JP6808340B2 - レンズ制御装置、制御方法 - Google Patents

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    • H04N23/675Focus control based on electronic image sensor signals comprising setting of focusing regions

Description

本発明は、カメラ等の光学機器に用いられるフォーカスレンズを制御するレンズ制御装置及びその制御方法に関するものである。
ズーム中のフォーカスレンズの駆動の制御に関する従来技術として、ズームレンズの位置に応じたフォーカスレンズの位置を示すデータであるカム軌跡データを用いてフォーカスレンズの駆動を制御する技術が知られている。この技術では、繰り返し取得した焦点検出結果とズームレンズのレンズ位置とに応じて、どのカム軌跡データに基づいてフォーカスレンズを駆動するかを繰り返し決定し、決定したカム軌跡データに基づいてフォーカスレンズを駆動する。
特許文献1では、レンズ制御装置がカム軌跡データを有しているとともに、被写体までの距離を測定する手段を有し、被写体までの距離に応じて当該データの範囲を限定し、フォーカスレンズの駆動を制御する技術を開示している。また、特許文献2では、カム軌跡データを有しているとともに、撮像素子から繰り返し取得した信号に基づき繰り返し焦点検出を行っており、当該焦点検出の結果と当該データに基づいて、フォーカスレンズの駆動を制御する技術を開示している。
特開2013−130827号公報 特開2012−255910号公報
ズーム中にカム軌跡データに基づいてフォーカスレンズの駆動を制御する場合において、焦点状態の変化が目立たないように制御することが望ましい。したがって、ある程度フォーカスレンズの応答性を下げるよう駆動を制御することが考えられる。しかしながら、応答性を下げてしまうと、ズーム倍率の変化に対する焦点検出の回数が少ない場合には、合焦位置へのフォーカスレンズの駆動が間に合わなくなり、像ボケが大きく目立ってしまう場合がある。例えば一定条件下でズーム速度が高い場合はズーム速度が低い場合と比較して、ズーム倍率の変化に対する焦点検出の回数が少ない。また、一定条件下で撮像素子のフレームレートが低い場合も、撮像素子から繰り返し取得した信号を用いて焦点検出する場合においては、繰り返し焦点検出する周期が短くなるため、ズーム倍率の変化に対する焦点検出の回数が少ない。
そこで、本発明は、例えばカム軌跡データ等に基づいてフォーカスレンズの駆動を制御する場合において、焦点状態の変化が目立たないようフォーカスレンズの駆動を制御することができるレンズ制御装置を提供することを目的とする。また、その制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、デフォーカス量を補正し補正デフォーカス量を取得する補正手段と、目標ズームレンズ位置を取得する目標ズームレンズ位置取得手段と、被写体距離ごとにズームレンズの位置に応じたフォーカスレンズの位置を示すデータ、前記補正デフォーカス量及び前記目標ズームレンズ位置に基づいて目標フォーカスレンズ位置を取得する目標フォーカスレンズ位置取得手段と、を有し、前記補正手段は、ズーム速度が大きい場合にはズーム速度が小さい場合よりも前記補正デフォーカス量が大きくなるように補正するよう構成したことを特徴とする。
本発明によれば、例えばカム軌跡データ等に基づいてフォーカスレンズの駆動を制御する場合において、焦点状態の変化が目立たないようフォーカスレンズの駆動を制御することができる。
