JP6811916B1 - 時分割多重通信システム、時分割多重通信方法及びプログラム - Google Patents

時分割多重通信システム、時分割多重通信方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

マスタノード(11)は、拡張期間DEX、拡張タイムスロット番号NEX及び拡張時刻TEXを含む帯域拡張指示を、複数のスレーブノード(12)に送信する。マスタノード(11)及び複数のスレーブノード(12)は、拡張時刻TEXで指定された周期の後の周期において、開始時刻を拡張期間DEXだけ早め、拡張タイムスロット番号NEXで識別されるタイムスロットを拡張期間DEXだけ拡張し、短縮タイムスロット番号NSHで特定されるタイムスロットを拡張期間DEXだけ短縮した通信フレームに変更する帯域拡張処理を実行する。マスタノード(11)及びスレーブノード(12)は、割り当てられたタイムスロットを用いて通信する。

Description

本開示は、時分割多重通信システム、時分割多重通信方法及びプログラムに関する。
時分割多重ネットワークにおいて、帯域の保証を行う場合は、予め定められた間隔で周期的に通信を行い、1周期内を予め定められた期間のタイムスロットに分割し、帯域保証を行う各通信を各タイムスロットに割り当てる。このような時分割多重ネットワークにおいて、帯域保証を行う通信の帯域を、通信中に拡張する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、時分割多重ネットワークにおける回線切替チャネルの帯域幅を変更する方法が記載されている。特許文献1に記載の帯域幅変更方法において、ビットストリームが予め定められた期間の反復フレームに分割され、各フレームは複数のタイムスロットに分割される。1つのチャンネルに1以上のタイムスロットを割り当てることができ、チャンネルに割り当てるタイムスロット数を増加させることで、チャンネルの帯域を拡張できると説明されている。
一方、時分割多重ネットワークにおいてタイムスロット自体を拡張する方法も提案されている(例えば、特許文献2)。特許文献2に記載の通信システムは、予め定められた期間の通信サイクルを繰り返して時分割多重通信を行うものである。通信サイクルは、定期送信セグメントとイベント送信セグメントとネットワークアイドル時間とに分割され、各セグメントは複数のタイムスロットに分割される。イベント送信セグメントは可変長のタイムスロットを含み、タイムスロット長を最小単位の整数倍に拡張することができると説明されている。
特表2002−525915号公報 特開2009−38477号公報
特許文献1に記載されているような、1つのチャンネルに1以上のタイムスロットを割り当てて帯域幅を拡張する方法において、1つのチャンネルに対してタイムスロットが連続して割り当てられない場合がある。この場合は1反復フレーム内であるチャネルの通信が開始してから終了するまでの期間の最大値は反復フレームの期間と同一となり、それ以上短縮することができない。つまり、通信に使用されない無駄な期間が生じる可能性がある。これは、例えば、PLC (Programmable Logic Controller) 間の通信のような同じ種別のデータを定期的に通信する場合には無駄な期間が積み重なり通信速度の低下に繋がるという問題があった。
また、特許文献2に記載の時分割多重ネットワークによれば、イベント送信セグメントにおいて、通信中にタイムスロットの帯域を拡張できるが、拡張によって後続のタイムスロットの通信開始及び終了時刻が遅延する問題があった。また、遅延によりタイムスロットごとの帯域保証ができないという課題もあった。
本開示は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、一部のタイムスロットの拡張によって、後続のタイムスロットの通信が遅延することなく、各タイムスロットの帯域保証が可能な時分割多重通信システム、時分割多重通信方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の時分割多重通信システムは、マスタノード及び複数のスレーブノードが、複数のタイムスロットを含む通信フレームを用いて通信する時分割多重通信システムであって、マスタノードは、拡張期間、拡張タイムスロット番号及び拡張時刻を含む帯域拡張指示を、複数のスレーブノードに送信する帯域拡張指示部を備える。また、マスタノード及び複数のスレーブノードは、拡張時刻で指定された周期の後の周期において、開始時刻を拡張期間だけ早め、拡張タイムスロット番号で識別されるタイムスロットを拡張期間だけ拡張し、短縮タイムスロット番号で識別されるタイムスロットを拡張期間だけ短縮したフレームに前記通信フレームを変更する帯域拡張処理部を備えることを特徴とする。
