JP6817028B2 - 天板付什器 - Google Patents

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Description

本発明は、天板付什器に関する。
従来、上面に作業面を有する天板部と、天板部を昇降可能に支持する脚部と、を有するデスクやテーブル作業台等の天板付什器が知られている(例えば、特許文献1および2参照)。このような天板付什器を使用することによって、使用者は天板部の高さを使用者の体格に合わせた高さや、椅子に着座した際に適した高さや床面に起立した際に適した高さなど使用者の体格や姿勢に適した高さに調整することができる。
特許文献1および2に開示された天板付什器には、天板部の下側に幕板が設けられている。天板付什器に幕板が設けられていることによって、天板付什器を使用する使用者の体における天板部より下側の部位(下肢)を、天板付什器を介して対向する側から遮蔽して見えにくくすることができる。
特許第3621499号公報 特許第4133374号公報
使用者が椅子に着座した着座姿勢となると大腿部が横向き(横臥した状態)になるため、主に着座姿勢の使用者の下肢の前方に幕板が必要とされている。例えば、天板付什器に幕板が設けられていることによって、スカートを履いた着座姿勢の使用者の下肢を隠すことができる。これに対し、使用者が床面に起立した起立姿勢となると、大腿部が縦向き(起立した状態)になるため、使用者の下肢の前方に必ずしも幕板が必要とはならない。このため、幕板として機能する部材を幕板以外の用途としても使用できる天板付什器が望まれている。
そこで、本発明は、幕板として機能する機能部材を、幕板が不要な場合には幕板以外の用途としても使用することができる天板付什器を提供することを目的とする。
本発明に係る天板付什器は、上面に作業面を有する天板部と、面状の面状部を有する機能部材と、前記機能部材を前記作業面よりも下方の空間を遮蔽するように支持する支持部と、前記天板部および前記支持部を昇降可能に支持する脚部と、を有し、前記機能部材は、前記支持部から取り外された状態で前記面状部を機能面として使用可能に構成され、前記支持部は、前記天板部の外縁部に設けられて前記機能部材を吊り支持可能なフック状に形成されていることを特徴とする。
本発明では、機能部材が支持部に天板部の作業面よりも下方の空間を遮蔽するように支持されることにより、機能部材によって作業面よりも下方の空間を見通せないようにすることができる。これにより、機能部材を幕板として使用することができる。また、機能部材を支持部から取り外すことにより、幕板以外の用途としても使用することができる。
これらのことにより、例えば、天板部の高さを調整して着座した使用者が天板部の作業面を使用する場合など、天板付什器に幕板が必要な場合には、機能部材を幕板として使用することができる。また、天板部の高さを調整して床面などの設置面に起立した使用者が天板部の作業面を使用する場合など、天板付什器に幕板が不要な場合には、機能部材を幕板以外の用途で使用することができる。
また、支持部がフック状に形成されていることにより、機能部材を支持部に容易に着脱することができる。
また、本発明に係る天板付什器では、前記機能部材は、前記面状部に情報を表示可能な情報表示機能を有してもよい。
前記機能部材は、情報を表示可能な情報表示機能を有しているため、例えば、複数の使用者が集まる会議や教育の場などで、使用者それぞれが天板付什器を使用することにより、機能部材の情報表示機能を利用して意見や解答などを表示することができる。これにより、会議や教育などの多様化を図ることができる。
本発明によれば、幕板として機能する機能部材を、幕板が不要な場合には幕板以外の用途としても使用することができる。
本発明の実施形態による天板付什器の一例を奥行方向の奥側かつ幅方向の一方側から見た斜視図である。 本発明の実施形態による天板付什器の一例を奥行方向の手前側かつ幅方向の一方側から見た斜視図である。 機能部材を外した天板付什器の一例を奥行方向の奥側から見た斜視図である。 機能部材を外した天板付什器の一例を奥行方向の手前側から見た図である。 機能部材を外した天板付什器の一例を幅方向の一方側から見た図である。 機能部材を外した天板付什器の一例を奥行方向の奥側から見た図である。 天板部が最下位置に配置された天板付什器を示す図である。 天板部が最上位置に配置された天板付什器を示す図である。 機能部材を支持部から外して使用する様子を示す図である。 本発明の実施形態による天板付什器の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施形態による天板付什器について、図1乃至図9に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態による天板付什器1は、上面に作業面2aを有する天板部2と、床面11に支持され天板部2を昇降可能に支持する脚部3と、面状の面状部4a,4bを有する機能部材4と、機能部材4を支持する支持部5(図1参照)と、を有している。
