JP6814778B2 - 従業員位置移動表示システム、従業員位置移動表示方法および従業員位置移動表示プログラム - Google Patents

従業員位置移動表示システム、従業員位置移動表示方法および従業員位置移動表示プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6814778B2
JP6814778B2 JP2018208697A JP2018208697A JP6814778B2 JP 6814778 B2 JP6814778 B2 JP 6814778B2 JP 2018208697 A JP2018208697 A JP 2018208697A JP 2018208697 A JP2018208697 A JP 2018208697A JP 6814778 B2 JP6814778 B2 JP 6814778B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
employee
mobile terminal
beacon communication
unit
movement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018208697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020076596A (ja
Inventor
遼 石田
遼 石田
祐樹 伴
祐樹 伴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
My City Inc
Original Assignee
My City Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by My City Inc filed Critical My City Inc
Priority to JP2018208697A priority Critical patent/JP6814778B2/ja
Publication of JP2020076596A publication Critical patent/JP2020076596A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6814778B2 publication Critical patent/JP6814778B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、従業員位置移動表示システム、従業員位置移動表示方法および従業員位置移動表示プログラムに関する。
近年、GPS等を用いて人材の移動をチェックすることについて種々研究開発が行われている。例えば、特許文献1(特開2015−61082号公報)には、施設内の立体的な位置およびその位置に応じたフロアマップを携帯端末に表示させる地図情報提供システムについて開示されている。
また、特許文献2(特開2017−188904号公報)には、モバイル端末のBLEビーコンのサービスカバレージを広げることができる方法及び装置について開示されている。
また、特許文献3(特開2010−159980号公報)には、屋内位置情報提供システムにおいて、ID情報送信機等の設置者が、その設置に際して発生するコストを回収する方法を提供し、ID情報受信機を有する第三者が、無制限にID情報送信機等の利益にただ乗りすることを防止する方法について開示されている。
さらに、特許文献4(特許第6246969号公報)には、移動する発信機を携帯装置で探索するときに、大きい範囲で複数の発信機を探索すると、多くの携帯装置が多くの発信機を探索することになり多くのリソースが消費される。一方、探索する範囲を小さくすると発信機を適切に探索できない課題に対して、リソースを節約しかつ発信機を適切に探索するものである。
また、特許文献5(特開2016−114464号公報)には、屋内のユーザの現在地を正確に特定し、ユーザにとって有益な屋内情報を適切に提供する画像生成システムについて開示されている。
また、特許文献6(特開2016−090407号公報)には、GPS機能とビーコン機能の両方の利便性を享受しつつ携帯端末に有益な位置情報を提供し得る位置情報処理システムについて開示されている。
さらに、特許文献7(特許第5991793号公報)には、携帯装置が受信した発信機情報が特定の発信機のものか判断するため、携帯装置は、特定の発信機の情報を記憶する。例えば、携帯装置が移動する可能性のある範囲内の特定の発信機の情報を記憶することとなる。しかしながら、例えば携帯装置が記憶する発信機の数が多くなると、携帯装置の処理効率が悪くなる、または、サーバとの通信量が大きくなってしまう。このため、携帯装置が記憶できる発信機の数には実質的な限界がある。また、iBeacon(登録商標)等の方式では、特定のビーコン発信機の個数が制限されている。このように、携帯装置の取り扱える特定のビーコン発信機の数には限りがある課題を解決するためなされたものであり、携帯装置が取り扱える発信機の数を増加するものである。
