JP6811367B2 - 排気ガス浄化装置 - Google Patents

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Description

この発明は,例えば,定置式ディーゼルエンジン又はガスタービンエンジンから排出される排気ガスに含有される煤,白煙,臭気等の有害物質を捕集し除去する排気ガス浄化装置に関する。
従来,強制再生式の自動車用等のDPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)は,それに大電力を供給して,出口側に酸化触媒を装着することにより,排気ガスの白煙や臭気を除去することが可能であるが,それには以下の不具合がある。まず,DPFの熱容量が小さいため,DPFを予熱することができない。予熱無しで排気ガス温度をエンジン始動時に触媒の活性温度以上に加熱するにはエンジン始動とタイミングを合わせ,大電力を流すことが必要になる。自動車用DPFは,全負荷運転時の圧力損失低減のために,フィルタを構成するフェルトを厚くすることができない。そのためDPFの熱容量はきわめて小さくなっているので,DPFの予熱時に多量の熱エネルギーを蓄積することができず,排気ガス加熱に要する電力は非常に大きくなる。エンジン始動とタイミングがずれると白煙、臭気が処理できなかったりヒータが過熱して焼損するなどの不具合発生の可能性が大きい。300k Wクラスのディーゼル発電機の場合でエンジン始動直後の数秒間は30kW, その後5 分間20kWの電力が必要になり,配線費用,スイッチング素子の費用が膨大になる。また,自動車用薄肉のフィルタは,煤を再生した直後は,煤の捕集率が60%に低下する。対策として,フィルタを3ユニット準備し,交互に再生することにより,平均的な捕集率を80%程度に高めているが,90%は未達である。DPFの構造が複雑になり,高コストになる。
従来,排気ガス浄化装置として,コルゲート状に形成されたフィルタの形状を骨組用補強部材によって保持するものが知られている。該排気ガス浄化装置は,フィルタがコルゲート形状の筒体に形成され,筒体が骨組用補強部材によって補強保持されている。骨組用補強部材は,ハウジングの排気ガスの流入側の端部に配置された円盤部材,排気ガスの流出側の端部とフィルタの長手方向の所定箇所とに配置されたリング部材,及び円盤部材と端部のリング部材との間でそれらの突起部間の谷部に配置された樋状フレームを有している。円盤部材とリング部材とは,外周に筒体の内周側山部に対応する形状の突起部を備えている(例えば,特許文献1参照)。
また,排気ガス浄化装置として,ヒータをフィルタの長手方向に二分割し,逐次に通電することにより電圧を低減すると共に消費電力を低減するものが知られている。該排気ガス浄化装置は,フィルタが内部の排気ガス流れの上下流側のセラミックス不織布,両側の金網,及びセラミックス不織布内に配置されたヒータから成る5層構造に構成されている。ヒータは,フィルタの長手方向の排気ガス入口側と排気ガス出口側とに二分割された入口側ヒータと出口側ヒータとから構成され,フィルタの再生時には,入口側ヒータへ通電してフィルタの入口側部分を再生した後に,出口側ヒータへ通電してフィルタの出口側部分を再生する制御を行う(例えば,特許文献2参照)。
また,排気ガス浄化装置の制御装置として,舶用等の大型ディーゼルエンジンからの排気ガス中の粒子状物質をフイルタで捕集し,フイルタの再生はグループ毎に行ってフイルタを再生するものが知られている。該制御装置は,複数のフイルタから成るフイルタグループを複数備えている。フイルタグループは排気管に並列して配設され,フイルタグループには排気ガスを導入又は遮断するための開閉弁がそれぞれ設けられている。フイルタグループを1グループ毎に順次に,粒子状物質が捕集されたことに応答して,フイルタグループに設けた開閉弁を順次遮断してフイルタに設けたヒータを順次通電し,粒子状物質を焼却してフイルタの再生処理を順次に行う(例えば,特許文献3参照)。
