JP2016212050A - 位置管理システム、位置管理装置、位置管理方法、及びプログラム - Google Patents

位置管理システム、位置管理装置、位置管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】屋内及び屋外における機器の現在位置の特定を支援する。
【解決手段】屋内に設置された第1の機器及びIMES送信装置と通信を行う第2の機器の位置情報を管理する位置管理システムにおいて、第2の機器の移動を検知する検知手段と、第2の機器の移動が検知された場合、第1の機器から電波を受信する第1の受信手段と、第2の機器の移動が検知された場合、IMES送信装置から緯度及び経度情報を含む第2の位置情報を受信する第2の受信手段と、電波の強度を測定し、測定された電波の強度に基づいて第2の機器の位置を推定し、第1の位置情報を取得する取得手段と、第1の位置情報及び第2の位置情報を、時刻情報と対応付けて記憶部に格納する記憶手段とを有し、第2の機器がIMES送信装置と通信することができない屋外に移動した場合、GPSから電波を受信し、受信した電波に基づき測定した緯度及び経度情報を第2の位置情報とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、位置管理システム、位置管理装置、位置管理方法、及びプログラムに関する。
物品に貼り付け等された無線タグ等の通信機器が受信する電波を用いて、屋内における物品の位置情報を推定する技術が従来から知られている。このような技術を用いて、例えば物品の管理者等のユーザが、設置場所や保管場所等の物品の位置を把握することが行われている。
また、複数の位置測位装置を組み合わせた屋内測位システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、上記の従来技術では、屋内における物品の位置管理を目的としており、物品が屋内から屋外に持ち出された場合等には位置管理を行うことができなかった。したがって、例えば、屋内に設置や保管されている物品が屋外に持ち出された場合には、物品の位置を把握することができなかった。
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みてなされたものであり、屋内及び屋外における機器の現在位置の特定を支援することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態は、1以上の情報処理装置を含む位置管理システムであって、屋内に設置された所定の第1の機器及びIMES送信装置と通信を行う第2の機器の位置情報を管理する位置管理システムにおいて、前記第2の機器の移動を検知する検知手段と、前記検知手段により前記第2の機器の移動が検知された場合、前記第1の機器から所定の無線通信規格による電波を受信する第1の受信手段と、前記検知手段により前記第2の機器の移動が検知された場合、前記IMES送信装置から緯度及び経度情報を含む第2の位置情報を受信する第2の受信手段と、前記第1の受信手段により受信された前記電波の強度を測定し、該測定された電波の強度に基づいて前記第2の機器の位置を推定し、該推定された位置を示す第1の位置情報を取得する取得手段と、前記第1の位置情報及び前記第2の位置情報を、時刻情報と対応付けて所定の記憶部に格納する記憶手段とを有し、前記第2の受信手段は、前記第2の機器が前記IMES送信装置と通信することができない屋外に移動した場合、GPSから電波を受信し、該受信した電波に基づき測定した緯度及び経度情報を前記第2の位置情報とする。
本発明の一実施形態によれば、屋内及び屋外における機器の現在位置の特定を支援することができる。
第1の実施形態に係る位置管理システムの一例のシステム構成図である。 第1の実施形態に係る無線タグの一例のハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係る位置管理システムの利用シーンを説明するための図である。 第1の実施形態に係る位置管理システムの一例の機能構成図である。 設置エリアデータベースの一例を示す図である。 移動履歴情報データベースの一例を示す図である。 地図情報データベースの一例を示す図である。 物品情報データベースの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る屋内における移動履歴情報の格納処理の一例のシーケンス図である。 第1の実施形態に係る屋外における移動履歴情報の格納処理の一例のシーケンス図である。 第1の実施形態に係る位置情報の表示処理の一例のシーケンス図である。 物品の選択画面の一例を示す図である。 物品が屋内にある場合における位置表示画面の一例を示す図である。 物品が屋外にある場合における位置表示画面の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る位置管理システムの一例の機能構成図である。 第2の実施形態に係る持ち出し通知処理の一例のフローチャートである。 持ち出し通知画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
まず、本発明の第1の実施形態に係る位置管理システム1について、図1を参照しながら説明する。図1は、第1の実施形態に係る位置管理システムの一例のシステム構成図である。第1の実施形態に係る位置管理システム1は、無線タグ10と、無線通信装置20と、変換装置30と、管理装置40とを有する。また、第1の実施形態に係る位置管理システム1は、利用者端末50と、IMES(Indoor Messaging System)送信機60とを有する。さらに、変換装置30、管理装置40、及び利用者端末50は、例えばインターネットや電話回線網等のネットワークNを介して通信可能に接続される。
無線タグ10は、設置場所や保管場所等の位置が管理される管理対象の物品毎に貼り付け等される機器である。無線タグ10が貼り付け等された物品が移動された場合、無線タグ10は、無線通信装置20から受信した無線通信の電波強度を測定して、測定した電波強度に関する情報(電波強度情報)を変換装置30に送信する。
また、無線タグ10が貼り付け等された物品が移動された場合、無線タグ10は、IMES送信機60やGPS(Global Positioning System)から緯度及び経度情報等の位置情報を取得する。より詳しくは、無線タグ10は、屋内においてはIMES送信機60から位置情報を取得し、屋外においてはGPSから受信した電波に基づき位置情報を取得する。
無線通信装置20は、所定の無線通信規格により無線タグ10等と無線通信を行う装置である。無線通信装置20は、管理対象の物品が設置や保管等される部屋又はフロア等(すなわち、後述する「エリア」)に複数台設置され、所定の時間毎に、周囲の所定の範囲内に無線通信の電波を送信している。ここで、所定の無線通信規格としては、例えば、Zigbee(登録商標)、RFID(Radio Frequency Identifier)、Bluetooth(登録商標)、赤外線、Wi−Fi(登録商標)、超音波等の各種無線通信の規格を用いることができる。
変換装置30は、無線タグ10から電波強度情報や、緯度及び経度情報等の位置情報を受信する情報処理装置である。また、変換装置30は、無線タグ10から受信した電波強度情報を位置情報に変換する。そして、変換装置30は、電波強度情報から変換された位置情報と、緯度及び経度情報等の位置情報を管理装置40に送信する。