また、特許文献8(特開2012−185047号公報)には、位置が既知の装置と位置が未知の装置の間で送信する信号と、一組の位置が未知の装置間と送信される信号とを測定し、複数の第一部分式と予測測定信号が実測定信号と等しい時極値を持つ複数の信号測定予測部分式とを有するグラフ関数に測定信号を入力し、グラフ関数を最適化することにより、複数の装置の位置探索のためのシステムについて開示されている。
特許文献9(特開2012−255673号公報)には、測位方法、測位システム及びプログラムにおいて、RSSIを利用して高精度の測位を実現することが開示されている。
特許文献10(特開2013−221943号公報)には、通信分野に関し、屋内WLAN測位に適用され、測位精度を向上させる測位方法、装置及びシステムについて開示されている。
特許文献11(特開2016−114361号公報)には、屋内環境のように電波変動が激しいエリアであっても、リファレンス受信情報ベクトルを自動的に精緻なものとして、高精度なFP方式の測位を実現可能とする測位方法について開示されている。
特許文献12(特開2016−134918号公報)には、ハイブリッド基盤の無線測位サービス方法およびシステムについて開示されている。
特許文献13(特開2017−9368号公報)には、屋内空間を移動する無線端末の位置を高精度に検出可能な測位方法、及び測位システム、ならびに測位サーバについて開示されている。
特許文献14(特開2017−15562号公報)には、電波強度を用いた屋内測位システムの測位環境を構築するセットアップに要するコストを低減することについて開示されている。
特許文献15(特開2017−167112号公報)には、低廉なコストで位置情報を提供することについて開示されている。
特許文献16(特表2017−506439号公報)には、モバイル装置を有するシステムを動作する無線ビーコンメッセージ管理システム及び方法について開示されている。
特許文献17(特表2016−507724号公報)には、受信信号強度インジケーション(RSSI)データおよび往復時間(RTT)データに基づくロケーション判定においてマップなどのロケーション情報を利用することについて開示されている。
特開2015−61082号公報 特開2017−188904号公報 特開2010−159980号公報 特許第6246969号公報 特開2016−114464号公報 特開2016−090407号公報 特許第5991793号公報 特開2012−185047号公報 特開2012−255673号公報 特開2013−221943号公報 特開2016−114361号公報 特開2016−134918号公報 特開2017−9368号公報 特開2017−15562号公報 特開2017−167112号公報 特表2017−506439号公報 特表2016−507724号公報
しかしながら、特許文献1乃至17の技術を用いることで、従業員の移動をみることができる。しかしながら、GPS通信を用いると消費電力が大きくなるという問題が生じる。一方、USBビーコンを用いた場合には、電波強度の取得が困難であり、位置情報が秒単位で移動し、本来の位置と異なる位置における表示がなされるという問題点があった。
本発明の主な目的は、円滑に表示を行うことができる従業員位置移動表示システム、従業員位置移動表示方法および従業員位置移動表示プログラムを提供することである。
本発明の他の目的は、円滑に表示を行うことができるとともに、従業員の移動履歴に応じて業務改善を図ることができる従業員位置移動表示システム、従業員位置移動表示方法および従業員位置移動表示プログラムを提供することである。
(1)
一局面に従う従業員位置移動表示システムは、従業員の携帯端末と、携帯端末と通信可能で、かつ複数設けられたUSBビーコン通信部と、複数のUSBビーコン通信部および携帯端末との関係を判定する制御部と、従業員の現在位置を表示させる表示部と、を含み、制御部は、携帯端末の移動を表示部に表示する場合、移動の表示を円滑に処理する処理部を含むものである。
この場合、従業員の所持する携帯端末が移動した場合、すなわち、従業員が移動した場合、1のUSBビーコン通信部から他のUSBビーコン通信部へ主となる通信部が変更となった場合、表示部に移動が円滑に表示される。
(2)
第2の発明にかかる従業員位置移動表示システムは、一局面に従う従業員位置移動表示システムにおいて、記録部をさらに含み、制御部は、記録部に従業員の位置を記録させ、記録部の履歴に応じて従業員の業務評価と比較を行ってもよい。
この場合、制御部は、記録部に記録された従業員の位置の履歴に応じて業務評価と比較を行う。その結果、業務評価の高い人材がどのような動きを行っているのか、また、業務評価を高めるためには、どのような動きが良いかを推定することができる。
(3)
第3の発明にかかる従業員位置移動表示システムは、一局面または第2の発明にかかる従業員位置移動表示システムにおいて、USBビーコン通信部は、天井裏、床または手摺りに配設され、制御部は、従業員の携帯端末に対して、USBビーコン通信部からの電波強度による距離判定により位置を特定し、処理部は、特定結果を間引き処理、または、平準化処理することで、円滑に表示されるよう処理してもよい。
この場合、天井裏に設置された2個または3個のUSBビーコン通信部からの電波強度に基づいて携帯端末の位置を特定することができる。