また,排気ガス浄化装置として,白煙を除去できるものが知られている。該排気ガス浄化装置は,ディーゼル機関起動前に熱風発生装置又は外部ヒータで除塵装置を高温化して,起動時に発生する白煙を除去するように構成する。また,複数台のディーゼル機関を有する設備に備えた排ガス処理装置では,停止中のディーゼル機関側の除塵装置を運転中のディーゼル機関の排ガスによって高温化する。また,加熱装置を微粉炭バーナとし,回収煤を燃料としてもよい。また,熱交換器で排ガスと熱交換して高温化した空気で除塵装置を高温化してもよい。また,除塵装置に通気した加熱ガスを運転中のディーゼル機関側の排ガスラインに戻してもよい。また,除塵装置にはセラミックフィルタを用いる(例えば,特許文献4参照)。
特開2003−172127号公報 特開2003−172128号公報 特開2011−236865号公報 特開2003−065034号公報
従来のDPFについて,エンジン起動前に高温ガスをセラミックフィルターに流してフィルタを高温にして白煙を除去する方策が提供されているが,高温ガスの発生装置が高価であること,セラミックフィルター加熱時に,多くのエネルギーがガスと共に散逸すること等のために供給熱量が多大になること,白煙は蒸発して見えなくなるが,臭気は除去されない等の問題点があるためか,実用化されていないのが現状である。
ところで,排気ガス浄化装置において,エンジンから排出される排気ガスの温度を上げるには,シースヒータ等を触媒入口に設置すれば良いが,大きな電力が必要になる。排気ガス浄化装置において,予熱により電力を小さくしようとしても,フィルタの熱容量が小さいので,十分な熱量を蓄熱することは困難である。排気ガス浄化装置において,ヒータの周囲に熱容量の大きい蓄熱体を置くことは可能であるが,蓄えた熱量を排気ガスに伝達するには大きな伝熱面積の確保が必要になる。排気ガス浄化装置において,煤を含んだ排気ガスに触れると,伝熱面が煤で覆われ,熱伝達が徐々に低下することが知られている。以上の理由から,現状では起動時の白煙臭気を除去する浄化装置は実用化されていないのが現状である。例えば,上記特許文献3に開示された排気ガス浄化装置の制御装置は,黒煙を捕集できるが白煙,臭気の除去はできないものである。
また,非常用電源やポンプ場のディーゼル発電機は,通常は停止しているが,定期的な点検運転が義務づけられている。通常,1 ヶ月に1 回程度運転されるが,エンジンが長時間停止状態で放置されるため,エンジン始動後の数分間は,濃い白煙と刺激臭を排出する状態である。ポンプ場や非常用発電機が設置されている大型商用施設の周囲には,一般的に民家が隣接していることが多く,エンジンからの白煙と臭気は大きな問題となっている。黒煙を捕集するDPFは実用化されており,一部の発電機に搭載されているが,白煙臭気を除去できる実用的な装置の提供が必要である。排気ガス浄化装置について,強力なヒータで排気ガスを加熱し,酸化触媒を通過させると,白煙,臭気の除去が可能であるが,大容量のヒータと大電力が必要なため実用化されていないのが現状である。
しかしながら,従来の排気ガス浄化装置では,エンジン起動直後の排気ガス温度が常温であり,排気ガス浄化装置における酸化触媒の効果を発揮することができない。ヒータで加熱すれば良いが,ヒータの容量が大きくなること,熱交換器の伝熱面積を確保すると,伝熱面の汚損による性能劣化が発生すること等の問題が多く,実用化されなかった。また,上記排気ガス浄化装置について,試験運転時の黒煙を除去する装置としてはDPFが実用化されている。しかしながら,試験運転においては黒煙の発生は運転開始直後の数秒間から10秒間程度であり,その後,数分間にわたって排出される白煙と刺激臭の方が問題視されている。排気ガスを触媒の活性温度以上に加熱すれば,白煙と臭気の除去が可能であることは公知であるが,コンパクトで低コストな加熱装置が存在しなかったので,実用化されなかった。白煙臭気除去装置としては,耐熱フェルトを加熱すれば,きわめて高性能の熱交換器になり,煤の捕集効果も高く,DPFの機能を併せ持つようにできる。
