JP6812778B2 - 積層造形用サポート材 - Google Patents
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Description
従来から、積層造形においてサポート材は検討されており、造形後に主に液体に溶かして除去するものと、削り取るもの、液体や気体で吹き飛ばすものがある。
削り取る場合は、複雑形状の際には、立体に傷がつかないように削り取るのが難しく、吹き飛ばすものは、強度が不足し、十分なサポートができなかった。そこで、液体に溶かして除去できるサポート材が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
組成物中のPVA系樹脂(A)の重合度を特定の低重合度とし、ポリエステル系樹脂をモデル材に使用される樹脂、例えば、PLA系樹脂と相溶性の高い生分解性ポリエステル系樹脂にすることで、生分解性に優れ、更にはモデル材、例えば、PLA系樹脂との接着性にも優れる積層造形用サポート材が得られることを見出し、本発明を完成した。
本発明で用いられるPVA系樹脂は、低重合度で、分子鎖が短いため移動しやすく、生分解性ポリエステル系樹脂の周辺に多く存在することができ、生分解性ポリエステル系樹脂を微分散することができる。更に、微分散された生分解性ポリエステル系樹脂は、疎水性の樹脂であるため、疎水性樹脂との相溶性が高く、接着性も高い。従って、モデル材、例えば、PLA系樹脂との接着性の強い積層造形用サポート材を得ることができるものと推測される。
まずは、本発明で用いられるPVA系樹脂(A)について説明する。
まず、本発明で用いられるPVA系樹脂(A)について説明する。
PVA系樹脂(A)は、ビニルエステル系単量体を重合して得られるポリビニルエステル系樹脂をケン化して得られる、ビニルアルコール構造単位を主体とする樹脂であり、ケン化度相当のビニルアルコール構造単位とケン化されずに残存したビニルエステル構造単位から構成される。
本発明のPVA系樹脂(A)は、溶融成形可能なPVA系樹脂(A)を用いることが好ましい。
かかる平均重合度が低すぎると積層時に安定した形状を形成することができず、高すぎると本発明の効果が得られない。
なお、ケン化度はJIS K 6726に準拠して測定されたものである。
かかるビニルエステル系モノマーとしては、例えば、ギ酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バレリン酸ビニル、酪酸ビニル、イソ酪酸ビニル、ピバリン酸ビニル、カプリン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、安息香酸ビニル、バーサチック酸ビニル等が挙げられるが、経済的に酢酸ビニルが好ましく用いられる。
また、3,4−ジヒドロキシ−1−ブテン、3,4−ジアシロキシ−1−ブテン、3−アシロキシ−4−ヒドロキシ−1−ブテン、4−アシロキシ−3−ヒドロキシ−1−ブテン、3,4−ジアシロキシ−2−メチル−1−ブテン、4,5−ジヒドロキシ−1−ペンテン、4,5−ジアシロキシ−1−ペンテン、4,5−ジヒドロキシ−3−メチル−1−ペンテン、4,5−ジアシロキシ−3−メチル−1−ペンテン、5,6−ジヒドロキシ−1−ヘキセン、5,6−ジアシロキシ−1−ヘキセン、グリリンモノアリルエーテル、2,3−ジアセトキシ−1−アリルオキシプロパン、2−アセトキシ−1−アリルオキシ−3−ヒドロキシプロパン、3−アセトキシ−1−アリルオキシ−2−ヒドロキシプロパン、グリセリンモノビニルエーテル、グリセリンモノイソプロペニルエーテル、ビニルエチレンカーボネート、2,2−ジメチル−4−ビニル−1,3−ジオキソラン等のジオールを有する化合物などが挙げられる。これらの単量体は、単独で、又は2種以上を併用してもよい。
かかる変性PVA系樹脂中の変性量、すなわち共重合体中の各種単量体に由来する構成単位、あるいは後反応によって導入された官能基の含有量は、変性種によって特性が大きく異なるため一概には言えないが、通常、0.1〜20モル%であり、特に0.5〜12モル%の範囲が好ましく用いられる。
