JP6818025B2 - テンショナ - Google Patents
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Description
このように従来のテンショナでは、第1シャフト部材を回転可能に支持するためのシャフト受け270及び第2シャフト部材を直線的に進出させるための軸受260が必要となっている。又、これらを取り付けるためのケース250も必要となっている。これにより従来のテンショナは、部品点数が多く、構造が複雑、組み立てが面倒となる問題がある。
本発明はこのような従来の問題点を考慮してなされたものであり、部品点数を大幅に削減でき、構造を簡単とし、組み立てが容易なテンショナを提供することを目的とする。
又、本発明では、前記第2シャフト部材の先端面と直接又は間接的に接触して第2シャフト部材に対して回転可能となっているキャップをさらに備え、前記キャップが前記相手部材に当接しているもの。
又、前記第2シャフト部材と前記相手部材又は前記第2シャフト部材と前記キャップとが接触する接触平均径が第2シャフト部材の進出寸法に合わせて設定される。
又、前記ばねは一端が前記第1シャフト部材に係止され、他端が前記第2シャフト部材に係止されたねじりばねである。
さらに、前記ばねは一端が前記第1シャフト部材に係止され、他端が前記第2シャフト部材に係止されたぜんまいばねである。
さらに、又、本発明では、後端部が前記支持部材又は前記第1シャフト部材に係合して回転拘束され、先端部が前記第2シャフト部材に直接又は間接的に係合して第2シャフト部材の回転をロックするストッパ部材が前記第2シャフト部材の軸方向に挿脱可能に挿入される。
又、前記第2シャフト部材に係脱可能に係合して第2シャフト部材の軸方向の移動をロックするストッパ部材が前記支持部材又は前記第1シャフト部材に着脱自在となっている。
又、この発明においては、前記コネクタ部材に係合してコネクタ部材の回転をロックするストッパ部材が前記支持部材又は前記第1シャフト部材に着脱可能となっている。
又、前記第2シャフト部材に対して回転可能なキャップが第2シャフト部材の先端面に接触した状態で取り付けられている。
さらに前記コネクタ部材及び前記第2シャフト部材に、相互に係合することにより前記回転力を伝達する回転力伝達手段が形成されている。
又、前記第2シャフト部材は前記回転力伝達手段が相互に係合した状態のままで前記軸方向に進出する。
さらに、前記回転力伝達手段は、前記第2シャフト部材の軸方向に沿って形成された摺動面部と、この摺動面部に対面して係合し当該係合状態で前記摺動面部が摺動するように前記コネクタ部材に形成された対面爪部とによって形成される。
図1〜図12は本発明の第1実施形態のテンショナ1を示し、図1〜図4はテンショナ1の全体、図5〜図9はそれぞれの部品であり、図10〜図12は変形例である。図1及び図2はテンショナ1の図3のE6−E6線に沿った右側面からの断面図及び左側面図、図3は図1のE1−E1線断面図、図4は動作時の断面図を示す。テンショナ1は、支持部材2と、第1シャフト部材3と、第2シャフト部材4と、ばね5と、ストッパ部材6とによって形成される。
本実施形態のテンショナ1は上記構造とすることにより、以下の3つのトルクが作用し、これらのトルクの釣り合いによって第2シャフト部材4の進出寸法(出代寸法)が決まる。
トルク1・・・タイミングチェーン330の張力変動に伴うエンジン振動(交番荷重)が第2シャフト部材4に入力されることにより、ねじ部(雄ねじ部31及び雌ねじ部43)に発生する第2シャフト部材4の後退(戻り)方向への回転トルク
トルク2・・・回転する第2シャフト部材4の接触面44がチェーンガイド340の受け面344を摺動することによる摺動摩擦の抵抗トルク
トルク3・・・ばね5が付勢する第2シャフト部材の進出方向のトルク
図10に示す変形例のテンショナ1は、第2シャフト部材4の先端の接触面44を先細り状としてチェーンガイド340の受け面344と接触するものであり、これにより接触径φDを小さくすることが可能となる。
図11に示す変形例のテンショナ1は、チェーンガイド340の受け面344を先細り状として第2シャフト部材4の接触面44と接触するものであり、同様に接触径φDを小さくすることが可能となる。
