手部左片とが、それぞれ一体的に、長手方向に沿って折り畳めるようになっており、
折り畳んだ時に、糞受け部右片と糞受け部左片とが接触して、糞受け部右片、糞受け部左片、折り畳み部とで内部空間を形成し、
糞受け部の長手方向先端近傍には、前記糞受け部が折り畳まれていない状態で前記シート材をかぶせたときにシート材が前記糞受け部から離脱しないように、シートの一部を挟み込むシート材留め部が設けられ、
前記シート材留め部には、シート材を先端方向に引っ張った時にシート材がひっかかって留め部から外れないように機能する引っ掛かり部を有し、
前記引っ掛かり部は、シート材を持ち手部方向に引っ張ったときにはひっかからずにシート材が抜けることを特徴とする。
本発明の犬の糞処理具は、薄い柔軟なシート材、例えば、薄い柔軟なシート材紙部とその内側にシート材ビニール袋部が重なってなる二重構造の市販のペット用糞処理袋などを使いやすくするものである。
本発明の犬の糞処理具を使う時には、糞受け部の先端方向から袋状シート材をかぶせ、前記袋状シート材の底部分近傍をシート材留め部の引っ掛り部に引っ掛るよう、糞受け部の中央方向から引っ掛り部に差し込むように留める。本体にシート材が仮保持されるので、本体の先端を下に向けても、シート材が落ちることがない。
上記のようにセッティングされた本体を平らになるように広げて、糞受け部上にかぶさっているシート材の上に犬の糞を受け取る。犬が糞をしたら、糞を挟むように持ち手部を畳み握ると、持ち手部右片、持ち手部左片とそれぞれ連設された糞受け部右片、糞受け部左片が一体的に畳まれる。この時、折り畳み部の幅によって糞受け部に内部空間ができるので立体的な糞でも無理なく保持される。
このように、糞受け部の内部空間に糞を保持しながら袋状シート材の開口部を裏返すが、糞受け部先端方向に引っ張るのと逆方向に袋状シート材の一部が引っ掛り部にかかっているため、袋状シート材は糞受け部から外れずに裏表が反転され裏返った袋の中に糞が収納される。糞が収納された袋状シート材を今度は袋状シート材を差し込んだ方向に引っ張ることで、袋状シート材を引っ掛り部から容易に外すことができる。
また、糞を受け取れずに地面にしてしまった場合、持ち手部を手で開閉動作することで糞受け部の両片も開閉することができ、落ちた糞を挟み、拾いあげやすくなる。
以下、本発明の犬の糞処理具を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本体(1)は折り畳み部(4)に折り目(5)を介してそれぞれ左右対称に連設された糞受け部右片(2a)と糞受け部左片(2b)、そして前記糞受け部右片(2a)には持ち手部右片(3a)が、前記糞受け部左片(2b)には持ち手部左片(3b)が連設されている。前記折り畳み部(4)は、持ち手部まで延伸されていて、延伸された折り畳み部(4)の両側に持ち手部右片(3a)と持ち手部左片(3b)が一体的に連設されている。前記の構成により糞受け部(2)と持ち手部(3)が一体的に形成される。
図1に示すように、本体(1)は折り畳み部(4)に折り目(5)を介してそれぞれ左右対称に連設された糞受け部右片(2a)と糞受け部左片(2b)、そして前記糞受け部右片(2a)には持ち手部右片(3a)が、前記糞受け部左片(2b)には持ち手部左片(3b)が連設されている。前記折り畳み部(4)は、持ち手部まで延伸されていて、延伸された折り畳み部(4)の両側に持ち手部右片(3a)と持ち手部左片(3b)が一体的に連設されている。前記の構成により糞受け部(2)と持ち手部(3)が一体的に形成される。
また、糞受け部(2)は、薄い柔軟なシート材紙部(10)とその内側にシート材ビニール袋部(11)とで二重になっている市販のペット用糞処理袋をかぶせることが可能な大きさである。持ち手部(3)は折り畳んだ時に片手で握ることの出来る幅となっている。
前記糞受け部(2)の先端(6)近傍の折り畳み部(4)には、舌片状の切り込みで形成されるシート材留め部(7)が設けられている。図2に示すように、シート材留め部(7)は舌片状切り込みの根元部(9)が先端(6)側にあり、開閉可能なヒンジ構造になっている。舌片状の切り込み先端部は引っ掛り部(8)を形成し、シート材が引っかかった時にひっぱられても、袋が切れないような形状となっている。また前記ペット用糞処理袋は先に述べた通り二重構造になっているものが市販されているが、引っかけて嵌め込み固定するので二枚重ねのものでも糞受け部(2)に仮保持することができる。また、シート材留め部(7)の切り込みは、糞受け部右辺(2a)と糞受け部左辺(2b)にまたがってもよい。
本体1はたとえばプラスチックで一体成形されたものや、適度な弾性と剛性を有する厚紙を切り抜いて形成してもよい。厚紙の場合には耐水性を持たせるために表面コーティングすることが好ましい。
