JP6816697B2 - 電極板の製造方法 - Google Patents
電極板の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6816697B2 JP6816697B2 JP2017199616A JP2017199616A JP6816697B2 JP 6816697 B2 JP6816697 B2 JP 6816697B2 JP 2017199616 A JP2017199616 A JP 2017199616A JP 2017199616 A JP2017199616 A JP 2017199616A JP 6816697 B2 JP6816697 B2 JP 6816697B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- active material
- material layer
- current collector
- collector foil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/13—Energy storage using capacitors
Landscapes
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
更に、電極板製造装置100は、一対の規制部材(第1規制部材150及び第2規制部材160)を備える。これら第1規制部材150及び第2規制部材160は、樹脂からなり、概略直方体形状を有する。これら第1規制部材150及び第2規制部材160は、Bロール120の軸方向AHの両外側(一方側AH1及び他方側AH2)、かつ、Cロール130で搬送される集電箔3の上方にそれぞれ配置されている。
なお、Bロール120を回転させると、その端面120cの位置が軸方向AHに変動する(いわゆる振れが生じる)ため、これに伴って第1間隙C1aの大きさも変動する。この変動に対し、第1間隙C1aの最大値である最大第1間隙max(C1a)が、前述の活物質粒子11の平均粒径D=10μmの4倍(40μm)以下となる軸方向位置(本実施形態では、最大第1間隙max(C1a)=30μmとなる軸方向位置)に、第1規制部材150を配置する。これにより、第1規制部材150は、Bロール120を回転させても、Bロール120の端面120cに接触することがなく、かつ、Bロール120の端面120cから平均粒径Dの4倍(40μm)以上離れることもない。
なお、Cロール130を回転させると、Cロール130で搬送される集電箔3の第1主面3aまたは第2主面3bの位置が径方向KHに変動する(いわゆる振れが生じる)。また、集電箔3の厚みも変化する。このため、これらによって集電箔3の第1主面3aまたは第2主面3bと第1規制部材150との径方向の第2間隙C2aの大きさも変動する。この変動に対し、第2間隙C2aの最大値である最大第2間隙max(C2a)が、前述の活物質粒子11の平均粒径D=10μmの4倍(40μm)以下となる径方向位置(本実施形態では、最大第2間隙max(C2a)=30μmとなる径方向位置)に、第1規制部材150を配置する。これにより、第1規制部材150は、Cロール130を回転させても、Cロール130上の集電箔3の第1主面3aまたは第2主面3bに接触することがなく、かつ、集電箔3の第1主面3aまたは第2主面3bから平均粒径Dの4倍(40μm)以上離れることもない。
なお、Bロール120を回転させると、その端面120dの位置が軸方向AHに変動する(いわゆる振れが生じる)ため、これに伴って第1間隙C1bの大きさも変動する。この変動に対し、第1間隙C1bの最大値である最大第1間隙(C1b)が、前述の活物質粒子11の平均粒径D=10μmの4倍(40μm)以下となる軸方向位置(本実施形態では、最大第1間隙max(C1b)=30μmとなる軸方向位置)に、第2規制部材160を配置する。これにより、第2規制部材160は、Bロール120を回転させても、Bロール120の端面120dに接触することがなく、かつ、Bロール120の端面120dから平均粒径Dの4倍(40μm)以上離れることもない。
なお、Cロール130を回転させると、Cロール130で搬送される集電箔3の第1主面3aまたは第2主面3bの位置が径方向KHに変動する(いわゆる振れが生じる)。また、集電箔3の厚みも変化する。このため、これらによって集電箔3の第1主面3aまたは第2主面3bと第2規制部材160との径方向の第2間隙C2bの大きさも変動する。この変動に対し、第2間隙C2bの最大値である最大第2間隙max(C2b)が、前述の活物質粒子11の平均粒径D=10μmの4倍(40μm)以下となる径方向位置に(本実施形態では、最大第2間隙max(C2a)=30μmとなる軸方向位置)に、第2規制部材160を配置する。これにより、第2規制部材160は、Cロール130を回転させても、Cロール130上の集電箔3の第1主面3aまたは第2主面3bに接触することがなく、かつ、集電箔3の第1主面3aまたは第2主面3bから平均粒径Dの4倍(40μm)以上離れることもない。
なお、この第1転写工程S3で形成された、集電箔3上に第1未乾燥活物質層5xを有する負極板を「未乾燥片側負極板1x」ともいう。この未乾燥片側負極板1xは、Cロール130によって図3及び図4中、右方に向けて搬送される。
なお、この時点では、集電箔3の第1主面3a上には乾燥済みの第1活物質層5が形成され、集電箔3の第2主面3b上に未乾燥の第2未乾燥活物質層6xが形成されている。この負極板を「片乾燥両側負極板1z」ともいう。
次いで、本発明の効果を検証するために行った試験の結果について説明する。活物質粒子11として、平均粒径Dが異なる3種類(D=5μm、10μm、11μm)の活物質粒子を用意した。そして、これらの活物質粒子11を用いて、前述の粒子集合体形成工程S1、第1造膜工程S2、第1転写工程S3及び第1乾燥工程S4を行い、集電箔3上に第1活物質層5を形成した。