ここで、以降では、変換装置30において電波強度情報から変換された位置情報を「第1の位置情報」と表す。一方、IMES送信機60から取得されるIMES規格に準じた位置情報やGPSから受信した電波に基づき取得される位置情報を「第2の位置情報」と表す。
管理装置40は、変換装置30から受信した第1の位置情報及び第2の位置情報を管理する記憶装置又は情報処理装置である。また、管理装置40は、管理対象の物品が設置や保管等される部屋又はフロア等の地図に関する情報も管理しており、利用者端末50からの要求に応じて、第1の位置情報や第2の位置情報、地図に関する情報を要求元の利用者端末50に送信する。
なお、位置管理システム1は、管理装置40の代わりに、例えば、外部のサービス提供者により提供されるクラウドストレージ等を用いてもよいし、ASP(Application Service Provider)、Webサービスなどと称されるさまざまな提供形態に適合することができる。
利用者端末50は、管理対象の物品の位置を表示するために利用者(ユーザ)が利用する情報処理装置である。利用者端末50は、管理装置40から探索を所望する物品の第1の位置情報や第2の位置情報、地図に関する情報を取得することで、地図上に物品の位置を表示させる。これにより、利用者は、物品の設置場所や保管場所等を知ることができる。ここで、利用者端末50は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC、デスクトップPC等を用いることができる。
IMES送信機60は、IMES規格に準じた第2の位置情報を送信する装置である。IMES送信機60は、エリアに1台以上設置され、所定の時間毎に、周囲の所定の範囲内に第2の位置情報を送信している。ここで、IMES規格に準じた第2の位置情報には、予め設定されたIMES送信機60の緯度及び経度情報、フロア情報等が含まれる。フロア情報とは、建物等の階層に関する情報であり、例えば0.5階単位で設定される。これにより、第2の位置情報に含まれる緯度及び経度情報が示す緯度及び経度において、建物内の何階に無線タグ10が貼り付け等された物品があるのかを知ることができるようになる。
なお、図1に示される位置管理システム1の構成は一例であって、他の構成であってもよい。例えば、変換装置30及び管理装置40は、それぞれ複数台の装置で構成されていてもよいし、変換装置30及び管理装置40が一台の装置で構成されていてもよい。
<ハードウェア構成>
次に、第1の実施形態に係る位置管理システム1のハードウェア構成について、説明する。
まず、無線タグ10のハードウェア構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、第1の実施形態に係る無線タグの一例のハードウェア構成図である。無線タグ10は、RAM(Random Access Memory)101と、ROM(Read Only Memory)102と、CPU(Central Processing Unit)103とを有する。また、無線タグ10は、センサ104と、無線モジュール105と、IMES/GPS受信モジュール106と、3G(3rd Generation)通信モジュール107とを有する。さらに、これらの各ハードウェアは、バスB1で相互に接続されている。
RAM101は、プログラムやデータを一時保存する揮発性の半導体メモリである。ROM102は、電源を切ってもデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。CPU103は、例えばROM102からプログラムやデータをRAM101上に読み出して、各種処理を実行する演算装置である。
センサ104は、例えば、加速度センサやジャイロセンサ等であり、無線タグ10が貼り付け等された物品の振動等により、物品の移動が開始されたことや物品が移動中であることを検知する各種センサである。
無線モジュール105は、所定の無線通信規格により無線通信装置20と無線通信を行うモジュールである。
IMES/GPS受信モジュール106は、IMES送信機60から送信されるIMES規格に準じた電波やGPSから送信される電波を受信するモジュールである。
3G通信モジュール107は、3G回線により通信を行うモジュールである。
本実施形態に係る無線タグ10は、図2に示すハードウェア構成により、後述する各種処理が実現される。
次に、変換装置30、管理装置40、及び利用者端末50のハードウェア構成について、図3を参照しながら説明する。図3は、第1の実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。コンピュータ200は、入力装置201と、表示装置202と、外部I/F203と、RAM204と、ROM205と、CPU206と、通信I/F207と、HDD(Hard Disk Drive)208とを有する。また、これら各ハードウェア構成は、バスB2で相互に接続されている。
入力装置201は、キーボードやマウス、タッチパネル等を含み、コンピュータ200に各種信号を入力するのに用いられる。表示装置202は、ディスプレイ等を含み、各種の処理結果を表示する。なお、変換装置30及び管理装置40は、入力装置201及び/又は表示装置202を必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
外部I/F203は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体203a等がある。これにより、コンピュータ200は、外部I/F203を介して記録媒体203aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体203aには、
CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)等がある。
RAM204は、プログラムやデータを一時保存する揮発性の半導体メモリである。ROM205は、電源を切ってもデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。CPU206は、例えばHDD208やROM205等からプログラムやデータをRAM204上に読み出して、各種処理を実行する演算装置である。
通信I/F207は、コンピュータ200をネットワークNに接続するためのインタフェースである。また、変換装置30の通信I/F207には、無線タグ10又は/及び無線通信装置20と所定の無線通信規格により無線通信を行うための無線モジュールが含まれる。さらに、変換装置30の通信I/F207には、無線タグ10と3G回線により通信を行うための通信モジュールが含まれる。
HDD208は、プログラムやデータを格納している不揮発性のメモリである。格納されるプログラムやデータには、コンピュータ200の全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)やOS上で動作する各種プログラムがある。なお、コンピュータ200は、HDD208に代えて、例えばSSD(Solid State Drive)等の不揮発性のメモリを有していてもよい。
本実施形態に係る変換装置30、管理装置40、及び利用者端末50は、図3に示すコンピュータ200により、後述する各種処理が実現される。