図12に示す変形例のテンショナ1は、チェーンガイド340の受け部341に回転ピース343を回転可能に取り付け、この回転ピース343と第2シャフト部材4の接触面44とを接触させるものである。回転ピース343は第2シャフト部材4とチェーンガイド340との間で回転しながら第2シャフト部材4の押圧力を受けるように作動する。回転ピース343を設けることにより第2シャフト部材4がチェーンガイド340と直接に擦れることなく接触径φDを調整することができる。
図14〜図25は、本発明の第2実施形態のテンショナ1Aであり、図14〜図17はテンショナ1Aの全体、図18〜図20はテンショナ1Aの動作、図21〜図25はそれぞれの部品を示している。
支持部材2においては、そのフランジ部21における回転止め凸部25が第1実施形態の回転止め凸部25と直交する位置に形成されており、ストッパ部材6の第1係合部62がこの回転止め凸部25に係合するようになっている。第1シャフト部材3はその後端部の加締め部32に支持部材2のフランジ部21からの固定部22を加締めることにより固定されているが、この固定はこれ以外の構造であっても良い。例えば、第1実施形態と同様に、第1シャフト部材3の後端部の加締め部を外側に突出するように形成し、この加締め部に対して支持部材2のフランジ部21の固定部22を加締めても良く、第1シャフト部材3の後端部をねじによって支持部材2のフランジ部21に固定しても良く、第1シャフト部材3の後端部をスポット溶接によって支持部材2のフランジ部21に固定しても良い。さらには、第1シャフト部材3の後端部及び支持部材2におけるフランジ部21の固定部22に相互に螺合するねじ部を形成し、このねじ部を結合させることにより固定しても良い。
図26〜図30は、本発明の第3実施形態のテンショナ1Bを示し、図26〜図28はテンショナ1Bの全体、図29は部分拡大断面、図30はストッパ部材の動作である。
例えば、ストッパ部材6は支持部材2と係合することにより回転拘束されているが、支持部材2に第1シャフト部材3が非回転状態で取り付けられることから、この第1シャフト部材3にストッパ部材6を係合して回転拘束しても良い。また、第2シャフト部材4に回転力を付与するばね5を第2シャフト部材4の内側又は第1シャフト部材3の内側に配置しても良い。さらに第1シャフト部材3は板材等の中間部材(図示省略)を介して支持部材2に間接的に取り付けて非回転状態としても良い。
図31〜図41は、本発明の第4実施形態のテンショナ1Cを示し、図31〜図35はテンショナ1Cの全体、図36〜図41はそれぞれの部品である。図31〜図34に示すように、テンショナ1Cは、支持部材110と、第1シャフト部材120と、第2シャフト部材130と、ばね140と、ストッパ部材150と、キャップ160とを備えている。
図33及び図34に示すように、第2シャフト部材130のストッパ受け部131には、止めリング138が固定されている。止めリング138はCリング等からなり、周溝134よりもシャフト部132側に位置するように第2シャフト部材13のストッパ受け部131に形成されたリング用溝139(図37参照)に嵌められる。止めリング138は第1シャフト部材120の雌ねじ部123のねじ山に当接し、この当接により第2シャフト部材130が第1シャフト部材120から抜け出ることを防止するものである。
ストッパ部材150による係合解除は、テンショナ1Cをエンジン本体300へ取り付けた状態でストッパ部材150を第2シャフト部材130から取り外すことにより行われる。ストッパ部材150の取り外しによってストッパ部材150による一時ロックが解除される。これにより第2シャフト部材130は第1シャフト部材120に螺合した状態でばね140の回転力によって回転しながら軸方向に進出し、チェーンガイド340を押圧する(図34参照)。
キャップ160の接触面部161は チェーンガイド340に対面するものであり、第2シャフト部材130が軸方向に進出したとき、接触面部161はチェーンガイド340の受け面344に接触する(図34参照)。この接触状態で第2シャフト部材130がチェーンガイド340(タイミングチェーン330)を押圧する。