図3乃至図6に示すように、天板部2は、天板本体21と、天板本体21の下側に配置され天板本体21との間に収納部22を形成する収納トレー23と、を有している。
天板本体21は、例えばパーチクルボードなどで平板状に形成され、板面が上下方向を向く向きに配置されている。天板本体21の上面が作業面2aを構成している。本実施形態では、天板本体21の板面は、約600mm×約500mmの略長方形状に形成されている。天板本体21の板面の略長方形の各辺に対応する4つの縁部のうち、長さが約600mmとなる対向する2つの縁部を第1縁部211および第2縁部212とし、長さが約500mmとなる対向する2つの縁部をそれぞれ第3縁部213および第4縁部214とする。
本実施形態では、使用者12が天板付什器1を使用する際には、主に第1縁部211に対向して使用すると想定している。天板付什器1において第1縁部211および第2縁部212が延在する方向を幅方向とし、第3縁部213および第4縁部214が延在する方向を奥行方向とする。幅方向のうち、第3縁部213側を一方側とし、第4縁部214側を他方側とする。奥行方向のうち第1縁部211側を手前側とし、第2縁部212側を奥側とする。
収納トレー23は、例えば樹脂などで平面視形状(上下方向から見た形状)が天板本体21よりも小さい幅方向に長い略長方形に形成されている。本実施形態では、収納トレー23は、幅方向の寸法が約480mm、奥行方向の寸法が約400mmに設定されている。収納トレー23は、天板本体21の鉛直方向下側において天板本体21の下面215に固定されている。具体的には、収納トレー23の奥行方向の手前側の縁部が天板本体21の奥行方向の手前側の縁部の下側に配置され、奥行方向の奥側の縁部が天板本体21の奥行方向の奥側の縁部よりもやや奥行方向の手前側に入った位置の下側に配置されている。また、収納トレー23の幅方向の一方側の縁部が天板本体21の幅方向の一方側の縁部よりもやや幅方向の他方側に入った位置の下側に配置され、収納トレー23の幅方向の他方側の縁部が天板本体21の幅方向の他方側の縁部よりもやや幅方向の一方側に入った位置の下側に配置されている。
図4乃至図6に示すように、収納トレー23は、板面が略長方形状に形成され板面が略水平面となるように配置される底板部231と、底板部231の幅方向の一方側の縁部全体から上側に延びる第1側板部232と、底板部231の幅方向の他方側の縁部全体から上側に延びる第2側板部233と、底板部231の奥行方向の奥側の縁部の全体から上側に延びる後板部234と、底板部231の奥行方向の中間部において幅方向全体にわたって上側に延びる仕切り板部235と、を有している。
底板部231、第1側板部232、第2側板部233、後板部234、および仕切り板部235は、一体に形成されている。
底板部231は、天板本体21の下側に天板本体21と高さ方向に間隔をあけて配置されている。
第1側板部232および第2側板部233は、それぞれの奥行方向の奥側の縁部が後板部234の幅方向の縁部と連続している。第1側板部232、第2側板部233および後板部234を合せた平面視形状は、奥行方向の手前側に開口する略C字形状に形成されている。
第1側板部232の上縁部には、幅方向の一方側に延びる取付片232aが形成されている。第2側板部233の上縁部には、幅方向の他方側に延びる取付片233aが形成されている。後板部234の上縁部には、奥行方向の奥側に延びる取付片234aが形成されている。
これらの取付片232a,233a,234aが天板本体21の下面215にネジなどの固定具や接着などによって固定されることとで、収納トレー23が天板本体21に固定されるように構成されている。
仕切り板部235は、板面が奥行方向を向く板状に形成され、幅方向の一方側の縁部が第1側板部232と接続され、幅方向の他方側の縁部が第2側板部233と接続されている。仕切り板部235の上端部は、天板本体21の下面215と当接またはわずかな隙間をあけて近接している。
仕切り板部235は、底板部231の奥行方向の中央よりも奥行方向の奥側に寄った位置に配置され、後板部234と奥行方向に離間している。
天板本体21、底板部231、第1側板部232、第2側板部233および後板部234に囲まれた空間のうちの仕切り板部235よりも奥行方向の手前側には、文房具や書籍、機器類などの物品を収納可能な収納部22が形成され、仕切り板部235よりも奥行方向の奥側には、天板本体21に固定される脚部3の内筒部322の上端部近傍が配置される脚部用空部24が形成されている。