本実施例においては、糞受け部右片(2a)と糞受け部左片(2b)が、また持ち手部右片(3a)と持ち手部左片(3b)がそれぞれ左右対称に形成されているが、非対称でもよい。さらに糞受け部右片(2a)の側辺[糞受け部右側辺(2c)]と糞受け部左片(2b)の側辺[糞受け部左側辺(2d)]が互いに平行に形成されているが、必ずしも平行でなくてもよい。折り畳み部(4)と糞受け部右片(2a)との境界線および折り畳み部(4)と持ち手部右片(3a)との境界線が折り目(5)となって糞受け部右片(2a)および持ち手部右片(3a)が一体的に折り畳めるようになっている。同様に折り畳み部(4)と糞受け部左片(2b)との境界線および折り畳み部(4)と持ち手部左片(3b)との境界線が折り目(5)となって糞受け部左片(2a)および持ち手部左片(3a)が一体的に折り畳めるようになっている。
本実施例においては、折り畳み部(4)の長手方向の両側に位置する二つの折り目(5)線は、互いに平行である。したがって、糞受け部(2)が左右対称であり、しかも糞受け部右側辺(2c)と糞受け部左側辺(2d)が平行であることから、糞受け部(2)を折り畳んで閉じたときに糞受け部右側辺(2c)と糞受け部左側辺(2d)がぴったり合わさるように閉じる。
図3に示すように、糞受け部(2)の先端(6)側から前記ペット用糞処理袋をかぶせ、前記ペット用糞処理袋の底辺部近傍をシート材留め部(7)にて仮保持する。このとき、引っ掛り部(8)を一度本体から持ち上げて、その下に前記ペット用糞処理袋の一部を差し込み、引っ掛り部(8)を元の位置に戻すことによって、前記ペット用糞処理袋がシート材留め部(7)に仮保持される。図4に示すように、シート材紙部(10)とシート材ビニール袋部(11)が重なって、引っ掛り部(8)に引っ掛かるように仮保持されている。
犬は便意をもよおすと、後ろ足を広げふんばるようなポーズをとる。図3のようにセッティングしてある本発明品を取り出し、図5に示すように、本体(1)を広げ犬(12)の排泄口の下に差し出し、糞受け部(2)のシート材紙部(10)の上に糞(13)を受け取る。この時、小型犬だと足が短く、排泄口と地面の間が短くなる。また、地面に草が生えていることがある。図5に示すように、糞受け部(2)を平らにすると、草を押さえこみ犬に気付かれずに差し込むことができ、糞(13)を受け取ることができる。
糞(13)を受け取った後は図6に示すように、持ち手部右片(3a)と持ち手部左片(3b)を折り畳むように握る。すると連設された糞受け部右片(2a)と糞受け部左片(2b)が一体的に閉じ、糞受け部右側辺(2c)と糞受け部左側辺(2d)が合わさるように閉じる。図7にも示すように糞(13)は、折り畳み部(4)の幅と糞受け部右片(2a)、糞受け部左片(2b)により出来た内部空間に、シート材紙部(10)で挟まれた状態で収まっている。これにより持ち手(3)を握るという楽な動作によって糞(13)を挟んだまま、落とさずに持ち歩くことが可能である。また、持ち手部右片(3a)と持ち手部左片(3b)を握っている手を開くことで、連設されている糞受け部(2)を容易に開くことができるので、2回目の便をもよおした場合などにもすぐに対応できる。
図8に示すように、糞(13)をシート材紙部(10)で挟まれた状態を保ちつつ、シート材ビニール袋部(11)を開口部より裏返えしながら先端(6)に向かい引いていく。図9のようにシート材ビニール袋部(11)が全部裏側に返った時にはシート材紙部(10)にくるまれた糞(13)がシート材ビニール袋部(11)の中に格納されている。このとき、シート材留め部(7)に仮保持されたシート材紙部(10)とシート材ビニール袋部(11)は、引っ掛かり部(8)の舌片状の先端部分が前記シート材紙部(10)とシート材ビニール袋部(11)を引く方向と逆で引っ掛っているので外れにくくなる。糞(13)が完全に袋状シート材に収納されている状態になったら、図10に示すように引っ掛かり部(8)の舌片状の先端部分方向に引っ張るとスムーズに外すことができる。
シート材紙部(10)は水溶性であり、[0012]で示したように糞(13)を包んだ状態でシート材ビニール袋部(11)の中に収めることが出来るので持ち帰りやすく、トイレに糞(13)を流す際にもシート材ビニール袋部(11)に張り付くことなく簡単に取り出せ、ゴミの分別をすることができる。
図11に示すように本体(1)を右手で持つ例で説明すると、糞の受け取る面を上にした時、持ち手部右片(3a)に親指が、持ち手部左片(3b)に人差し指、もしくは中指がかかるような幅でくびれを持たせるとよい。左手で持つ場合は、前記の持ち方が逆になる。
糞を受け取ることができずに地面上にしてしまった場合、図12、図13に示すように、折り畳んだ持ち手部(3)を開閉動作をすることで糞受け部右側辺(2c)、糞受け部左側辺(2d)を開閉することができ、糞(13)を挟み拾いあげることもできる。このとき、折り畳み部(4)の幅があることで、糞受け部右側辺(2c)、糞受け部左側辺(2d)の内側に作用する力が大きくなり、落ちた糞(13)を挟みやすくなる。