なお、第1規制部材150の第2規制面150bとCロール130上の集電箔3の第1主面3aとの第2間隙C2aについても、上述の第1間隙C1aの場合と同様な調査を行ったところ、第1間隙C1aの場合と同様な結果が得られた。
一方で、第1規制部材150及び第2規制部材160を、第1間隙C1a,C1bが最大で活物質粒子11の平均粒径Dの4倍以下となる軸方向位置に配置している。このため、第1転写工程S3及び第2転写工程S6において第1未乾燥活物質層5x及び第2未乾燥活物質層6xの一部が第1間隙C1a,C1bを通じて外側に漏れ出すのを防止できる。
一方で、第1規制部材150及び第2規制部材160を、第2間隙C2a,C2bが最大で活物質粒子11の平均粒径Dの4倍以下となる径方向位置に配置している。このため、第1転写工程S3及び第2転写工程S6において第1未乾燥活物質層5x及び第2未乾燥活物質層6xの一部が第2間隙C2a,C2bを通じて外側に漏れ出すのを防止できる。
例えば、実施形態では、電極板として、負極板1を例示したが、正極板の製造方法に本発明を適用することもできる。
3 集電箔
3a 第1主面(表面)
3b 第2主面(表面)
3c,3d (集電箔の幅方向の)端部
W (集電箔の)幅方向寸法
5 第1活物質層
5c,5d (第1活物質層の幅方向の)端縁
5x 第1未乾燥活物質層
5xc,5xd (第1未乾燥活物質層の幅方向の)端縁
6 第2活物質層
6c,6d (第2活物質層の幅方向の)端縁
6x 第2未乾燥活物質層
6xc,6xd (第2未乾燥活物質層の幅方向の)端縁
11 活物質粒子
17 溶媒
21 湿潤粒子
22 粒子集合体
23 湿潤粒子膜
EH 長手方向
FH 幅方向
100 電極板製造装置
110 Aロール
120 Bロール(第1ロール)
120c,120d (Bロールの)端面
L1 (Bロールの)軸方向寸法
130 Cロール(第2ロール)
131,132 (Cロールの)端部
L2 (Cロールの)軸方向寸法
150 第1規制部材
160 第2規制部材
AH 軸方向
AH1 一方側(外側)
AH2 他方側(外側)
KH (Bロールの)径方向
C1a,C1b 第1間隙
C2a,C2b 第2間隙
S1 粒子集合体形成工程
S2 第1造膜工程
S3 第1転写工程
S4 第1乾燥工程
S5 第2造膜工程
S6 第2転写工程
S7 第2乾燥工程
Claims (1)
- 帯状の集電箔と、この集電箔上に形成され、活物質粒子を含む活物質層とを備える電極板の製造方法であって、
軸方向寸法L1が上記集電箔の幅方向寸法Wよりも短く(L1<W)された第1ロール、及び、
上記第1ロールに間隙を介して平行に配置され、軸方向寸法L2が上記集電箔の幅方向寸法Wよりも長く(L2>W>L1)、自身の両端部が上記第1ロールよりも軸方向の両外側にそれぞれ位置する第2ロールを用い、
上記第1ロール上に造膜された、上記活物質粒子及び溶媒を含み造粒された湿潤粒子からなる湿潤粒子膜を、上記集電箔の幅方向の両端部を上記第1ロールよりも軸方向の両外側にそれぞれ位置させ、上記第2ロールに巻き付けて搬送した上記集電箔上に、転写して未乾燥活物質層を形成する
転写工程と、
上記集電箔上の上記未乾燥活物質層を乾燥させて、上記活物質層を形成する乾燥工程と、を備え、
上記転写工程は、
上記第1ロールの軸方向の両外側、かつ、上記第2ロールで搬送される上記集電箔の上方にそれぞれ配置した一対の規制部材で、上記未乾燥活物質層の幅方向の両端縁の位置をそれぞれ規制しつつ行い、
上記一対の規制部材を、
上記第1ロールの両端面と、それぞれ軸方向に第1間隙C1a,C1bを介して離間し、しかも、上記第1ロールが回転しても、上記第1間隙C1a,C1bが最大で上記活物質粒子の平均粒径Dの4倍以下(max(C1a)≦4D,max(C1b)≦4D)となる軸方向位置に、かつ、
上記第2ロール上の上記集電箔の表面と、それぞれ上記第2ロールの径方向に第2間隙C2a,C2bを介して離間し、しかも、上記第2ロールが回転しても、上記第2間隙C2a,C2bが最大で上記活物質粒子の上記平均粒径Dの4倍以下(max(C2a)≦4D,max(C2b)≦4D)となる径方向位置に、それぞれ配置する
電極板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017199616A JP6816697B2 (ja) | 2017-10-13 | 2017-10-13 | 電極板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017199616A JP6816697B2 (ja) | 2017-10-13 | 2017-10-13 | 電極板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019075244A JP2019075244A (ja) | 2019-05-16 |
JP6816697B2 true JP6816697B2 (ja) | 2021-01-20 |
Family
ID=66543289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017199616A Active JP6816697B2 (ja) | 2017-10-13 | 2017-10-13 | 電極板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6816697B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020047434A (ja) * | 2018-09-18 | 2020-03-26 | トヨタ自動車株式会社 | 電極板の製造方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7297005B2 (ja) * | 2021-03-15 | 2023-06-23 | プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 | 電極の製造方法 |