<利用シーン>
次に、第1の実施形態に係る位置管理システム1の利用シーンについて、図4を参照しながら説明する。図4は、第1の実施形態に係る位置管理システムの利用シーンを説明するための図である。
第1の実施形態に係る位置管理システム1は、例えば、工場における金型や各種部品又は備品等の物品管理に用いられる。管理対象の物品には、それぞれ無線タグ10が貼り付け等されている。また、工場における所定の1区画(例えば、1部屋や1フロア等)を示す1エリアには、複数台の無線通信装置20と、少なくとも1台のIMES送信機60とが設置されている。そして、無線通信装置20及びIMES送信機60は、所定の間隔毎に、それぞれの通信規格に準じた電波を周囲に送信している。
このとき、工場の作業者等が建物の屋内において管理対象の物品を移動させる場合について説明する。
S1)まず、作業者が屋内において物品を移動させると、この物品に貼り付け等されている無線タグ10が物品の移動を検知する。すると、無線タグ10は、複数の無線通信装置20から電波を受信し、受信した電波の電波強度を測定する。また、無線タグ10は、IMES送信機60から送信される電波を受信し、第2の位置情報を取得する。そして、無線タグ10は、測定した電波強度を示す電波強度情報と、第2の位置情報とを変換装置30に送信する。
なお、無線タグ10は、物品が移動している間、所定の間隔(例えば、数ミリ秒ないし数秒といった時間間隔)毎に、複数の無線通信装置20から電波を受信して電波強度を測定するとともに、IMES送信機60から第2の位置情報を取得する。
S2)変換装置30は、無線タグ10から受信した電波強度情報に基づき、この無線タグ10の第1の位置情報を取得する。すなわち、変換装置30は、無線タグ10から受信した電波強度情報を第1の位置情報に変換する。このような変換は、変換装置30が無線タグ10から電波強度情報及び第2の位置情報を受信する都度行われる。
そして、変換装置30は、第1の位置情報及び第2の位置情報を管理装置40に送信する。なお、変換装置30が取得した第1の位置情報及び第2の位置情報を管理装置40に送信する処理は、管理装置40から変換装置30に対する問い合わせ処理に対する応答として行われる形態を採用してもよい。
S3)管理装置40は、変換装置30から受信した第1の位置情報及び第2の位置情報を、日時と対応付けて記憶領域に格納する。これにより、本実施形態に係る位置管理システム1では、無線タグ10が貼り付け等された物品が移動された場合における所定の間隔毎の第1の位置情報及び第2の位置情報の履歴情報(すなわち、移動履歴情報)が管理される。
S4)物品の位置を知りたいと所望する利用者は、利用者端末50を操作して、管理装置40で管理されている無線タグ10の移動履歴情報から該当の物品に貼り付け等されている無線タグ10の最新の第1の位置情報及び第2の位置情報を取得する。
そして、利用者端末50は、屋内の地図上に第1の位置情報に基づく物品の位置Pを表示させる。これにより、利用者は、屋内の地図上に表示された位置Pにより該当の物品の位置を知ることができる。
また、利用者端末50は、屋内の地図と切り替え可能に表示される屋外を含む広域的な地図上に、IMES送信機60から取得した第2の位置情報に基づく物品の位置Pを表示させる。これにより、物品が屋外に持ち出された場合には、広域的な地図に表示を切り替えることで、GPSから取得した第2の位置情報に基づく物品の位置を表示させることができる。
このように、本実施形態に係る位置管理システム1では、物品が屋内にある場合にはIMES送信機60から取得した第2の位置情報に基づく位置を表示させる。一方で、物品が屋外(IMES送信機60から送信される電波が届かない建物の外)にある場合にはGPSから取得した第2の位置情報に基づく位置を表示させる。したがって、本実施形態に係る位置管理システム1では、屋内と屋外でシームレスに物品の位置管理を行うことができるようになる。
なお、屋外とは、無線通信装置20やIMES送信機60からの電波が届かない、建物外の範囲を言うものとする。したがって、建物の外であっても無線タグ10が無線通信装置20やIMES送信機60から電波が受信可能であれば屋内と言うものとする。
<機能構成>
次に、第1の実施形態に係る位置管理システム1の機能構成について、図5を参照しながら説明する。図5は、第1の実施形態に係る位置管理システムの一例の機能構成図である。無線タグ10は、移動検知部11と、無線通信部12と、電波強度測定部13と、IMES/GPS受信部14と、3G通信部15とを有する。
移動検知部11は、例えばCPU103、センサ104等により実現され、無線タグ10が貼り付け等された物品の振動等により、この物品の移動が開始されたことや物品が移動中であることを検知する。
無線通信部12は、無線モジュール105等により実現され、屋内において無線通信装置20等と無線通信を行う。例えば、無線通信部12は、電波強度測定部13により生成された電波強度情報と、IMES/GPS受信部14により取得された第2の位置情報とを変換装置30に送信する。
電波強度測定部13は、例えばCPU103等により実現され、無線通信部12により受信された無線通信の電波の電波強度を測定して、電波強度情報を生成する。
IMES/GPS受信部14は、例えばCPU103、IMES/GPS受信モジュール106等により実現され、屋内においてIMES送信機60からIMES規格に準じた電波を受信し、第2の位置情報を取得する。また、IMES/GPS受信部14は、屋外においてGPSから電波を受信し、緯度及び経度を測位(測定)することで、第2の位置情報を取得する。
なお、IMES送信機60から取得した第2の位置情報には、緯度及び経度情報とフロア情報が含まれるものとし、GPSから取得した第2の位置情報には、緯度及び経度情報が含まれるものとする。
3G通信部15は、例えばCPU103、3G通信モジュール107等により実現され、屋外において3G回線を用いて変換装置30に、GPSから取得された第2の位置情報を送信する。
また、変換装置30は、無線通信部31と、位置情報取得部32と、ネットワーク通信部33と、設置エリアデータベース34と、予測モデルデータベース35とを有する。
無線通信部31は、例えばCPU206、通信I/F207等により実現され、無線タグ10又は無線通信装置20と無線通信を行い、電波強度情報及び第2の位置情報を受信する。
位置情報取得部32は、例えばCPU206等により実現され、無線通信部31から受信した電波強度情報と、設置エリアデータベース34に記憶された設置エリア情報と、予測モデルデータベース35に記憶された予測モデルとに基づき第1の位置情報を取得する。
ネットワーク通信部33、例えばCPU206、通信I/F207等により実現され、ネットワークNを介して、位置情報取得部32により取得された第1の位置情報と、無線タグ10から受信した第2の位置情報とを管理装置40に送信する。
また、ネットワーク通信部33は、無線タグ10が屋外にある場合において、3G回線を用いて無線タグ10から送信された第2の位置情報を受信し、受信した第2の位置情報を管理装置40に送信する。
設置エリアデータベース34は、例えばHDD208又は変換装置30とネットワークを介して接続された記憶装置により実現され、設置エリア情報を記憶する。設置エリア情報の詳細については、後述する。