本実施形態では、仕切り板部235が天板本体21の奥行方向の略中央の下側に配置されている。これにより、収納部22が天板本体21の奥行方向の略中央よりも手前側に配置され、脚部用空部24が天板本体21の奥行方向の略中央よりも奥側に配置されている。
底板部231のうちの脚部用空部24の下側の部分には、幅方向の略中央に脚部3の内筒部322が挿通される孔部231a(図5参照)が形成されている。
本実施形態では、後述する脚部3の昇降機構323を操作するための操作レバー324(図4および図6参照)が収納トレー23に支持されている。
操作レバー324は、使用者12が把持して操作する操作部324aと、操作部324aと接続されて昇降機構323と連係された軸部(不図示)と、を有している、操作レバー324は、使用者12が操作部324aを把持して軸部を操作することで、昇降機構323が操作されるように構成されている。本実施形態では、操作部324aは、天板本体21の下側で、収納トレー23の幅方向の一方側に配置されている。軸部は、天板本体21と収納トレー23とに挟まれた脚部用空部24において天板本体21の下面215に沿って操作部324aから内筒部322に向かって延び、昇降機構323と連係されている。
図5および図6に示すように、支持部5は、収納トレー23の後板部234に連設されていて、後板部234の幅方向の略中央となる中間部から奥行方向の奥側に突出している。
支持部5は、後板部234と略同じ高さ寸法に形成され後板部234と接続される接続部51と、接続部51の下端部近傍から奥行方向の奥側に延びる突出部52と、突出部52の先端部(奥行方向の奥側の端部)に接続され板面が奥行方向を向く板部53と、を有している。
板部53は、板面が幅方向に長い長円状に形成され、高さ方向の中間部が突出部52の先端部と接続され、突出部52の上側および下側それぞれに突出している。支持部5は、フック状に形成されている。支持部5は、機能部材4の孔部47(図1参照)に板部53および突出部52が挿通されて、機能部材4の孔部47に突出部52が挿通された状態となると機能部材4を吊り支持可能に構成されている。
支持部5は、上方から見て天板本体21の第2縁部212よりも奥行方向の手前側に配置されている。本実施形態では、支持部5の板部53が天板本体21の第2縁部212よりも約70〜80mm奥行方向の手前側に配置されている。
図3乃至図6に示すように、脚部3は、床面11に設置されるベース部31と、ベース部31から上側に延びて天板部2と接続される支柱部32と、を有している。
ベース部31は、支柱部32が接続される基部311と、基部311と接続された4本の脚杆312〜315と、4本の脚杆312〜315それぞれに取り付けられて床面11を走行可能なキャスタ316,316…と、を有している。
基部311は、平面視で幅方向に長い略長方形状に形成されている。基部311には、幅方向の中央で、かつ奥行方向の中央よりもやや奥側に支柱部32が上方に延びる支柱部接続部311aが形成されている。ここで、基部311の奥行方向における支柱部32の軸の位置を支柱部立設位置311b(図3および図5参照)とする。
基部311の上面は、奥行方向の手前側の縁部から支柱部立設位置311bに向かって漸次上側に向かって傾斜している。また、基部311の上面は、奥行方向の奥側の縁部から支柱部立設位置311bに向かって漸次上側に向かって傾斜している。基部311の上面のうち、奥行方向の手前側の縁部から支柱部立設位置311bまでを第1傾斜面311cとし、奥行方向の奥側の縁部から支柱部立設位置311bまでを第2傾斜面311dとする。第1傾斜面311cと第2傾斜面311dとは、連続した面を形成している。
4つの脚杆312〜315は、平面視における基部311の四隅にそれぞれ接続されている。
4つの脚杆312〜315のうちの基部311の幅方向の一方側で奥行方向の手前側に接続された第1脚杆312は、基部311から奥行方向の手前側に向かって漸次幅方向の一方側に傾斜し、かつ下側に傾斜している。第1脚杆312の奥行方向の手前側の端部近傍の下側にキャスタ316が取り付けられている。
4つの脚杆312〜315のうちの基部311の幅方向の他方側で奥行方向の手前側に接続された第2脚杆313は、基部311から奥行方向の手前側に向かって漸次幅方向の他方側に傾斜し、かつ下側に傾斜している。第2脚杆313の奥行方向の手前側の端部近傍の下側にキャスタ316が取り付けられている。第1脚杆312と第2脚杆313とは、幅方向に離間している。基部311の奥行方向の手前側には、第1脚杆312と第2脚杆313との間に第1空部31aが形成されている。