また、1個のエリアビーコン通信部から携帯端末の有無を特定することもできる。
さらに、処理部は、間引き処理または平準化処理することで、表示部に円滑に表示させることができる。例えば、ディゾルブの速度を変更できるように調整できることが望ましい。
また、天井裏に設置されることにより、GPS等の位置情報と異なり、屋内の1階にいるのか、2階にいるのか、他の階にいるのかを容易に表示することができる。
(4)
第4の発明にかかる従業員位置移動表示システムは、一局面から第3の発明にかかる従業員位置移動表示システムにおいて、制御部は、従業員の位置の履歴に基づいて、特定の従業員の位置の周囲に他の従業員が集まらない場合、表示部にその旨を表示してもよい。
この場合、制御部は、表示部に特定の従業員の周囲に他の従業員が集まらないことを表示させる。その結果、特定の従業員に問題がないか、人事考課等において、容易に確認することができる。特に、パワーハラスメント、セクシャルハラスメント等のハラスメントに関して容易に認識することができる。
(5)
第5の発明にかかる従業員位置移動表示システムは、一局面から第4の発明にかかる従業員位置移動表示システムにおいて、制御部は、従業員の位置の履歴に基づいて、特定の従業員の位置の周囲に他の従業員が集まる場合、表示部にその旨を表示してもよい。
この場合、制御部は、表示部に特定の従業員の周囲に他の従業員が集まることを表示させる。その結果、特定の従業員の動きなどを他の管理部門の従業員に提示することができる。人事考課等において、他の管理部門の従業員に提示することで、全体の従業員が働きやすい環境を作ることができる。
(6)
第6の発明にかかる従業員位置移動表示システムは、一局面から第5の発明にかかる従業員位置移動表示システムにおいて、USBビーコン通信部は、少なくとも第1エリアビーコン通信部および第2エリアビーコン通信部をさらに含み、制御部は、従業員の携帯端末に対して、第1エリアビーコン通信部の第1エリアから第2エリアビーコン通信部の第2エリアへ移動したか否かを特定してもよい。
この場合、USBビーコン通信部は、第1エリアを所定の時間毎に検知する第1エリアビーコン通信部と、第1エリアに隣接する第2エリアを所定の時間毎に検知する第2エリアビーコン通信部とを有する。このように第1エリアビーコン通信部および第2エリアビーコン通信部を設けることにより第1エリアから第2エリアへ移動したことを容易に判定することができる。
(7)
他の局面に従う従業員位置移動表示プログラムは、従業員の携帯端末と通信可能で、かつ複数設けられたUSBビーコン通信処理と、複数のUSBビーコン通信処理および前記携帯端末との関係を判定する制御処理と、従業員の現在位置を表示させる表示処理と、を含み、制御処理は、携帯端末の移動を表示する場合、移動の表示を円滑に処理するものである。
この場合、従業員の所持する携帯端末が移動した場合、すなわち、従業員が移動した場合、1のUSBビーコン通信処理から他のUSBビーコン通信処理へ主となる通信が変更となった場合、移動が円滑に表示される。
(8)
さらに他の局面に従う従業員位置移動表示方法は、従業員の携帯端末と通信可能で、かつ複数設けられたUSBビーコン通信工程と、複数のUSBビーコン通信工程および前記携帯端末との関係を判定する制御工程と、従業員の現在位置を表示させる表示工程と、を含み、制御工程は、携帯端末の移動を表示する場合、移動の表示を円滑に処理する処理工程を含むものである。
この場合、従業員の所持する携帯端末が移動した場合、すなわち、従業員が移動した場合、1のUSBビーコン通信工程から他のUSBビーコン通信工程へ主となる通信が変更となった場合、移動が円滑に表示される。
本実施の形態にかかる従業員位置移動表示システムの一例を示す模式図である。 図1の従業員位置移動表示システムの表示部の一例を説明するための模式図である。 USBビーコン通信部と携帯端末との通信状態の一例を説明するための模式図である。 USBビーコン通信部と携帯端末との通信状態を天井裏側から説明するための模式図である。 表示部に表示を行う場合の円滑処理を説明するための模式図である。 円滑処理の一例を示すフローチャートである。 円滑処理の他の例を示すフローチャートである。 USBビーコン通信部と携帯端末との通信状態の一例を説明するための模式図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明においては、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<実施の形態>
図1は、本実施の形態にかかる従業員位置移動表示システム100の一例を示す模式図であり、図2は図1の従業員位置移動表示システム100の表示部600の一例を説明するための模式図である。
図1に示すように、従業員位置移動表示システム100は、複数のUSBビーコン通信部200、記録部300、携帯端末400、制御部500および表示部600を含む。
ここで、図1においては、屋内の従業員位置表示システム100について説明を行うが、本発明は、屋内に限定されず、ベランダ等、屋外においても適用することができる。
