JP6808828B2 - 荷重を決定する方法と、このような方法を実施するための液圧式の吊上げ装置用の制御装置 - Google Patents

荷重を決定する方法と、このような方法を実施するための液圧式の吊上げ装置用の制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の上位概念部に記載の特徴を備える、液圧式の吊上げ装置によって持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重を決定する方法と、このような方法を実施するために構成された、液圧式の吊上げ装置のための制御装置と、このような制御装置を備えた液圧式の吊上げ装置とに関する。
液圧式の吊上げ装置で持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重を決定するための冒頭で述べた形式の方法は、欧州特許第1477452号明細書から公知である。手動操作式または液圧式のジブエレメントを備えたクレーンのための上掲の明細書に記載された方法では、クレーンの手動のジブエレメントに取り付けることが望ましい荷物の重さを量るために、まず、サンプリング段階において、クレーンが予め規定された位置にもたらされる。この予め規定された位置は、荷重収容のために適していてよい。したがって、クレーンに取り付けられた手動操作式のジブエレメントでは、完全に引き込まれた液圧式のジブエレメントと完全に走出させた液圧式のジブエレメントとの間にある、液圧式のジブエレメントの特に少なくとも2つの互いに異なる位置のために、メインシリンダにおける圧力測定が実施され、これに基づいて、この予め規定されたクレーン位置のためのパターングラフが生成される。このサンプリング段階は、クレーン製造者において行われる。
別の段階で、手動操作式のジブエレメントに取り付けられた荷重が決定される。このためには、荷重を付けられていないクレーンが、荷重収容のために適している予め規定された位置へともたらされる。メインシリンダ内の圧力測定と、この位置に関連するパターングラフとの比較により、持ち上げるべき荷重の荷重取付け点の走出(腕の長さ)が導かれる。荷重の取付け後に、クレーンに荷重が付けられていない状態で検出された圧力と荷重が付けられた状態で検出された圧力との間の差に基づいて、荷重を決定することができる。
先行技術において公知のこの方法において不都合であるのは、荷重の決定が、原則的に、クレーンの予め規定された位置でしか行うことができないことである。荷重の収容前に、クレーンは、クレーン製造者によってパターングラフが取得された位置へともたらされなければならない。さらにクレーンは、荷重の収容後に、この荷重を決定するために対応する位置に位置していなければならない。さらに荷重の決定は、クレーンの、クレーン製造者によってサンプリング段階の実施、つまりパターングラフの作成が行われた配置構造(装備)でしか行うことができない。したがって、クレーン配置構造またはクレーン装備の変更時に、クレーン製造者によって作成されたパターングラフがもはや荷重の決定のために考慮することができないという事態が発生する。
本発明の課題は、上述の欠点が生じない、液圧式の吊上げ装置によって持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重を決定するための方法を提供することである。
この課題は、請求項1に記載の特徴を備える方法と、このような方法を実施するために構成された制御装置と、このような制御装置を備えた液圧式の吊上げ装置とによって解決される。本発明の有利な実施形態は、従属請求項に定義されている。
たとえば液圧式の荷役用クレーンの形の液圧式の吊上げ装置によって持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重を決定するための冒頭で述べた方法におけるように、吊上げ装置は、まず基準段階において基準位置へともたらされる。この場合、吊上げ装置は、第1の負荷状態にあってよい。
しかし、先行技術から公知の方法とは異なり、本発明に係る方法では、今、基準段階の基準位置において、吊上げ装置に目下作用している力および吊上げ装置の目下の幾何学形状の第1の検出が行われる。吊上げ装置に目下作用している力および吊上げ装置の目下の幾何学形状の検出により、現在のクレーン配置構造またはクレーン装備および吊上げ装置が取っている現在の幾何学形状(位置)を、持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重の決定時に考慮することができる。したがって、吊上げ装置の目下の(第1の)負荷状態も考慮に入れることができる。別の言葉でいうと、持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重は、吊上げ装置の、現在占めている運転パラメータを起点として決定することが可能になる。したがって、たとえば吊上げ装置の、目下の運転時に占めている運転パラメータを、持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重を決定するための出発点として検出することができる。
本発明に係る方法では、これに測定段階が続く。測定段階では、吊上げ装置が第2の負荷状態にあり、吊上げ装置は測定位置にもたらされる。測定位置では、吊上げ装置に目下作用している力および吊上げ装置の目下の幾何学形状の第2の検出が行われる。第1の検出と同様に、持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重の決定は、吊上げ装置の現在占めている運転パラメータを考慮に入れて行うことができる。
吊上げ装置に作用している力および幾何学形状の第1の検出および第2の検出に続く比較段階では、その都度検出された、吊上げ装置に目下作用している力、およびその都度検出された吊上げ装置の目下の幾何学形状の比較により、持ち上げられた荷重が特徴付けられる。検出された力および検出された幾何学形状(位置)の比較は、目下占めている運転パラメータにそれぞれ基づいているので、持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重を極めて正確に特徴付けることができる。したがって、たとえば測定段階は、基準段階の直後に実施することができ、これにより、検出された力の比較段階で生じた差は、吊上げ装置の負荷状態の変更に直接に起因していてよく、その都度検出された幾何学形状またはその都度占めている幾何学形状の変化も、荷重を特徴付けする際に考慮することができる。