撮像装置の構成を示すブロック図である。 撮像素子の画素構成を示す図である。 AFエリアを示す図である。 AFエリアから得られる像信号を示す図である。 相関量波形を示す図である。 相関変化量波形を示す図である。 ピントずれ量を算出する方法を示す図である。 2像一致度を算出する方法を示す図である。 デフォーカス量を算出するフローチャートである。 有効デフォーカス量を算出するフローチャートである。 ズームレンズ/フォーカスレンズの制御を示すフローチャートである。 フォーカスレンズの移動目標位置の設定処理のフローチャートである。 目標カム軌跡データの設定方法を説明する図である。 ズームレンズ、およびフォーカスを駆動させる動作を説明するフローチャートである。 実施例2におけるフレームレートと係数との関係を説明する図である。 実施例3におけるフォーカスレンズの移動目標位置の設定を示すフローチャートである。 実施例3の目標カム軌跡データの設定方法を示す図である。 カム軌跡データを表す図である。
[実施例1]
図1には、本発明を適用したビデオカメラ(撮像装置)の構成を示している。なお、本発明は、デジタルスチルカメラ等の他の撮像装置で動画を撮影する場合においても適用することができる。
撮影光学系は第1固定レンズ101、ズームレンズ102、絞り103、第2固定レンズ104及びフォーカスコンペンセータレンズ(以下、フォーカスレンズ105と称する)を備えている。ズームレンズ102は光軸方向に移動して変倍を行う。
撮像素子106は光電変換素子であり、例えばCMOSセンサやCCDセンサである。撮像素子106は、各画素部が2つのフォトダイオードフォトダイオードA及びフォトダイオードB)を有している(図2)。光束をマイクロレンズで分離し、この2つのフォトダイオードで結像することで、画像信号とAF信号の2つの信号を取り出すことができる。実施例1では、画像信号は2つのフォトダイオードの信号を加算した信号(A+B)である。記録装置115に記録する画像及びディスプレイ(不図示)に表示するための画像は画像信号に基づいて生成される。実施例1では、AF信号は2つのフォトダイオードのそれぞれから取得した個々の信号(A、B)である。AF信号処理部109はAF信号を基に生成された一対の像信号に対して相関演算を行い、像ずれ量や各種信頼性情報を算出する。このように、撮像素子106の信号を用いて焦点検出を行う方法が、いわゆる撮像面位相差方式の焦点検出である。実施例1の焦点検出は、像ずれ量に基づいてデフォーカス量を算出することである。詳しくは後述する。
撮像素子106から読み出された画像信号及びAF信号は、サンプリング及びゲイン調整のためにCDS/AGC回路107に入力される。CDS/AGC回路107は処理した画像信号をカメラ信号処理部108に、AF信号をAF信号処理部109に出力する。
AF信号処理部109(焦点検出手段)はCDS/AGC回路107から取得したAF信号から生成された一対の像信号に対して相関演算を行い、デフォーカス量、信頼性情報(二像一致度、二像急峻度、コントラスト情報、飽和情報、キズ情報等)を算出する。AF信号処理部109は算出したデフォーカス量と、信頼性情報をマイクロプロセッサ116へ出力する。また、マイクロプロセッサ116は、取得したデフォーカス量や信頼性情報を基に、これらを算出するための設定の変更をAF信号処理部109の制御に反映する。
ステッピングモータ駆動回路110bは、ズームレンズ102を駆動させる駆動源であるステッピングモータ110aを駆動させる。ステッピングモータ110aには、出力軸である送りねじ軸110cが噛み合っている。ステッピングモータ110aが駆動され、送りねじ軸が回転することにより、送りねじ軸110cとラック110dとの噛み合い作用によって、ズームレンズが光軸方向(図中の矢印方向)に駆動される。
ステッピングモータ110aによりズームレンズ102を目標位置に駆動する場合、まず撮像装置100の起動時にレンズを位置制御上の基準となる位置(以下、基準位置と称する)にセットする。基準位置から目標位置まで移動させるために必要なパルス数の駆動信号をステッピングモータ110aに入力する。このため、撮像装置100には、ズームレンズ102がそれぞれ基準位置に位置しているか否かを検出するための基準位置センサ(不図示)が設けられている。