この構造のテンショナ1Cは、第1シャフト部材120が支持部材110に非回転状態で直接に固定されており、第2シャフト部材130が第1シャフト部材120に螺合した状態でばね140のばね力により回転しながら進出し、この進出によって第2シャフト部材130に取り付けたキャップ160が相手部材を押圧する。このような構造では、第1シャフト部材120が回転しないため、第1シャフト部材120の回転を支持するためのシャフト受けが不要となる。又、第2シャフト部材130は回転しながら進出することから、回転拘束する必要がなく、第2シャフト部材130の回転を拘束するための軸受が不要となる。このようにシャフト受け及び軸受が不要となるため、これらを取り付けるためのケースも不要となり、ケースレスのテンショナとすることができる。従って、部品点数を大幅に削減して簡単な構造で、組み立てが容易で軽量化も可能となる。
この実施形態において、第2シャフト部材130におけるキャップ160に対するキャップ摺動面137とキャップ160における第2シャフト部材130に対するシャフト摺動面163によって接触平均径φDが決定される。又、キャップ160がチェーンガイド340のキャップ受け面344と接触する接触面部161と、この接触面部161と接触するチェーンガイド340のキャップ受け面344とによって接触面積が決定される。従って、この実施形態においても、接触平均径φDを調整することにより、第2シャフト部材130の進出寸法(出代寸法)を設定することができる。又、接触面積を調整することにより、チェーンガイド340のキャップ受け面344に与える面圧を調整することができる。そして接触面積を大きくすることにより、チェーンガイド340のキャップ受け面344の面圧を下げることができる。
図42〜図51は、本発明の第5実施形態のテンショナ1Dを示す。図42〜図45は、テンショナ1Dの全体を示し、図46〜図51は、テンショナ1Dのそれぞれの部品を示す。
この実施形態のテンショナ1Dは、非回転状態で支持部材に固定された第1シャフト部材520と、第1シャフト部材520に螺合状態で取り付けられ、軸方向に進出することにより相手部材を直接又は間接的に押圧する第2シャフト部材530と、記第2シャフト部材530に回転力を付与するばね540とを備え、第2シャフト部材530はばね540が付与する回転力によって回転しながら進出して相手部材を押圧する構造であって、軸方向移動が拘束された状態で回転可能なコネクタ部材570がばね540と第2シャフト部材530とに係合した状態で配置され、第2シャフト部材530はコネクタ部材570を介してばね540の回転力が付与されることにより軸方向に進出する構造となっている。以上のテンショナ1Dは図42〜図45に示すように、支持部材510と、第1シャフト部材520と、第2シャフト部材530と、ばね540と、ストッパ部材550と、キャップ560と、コネクタ部材570とを備えている。
固定軸部521はその後端部(左端部)が支持部材510の固定部512に圧入される。これにより第1シャフト部材520が非回転状態で支持部材510に立ち上がり状に支持される。固定軸部521には後述するばね540の一端部542が挿入されて係止されるすり割り溝524が軸方向に沿って形成される。
なお、第2シャフト部材530の筒本体部531における後端部(左端部)には、径方向外側に突出した外れ止め凸部535が形成されている。外れ止め凸部535は第2シャフト部材530が軸方向に進出したときにコネクタ部材570から外れることを防止する。
かかるぜんまいばね540は渦巻き状のばね本体部541と、ばね本体部541の両端部となる一端部(内端部)542と、他端部(外端部)543とを有している。図42〜図45に示すように、ぜんまいばね540はばね本体部541が第1シャフト部材520の固定軸部521に外挿され、一端部(内端部)542が第1シャフト部材520のすり割り溝524に係止され、他端部(外端部)543がコネクタ部材570の脚部573に係止されて組み付けられる。
かかるストッパ部材550によって第2シャフト部材530の回転がコネクタ部材570を介して一時的にロックされる。ストッパ部材550による一時ロックはテンショナ1Dをエンジン本体300に取り付ける前に行われ、エンジン本体300への取り付け後には、ストッパ部材550を支持部材510から引き抜く。これによりストッパ部材550による一時ロックが解除される。