この発明の目的は,上記の問題を解決することであり,フィルタの熱容量を大きくするため,従来のフィルタに設けた金網より熱容量の大きいパンチングメタル等の通孔を形成した金属板から成る円筒体を用い,その外周に耐熱金属製のヒータを内蔵した絶縁耐熱フェルトを巻き付けて構成したフィルタを,エンジン始動に先だって予熱し,それによって,高温のフェルトにより非常に大きな熱交換機相当の伝熱面積が確保できるので,予熱の間に蓄えた熱により始動直後の低温の排気ガスを酸化触媒が活性を表す200℃まで瞬時に昇温することができ,白煙・臭気を完全に除去することができ,金属製円筒体を組み込むことにより,金属製円筒体を含めたフィルタの熱容量を十分に大きくすることにより,小電力で長時間通電して,大量の熱量を蓄積でき,エンジン始動直後の低温の排気ガスをフェルトに蓄えた熱量により必要な温度まで加熱し,その後の数分間は金属製円筒体に蓄えた熱量をフェルトに伝えてフェルトの温度を高温に維持し,排気ガス温度を高めて極めて高性能でコンパクトな形状で必要な熱伝達を実現できることを特徴とする排気ガス浄化装置を提供することである。
この発明は,エンジンからの排気ガスを排出する排気ガス通路に配設されたフィルタ,及び前記排気ガス通路に設けられた排気開閉弁の作動によって前記フィルタをバイパスして前記排気ガスを排出するバイパス通路を備えていることから成る排気ガス浄化装置において,
前記フィルタの後流の前記排気ガス通路に配設された白煙臭気浄化用の酸化触媒,前記フィルタに空気を送り込むエアコンプレッサ,及び前記フィルタに設けたヒータのON・OFF制御と前記排気開閉弁の開閉制御を行う制御装置を有し,前記フィルタは,多数の通孔を備えた熱容量の大きい金属板から成る内側の円筒体,前記内側の円筒体の外周面に巻き付けられた内側の絶縁耐熱通気性部材,前記絶縁耐熱通気性部材に巻き付けられた前記ヒータ,前記ヒータの外側に巻き付けられた外側絶縁耐熱フェルト,及び前記外側絶縁耐熱フェルトの外側を覆うように巻き付けられたフェルト飛散防止用の金網又は多数の通孔を備えた金属板から成る外側の円筒体から構成されており,前記エンジンのエンジン始動に先立って,前記ヒータに通電して前記フィルタを300℃〜800℃に予熱し,前記エンジン始動時に,前記開閉弁を作動させて前記排気ガスを前記フィルタに流入させて前記排気ガス中の黒煙を捕集し,前記排気ガス通路の温度を前記酸化触媒の反応温度以上に上昇させ,前記排気ガスを前記酸化触媒を通過させることにより白煙,臭気を除去することを特徴とする排気ガス浄化装置に関する。
この排気ガス浄化装置において,前記エンジンは定置型ディーゼルエンジン又はガスタービンエンジンであり,前記円筒体はパンチングメタルであり,前記絶縁耐熱通気性部材はフェルト又はアルミナ繊維を使用した通気性テープであり,前記ヒータは金網又は金属線部材である。
また,この排気ガス浄化装置は,前記排気ガスの浄化終了後に,前記排気開閉弁を切り換えて前記排気ガスを前記バイパス通路に流して前記エアコンプレッサを作動させて前記フィルタを600℃以上に加熱し,前記フィルタに付着した煤やパティキュレートを焼却するものである。
また,前記ヒータは前記絶縁耐熱通気性部材と前記外側絶縁耐熱フェルトによって挟み込まれており,前記ヒータは前記絶縁耐熱通気性部材と前記外側絶縁耐熱フェルトによって電気絶縁されると共に外部への放熱が低減されるものである。
また,この排気ガス浄化装置において,前記フィルタは両端部を閉鎖する遮断プレートがそれぞれ取り付けられ且つ円筒状のケース内に配設されており,前記排気ガス通路は前記ケースの一端面に取り付けられた入口側プレートの中央に形成された入口開口に連通されており,前記ケースの他端面に取り付けられた前記遮断プレートを兼用する出口側プレートの中央に形成された出口開口に密接嵌合された出口側排気ガス通路は入口側の前記遮断プレートの近傍まで延びているものである。特に,前記白煙臭気浄化用の酸化触媒は,前記フィルタ内に位置して前記出口側排気ガス通路内に配設されている。更に,前記フィルタの前記入口開口から送り込まれた前記排気ガスは,前記フィルタの外周から内周へと前記フィルタを通過し,前記フィルタの前記内側の円筒体内に位置する前記出口側排気ガス通路の入口側端部から前記出口側排気ガス通路内の前記白煙臭気浄化用の酸化触媒を通って前記排気ガス通路へ排出される。