4つの脚杆312〜315のうちの基部311の幅方向の一方側で奥行方向の奥側に接続された第3脚杆314は、基部311から奥行方向の奥側に向かって漸次幅方向の一方側に傾斜し、かつ下側に傾斜している。第3脚杆314の奥行方向の奥側の端部近傍の下側にキャスタ316が取り付けられている。
4つの脚杆312〜315のうちの基部311の幅方向の他方側で奥行方向の奥側に接続された第4脚杆315は、基部311から奥行方向の奥側に向かって漸次幅方向の他方側に傾斜し、かつ下側に傾斜している。第4脚杆315の奥行方向の奥側の端部近傍の下側にキャスタ316が取り付けられている。
第3脚杆314と第4脚杆315とは、幅方向に離間している。基部311の奥行方向の奥側には、第3脚杆314と第4脚杆315との間に第2空部31bが形成されている。
4つの脚杆312〜315それぞれに設けられたキャスタ316,316…が床面11を転動することにより、天板付什器1が床面11を走行するように構成されている。なお、キャスタ316,316…には、ロック機構等が適宜設けられている。
第1脚杆312および第2脚杆313は、第3脚杆314および第4脚杆315よりも長く形成されている。このため、第1空部31aは第2空部31bよりも奥行方向の寸法が大きく形成されている。
第1脚杆312および第2脚杆313それぞれの上面は、第1傾斜面311cと連続し、第3脚杆314および第4脚杆315それぞれの上面は、第2傾斜面311dと連続している。
本実施形態では、使用者12が天板付什器1に奥行方向の手前側から対向して天板付什器1で作業する場合に、使用者の足を第1空部31aや第1傾斜面311cの上に置くことが可能に構成されている。
支柱部32は、上下方向に延在する筒状に形成された外筒部321と、上下方向に延在する筒状に形成され外筒部321に挿通された内筒部322と、内筒部322を外筒部321に挿通された状態で外筒部321に対して昇降させるガススプリングなどの昇降機構323と、を有している。
外筒部321は、下端部が基部311の支柱部接続部311aに固定されている。
内筒部322は、上端部が天板部2に固定されている。内筒部322の上端部は、天板部2の収納トレー23の底板部231に形成された孔部231aを貫通して、脚部用空部24において天板本体21の下面215にネジなどの固定具や接着などによって固定されている。支柱部32は、天板部2に対して天板部2の幅方向の略中央において天板部2の奥行方向の中央よりも奥行方向の奥側に配置されている。
天板付什器1は、昇降機構323が操作されて内筒部322が外筒部321に対して上昇することで内筒部322とともに天板部2が上昇し、内筒部322が外筒部321に対して下降することで内筒部322とともに天板部2が下降するように構成されている。
本実施形態では図7に示すように、昇降機構323の動作によって天板部2が下降して最下位置に配置されると、天板本体21の上面(作業面2a)が床上約800mmの高さに配置されるように設定されている。また、本実施形態では図8に示すように、昇降機構323の動作によって天板部2が上昇して最上位置に配置されると、天板本体21の上面(作業面2a)が床上約1100mmの高さに配置されるように設定されている。
なお、天板本体21の作業面2aの高さは、操作によって床上約800mm〜1100mmの間の任意の高さに調整することができる。
本実施形態による天板付什器1は、図7に示すように使用者12が椅子に着座した状態で天板部2の作業面2aで作業する場合は、天板本体21の上面の高さを約800〜900mmとするように想定され、図8に示すように、使用者12が床面11に立った状態で天板部2の作業面2aで作業する場合は、天板本体21の上面の高さを約900〜1100mmとするように想定されている。
図1および図2に戻り、機能部材4は、板状に形成されている。本実施形態では、機能部材4は、例えば、板面が約500mm×約600mmの略長方形状に形成されている。機能部材4の板面の略長方形の各辺に対応する4つの縁部のうち、長さが約500mmとなる対向する2つの縁部を第1縁部41(図1参照)および第2縁部42とし、長さが約600mmとなる対向する2つの縁部をそれぞれ第3縁部43および第4縁部44とする。
機能部材4には、両方の面(面状部4a,4b)それぞれに文字などの情報を表示可能な情報表示面(情報表示機能)45,46が形成されている。本実施形態では、機能部材4は、両面に情報を記載可能なホワイトボードや黒板などで構成されている。機能部材4の一方の面に形成された情報表示面45を第1情報表示面45し、他方の面に形成された情報表示面45を第2情報表示面46とする。
図1に示すように、機能部材4には、第1縁部41近傍に厚さ方向(板面に直交する方向)に貫通し支持部5を挿通させることができる孔部47が形成されている。機能部材4は、板面が奥行方向を向き、第1縁部41が鉛直方向の上側、第2縁部42が鉛直方向の下側となる姿勢で、孔部47に支持部5を挿通させた状態とすることで、支持部5に吊り支持されるように構成されている。機能部材4は、支持部5に対して着脱可能に構成されている。