フォーカス駆動回路111は、駆動源を有しており、フォーカスレンズ105を目標位置に駆動させる。フォーカスレンズ105の保持枠(不図示)には、フォーカスレンズ105の位置を検出するための位置スケール114bが固定されており、位置スケール114bと対向する箇所に、位置センサ114aが固定されている。位置スケール114bには光軸方向に磁気パターン、光反射パターン等のスケールパターンが生成されており、位置センサ114aがスケールの位置に応じた磁気信号、光反射信号などを読み取ることで、フォーカスレンズ105の光軸方向の位置を検出する。フォーカスレンズ105はボイスコイルモータ(VCM)で駆動するものとして例示しているが、DCモータなど他の形式のアクチュエータを用いることもできる。また、フォーカスレンズ105の駆動源にステッピングモータを用いて、フォーカスレンズ保持枠につけられた位置センサ114a、および位置スケール114bを省略しても良い。ステッピングモータをフォーカスレンズ105の駆動源として用いる場合には、パルスカウントを位置情報として用いる。
マイクロプロセッサ116は、ズーム操作部118、および、電源スイッチ(不図示)、録画スイッチ(不図示)等のスイッチからの入力に応じて、撮像装置100の動作全体の制御を行う。マイクロプロセッサ116に設けられたメモリ117には、ズームレンズ102の基準位置に対する望遠側と広角側の位置(テレ端およびワイド端)が、ズームレンズ位置のデータとして記憶されている。
また、メモリ117は、ズームレンズ102の位置の変化に対するフォーカスレンズ105の合焦位置の変化を示す合焦カム軌跡を、被写体距離ごとに記憶したカム軌跡データを有する。実施例1のカム軌跡データは、ズーム位置に応じたフォーカスレンズの目標位置を、複数のカム軌跡で表わしたデータである。また、メモリ117はフォーカスレンズ105の制御分解能等のレンズユニット固有のデータを記憶している。
ステッピングモータ110aは、ステッピングモータ駆動回路110bに入力されるマイクロプロセッサ116からの正逆信号に応じて駆動される。また、フォーカス駆動回路111は、マイクロプロセッサ116からの制御信号により駆動される。つまり、撮影光学系のズーム動作および合焦動作は、ビデオカメラなどで一般的に用いられているカム軌跡データ(図18)を利用したいわゆる電子カム方式によりフォーカス駆動回路111を制御することによって行われる。
絞り103は、ガルバノ方式のアクチュエータ(不図示)を含む絞り駆動回路113と、当該アクチュエータにより開閉駆動される絞り羽根と、絞り開閉状態を検出する位置検出素子112(ホール素子)を有する。
撮像素子106が光電変換した電気信号は、CDS/AGC回路107で処理されたのち、カメラ信号処理部108に入力される。カメラ信号処理部108は、入力された電気信号から画像信号を記録装置115に送る。記録装置115は、動画や静止画を記録する。記録媒体としては半導体メモリ、磁気テープ、DVD(Digital Versatile Disk)が用いられる。
マイクロプロセッサ116は、入力された輝度信号成分が常に適正値になるように絞り駆動回路113をフィードバック制御する。この際、マイクロプロセッサ116には、ホール素子112からの出力が増幅され、さらにA/D変換回路(不図示)によりアナログ信号からデジタル信号に変換されて絞りの開閉状態を示す情報として入力される。マイクロプロセッサ116は、ホール素子112からの情報に基づいて、輝度信号成分が常に適正値になるように絞り駆動回路113に信号を送り、絞り103を制御する。マイクロプロセッサ116からは、絞りを所定の開閉状態に固定するための信号を絞り駆動回路113に送ることもできる。
[2像一致度の算出方法]
次に、図3から図9を用いてAF信号処理部109で行われる処理について説明する。
図3は焦点検出処理に用いる像信号を取得する撮像素子106上の領域の一例を表した図である。AFエリア302及び相関演算のためのシフト領域303は、撮像素子106が有する画素アレイ301に含まれる領域である。相関演算領域304はAFエリア302とシフト領域303を合わせた領域で、相関演算を行う為に必要な領域である。