本開示によれば、マスタノードからの帯域拡張指示により指定された短縮タイムスロットを短縮し、指定された拡張タイムスロットを拡大するため、一部のタイムスロットの拡張によって、後続のタイムスロットの通信が遅延することなく、各タイムスロットの帯域を保証することが可能となる。
実施の形態1に係る時分割多重通信システムの構成例を示すブロック図 通信フレームの1周期の概略を示す図 マスタノードとスレーブノードの機能構成例を示す機能ブロック図 実施の形態1に係るマスタノードとスレーブノードの動作を示すシーケンス図 帯域拡張処理をしない場合と帯域拡張処理をする場合の通信フレームの概略を示す図 実施の形態2に係るマスタノードとスレーブノードの動作を示すシーケンス図 拡張回数を変えたときの通信フレームの違いを示す図
(実施の形態1)
以下に、実施の形態1について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、実施の形態1に係る時分割多重通信システム10の構成例を示すブロック図である。時分割多重通信システム10は、図1に示すように、マスタノード11と複数のスレーブノード12を含む。マスタノード11とスレーブノード12は互いに通信可能に接続されている。通信方法は、有線又は無線の時分割多重方式の任意の方法である。
図2は、ノード間の通信で用いられる通信フレームの1周期の概略を示す図である。通信フレームの1周期は、複数のタイムスロットに分割されている。図2ではn個(nは自然数)のタイムスロットに分割された例を示している。各タイムスロットの長さは、互いに異なってもよい。スレーブノード12はマスタノード11により予め割り当てられたタイムスロットを用いてデータの送受信を行う。通信フレームは、図2に示した周期を繰り返し配列した構成を有する。
図3は、マスタノード11とスレーブノード12の機能構成例を示す機能ブロック図である。マスタノード11は、図3に示すように、制御部110、通信部115、記憶部116を備える。制御部110は、記憶部116に格納されているプログラムを実行する演算処理装置であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。制御部110は、プログラムを実行することにより、帯域拡張指示をスレーブノード12に送信する帯域拡張指示部111と、通信フレームを帯域拡張指示に従ったフレームに変更する帯域拡張処理部112と、通信フレームのうち割り当てられたタイムスロットの期間中にデータの送受信を実行する送受信実行部113として機能する。
スレーブノード12は、図3に示すように、制御部120、通信部125、記憶部126を備える。制御部120は、記憶部126に格納されているプログラムを実行する演算処理装置であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。制御部120は、プログラムを実行することにより、通信フレームをマスタノード11から受信した帯域拡張指示に従ったフレームに変更する帯域拡張処理部122と、通信フレームのうち割り当てられたタイムスロットの期間中にデータの送受信を実行する送受信実行部123として機能する。
以上のように構成された時分割多重通信システム10の動作について、図4に示すシーケンス図を用いて説明する。図4は、本実施の形態1に係るマスタノード11とスレーブノード12の動作を示すシーケンス図である。
まず、マスタノード11は、特定のタイムスロットを拡張するために、拡張期間DEXと、拡張タイムスロット番号NEXと、短縮タイムスロット番号NSHと、拡張時刻TEXと、を決定し帯域拡張指示を作成する(ステップS101)。タイムスロットの拡張は、例えばスレーブノード12からの通信容量の増加要求に対応し、又は上位装置からの指令により行われる。
拡張期間DEXは、通信容量の増加に対応したタイムスロットの期間の拡張量であり、拡張するタイムスロットの拡張後の期間と拡張前の期間の差である。拡張タイムスロット番号NEXは、通信容量の増加を必要とするスレーブノード12に予め割り当てられたタイムスロットを識別する番号である。拡張タイムスロット番号NEXは予め定めたタイムスロットの識別子を用いてもよく、又は、周期の先頭からの位置を表す番号を用いてもよい。
