JP2019038944A - 生分解性ポリエステル系樹脂及び積層体 - Google Patents
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Abstract
Description
そこで、ポリ乳酸のフィルムの少なくとも一方の面に、ガスバリア性に優れ、生分解性でもあるPVAによるコーティング層が形成された積層体が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、特許文献2では、共押出ラミネートすることでポリ乳酸系樹脂層とPVA系樹脂層の層間接着性は若干改善されるものの、実用的にはまだまだ不充分である。
従って、ポリ乳酸系樹脂層とPVA系樹脂層の良好な層間接着性を得るには、両層の間に接着層を設ける必要がある。さらに、ポリ乳酸系樹脂とPVA系樹脂の生分解性を活かすには、これらを含む積層体に用いられる接着層も生分解性であることが求められる。
かかる事情より、生分解性ポリエステル系樹脂にα、β−不飽和カルボン酸またはその無水物をグラフト重合して得られる、極性基を有するポリエステル系樹脂を接着層とすることが提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
本発明の生分解性ポリエステル系樹脂は、特定のアセタール化合物(a)を特定量含有することを特徴とするものである。
本発明の生分解性ポリエステル系樹脂(A)は、下記一般式(1)で示されるアセタール化合物(a)を0.01〜500ppm含有するものである。かかる含有量は、好ましくは50〜400ppm、特に好ましくは100〜300ppmである。かかる含有量が多すぎても少なすぎても本発明の効果が得られないものである。
中でも、接着性の点で、2,2−ジメトキシプロパンが好ましい。
まず、生分解性ポリエステル系樹脂(A)のペレットを液体窒素下で凍結粉砕し、粉末にし、かかる粉末を電子天秤で1g精秤し、ガラス製のメスフラスコ(容量10mL)に採取する。かかるメスフラスコにメタノールを8mL投入し、超音波により、かかるメスフラスコを1時間振動させ、アセタール化合物(a)をメタノールに抽出する。
これをフラスコ等の容器に一定量取り出し、孔径0.45μmのポリテトラフルオロエチレン製のディスクフィルターでろ過したものを定量用の検液とする。
定量はガスクロマトグラフ-質量分析計(Agilent Technologies製 Agilent7890A/Agilent 5975C)を用いる。分離カラムはDB−WAX(長さ30m、内径0.25mm、膜厚0.25μm)を使用し、カラム流速は1mL/min(高純度ヘリウム)に設定する。
注入口及びトランスファーラインの温度は250℃に設定する。カラムオーブンは初期温度を40℃に設定し、5分間保持した後に10℃/minの昇温速度で250℃(10分保持)まで昇温する。
検液の注入はスプリット法を用い、その比率は1:30に設定している。
例えば、2,2−ジメトキシプロパンの定量は選択イオンモニタリング法を用い、定量用イオンを73m/z、確認用イオンを43m/zに設定する。
(i)原料の生分解性ポリエステル系樹脂(A‘)に、不飽和化合物をグラフト重合させ、極性基を有する生分解性ポリエステル系樹脂(A1)とする際のラジカル開始剤の量を調整する方法。
(ii)生分解性ポリエステル系樹脂を乾燥させ、吸水率を下げる方法。
中でも、(i)の方法が、含有量の制御のしやすさから好ましい。
なお、原料の生分解性ポリエステル系樹脂(A‘)とは、極性基を有する生分解性ポリエステル系樹脂(A1)を作製する際に用いられる、極性基を導入する前の生分解性ポリエステル系樹脂を指す。
かかる脂肪族ジカルボン酸としては、例えば、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、1,5−ペンタンジカルボン酸、1,6−ヘキサンジカルボン酸などを挙げることができ、特には成形性と柔軟性の点からアジピン酸が好ましい。
脂肪族ジオール化合物としては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオールなどを挙げることができ、特には成形性と柔軟性の点から1,4−ブタンジオールが好ましい。
生分解性ポリエステル系樹脂(A‘)にグラフト重合による極性基の導入に用いられるα、β−不飽和カルボン酸またはその無水物としては、具体的にはアクリル酸、メタクリル酸などのα、β−不飽和モノカルボン酸;マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラス酸、テトラヒドロフタル酸、クロトン酸、イソクロトン酸等のα,β−や不飽和ジカルボン酸又はその無水物などが挙げられ、好ましくはα、β−不飽和ジカルボン酸の無水物が用いられる。