したがって、吊上げ装置によって持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重を決定するために、先行技術におけるクレーン製造者により実施すべきサンプリング段階、およびこれに関連した、制限されて使用可能なパターングラフに依存しない。クレーン製造者自体にとって、本発明に係る方法により、サンプリング段階の時間のかかる実施を省略することができる。本発明に係る方法により、たとえば、吊上げ装置の単純な劣化現象および磨耗現象も、この吊上げ装置によって持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重の決定時に考慮することができる。
測定段階の実施を、実質的に、基準段階の実施後に任意に頻繁に行うことができることも排除されていない。
基準位置は、吊上げ装置の自由に選択可能な位置に相当することが規定されている。したがって、方法の実施は、吊上げ装置の実質的に任意の位置を起点として行うことができる。これにより、吊上げ装置を特に基準段階の実施前に予め規定された位置にもたらす必要をなくすことが可能になる。
基本的には、測定位置が、荷重収容後および荷重降ろし後の吊上げ装置の位置に相当すると有利であることがある。測定位置は、荷重の収容または荷重を降ろした直後の吊上げ装置の位置に相当してよい。測定位置は、吊上げ装置の、(場合によってはわずかである)位置変更によって荷重収容または荷重降ろしの直後に生じる位置に相当してもよい。
測定位置が、吊上げ装置の、吊上げ装置の基準位置に接近した位置に相当すると有利であることがある。これにより、検出された力の、比較段階で生じる差異を、持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重による吊上げ装置の負荷状態の変更に大部分で起因するものとすることができる。たとえば、走出の変化による幾何学形状の変化に基づく検出された力の変化は、この場合、小さな割合にしかならない。基準位置への測定位置への接近は、たとえば、吊上げ装置が荷重を収容するかまたは降ろすために基準位置から移動されて、次いで、測定段階を実施するために、吊上げ装置の位置が基準位置に向かう方向に戻されることによって行うことができる。
吊上げ装置の測定位置が、実質的に基準位置に相当すると有利であることがある。これにより、比較段階で生じる、検出された力の差異を、実質的に持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重による吊上げ装置の負荷状態の変更に起因するものとすることができる。
基準位置が、中間位置に接近した位置に相当するとさらに有利であることがある。中間位置は、吊上げ装置の、荷重収容または荷重降ろしのために適している位置である。これは、たとえば吊上げ装置の、持ち上げられた荷重を決定すべき位置が、荷重収容または荷重降ろしのために適していない場合に有利であることがある。これにより、基準位置および測定位置を、荷重収容または荷重降ろしのために適している中間位置から遠ざけることも可能になる。
この場合、基準位置から中間位置への吊上げ装置の移行および中間位置から測定位置への吊上げ装置の移行が、吊上げ装置の、許容範囲内にある位置変更によって行われると有利であることがある。許容範囲内での吊上げ装置の位置変更時に、基準段階で検出された力および検出された幾何学形状を、さらに持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重を決定するために、測定段階で考慮に入れることが可能であってよい。つまり、基準段階の実施後に、吊上げ装置の、許容範囲内にある実質的に任意の位置変更が実施され、この場合に、測定段階の実施前に基準段階を新たに実施することが必要となることはない。この場合、測定段階の実施時に、測定位置は、許容範囲内で基準位置から逸脱していてよい。
第2の負荷状態において吊上げ装置に目下作用している力および吊上げ装置の目下の幾何学形状の検出のための測定段階の各実施前に、第1の負荷状態において吊上げ装置に目下作用している力および目下の幾何学形状の検出のための基準段階が実施されると有利であることがある。換言すると、それぞれ吊上げ装置の荷重収容または荷重降ろし前に、基準段階が実施されることが規定されている。測定段階の実施は、基準段階の実施後にほぼ任意に頻繁に行うことができる。測定段階の実施を、吊上げ装置の、許容範囲内にある位置変更後に、任意に頻繁に行うことができることも排除するべきではない。
吊上げ装置に目下作用している力および吊上げ装置の目下の幾何学形状の検出は、吊上げ装置のその都度の位置および吊上げ装置のその都度の負荷状態のために特徴的なパラメータと、計算モデルを考慮に入れながら行われることが規定されていてよい。特徴的なパラメータは、吊上げ装置に作用している力および吊上げ装置の幾何学形状に対応していてよい。計算モデルにおいて、たとえば吊上げ装置の取り得るかつ現在の配置構造、または装備などの、吊上げ装置に関する情報が保存されていてよい。
吊上げ装置は、鉛直方向の回転軸線を中心として回転可能な少なくとも1つのクレーン支柱と、水平方向の第1の旋回軸線を中心として旋回可能にクレーン支柱に支承されたメインアームとを有していてよい。さらに、吊上げ装置は、メインアームを旋回させるための少なくとも1つのメインシリンダを有しており、この場合、基準段階および測定段階において、水平方向の第1の旋回軸線に関するモーメントが検出される。簡単な場合、たとえば旋回角度およびメインアームの長さならびにメインシリンダ内で検出された圧力を考慮に入れながら、水平方向の第1の旋回軸線に関するモーメントを決定することができる。
吊上げ装置では、この吊上げ装置が、クレーン支柱の回転のための回転機構と、水平方向の第2の回転軸線を中心として旋回可能にメインアームに支承されている、好適には少なくとも1つのクレーン推進アームを備えた屈曲アームと、を有していることがさらに規定されていてよい。吊上げ装置は、さらに屈曲アームを旋回させるための第1の液圧式の屈曲シリンダと、好適には、少なくとも1つのクレーン推進アームを操作するための少なくとも1つの第1の液圧式の推進シリンダとを有している。このような構成は、たとえば関節腕クレーンとして吊上げ装置が構成されている場合に与えられてよい。