機能部材4は、第1情報表示面45を奥行方向の奥側に向けて第2情報表示面46を奥行方向の手前側に向けた第1姿勢、および第1情報表示面45を奥行方向の手前側に向けて第2情報表示面46を奥行方向の奥側に向けた第2姿勢のいずれの姿勢であっても支持部5が支持可能に構成されている。機能部材4は、第1情報表示面45の情報を掲示する場合には第1姿勢とし、第2情報表示面46の情報を掲示する場合には第2姿勢とする。
機能部材4は、孔部47に支持部5の板部53および突出部52が挿通されて、機能部材4の孔部47に突出部52が挿通された状態となると支持部5に吊り支持される。このとき、支持部5の板部53が機能部材4の奥行方向の奥側に配置されるため、機能部材4が支持部5から意図せずに外れることが防止される。
図7および図8に示すように、機能部材4は、支持部5に吊り支持されると板面が略鉛直面となり、上端部(第1縁部41)が天板本体21の上面から約50mm下側において天板本体21の第2縁部212近傍に第2縁部212に沿うように配置される。また、支持部5が天板本体21の第2縁部212よりも奥行方向の手前側に配置されていることにより、機能部材4は支持部5に吊り支持されると天板本体21の第2縁部212よりも奥行方向の手前側に配置される。また、機能部材4は支持部5に吊り支持されると幅方向の一方側の縁部(第3縁部43)が天板本体21の幅方向の一方側の縁部(第3縁部213)よりも幅方向の他方側に配置され、幅方向の他方側の縁部(第4縁部44)が天板本体21の幅方向の他方側の縁部(第4縁部214)よりも幅方向の一方側に配置される。
このため、図7に示すように機能部材4が支持部5に吊り支持された状態において、天板本体21の上面(作業面2)の高さが約800mmとなると、機能部材4は床上約150mm〜750mmの高さに配置され、天板部2の下側を奥行方向に見通せなくすることができる。これにより、天板付什器1を椅子に着座した状態で使用する際に、機能部材4を幕板として機能させることができる。
図8に示すように機能部材4が支持部5に吊り支持された状態において、天板本体21の上面の高さが約1100mmとなると、機能部材4は床上約450mm〜1050mmの高さに配置される。この場合も、機能部材4は、天板部2の下側の空間の上部側を奥行方向に見通せなくすることができる。
しかしながら、天板部2を上昇させて使用者12が床面11に立った状態で天板付什器1を使用する場合は、幕板が不要となるため、機能部材4を幕板として設置しなくてもよいことがある。このため、幕板が不要な場合は、図9に示すように、機能部材4を支持部5から外して、情報を表示する情報表示手段として使用することができる。なお、図9では使用者12が機能部材4を天板部2の作業面2aの上に置いて使用しているが、天板部2の作業面2aの上に立てて使用したり、他の形態で使用したりしてもよい。
次に、上述した本実施形態による天板付什器1の作用・効果について図面を用いて説明する。
本実施形態による天板付什器1では、機能部材4を支持部5に支持させて天板部2の下側に取り付けることにより、機能部材4を幕板として使用することができる。また、機能部材4を支持部5から取り外すことにより、幕板以外の情報表示手段の用途としても使用することができる。
また、機能部材4に情報を表示することができるため、例えば、複数の使用者12が集まる会議や教育の場などで、使用者12それぞれが天板付什器1を使用することにより、機能部材4を利用して意見や解答などを表示することができる。これにより、会議や教育などの多様化を図ることができる。
また、支持部5がフック状に形成されていることにより、機能部材4を支持部5に容易に着脱することができる。また、支持部5に支持された機能部材4と天板部2との間隔を小さくするように支持部5を設ければ、機能部材4を幕板として使用する際に、天板部2の下側をより見えにくくすることができる。