予測モデルデータベース35は、例えばHDD208又は変換装置30とネットワークを介して接続された記憶装置により実現され、電波強度情報に基づき第1の位置情報を推定するための予測モデルを記憶する。このような予測モデルは、例えば、ランダムフォレスト(Random Forest)やサポートベクターマシン(Support Vector Machine)等の機械学習アルゴリズムを用いた学習器により、複数の位置の電波強度の情報を予め学習させることで生成された、ある電波強度が計測される位置の位置情報を推定するための電波強度の距離減衰モデルである。
また、管理装置40は、ネットワーク通信部41と、情報管理部42と、移動履歴情報データベース43と、地図情報データベース44と、物品情報データベース45とを有する。
ネットワーク通信部41は、例えばCPU206、通信I/F207等により実現され、ネットワークNを介して、変換装置30から第1の位置情報や第2の位置情報を受信する。また、ネットワーク通信部41は、ネットワークNを介して、利用者端末50から物品の位置情報等の取得要求を受信する。
情報管理部42は、例えばCPU206等により実現され、各種データベースから情報の読み出しや各種データベースへの情報の書き込み(格納)を行う。例えば、情報管理部42は、ネットワーク通信部41により利用者端末50から物品の位置情報の取得要求を受信すると、当該取得要求に応じて、当該物品の最新の第1の位置情報及び第2の位置情報を移動履歴情報データベース43から取得する。
移動履歴情報データベース43、地図情報データベース44、及び物品情報データベース45は、例えばHDD208又は管理装置40とネットワークを介して接続された記憶装置により実現され、それぞれ移動履歴情報、地図情報、及び物品情報を記憶する。移動履歴情報、地図情報、及び物品情報の詳細については、後述する。
また、利用者端末50は、ネットワーク通信部51と、入力部52と、表示部53とを有する。
ネットワーク通信部51は、例えばCPU206、通信I/F207等により実現され、ネットワークNを介して、管理装置40に物品の位置情報の取得要求を送信する。また、ネットワーク通信部51は、当該取得要求に応じて管理装置40から送信される物品の第1の位置情報及び第2の位置情報等を受信する。
入力部52は、例えばCPU206、入力装置201等により実現され、利用者(ユーザ)により入力を受け付ける。例えば、入力部52は、入力装置201から入力された物品(位置を表示させる物品)の指定を受け付ける。
表示部53は、例えばCPU206、表示装置202等により実現され、ネットワーク通信部51により物品の第1の位置情報及び第2の位置情報、並びに地図に関する情報等を受信すると、地図上に、物品の位置を表示させる。
ここで、設置エリアデータベース34に記憶される設置エリア情報について、図6を参照しながら説明する。図6は、設置エリアデータベースの一例を示す図である。設置エリア情報は、無線通信装置20が設置されるエリアを管理する情報であり、装置ID及び設置エリアIDのデータ項目を有する。装置IDは、無線通信装置20を一意に識別するための識別情報である。設置エリアIDは、例えば、工場等の建物内における所定の1区画を示す1エリアを識別する識別情報である。
例えば、図6では、装置ID「AP1」と「AP2」が設置エリアID「A001」に対応付けられている。これは、設置エリアID「A001」のエリアには、装置ID「AP1」及び「AP2」の2台の無線通信装置20が設置されている意味している。このように設置エリアデータベース34に記憶される設置エリア情報には、無線通信装置20が設置されているエリアが管理されている。
次に、移動履歴情報データベース43に記憶される移動履歴情報について、図7を参照しながら説明する。図7は、移動履歴情報データベースの一例を示す図である。移動履歴情報は、無線タグ10の第1の位置情報と第2の位置情報の時間毎の履歴を管理する情報であり、タグID毎に、日時、第1の位置情報、及び第2の位置情報のデータ項目を有する。
タグIDは、無線タグ10を一意に識別する識別情報である。日時は、例えば無線タグ10が電波強度情報や第2の位置情報を変換装置30に送信した日付及び時刻に関する情報である。
第1の位置情報は、エリアIDと座標情報を含む。エリアIDは図6で説明した設置エリアIDと同様に、例えば、工場等の建物内における所定の1区画を示す1エリアを識別する識別情報である。エリアIDと設置エリアIDとで管理される区画エリアの情報は同じ区画割りによる区画エリア情報であってもよいし、エリアIDと設置エリアIDとで異なる区画割りによる区画エリア情報であってもよい。座標情報は、対応付けられたエリアIDが示すエリアにおける位置を示す座標の情報である。ここで、このような座標は、エリアIDが示すエリアにおいて予め設定された基準点からの相対座標である。
第2の位置情報は、緯度及び経度情報とフロア情報を含む。緯度及び経度情報は、IMES送信機60から無線タグ10が受信した緯度及び経度を示す情報、又はGPSから無線タグ10が受信した電波に基づき測定された緯度及び経度を示す情報である。フロア情報は、IMES規格により定められる建物等の階層に関する情報である。このため、無線タグ10がGPSから第2の位置情報を取得した場合、フロア情報は設定されない(図7では設定されていないことを「−」で示している。)。同様に、無線タグ10が貼り付け等された物品が屋外にある場合には、無線タグ10は無線通信装置20と通信できないことから第1の位置情報は設定されない。
例えば、図7では、タグID「T001」の無線タグ10の日時「2015/1/31 14:01:01」から「2015/1/31 14:01:03」における移動履歴情報は、屋外における移動履歴である。このとき、第1の位置情報は設定されず、第2の位置情報はGPSから取得された緯度及び経度情報が設定されている。
一方、タグID「T001」の無線タグ10の日時「2015/1/31 8:30:43」から「2015/1/31 8:30:45」における移動履歴情報は、屋内における移動履歴である。このとき、第1の位置情報には、位置情報取得部32により取得されたエリアIDと座標情報が設定されている。また、第2の位置情報には、無線タグ10がIMES送信機60から取得した緯度及び経度情報とフロア情報が設定されている。
このように、移動履歴情報データベース43に記憶される移動履歴情報には、無線タグ10の屋内や屋外における移動履歴情報(換言すれば、この無線タグ10が貼り付け等された物品の移動履歴情報)が管理されている。なお、図7において、日時は、年月日及び時分秒としているが、これに加えて、例えば、1000分の1秒(ミリ秒)単位まで管理してもよい。なお、以降では、屋内における移動履歴情報に含まれる第1の位置情報及び第2の位置情報を「屋内の位置情報」、屋外における移動履歴情報に含まれる第1の位置情報及び第2の位置情報を「屋外の位置情報」とも表す。
次に、地図情報データベース44に記憶される地図情報について、図8を参照しながら説明する。図8は、地図情報データベースの一例を示す図である。地図情報は、エリアIDにより示されるエリアの地図表示データを管理する情報であり、エリアID及び地図表示データのデータ項目を有する。エリアIDは、図7で説明したエリアIDと同様である。地図表示データは、上述した地図に関する情報であり、対応付けられたエリアIDにより示されるエリアの地図を表示させるためのデータである。地図表示データは、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、BMP(Bit Map)、PNG(Portable Network Graphics)等のラスタ形式のデータである場合に限られず、ベクタ形式のデータであってもよい。