図中の座標p、q、s、tはそれぞれx軸方向の座標を表し、座標pから座標qは相関演算領域304を表し、座標sから座標tはAFエリア302を表す。
図4は図3で設定したAFエリア302から取得した像信号である。座標sから座標tがデフォーカス量を検出する範囲であり、座標pから座標qがシフト量を踏まえた相関演算に必要な範囲である。
図4(A)はシフト前の像信号を波形で表した図である。実線801が像信号A、破線402が像信号Bであり、像信号Aと像信号Bは視差を有する。図4(B)は図4(A)のシフト前の像波形に対しプラス方向にシフトした図であり、図4(C)は図4(A)のシフト前の像波形に対しマイナス方向にシフトした図である。相関量CORを算出する際には、それぞれ矢印の方向に401、402を1ビットずつシフトする。
続いて相関量CORの算出法について説明する。まず、図4(B)(C)で説明した通りに、像信号Aと像信号Bを1ビットずつシフトしていき、その時の像信号Aと像信号Bの差の絶対値の和を算出する。この時、シフト量をiで表し、最小シフト数は図4中のp−s、最大シフト数は図4中のq−tである。AFエリア302の開始座標をx、AFエリア302の終了座標をyとすると、以下の式(1)によって相関量CORを算出する事ができる。
Figure 0006808340
図5は算出した相関量CORを波形で示した図である。グラフの横軸はシフト量を示し、縦軸は相関量を示す。図5では更に相関量波形501及び相関量波形501の極値周辺502、503を示している。相関量が小さい方ほど、A像とB像の一致度が高い。
続いて相関変化量ΔCORの算出法について説明する。まず、図5の相関量波形に基づいて、1シフト飛ばしの相関量の差から相関変化量を算出する。この時、シフト量をiで表し、最小シフト数は図4中のp−s、最大シフト数は図4中のq−tである。これら用い、以下の式(2)によって相関変化量ΔCORを算出する事ができる。
Figure 0006808340
図6は算出した相関変化量ΔCORを波形で示した図である。グラフの横軸はシフト量を示し、縦軸は相関変化量を示す。図6では更に相関変化量波形601及び相関変化量波形601の相関変化量がプラスからマイナスとなる周辺部分602、603(相関変換量が0となる部分の周辺)を示している。相関変化量が0となる時をゼロクロスと呼び、ゼロクロスのときA像とB像の一致度は最も高く、その時のシフト量が像ずれ量となる。
図7は図6の周辺部分602を拡大したものであり、相関変化量波形701は相関変化量波形601の一部分である。図7を用いて、ピントずれ量PRDの算出法について説明する。まずピントずれ量は整数部分βと小数部分αに分けられる。小数部分αは、図中の三角形ABCと三角形ADEの相似の関係から、以下の式(3)によって算出する事ができる。
Figure 0006808340
続いて小数部分βは、図7中より以下の式(4)によって算出することができる。
Figure 0006808340
以上のように、αとβの和からピントずれ量PRDを算出する事ができる。
また図6のように複数のゼロクロスが存在する場合は、ゼロクロスでの相関量変化の急峻性maxder(以下、急峻性と呼ぶ)が大きいところを第1のゼロクロスとする。この急峻性はAFのし易さを示す指標で、値が大きいほどAFし易い点であることを示す。急峻性は以下の式(5)によって算出する事ができる。
Figure 0006808340
以上のように、ゼロクロスが複数存在する場合は、急峻性によって第1のゼロクロスを決定する。続いてピントずれ量の信頼性の算出法について説明する。
信頼性は、前記急峻性や、像信号A、Bの2像の一致度fnclvl(以下、2像一致度と呼ぶ)によって定義する事ができる。2像一致度はピントずれ量の精度を表す指標で、値が小さいほど精度が良い。