また、図13に示すように、折り畳み部(4)は弾性部材で構成することができる。
図14に示すように、糞受け部(2)にビニール袋(15)をかぶせ、その上からトイレットペーパー(14)を巻きつける。トイレットペーパー(14)の巻終わりとビニール袋(15)を[0009]と同様にシート材留め部(7)に仮保持させることもできる。家庭にある袋を再利用でき、水溶性の紙であるトイレットペーパー(14)を使うことができ市販のペット用糞処理袋の代わりに使うことができる。
図15に示すようにシート材留め部(7)は、本体(1)の素材によっては舌片状の切り込み(16)にして引っ掛り部(8)を構成すると、持ち部(3)方向から先端(6)に向かって切舌片状の下にシート材を差し込み、引っ掛り部(8)にかかるように係止することが可能である。
図16に示すようにシート材留め部は、弾力性を持って開閉するクリップ片(17)にしてもよい。図17、図18に示すように、前記シート材を留めるときには、前記クリップ片(17)と糞受け部(2)の間に挟みこむ。このとき図19に示すように、クリップ先端部(18)は、持ち手部(3)方向に向ける。
本発明品を使用することにより、犬が排泄する前に糞を受け取ることによって草やアスファルトを汚さずに済む。ゆるい糞だと、草やアスファルトに入り込んでしまい、きれいに取り除くことが難しい。
[0011]で述べたように、糞受け部(2)に糞(13)を挟んだまま、それほど臭いを拡散せずに持ち歩くことも可能であるが、一度、糞を入れたペット用糞処理袋を外してしまっても、ペット用糞処理袋の予備を持っていれば、ペット用糞処理袋を糞受け部(2)にかぶせシート材留め部(7)で仮保持するだけなので、セッティングは容易である。また、持ち手部(3)を握るだけで糞受け部(2)が閉じた状態を保つことが出来るので、糞受け部(2)部分の外側のシート材が汚れてしまっても手で触わらずに済む。しかも握りやすい形状なので、糞受け部(2)を閉じながら歩いても手が疲れにくい。また、開くこともすばやく出来る。
本体(1)は薄板状で構成され、さらに畳むこともできるので、軽量でコンパクトになり、使わない時にはカバンに入れておくことができ、持ち歩きも楽である。 [0009] [0016]でセットしたものを複数の犬の分を持ち歩くことも簡単である。
折り畳み部(4)は、好ましくは糞受け部(2)から持ち手部(3)まで延伸させたものがよい。
図20に示すように、折り畳み部(4)の両側辺、すなわち折り目(5)は必ずしも平行にしなくても構わない。また、折り畳み部(4)は必ずしも持ち手部(3)まで延伸しなくてもよい。
1 本体
2 糞受け部
2a 糞受け部右片
2b 糞受け部左片
2c 糞受け部右側辺
2d 糞受け部左側辺
3 持ち手部
3a 持ち手部右片
3b 持ち手部左片
4 折り畳み部
5 折り目
6 先端
7 シート材留め部
8 引っ掛かり部
9 根元部
10 シート材紙部
11 シート材ビニール袋部
12 犬
13 糞
14 トイレットペーパー
15 ビニール袋
16 切り込み
17 クリップ片
18 クリップ先端部
2 糞受け部
2a 糞受け部右片
2b 糞受け部左片
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18 クリップ先端部
Claims (2)
- 薄い柔軟なシート材をかぶせることが可能な薄板状の糞受け部と前記糞受け部に連設された持ち手部を有する犬の糞処理具であって、
前記糞受け部は、長手方向に延びる折り畳み部と、その両側に糞受け部右片と糞受け部左片とを有し、
前記持ち手部は、少なくとも、前記糞受け部右片に一体的に連設された持ち手部右片と、
前記糞受け部左片に一体的に連設された持ち手部左片を有し、
糞受け部右片と持ち手部右片とが、かつ、糞受け部左片と持ち手部左片とが、それぞれ一体的に、長手方向に沿って折り畳めるようになっており、
折り畳んだ時に、糞受け部右片と糞受け部左片とが接触して、糞受け部右片、糞受け部左片、折り畳み部とで内部空間を形成し、
糞受け部の長手方向先端近傍には、前記糞受け部が折り畳まれていない状態で前記シート材をかぶせたときにシート材が前記糞受け部から離脱しないように、シートの一部を挟み込むシート材留め部が設けられ、
前記シート材留め部には、シート材を先端方向に引っ張った時にシート材がひっかかって留め部から外れないように機能する引っ掛かり部を有し、
前記引っ掛かり部は、シート材を持ち手部方向に引っ張ったときにはひっかからずにシート材が抜けることを特徴とする犬の糞処理具。 - 前記折り畳み部は、前記持ち手部まで延伸され、前記持ち手部右片と前記持ち手部左片との間に、延伸された前記折り畳み部が介在していることを特徴とする請求項1記載の犬の糞処理具。
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