制御部500は、内部に処理部510を含む。記録部300は、各従業員の業績情報310および各従業員の移動履歴情報320を記録し保持する。
図1に示すように、本実施の形態においては、制御部500は、携帯端末400と通信可能である。また、携帯端末400は、複数のUSBビーコン通信部200と通信可能である。なお、制御部500が複数のUSBビーコン通信部200と通信可能であってもよい。この場合、制御部500は、複数のUSBビーコン通信部200の固有情報を携帯端末400が読み取り、位置を認識する。
また、図2に示すように、制御部500は、屋内の天井に配置されたUSBビーコン通信部200と随時通信を行い、携帯端末400の位置を表示部600に表示させる。ここで、制御部500は、携帯端末400が移動している場合には、処理部510により円滑処理を行い、表示部600に表示させる。処理部510の円滑処理の詳細については、後述する。
図3は、USBビーコン通信部200と携帯端末400との通信状態の一例を説明するための模式図である。
図3に示すように、複数のUSBビーコン通信部200は、天井裏に配設される。設置されたUSBビーコン通信部200の固有ID(番号等)が、記録部300に記録されている。したがって、制御部500は、記録部300の情報から、いずれのUSBビーコン通信部200が携帯端末400と通信を行っているかを認識することができる。
具体的には、USBビーコン通信部200は、USB給電されており、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))により携帯端末400と通信を行う。
携帯端末400は、制御部500へ電波強度情報を送信する。その結果、複数のUSBビーコン通信部200のうち、いずれのUSBビーコン通信部200の近くに携帯端末400が存在するかを認識することができる。
一方、制御部500は、電波強度情報に基づいて位置情報を携帯端末400へ返信してもよい。さらに、制御部500は、図2のように、電波強度情報に基づいて表示部600に表示を行う。
図4は、USBビーコン通信部200と携帯端末400との通信状態を天井裏側から説明するための模式図である。
図4に示すように、USBビーコン通信部200は、USBビーコン通信部200A、USBビーコン通信部200B、USBビーコン通信部200C、USBビーコン通信部200D、USBビーコン通信部200E、USBビーコン通信部200Fが配置されていると仮定する。
この場合、USBビーコン通信部200Aから携帯端末400までの距離がL2である。USBビーコン通信部200Bから携帯端末400までの距離がL1である。USBビーコン通信部200Dから携帯端末400までの距離がL4である。USBビーコン通信部200Eから携帯端末400までの距離がL3である。
距離の関係は、L1<L2<L3<L4であるため、USBビーコン通信部200B近傍に携帯端末400を所有する従業員の位置が判定される。
なお、距離Lが隣り合うUSBビーコン通信部200の距離以上の場合には、判定に用いないことが好ましい。図4のUSBビーコン通信部200C、USBビーコン通信部200Fと、携帯端末400との距離を判定に用いると処理が乱雑になるからである。
(制御部500の処理部510)
次に、図5は、表示部600に表示を行う場合の円滑処理を説明するための模式図であり、図6は、円滑処理の一例を示すフローチャートである。なお、図6の説明においては、処理部510および制御部500の一方、または両方で処理を行ってもよい。
図5に示すように、現実的にUSBビーコン通信部200により検出される携帯端末400Sは、確実に安定して表示部600に表示されるものではない。特に表示部600においては、図5に示すように、同じ携帯端末400であるのに、通信強度の影響に応じて、ばらつきが生じるという問題がある。
その結果、制御部500は、USBビーコン通信部200と携帯端末400との関係により検出された位置情報について、複数回を平準化させる必要がある。
図6に示すように、制御部500は、USBビーコン通信部200と携帯端末400との関係から位置を検知する(ステップS1)。
次に、制御部500は、USBビーコン通信部200と携帯端末400との関係から次の位置を検知する(ステップS2)。ここでいう次の位置とは、所定時間後において携帯端末400が移動していない場合も含む。
次いで、制御部500は、携帯端末400の位置が5個超えたか否かを判定する(ステップS3)。5個を超えていない場合、制御部500は、ステップS2に戻り、処理を繰り返す。一方、5個を超えた場合、制御部500は、ステップS4の処理へ移行する。
制御部500は、5個の携帯端末400の位置を平準化し、表示部600に表示する(ステップS4)。なお、本実施の形態においては、複数のUSBビーコン通信部200の位置を検出し、平準化したが、これに限定されず、ディゾルブ処理で平滑化して表示部600に表示してもよく、5個に限定されず、他の個数で平準化してもよく、所定の間隔で間引き処理を行って平準化してもよい。
次に、図7は、円滑処理の他の例を示すフローチャートである。
図7に示すように、制御部500は、USBビーコン通信部200から携帯端末400の位置を検知する(ステップS11)。