JPWO2023100709A1 (ja) * | 2021-12-03 | 2023-06-08 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3680984B2 (ja) * | 1999-06-11 | 2005-08-10 | トヨタ自動車株式会社 | 電池用シート電極の製造方法 |
JP5176347B2 (ja) * | 2007-03-08 | 2013-04-03 | トヨタ自動車株式会社 | 電極板のプレス方法、及び、電極板のプレス装置 |
JP5776446B2 (ja) * | 2011-08-30 | 2015-09-09 | 株式会社Gsユアサ | 電池用電極の製造方法及び電池用電極 |
US9088020B1 (en) * | 2012-12-07 | 2015-07-21 | Integrated Photovoltaics, Inc. | Structures with sacrificial template |
JP6115380B2 (ja) * | 2013-07-29 | 2017-04-19 | 株式会社豊田自動織機 | 帯状電極の製造方法及び帯状電極切断装置 |
JP2015218008A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | 富士機械工業株式会社 | 塗工システム |
JP2016115569A (ja) * | 2014-12-16 | 2016-06-23 | 日本ゼオン株式会社 | リチウムイオン電池用電極の製造方法 |
JP2017073307A (ja) * | 2015-10-08 | 2017-04-13 | トヨタ自動車株式会社 | 非水電解液二次電池用の電極シート |
CN207478923U (zh) * | 2017-10-18 | 2018-06-12 | 深圳市信宇人科技股份有限公司 | 改进型干粉涂敷系统 |
-
2017
- 2017-10-13 JP JP2017199616A patent/JP6816697B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020047434A (ja) * | 2018-09-18 | 2020-03-26 | トヨタ自動車株式会社 | 電極板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019075244A (ja) | 2019-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6816697B2 (ja) | 電極板の製造方法 | |
US10236498B2 (en) | Electrode plate manufacturing method and electrode plate manufacturing apparatus | |
US10673061B2 (en) | Electrode sheet manufacturing method | |
JP6455498B2 (ja) | 電極板製造装置、正極板の製造方法及び負極板の製造方法 | |
CN111293272B (zh) | 电极片制造装置 | |
US20200295353A1 (en) | Electrode sheet manufacturing method | |
CN109466955B (zh) | 间隔件卷体、间隔件卷体的制造方法 | |
CN111224060A (zh) | 电极片制造装置 | |
CN111200106A (zh) | 压密化结束的带状电极板的制造方法、压密化结束的带状电极板和电池 | |
JP6836183B2 (ja) | 電極の製造方法 | |
US20180002137A1 (en) | Separator core and separator roll | |
JP7074081B2 (ja) | 電極シート製造装置 | |
JP2018101518A (ja) | 電極板の製造方法 | |
KR101913476B1 (ko) | 전지용 세퍼레이터의 제조 방법 및 전지용 세퍼레이터 제조 장치 | |
JP7396207B2 (ja) | 電極板乾燥装置 | |
JP2016100067A (ja) | リチウムイオン電池用電極の製造方法 | |
JP4852846B2 (ja) | プレスロール装置およびプレス方法 | |
JP6872894B2 (ja) | フィルム製造方法 | |
JP5644737B2 (ja) | 塗工装置及び電極製造方法 | |
JP7154272B2 (ja) | 電極の製造方法および電極の製造装置 | |
JP4760014B2 (ja) | プレスロール装置およびプレス方法 | |
JP2015044132A (ja) | 塗膜形成装置 | |
JP2018010822A (ja) | 電極の製造装置 | |
JP6939578B2 (ja) | 帯状電極板の製造方法 | |
JP2016181445A (ja) | リチウムイオン二次電池用電極の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200213 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201118 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201207 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6816697 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |