JP7091514B1 - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの希望に即した情報の提供を行うこと。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、取得部と、推定部と、決定部と、送信部とを有する。取得部は、各データが位置に関する情報を含むデータセットを取得する。推定部は、含まれるデータが異なるデータセット同士のそれぞれの所定のタスクにおける評価に基づいて、価値推定の対象となるデータである対象データの位置に関する価値を示す位置価値を推定する。決定部は、対象データを外部装置へ送信するか否かを、ユーザの指示に基づいて設定される非送信指標に基づいて決定する。送信部は、決定部による決定に応じて、対象データを外部装置へ送信する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
ユーザや端末装置等の位置に関する情報を用いた様々な技術が提供されている。例えば、位置情報を用いて、ユーザの移動状況を推定する技術が提供されている(例えば特許文献1等)。また、例えば、位置情報の遷移状態に基づいて、路線候補の情報を更新する技術が提供されている(例えば特許文献2等)。
特開2019-128155号公報 特開2019-082560号公報
しかしながら、ユーザが持ち運ぶ端末装置から、外部の装置に送信される情報の中には、ユーザとしては送信されることを好まない情報が含まれていることがある。このため、端末装置から外部の装置に対して行う情報の提供は、ユーザの希望に応じて適切に行われることが望まれている。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの希望に即した情報の提供を行うことのできる情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、各データが位置に関する情報を含むデータセットを取得する取得部と、含まれる前記データが異なる前記データセット同士のそれぞれの所定のタスクにおける評価に基づいて、価値推定の対象となるデータである対象データの位置に関する価値を示す位置価値を推定する推定部と、前記対象データを外部装置へ送信するか否かを、ユーザの指示に基づいて設定される非送信指標に基づいて決定する決定部と、前記決定部による決定に応じて、前記対象データを前記外部装置へ送信する送信部と、を備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザの希望に即した情報の提供を行うことができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、実施形態に係る情報処理システムにおける処理の一例を示す図である。 図6は、非送信指標が設定されることによりサーバ装置への送信の可否が判断されるデータセットについての説明図である。 図7は、サーバ装置へ送信されるデータセットについての説明図である。 図8は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.情報処理〕
図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。図1では、情報処理システム1(図2参照)がデータの位置に関する価値(「位置価値」ともいう)を推定する推定処理を行う場合を一例として説明する。以下、位置価値の推定対象となるデータを「対象データ」と記載する場合がある。なお、対象データは1つのデータであってもよいし、複数のデータ(データ群)であってもよいがこの点は後述する。図1の例では、端末装置10(図2参照)により実行される対象データの位置価値の推定等の情報処理について説明する。以下の説明では、情報処理システム1を処理主体として記載するが、各処理はその処理の実行が可能であれば、情報処理システム1に含まれるいずれの装置が行ってもよい。すなわち、以下情報処理システム1が処理の主体として記載されている処理については、情報処理システム1に含まれる端末装置10またはサーバ装置50等のいずれが行ってもよい。
図1では、データD1、D2、D3の3つのデータを含むデータセットDS1にデータを追加する場合を一例として、データセットDS1に追加したデータ(「追加データ」ともいう)の位置価値を推定する場合を説明する。すなわち、図1では追加データが対象データとなる。データセットのデータ群(図1ではデータD1、D2、D3)や追加データ(図1ではデータD11、D21)等の各データは、同種別のデータ(例えば同じサービスにおいて収集されたデータ)に限らず、各々が位置に関連する情報を含めばどのような種別のデータであってもよい。すなわち、データセットのデータ群や追加データ等の各データは、位置に関連する情報が含まれればどのようなデータであってもよい。
例えば、データセットのデータ群や追加データ等の各データは、GPS(Global Positioning System)センサ等により検知される位置情報を含むデータに限らず、例えば、端末装置10を用いた電子決済サービスでの決済データ、端末装置10を用いたチェックインのデータ、いわゆるジオタグ(geotag)を含む所定のSNS(Social Networking Service)サービスへの投稿データ等であってもよい。なお、上記のデータの種別は一例に過ぎず、データセットのデータ群や追加データ等の各データは、端末装置10を用いた検索データ、端末装置10を用いた商品等の購買データ等の様々な種別のデータであってもよい。このように、データセットのデータ群や追加データ等の各データは、位置に関連する情報を含むローケーションライクなデータであればどのような種別のデータであってもよい。
図1では、データD1は、位置情報LC1を含むデータである。なお、図1の例では位置情報LC1等の抽象的な符号で図示するが、位置情報は、具体的な緯度・経度(緯度経度情報)やエリアを示す情報、無線通信のアクセスポイントを示す情報、電子決済を行った店舗を示す情報等、位置に関連する様々な種別の情報であってもよい。また、「位置情報LC*(*は任意の数値)」を「位置LC*」と記載する場合がある。また、データD2は、位置情報LC2を含むデータであり、データD3は、位置情報LC3を含むデータである。
図1では、精度情報AC1に示すように、所定のタスクについて、データD1、D2、D3の3つのデータを含むデータセットDS1を用いた場合に精度が「0.7」であることを示す。なお、所定のタスクは、位置に関連する情報を用いて提供されるサービスに関するサービスであってもよい。図1では、所定のタスクがユーザの通勤経路推定である場合を一例として説明する。
所定のタスクにおける精度は、位置価値推定情報FC1に示す精度測定するための分析モデルMにより導出される。情報処理システム1は、分析モデルMを用いて、データセットDS1を用いた場合の所定のタスクにおける精度を予測する。例えば、情報処理システム1は、分析モデルMにデータセットDS1を入力することにより、分析モデルMが出力した出力値を所定のタスクについてデータセットDS1を用いた場合の精度として用いる。すなわち、図1では、データセットDS1が入力された分析モデルMが「0.7」を出力した場合を示す。例えば、情報処理システム1において位置価値の推定を行う情報処理装置(例えば端末装置10等)は、他の装置(例えば分析モデル生成装置等)が生成した分析モデルMを、他の装置から取得する。なお、分析モデルMは、情報処理システム1において位置価値の推定を行う情報処理装置(例えば端末装置10等)が生成してもよい。例えば、図1では、情報処理システム1は、データセットDS1を用いて予測される実線で示す予測経路と、点線で示すユーザの実際の通勤経路との一致率を、データセットDS1の精度としてもよい。なお、図1中のデータD1~D3等のピンマークよりも小さいピンマークで示す点線上のピンマークは、ユーザの実際の通勤経路を示すためのものであり、データセットDS1には含まれないデータであるものとする。
情報処理システム1は、データセットDS1に追加データであるデータD11を追加する(ステップS11)。そして、情報処理システム1は、データセットDS1にデータD11を追加したデータセットDS11を対象に精度を導出する。例えば、情報処理システム1は、分析モデルMを用いて、データセットDS11を用いた場合の所定のタスクにおける精度を予測する(ステップS12)。図1では、精度情報AC11に示すように、所定のタスクについて、データD11が追加されたデータセットDS11を用いた場合に精度が「0.8」であることを示す。例えば、情報処理システム1は、分析モデルMにデータセットDS11を入力し、分析モデルMが出力した出力値「0.8」を所定のタスクについてデータセットDS11を用いた場合の精度として予測する。
そして、情報処理システム1は、追加データであるデータD11の位置価値を推定する(ステップS13)。例えば、情報処理システム1は、データセットDS1を用いた場合の所定のタスクにおける精度「0.7」と、データセットDS11を用いた場合の所定のタスクにおける精度「0.8」とを用いて、追加データであるデータD11の位置価値を推定する。具体的には、情報処理システム1は、以下の式(1)を用いて、追加データであるデータD11の位置価値を推定する。
Figure 0007091514000002
上記の式(1)は、図1中の位置価値推定情報FC1に示す式と同様であり、位置価値推定情報FC1を基に式(1)の各変数についての説明を記載する。式(1)の左辺は、対象データの位置価値を示す値となる。例えば、式(1)中の「x」は、データを示す。図1の例では、「x」は対象データとなる追加データを示す。また、例えば、式(1)中の「D」は、事前知識を示す。図1の例では、「D」は対象データを含まないデータセット、すなわち追加データを追加する前のデータセット(データセットDS1)を示す。
式(1)の右辺の関数「max()」は、括弧内の第1項「0」と、第2項「dT(M(D),y)-dT(M({x}∪D),y)」とのうち、大きい値を出力する。すなわち、式(1)の左辺は、対象データを追加することにより精度が向上した場合は、第2項の値となり、対象データを追加することにより精度が低下した場合は、第1項の値(すなわち0)となる。
関数「max()」の第2項の「dT()」の下付きの「T」は、分析対象となるタスク(図1では所定のタスク)を示す。また、第2項の「dT()」は、評価関数を示す。評価関数「dT()」は、括弧内の第1項と、第2項との間の距離を評価値として出力する。関数「max()」の第2項の「y」は、正解情報(正解ラベル)を示す。例えば、図1では、正解情報「y」は、「1」であってもよい。
なお、評価関数「dT()」は、一例に過ぎず、情報処理システム1は、様々な評価関数を用いてもよい。例えば、正解情報が取得できない場合、情報処理システム1は、正解情報を必要としない評価関数を用いてもよい。この場合、情報処理システム1は、所定のタスクにおける精度のみを用いる評価関数を用いてもよい。また、情報処理システム1は、所定のタスクにおける精度を評価値として用いてもよい。
「M(D)」は、対象データを含まないデータセット(第1集合)を用いた場合の所定のタスクにおける精度(第1精度)を示す。また、「dT(M(D),y)」は、対象データを含まないデータセット(第1集合)の評価(第1評価)を示す。図1では、例えば「dT(M(D),y)」は、データD11を含まないデータセットDS1を用いた場合の所定のタスクにおける精度(0.7)と正解情報(例えば1)との間の距離を示す。
「M({x}∪D)」は、対象データを含むデータセット(第2集合)を用いた場合の所定のタスクにおける精度(第2精度)を示す。また、「dT(M({x}∪D),y))」は、対象データを含むデータセット(第2集合)の評価(第2評価)を示す。図1では、例えば「dT(M({x}∪D),y))」は、データD11を含むデータセットDS11を用いた場合の所定のタスクにおける精度(0.8)と正解情報(例えば1)との間の距離を示す。
情報処理システム1は、上記の式(1)を用いて、追加データであるデータD11の位置価値を推定する。例えば、情報処理システム1は、データD11の位置価値を「0.1」であると推定する。
次に、別のデータD21を追加データとする場合についても簡単に説明する。なお、上述した点の同様の点については適宜説明を省略する。情報処理システム1は、データセットDS1に追加データであるデータD21を追加する(ステップS21)。そして、情報処理システム1は、データセットDS1にデータD21を追加したデータセットDS2を対象に精度を導出する。例えば、情報処理システム1は、分析モデルMを用いて、データセットDS21を用いた場合の所定のタスクにおける精度を予測する(ステップS22)。図1では、精度情報AC21に示すように、所定のタスクについて、データD21が追加されたデータセットDS2を用いた場合に精度が「0.72」であることを示す。例えば、情報処理システム1は、分析モデルMにデータセットDS2を入力し、分析モデルMが出力した出力値「0.72」を所定のタスクについてデータセットDS2を用いた場合の精度として予測する。
そして、情報処理システム1は、追加データであるデータD21の位置価値を推定する(ステップS23)。例えば、情報処理システム1は、データセットDS1を用いた場合の所定のタスクにおける精度「0.7」と、データセットDS2を用いた場合の所定のタスクにおける精度「0.72」とを用いて、追加データであるデータD21の位置価値を推定する。具体的には、情報処理システム1は、上記の式(1)を用いて、追加データであるデータD21の位置価値を推定する。例えば、情報処理システム1は、データD21の位置価値を「0.02」であると推定する。
上述した処理により、情報処理システム1は、データの位置に関する価値を適切に推定することができる。また、情報処理システム1は、上記のような位置価値を推定する処理により、種別の異なるデータが位置として有する価値を統一的に扱うことが可能となる。すなわち、従来では、各データが有する位置としての価値を、種別を問わずに公平に比較する指標が無かったが、情報処理システム1は、上記のような位置価値を推定する処理により、種別を問わずに公平に比較する指標(位置価値)を推定することができるため、種別の異なるデータが位置として有する価値を統一的に扱うことが可能となる。これにより、情報処理システム1は、様々な種別のデータを混合した際に、どのデータが位置に関する情報として重要であるかを特定でき、各データの優先順位付けを行うことができる。
例えば、図1の例では、データD11の位置価値が「0.1」であり、データD21の位置価値を「0.02」とする。この場合、情報処理システム1は、データD11及びデータD21のデータの種別に依らず、データD11の位置価値とデータD21の位置価値とを比較することにより、データD11とデータD21とでは、位置としての価値がデータD11の方が高いと推定することができる。
〔1-1.対象データ〕
上述した例では、データセットに新たに追加するデータ(追加データ)の位置価値を推定する場合を示したが、位置価値を推定する対象となる対象データは、追加データに限らず様々なデータであってもよい。例えば、対象データは、1つのデータであってもよいし、複数のデータからなるデータ群、すなわちデータセットであってもよい。このように、位置価値を推定する対象となる対象データは、どのようなデータであってもよい。この点について、以下説明する。
〔1-2.データセット内のデータ〕
例えば、情報処理システム1は、既にデータセット内に含まれるデータ(「セット内データ」ともいう)を対象データとして、そのデータ(セット内データ)の位置価値を推定してもよい。この場合、情報処理システム1は、データセットに含まれるセット内データを対象データとして、位置価値を推定する。例えば、情報処理システム1は、データセットである第1集合の第1評価と、第1集合から対象データを除外した第2集合の第2評価との比較により、対象データの位置価値を推定する。このように既にデータセットに含まれるセット内データを対象データとする場合は、上述した追加データを対象データとする場合とは、上記式(1)の「x」が追加データであるか、既にデータセットに含まれるセット内データであるかの違いのみである。
具体的にこの関係を上記式(1)で説明すると、「{x}∪D」が対象データを含むデータセット、すなわち対象データを除外する前のデータセット(第1集合)となる。また、「D」が対象データを含まないデータセット、すなわち対象データを除外した後のデータセット(第2集合)となる。その他の点は、上述した追加データの位置価値の推定と同じであるため、詳細な説明は省略する。なお、情報処理システム1は、上記(1)以外の数式を用いてもよい。例えば、情報処理システム1は、セット内データを除外する前のデータセット(すなわちセット内データを含むデータセット)を「D」とし、式(1)の右辺の関数「max()」の括弧内の第2項を「dT(M(D-x),y)-dT(M(D),y)」に置き換えた数式(「第2の数式」ともいう)を用いてもよい。
〔1-3.データセット〕
また、例えば、情報処理システム1は、データセット全体を対象データとして、そのデータセットの位置価値を推定してもよい。この場合、情報処理システム1は、データセット全体を対象データとして、位置価値を推定する。例えば、情報処理システム1は、データセットにデータを追加したり、データセットからデータを除外したりして、そのデータセットの変化によるデータセットの評価の変化を基にそのデータセットの位置価値を推定してもよい。なお、上記式(1)を用いてデータセットの価値を推定する場合を一例として説明するが、情報処理システム1は、上記式(1)とは異なるデータセットの位置価値を推定するための数式を用いて、データセットを対象データとして、位置価値を推定してもよい。
〔1-3-1.データ追加による推定〕
情報処理システム1は、データセットにデータを追加することにより、データセットの評価の変化を基にそのデータセットの位置価値を推定してもよい。例えば、情報処理システム1は、データセットに追加する追加データを取得し、データセットである第1集合の第1評価と、第1集合に追加データを追加した第2集合の第2評価との比較により、データセットの位置価値を推定する。
このようにデータセット全体を対象データとする場合は、上述した追加データを対象データとする場合とは、上記式(1)の出力値をデータセット全体の位置価値として用いるか、追加データの位置価値として用いるかの違いのみである。そのため、上述した追加データの位置価値の推定と同じであるため、詳細な説明は省略する。
なお、上記式(1)をデータセットへデータを追加することによるデータセットの位置価値の推定に用いる場合、上記式(1)の出力値が大きくなる程、新たなデータによりデータセットとしての精度が上がる、すなわちデータセットの既存データでは不十分であることを示す。そのため、上記式(1)をデータセットへデータを追加することによるデータセットの位置価値の推定に用いる場合、上記式(1)の出力値が小さい程、そのデータセットの位置価値が高いことを示す。
また、上述した上記式(1)を用いる場合、追加データ自体の位置価値の影響を受けるため、データセットを対象データとする場合、追加データを追加して位置価値を推定する処理を、複数回行いその平均値をデータセットの位置価値としてもよい。例えば、情報処理システム1は、ランダムに選択した複数のデータの各々を追加データとして、データセットに追加して、位置価値を推定する処理を複数のデータの数だけ繰り返し、推定した位置価値の平均を、データセットの位置価値として推定してもよい。
〔1-3-2.データ除外による推定〕
情報処理システム1は、データセットからデータを除外することにより、データセットの評価の変化を基にそのデータセットの位置価値を推定してもよい。例えば、情報処理システム1は、データセットである第1集合の第1評価と、第1集合から所定のデータを除外した第2集合の第2評価との比較により、第1集合を対象データとして、第1集合の位置価値を推定する。このようにデータセットからデータを除外してデータセットの位置価値を推定する場合は、上述した追加データを対象データとする場合とは、上記式(1)の「{x}∪D」がデータ除外する前のデータセット(第1集合)となる。また、「D」がデータを除外した後のデータセット(第2集合)となる。
なお、上記式(1)をデータセットからデータを除外することによるデータセットの位置価値の推定に用いる場合、上記式(1)の出力値が大きくなる程、そのデータセットに含まれる既存データの価値が高いことを示す。そのため、上記式(1)をデータセットからデータを除外することによるデータセットの位置価値の推定に用いる場合、上記式(1)の出力値が大きい程、そのデータセットの位置価値が高いことを示す。
また、上述した上記式(1)を用いる場合、除外するデータの位置価値の影響を受けるため、データセットを対象データとする場合、データセット中の複数のデータを対象として位置価値を推定する処理を行いその平均値をデータセットの位置価値としてもよい。例えば、情報処理システム1は、ランダムに選択した複数のデータの各々を、データセットから除外して、位置価値を推定する処理を複数のデータの数だけ繰り返し、推定した位置価値の平均を、データセットの位置価値として推定してもよい。例えば、情報処理システム1は、データセットに含まれる全データを対象として、各々をデータセットから除外し位置価値を推定する処理を繰り返し、推定した位置価値の平均を、データセットの位置価値として推定してもよい。なお、情報処理システム1は、データセットからデータを除外することによるデータセットの評価の変化に基づくデータセットの位置価値を推定を、上述した第2の数式を用いて行ってもよい。
なお、上記の位置価値の推定は一例に過ぎず、情報処理システム1は、様々な情報、様々な数式を用いて、様々なデータを対象データとして、その対象データの位置価値を推定してもよい。
〔1-4.情報処理システムの構成〕
次に、図2を用いて情報処理システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図2に示すように、情報処理システム1は、端末装置10と、サーバ装置50とが含まれる。端末装置10と、サーバ装置50とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図2に示した情報処理システム1には、複数台の端末装置10や、複数台のサーバ装置50が含まれてもよい。
端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。なお、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。
また、端末装置10は、GPSセンサ等の機能を有し、ユーザの位置を検知し、取得可能であるものとする。また、端末装置10は、通信を行っている基地局の位置情報や、Wi-Fi(登録商標)(Wireless-Fidelity)やBluetooth(登録商標)等の所定の無線通信機能やビーコン等の機能を用いてユーザの位置情報を検知し、取得してもよい。なお、位置情報を単に「位置」と記載する場合がある。例えば、端末装置10は、GPSや上記のような無線通信機能やビーコン等の情報を組み合わせることにより、ユーザの位置の推定精度を高めてもよい。
端末装置10は、ユーザの行動にその行動時点での位置を対応付けて収集する。端末装置10は、ユーザによる端末装置10を用いた行動にその行動時点での位置を対応付けて収集する。端末装置10は、ユーザによる端末装置10の操作に関する行動にその行動時点での位置を対応付けて収集する。
また、端末装置10は、GPSセンサ等に限らず種々のセンサにより、各種センサ情報を検知してもよい。端末装置10は、センサにより検知された各種センサ情報を情報処理装置100へ送信する。端末装置10は、加速度センサを有し、ユーザの移動における加速度情報(センサ情報)を検知する。端末装置10は、イメージセンサ等の画像センサを有し、ユーザの画像情報(センサ情報)を検知する。端末装置10は、マイク等の音センサを有し、音声情報(センサ情報)を検知する。また、端末装置10は、温度センサや気圧センサ等の種々の機能を有し、温度や気圧等のユーザの置かれている環境情報を検知し、取得可能であってもよい。例えば、端末装置10を利用するユーザは、端末装置10と通信可能なウェアラブルデバイスを身に付けることにより、端末装置10によりユーザ自身のコンテキスト情報を取得可能としてもよい。例えば、端末装置10は、種々のセンサを有し、各種センサ情報を検知する。例えば、端末装置10を利用するユーザは、端末装置10と通信可能なリストバンド型のウェアラブルデバイスを身に付けることにより、端末装置10によりユーザ自身の心拍(脈拍)に関する情報を端末装置10が取得可能としてもよい。また、端末装置10は、血糖値センサや心拍センサ等の種々の機能を有し、ユーザの血糖値(血糖値情報)や心拍数(心拍情報)等の生体情報(センサ情報)を検知し、取得可能であってもよい。端末装置10は、端末装置10により検知されたセンサ情報に、そのセンサ情報が検知された時点での位置を対応付けて収集する。
サーバ装置50は、端末装置10を利用するユーザに各種サービスを提供する情報処理装置である。例えば、サーバ装置50は、端末装置10に記事や広告等のコンテンツの提供サービスを行うサービス提供装置であってもよい。サーバ装置50は、端末装置10から受信したデータをその端末装置10を利用するユーザに対応付けて管理してもよい。そして、サーバ装置50は、端末装置10から受信したデータを用いて、ユーザに対してコンテンツの提供サービスを行ってもよい。
〔1-4-1.その他のシステム構成例〕
上述の例では、端末装置10が価値の推定処理を行う情報処理装置である場合を一例として説明したが、位置を含むデータを収集する装置(例えば端末装置10)と、価値の推定処理を行う情報処理装置とは別体であってもよい。例えば、端末装置10は、収集した位置を含むデータをサーバ装置50へ送信し、サーバ装置50が端末装置10から受信した位置を含むデータの位置価値を推定する推定処理を行う情報処理装置であってもよい。
〔2.端末装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図3は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。図3に示すように、端末装置10は、通信部11と、入力部12と、表示部13と、記憶部14と、制御部15と、センサ部16とを有する。なお、図示を省略するが端末装置10は、音声を出力するスピーカなど音声出力部を有する。例えば、音声出力部は、表示部13に表示される情報に対応する音声を出力する。また、端末装置10は、マイクである音声入力部を有し、音声によるユーザに有力を受け付けてもよい。
(通信部11)
通信部11は、例えば、通信回路等によって実現される。そして、通信部11は、図示しない所定の通信網と有線または無線で接続され、外部の情報処理装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部11は、図示しない所定の通信網と有線または無線で接続され、サーバ装置50との間で情報の送受信を行う。
(入力部12)
入力部12は、ユーザから各種操作が入力される。例えば、入力部12は、タッチパネル機能により表示面(例えば表示部13)を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部12は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
入力部12は、センサ部16に含まれる各種センサにより実現されるタッチパネルの機能によりタブレット端末等の表示画面を介してユーザから各種操作を受け付ける。すなわち、入力部12は、端末装置10の表示部13を介してユーザから各種操作を受け付ける。例えば、入力部12は、端末装置10の表示部13を介してユーザの指定操作等の操作を受け付ける。言い換えると、入力部12は、タッチパネルの機能によりユーザの操作を受け付ける受付部として機能する。なお、入力部12によるユーザの操作の検知方式には、タブレット端末では主に静電容量方式が採用されるが、他の検知方式である抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式など、ユーザの操作を検知できタッチパネルの機能が実現できればどのような方式を採用してもよい。また、端末装置10は、端末装置10にボタンが設けられたり、キーボードやマウスが接続されていたりする場合、ボタン等による操作も受け付ける入力部を有してもよい。
(表示部13)
表示部13は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。つまり、端末装置10は、表示部13である表示画面によりユーザの入力を受け付け、ユーザへの出力も行う。
(記憶部14)
記憶部14は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部14は、例えば、端末装置10にインストールされているアプリケーション(例えばコンテンツ表示アプリ)に関する情報、例えばプログラム等を記憶する。
また、実施形態に係る記憶部14は、図3に示すように、価値推定用情報記憶部141を有する。詳細な図示は省略するが価値推定用情報記憶部141は、データセットの精度を予測するためのモデル(関数)、上記式(1)に示すような位置価値を推定するための数式等、データの価値を推定するために必要な様々な情報を記憶する。
なお、上記は一例に過ぎず、記憶部14は、様々な情報を記憶する。記憶部14は、各データが位置に関する情報を含むデータセットを記憶する。記憶部14は、ユーザの行動にその行動時点での位置が対応付けられたデータを記憶する。記憶部14は、ユーザによる端末装置10を用いた行動にその行動時点での位置が対応付けられたデータを記憶する。記憶部14は、ユーザによる端末装置10の操作に関する行動にその行動時点での位置が対応付けられたデータを記憶する。記憶部14は、端末装置10により検知されたセンサ情報に、そのセンサ情報が検知された時点での位置が対応付けられたデータを記憶する。
(制御部15)
制御部15は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、端末装置10内部の記憶部14などの記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、情報処理を行うアプリケーション(例えばホームアプリ)のプログラムが含まれる。また、制御部15は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部15は、取得部151と、推定部152と、決定部153と、送信部154とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部15の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部15が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部151)
取得部151は、各種情報を取得する。例えば、取得部151は、外部の情報処理装置から各種情報を取得する。例えば、取得部151は、記憶部14から各種情報を取得する。取得部151は、価値推定用情報記憶部141から各種情報を取得する。例えば、取得部151は、センサ部16により検知されたセンサ情報を取得する。
取得部151は、各種情報を収集する。取得部151は、端末装置10を利用するユーザの行動ログを収集する。取得部151は、センサ部16により検知されたセンサ情報を収集する。
取得部151は、ユーザの行動にその行動時点での位置を対応付けて収集する。取得部151は、ユーザによる端末装置10を用いた行動にその行動時点での位置を対応付けて収集する。取得部151は、ユーザによる端末装置10の操作に関する行動にその行動時点での位置を対応付けて収集する。取得部151は、端末装置10により検知されたセンサ情報に、そのセンサ情報が検知された時点での位置を対応付けて収集する。例えば、取得部151は、収集した各種情報を記憶部14に格納する。
取得部151は、各データが位置に関する情報を含むデータセットを取得する。取得部151は、ユーザの行動に関連するデータセットを取得する。取得部151は、対象データを取得する。取得部151は、データセットに追加する追加データを取得する。取得部151は、各データが位置に関する情報を含むデータセットを取得する。取得部151は、データセットに新規追加の候補となる追加候補データを取得する。取得部151は、対象データの位置に関する価値を示す位置価値の推定に用いる外部推定データを外部装置であるサーバ装置50から取得する。
(推定部152)
推定部152は、各種情報を推定する推定処理を実行する。例えば、推定部152は、取得部151により取得された各種情報に基づいて、推定処理を実行する。例えば、推定部152は、記憶部14に記憶された情報に基づいて、推定処理を実行する。例えば、推定部152は、センサ部16により検知されたセンサ情報に基づいて、推定処理を実行する。例えば、推定部152は、センサ部16により検知された位置情報に基づいて、推定処理を実行する。
推定部152は、データに関する評価値(スコア)を算出する算出処理を実行する。推定部152は、データセットの評価値を算出する。端末装置10は、データセットを用いた場合の所定のタスクにおける第1評価を算出する。端末装置10は、データセットに追加候補データを追加した場合の所定のタスクにおける第2評価を算出する。
推定部152は、データの価値を推定する。推定部152は、データの位置に関する価値(位置価値)を推定する。推定部152は、第1評価と第2評価とにより、追加候補データの位置価値を推定する。
推定部152は、含まれるデータが異なるデータセット同士のそれぞれの所定のタスクにおける評価に基づいて、対象データの位置価値を推定する。推定部152は、データセットに基づく第1集合を用いた場合の所定のタスクにおける評価である第1評価と、データセットに基づく集合であって、第1集合とは異なる第2集合を用いた場合の所定のタスクにおける評価である第2評価とにより、価値推定の対象となるデータである対象データの位置に関する価値を示す位置価値を推定する。推定部152は、第1集合の第1評価と、第2集合の第2評価との比較により、対象データの位置価値を推定する。推定部152は、第1集合の第1評価と、第2集合の第2評価との差分により、対象データの位置価値を推定する。
推定部152は、所定のタスクに第1集合を用いた場合の精度である第1精度と、所定のタスクにおける正解となる正解精度との差分である第1評価と、所定のタスクに第2集合を用いた場合の精度である第2精度と、正解精度との差分である第2評価とにより、対象データの位置価値を推定する。推定部152は、位置を用いたサービスに関する所定のタスクにおける第1評価と、第2評価とにより、対象データの位置価値を推定する。推定部152は、ユーザの位置に関連する所定のタスクにおける第1評価と、第2評価とにより、対象データの位置価値を推定する。
推定部152は、データセットに含まれないデータである対象データの位置価値を推定する。推定部152は、データセットである第1集合の第1評価と、第1集合に対象データを追加した第2集合の第2評価との比較により、対象データの位置価値を推定する。推定部152は、データセットに含まれるデータである対象データの位置価値を推定する。
推定部152は、データセットである第1集合の第1評価と、第1集合から対象データを除外した第2集合の第2評価との比較により、対象データの位置価値を推定する。推定部152は、データセットである第1集合の第1評価と、第1集合に追加データを追加した第2集合の第2評価との比較により、第1集合を対象データとして、第1集合の位置価値を推定する。推定部152は、データセットである第1集合の第1評価と、第1集合から所定のデータを除外した第2集合の第2評価との比較により、第1集合を対象データとして、第1集合の位置価値を推定する。
推定部152は、外部推定データを用いて対象データの位置価値を推定する。推定部152は、取得部151で取得した取得データと、外部推定データとに基づいて対象データの位置価値を推定する。
(決定部153)
決定部153は、各種情報を決定する決定処理を実行する。例えば、決定部153は、取得部151により取得された各種情報に基づいて、決定処理を実行する。例えば、決定部153は、記憶部14に記憶された情報に基づいて、決定処理を実行する。例えば、決定部153は、センサ部16により検知されたセンサ情報に基づいて、決定処理を実行する。例えば、決定部153は、推定部152による推定結果に基づいて、決定処理を実行する。
決定部153は、判定処理を実行する。決定部153は、追加候補データの位置価値が閾値以上かどうかを判定する。決定部153は、追加候補データの位置価値が閾値以上である場合、追加候補データをデータセットに追加すると決定する。決定部153は、追加候補データの位置価値が閾値以上ではない場合、追加候補データをデータセットに追加しないと決定する。
決定部153は、推定部152により推定された対象データの位置価値に基づいて、対象データをサーバ装置50へ送信するかを決定する。決定部153は、位置価値が所定値以上である場合、対象データをサーバ装置50へ送信すると決定する。決定部153は、位置価値を提示したユーザの指示に応じて、対象データをサーバ装置50へ送信するかを決定する。決定部153は、ユーザが対象データをサーバ装置50へ送信すると指示した場合、対象データをサーバ装置50へ送信すると決定する。
決定部153は、対象データを外部装置であるサーバ装置50へ送信するか否かを、ユーザの指示に基づいて設定される非送信指標に基づいて決定する。決定部153は、対象データをサーバ装置50へ送信するか否かを、推定部152で推定した対象データの位置価値と非送信指標とに基づいて決定する。
(送信部154)
送信部154は、通信部11を介して、外部の情報処理装置へ種々の情報を送信する。送信部154は、サーバ装置50へ各種情報を送信する。送信部154は、記憶部14に記憶された各種情報を外部の情報処理装置へ送信する。送信部154は、取得部151により取得された各種情報を外部の情報処理装置へ送信する。
送信部154は、決定部153による決定に応じて、外部装置へデータを送信する。送信部154は、決定部153により外部装置へデータを送信すると決定された場合、そのデータを外部装置へ送信する。送信部154は、決定部153により外部装置へデータを送信すると決定された場合、そのデータをサーバ装置50へ送信する。
例えば、送信部154は、決定部153により外部装置へデータを送信すると決定された場合、追加候補データを外部装置へ送信する。また、送信部154は、決定部153により外部装置へデータを送信しないと決定された場合、追加候補データを外部装置へ送信しない。
送信部154は、決定部153による決定に応じて、対象データをサーバ装置50へ送信する。送信部154は、決定部153が対象データをサーバ装置50へ送信すると決定した場合、対象データをサーバ装置50へ送信する。
なお、上述した制御部15による各処理は、例えば、JavaScript(登録商標)などにより実現されてもよい。また、上述した制御部15による情報処理等の処理は、所定のアプリケーションにより行われる場合、制御部15の各部は、例えば、所定のアプリケーションにより実現されてもよい。例えば、制御部15による情報処理等の処理は、外部の情報処理装置から受信した制御情報により実現されてもよい。
(センサ部16)
センサ部16は、所定の情報を検知する。なお、センサ部16は、情報処理に用いる情報を検知するための様々なセンサを有してもよい。
センサ部16は、端末装置10の位置を検知するセンサ(位置センサ)を有する。例えば、センサ部16は、GPSセンサを有してもよい。また、端末装置10の位置情報をセンサ情報として取得する場合、センサ部16は、通信を行っている基地局の位置情報や、WiFi(登録商標)の電波を用いて推定された端末装置10の位置情報を取得してもよい。
また、センサ部16には、上記に限らず、種々のセンサが含まれてもよい。例えば、センサ部16は、端末装置10外の情報を検知するセンサを含んでもよい。
例えば、センサ部16は、加速度センサを有する。例えば、センサ部16は、ユーザによる所定の操作の際の端末装置10の加速度情報を検知するセンサを有する。例えば、センサ部16は、ユーザによる端末装置10の画面への接触を検知するセンサやタイマー等を有する。例えば、センサ部16は、ユーザによる端末装置10の画面への接触から、接触の解除までの時間を示す時間情報を検知するために用いるセンサを有する。
例えば、センサ部16は、端末装置10に対するユーザの操作に関する種々の情報を検知するセンサを有する。例えば、センサ部16は、圧力センサを有する。例えば、センサ部16は、ユーザが画面に接触する圧力を示す圧力情報を検知するセンサを有する。例えば、センサ部16は、画面におけるユーザの接触範囲(座標)を検知するセンサを有する。例えば、センサ部16は、画面においてユーザが接触する位置を示す位置情報を検知するセンサを有する。例えば、センサ部16は、画面においてユーザが接触する面積を示す面積情報を検知するセンサを有する。
例えば、カメラ機能により撮像された画像情報を情報処理に用いる場合、センサ部16は、カメラ(画像センサ)を有してもよい。例えば、センサ部16は、ユーザを撮像するために画像センサを有する。例えば、センサ部16は、画像センサとして機能するインカメラやアウトカメラを有する。センサ部16は、インカメラを有し、画面を見ながら操作するユーザを撮像する。
なお、センサ部16における上記の各種情報を検知するセンサは共通のセンサであってもよいし、各々異なるセンサにより実現されてもよい。
〔3.情報処理のフロー〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る情報処理の手順について説明する。図4は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。
図4に示すように、端末装置10は、各データが位置に関する情報を含むデータセットを取得する(ステップS101)。そして、端末装置10は、データセットを用いた場合の所定のタスクにおける第1評価を算出する(ステップS102)。
端末装置10は、データセットに新規追加の候補となる追加候補データを取得する(ステップS103)。端末装置10は、データセットに追加候補データを追加した場合の所定のタスクにおける第2評価を算出する(ステップS104)。
端末装置10は、第1評価と第2評価とにより、追加候補データの位置価値を推定する(ステップS105)。端末装置10は、追加候補データの位置価値が閾値以上かどうかを判定する(ステップS106)。
端末装置10は、追加候補データの位置価値が閾値以上である場合(ステップS106:Yes)、追加候補データをデータセットに追加すると決定する(ステップS107)。そして、端末装置10は、追加候補データを外部装置へ送信する(ステップS108)。
一方、端末装置10は、追加候補データの位置価値が閾値以上ではない場合(ステップS106:No)、追加候補データをデータセットに追加しないと決定する(ステップS109)。そして、端末装置10は、追加候補データを外部装置へ送信することなく、処理を終了する。
〔4.情報処理例〕
ここで、図5を用いて、データの送信の決定処理等を含む情報処理システム1における処理の一例について説明する。図5は、実施形態に係る情報処理システムにおける処理の一例を示す図である。なお、図5では、端末装置10がユーザU1が利用するスマートフォンである場合を示す。なお、上記のように、「ユーザU*(*は任意の数値)」と記載した場合、そのユーザはユーザID「U*」により識別されるユーザであることを示す。例えば、「ユーザU1」と記載した場合、そのユーザはユーザID「U1」により識別されるユーザである。
図5では、ユーザU1の各位置において収集された各データについて、その位置に関する位置価値を推定し、その位置価値に応じてサーバ装置50へデータを送信するか否かを決定する場合を示す。図5では、地図MP1を用いてユーザU1位置を模式的に示し、ユーザU1の位置の変更に応じて、端末装置10を端末装置10-1、端末装置10-2として説明する。なお、端末装置10-1、端末装置10-2は同一の端末装置10である。また、以下では、端末装置10-1、端末装置10-2について、特に区別なく説明する場合には、端末装置10と記載する。
まず、端末装置10-1は、位置LC31に位置するユーザU1について収集したデータD31の位置価値を推定する(ステップS31)。例えば、端末装置10-1は、ユーザU1が位置LC31において利用したアプリケーション(例えば路線検索アプリ等)に関するデータD31を収集し、収集したデータD31の位置価値を推定する。
そして、端末装置10-1は、推定したデータD31の位置価値を用いて、データD31をサーバ装置50へ送信するか否かを決定する(ステップS32)。図5の例では、端末装置10-1は、推定したデータD31の位置価値が閾値未満であるため、データD31をサーバ装置50へ送信しないと決定する。
また、端末装置10-2は、位置LC41に位置するユーザU1について収集したデータD41の位置価値を推定する(ステップS41)。例えば、端末装置10-2は、ユーザU1が位置LC41において、利用したアプリケーション(例えばSNSアプリ等)に関するデータD41を収集し、収集したデータD41の位置価値を推定する。
そして、端末装置10-2は、推定したデータD41の位置価値を基にデータD41をサーバ装置50へ送信すると決定し、データD41をサーバ装置50へ送信する(ステップS42)。図5の例では、端末装置10-2は、推定したデータD41の位置価値が閾値以上であるため、データD41をサーバ装置50へ送信すると決定する。そして、端末装置10-2は、置価値が閾値以上であるデータD41をサーバ装置50へ送信する。
このように、端末装置10は、収集したデータをその位置価値を基に、サーバ装置50へ送信するか否かを決定する。このように、端末装置10は、対象データの位置価値に基づいて、対象データをサーバ装置50へ送信するかを決定することにより、データの位置に関する価値に応じて、どのデータをサーバ装置50へ送信すべきかを適切に決定することができる。したがって、情報処理装置は、サーバ装置50への不要なデータの送信を抑制し、サーバ装置50との間のデータ通信量の増大を抑制することができる。
〔4-1.ユーザの指示〕
なお、端末装置10は、推定した位置価値をユーザU1に提示し、ユーザU1の指示に応じて、対象データをサーバ装置50へ送信するかを決定してもよい。端末装置10は、推定した位置価値を示す情報を表示し、表示した位置価値を確認したユーザU1の指示に応じて、対象データをサーバ装置50へ送信するかを決定してもよい。この場合、端末装置10は、ユーザU1がデータD31をサーバ装置50へ送信すると指示した場合、データD31をサーバ装置50へ送信すると決定する。
〔4-2.非送信指標の設定〕
端末装置10は、ユーザの指示に基づいて予め非送信指標が設定可能に構成され、設定された非送信指標に基づいて、対象データをサーバ装置50へ送信するか否かを決定してもよい。非送信指標は、例えば、所定のタスクにおける評価に基づいて設定される。または、非送信指標は、対象データの位置に対して設定されてもよい。
所定のタスクにおける評価に基づいて非送信指標を設定する場合には、例えば、ユーザは、所定のタスクにおける評価において、ユーザの自宅の位置を推定できそうなデータについては、そのデータをサーバ装置50に送信しないとの設定を非送信指標に対して行う。非送信指標の設定は、端末装置10の表示部13に表示される、非送信指標の設定表示に基づいて行われる。ユーザは、非送信指標の設定表示に基づいて端末装置10を操作することにより、非送信指標を設定するタスクと、そのタスクにおける非送信指標を設定する。これらのように用いられる非送信指標は、換言すると、ユーザが設定した任意の位置の推定に用いることができる位置価値を有しているか否かの閾値として設定される。
例えば、非送信指標を設定するタスクが、ユーザの通勤経路を推定することが可能なタスクである場合は、端末装置10はユーザに対して、「通勤経路が分かるような位置情報を外部に送信してもよろしいですか?」のような内容で確認を行う。ユーザは、自身の通勤経路を知られたくない場合には、この確認に対して、「通勤経路が分かるような位置情報は外部に送信しない」との選択を行う。これにより、ユーザの通勤経路を推定することが可能な当該タスクでは、ユーザの通勤経路が分かるような位置情報が、非送信指標として設定される。
また、非送信指標を設定するタスクが、ユーザの職場を推定することが可能なタスクである場合は、端末装置10はユーザに対して、「職場が分かるような位置情報を外部に送信してもよろしいですか?」のような内容で確認を行う。ユーザは、端末装置10やタスクの使い勝手と、職場に関する情報の程度とを考慮して、職場に関しての情報が外部に知られてもよい範囲を設定する。これにより、ユーザの職場を推定することが可能な当該タスクにおいては、ユーザが設定した範囲に応じて、位置情報が適宜非送信指標として設定される。これらのように、非送信指標は、タスクごとに設定することができるため、タスクと非送信指標とはセットで扱うことができ、タスクと非送信指標とはセットで端末装置10に記憶される。
図6は、非送信指標が設定されることによりサーバ装置50への送信の可否が判断されるデータセットについての説明図である。図7は、サーバ装置50へ送信されるデータセットについての説明図である。図6では、データセットDS5には、データD50、D51、D52、D53が含まれている。データD50は、ユーザの自宅の位置でのデータになっており、データD51は、ユーザの自宅の最寄り駅でのデータになっている。また、データD52は、ユーザが通勤時に使用する職場の近くの駅でのデータになっており、データD53は、ユーザが勤務する職場の位置でのデータになっている。各データD50、D51、D52、D53は、位置情報LC50、LC51、LC52、LC53を含んでいる。
例えば、所定のタスクが、路線検索アプリのようなユーザの通勤経路を推定することのできるタスクであり、非送信指標としては、通勤経路を推定することのできるタスクでユーザの自宅の位置を推定できるデータはサーバ装置50に送信しないことが設定されたとする。データセットDS5に含まれるデータD50、D51、D52、D53をそれぞれ対象データとして、推定部152によって位置価値を評価することにより、データD50、D51は、ユーザの自宅の位置を推定できると判断された場合は、決定部153は、データD50、D51をサーバ装置50に送信しないとの決定を行う。つまり、データD50、D51は、ユーザが設定した非送信指標を満たすと判断された場合は、決定部153は、データD50、D51をサーバ装置50に送信しないとの決定を行い、データセットDS5にデータD50、D51を追加しないとの決定を行う。
この場合、決定部153による決定に応じて対象データをサーバ装置50へ送信する送信部154は、データセットDS5においては、図7に示すように、データD50、D51は送信することなく、データD52、D53の送信を行う。
〔4-3.非送信指標を設定する際の情報処理のフロー〕
次に、図8を用いて、非送信指標を設定する際における情報処理の手順の一例について説明する。図8は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。
ユーザは、端末装置10を用いて非送信指標を設定する(ステップ201)。非送信指標の設定は、非送信指標を設定するタスクと、そのタスクにおける非送信指標とを合わせて設定してもよく、あらゆるタスクに適用される絶対的な非送信指標として設定してもよい。
端末装置10は、データセットに新規追加の候補となる追加候補データを取得し、追加候補データの位置価値を推定する(ステップS202)。端末装置10は、追加候補データの位置価値が閾値以上かどうかを判定する(ステップS203)。即ち、追加候補データは、上述した第1評価と第2評価とにより、位置価値が閾値以上であるか否かを判定する。
端末装置10は、追加候補データの位置価値が閾値以上である場合(ステップS203:Yes)、追加候補データは非送信指標を満たすかどうかを判定する(ステップS204)。つまり、非送信指標は、位置情報を含むデータが、ユーザが設定した任意の位置の推定に用いることができる位置価値を有しているか否かの閾値として設定されるため、端末装置10は、追加候補データの位置価値が、非送信指標によって設定される閾値以上かどうかを判定する。
端末装置10は、追加候補データは非送信指標を満たさない場合(ステップS204:No)、つまり、追加候補データの位置価値は、非送信指標によって設定される閾値未満である場合は、追加候補データをデータセットに追加すると決定する(ステップS205)。そして、端末装置10は、追加候補データを外部装置へ送信する(ステップS206)。
一方、端末装置10は、追加候補データの位置価値が閾値以上ではない場合(ステップS203:No)、追加候補データをデータセットに追加しないと決定する(ステップS207)。また、端末装置10は、追加候補データの位置価値が閾値以上であっても、追加候補データは非送信指標を満たす場合(ステップS204:Yes)、つまり、追加候補データの位置価値が、非送信指標によって設定される閾値以上である場合は、追加候補データをデータセットに追加しないと決定する(ステップS207)。これらの場合は、端末装置10は、追加候補データを外部装置へ送信することなく、処理を終了する。
〔4-4.非送信指標の他の例〕
非送信指標は、タスクに関わらず、対象データの位置に対して設定してもよい。つまり、任意の対象データの位置に対して非送信指標を設定することにより、全てのタスクにおいて、非送信指標が設定された対象データの位置情報、または当該対象データを外部装置に送信しないように決定してもよい。この場合、タスクによっては位置情報が必要になることがあるが、非送信指標が設定された対象データの位置情報が必要な場合は、その都度、位置情報の送信の可否をユーザに確認するのが好ましい。
例えば、ユーザが自宅の位置のデータを送信したくない場合は、ユーザは端末装置10を操作することにより、自宅の位置情報を含む対象データを外部装置に送信しないように、非送信指標を設定する。この場合、ユーザの自宅の位置情報は、実行するタスクに関わらず外部装置には送信されない。ここで、タスクによっては位置情報を外部装置に送信する必要があるものもあるが、この場合、その都度、ユーザの自宅の位置情報を外部装置に送信するか、タスクの実行を中止するかをユーザに確認するのが好ましい。
〔4-5.外部推定データ〕
対象データの位置価値を推定する際には、端末装置10は、対象データの位置価値の推定に用いる外部推定データを外部装置から取得し、外部推定データを用いて位置価値の推定を行ってもよい。この場合における外部推定データは、外部装置で取得した過去の大量の位置情報に基づいて、任意の位置情報が、所定のタスクにおいてはどの程度価値があるかを推定することのできる、位置価値の推定用のモデルになっている。
外部装置は、多くの端末装置から多くの位置情報を取得しているため、過去に取得した大量の位置情報より、位置情報ごとの所定のタスクにおける位置価値を学習し、所定のタスクにおける位置情報の位置価値を一般化したモデルを予め作成し、記憶する。対象データの位置価値を推定する際には、端末装置10は、このように外部装置で記憶する位置価値の推定用のモデルである外部推定データを外部装置から取得し、位置価値の推定に用いてもよい。
つまり、端末装置10で位置情報を取得した場合、所定のタスクにおける位置価値が、端末装置10単体では推定が困難なことがある。例えば、所定のタスクにおけるデータの位置価値が、短期間におけるデータの位置情報に基づいて推定できるものであれば、端末装置10で記憶しているデータを用いて推定することができる。しかし、中・長期のデータの位置情報に基づいて位置価値を推定する場合、端末装置10で記憶しているデータのみでは、位置価値を推定することが困難になることがある。この場合、端末装置10は、外部装置から外部推定データを取得して、外部推定データを用いて位置価値の推定を行う。
具体的には、対象データの所定のタスクにおける位置価値が、端末装置10単体では推定が困難な場合は、端末装置10の取得部151は、対象データの位置価値の推定に用いるモデルである外部推定データを、外部装置であるサーバ装置50から取得する。端末装置10の推定部152は、外部推定データを用いて対象データの位置価値を推定する。つまり、推定部152は、所定のタスクにおける対象データの位置価値を、対象データの位置情報を外部推定データに当てはめることにより推定する。
その際に、推定部152は、対象データとは異なる取得データを取得部151で取得した場合には、取得データと外部推定データとに基づいて、対象データの位置価値を推定してもよい。この場合における取得データは、位置情報を含むデータになっており、取得データの位置情報は、対象データと同じ位置であってもよく、対象データとは異なる位置であってもよい。推定部152で対象データの位置価値を推定したら、決定部153は、対象データをサーバ装置50へ送信するか否かを、推定部152で推定した対象データの位置価値と、ユーザの指示に基づいて設定される非送信指標とに基づいて決定する。
これにより、端末装置10単体では、所定のタスクにおける対象データの位置価値の推定が困難な場合でも、外部推定データを用いて位置価値を推定することにより、ユーザが設定する非送信指標に応じて、対象データをサーバ装置50に送信するか否かを決定することができる。
〔4-6.送信処理の他の例〕
推定したデータの位置価値は、様々な用途に用いられてもよい。例えば、サーバ装置50等の外部装置の管理者等、データの提供を受ける側(以下「データ利用者」ともいう)からすれば、価値(位置価値)が高いデータを望むと想定される。一方で、データを提供する側のユーザからすれば、価値(位置価値)が低いデータは送信してもよいが、価値(位置価値)が高いデータは無料では渡せないと考えると想定される。そこで、価値(位置価値)に応じたデータのオークションのようなアプリケーション(サービス)を提供してもよい。この場合、情報処理システム1は、データのオークションサービスを提供してもよい。例えば、情報処理システム1は、各データをその位置価値とともにデータ利用者へ提示し、データ利用者からの入札を受け付け、最大額の入札を行ったデータ利用者にそのデータを提供してもよい。例えば、情報処理システム1は、ユーザからデータの対価(最低落札額)の指定を受け付け、ユーザが提示する最低落札額よりも高い入札額で入札したデータ利用者にそのデータを提供してもよい。また、上述したように、タスクのタイプに応じて、データの送信可否を決定してもよい。例えばタスクが自宅特定等の「自宅がわかるか問題」である場合、「自宅がわかる情報として価値の高いものは渡さない」といったような、データの位置価値に応じたユーザの同意の取得を行ってもよい。
〔5.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置(実施形態では「端末装置10」。以下同様)は、取得部(実施形態では「取得部151」。以下同様)と、推定部(実施形態では「推定部152」。以下同様)と、決定部(実施形態では「決定部153」。以下同様)と、送信部(実施形態では「送信部154」。以下同様)とを有する。取得部は、各データが位置に関する情報を含むデータセットを取得する。また、推定部は、含まれるデータが異なるデータセット同士のそれぞれの所定のタスクにおける評価に基づいて、価値推定の対象となるデータである対象データの位置に関する価値を示す位置価値を推定する。また、決定部は、対象データを外部装置へ送信するか否かを、ユーザの指示に基づいて設定される非送信指標に基づいて決定する。また、送信部は、決定部による決定に応じて、対象データを外部装置へ送信する。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、対象データの位置価値を推定し、対象データを外部装置へ送信するか否かを、ユーザの指示に基づいて設定される非送信指標に基づいて決定するため、対象データの位置価値が高い場合でも、対象データを外部装置に送信しないようにすることができる。これにより、ユーザの希望に即した情報の提供を行うことができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、非送信指標は、所定のタスクにおける評価に基づいて設定される。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、非送信指標が所定のタスクにおける評価に基づいて設定されることにより、対象データを外部装置へ送信するか否かを、タスクに応じて設定することができ、ユーザの希望に即した情報の提供を行うことができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、非送信指標は、対象データの位置に対して設定される。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、非送信指標が対象データの位置に対して設定されることにより、外部装置への送信を望まない位置における対象データは、外部装置に送信しないようにすることができる。これにより、ユーザの希望に即した情報の提供を行うことができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、取得部は、対象データの位置価値の推定に用いる外部推定データを外部装置から取得し、推定部は、外部推定データを用いて対象データの位置価値を推定し、決定部は、対象データを外部装置へ送信するか否かを、推定部で推定した対象データの位置価値と非送信指標とに基づいて決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、外部装置から取得した外部推定データを用いて対象データの位置価値を推定し、推定した対象データの位置価値と非送信指標とに基づいて対象データを外部装置へ送信するか否かを決定するため、情報処理装置が有する情報のみでは、対象データを外部装置へ送信するか否かを決定することが困難な場合でも、送信の可否を適切に決定することができる。これにより、ユーザの希望に即した情報の提供を行うことができる。
また、実施形態に係る情報処理装置において、推定部は、取得部で取得した取得データと、外部推定データとに基づいて対象データの位置価値を推定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置は、対象データとは異なる取得データと、外部推定データとに基づいて対象データの位置価値を推定するため、対象データの位置価値を適切に推定することができ、ユーザの希望に即した情報の提供を行うことができる。
〔6.プログラム〕
上述してきた端末装置10による処理は、本願に係る情報処理プログラムにより実現される。例えば、端末装置10に係る取得部151は、端末装置10が有するCPUやMPU等によって、情報処理プログラムがRAMを作業領域として、情報処理プログラムに係る処理手順が実行されることにより実現される。例えば、端末装置10に係る推定部152は、端末装置10が有するCPUやMPU等によって、情報処理プログラムがRAMを作業領域として、情報処理プログラムに係る推定処理等の情報処理手順が実行されることにより実現される。端末装置10に係る他の部も同様に、情報処理プログラムによる各手順が実行されることにより実現される。例えば、位置価値を推定する情報処理プログラムはコンテンツを表示するアプリ等に含まれてもよい。