短縮タイムスロット番号NSHは、帯域拡張時に短縮するタイムスロットを識別する番号である。短縮タイムスロット番号NSHで識別されるタイムスロットは、例えば、予め通信量が少ないことがわかっていて期間の短縮が許容されるタイムスロットである。拡張時刻TEXは、帯域拡張を行う周期を指定する値である。拡張時刻TEXは実時間であってもよく、又は、周期の番号であってもよい。
次に、マスタノード11は、ネットワーク内のすべてのスレーブノード12に対し、帯域拡張指示を送信する(ステップS102)。マスタノード11は、自己に割り当てられたタイムスロットを用いて帯域拡張指示を送信する。あるいは、マスタノード11とスレーブノード12の通信開始前である場合には、図2のタイムスロットの内、いずれのタイムスロットを用いて帯域拡張指示を送信してもよい。
送信する帯域拡張指示は拡張期間DEX、拡張タイムスロット番号NEX、短縮タイムスロット番号NSH、拡張時刻TEXの情報を含む。なお、帯域拡張時に短縮するタイムスロットが予め決められていて、全てのノードにおいて設定済みである場合は、短縮タイムスロット番号NSHは帯域拡張指示に含めなくてもよい。
マスタノード11は、帯域拡張指示を送信した後、拡張時刻TEXで指定された周期の前まで、拡張前のタイムスロットで通信を継続して、帯域拡張を待機する(ステップS103)。同様に、スレーブノード12は、マスタノード11からの帯域拡張指示を受信した後、拡張時刻TEXで指定された周期の前まで、拡張前のタイムスロットで通信を継続して、帯域拡張を待機する(ステップS103)。
その後、マスタノード11及びスレーブノード12は拡張時刻TEXで指定した周期以降において帯域拡張処理を実行する(ステップS104)。
ステップS104で実行する帯域拡張処理について、図5を用いて具体的に説明する。図5は、帯域拡張処理をしない場合と帯域拡張処理をした場合の通信フレームの概略を示す図である。図5において、c回目周期は拡張時刻TEXが存する周期であり、拡張時刻TEXによって指定された周期である。c+1回目周期はc回目周期の次の周期である。
タイムスロットmは拡張タイムスロット番号NEXによって識別されるタイムスロットである。タイムスロットnは短縮タイムスロット番号NSHによって識別されるタイムスロットである。タイムスロットmおよびタイムスロットnは順番が前後してもよい。
帯域拡張をする場合について、図5の下の通信フレームを参照して説明する。まず、マスタノード11およびスレーブノード12はc回目周期においてタイムスロットnを拡張期間DEXの期間だけ短縮する。図5に示した例において、タイムスロットnはc回目周期の最後のスロットであるが、タイムスロットn以降にもタイムスロットが存する場合には、タイムスロットnの後のタイムスロットの開始時刻および終了時刻を拡張期間DEXだけ早める。
次に、c+1回目周期以降の周期において周期の開始時刻および終了時刻を拡張期間DEXだけ早める。また、c+1回目周期においてタイムスロットmを拡張期間DEXだけ拡張する。また、c+1回目周期においてタイムスロットnを拡張期間DEXだけ短縮する。
以上のように変更した通信フレームを用いて、マスタノード11及びスレーブノード12の送受信実行部113及び123はデータの送受信を実行する。このようにして拡張タイムスロット番号NEXで指定したタイムスロットmを後続のタイムスロットを遅延させることなく拡張することができる。
以上説明したように本実施の形態に係る時分割多重通信システム10は、マスタノード11が複数のスレーブノード12に対して、拡張期間DEX、拡張タイムスロット番号NEX、短縮タイムスロット番号NSH及び拡張時刻TEXを含む帯域拡張指示を送信する。その後、マスタノード11及び複数のスレーブノード12は、拡張時刻TEXで指定された周期の後の周期において、開始時刻を拡張期間DEXだけ早め、拡張タイムスロット番号NEXで識別されたタイムスロットを、拡張期間DEXだけ拡張し、短縮タイムスロット番号NSHで識別されたタイムスロットを、拡張期間DEXだけ短縮した通信フレームに変更する帯域拡張処理を実行することとした。これにより一部のスロットの拡張によって、後続のスロットの通信が遅延することなく、各スロットの帯域を保証することが可能となる。
(実施の形態2)
以下に、実施の形態2について図6,7を参照して詳細に説明する。本実施の形態2の時分割多重通信システム10もまた、マスタノード11が送信する帯域拡張指示に基づいて、マスタノード11及び複数のスレーブノード12が、指定したタイムスロットの期間を拡張する帯域拡張処理を実行する。本実施の形態2の時分割多重通信システム10は、実施の形態1とハードウェア構成は同じであるが、帯域拡張指示と帯域拡張処理の内容が実施の形態1と異なる。