次に、制御部500は、USBビーコン通信部200から携帯端末400の次の位置を検知する(ステップS12)。
次いで、制御部500は、携帯端末400の位置が5個超えたか否かを判定する(ステップS13)。5個を超えていない場合、制御部500は、ステップS12に戻り、処理を繰り返す。一方、5個を超えた場合、制御部500は、ステップS14の処理へ移行する。
制御部500は、5個の携帯端末400の位置を平準化し、表示部600に表示する(ステップS14)。なお、本実施の形態においては、複数のUSBビーコン通信部200の位置を検出し、平準化したが、これに限定されず、ディゾルブ処理で平滑化して表示部600に表示してもよく、5個に限定されず、他の個数で平準化してもよい。
次に、制御部500は、記録部300に移動履歴を記録する(ステップS15)。ここで、記録部300には、各従業員の業績について記録されているため、各従業員の業績と移動履歴とのリンク付けを行う(図1参照)。
制御部500は、業績が高い従業員の移動履歴について集計を行う(ステップS16)。一方、制御部500は、業績が低い従業員の移動履歴について集計を行う(ステップS17)。この場合、制御部500は、業績の高い従業員の周囲に所属するチームスタッフの移動履歴を含めて集計を行ってもよく、業績の低い従業員の周囲に所属するチームスタッフの移動履歴を含めて集計を行ってもよい。
次に、制御部500は、ステップS16の処理結果と、ステップS17の処理結果との差を判定する(ステップS18)。
次いで、制御部500は、ステップS18の処理結果に基づいて、表示部600に表示を行う(ステップS19)。特に、制御部500は、特定の従業員の周囲に他の従業員が集まるか否かについても、表示を行う。
従業員の監督者、すなわち、上司は、表示部600の表示に基づいて、業績の高い従業員の移動履歴を確認し、仮に当該上司の部下として、業績の低い従業員がいる場合には、当該従業員に、改善の教育を行うことができる。
次いで、図8は、USBビーコン通信部200と携帯端末400との通信状態の一例を説明するための模式図である。図8においては、図4と同じように、天井上から視野した状態を示す。また、図8におけるUSBビーコン通信部200は、個々のエリアについて所定の時間毎に通信を行うエリアビーコン通信部201A、201B、201Cが設けられている。
すなわち、携帯端末400がスリープモード等の状態にある場合、エリアビーコン通信部201Aが、第1エリア内に移動した携帯端末400と通信を行い、エリアビーコン通信部201Bが、第2エリア内に移動した携帯端末400と通信を行い、エリアビーコン通信部201Cが、第3エリア内に移動した携帯端末400と通信することができる。
また、携帯端末400がスリープモード等の状態にある場合、例えば、第1エリア、第2エリア、第3エリアの状態にかかわらず、所定の時間毎にスマートフォン等のサイレントプッシュ機能(silentpush)によるウェイクアップ信号(wakeup)により通信して、起動させて情報を送ることができる。
また、本実施の形態においては、例えば、多数のUSBビーコン通信部200の一部のUSBビーコン通信部200のUUIDを変更させることでエリアビーコン通信部201A,201B、201Cを設定することが可能である。
図8に示すように、携帯端末400が移動した場合、エリアビーコン通信部201Aからエリアビーコン通信部201Bへ移動したことを容易に認識することができる。また、所定の時間毎とは、5分であってもよい。なお、所定の時間毎とは、システムの関係と通信による電力消費を勘案すれば任意の時間であってもよい。具体的には、1分以上1時間以下のうちの任意の時間であってもよい。
以上のように、本発明にかかる従業員位置移動表示システム100においては、表示部600に円滑に表示を行うことができるとともに、従業員の移動履歴に応じて業務改善を図ることができる。
本発明においては、携帯端末400が「携帯端末」に相当し、USBビーコン通信部200が「USBビーコン通信部」に相当し、制御部500、処理部510が「制御部、処理部」に相当し、表示部600が「表示部」に相当し、記録部300が「記録部」に相当し、従業員位置移動表示システム100が「従業員位置移動表示システム」に相当し、第1エリアが「第1エリア」に相当し、第2エリアが「第2エリア」に相当し、エリアビーコン通信部201A、201B、201Cが「第1エリアビーコン通信部、第2エリアビーコン通信部」に相当し、図6および図7が「従業員位置移動表示プログラム、従業員位置移動表示方法」に相当する。
本発明の好ましい一実施の形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
100 従業員位置移動表示システム
200 USBビーコン通信部
201A,201B,201C エリアビーコン通信部
300 記録部
400 携帯端末
500 制御部
510 処理部
600 表示部

Claims (8)

  1. 従業員の携帯端末と、
    前記携帯端末と通信可能で、かつ複数設けられたUSBビーコン通信部と、
    前記複数のUSBビーコン通信部および前記携帯端末との関係を判定する制御部と、
    前記従業員の現在位置を表示させる表示部と、