この排気ガス浄化装置は,前記フィルタには,前記制御装置で制御されるヒータ電流用変圧器とヒータ通電用リレー,前記フィルタの上流側の前記排気ガス通路の温度を検知するセンサー,圧力を検知するセンサー,並びに前記フィルタの予熱状態,前記エンジン始動状態,前記フィルタの粒子状物質捕集運転,及び前記フィルタの再生運転を表示する表示灯が設けられているものである。
この排気ガス浄化装置は,上記のように,フィルタを構成する部材として,従来のフィルタに設けた金網より熱容量の大きいパンチングメタルなど多数の通孔を備えた金属板から形成された円筒体を用いているので,フィルタの熱容量を大きく構成することができる。エンジン始動時の排気ガスを加熱して酸化触媒を通過させると,白煙と臭気を除去することはできるが,そのためには,加熱装置が高価で大がかりになるため実用化することができない。そこで,本願発明では,フィルタを上記円筒体にヒータを内蔵した絶縁耐熱フェルトを排気ガスの加熱に使用しているので,コンパクト且つ低コストで実用的な白煙臭気防止装置を実用化することができる。300kWクラスのエンジンの排気ガス温度を100℃上昇させるには,20kW前後の電力が必要であるが,予熱により2〜3kW程度の電力で済めば,通常準備されている電力範囲で済み、ヒータと厚手のフェルト及び金属製円筒体を組み合わせることにより,2〜3kWの電力でも,30分〜1時間の予熱をすることにより,約5分間排気ガス温度を触媒活性温度以上に維持することができる。しかしながら,自動車用のDPFでは,熱容量が小さく蓄熱の効果が得られないのが現状である。そこで,本願の排気ガス浄化装置は,金網等の加熱体を内蔵したフェルトをヒータとすることにより,十分な伝熱面積を確保することが可能になり,従来技術と比べて安価で低電力な加熱装置を提供できる。また,フィルタに付着した煤は,エンジン駆動終了後に,フェルトに捕集された煤や粒子状物質の燃焼温度である600℃以上に加熱することによって煤や粒子状物質を加熱焼却でき,フィルタを再生することができる。
この発明による白煙臭気除去装置を備えた排気ガス浄化装置の実施例を示すブロック図である。 図1の排気ガス浄化装置に組み込まれたフィルタを示す長手方向断面図である。 図1の排気ガス浄化装置を示す端面図である。 この発明による排気ガス浄化装置の作動の前半を示す処理フロー図である。 この発明による排気ガス浄化装置の作動の後半を示す処理フロー図である。 この排気ガス浄化装置について,エンジン始動後の排気ガス温度の変化を示すグラフである。 この排気ガス浄化装置について,180℃加熱を可能にするフェルト熱容量を示すグラフである。 この排気ガス浄化装置について,エンジン始動後の経過時間に対する排気白煙の遮光率の変化を示すグラフである。 この排気ガス浄化装置について,100℃加熱を可能にする金属製円筒体の熱容量を示すグラフである。
以下,図面を参照して,この発明による排気ガス浄化装置について説明する。
この発明による排気ガス浄化装置は,比較的に小型のディーゼルエンジンに適用した実施例を説明するが,ガスタービンエンジンに適用することもできるものである。
図1〜図3に示すように,エンジン1から排出される排気ガスは,サイレンサ2,排気ガス通路3又はバイパス通路27を通って大気に排出されるように構成されている。この排気ガス浄化装置は,排気ガス通路3及びバイパス通路27には,排気ガスを外気に排出するため排気開閉弁4が設置され,白煙臭気除去装置10へ排気ガスを送り込むため排気開閉弁5が配設されている。排気開閉弁4,5は,制御装置31の指令によってエアシリンダ6,7が作動して開閉作動されるように構成されている。この排気ガス浄化装置は,特に,エンジン1の始動時に,排気ガスを白煙臭気除去装置10を通過させ,始動時の白煙と臭気を除去することに特徴を有している。フィルタ9を構成するパンチングメタルは,多数の通孔26が形成された耐熱鋼板の金属板から成る円筒体11に形成されている。