吊上げ装置に目下作用している力および吊上げ装置の目下の幾何学形状の検出時に、特徴付けられたパラメータが、少なくとも1つのメインシリンダ内の圧力および/または屈曲シリンダ内の圧力および/または回転機構の回転角度および/またはクレーン支柱に対するメインアームの屈曲角度および/またはメインアームに対する屈曲アームの屈曲角度および/または少なくとも1つのクレーン推進アームの推進位置を少なくとも含むことが規定されていてよい。特徴的なパラメータの適切な選択により、力および幾何学形状を完全にかつ正確に検出することができる。
吊上げ装置が、水平方向に第3の旋回軸線を中心として旋回可能に屈曲アームに支承されている、少なくとも1つのクレーン推進アームを備えた付属屈曲アームをさらに有しているとさらに有利であることがある。この場合、吊上げ装置は、付属屈曲アームを旋回させるための少なくとも1つの第2の液圧式の屈曲シリンダと、少なくとも1つのクレーン推進アームを操作するための第2の液圧式の推進シリンダとをさらに有しており、特徴的なパラメータは、第2の屈曲シリンダ内の圧力および/または屈曲アームに対する付属屈曲アームの屈曲角度および/または付属屈曲アームの少なくとも1つのクレーン推進アームの推進位置とをさらに含んでいる。このような構成は、付属屈曲アームを備えた関節腕クレーンとして吊上げ装置が構成されている場合に与えられてよい。この場合、基準段階および測定段階において、水平方向の第1の旋回軸線に関するモーメントおよび水平方向の第3の旋回軸線に関するモーメントが検出されることが規定されていてよい。しかし、幾何学形状の対応する検出時に、持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重は、水平方向の第1の旋回軸線に関するモーメントの検出のみによっても決定することができる。しかし、水平方向の第3の旋回軸線に関するモーメントの付加的な検出時に、持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重をより正確に特徴付けることが可能となる。
この場合、吊上げ装置がさらに少なくとも1つのジブ延長部を有しており、計算モデルにおいて、少なくとも1つのジブ延長部の付加的な走出が考慮されるとさらに有利であることがある。ジブ延長部に関連するデータは、計算モデルに保存されていてよい。場合によっては手動操作されるこのようなジブ延長部は、吊上げ装置のクレーンアームまたはクレーン推進アームの活動範囲を拡げるために使用することができる。ジブ延長部は、予め規定された角度で、たとえば調節装置によって吊上げ装置のクレーンアームまたはクレーン推進アームに配置可能であってよい。
さらに、吊上げ装置が、この吊上げ装置に、特にクレーン推進アームに配置された少なくとも1つの作業機器を有しており、計算モデルにおいて、作業機器によって引き起こされる付加的な負荷を考慮できると有利なことがある。たとえばロープウィンチのような作業機器を、吊上げ装置の実質的に任意の箇所に配置することができる。しかし、たとえばグラブのような作業機器が、吊上げ装置のクレーン推進アームに配置されていてもよい。作業機器に関連する情報は、計算モデルに保存されていてよいが、このことは必ずしも必要ではない。第1の負荷状態において吊上げ装置に目下作用している力および吊上げ装置の目下の幾何学形状の検出により、作業機器と、場合によっては吊上げ装置における、または吊上げ装置に対するこの作業機器の位置とを、持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重の決定時に考慮することができる。
計算モデルにおいて、吊上げ装置の変形を考慮に入れると有利であることがある。自重および/または持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重により引き起こされる、吊上げ装置の変形は、吊上げ装置の1つの箇所または1つの負荷状態における吊上げ装置の実際の幾何学形状に影響を与えることがある。吊上げ装置の変形を計算モデルにおいて考慮に入れることにより、持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重の決定をより正確に行うことができる。
この場合、計算モデルに、吊上げ装置のクレーン支柱および/またはメインアームおよび/または屈曲アームおよび/または少なくとも1つのクレーン推進アームの変形を考慮に入れると有利なことがあり、これにより吊上げ装置の1つの位置または1つの負荷状態における吊上げ装置の実際の幾何学形状をより良好に特徴付けることができる。これと同様に、液圧式のシリンダのシール摩擦の影響の考慮も、持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重のより正確な決定を可能にすることができる。
計算モデルにおいて、変形は、補正の形で検出された屈曲角度に適用され、かつ/または補正の形で検出された推進位置に適用され、かつ/または、シール摩擦の影響が、補正の形で検出された圧力に適用される。これにより、たとえば吊上げ装置の特定の位置のために生じる変形、および特定の負荷状態または特定の位置のために発生する液圧を、計算モデルにおいて考慮することができる。
さらに、吊上げ装置に目下作用する検出された力および/または検出された屈曲角度および/または検出された推進位置に依存して補正が行われると、さらに有利であることがある。これにより、吊上げ装置の位置または幾何学形状に依存した変形を考慮することができるだけではなく、これらを、(場合によっては組み合わせて)持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重に依存して行うことができる。吊上げ装置の装備または配置構造によって引き起こされる変形も考慮することができる。換言すると、補正自体の大きさは、検出されたパラメータに規定されて依存している。