例えば、図8では、エリアID「A001」が地図表示データ「X棟1階」に対応付けられている。これは、エリアID「A001」のエリアの地図は、地図表示データ「X棟1階」であることを意味している。なお、図8に示す地図情報データベース44では、建物の屋内における地図表示データが管理されているが、これ加えて、建物の屋外を含む広域的な地図表示データが管理されていてもよい。
次に、物品情報データベース45に記憶される物品情報について、図9を参照しながら説明する。図9は、物品情報データベースの一例を示す図である。物品情報は、無線タグ10と物品とを対応付けて管理する情報であり、タグID及び物品名のデータ項目を有する。タグIDは、無線タグ10を一意に識別する識別情報である。物品名は、対応付けられたタグIDの無線タグ10が貼り付け等されている物品の名称である。
例えば、図9では、タグID「T001」の無線タグ10は、物品名「○○の金型」に対応付けられている。これは、タグID「T001」の無線タグ10が、物品名「○○の金型」に貼り付け等されていることを意味している。なお、図9において、物品情報は、データ項目「物品名」の代わりに、又は「物品名」に加えて、物品を一意に識別するための識別情報である「物品ID」等のデータ項目を有していてもよい。
<処理の詳細>
次に、第1の実施形態に係る位置管理システム1の処理の詳細について説明する。
まず、例えば工場の作業者等が、無線タグ10が貼り付け等された物品を屋内で移動させた場合において、この無線タグ10の移動履歴情報を管理装置40に格納する処理について、図10を参照しながら説明する。図10は、第1の実施形態に係る屋内における移動履歴情報の格納処理の一例のシーケンス図である。
作業者等は、無線タグ10が貼り付け等された物品の移動を開始する。すると、無線タグ10の移動検知部11は、物品の移動が開始されたことを検知する(ステップS1001)。このとき、無線タグ10は、移動検知部11による移動開始の検知を契機として、電源から無線モジュール105及びIMES/GPS受信モジュール106に電力を供給する。そして、無線通信部12は、無線通信装置20から送信される無線通信の電波を受信する。また、IMES/GPS受信部14は、IMES送信機60から送信されるIMES規格に準じた電波を受信する。
このように、無線タグ10の無線モジュール105及びIMES/GPS受信モジュール106には、移動検知部11による移動開始の検知を契機として電力が供給される。したがって、物品が移動していない間における無線モジュール105及びIMES/GPS受信モジュール106の消費電力を抑えることができる。
次に、無線タグ10の電波強度測定部13は、無線通信部12により無線通信装置20から受信した電波の電波強度を測定し、電波強度情報を生成する(ステップS1002)。このとき、電波強度測定部13は、複数の無線通信装置20から送信された複数の電波を無線通信部12により受信して、それぞれの電波の電波強度を測定して、電波強度情報を生成する。
すなわち、電波強度測定部13により生成される電波強度情報には、装置IDと電波強度の値との組が複数含まれる。例えば、電波強度情報には、(装置ID,電波強度の値)=(AP1,50)、(AP2,60)等の複数の装置IDと電波強度の値との組が含まれる。また、電波強度情報には、電波強度測定部13が当該電波強度情報を生成した日時(日付及び時刻に関する情報)が含まれてもよい。
次に、無線タグ10のIMES/GPS受信部14は、IMES送信機60から受信した電波に含まれる第2の位置情報を取得する(ステップS1003)。なお、IMES/GPS受信部14は、複数のIMES送信機60からIMES規格に準じた電波を受信した場合、電波強度(受信強度)が強い電波に含まれる第2の位置情報を取得する。
無線タグ10の無線通信部12は、電波強度測定部13により生成された電波強度情報と、IMES/GPS受信部14により取得された第2の位置情報とを変換装置30に送信する(ステップS1004)。なお、無線通信部12は、電波強度情報と第2の位置情報を直接に変換装置30に送信してもよいし、1以上の無線通信装置20を介して変換装置30に送信してもよい。
例えば、無線タグ10と変換装置30とが直接に無線通信を行うことができない距離に存在する場合には、無線タグ10の無線通信部12は、付近の無線通信装置20に電波強度情報と第2の位置情報を送信する。そして、無線通信装置20は、変換装置30に直接に送信できる場合、変換装置30に電波強度情報と第2の位置情報を送信する。一方、無線通信装置20は、直接に送信することができない場合、他の無線通信装置20に電波強度情報と第2の位置情報を送信する。このように、無線タグ10の無線通信部12は、1以上の無線通信装置20を中継して、電波強度情報と第2の位置情報を変換装置30に送信してもよい。
次に、変換装置30の位置情報取得部32は、無線通信部31により電波強度情報と第2の位置情報を受信すると、電波強度情報と、設置エリア情報と、予測モデルとに基づき第1の位置情報を取得する(ステップS1005)。
より具体的には、位置情報取得部32は、設置エリア情報を参照して、電波強度情報に含まれる無線通信装置20の装置IDを設置エリアIDに変換する。すなわち、電波強度情報に含まれる各(装置ID,電波強度の値)をそれぞれ(設置エリアID,電波強度の値)に変換する。そして、位置情報取得部32は、各(設置エリアID,電波強度の値)と、予測モデルとに基づき、無線タグ10の第1の位置情報を推定して、この推定された第1の位置情報を取得する。このとき取得される第1の位置情報は、上述したように、エリアIDと、このエリアIDが示すエリアにおける基準点からの座標(相対座標)情報とが含まれる。これにより、変換装置30において電波強度情報が第1の位置情報に変換される。
なお、本実施形態では、ステップS1005において無線通信装置20の装置IDを設置エリアIDに変換したが、この変換は後述するステップS1007において行われてもよい。すなわち、ステップS1005において、位置情報取得部32は、各(装置ID,電波強度の値)と、予測モデルとに基づき、無線タグ10の第1の位置情報を推定して、この推定された第1の位置情報を取得してもよい。
そして、変換装置30のネットワーク通信部33は、ネットワークNを介して、第1の位置情報と第2の位置情報を管理装置40に送信する(ステップS1006)。
管理装置40の情報管理部42は、ネットワーク通信部41により第1の位置情報と第2の位置情報を受信すると、日時(日付及び時刻に関する情報)と対応付けて移動履歴情報データベース43に記憶される移動履歴情報に格納する(ステップS1007)。このとき、第1の位置情報及び第2の位置情報と対応付ける日時は、無線タグ10が電波強度情報や第2の位置情報を送信した日時とすればよい。ただし、これに限られず、例えば、管理装置40が変換装置30から第1の位置情報及び第2の位置情報を受信した日時としてもよい。
以上で説明したステップS1002〜ステップS1007の処理は、無線タグ10が貼り付け等された物品を作業者等が移動させている間、所定の間隔(例えば、数ミリ秒ないし数秒といった時間間隔)毎に行われる。すなわち、物品に貼り付け等された無線タグ10の移動検知部11により物品が移動中であることが検知されている間、所定の間隔毎に行われる。
これにより、作業者等が屋内で物品を移動させた場合における移動履歴情報(すなわち、屋外における移動履歴情報)が管理装置40において管理される。
なお、無線タグ10は、移動検知部11により物品の移動開始や移動中が検知されないで所定の時間(例えば、60秒)経過すると、電源から無線モジュール105及びIMES/GPS受信モジュール106への電力の供給を停止させる。このため、例えば物品が静止してから所定の時間経過すると、無線通信部12及びIMES/GPS受信部14は、それぞれ無線通信装置20及びIMES送信機60から送信される電波の受信を停止する。
次に、例えば工場の作業者等が、無線タグ10が貼り付け等された物品を屋外で移動させた場合において、この無線タグ10の移動履歴情報を管理装置40に格納する処理について、図11を参照しながら説明する。図11は、第1の実施形態に係る屋外における移動履歴情報の格納処理の一例のシーケンス図である。
作業者等は、無線タグ10が貼り付け等された物品の移動を開始する。すると、無線タグ10の移動検知部11は、物品の移動が開始されたことを検知する(ステップS1101)。このとき、無線タグ10は、移動検知部11による移動開始の検知を契機として、電源から無線モジュール105及びIMES/GPS受信モジュール106に電力を供給する。
ここで、無線タグ10が貼り付け等された物品は屋外にあるため、無線通信部12は、無線通信装置20から送信される電波を受信することができない。また、同様に、IMES/GPS受信部14は、IMES送信機60から送信される電波を受信することができない。この場合、IMES/GPS受信部14は、GPSから送信される電波を受信する。
無線タグ10のIMES/GPS受信部14は、GPSから受信した電波に基づき緯度及び経度を測定し、第2の位置情報を取得する(ステップS1102)。
無線タグ10の3G通信部15は、第2の位置情報を変換装置30に送信する(ステップS1103)。なお、本実施形態の3G通信部15は、3G回線を用いて第2の位置情報を変換装置30に送信したが、これに限られない。すなわち、無線タグ10は、例えばLTE(Long Term Evolution)等を用いて第2の位置情報を変換装置30に送信してもよい。
変換装置30のネットワーク通信部33は、無線タグ10から受信した第2の位置情報を管理装置40に送信する(ステップS1104)。このように、変換装置30は、無線タグ10から受信した第2の位置情報を管理装置40に転送する。
管理装置40の情報管理部42は、ネットワーク通信部41により第2の位置情報を受信すると、日時と対応付けて移動履歴情報データベース43に記憶される移動履歴情報に格納する(ステップS1105)。このとき、第2の位置情報と対応付ける日時は、無線タグ10が第2の位置情報を送信した日時とすればよい。ただし、これに限られず、例えば管理装置40が変換装置30から第2の位置情報を受信した日時としてもよい。
以上で説明したステップS1102〜ステップS1205の処理は、無線タグ10が貼り付け等された物品を作業者等が移動させている間、所定の間隔(例えば、数ミリ秒ないし数秒といった時間間隔)毎に行われる。すなわち、物品に貼り付け等された無線タグ10の移動検知部11により物品が移動中であることが検知されている間、所定の間隔毎に行われる。
これにより、作業者等が屋外で物品を移動させた場合における移動履歴情報(すなわち、屋内における移動履歴情報)が管理装置40において管理される。
なお、無線タグ10は、移動検知部11により物品の移動開始や移動中が検知されないで所定の時間(例えば、60秒)経過すると、電源から無線モジュール105及びIMES/GPS受信モジュール106への電力の供給を停止させる。このため、例えば物品が静止してから所定の時間経過すると、IMES/GPS受信部14は、GPSから送信される電波の受信を停止する。
また、本実施形態に係る位置管理システム1において、物品が屋内から屋外へ移動されるような場合には、無線タグ10が無線通信装置20及びIMES送信機60から電波を受信することができる間は、図10の処理を実行すればよい。そして、無線タグ10が無線通信装置20及びIMES送信機60から電波を受信することができなくなった場合に、図11の処理を実行すればよい。
一方、物品が屋外から屋内へ移動されるような場合には、無線タグ10が無線通信装置20及びIMES送信機60から電波を受信することができない間は、図11の処理を実行すればよい。そして、無線タグ10が無線通信装置20及びIMES送信機60から電波を受信することができるようになった場合に、図10の処理を実行すればよい。
次に、利用者(ユーザ)が物品の位置を利用者端末50に表示させる処理について、図12を参照しながら説明する。図12は、第1の実施形態に係る位置情報の表示処理の一例のシーケンス図である。
まず、ユーザは、利用者端末50を操作して、例えば図13に示す物品の選択画面1000を表示装置202に表示させる。そして、ユーザは、物品の選択画面1000において、探したい物品(すなわち、現在の位置を表示させたい物品)を選択する(ステップS1201)。これは、例えば、ユーザが物品の選択画面1000に表示された物品名の一覧1100から所望の物品名を選択することにより行うことができる。
次に、利用者端末50のネットワーク通信部51は、入力部52により物品名の選択を受け付けると、選択された物品名の物品の位置情報の取得要求を管理装置40に送信する(ステップS1202)。ここで、当該取得要求には、選択された物品名が含まれる。なお、当該取得要求には、物品名の代わりに、選択された物品名の物品を一意に識別する物品IDが含まれてもよい。
管理装置40の情報管理部42は、ネットワーク通信部41により位置情報の取得要求を受信すると、該当の第1の位置情報及び第2の位置情報と地図表示データを取得する(ステップS1203)。
すなわち、まず、情報管理部42は、物品名に対応付けられたタグIDを物品情報データベース45に記憶された物品情報から取得する。次に、情報管理部42は、取得したタグIDに対応付けられた最新の第1の位置情報及び第2の位置情報(つまり、日時が最も新しい第1の位置情報及び第2の位置情報)を、移動履歴情報データベース43に記憶された移動履歴情報から取得する。最後に、情報管理部42は、取得した第1の位置情報に含まれるエリアIDに対応付けられた地図表示データを、地図情報データベース44に記憶された地図情報から取得する。このようにして、情報管理部42は、ユーザにより選択された物品名の物品の最新の第1の位置情報及び第2の位置情報と、エリアの地図を表示させるための地図表示データとを取得する。
なお、最新の第1の位置情報に含まれるエリアIDが設定されていない場合(すなわち、最新の第1の位置情報及び第2の位置情報が屋外の位置情報である場合)、情報管理部42は、地図表示データを取得しない。
そして、管理装置40のネットワーク通信部41は、情報管理部42により取得された第1の位置情報及び第2の位置情報と地図表示データを利用者端末50に送信する(ステップS1204)。また、このとき、管理装置40のネットワーク通信部41は、第1の位置情報の誤差を示す第1の誤差情報と、第2の位置情報の誤差を示す第2の誤差情報とを利用者端末50に送信する。