また、特に下記一般式(1)で示される側鎖に1,2−ジオール構造を有する構造単位を有するPVA系樹脂(A1)が、ポリエステル系樹脂(B)との親和性の点で好ましく、一般式(1)において、R1、R2、R3はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、Xは単結合又は結合鎖を示し、またR4、R5及びR6はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示す。
なお、1,2−ジオール構造単位以外の部分は、通常のPVA系樹脂と同様、ビニルアルコール構造単位と未ケン化部分のビニルエステル構造単位である。
本発明で用いられる生分解性ポリエステル系樹脂(B)は、生分解性樹脂である脂肪族ポリエステル系樹脂が用いられる。脂肪族ポリエステル系樹脂は、脂肪族構造のモル比率が全体構造に対して最大比率となる樹脂であり、例えば、脂肪族構造以外に、部分的に芳香族構造を有する脂肪族芳香族ポリエステルであってもよい。より具体的には、ジオール・ジカルボン酸からなる脂肪族ポリエステル、オキシカルボン酸からなる脂肪族ポリエステル、脂肪族芳香族ポリエステル、およびそれらの混合物が挙げられる。
中でも下記一般式(1)、(2)、(3)で表される構造単位を50モル%以上含有する生分解性ポリエステル系樹脂が好ましい。
具体的には、コハク酸(l=2)、グルタル酸(l=3)、アジピン酸(l=4)、1,5−ペンタンジカルボン酸(l=5)、1,6−ヘキサンジカルボン酸(l=6)などを挙げることができ、特にアジピン酸が好ましく用いられる。
具体的には、エチレングリコール(m=2)、プロピレングリコール(m=3)、1,4−ブタンジオール(m=4)、1,5−ペンタンジオール(m=5)、1,6−ヘキサンジオール(m=6)などを挙げることができる。
具体的には、4−ヒドロキシ酪酸(n=3)、5−ヒドロキシ吉草酸(n=4)、6−ヒドロキシヘキサン酸(n=5)などを挙げることができる。
その他の構造単位としては、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸などの芳香族ジカルボン酸に由来するもの;シュウ酸、マロン酸などのアルキレン鎖の数が2未満であるジカルボン酸に由来するもの;グリコール酸、乳酸などのアルキレン鎖の数が2未満であるヒドロキシカルボン酸に由来するもの;その他、ポリエステル系樹脂の共重合成分として公知のものを挙げることができる。
本発明の積層造形用サポート材(以下、単にサポート材ということがある。)はPVA系樹脂(A)と生分解性ポリエステル系樹脂(B)を含有するものであるが、サポート材中のポリエステル系樹脂(B)の含有量としては、PVA系樹脂(A)100重量部に対して、5〜90重量部であることが好ましく、特に好ましくは、10〜60重量部、さらに好ましくは20〜50重量部であり、少なすぎると、積層造形時の接着性が低下する傾向があり、多すぎると、水溶解性が低下する傾向がある。
また、積層造形装置のヘッド部にストランド状のサポート材を供給する際、チューブの中を通して供給されることがあり、チューブの内面とサポート材の表面の摺動性が良好であることが好ましい。そのため、サポート材の表面状態が平滑であり、かつタック性が低いことが好ましい。
上記成分以外に、酸化防止剤、着色剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、滑剤等の公知の添加剤、また他の熱可塑性樹脂を適宜配合することができるが、これらは可塑剤も含めて全て生分解性のものが好ましい。
本発明のサポート材を用いた積層造形方法について説明する。
積層造形に用いられる積層造形装置はモデル材とサポート材を各々押し出せるヘッドを複数個以上持つ熱溶融による積層造形ができるものであれば公知のものを用いればよく、例えば、フラッシュフォージ社製クリエイト、レイズ・エンタープライズ社製Eagleed、3Dシステムズ社製MBot Grid II等のデュアルヘッドタイプの積層造形装置を用いることができる。
ヘッド部での溶融温度は通常150〜220℃で、200〜1000psiの圧力で押出され、積層ピッチは通常100〜350μmである。