変形に対する補正が、検出された圧力に線形従属して、かつ/または検出された推進位置に線形従属して行われ、かつ/または、シール摩擦に対する補正が、検出された圧力に反比例して、かつ位置変更の方向に依存して行われると、さらに有利であることがある。
第1の負荷状態が、吊上げ装置によって持ち上げられた荷重を有しない負荷状態に相当し、第2の負荷状態が、持ち上げられた荷重を備えた負荷状態に相当することが規定されていてよい。したがって、基準段階は、持ち上げられた荷重なしに実施され、かつ測定段階は、荷重の上昇が行われた後に実施される。
第1の負荷状態が、吊上げ装置によって持ち上げられた第1の荷重を備えた負荷状態に相当し、第2の負荷状態が、好適には第1の荷重とは異なる、持ち上げられた第2の荷重を備えた負荷状態に相当することを排除するべきではない。したがって、基準段階は、たとえば既に持ち上げられた荷重を有して実施され、測定段階は、部分的に荷重を降ろした後、または付加的に収容した後に行われる。
既に冒頭で述べたように、持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重の決定のための上述のような方法を実施するために構成されている、液圧式の吊上げ装置のための制御装置に対する保護も要求される。
このような制御装置により、第1の運転モードでは、第1の負荷状態で、吊上げ装置の基準位置において、吊上げ装置に目下作用している力および吊上げ装置の目下の幾何学形状の第1の検出のために、基準段階が実施可能であってよい。
制御装置の第2の運転モードでは、第2の負荷状態で、吊上げ装置の測定位置において、吊上げ装置に目下作用している力および吊上げ装置の目下の幾何学形状の第2の測定のために、測定段階が実施可能であってよい。制御装置は、たとえば、第1の運転モードにおける基準段階の実施後に、第2の運転モードに自動的に切り換えられるように構成されていてよい。たとえば、吊上げ装置の位置が、第2の運転モードにおいて、許容範囲内でのみ変更可能であるか、許容範囲から出る前に、対応する警告信号が制御装置によって出力されることが規定されていてよい。
制御装置の第3の運転モードでは、その都度検出された、吊上げ装置に目下作用している力および吊上げ装置のその都度検出された目下の幾何学形状の検出の比較により、持ち上げられた荷重の特徴付けのための比較段階が実施可能であってよい。この場合、たとえば、測定段階の実施後に、第3の運転モードに自動的に切り換えられ、場合によっては比較段階が自動的に実施されることが規定されていてよい。
比較段階において特徴付けられた荷重が、この荷重に対応する単位で、制御装置に通信する表示器に表示可能であると有利であることがある。これにより、たとえば使用者に、使用者にとって自明な単位で、方法によって決定された荷重に関する情報を与えることができる。
既に上述されているように、最終的には、上述したような制御装置を備えた液圧式の吊上げ装置のための保護も要求される。液圧式の吊上げ装置は、車両用の荷役用クレーンとして構成されていてよい。特に有利には、液圧式の吊上げ装置は、関節腕クレーンとして構成されていてもよい。
本発明の別の詳細および利点を、図面に示した実施例に関する図面の説明に基づき以下で詳しく説明する。
図1a〜図1cは、車両上に組み付けられた吊上げ装置の様々な構成を示す側面図である。 図2a〜図2cは、吊上げ装置の様々な構成を示す側面図である。 図3aおよび図3bは、吊上げ装置の様々な構成を示す側面図およびセンサシステムを有する制御装置を示す概略図である。 図4a〜図4cは、上昇工程の経過を示す概略図である。 図5a〜図5cは、上昇工程の経過を示す別の概略図である。 図6aおよび図6cは、上昇工程の経過を示す別の概略図である。 図7aおよび図7bは、吊上げ装置の様々な構成を示す概略図および許容範囲を示す図である。 図8aおよび図8bは、ジブ延長部を備えた吊上げ装置の様々な構成を示す概略図である。 図9aおよび図9bは、作業機器を備えた吊上げ装置の様々な構成を示す概略図である。 図10aおよび図10bは、様々な位置に配置されたそれぞれ1つのロープウィンチを備えた吊上げ装置の様々な構成を示す概略図である。
図1aには、吊上げ装置2の第1の構成が示されている。吊上げ装置2は、荷役用クレーン(Ladekran)または関節腕クレーン(Knickarmkran)として形成されており、車両19上に配置されている。吊上げ装置2は、図示されているように、鉛直方向の第1の軸線v1を中心として回転機構18により回転可能なクレーン支柱3と、水平方向の第1の旋回軸線h1を中心として旋回可能にクレーン支柱3に支承されたメインアーム4と、水平方向の第2の旋回軸線h2を中心として旋回可能にメインアーム4に支承された、少なくとも1つのメイン推進アーム6を備えた屈曲アーム5とを有している。クレーン支柱3に対してメインアーム4を旋回させるために(屈曲角度a1)、液圧式のメインシリンダ15が設けられている。メインアーム4に対する屈曲アーム5の旋回のために(屈曲角度a2)、液圧式の屈曲シリンダ16が設けられている。
図1bには、吊上げ装置2の第2の構成が示されている。図1bに示した吊上げ装置2は、図1aに示した構成の装備に対して付加的に、屈曲アーム5のクレーン推進アーム6に、水平方向の第3の旋回軸線h3を中心として旋回可能に配置され、クレーンアーム10と別のクレーン推進アーム11とを持つ、付属屈曲アーム7を有している。屈曲アーム5に対して付属屈曲アーム7を旋回させるために(屈曲角度a3)、屈曲シリンダ17が設けられている。
図1cには、吊上げ装置2の第3の構成が示されている。図1cに示した吊上げ装置2は、図1bに示した構成の配置構造に対して付加的に、水平方向の第4の旋回軸線a4を中心として旋回可能に付属屈曲アーム7のクレーン推進アーム11に配置された、別の付属屈曲アーム12を有している。付属屈曲アーム7に対して別の付属屈曲アーム12を旋回させるために(屈曲角度a4)、屈曲シリンダ20が設けられている。
図示した全ての構成は、自明の事ながら回転機構18を有していてよい。
図2a〜図2cには、図1a〜図1cに示したように形成された吊上げ装置2の詳細図がそれぞれ示されている。