なお、第1の誤差情報は、例えば、予測モデルデータベース35に記憶された予測モデルの予測精度や無線通信装置20が用いる無線通信の規格等に基づいて、位置管理システム1の管理者等により予め設定された値を用いればよい。また、第2の誤差情報は、IMES規格に準じた測位誤差を用いればよい。
最後に、利用者端末50の表示部53は、ネットワーク通信部51により第1の位置情報及び第2の位置情報と地図表示データ等を受信すると、例えば図14に示す物品の位置表示画面2000を表示装置202に表示させる(ステップS1205)。図14に示す物品の位置表示画面2000は、物品が屋内にある場合(すなわち、管理装置40から屋内の位置情報を受信した場合)における位置表示画面である。図14に示す物品の位置表示画面2000は、屋内の位置表示画面2100と、屋外を含む広域的な位置表示画面2200とをタブ2001又はタブ2002で切り替えて表示させることができる。
屋内の位置表示画面2100は、第1の位置情報に基づく物品の最新の位置が、地図表示データに基づき表示された地図上に位置Pで表示されている。また、屋内の位置表示画面2100では、第1の誤差情報に基づき、物品の位置の誤差を示す誤差範囲Rが表示されている。これにより、ユーザは、建物の屋内の地図上に表示された物品の位置を知ることができる。ここで、屋内の位置表示画面2100において、タブ2002を選択することにより、屋外を含む広域的な位置表示画面2200に表示を切り替えることができる。
広域的な位置表示画面2200は、第2の位置情報に基づく物品の最新の位置が、屋外を含むより広域的な範囲を示す地図上に位置Pで表示されている。さらに、広域的な位置表示画面2200では、第2の誤差情報に基づき、物品の位置の誤差を示す誤差範囲R表示されている。また、フロア情報Fには、第2の位置情報に含まれるフロア情報に基づき、該当の物品が建物の何階にあるのかが表示されている。これにより、ユーザは、工場外を含む屋外の地図上に表示された物品の位置を知ることができる。
ここで、利用者端末50は、ステップS1205で管理装置40から屋外の位置情報を受信した場合、例えば図15に示す物品の位置表示画面3000を表示装置202に表示させる。図15に示す物品の位置表示画面3000は、物品が屋外にある場合における位置表示画面である。図15に示す物品の位置表示画面3000は、屋内の位置表示画面3100と、屋外を含む広域的な位置表示画面3200とをタブ3001又はタブ3002で切り替えて表示させることができる。
屋内の位置表示画面3100には、該当の物品が屋内にはないことを示す画面が表示されている。このように、利用者端末50は、屋外の位置情報を受信した場合、屋内の位置表示画面3100には、該当の物品が屋内にはないことを示す画面が表示される。ここで、屋内の位置表示画面3100において、タブ3002を選択することにより、屋外を含む広域的な位置表示画面3200に表示を切り替えることができる。
広域的な位置表示画面3200は、第2の位置情報に基づく物品の最新の位置が、屋外を含むより広域的な範囲を示す地図上に位置Pで表示されている。さらに、広域的な位置表示画面2300では、第2の誤差情報に基づき、物品の位置の誤差を示す誤差範囲Rが表示されている。なお、第2の位置情報は、無線タグ10がGPSから受信した電波から取得した緯度及び経度情報である。これにより、ユーザは、物品が屋外に持ち出された場合等においても、工場外を含む屋外の地図上に表示された物品の位置を知ることができる。
以上のように、第1の実施形態に係る位置管理システム1では、物品に貼り付け等された無線タグ10の屋内における移動履歴情報と屋外における移動履歴情報を管理する。しかも、第1の実施形態に係る位置管理システム1では、屋内での移動履歴情報にはIMES規格に準じた位置情報を用いる一方、屋外での移動履歴情報にはGPSから受信した電波に基づき測位(測定)された位置情報を用いる。これにより、第1の実施形態に係る位置管理システム1では、物品の位置管理を屋内と屋外でシームレスに行うことができる。
また、第1の実施形態に係る位置管理システム1では、IMES規格に準じた位置情報に加えて、無線タグ10が受信する電波の電波強度情報に基づく位置情報を用いることで、屋内においては高い精度で物品の位置管理を行うことができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態に係る位置管理システム1について説明する。第2の実施形態に係る位置管理システム1では、管理対象の物品が屋外に持ち出された場合、例えば管理者等が利用する利用者端末50に、物品が屋外に持ち出されたことを通知するものである。これにより、管理者等のユーザは、例えば盗難等により意図せずに物品が屋外に持ち出されたことを知ることができる。なお、第2の実施形態では、第1の実施形態との相違点について説明し、第1の実施形態と実質的に同様の機能構成を有する箇所については同一の符号を付することにより重複した説明を省くこととする。
<機能構成>
まず、第2の実施形態に係る位置管理システム1の機能構成について、図16を参照しながら説明する。図16は、第2の実施形態に係る位置管理システムの一例の機能構成図である。本実施形態の管理装置40Aは、持出通知部46を有する。
持出通知部46は、例えばCPU206等により実現され、物品が屋外に持ち出されたと判定された場合、予め設定された利用者端末50に対して、物品が屋外に持ち出されたことを通知する。ここで、持出通知部46は、移動履歴情報データベース43に記憶された移動履歴情報に、屋外の位置情報が格納されたことにより、物品が屋外に持ち出されたと判定する。
<処理の詳細>
次に、第2の実施形態に係る位置管理システム1の処理の詳細について説明する。
以降では、管理対象の物品が屋外に持ち出された場合に、予め設定された利用者端末50に対して、物品が屋外に持ち出されたことを通知する処理について、図17を参照しながら説明する。図17は、第2の実施形態に係る持ち出し通知処理の一例のフローチャートである。
管理装置40の持出通知部46は、物品が屋外に持ち出されたか否かを判定する(ステップS1701)。ここで、持出通知部46は、所定の時間毎に、移動履歴情報データベース43に記憶された移動履歴情報に屋外の位置情報が格納された否かを判定する。そして、屋外の位置情報が移動履歴情報に格納されたと判定された場合、持出通知部46は、物品が屋外に持ち出されたと判定する。
ステップS1701において、物品が屋外に持ち出されたと判定された場合、管理装置40の持出通知部46は、予め設定された利用者端末50に対して、屋外に持ち出された物品の物品名やタグIDを含む通知を送信する(ステップS1702)。これにより、当該通知を受信した利用者端末50の表示装置202には、例えば図18に示す持出通知画面4000を表示され、この利用者端末50のユーザは、持ち出された物品の物品名等を知ることができる。
ステップS1701において、物品が屋外に持ち出されていないと判定された場合、管理装置40の持出通知部46は、再度、ステップS1701の処理を行う。このように、本実施形態の持出通知部46は、移動履歴情報データベース43に記憶された移動履歴情報が更新された都度、ステップS1701の処理を行えばよい。