〔PVA系樹脂(A)の製造〕
還流冷却器、滴下漏斗、撹拌機を備えた反応缶に、酢酸ビニル85部(全体の10%を初期仕込み)、メタノール460部、及び3,4−ジアセトキシ−1−ブテン7.6部を仕込み、アゾビスイソブチロニトリルを0.32部投入し、撹拌しながら窒素気流下で温度を上昇させ、重合を開始した。さらに、重合開始0.5時間後に酢酸ビニル765部を8時間滴下(滴下速度95.6部/hr)した。重合開始から2.5時間目と4.5時間目にアゾビスイソブチロニトリルを0.2部ずつ追加し、酢酸ビニルの重合率が85%となった時点で、m−ジニトロベンゼンを所定量添加して重合を終了し、続いて、メタノール蒸気を吹き込みつつ蒸留することで未反応の酢酸ビニルモノマーを系外に除去し共重合体のメタノール溶液を得た。
また、前記式(4)で表される1,2−ジオール構造単位の含有量は、1H−NMR(300MHzプロトンNMR、d6−DMSO溶液、内部標準物質;テトラメチルシラン、50℃)にて測定した積分値より算出したところ、4モル%であった。
上記のPVA系樹脂(A)100部と、生分解性ポリエステル系樹脂(B)としてアジピン酸/1,4−ブタンジオール縮重合物(BASF社製「Ecoflex C1200」43部をドライブレンドした後、これを二軸押出機に供給し、下記条件で溶融混練し、直径1.75mmのストランド状に押出して、ベルト上で空冷し、リールに巻き取り、サポート材を得た。
押出機:テクノベル社製 15mmφ L/D=60
押出温度:C1/C2/C3/C4/C5/C6/C7/C8/D=150/170/180/190/200/210/220/220/220℃
回転数:200rpm
吐出量:1.5kg/時
上記で得られたサポート材について、接着性の評価を以下の通り行った。
3Dプリンター(Ninjabot社製 FDM−200HW−X)に上記で得られたサポート材(フィラメント)とポリ乳酸のモデル材(フィラメント)をセットし、図1に示す構成の立方体を造形し、以下の部分A〜Cでの接着性を評価した。
部分A:プラットフォーム上の本発明のサポート材
部分B:本発明のサポート材上のPLA系樹脂
部分C:PLA系樹脂上の本発明のサポート材
◎:造形可能であり、部材同士の接着力も強く、手では引き剥がせない
〇:造形可能であるが、部材同士の接着力が弱く、手で引き剥がせる
△:部分的に造形不可能な個所あり
×:造形不可能
上記で得られたサポート材を80℃の温水で撹拌し、溶解し、20%水溶液を作製した。得られた水溶液から600μlとり、JIS K6950に記載された方法に基づき生分解性試験を行った。
装置:閉鎖系酸素消費量測定装置
(大倉電気社製 クーロンメーターOM3100A)
植種源・濃度:岐阜県大垣市の汚泥 90mg/l
試料の添加量:600μl
標準試験培養液:300ml
温度:25±1℃
試験期間:90日間
◎:28日後の生分解性が60%以上かつ90日後の生分解性が90%以上
〇:28日後の生分解性が60%以上かつ90日後の生分解性が90%未満
×:28日後の生分解性が50%以下
実施例1においてPVA系樹脂(A1)をケン化度86モル%、平均重合度350、側鎖に1,2−ジオール構造の含有量(変性率)を3モル%にした以外は、実施例1と同様にした。
結果を表1に示す。
実施例1においてPVA系樹脂(A1)をケン化度93モル%、平均重合度450、側鎖に1,2−ジオール構造の含有量(変性率)を6モル%にした以外は、実施例1と同様にした。
結果を表1に示す。
実施例1においてPVA系樹脂(A1)をケン化度99モル%、平均重合度450、側鎖に1,2−ジオール構造の含有量(変性率)を6モル%にした以外は、実施例1と同様にした。
結果を表1に示す。
実施例1において、ポリエステル系樹脂(B)をSBES(旭化成社製「タフテックM1911」)に変更した以外は実施例1と同様にした。
結果を表1に示す。
また、SEBSを用いた比較例3は、PLA系樹脂との接着性に優れるものの、生分解はしないものであった。
2:PLA系樹脂
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