以上、本発明による天板付什器の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、機能部材4の両面に情報表示面45,46が形成されているが、いずれか一方の面に情報表示面45が形成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、機能部材4は、両面に情報を記載可能な情報表示面45,46を有するホワイトボードや黒板などで構成されているが、コンピュータなどの機器から出力された静止画や動画などの情報を表示可能な板状のディスプレイ等で構成されていてもよい。このような場合、機能部材4が支持部5に支持されると充電されるように構成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、機能部材4は、幕板以外の機能として、情報を表示可能な情報表示機能を有しているが、情報表示機能以外の機能を有していてもよい。例えば、図10に示す天板付什器100のように、幕板以外の機能として、板状の機能部材4がその一方の面が天板部2の上面と連続するように配置されて、天板部2と共に作業面2aを形成可能な機能を有していてもよい。このような場合、機能部材4が作業面2aを形成する際に天板部2が機能部材4を係止するための手段が設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、機能部材4を支持する支持部5がフック状に形成されているが、フック状以外に形成されていてもよい。例えば、支持部5は、機能部材4を天板部2に固定するためのマグネットや面ファスナー、クリップなどで構成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、支持部5は収納トレー23に固定されているが、天板部2とともに昇降可能であれば、例えば天板本体21や内筒部322に支持された部材などの収納トレー23以外に固定されていてもよい。
また、上記の実施形態では、機能部材4は板状に形成されているが、幕板を構成可能な面が形成されていれば、板状以外に形成されていてもよい。例えば、幕板として構成する面を構成可能な布状や膜状の部材などで形成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、天板付什器1は、脚部3にキャスタ316,316…が設けられていて床面11を走行可能に構成されているが、キャスタ316,316…等の走行手段が設けられておらず、床面11を走行しないように構成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、脚部3のベース部31は、基部311および4つの脚杆312〜315を有する形状であるが、他の形状であってもよい。また、基部311の上面の形状は、上記以外であってもよい。
また、上記の実施形態では、天板部2は、収納トレー23を有し収納部22が形成されているが、収納部22が形成されずに天板本体21のみで構成されていてもよい。また、天板部に収納が設けられている場合は、収納の形状は適宜設定されてよい。また、脚部3に支持された収納が設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、支柱部32の昇降機構323はガススプリングを利用した自動式の形態であるが、ガススプリングに代わってラチェット機構を利用した手動式の形態であってもよい。
また、上記の実施形態では、1つの支柱部32で天板部2を支持しているが、2以上の支柱部32で天板部2を支持してもよい。
また、上記の実施形態では、機能部材4は、支持部5に支持されると上端部が天板部2の作業面2aよりも下側に配置されているが、上端部が作業面2aと同じ高さや、作用面2aよりも上側に配置されていてもよい。
また、上記の実施形態のように、機能部材4がホワイトボードなどの情報表示機能を有する場合に、機能部材4を幕板として使用する際には情報表示面が露出しないように構成されていてもよい。例えば、機能部材4が情報表示面が内側に入り込むように折り畳み可能に構成されていたり、機能部材4が情報表示面を覆うことが可能な板状や膜状、袋状などの部材を有していたりしてもよい。
また、上記の実施形態では、各部材の寸法を一例として示しているが、各部材の寸法や形状は適宜設定されてよい。
1,100 天板付什器
2 天板部
3 脚部
4 機能部材
4a,4b 面状部
5 支持部
11 床面
12 使用者
45 第1情報表示面(情報表示面、情報表示機能)
46 第2情報表示面(情報表示面、情報表示機能)

Claims (2)

  1. 上面に作業面を有する天板部と、
    面状の面状部を有する機能部材と、
    前記機能部材を前記作業面よりも下方の空間を遮蔽するように支持する支持部と、
    前記天板部および前記支持部を昇降可能に支持する脚部と、を有し、
    前記機能部材は、前記支持部から取り外された状態で前記面状部を機能面として使用可能に構成され、
    前記支持部は、前記天板部の外縁部に設けられて前記機能部材を吊り支持可能なフック状に形成されていることを特徴とする天板付什器。
  2. 前記機能部材は、前記面状部に情報を表示可能な情報表示機能を有することを特徴とする請求項1に記載の天板付什器。
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