図3aには、図1aまたは図2aに示した吊上げ装置2の構成が示されている。さらに、吊上げ装置2によって持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重21(図3aには図示せず。荷重(荷物)21については、たとえば図4、図5または図6を参照)を決定する方法を実施するために構成されている制御装置1の概略図が示されている。制御装置1は、吊上げ装置2に取り付けられたセンサシステムの信号を供給することができる複数の信号入力部を有している。さらに、制御装置1は、記憶装置9を有しており、この記憶装置9内に、たとえば制御装置1の複数の運転モードおよび計算モデルに関するプログラムデータならびに入力した信号を記憶することができる。さらに制御装置1は、計算ユニット8を有しており、この計算ユニット8を用いて、入力した信号と、記憶装置9内に保存されたデータとを処理することができる。制御装置1は、表示器22に通信していてもよい。表示器22と制御装置1との通信は、ケーブル接続でかつ/またはワイヤレスで行うことができる。吊上げ装置2の幾何学形状を検出するためのセンサシステムは、図3aに示した構成では、その都度の回転角度d1aを検出するための回転角度センサd1と、クレーン支柱3に対するメインアーム4の屈曲角度a1を検出するための屈曲角度センサk1と、メインアーム4に対する屈曲アーム5の屈曲角度a2を検出するための屈曲角度センサk2と、クレーン推進アーム6の推進位置を検出するための推進位置センサs1とを備えている。吊上げ装置2に作用している力を検出するために、メインシリンダ15内の液圧p1aを検出するための圧力センサp1と、屈曲シリンダ16内の液圧p2aを検出するための圧力センサp2とが設けられている。
図3bには、図3aと同様に、図1bまたは図2bに示した吊上げ装置2の構成が示されている。吊上げ装置2の配置構造は、図示されているように、屈曲アーム5のクレーン推進アーム6に配置された付属屈曲アーム7を有している。吊上げ装置2の負荷状態のために特徴的なパラメータを検出するための付加的なセンサシステムとして、屈曲アーム5に対する付属屈曲アーム7の屈曲角度a3を検出するための屈曲角度センサk3と、別のクレーン推進アーム11の推進位置を検出するための推進位置センサs2と、屈曲シリンダ17内の液圧p3bを検出するための圧力センサp3とが設けられている。
図1cまたは図2cに示した吊上げ装置2および制御装置1から成る、図3aおよび図3bに示したアセンブリの類似の構成も、同じく可能である。
しかし、吊上げ装置2によって持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重21を決定する上述のような方法では、図3aに対して付加的なこのセンサシステムは、付属屈曲アーム7を備えた吊上げ装置2の形成時には必ずしも必要ではない。なぜならば、(場合によっては付属屈曲アーム7の既知の走出時に)原則的には水平方向の第1の旋回軸線h1に関するモーメントの決定により、持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重21を決定することができるからである。しかし、付加的なセンサシステムと、このセンサシステムにより供給される測定値またはパラメータの考慮、特に水平方向の第3の旋回軸線h3に関するモーメントの、これにより可能となる付加的な決定は、決定の精度(測定精度)を高めるために役立つことができる。
図4a〜図4cには、吊上げ装置2による荷重収容の経過(または反対の順番での荷重降ろしの経過)が示されている。吊上げ装置2の、図4aに示した位置は、基準位置に相当し、吊上げ装置2の実質的に自由に選択可能な位置が基準位置として働くことができる。吊上げ装置2の負荷状態に特徴的なパラメータから、荷重収容の図示の経過では、専ら屈曲アーム5の、推進位置センサs1によって測定された推進位置と、メインシリンダ15内の、圧力センサp1によって測定された液圧とが観察される。基準位置において、クレーン推進アーム6の第1の推進位置x1aおよび第1の液圧p1aが測定されて、制御装置1(図示せず)の記憶装置8に保存される。このために、制御装置1は、吊上げ装置2に目下作用している力および吊上げ装置2の目下の幾何学形状の第1の検出のための第1の運転モードを有している。
いまや、吊上げ装置は、幾何学形状の変更によって、ここでは屈曲アーム5のクレーン推進アーム6を第2の推進位置x1bへと出走させることによって、この基準位置から中間位置へともたらされる。中間位置は、図示されているように、荷重21を収容するために適している。基本的には、吊上げ装置2の、図4bに示した位置が、(荷重21の上昇前に)基準位置として働くことも当然ながら可能である。中間位置では、クレーン推進アーム6の第2の推進位置x1bおよび第2の液圧p1bが測定されて、同様に制御装置1(図示せず)の記憶装置8に保存される。これは、一般に、制御装置1がそのために適している運転モードにある中間段階における全ての持ち上げ工程のために行うことができる。中間位置では、今、荷重21が吊上げ装置2に取り付けられて、場合によっては上昇させられる。原則的には、既にこの時点で持ち上げられた荷重21の決定を行うことができる。
幾何学形状の変更によって、ここでは荷重21の上昇後にクレーン推進アーム6を第3の推進位置x1cへと走入させることによって、吊上げ装置2は、中間位置から測定位置へともたらされる。測定位置は、図示されているように、基準位置に接近している。基準段階において検出された、吊上げ装置2に目下作用している力および吊上げ装置2の目下の幾何学形状のために特徴的なパラメータを、持ち上げられた荷重21の決定のために考慮することができるように、吊上げ装置2の位置変更または幾何学形状の変更は、許容範囲内になければならないことが規定されていてよい。許容範囲は、許容可能な最大の推進位置変更および/または許容可能な最大の屈曲角度の変更に適用することができる(たとえば図7aおよび図7bを参照)。
図4cでは、吊上げ装置2が、荷重21の上昇後に測定位置に位置している。この測定位置では、いまや、クレーン推進アーム6の第3の推進位置x1cおよび第3の液圧p1cが測定されて、制御装置1(図示せず)の記憶装置8に保存される。このために、制御装置1は、吊上げ装置2に目下作用している力および吊上げ装置2の目下の幾何学形状の第2の検出のための第2の運転モードを有している。