図8は図5の極値周辺502の部分を拡大したもので、相関量波形801が相関量波形501の一部分である。図8を用いて、急峻性と2像一致度を算出法について説明する。2像一致度は以下の式(6)によって算出できる。
Figure 0006808340
[デフォーカス量算出処理]
図9は、デフォーカス量算出までをフローチャートに示したものである。Step901では、任意に設定したAFエリア302から像信号を取得する。
次に、Step902でStep901より取得した像信号から相関量を算出する。続いて、Step903でStep902より算出した相関量から相関変化量を算出する。
そしてStep904でStep903より算出した相関変化量からピントずれ量(これまで説明した2像一致度)を算出する。
また、Step905でStep904より算出したピントずれ量がどれだけ信頼できるのかを表す信頼性を算出する。Step901〜Step904の処理を、AFエリア数だけ行う。
そして、Step906でAFエリアごとにピントずれ量をデフォーカス量に変換する。
最後に、Step907で、有効デフォーカス量を算出する。
図10は、前述のStep907において有効デフォーカス量を算出する処理のサブフローチャートである。
まず、マイクロプロセッサ116は、複数のAFエリア302のうち、Step906の処理においてデフォーカス量が得られていて、信頼度が所定より高いAFエリア302を探索する。そして、マイクロプロセッサ116は、探索したAFエリア302のデフォーカス量の平均値を算出する(Step1001)。
次に、Step1002では、Step906の処理で算出した各AFエリアのデフォーカス量とStep1001で算出した平均値との差をマイクロプロセッサ116が算出する。
そして、マイクロプロセッサ116は、算出した当該差の最大の値が所定値以上であるか否かを判定する。実施例1では、一例として当該所定値を焦点深度の4倍とするが、この限りではない。
算出した当該差の最大値が所定値未満の場合は(Step1003でNo)、マイクロプロセッサ116はStep1001で算出された平均値を有効デフォーカス量に設定する(Step1004)。
一方、算出した当該差の最大値が所定値以上の場合は(Step1003でYes)、マイクロプロセッサ116は差が最大となったAFエリアを除外し、演算対象から外す(Step1005)。
Step1006で、残っているAFエリアがあるかどうか(差が所定値未満のAFエリアが残っているかどうか)をマイクロプロセッサ116が判定する。残っているAFエリアがある場合は(Step1006でNo)、再度Step1001へ移行し、処理を繰り返す。残っているAFエリアがない場合は(Step1006でYes)、有効デフォーカス量は得られなかったとして、Step907(本フロー)終了後Step901へ戻るようマイクロプロセッサ116が制御する(Step1007)。
ここで、図10で有効デフォーカス量を算出する処理において、デフォーカス量から
被写体が至近方向に存在するとマイクロプロセッサ116によって判定されているAFエリアに重みづけを付けるようにしてもよい。これは、撮影者が狙いたい被写体は、背景と比べると至近側に存在することが想定されるので、至近側の被写体にピントを合わせたほうが撮影者の意図する被写体にピントを合わせることができる可能性が高いためである。そのため、例えば、Step1002でマイクロプロセッサ116がAFエリアのデフォーカス量と平均値との差を算出する際に、被写体が至近方向に存在すると出力されているAFエリアの場合、デフォーカス量と平均値との差に3/4を乗じた値とする。これにより最大の差をもつAFエリアとなりにくくすることで、至近側へ被写体があると出力しているAFエリアを用いる頻度を高めることが可能となる。
[ズームレンズの位置制御]
次に、フォーカスレンズ105及びズームレンズ102の制御について図11のフローチャートを用いて説明する。
まずStep1201で、マイクロプロセッサ116(ズームレンズ位置検出手段)はズームレンズ102を駆動するステッピングモータ110aのパルスカウント値Zposを読み出し、RAM(Pstp)に格納する。