フィルタ9は,主として,円筒体11,円筒体11の外周に配設された絶縁耐熱通気性部材としての内側絶縁耐熱フェルト13と外側絶縁耐熱フェルト15,及び両フェルト13,15間に配設された耐熱金網製のヒータ14から構成されている。この排気ガス浄化装置では,絶縁耐熱通気性部材として,厚さ3mmから60mmのアルミナ繊維,炭化ケイ素繊維等の耐熱材から成るフェルト13,15が使用されているが,内側フェルト13に換えてアルミナ繊維を使用した通気性のテープを用いることもできる。ヒータ14は,金網又は金属線部材から構成されている。ヒータ14には,制御装置31の指令によって,フィルタ9にに近接して設けられた電極端子21を通じて通電される。フィルタ9の後流には,円筒体11に挿通された出口側の排気ガス通路17内に位置する酸化触媒22が配設されている。この排気ガス浄化装置は,概して,フィルタ9と酸化触媒22を断熱材20を組み込んだ筒状のケース19内に収容している。フィルタ9は,ケース19に支持機構18で支持してケース19内に排気ガスが通る通路を空けて配設されている。また,図示していないが,フェルト13,15の端部のシール性確保のため,フェルト13,15の両端を耐熱金属バンドで締め付ける構造を採用することもできるものである。
この排気ガス浄化装置では,フェルト13,15の温度分布を均一にするために筒状のケース19は,縦置きが望ましいものである。この排気ガス浄化装置では,ヒータ14への通電電力,通電時間は,エンジン1の運転時間,排気ガス温度等により,最適な値に設定されている。この排気ガス浄化装置を作動するのに,必要電力が大きい場合は,ヒータ14の過熱を防止するため,円筒体11及びケース19の内側円筒体23の熱容量を大きく取り,ヒータ14の過熱を防止することができる。
この発明による排気ガス浄化装置は,概して,定置型ディーゼルエンジン又はガスタービンエンジンのエンジン1からの排気ガスを排出する排気ガス通路3に配設されたフィルタ9,及び排気ガス通路3に設けられた排気開閉弁4,5の作動によって,フィルタ9をバイパスするバイパス通路27を備えている。フィルタ9は,具体的には,多数の通孔26を備えた熱容量の大きいパンチングメタル等の金属板から筒状に形成された円筒体11,円筒体11の外周面に巻き付けられた内側の絶縁耐熱フェルト13,内側絶縁耐熱フェルト13に巻き付けられた金網又は金属線部材から成るヒータ14,ヒータ14の外側に巻き付けられた外側絶縁耐熱フェルト15,及び外側絶縁耐熱フェルト15の外側を覆うように巻き付けられたフェルト飛散防止用金網16から構成されている。ここで,円筒体11を構成するパンチングメタルが大きい熱容量を有するとは,例えば,従来のフェルトを備えたフィルタで排気ガス中の粒子状物質等の有害物質を捕集するDPFに使用されている金網の熱容量に比較して大きいことを意味している。この排気ガス浄化装置では,フェルト飛散防止用金網16に換えて多数の通孔を備えた金属板のパンチングメタルで構成することもできる。この排気ガス浄化装置は,特に,フィルタ9の後流の排気ガス通路17に配設された白煙臭気浄化用の酸化触媒22,フィルタ9に空気を送り込むエアコンプレッサ8,及びヒータ14のON・OFF制御と排気開閉弁4,5の開閉制御を行う制御装置31を有している。この排気ガス浄化装置は,エンジン1の定期点検時等にエンジン始動に先立って,フィルタ9に埋め込まれたヒータ14に通電して,フィルタ9を300℃〜800℃に予熱しておき,次いで,エンジン始動時に,排気開閉弁4,5を作動させて排気ガスをフィルタ9に流入させ,排気ガス通路3の温度を酸化触媒22の反応温度以上に上昇させ,排気ガスを酸化触媒22を通過させることにより白煙,臭気及び黒煙を除去することを特徴としている。