キャップ560の接触面部561はチェーンガイド340に対面するものであり、第2シャフト部材530が軸方向に進出したとき、接触面部561がチェーンガイド340の受け面344に接触する(図34参照)。この接触状態で第2シャフト部材530がチェーンガイド340(タイミングチェーン330)を押圧する。図50において、符号563は第2シャフト部材530の先端面が摺動可能に接触するシャフト摺動面である。
脚部573はコネクタ板部571の周辺の複数箇所(4箇所)に形成されている。脚部573はコネクタ板部571を後側(左側)に向かって部分的に屈曲させることにより形成されるものであり、複数の内のいずれか1つの脚部573にぜんまいばね540の外端部543が係止される(図42、図43参照)。これによりぜんまいばね540の回転力がコネクタ部材570に伝達されるため、コネクタ部材570が回転する。
このテンショナ1Dは、第1シャフト部材520が支持部材510に非回転状態で直接に固定されており、第2シャフト部材530が第1シャフト部材520に螺合した状態でコネクタ部材570を介したぜんまいばね540のばね力により回転しながら進出し、この進出によって第2シャフト部材530に取り付けたキャップ560が相手部材を押圧する。このような構造では、第1シャフト部材520が回転しないため、第1シャフト部材520の回転を支持するためのシャフト受けが不要となる。又、第2シャフト部材530は回転しながら進出することから、回転拘束する必要がなく、第2シャフト部材530の回転を拘束するための軸受が不要となる。このようにシャフト受け及び軸受が不要となるため、これらを取り付けるためのケースも不要となり、ケースレスのテンショナとすることができる。従って、部品点数を大幅に削減して簡単な構造で、組み立てが容易で軽量化も可能となる。
又、ストッパ部材550が支持部材510に取り付けられるが、これに限らずストッパ部材550を固定側である第1シャフト部材520に取り付けても良い。
さらに、コネクタ板部571が第1シャフト部材520の係合段差部525に係合することによりコネクタ部材570の軸方向への移動が拘束されているが、これに限らず第1シャフト部材520にスリットを形成し、このスリットにコネクタ部材570(コネクタ板部571)を係止しても良い。さらに、第2シャフト部材530の先端部に回転可能に取り付けられるキャップ560を省略しても良い。
2、110、510 支持部材
3、120、520 第1シャフト部材
4、130、530 第2シャフト部材
5、140、540 ばね
6、150、550 ストッパ部材
7、160、560 キャップ
8 カップリング
300 エンジン本体
340 チェーンガイド
534 摺動面部
570 コネクタ部材
576 対面爪部
590 回転力伝達手段
Claims (15)
- 非回転状態で支持部材に固定された第1シャフト部材と、
前記第1シャフト部材に螺合状態で取り付けられ、軸方向に進出することにより相手部材を直接又は間接的に押圧する第2シャフト部材と、
前記第2シャフト部材に直接に回転力を付与するばねとを備え、
前記第2シャフト部材は前記ばねが付与する回転力によって回転しながら進出して前記相手部材を押圧し、
前記ばねは前記第1シャフト部材及び前記第2シャフト部材に外挿されていることを特徴とするテンショナ。 - 非回転状態で支持部材に固定された第1シャフト部材と、
前記第1シャフト部材に螺合状態で取り付けられ、軸方向に進出することにより相手部材を直接又は間接的に押圧する第2シャフト部材と、
前記第2シャフト部材に直接に回転力を付与するばねとを備え、
前記第2シャフト部材は前記ばねが付与する回転力によって回転しながら進出して前記相手部材を押圧し、
前記第2シャフト部材と前記相手部材とが接触する接触平均径が前記第2シャフト部材の進出寸法に合わせて設定されることを特徴とするテンショナ。 - 非回転状態で支持部材に固定された第1シャフト部材と、
前記第1シャフト部材に螺合状態で取り付けられ、軸方向に進出することにより相手部材を直接又は間接的に押圧する第2シャフト部材と、
前記第2シャフト部材に直接に回転力を付与するばねとを備え、
前記第2シャフト部材は前記ばねが付与する回転力によって回転しながら進出して前記相手部材を押圧し、
前記第2シャフト部材の先端面と直接又は間接的に接触して前記第2シャフト部材に対して回転可能となっているキャップをさらに備え、前記キャップが前記相手部材に当接しており、