次にStep1202で、マイクロプロセッサ116はユーザによるズーム操作部118の操作量を読み出す。
Step1203でマイクロプロセッサ116(ズーム速度取得手段)はズーム操作部118の操作量に基づいて、ズームレンズ102の移動速度であるズーム速度Vzを取得する。ビデオカメラなどの撮像装置100では、一般にズーム操作部118の操作量に応じてズームレンズによるズーミングの速度を可変としているためである。
なお、Step1202及びStep1203の方法でなくともズーム速度Vzを求めることができれば良い。例えば、Step1202及びStep1203に代えてズームレンズ102の位置を検出し、当該位置情報を用いてズーム速度Vzを算出しても良い。
なお、本発明の実施例ではズームレンズ102の駆動にステッピングモータ110aを用いている。ズーム操作部118の操作量に応じたズーム速度Vzを演算することで、ズームレンズ102の速度を検出することもできる。 また、ズームレンズ102を手動で移動させる場合は、ズームレンズ102の位置検出手段の単位時間あたりの位置変化の差分を算出することにより、ズームレンズ102の速度を検出しても良い。
Step1204では、マイクロプロセッサ116がStep1203で算出したズーム速度Vzが0であるか否かを判定する。ズーム速度Vzが0でない場合はズーム駆動を継続している状態であるのでStep1205に進み、ステッピングモータ110aの移動パルス数(ΔPstp)をマイクロプロセッサ116が求める。撮像装置100では制御プログラムが画像信号の制御周期ΔTごとに実行されるため、ここでの目標位置はΔT秒間に前記のStep1204で決定したズーム速度Vzでズームが移動する距離に相当するパルス数が移動パルス数ΔPstpとなる。
ΔPstp=ΔT×Vz (7)
次にStep1206にて、マイクロプロセッサ116(目標ズームレンズ位置取得手段)は目標ズームレンズ位置Zptを取得し、RAM(Ptgt)に格納する。Step1201で読み出したズームレンズ位置Zposと、Step1205で算出したズーム移動量ΔPstpを、ズームの駆動方向に応じて加算し(例えば、テレ方向:Vz>0、ワイド方向:Vz<0)、目標ズームレンズ位置Zptを算出する。
Zpt=Zpos±ΔPstp (8)
ただし、目標ズームレンズ位置Zptがズームレンズのワイド端(Zwide)からテレ端(Ztele)までの範囲を超える場合には、マイクロプロセッサ116は目標ズームレンズ位置ZptがZwideからZteleの範囲内に収まるよう制限する。そしてStep1208に進む。
一方、Step1204にて、ズーム速度Vzが0と判定された場合は、Step1207に進む。ズーム速度Vzが0、すなわちズームが停止している状態である。従って、マイクロプロセッサ116(目標ズームレンズ位置取得手段)は現在のズームレンズ位置Zpos(ステッピングモータ110aのカウント値)を目標ズームレンズ位置Zptとして取得し設定する。そしてStep1208(詳しくは後述)のフォーカスレンズ位置制御ルーチンに進む。Step1208でフォーカスレンズ105の目標フォーカスレンズ位置および目標フォーカス速度を決定し、後述するStep1209にて、ズームレンズ102、およびフォーカスレンズ105を駆動させる。
[カム軌跡データを用いたAF制御]
次に以下で、図11のStep1208で示したフォーカスレンズ位置制御について、図12のフローチャートと図13を用いて説明する。
まずStep1301で、マイクロプロセッサ116(フォーカスレンズ位置検出手段)はフォーカスレンズ105の位置検出データ(Fpos:1402)を読み出しRAMに格納する。
次にStep1302でマイクロプロセッサ116はズームレンズ102が駆動状態であるか否かを判定して、駆動状態ならばStep1303へ進み、停止状態の場合はStep1309へ進む。例えば、ステッピングモータ110aが駆動状態か否かを検出することにより、マイクロプロセッサ116はズームレンズ102が駆動状態であるか否かの判定を行うことができる。