この排気ガス浄化装置は,排気ガスの浄化終了後に,制御装置31の指令によってエアシリンダ6,7を作動して排気開閉弁4,5を切り換えて,排気ガスをバイパス通路27に流してエアコンプレッサ8を作動させて,フィルタ9を600℃以上に加熱し,フィルタ9に付着した煤やパティキュレートを焼却するものである。また,ヒータ14を構成する金網は,内側耐熱フェルト13と外側絶縁耐熱フェルト15によって挟み込まれている。ヒータ14は,内側耐熱フェルト13と外側絶縁耐熱フェルト15によって電気絶縁されると共に外部への放熱が低減されるように構成されている。また,フィルタ9は,両端部を閉鎖する遮断プレート24,25がそれぞれ取り付けられ且つ断熱材から成る円筒状のケース19内に配設されている。フィルタ9は,ケース19の一端面に取り付けられた入口側遮断プレート24に近接し且つ排気ガス通路3が入口側プレート29の中央に形成された入口開口30に連通されている。また,フィルタ9は,ケース19の他端面に取り付けられた遮断プレートを兼用する出口側遮断プレート25の中央に形成された出口開口28に出口側排気ガス通路17が嵌挿され,入口側遮断プレート24の近傍まで延びている。また,白煙臭気浄化用の酸化触媒22は,フィルタ9内に位置して出口側の排気ガス通路17内に配設されており,フィルタ9から適正に受熱されるように構成されている。
また,この排気ガス浄化装置は,フィルタ9には,制御装置31で制御されるヒータ電流用変圧器38とヒータ通電用リレー37,フィルタ9の上流側の排気ガス通路3の入口温度を検知するセンサー41,圧力取り出し管42,並びにフィルタの予熱状態を表示する表示灯44,エンジン1の起動状態を表示する表示灯45,フィルタ9で排気ガス中の粒子状物質等の有害物質を捕集して排気ガスから有害物質を除去する捕集運転を表示する表示灯46,及びフィルタ9の再生運転を表示する表示灯47が設けられている。
また,この排気ガス浄化装置において,フィルタ9の入口開口30から送り込まれた排気ガスは,フィルタ9の外周の外側絶縁耐熱フェルト15から内周の内側耐熱フェルト13へと流れてフィルタ9を通過し,フィルタ9のパンチングメタル製の円筒体11内に位置する出口側排気ガス通路17の入口側端部から出口側排気ガス通路17内の白煙臭気浄化用の酸化触媒22を通って排気ガス通路3へ排出されるようになっている。
次に,図6〜図9のグラフを参照して,この排気ガス浄化装置について定量的な点について説明する。
この排気ガス浄化装置では,フェルト13,15の温度分布を均一にするために円筒体のケース19は,縦置きが望ましいものである。この排気ガス浄化装置では,ヒータ14への通電電力,通電時間は,エンジン1の運転時間,排気ガス温度等により,最適な値に設定されている。この排気ガス浄化装置を作動するのに,必要電力が大きい場合は,ヒータ14の過熱を防止するため,円筒体11及びケース19の内側円筒体23の熱容量を大きく取り,ヒータ14の過熱を防止することができる。ディーゼルエンジンの無負荷運転時の排気ガス温度は80℃前後であるが,エンジン始動直後は排気ガス通路3を構成する排気管12等が低温であるために,排気ガス浄化装置への排気ガスの流入時のガス温度は,図6に示すように,数秒間常温が続き,フェルト13に蓄熱した熱量を持ち去る。図7には,排気ガス流量12kg/minで20℃の排気ガスを3秒間以上加熱するのに,必要なフェルト13の熱容量を示す。
排ガス流量1kg/minあたり排気ガス通路3を構成する排気管12が短い場合には,以下に示すように,0.005kCal/℃以上の熱容量が必要となる。
必要な熱量:12×180×0.24×3÷60=25.92kCal
フェルトを600℃まで加熱し,200℃まで温度が下がると考えると,熱容量は
必要な熱容量:25.92÷(600−200)=0.06kCal/℃
また,排気ガス通路3を構成する長い排気管12の場合は,フェルト13の熱容量を更に大きくして対応する。始動直後の排気ガス加熱にはフェルトの熱容量で対応するがその後の数分間の運転での加熱は金属円筒に蓄えた熱量をフィルタに熱伝導により伝熱し排気ガスを加熱する。
図8には,エンジン始動後の白煙の濃さを透過式スモークメータで計測した遮光率で表示されている。エンジンにより差が有るが,白煙が少ない場合では,約3分間後には,気にならないレベルの遮光率10%以下になる。この間の熱量は金属製円筒体11に蓄えた熱量を排気ガスに伝えることにより酸化触媒の活性に必要な排気温度を確保する。
図9に示されるように,12kg/minのガス流量で3分間で100℃に排気ガスを加熱するには以下に示すように,2.16kCal/minの熱容量が必要となる。