なお、これらのα、β−不飽和カルボン酸類は、1種を単独で用いる場合に限らず、2種以上を併用してもよい。
原料を予め混合する際に用いられる混合機としては、例えば、ヘンシェルミキサー、リボンブレンダー、等が用いられ、溶融混練に用いられる混練機としては、単軸又は二軸押出機、ロール、バンバリーミキサー、ニーダー、ブラベンダーミキサー等を使用することができる。
溶融混練時の温度設定は、原料の生分解性ポリエステル系樹脂(A‘)の融点以上であって、かつ、熱劣化しない温度範囲で適宜設定すればよい。好ましくは100〜250℃、より好ましくは160〜220℃で溶融混合される。
これらは、1種を単独で用いてもよく、2種以上のものを併用することも可能である。
かかるラジカル開始剤の配合量が少な過ぎると、グラフト重合が十分に起こらず、本発明の効果が得られない場合があり、多すぎる場合には、生分解性ポリエステル系樹脂の分解による低分子量化がおこり、凝集力不足による接着力強度不足となる傾向がある。
かかる導入量が少なすぎると、層間接着性、特にPVA系樹脂層との接着力が不充分になる傾向がある。また、導入量が多すぎると、熱溶融成形時の安定性が低下する傾向がある。
ここで極性基の導入量は、1H−NMR測定もしくはIR測定によって得られるスペクトルから求めることができる。
本発明の積層体は、本発明の生分解性ポリエステル系樹脂(A)を少なくとも一層有するものである。
生分解性ポリエステル系樹脂以外の層は、生分解性樹脂であることが好ましい。
生分解性樹脂としては、例えば、PVA系樹脂;ポリ乳酸、アジピン酸/テレフタル酸/1,4−ブタンジオールの縮重合物層、コハク酸/1,4−ブタンジオール/乳酸の縮重合物、ポリグリコール酸等の脂肪族ポリエステル;変性でんぷん;カゼインプラスチック;セルロース等が挙げられる。
中でも、ガスバリア層にPVA系樹脂(B)、外層に生分解性樹脂(C)を用いたものが好ましい。
なお、通常は、PVA系樹脂(B)層に吸湿によるガスバリア性能の低下を防止するため、外気、あるいは水分を含有する内容物に接触する層には生分解性樹脂(C)層を設ける層構成であることが好ましい。
本発明の積層体のガスバリア層に用いられるPVA系樹脂層は、特に積層体のガスバリア性を担うもので、後述する生分解性樹脂層(C)に対し、その少なくとも一方の面に本発明の生分解性ポリエステル系樹脂(A)層(接着性樹脂層)を介して積層されるものである。
かかるPVA系樹脂(B)層に用いられるPVA系樹脂は、ビニルエステル系単量体を共重合して得られるポリビニルエステル系樹脂をケン化して得られる、ビニルアルコール構造単位を主体とする樹脂であり、ケン化度相当のビニルアルコール構造単位とビニルエステル構造単位から構成される。
上記ビニルエステル系単量体としては、ギ酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バレリン酸ビニル、酪酸ビニル、イソ酪酸ビニル、ピバリン酸ビニル、カプリン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、安息香酸ビニル、バーサチック酸ビニル等が挙げられるが、経済的に酢酸ビニルが好ましく用いられる。
かかる平均重合度が小さすぎると、PVA系樹脂(B)層の機械的強度が不充分となる傾向があり、逆に平均重合度が大きすぎると、熱溶融成形によってPVA系樹脂層を形成する場合に流動性が低下して成形性が低下する傾向があり、成形時せん断発熱が異常発生して樹脂が熱分解しやすくなる場合がある。
かかるケン化度が低すぎると、ガスバリア性が低下する傾向がある。
かかる変性PVA系樹脂中の変性種、すなわち共重合体中の各種単量体に由来する構成単位、あるいは後反応によって導入された官能基の含有量は、変性種によって特性が大きくことなるため一概には言えないが、通常、1〜20モル%であり、特に2〜10モル%の範囲が好ましく用いられる。
なお、一般式(5)におけるR5、R6、及びR7はそれぞれ独立して水素原子または炭素数1〜4のアルキル基を示し、Xは単結合または結合鎖を示し、R8、R9、及びR10はそれぞれ独立して水素原子または炭素数1〜4のアルキル基を示すものである。
次に本発明の積層体の外層に好ましく用いられる生分解性樹脂(C)層について説明する。
かかる生分解性樹脂(C)層は、生分解性樹脂を主成分とする層であり、通常は生分解性樹脂を70%以上、特に80%以上、殊に90%以上含有するものである。上限は100%である。