図6は、本実施の形態2に係るマスタノード11とスレーブノード12の動作を示すシーケンス図である。まず、マスタノード11は、特定のタイムスロットを拡張するために、拡張期間DSHと、拡張タイムスロット番号NEXと、短縮タイムスロット番号NSHと、拡張時刻TEXと、拡張回数REXと、を決定し帯域拡張指示を作成する(ステップS101)。拡張回数REXは、帯域拡張処理を実行する周期の回数である。拡張期間DSHは、1周期内において帯域拡張処理で拡張する期間である。
次に、マスタノード11は、ネットワーク内のすべてのスレーブノード12に対し、帯域拡張指示を送信する(ステップS102)。帯域拡張指示は実施の形態1と同様の拡張期間DSH、拡張タイムスロット番号NEX、短縮タイムスロット番号NSH、拡張時刻TEXに加えて、拡張回数REXの情報を含む。
マスタノード11及びスレーブノード12は、拡張時刻TEXで指定された周期の前まで、拡張前のタイムスロットで通信を継続して、帯域拡張を待機する(ステップS103)。
その後、マスタノード11及びスレーブノード12は拡張時刻TEXで指定した周期以降において帯域拡張処理を実行する(ステップS104)。実施の形態1と同様に、拡張時刻TEXにより指定したc回目周期の次のc+1回目の周期において、タイムスロットmを拡張期間DSHだけ拡張し、タイムスロットnを拡張期間DSHだけ短縮する。
マスタノード11及びスレーブノード12はc+1回目の周期で実行した帯域拡張処理を、c+1回目の周期以降、拡張回数REXで指定した回数だけ繰り返し行う。これにより、拡張タイムスロット番号NEXで指定したタイムスロットmを徐々に拡張する。
帯域拡張処理を繰り返し行う効果について図7を用いて説明する。図7は、拡張する回数を変えたときの通信フレームの違いを示した図である。1回で帯域拡張をする場合は、周期1において短縮タイムスロット番号NSHで識別されるタイムスロットを拡張期間DEX分短縮する必要があり、短縮タイムスロット番号NSHのタイムスロットの通信容量への影響が大きかった。
これに対し、図7に示すように複数回で帯域拡張する場合は、複数の周期において短縮タイムスロット番号NSHで識別されるタイムスロットを拡張期間DSH分短縮すればよく、短縮タイムスロット番号NSHのタイムスロットの帯域縮小の影響を抑えることができる。
以上説明したように本実施の形態に係る時分割多重通信システム10は、マスタノード11が複数のスレーブノード12に対して、拡張期間DSH、拡張タイムスロット番号NEX、短縮タイムスロット番号NSH、拡張時刻TEX及び拡張回数REXを含む帯域拡張指示を送信する。その後、マスタノード11及び複数のスレーブノード12は、拡張タイムスロット番号NEXで識別されるタイムスロットを拡張期間DSHだけ拡張し、短縮タイムスロット番号NSHで識別されるタイムスロットを拡張期間DSHだけ短縮したフレームに変更する帯域拡張処理をREX回繰り返すこととした。これにより1周期内での拡張期間を短くすることができ、短縮するタイムスロットへの帯域縮小の影響を小さくすることが可能となる。
(変形例)
上記実施の形態は、種々の変更が可能である。
上記実施の形態において、マスタノード11は、拡張タイムスロット番号及び短縮タイムスロット番号を1つずつ指定した帯域拡張指示を送信するが、拡張タイムスロット番号又は短縮タイムスロット番号を複数指定して帯域拡張を実行してもよい。
また、上記実施の形態に示したハードウェア構成及び制御部110,120の処理内容は一例であり、任意に変更及び修正が可能である。制御部110,120で実現する各機能は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。
例えば、上記実施の形態の動作を実行するためのプログラムを、コンピュータが読み取り可能なCD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto Optical Disc)、メモリカード等の記録媒体に格納して配布し、プログラムをコンピュータにインストールすることにより、各機能を実現することができるコンピュータを構成してもよい。そして、各機能をOS(Operating System)とアプリケーションとの分担、又はOSとアプリケーションとの協同により実現する場合には、OS以外の部分のみを記録媒体に格納してもよい。