制御装置1が第3の運転モードにある比較段階では、いまや、その都度検出された吊上げ装置2に目下作用している力およびその都度検出された吊上げ装置2の目下の幾何学形状の比較により、持ち上げられた荷重21の特徴付けが行われる。吊上げ装置2に目下作用している力および吊上げ装置の目下の幾何学形状の検出は、一般に、有利には、吊上げ装置2のその都度の位置および吊上げ装置2のその都度の負荷状態のために特徴的なパラメータ(たとえば、圧力、推進位置、屈曲角度、および場合によっては配置構造に関する追加データ)と、制御装置1の記憶装置8に保存された計算モデルとをそれぞれ考慮しながら行う。
図5a〜図5cには、吊上げ装置2による荷重収容の別の経過(または反対の順番での荷重降ろしの経過)が示されている。吊上げ装置2による荷重21の荷重収容は、図示されているように、メインアーム4に対する屈曲アーム5の旋回によって行われる。吊上げ装置2の負荷状態のために特徴的なパラメータから、荷重収容のための図示の経過において、専ら屈曲アーム5の、屈曲角度センサk2によって測定された屈曲角度と、メインシリンダ15内の、圧力センサp1によって測定された液圧とが観察される。
図5aに示した基準位置では、屈曲アーム5の第1の屈曲角度位置a21および第1の液圧p1aが測定されて、制御装置1(図示せず)の記憶装置8に保存される(基準段階、第1の運転モードの制御装置1)。幾何学形状の変更、ここでは屈曲アーム5の旋回により、吊上げ装置2は、図5bに示した中間位置へともたらされる。中間位置では、屈曲アーム5の第2の屈曲角度位置a22と第2の液圧p1bとが測定され、同様に制御装置1(図示せず)の記憶装置8に保存される。上述したように、ここでも吊上げ装置2の図5bに示した位置は、基準位置として働くことができる。別の幾何学形状の変更、ここではやはり屈曲アーム5の旋回により、吊上げ装置2は、図5cに示した測定位置へともたらされる。これにより、荷重21の上昇も行われる。測定位置では、今、屈曲アーム5の第3の屈曲角度位置a23および第3の液圧p1cが測定されて、制御装置1(図示せず)の記憶装置8に保存される(測定段階、第2の運転モードの制御装置1)。これに続く比較段階(第3の運転モードの制御装置1)では、同様に制御装置1により、持ち上げられた荷重21を特徴付けることができる。
図6aおよび図6bには、吊上げ装置2による荷重収容の別の経過(または反対の順番での荷重降ろしの経過)が示されている。吊上げ装置は、屈曲アーム5に配置された、ロープウィンチの形の付加的な作業機器14を有している。吊上げ装置2による荷重21の荷重収容は、ロープウィンチの形の作業機器14によって行われる。吊上げ装置2の負荷状態のために特徴的なパラメータから、荷重収容の図示の工程では、専らメインシリンダ15内の、圧力センサp1によって測定された液圧と、屈曲シリンダ17内の、圧力センサp3によって測定された液圧とが観察される。図6aでは、吊上げ装置2が、基準位置にある。この基準位置は、既に荷重収容のために適している。図6bでは、吊上げ装置2が、荷重収容が行われた後に、測定位置に位置している。測定位置は、図示されているような場合、実質的に基準位置に相当する。基準段階において記録された圧力p1a、p3aと、測定段階で記録されたp1b,p3bとの比較により、(幾何学形状が十分に特定されている場合)、吊上げ装置2の負荷変更を推測することができ、これにより持ち上げられた荷重21を特徴付けることができる。
基本的には、上記で説明した方法によって、吊上げ装置2によって持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重の決定が、幾何学形状の変更の任意の組み合わせにおいて、特に説明された図面に示された幾何学形状の変更の任意の組み合わせにおいて可能である。
図4,図5および図6では、吊上げ装置2の図示した位置のために、その都度、目下の幾何学形状の検出、つまり特に目下の幾何学形状に関連する特徴的なパラメータ(たとえば回転角度、屈曲角度および推進位置)の検出が行われることは自明である。(しばしばジブとも呼ばれる)付属屈曲アーム7を備えた吊上げ装置2の構成では、この付属屈曲アーム7のために検出された特徴的なパラメータも、持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重21の決定のために考慮に入れることができる。
図7aおよび図7bでは、手動で操作可能であり静的に配置されたジブ延長部13を備えた吊上げ装置2の概略的な構成がそれぞれ示されている。
図7aに示した構成では、ジブ延長部13が屈曲アーム5に配置されている。ジブ延長部13は、屈曲アーム5に旋回可能に配置されていてよく、ジブ延長部13の屈曲角度は、屈曲角度センサk3によって検出することができる。ジブ延長部13の付加的な走出に関する情報は、制御装置1の記憶装置8に保存することができ、持ち上げるべき荷重または持ち上げられた荷重21の決定時に考慮に入れることができる。さらに図7aでは、破線で示唆した、屈曲アーム5の推進位置変更のための許容範囲と、ジブ延長部13の屈曲角度変更の許容範囲とがそれぞれ図示されている。
図7bに示した構成では、ジブ延長部13が屈曲アーム5に配置された付属屈曲アーム7に配置されている。ジブ延長部13は、付属屈曲アーム7に旋回可能に配置されていてよく、この場合、ジブ延長部13の屈曲角度は、屈曲角度センサk4によって検出することができる。図7bでは、同様に破線で示唆した、屈曲アーム5の推進位置変更、付属屈曲アーム7の推進位置変更、ならびにジブ延長部13の屈曲角度変更のための許容範囲がそれぞれ図示されている。
吊上げ装置2の特に有利な構成では、許容範囲が実質的に吊上げ装置2の全運動範囲を含んでいてよい。
図8aおよび図8bには、吊上げ装置2の、図7aおよび図7bと類似の構成が示されている。しかし、ジブ延長部13は、予め規定された不変の屈曲角度で屈曲アーム5または付属屈曲アーム7に取り付けられている。
図9aおよび図9bには、たとえばグラブの形で配置された作業機器14を備えた吊上げ装置2の構成がそれぞれ示されている。図9aでは、作業機器14が屈曲アーム5に配置されており、図9bでは、作業機器14が付属屈曲アーム7に配置されている。場合によっては、作業機器14を支持しているクレーンアームに対する作業機器14の角度位置が検出されて、持ち上げられた荷重21の決定時に考慮することができる。上述した方法の際に、基準段階および測定段階において、吊上げ装置2の、作業機器14によって引き起こされた負荷が検出されるので、この負荷を計算モデルにおいて考慮に入れることができる。