本発明で用いられるポリ乳酸は、これら乳酸類の単独重合体であることが好ましいが、特性を阻害しない程度の量、例えば10モル%以下であれば、乳酸類以外の共重合成分を含有するものであってもよい。
かかる共重合成分としては、例えば、グリコール酸、3−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ酪酸、3−ヒドロキシ吉草酸、4−ヒドロキシ吉草酸、6−ヒドロキシカプロン酸などの脂肪族ヒドロキシカルボン酸;カプロラクトンなどのラクトン類;エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール等の脂肪族ジオール類;コハク酸、シュウ酸、マロン酸、グルタル酸、アジピン酸などの脂肪族二塩基酸を挙げることができる。
さらに積層体を構成する各層の厚さとしては、生分解性樹脂(C)層は、通常0.4〜14000μm、好ましくは1〜6000μm、特に好ましくは4〜1400μmである。かかる生分解性樹脂(C)層の厚さが厚すぎると、積層体が硬くなりすぎる傾向があり、逆に薄すぎると積層体が脆くなる傾向がある。
また、PVA系樹脂(B)層は、通常0.1〜1000μm、好ましくは0.3〜500μm、特に好ましくは1〜100μmである。かかるPVA系樹脂(B)層が厚すぎると、硬く脆くなる傾向があり、逆に薄すぎると、ガスバリア性が低くなる傾向があり好ましくない。
生分解性ポリエステル系樹脂(A)層(接着性樹脂層)は、通常0.1〜500μm、好ましくは0.15〜250μm、特に好ましくは0.5〜50μmである。かかる生分解性ポリエステル系樹脂(A)層が厚すぎると、外観が不良となる場合があり、逆に薄すぎると接着力が弱くなる傾向がある。
また、生分解性ポリエステル系樹脂(A)層(接着性樹脂層)の全体に対する厚さの比は、生分解性ポリエステル系樹脂(A)層(接着性樹脂層)が複数ある場合は、その厚さの合計値の比で、通常0.005〜0.5であり、好ましくは0.01〜0.3である。かかる比が大きすぎると、外観が悪くなる傾向があり、小さすぎると接着力が弱くなる傾向がある。
また、溶液状態からの成形法としては、生分解性樹脂(C)のフィルム、シート等に生分解性ポリエステル系樹脂(A)を良溶媒に溶解した溶液を溶液コートし、乾燥後、PVA系樹脂の水溶液を溶液コートする方法などを挙げることができる。
中でも、一工程で製造でき、層間接着性が優れた積層体が得られる点で溶融成形法が好ましく、特に共押出法が好ましく用いられる。そして、かかる溶融成形法を用いる場合には、PVA系樹脂(B)として側鎖に1,2−ジオール構造を有するPVA系樹脂を用いることが好ましい。
溶融押出時の溶融成形温度は、通常190〜250℃であり、好ましくは200〜230℃の範囲が用いられる。
特に、本発明の積層体において、PVA系樹脂として側鎖に1,2−ジオール構造を有するPVA系樹脂を用いると、延伸性が良好となる。
例えば具体的には、多層構造体シートの両耳を把んで拡幅する一軸延伸、二軸延伸;多層構造体シートを金型を用いて延伸加工する深絞成形法、真空成形法、圧空成形法、真空圧空成形法等の金型を用いた成形法;パリソン等の予備成形された多層構造体を、チューブラー延伸法、延伸ブロー法等で加工する方法が挙げられる。
また、深絞成形法、真空成形法、圧空成形法、真空圧空成形法等の金型成形方法の場合は、積層体を、熱風オーブン、加熱ヒーター式オーブン又は両者の併用などにより均一に加熱して、チャック、プラグ、真空力、圧空力などにより延伸することが好ましい。
カップやトレイ等の、絞り比(成形品の深さ(mm)/成形品の最大直径(mm))が通常0.1〜3である成形物を目的とする場合、深絞成形法、真空成形法、圧空成形法、真空圧空成形法等の金型を用いて延伸加工する金型成形方法を採用することが好ましい。
また、生分解性ポリエステル系樹脂(A)、生分解性樹脂(C)、PVA系樹脂(B)いずれも生分解性であり、その積層体も生分解性に優れるものである。
尚、例中、「部」、「%」とあるのは、重量基準を意味する。
〔生分解性ポリエステル系樹脂(A)の作製〕
生分解性ポリエステル系樹脂(A’)としてアジピン酸/1,4−ブタンジオール縮重合物(BASF社製「エコフレックスC1200」)100部、無水マレイン酸0.35部、ラジカル開始剤として2,5−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルオキシ)ヘキサン(日本油脂社製「パーヘキサ25B」)0.25部をドライブレンドした後、これを二軸押出機にて下記条件で溶融混練し、ストランド状に押出し、水冷後、ペレタイザーでカットし、円柱形ペレットの極性基を有する生分解性ポリエステル系樹脂(A1)を得た。