流量1kg/minあたりで,必要な熱容量は0.18kCal/℃以上となる。
必要な熱量:12×100×0.24×3=864kCal
金属円筒を600℃まで加熱し,200℃まで温度が下がると考えると,熱容量は,
必要な熱容量:864÷(600−200)=2.16kCal/℃
次に,図4及び図5の処理フロー図を参照して,この発明による排気ガス浄化装置の作動を説明する。
まず,図4に示すように,起動ボタン43を押してONすることにより,制御装置31が作動を開始する(ステップS1)。エンジン排気ガス閉止用ソレノイド35に通電し,制御装置31の指令で排気開閉弁閉止用ソレノイド35を付勢してエンジン排気ガス閉止用エアシリンダ6を作動させ,エンジン排気ガス閉止弁4を閉止する(ステップS2)。同時に,開閉弁開放用ソレノイド34を付勢して,除去装置流入弁開放用除去装置開閉シリンダ7を作動させ,除去装置開閉弁5を開放する(ステップS3)。次いで,ヒータ通電用リレー37を昇温モードで通電し,ヒータ14に通電して予熱表示灯44を点灯してフィルタの加熱を開始する(ステップS4)。ヒータ14の加熱時間を計測し(ステップS5),加熱時間が設定予熱時間を超えると(ステップS6),予熱表示灯44を消灯すると共に,起動準備完了ランプ45を点灯して(ステップS7),ヒータ14を所定の温度に保つ定温モードで通電する(ステップS8)。フィルタの入口開口30に近接して設置された圧力取り出し管42の圧力を圧力センサ39で測定し,入口開口30の圧力が設定値を超えた時に(ステップS9),エンジン1が起動したと判定し(ステップS10),起動準備完了灯45を消灯し,除去運転表示灯46を点灯する。
次いで,図5に示すように,排気ガス浄化装置へのガス流入時間計測を開始する(ステップS11)。白煙臭気除去時間が長期間にわたる場合は,除去運転中もヒータ14への通電を継続する場合もある。排気ガスの流入時間が設定値を超えるか(ステップS12),入口開口30の圧力が設定値を超えた場合(ステップS13),制御装置31の指令で開閉弁開放用ソレノイド36を付勢して排気ガス開閉弁4を開放すると共に,開閉弁閉止用ソレノイド33を付勢して排気開閉弁5を閉止して(ステップS14),白煙及び臭気の除去運転を停止し,フィルタの再生運転を開始する(ステップS15)。そこで,除去運転表示灯46を消灯し,再生運転表示灯47を点灯する。フィルタの再生モードでヒータ14に通電し,フィルタ温度を600℃以上に加熱した後(ステップS16),再生エア用ソレノイド32に通電し,燃焼用エアを制御装置31の指令で燃焼エアソレノイド32に付勢してエアノズル40からフィルタ9内に供給し,フィルタ9に捕集された煤を焼却すると共に硫酸分を除去する。再生時間が設定値を経過した後に(ステップS17),その後,再生運転表示灯47を消灯し,加熱及びエアの供給を停止して運転を終了する(ステップS18)。
この発明は,例えば,定置式ディーゼルエンジン又はガスタービンエンジンから排出される排気ガスに含有される煤,白煙,臭気等の有害物質を捕集し除去する排気ガス浄化装置に適用して好ましいものである。
1 エンジン
2 サイレンサー
3 排気ガス通路
4,5 排気開閉弁
9 フィルタ
10 白煙臭気除去装置
11 円筒体
12 排気管
13 内側耐熱フェルト
14 ヒータ
15 外側絶縁耐熱フェルト
16 飛散防止用金網
17 出口側排気ガス通路
19 ケース
22 酸化触媒
24 入口側遮断プレート
25 出口側遮断プレート
26 通孔
27 バイパス通路
28 出口開口
29 入口側プレート
30 入口開口
31 制御装置
37 ヒータ通電電流通電用リレー
38 ヒータ電流用変圧器
41 温度検知用センサ
44 予熱表示灯
45 起動準備完了表示灯
46 除去運転表示灯
47 再生運転表示灯

Claims (8)

  1. エンジンからの排気ガスを排出する排気ガス通路に配設されたフィルタ,及び前記排気ガス通路に設けられた排気開閉弁の作動によって前記フィルタをバイパスして前記排気ガスを排出するバイパス通路を備えていることから成る排気ガス浄化装置において,