本開示は、本開示の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。すなわち、本開示の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される様々な変形が、本開示の範囲内とみなされる。
10 時分割多重通信システム、11 マスタノード、12 スレーブノード、110,120 制御部、111 帯域拡張指示部、112,122 帯域拡張処理部、113,123 送受信実行部、115,125 通信部、116,126 記憶部。

Claims (7)

  1. マスタノード及び複数のスレーブノードが、複数のタイムスロットを含む通信フレームを用いて通信する時分割多重通信システムであって、
    前記マスタノードは、拡張期間、拡張タイムスロット番号及び拡張時刻を含む帯域拡張指示を、複数の前記スレーブノードに送信する帯域拡張指示部を備え、
    前記マスタノード及び複数の前記スレーブノードは、前記拡張時刻で指定された周期の後の周期において、開始時刻を前記拡張期間だけ早め、前記拡張タイムスロット番号で識別されるタイムスロットを前記拡張期間だけ拡張し、短縮タイムスロット番号で識別されるタイムスロットを前記拡張期間だけ短縮したフレームに前記通信フレームを変更する帯域拡張処理部を備える、
    時分割多重通信システム。
  2. 前記帯域拡張指示は、前記短縮タイムスロット番号を更に含み、
    前記帯域拡張処理部は、前記拡張時刻で指定された周期以降の周期において、前記短縮タイムスロット番号で識別されるタイムスロットを、前記拡張期間だけ短縮することにより、前記拡張時刻で指定された周期以降の周期の前記開始時刻を早める、
    請求項1に記載の時分割多重通信システム。
  3. 前記短縮タイムスロット番号は、帯域拡張時に短縮することを予め定めたタイムスロットを識別する番号であって、
    前記帯域拡張処理部は、前記拡張時刻で指定された周期以降の周期において、前記短縮タイムスロット番号で識別されるタイムスロットを、前記拡張期間だけ短縮することにより、前記拡張時刻で指定された周期以降の周期の前記開始時刻を早める、
    請求項1に記載の時分割多重通信システム。
  4. 前記帯域拡張指示は、拡張回数を更に含み、
    前記帯域拡張処理部は、前記拡張回数に示された回数の周期の間、前記開始時刻を早め、前記拡張タイムスロット番号で識別されるタイムスロットを拡張し、前記短縮タイムスロット番号で識別されるタイムスロットを短縮したフレームに前記通信フレームを変更する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の時分割多重通信システム。
  5. 複数のタイムスロットを含む通信フレームを用いて通信する時分割多重通信方法であって、
    マスタノードがスレーブノードに対して、拡張期間、拡張タイムスロット番号及び拡張時刻を含む帯域拡張指示を送信する帯域拡張指示ステップと、
    前記マスタノード及び前記スレーブノードが、前記拡張時刻で指定された周期の後の周期において、開始時刻を前記拡張期間だけ早め、前記拡張タイムスロット番号で識別されるタイムスロットを前記拡張期間だけ拡張し、短縮タイムスロット番号で識別されるタイムスロットを前記拡張期間だけ短縮させる帯域拡張処理ステップと、有する、
    時分割多重通信方法。
  6. 複数のタイムスロットを含む通信フレームを用いて通信する時分割多重通信システムのマスタノードのコンピュータを、
    スレーブノードに対して、拡張期間、拡張タイムスロット番号及び拡張時刻を含む帯域拡張指示を送信する帯域拡張指示部、
    前記拡張時刻で指定された周期の後の周期において、開始時刻を前記拡張期間だけ早め、前記拡張タイムスロット番号で識別されるタイムスロットを前記拡張期間だけ拡張し、短縮タイムスロット番号で識別されるタイムスロットを前記拡張期間だけ短縮させる帯域拡張処理部、
    として機能させるプログラム。
  7. 複数のタイムスロットを含む通信フレームを用いて通信する時分割多重通信システムのスレーブノードのコンピュータを、
    マスタノードから、拡張期間、拡張タイムスロット番号及び拡張時刻を含む帯域拡張指示を受信したときに、前記拡張時刻で指定された周期の後の周期において、開始時刻を前記拡張期間だけ早め、前記拡張タイムスロット番号で識別されるタイムスロットを前記拡張期間だけ拡張し、短縮タイムスロット番号で識別されるタイムスロットを前記拡張期間だけ短縮させる帯域拡張処理部、
    として機能させるプログラム。
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