二軸押出機
直径(D):15mm、
L/D:60
スクリュ回転数:200rpm
メッシュ:90/90mesh
加工温度:210℃
前述したとおりの方法で、アセタール化合物(a)の定量を行ったところ、2,2−ジメトキシプロパンの含有量は、292ppmであった。
還流冷却器、滴下漏斗、攪拌機を備えた反応容器に、酢酸ビニル68.0部、メタノール23.8部、3,4−ジアセトキシ−1−ブテン8.2部を仕込み、アゾビスイソブチロニトリルを0.3モル%(対仕込み酢酸ビニル)投入し、攪拌しながら窒素気流下で温度を上昇させ、重合を開始した。酢酸ビニルの重合率が90%となった時点で、m−ジニトロベンゼンを添加して重合を終了し、続いて、メタノール蒸気を吹き込む方法により未反応の酢酸ビニルモノマーを系外に除去し共重合体のメタノール溶液とした。
ポリ乳酸(C1)(ネイチャーワークス社製「Ingeo4032D」)、PVA系樹脂(B)、上記で得られた生分解性ポリエステル系樹脂(A)を用い、押出機を3台備えた3種5層多層成膜装置にて、ポリ乳酸(C1)層/生分解性ポリエステル系樹脂(A)層/PVA系樹脂(B)層/生分解性ポリエステル系樹脂(A)層/ポリ乳酸(C1)層の3種5層構造の積層体を製造した。得られた積層体の厚さは120μmであり、各層の厚さは、50μm/5μm/10μm/5μm/50μmであった。
なお、各押出機、およびロールの設定温度は下記の通りである。
設定温度
(C1〜C4:シリンダー、H:ヘッド、J:ジョイント、FD1,2:フロントダイス、D1〜3:ダイスを示す。)
ポリ乳酸(C1):C1/C2/C3/C4/H/J=180/190/200/200/200/200℃
PVA系樹脂(B):C1/C2/C3/C4/H/J=180/200/210/2100/210/210℃
生分解性ポリエステル系樹脂(A):C1/C2/H/J=180/200/210/210℃
ダイス:FD1/FD2/D1/D2/D3=200/200/200/200/200℃
ロール:60℃
上記で得られた積層体について、目視で観察し、下記の基準で評価した。
◎:内部荒れも無く透明性も高い
〇:フィルム内部に荒れのようなものが若干発生。
×:フィルム内部に荒れのようなものが多数発生。
実施例1の生分解性ポリエステル系樹脂(A)の作製において、ラジカル開始剤の量を0.2部とした以外は実施例1と同様にして積層体を得、得られた積層体について同様に評価した。結果を表1に示す。
実施例1の生分解性ポリエステル系樹脂(A)の作製において、ラジカル開始剤の量を0.1部とした以外は実施例1と同様にして積層体を得、得られた積層体について同様に評価した。結果を表1に示す。
実施例1の生分解性ポリエステル系樹脂(A)の作製において無水マレイン酸の量を0.5部とした以外は実施例1と同様にして積層体を得、得られた積層体について同様に評価した。結果を表1に示す。
Claims (6)
- 上記一般式(2)〜(4)で表される構造単位を合計で50モル%以上有することを特徴とする請求項2記載の生分解性ポリエステル系樹脂。
- α、β−不飽和カルボン酸またはその無水物をグラフト重合して得られる、極性基を有する生分解ポリエステル系樹脂(A1)であることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の生分解性ポリエステル系樹脂。
- 請求項1〜4いずれか記載の生分解性ポリエステル系樹脂を少なくとも一層有することを特徴とする積層体。
- ポリビニルアルコール系樹脂(B)層、生分解性樹脂(C)層との間に接着層を設けた積層体において、
かかる接着層が、請求項1〜4いずれか記載の生分解性ポリエステル系樹脂(A)を含有することを特徴とする積層体。
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WO2023190618A1 (ja) * | 2022-03-28 | 2023-10-05 | 三菱ケミカル株式会社 | 酸変性ポリエステル系樹脂、積層体及び生分解性接着剤 |
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- 2017-08-25 JP JP2017162213A patent/JP2019038944A/ja active Pending
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