前記第2シャフト部材と前記キャップとが接触する接触平均径が前記第2シャフト部材の進出寸法に合わせて設定されることを特徴とするテンショナ。 - 非回転状態で支持部材に固定された第1シャフト部材と、
前記第1シャフト部材に螺合状態で取り付けられ、軸方向に進出することにより相手部材を直接又は間接的に押圧する第2シャフト部材と、
前記第2シャフト部材に直接に回転力を付与するばねとを備え、
前記第2シャフト部材は前記ばねが付与する回転力によって回転しながら進出して前記相手部材を押圧し、
後端部が前記支持部材又は前記第1シャフト部材に係合して回転拘束され、先端部が前記第2シャフト部材に直接又は間接的に係合して前記第2シャフト部材の回転をロックするストッパ部材が前記第2シャフト部材の軸方向に挿脱可能に挿入されることを特徴とするテンショナ。 - 非回転状態で支持部材に固定された第1シャフト部材と、
前記第1シャフト部材に螺合状態で取り付けられ、軸方向に進出することにより相手部材を直接又は間接的に押圧する第2シャフト部材と、
前記第2シャフト部材に直接に回転力を付与するばねとを備え、
前記第2シャフト部材は前記ばねが付与する回転力によって回転しながら進出して前記相手部材を押圧し、
前記第2シャフト部材に係脱可能に係合して前記第2シャフト部材の軸方向の移動をロックするストッパ部材が前記支持部材又は前記第1シャフト部材に着脱自在となっていることを特徴とするテンショナ。 - 前記第2シャフト部材の進出は前記第2シャフト部材が前記第1シャフト部材に螺合した状態でのみ支持されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のテンショナ。
- 前記ばねは一端が前記第1シャフト部材に係止され、他端が前記第2シャフト部材に係止されたねじりばねであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のテンショナ。
- 前記ばねは一端が前記第1シャフト部材に係止され、他端が前記第2シャフト部材に係止されたぜんまいばねであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のテンショナ。
- 非回転状態で支持部材に固定された第1シャフト部材と、
前記第1シャフト部材に螺合状態で取り付けられ、軸方向に進出することにより相手部材を直接又は間接的に押圧する第2シャフト部材と、
前記第2シャフト部材に回転力を付与するばねとを備え、
前記第2シャフト部材は前記ばねが付与する回転力によって回転しながら進出して前記相手部材を押圧する構造であって、
軸方向移動が拘束された状態で回転可能なコネクタ部材が前記ばねと前記第2シャフト部材とに係合した状態で配置され、前記第2シャフト部材は前記コネクタ部材を介してばねの回転力が付与されることにより前記軸方向に進出することを特徴とするテンショナ。 - 前記ばねは一端部が前記第1シャフト部材又は前記支持部材に係止され、他端部が前記コネクタ部材に係止されたぜんまいばねであることを特徴とする請求項9記載のテンショナ。
- 前記コネクタ部材に係合してコネクタ部材の回転をロックするストッパ部材が前記支持部材又は前記第1シャフト部材に着脱可能となっていることを特徴とする請求項9記載のテンショナ。
- 前記第2シャフト部材に対して回転可能なキャップが第2シャフト部材の先端面に接触した状態で取り付けられていることを特徴とする請求項9記載のテンショナ。
- 前記コネクタ部材及び前記第2シャフト部材に、相互に係合することにより前記回転力を伝達する回転力伝達手段が形成されていることを特徴とする請求項9記載のテンショナ。
- 前記第2シャフト部材は前記回転力伝達手段が相互に係合した状態のままで前記軸方向に進出することを特徴とする請求項13記載のテンショナ。
- 前記回転力伝達手段は、前記第2シャフト部材の軸方向に沿って形成された摺動面部と、この摺動面部に対面して係合し当該係合状態で前記摺動面部が摺動するように前記コネクタ部材に形成された対面爪部とによって形成されることを特徴とする請求項14載のテンショナ。
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