    記録部と、を含み、
    前記制御部は、前記記録部に前記従業員の移動履歴を記録させ、
    前記従業員の移動履歴と前記従業員の業務評価との比較を行う、従業員位置移動表示システム。
  2. 前記制御部は、前記従業員の位置の履歴に基づいて、特定の従業員の位置の周囲に他の従業員が集まらない場合、前記表示部にその旨を表示する、請求項1に記載の従業員位置移動表示システム。
  3. 前記制御部は、前記従業員の位置の履歴に基づいて、特定の従業員の位置の周囲に他の従業員が集まる場合、前記表示部にその旨を表示する、請求項1または2に記載の従業員位置移動表示システム。
  4. 前記制御部は、前記携帯端末の移動を前記表示部に表示する場合、時系列において連続する前記携帯端末の位置の表示の切り替えに用いるディゾルブの速度を調整することで、前記携帯端末の移動が円滑に表示されるように処理する、請求項1から3のいずれか1項に記載の従業員位置移動表示システム。
  5. 前記制御部は、前記携帯端末の移動を前記表示部に表示する場合、前記携帯端末の移動が円滑に表示されるよう処理する処理部を含み、
    前記複数のUSBビーコン通信部は、天井裏、床または手摺りに配設され、
    前記制御部は、
    前記従業員の前記携帯端末に対して、前記複数のUSBビーコン通信部からの電波強度による距離判定により位置を特定し、
    前記処理部は、前記特定結果を間引き処理、または、平準化処理することで、円滑に表示されるよう処理する、請求項1から4のいずれか1項に記載の従業員位置移動表示システム。
  6. 前記複数のUSBビーコン通信部は、少なくとも第1エリアビーコン通信部および第2エリアビーコン通信部をさらに含み、
    前記制御部は、
    前記従業員の携帯端末に対して、前記第1エリアビーコン通信部の第1エリアから前記第2エリアビーコン通信部の第2エリアへ移動したか否かを特定する、請求項1から5のいずれか1項に記載の従業員位置移動表示システム。
  7. コンピュータに、従業員の携帯端末と通信可能で、かつ複数設けられたUSBビーコン通信処理と、前記複数のUSBビーコン通信処理および前記携帯端末との関係を判定する制御処理と、前記従業員の現在位置を表示させる表示処理と、前記従業員の移動履歴を記録する記録処理と、を実行させるためのプログラムであって、
    前記制御処理は、前記従業員の移動履歴と前記従業員の業務評価との比較を行う、従業員位置移動表示プログラム。
  8. 従業員の携帯端末と通信可能で、かつ複数設けられたUSBビーコン通信工程と、
    前記複数のUSBビーコン通信工程および前記携帯端末との関係を判定する制御工程と、
    前記従業員の現在位置を表示させる表示工程と、前記従業員の位置の履歴を記録する記録工程と、を含み、
    前記制御工程は、前記従業員の移動履歴と前記従業員の業務評価との比較を行う、従業員位置移動表示方法。
JP2018208697A 2018-11-06 2018-11-06 従業員位置移動表示システム、従業員位置移動表示方法および従業員位置移動表示プログラム Active JP6814778B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018208697A JP6814778B2 (ja) 2018-11-06 2018-11-06 従業員位置移動表示システム、従業員位置移動表示方法および従業員位置移動表示プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018208697A JP6814778B2 (ja) 2018-11-06 2018-11-06 従業員位置移動表示システム、従業員位置移動表示方法および従業員位置移動表示プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020076596A JP2020076596A (ja) 2020-05-21
JP6814778B2 true JP6814778B2 (ja) 2021-01-20

Family

ID=70723886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018208697A Active JP6814778B2 (ja) 2018-11-06 2018-11-06 従業員位置移動表示システム、従業員位置移動表示方法および従業員位置移動表示プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6814778B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004233071A (ja) * 2003-01-28 2004-08-19 Nec Corp 位置測位機能を備えた携帯端末とその位置測位処理方法
JP2007147588A (ja) * 2005-11-01 2007-06-14 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機械の位置計測システム