以上のように、第2の実施形態に係る位置管理システム1では、管理対象の物品が屋外に持ち出された場合に、例えば管理者等が用いる利用者端末50に物品が持ち出されたことを通知する。これにより、例えば物品の盗難等を防止することができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 位置管理システム
10 無線タグ
11 移動検知部
12 無線通信部
13 電波強度測定部
14 IMES/GPS受信部
15 3G通信部
20 無線通信装置
30 変換装置
31 無線通信部
32 位置情報取得部
33 ネットワーク通信部
34 設置エリアデータベース
35 予測モデルデータベース
40 管理装置
41 ネットワーク通信部
42 情報管理部
43 移動履歴情報データベース
44 地図情報データベース
45 物品情報データベース
50 利用者端末
51 ネットワーク通信部
52 入力部
53 表示部
60 IMES送信機
N ネットワーク
特許第5225242号公報

Claims (8)

  1. 1以上の情報処理装置を含む位置管理システムであって、屋内に設置された所定の第1の機器及びIMES送信装置と通信を行う第2の機器の位置情報を管理する位置管理システムにおいて、
    前記第2の機器の移動を検知する検知手段と、
    前記検知手段により前記第2の機器の移動が検知された場合、前記第1の機器から所定の無線通信規格による電波を受信する第1の受信手段と、
    前記検知手段により前記第2の機器の移動が検知された場合、前記IMES送信装置から緯度及び経度情報を含む第2の位置情報を受信する第2の受信手段と、
    前記第1の受信手段により受信された前記電波の強度を測定し、該測定された電波の強度に基づいて前記第2の機器の位置を推定し、該推定された位置を示す第1の位置情報を取得する取得手段と、
    前記第1の位置情報及び前記第2の位置情報を、時刻情報と対応付けて所定の記憶部に格納する記憶手段と
    を有し、
    前記第2の受信手段は、前記第2の機器が前記IMES送信装置と通信することができない屋外に移動した場合、GPSから電波を受信し、該受信した電波に基づき測定した緯度及び経度情報を前記第2の位置情報とする、位置管理システム。
  2. 前記第2の機器が屋外に移動したか否かを判定して、該判定結果に応じて前記第2の機器が屋外に移動したことを前記位置管理システムに含まれる端末装置に通知する通知手段を有し、
    前記通知手段は、
    前記所定の記憶部に格納された前記第1の位置情報及び前記第2の位置情報に基づいて、前記第2の機器が屋外に移動したことか否かを判定する、請求項1記載の位置管理システム。
  3. 前記記憶手段は、前記第2の機器が前記第1の機器と通信することができない屋外に移動した場合、前記第1の位置情報を設定せずに、前記第2の位置情報を時刻情報と対応付けて所定の記憶部に格納する、請求項2に記載の位置管理システム。
  4. 前記通知手段は、
    前記所定の記憶部において、最新の時刻情報と対応付けられた第1の位置情報が設定されていないことにより前記第2の機器が屋外に移動したと判定する、請求項3記載の位置管理システム。
  5. 屋内に設置された所定の第1の機器及びIMES送信装置と通信を行う第2の機器の位置情報を管理する位置管理装置であって、
    前記第2の機器の移動に応じて、前記第2の機器が前記第1の機器から受信した電波の強度を示す情報と、前記第2の機器が前記IMES送信装置から受信した緯度及び経度情報を含む第2の位置情報とを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記電波の強度を示す情報に基づき、前記第2の機器の位置を推定して、該推定された位置を示す第1の位置情報を取得する取得手段と、
    前記第1の位置情報及び前記第2の位置情報を、時刻情報と対応付けて所定の記憶部に格納する記憶手段と
    を有し、
    前記受信手段は、前記第2の機器が前記IMES送信装置と通信することができない屋外に移動した場合、GPSから電波を受信し、該受信した電波に基づき測定した緯度及び経度情報を示す第2の位置情報を取得する、位置管理装置。
  6. 1以上の情報処理装置を含む位置管理システムであって、屋内に設置された所定の第1の機器及びIMES送信装置と通信を行う第2の機器の位置情報を管理する位置管理システムに用いられる位置管理方法おいて、
    前記第2の機器の移動を検知する検知手順と、
    前記検知手順により前記第2の機器の移動が検知された場合、前記第1の機器から所定の無線通信規格による電波を受信する第1の受信手順と、
    前記検知手順により前記第2の機器の移動が検知された場合、前記IMES送信装置から緯度及び経度情報を含む第2の位置情報を受信する第2の受信手順と、
    前記第1の受信手順により受信された前記電波の強度を測定し、該測定された電波の強度に基づいて前記第2の機器の位置を推定し、該推定された位置を示す第1の位置情報を取得する取得手順と、
    前記第1の位置情報及び前記第2の位置情報を、時刻情報と対応付けて所定の記憶部に格納する記憶手順と
    を有し、
    前記第2の受信手順は、前記第2の機器が前記IMES送信装置と通信することができない屋外に移動した場合、GPSから電波を受信し、該受信した電波に基づき測定した緯度及び経度情報を前記第2の位置情報とする、位置管理方法。
  7. 屋内に設置された所定の第1の機器及びIMES送信装置と通信を行う第2の機器の位置情報を管理する位置管理装置に用いられる位置管理方法であって、
    前記第2の機器の移動に応じて、前記第2の機器が前記第1の機器から受信した電波の強度を示す情報と、前記第2の機器が前記IMES送信装置から受信した緯度及び経度情報を含む第2の位置情報とを受信する受信手順と、
    前記受信手順により受信された前記電波の強度を示す情報に基づき、前記第2の機器の位置を推定して、該推定された位置を示す第1の位置情報を取得する取得手順と、
    前記第1の位置情報及び前記第2の位置情報を、時刻情報と対応付けて所定の記憶部に格納する記憶手順と
    を有し、
    前記受信手順は、前記第2の機器が前記IMES送信装置と通信することができない屋外に移動した場合、GPSから電波を受信し、該受信した電波に基づき測定した緯度及び経度情報を示す第2の位置情報を取得する、位置管理方法。
  8. 屋内に設置された所定の第1の機器及びIMES送信装置と通信を行う第2の機器の位置情報を管理する位置管理装置を、
    前記第2の機器の移動に応じて、前記第2の機器が前記第1の機器から受信した電波の強度を示す情報と、前記第2の機器が前記IMES送信装置から受信した緯度及び経度情報を含む第2の位置情報とを受信する受信手段、
    前記受信手段により受信された前記電波の強度を示す情報に基づき、前記第2の機器の位置を推定して、該推定された位置を示す第1の位置情報を取得する取得手段、
    前記第1の位置情報及び前記第2の位置情報を、時刻情報と対応付けて所定の記憶部に格納する記憶制御手段
    として機能させ、
    前記受信手段は、前記第2の機器が前記IMES送信装置と通信することができない屋外に移動した場合、GPSから電波を受信し、該受信した電波に基づき測定した緯度及び経度情報を示す第2の位置情報を取得する、プログラム。
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