なお、本願に係る端末装置10が実行する処理は、必ずしも全てが情報処理プログラムによって実現されるものでなくてもよい。例えば、センサ部16は、端末装置10における各種のセンサ情報を検知する。このとき、端末装置10における各種のセンサ情報等は、端末装置10が有するOS(Operating System)によって検知されてもよい。すなわち、情報処理プログラム自体が、上述してきたような端末装置10で実行される処理を実行するのではなく、OSによって取得されたデータ(例えば、端末装置10が有するセンサや回路等を利用して取得されるデータ)を受け取ったり、検知したりすることにより、上述してきた端末装置10の処理を実現するようにしてもよい。また、端末装置10が有するOSに情報処理プログラムが含まれてもよい。
〔7.ハードウェア構成〕
また、上述した実施形態に係る端末装置10は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力I/F(Interface)1060、入力I/F1070、ネットワークI/F1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。演算装置1030は、例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等により実現される。
一次記憶装置1040は、RAM(Random Access Memory)等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。二次記憶装置1050は、内蔵ストレージであってもよいし、外付けストレージであってもよい。また、二次記憶装置1050は、USBメモリやSD(Secure Digital)メモリカード等の取り外し可能な記憶媒体であってもよい。また、二次記憶装置1050は、クラウドストレージ(オンラインストレージ)やNAS(Network Attached Storage)、ファイルサーバ等であってもよい。
出力I/F1060は、ディスプレイ、プロジェクタ、及びプリンタ等といった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインターフェイスであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力I/F1070は、マウス、キーボード、キーパッド、ボタン、及びスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインターフェイスであり、例えば、USB等により実現される。
また、出力I/F1060及び入力I/F1070はそれぞれ出力装置1010及び入力装置1020と無線で接続してもよい。すなわち、出力装置1010及び入力装置1020は、ワイヤレス機器であってもよい。
また、出力装置1010及び入力装置1020は、タッチパネルのように一体化していてもよい。この場合、出力I/F1060及び入力I/F1070も、入出力I/Fとして一体化していてもよい。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、又は半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。
ネットワークI/F1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力I/F1060や入力I/F1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が端末装置10として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部15の機能を実現する。また、コンピュータ1000の演算装置1030は、ネットワークI/F1080を介して他の機器から取得したプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行してもよい。また、コンピュータ1000の演算装置1030は、ネットワークI/F1080を介して他の機器と連携し、プログラムの機能やデータ等を他の機器の他のプログラムから呼び出して利用してもよい。
以上、本願の実施形態および変形例のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔8.その他〕
また、上記各実施形態および変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた各実施形態および変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 端末装置
11 通信部
12 入力部
13 表示部
14 記憶部
141 価値推定用情報記憶部
15 制御部
151 取得部
152 推定部
153 決定部
154 送信部
16 センサ部
50 サーバ装置

Claims (7)

  1. 各データが位置に関する情報を含むデータセットを取得する取得部と、
    記データセットに基づく第1集合を用いた場合の所定のタスクにおける評価である第1評価と、前記データセットに基づく集合であって、第1集合とは異なる第2集合を用いた場合の当該所定のタスクにおける評価である第2評価とに基づいて、前記第1集合と前記第2集合のうち、いずれかに含まれるデータであって、価値推定の対象となるデータである対象データの位置に関する価値を示す位置価値を推定する推定部と、
    前記対象データを外部装置へ送信するか否かを、ユーザの指示に基づいて設定される非送信指標に基づいて決定する決定部と、
    前記決定部による決定に応じて、前記対象データを前記外部装置へ送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記非送信指標は、前記所定のタスクにおける評価に基づいて設定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記非送信指標は、前記対象データの位置に対して設定される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部は、前記対象データの位置価値の推定に用いる外部推定データを前記外部装置から取得し、
    前記推定部は、前記外部推定データを用いて前記対象データの位置価値を推定し、
    前記決定部は、前記対象データを外部装置へ送信するか否かを、前記推定部で推定した前記対象データの位置価値と前記非送信指標とに基づいて決定する
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記推定部は、前記取得部で取得した取得データと、前記外部推定データとに基づいて前記対象データの位置価値を推定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    各データが位置に関する情報を含むデータセットを取得する取得工程と、
    記データセットに基づく第1集合を用いた場合の所定のタスクにおける評価である第1評価と、前記データセットに基づく集合であって、第1集合とは異なる第2集合を用いた場合の当該所定のタスクにおける評価である第2評価とに基づいて、前記第1集合と前記第2集合のうち、いずれかに含まれるデータであって、価値推定の対象となるデータである対象データの位置に関する価値を示す位置価値を推定する推定工程と、
    前記対象データを外部装置へ送信するか否かを、ユーザの指示に基づいて設定される非送信指標に基づいて決定する決定工程と、
    前記決定工程による決定に応じて、前記対象データを前記外部装置へ送信する送信部と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  7. 各データが位置に関する情報を含むデータセットを取得する取得手順と、
    記データセットに基づく第1集合を用いた場合の所定のタスクにおける評価である第1評価と、前記データセットに基づく集合であって、第1集合とは異なる第2集合を用いた場合の当該所定のタスクにおける評価である第2評価とに基づいて、前記第1集合と前記第2集合のうち、いずれかに含まれるデータであって、価値推定の対象となるデータである対象データの位置に関する価値を示す位置価値を推定する推定手順と、
    前記対象データを外部装置へ送信するか否かを、ユーザの指示に基づいて設定される非送信指標に基づいて決定する決定手順と、
    前記決定手順による決定に応じて、前記対象データを前記外部装置へ送信する送信部と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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