US8755814B2 (en) * 2008-07-31 2014-06-17 Honeywell International Inc. Method and apparatus for intermittent location reporting
CN102547982B (zh) * 2012-03-06 2014-07-09 中国科学技术大学苏州研究院 室内环境下基于加权生成树的wlan定位平滑稳定的方法
JP2014009964A (ja) * 2012-06-27 2014-01-20 Ntt Docomo Inc 移動端末、システム及び方法
JP6305894B2 (ja) * 2014-10-01 2018-04-04 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 作業管理装置及びプログラム
US10156552B2 (en) * 2015-05-13 2018-12-18 Honeywell International Inc. Method to auto-configure gas detectors based on real-time location
JP2018096694A (ja) * 2016-12-08 2018-06-21 株式会社日立製作所 動態計測装置及び動態計測方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020076596A (ja) 2020-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9860707B2 (en) Indoor positioning systems and meeting room occupancy
US20190335297A1 (en) System and method for service tracking
CN103080765B (zh) 用于估计移动设备在结构内的位置的方法和装置
EP2883376B1 (en) A system and method for measuring the crowdedness of people at a place
Ozer et al. Improving the accuracy of bluetooth low energy indoor positioning system using kalman filtering
KR101734511B1 (ko) 휴대단말기와 와이파이 액세스 포인트 기반의 위치확인을 이용한 근태관리 시스템
AU2019361191B2 (en) Geolocation system
US20160337810A1 (en) Position management system, position management apparatus, position management method, and non-transitory computer-readable information recording medium
KR20110028216A (ko) 위치 인식을 통한 동적 이벤트 계획
WO2017070969A1 (zh) 一种楼层定位方法、网络设备及移动终端
US20160029157A1 (en) Assistance techniques
JP6358247B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
WO2021198936A1 (en) Visitor management system and method
JP2016212050A (ja) 位置管理システム、位置管理装置、位置管理方法、及びプログラム
CN111034285A (zh) 具有从移动设备获得的位置坐标的电子设备
JP6814778B2 (ja) 従業員位置移動表示システム、従業員位置移動表示方法および従業員位置移動表示プログラム
US20170193440A1 (en) Item management system
CN111756927B (zh) 一种定位信息的输出方法、终端设备及存储介质
JP2020043414A (ja) 移動体位置情報管理システム
JP2016212049A (ja) 位置管理システム、位置管理装置、位置管理方法、及びプログラム
JP2021033485A (ja) 位置確認システム、位置確認システムのプログラム、勤怠管理システム、勤怠管理システムのプログラム
JP2019036153A (ja) 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
JP7565320B2 (ja) 固定端末、サーバ、情報管理システム、および、情報管理方法
JP7091514B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP7257166B2 (ja) 位置推定システム、位置推定方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6814778

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250