図10aおよび図10bには、ここではロープウィンチの形で配置された作業機器14と、吊上げ装置2によって持ち上げられた荷重21とを備えた吊上げ装置2の構成がそれぞれ示されている。図10aでは、作業機器14が屈曲アーム5に配置されており、図10bでは、作業機器14がメインアーム4に配置されている。上述の方法では基準段階ならびに測定段階において、吊上げ装置2の、作業機器14によって引き起こされる負荷が検出されるので、吊上げ装置2における作業機器14の位置とは実質的に関係なしに、この負荷を計算モデルにおいて考慮に入れることができる。
したがって、吊上げ装置2によって持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重21の決定の機能性は、吊上げ装置2の装備または配置構造によって制限されない。
1 制御装置
2 吊上げ装置
3 クレーン支柱
4 メインアーム
a1、a2、a3、a4 屈曲角度
5 屈曲アーム
6 クレーン推進アーム
7 付属屈曲アーム
s1、s2 推進位置センサ
x1a、x2b、x3c 推進位置
p1、p2、p3 圧力センサ
p1a、p1b、p1c 圧力
p3a、p3b 圧力
8 記憶装置
9 計算ユニット
k1、k2,k3,k4 屈曲角度センサ
d1 回転角度センサ
a21、a22、a23 屈曲角度
d1a 回転角度
10 クレーンアーム
11 クレーン推進アーム
12 付属屈曲アーム
13 ジブ延長部
14 作業機器
15 メインシリンダ
16、17、20 屈曲シリンダ
18 回転機構
19 車両
22 表示器
h1、h2、h3 水平方向の旋回軸線
v1 鉛直方向の旋回軸線
21 荷重

Claims (31)

  1. 液圧式の吊上げ装置(2)によって持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重(21)を決定する方法であって、前記持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重(21)を決定するために、前記吊上げ装置(2)を、基準段階において、前記吊上げ装置(2)の第1の負荷状態で基準位置へもたらす、方法において、
    前記基準位置において、前記吊上げ装置(2)に目下作用している力および前記吊上げ装置(2)の目下の幾何学形状の第1の検出を行い、前記基準位置は、前記吊上げ装置(2)の自由に選択可能な位置に相当し、
    測定段階において、前記吊上げ装置(2)を第2の負荷状態で測定位置にもたらし、前記測定位置で、前記吊上げ装置(2)に目下作用している力および前記吊上げ装置(2)の目下の幾何学形状の第2の検出を行い、
    比較段階において、その都度検出された前記吊上げ装置(2)に目下作用している力およびその都度検出された前記吊上げ装置の目下の幾何学形状の比較により、前記持ち上げられた荷重(21)を特徴付ける、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記測定位置が、荷重収容後または荷重降ろし後の前記吊上げ装置(2)の位置に相当する、請求項1記載の方法。
  3. 前記測定位置が、前記吊上げ装置(2)の、前記吊上げ装置(2)の前記基準位置に接近した位置に相当する、請求項1または2記載の方法。
  4. 前記吊上げ装置(2)の前記測定位置が、前記基準位置に実質的に相当する、請求項1から3までの少なくともいずれか1項記載の方法。
  5. 前記基準位置が、前記吊上げ装置(2)の、荷重収容または荷重降ろしのために適した位置である中間位置に接近した位置に相当する、請求項1から4までの少なくともいずれか1項記載の方法。
  6. 前記吊上げ装置(2)の前記基準位置から前記中間位置への移行、および前記吊上げ装置(2)の前記中間位置から前記測定位置への移行を、前記吊上げ装置(2)の許容範囲内にある位置変更により行う、請求項5記載の方法。
  7. 前記第2の負荷状態において前記吊上げ装置(2)に目下作用している力および前記吊上げ装置(2)の目下の幾何学形状を検出するための前記測定段階の各実施前に、前記第1の負荷状態において前記吊上げ装置(2)に目下作用している力および前記吊上げ装置(2)の目下の幾何学形状を検出するための前記基準段階を実施する、請求項1から6までの少なくともいずれか1項記載の方法。
  8. 前記吊上げ装置(2)に目下作用している力および前記吊上げ装置(2)の目下の幾何学形状の検出を、前記吊上げ装置(2)のその都度の位置および前記吊上げ装置(2)のその都度の負荷状態のために特徴的なパラメータおよび計算モデルを考慮しながら行う、請求項1から7までの少なくともいずれか1項記載の方法。
  9. 前記吊上げ装置(2)は、鉛直方向の回転軸線(v1)を中心として回転可能な少なくとも1つのクレーン支柱と、水平方向の第1の旋回軸線(h1)を中心として旋回可能に前記クレーン支柱(3)に支承されたメインアーム(4)とを有しており、前記吊上げ装置(2)は、前記メインアーム(4)を旋回させるための少なくとも1つの液圧式のメインシリンダ(15)をさらに有しており、前記基準段階および前記測定段階において、前記水平方向の第1の旋回軸線(h1)に関するモーメントを検出する、請求項1から8までの少なくともいずれか1項記載の方法。
  10. 前記吊上げ装置(2)が、前記クレーン支柱(3)を回転させるための回転機構(18)と、水平方向の第2の回転軸線(h2)を中心として旋回可能に前記メインアーム(4)に支承された、屈曲アーム(5)とを有しており、前記吊上げ装置(2)は、前記屈曲アーム(5)を旋回させるための第1の液圧式の屈曲シリンダ(16)をさらに有している、請求項9記載の方法。
  11. 前記特徴的なパラメータが、少なくとも、前記少なくとも1つのメインシリンダ(15)内の圧力および/または前記屈曲シリンダ(16)内の圧力および/または前記回転機構(18)の回転角度および/または前記クレーン支柱(3)に対する前記メインアーム(4)の屈曲角度(a1)および/または前記メインアーム(4)に対する前記屈曲アーム(5)の屈曲角度(a2)および/または前記少なくとも1つのクレーン推進アーム(6)の推進位置を含む、請求項8を引用する請求項9または10のいずれかに記載の方法。