    前記フィルタの後流の前記排気ガス通路に配設された白煙臭気浄化用の酸化触媒,前記フィルタに空気を送り込むエアコンプレッサ,及び前記フィルタに設けたヒータのON・OFF制御と前記排気開閉弁の開閉制御を行う制御装置を有し,
    前記フィルタは,熱容量の大きい多数の通孔を備えた金属板から成る内側の円筒体,前記内側の円筒体の外周面に巻き付けられた内側の絶縁耐熱通気性部材,前記絶縁耐熱通気性部材に巻き付けられた前記ヒータ,前記ヒータの外側に巻き付けられた外側絶縁耐熱フェルト,及び前記外側絶縁耐熱フェルトの外側を覆うように巻き付けられたフェルト飛散防止用の金網又は多数の通孔を備えた金属板から成る外側の円筒体から構成され,
    前記エンジンのエンジン始動に先立って,前記ヒータに通電して前記フィルタを300℃〜800℃に予熱し,前記エンジン始動時に,前記開閉弁を作動させて前記排気ガスを前記フィルタに流入させて前記排気ガス中の黒煙を捕集し,前記排気ガス通路の温度を前記酸化触媒の反応温度以上に上昇させ,前記排気ガスを前記酸化触媒を通過させることにより白煙,臭気を除去することを特徴とする排気ガス浄化装置。
  2. 前記エンジンは定置型ディーゼルエンジン又はガスタービンエンジンであり,前記円筒体はパンチングメタルであり,前記絶縁耐熱通気性部材は絶縁耐熱フェルト又はアルミナ繊維を使用した通気性テープであり,前記ヒータは金網又は金属線部材であることを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化装置。
  3. 前記排気ガスの浄化終了後に,前記排気開閉弁を切り換えて前記排気ガスを前記バイパス通路に流して前記エアコンプレッサを作動させて前記フィルタを600℃以上に加熱し,前記フィルタに付着した煤やパティキュレートを焼却することを特徴とする請求項1又は2に記載の排気ガス浄化装置。
  4. 前記ヒータは前記絶縁耐熱通気性部材と前記外側絶縁耐熱フェルトによって挟み込まれており,前記ヒータは前記絶縁耐熱通気性部材と前記外側絶縁耐熱フェルトによって電気絶縁されると共に外部への放熱が低減されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の排気ガス浄化装置。
  5. 前記フィルタは両端部を閉鎖する遮断プレートがそれぞれ取り付けられ且つ中空状のケース内に配設されており,前記排気ガス通路は前記ケースの一端面に取り付けられた入口側プレートの中央に形成された入口開口に連通されており,前記ケースの他端面に取り付けられた前記遮断プレートを兼用する出口側プレートの中央に形成された出口開口に密接嵌合された出口側排気ガス通路は入口側の前記遮断プレートの近傍まで延びていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の排気ガス浄化装置。
  6. 前記白煙臭気浄化用の酸化触媒は,前記フィルタ内に位置して前記出口側排気ガス通路内に配設されていることを特徴とする請求項5に記載の排気ガス浄化装置。
  7. 前記フィルタの前記入口開口から送り込まれた前記排気ガスは,前記フィルタの外周から内周へと前記フィルタを通過し,前記フィルタの前記内側の円筒体内に位置する前記出口側排気ガス通路の入口側端部から前記出口側排気ガス通路内の前記白煙臭気浄化用の酸化触媒を通って前記排気ガス通路へ排出されることを特徴とする請求項5又は6に記載の排気ガス浄化装置。
  8. 前記フィルタには,前記制御装置で制御されるヒータ電流用変圧器とヒータ通電用リレー,前記フィルタの上流側の前記排気ガス通路の温度を検知するセンサー,圧力を検知するセンサー,並びに前記フィルタの予熱状態,前記エンジン始動状態,前記フィルタの粒子状物質捕集運転,及び前記フィルタの再生運転を表示する表示灯が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の排気ガス浄化装置。
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