  12. 前記吊上げ装置(2)が、水平方向の第3の旋回軸線(h3)を中心として旋回可能に前記屈曲アーム(5)に支承された、少なくとも1つのクレーン推進アーム(11)を備えた付属屈曲アーム(7)をさらに有しており、前記吊上げ装置(2)は、前記付属屈曲アーム(7)を旋回させるための少なくとも1つの第2の液圧式の屈曲シリンダ(17)をさらに有しており、前記特徴的なパラメータが、前記第2の屈曲シリンダ(17)内の圧力および/または前記屈曲アーム(5)に対する前記付属屈曲アーム(7)の屈曲角度(a3)および/または前記付属屈曲アーム(7)の前記少なくとも1つのクレーン推進アーム(11)の推進位置をさらに含み、前記基準段階および前記測定段階において、前記水平方向の第1の旋回軸線(h1)に関するモーメントおよび前記水平方向の第3の旋回軸線(h3)に関するモーメントを検出する、請求項8から11までの少なくともいずれか1項記載の方法。
  13. 前記吊上げ装置(2)が、クレーン推進アーム(6,11)に、配置された少なくとも1つのジブ延長部(13)をさらに有しており、前記計算モデルにおいて、前記少なくとも1つのジブ延長部(13)の付加的な走出を考慮に入れる、請求項8から12までの少なくともいずれか1項記載の方法。
  14. 前記吊上げ装置(2)が、該吊上げ装置(2)に、特にクレーン推進アーム(6,11)に配置された少なくとも1つの作業機器(14)をさらに有しており、前記計算モデルにおいて、前記作業機器(14)によって引き起こされる付加的な負荷を考慮に入れる、請求項8から13までの少なくともいずれか1項記載の方法。
  15. 前記計算モデルにおいて、前記吊上げ装置(2)の変形を考慮に入れる、請求項8から14までの少なくともいずれか1項記載の方法。
  16. 前記計算モデルにおいて、前記クレーン支柱(3)および/または前記メインアーム(4)および/または前記屈曲アーム(5)および/または前記付属屈曲アーム(7)および/または前記吊上げ装置(2)の前記少なくとも1つのクレーン推進アーム(6,11)および/または前記少なくとも1つのジブ延長部(13)の変形、および/または、前記液圧式のシリンダ(15,16,17,20)のシール摩擦の影響を考慮に入れる、請求項9から15までの少なくともいずれか1項記載の方法。
  17. 前記計算モデルにおいて、前記変形を、補正の形で検出された屈曲角度に適用し、かつ/または補正の形で検出された推進位置に適用し、かつ/または前記シール摩擦の影響を補正の形で検出された圧力に適用する、請求項16記載の方法。
  18. 前記補正を、検出された、前記吊上げ装置(2)に目下作用している力および/または検出された屈曲角度および/または検出された推進位置に関連して行う、請求項17記載の方法。
  19. 前記変形に対する前記補正を、前記検出された圧力に線形従属して、かつ/または前記検出された推進位置に線形従属して行い、かつ/または前記シール摩擦に対する補正を、前記検出された圧力に対して反比例して、かつ位置変更の方向に依存して行う、請求項17または18記載の方法。
  20. 前記第1の負荷状態は、前記吊上げ装置(2)によって持ち上げられた荷重(21)なしの負荷状態に相当し、前記第2の負荷状態は、持ち上げられた荷重(21)を備えた負荷状態に相当する、請求項1から19までの少なくともいずれか1項記載の方法。
  21. 前記第1の負荷状態が、前記吊上げ装置(2)によって持ち上げられた第1の荷重(21)を備えた負荷状態に相当し、前記第2の負荷状態が、持ち上げられた第2の荷重(21)を備えた負荷状態に相当する、請求項1から19までのいずれか1項記載の方法。
  22. 持ち上げられた荷重または持ち上げるべき荷重を決定するための請求項1から21までの少なくともいずれか1項記載の方法を実施するために形成されている液圧式の吊上げ装置(2)用の制御装置(1)であって、該制御装置(1)により、
    第1の運転モードでは、第1の負荷状態で、前記吊上げ装置(2)の基準位置において、前記吊上げ装置(2)に目下作用している力および前記吊上げ装置(2)の目下の幾何学形状の第1の検出のために、基準段階が実施可能であり、前記基準位置は、前記吊上げ装置(2)の自由に選択可能な位置に相当し、
    第2の運転モードでは、第2の負荷状態で、前記吊上げ装置(2)の測定位置において、前記吊上げ装置(2)に目下作用している力および前記吊上げ装置(2)の目下の幾何学形状の第2の検出のために、測定段階が実施可能であり、
    第3の運転モードでは、その都度検出された前記吊上げ装置(2)に目下作用している力およびその都度検出された前記吊上げ装置(2)の目下の幾何学形状の比較により、前記持ち上げられた荷重(21)を特徴付けるための比較段階が実施可能である、
    制御装置(1)。
  23. 前記比較段階において特徴付けられた荷重(21)が、前記荷重(21)に対応する単位で、前記制御装置と通信する表示器に表示可能である、請求項22記載の制御装置。
  24. 請求項22または23記載の制御装置(1)を備えた液圧式の吊上げ装置(2)。
  25. 前記液圧式の吊上げ装置(2)は、液圧式の荷役用クレーンである、請求項1または22記載の方法。
  26. 前記屈曲アーム(5)は、少なくとも1つのクレーン推進アーム(6)を備え、前記吊上げ装置(2)は、前記少なくとも1つのクレーン推進アーム(6)を操作するための少なくとも1つの第1の液圧式の推進シリンダをさらに有している、請求項10記載の方法。
  27. 前記ジブ延長部(13)は、クレーン推進アーム(6,11)上に、予め規定された角度で配置されている、請求項13記載の方法。
  28. 前記持ち上げられた第2の荷重(21)は、前記第1の荷重(21)とは異なる、請求項21記載の方法。
  29. 前記液圧式の吊上げ装置(2)は、液圧式の荷役用クレーンである、請求項22記載の制御装置(1)。
  30. 請求項22または23記載の制御装置(1)を備えた車両(19)用の荷役用クレーン。
  31. 請求項22または23記載の制御装置(1)を備えた関節腕クレーン。
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