Step1303では、前述した処理でAF信号処理部109からデフォーカス量Defを取得する。
Step1304でマイクロプロセッサ116(係数設定手段)はマイクロプロセッサ116(補正手段)がデフォーカス量Defを補正するための係数αを求める。係数αはズーム速度Vzに応じて設定される。本実施例では、図13(b)のようにズーム速度Vzと係数αの対応関係を示したデータテーブルが、予めメモリ117に格納されている。
図13(b)では一例としてズーム速度Vzが大きくなるほど係数αの値が1.0に近づく。係数が1に近づくということは、算出される補正デフォーカス量はStep1303で算出したデフォーカス量により近くなる。これにより、係数がより小さい場合と比較して、フォーカスを応答性よく制御することができる。従って、ズーム速度Vzが高いためにズーム倍率の変化に対する焦点検出の回数が少ない場合であっても、フォーカスレンズの駆動が間に合わなくなり像ボケが大きく目立つことを防ぎ、焦点状態の変化が目立たないようフォーカスレンズの駆動を制御できる。
また、図13(b)では一例としてズーム速度Vz低いほど係数αの値が0.8に近づくようにしている。つまり、算出される補正デフォーカス量は、Step1303で算出したデフォーカス量よりもより小さい値へと補正される。これにより、ズーム速度Vzが低い場合はある程度応答性を下げてフォーカスレンズを駆動することができることから、焦点状態の変化が目立たないようフォーカスレンズの駆動を制御することができる。言い換えると、ズーム速度Vzが、ある程度応答性を下げても良いと判断される速度である場合(所定の速度よりも小さい場合)の補正デフォーカス量は、Step1303で算出したデフォーカス量より小さくする。
係数αは、フォーカスレンズが合焦位置を行き過ぎないように留意して設定することが好ましい。ズーム速度Vzが低い場合にはズーム速度Vzが高い場合と比較して、動画中のフォーカスレンズ105による合焦動作が目立ちやすいことから、特にフォーカスレンズが合焦位置を行き過ぎないように留意することが好ましい。従って、係数αの最小値(ズーム速度Vzが最低速度である場合の係数α)は1より小さい値であることが好ましい。言い換えると、ズーム速度Vz速度が、ある程度応答性を下げても良いと判断される速度である場合(所定の速度よりも小さい場合)は、補正デフォーカス量をStep1303で算出したデフォーカス量より小さくするべく、係数を1より小さくする。
一方、ズーム速度Vzが高い場合にはズーム速度Vzが低い場合と比較して、他の条件が一定である場合に、焦点検出回数が少ないことから、より速く合焦カム軌跡に到達すべく、係数αはより大きい。この場合であっても係数αは、フォーカスレンズが合焦位置を行き過ぎないようにすべく、係数αがより1に近い値であることが好ましい。以上のことから、係数αの最大値(ズーム速度Vzが最高速度である場合の係数α)は、係数αの最小値と比較して、1により近い値であるよう設定することが好ましい。なお、係数αは0より大きい値である。
このように、本実施例ではメモリ117に格納されたデータテーブルを用いてαを決定しているが、ズーム速度Vzに閾値Vzthをいくつか設けて、ズーム速度Vzと閾値との関係に応じて係数を切り替えてもよい。また、ズーム速度Vzと係数αとの関係を、下式のように関数Fとして設定して、マイクロプロセッサ116が演算することで係数αを決定してもよい。
α=F(Vz) (9)
Step1305では、マイクロプロセッサ116は目標カム軌跡データCamT1401の決定に用いる補正フォーカスレンズ位置Fpt1403を、以下の式により算出する。マイクロプロセッサ116は補正フォーカスレンズ位置Fpt1403を、補正デフォーカス量αDefとフォーカスレンズ位置Fpos1402に基づき、以下の式により算出する。
Fpt=Fpos+αDef (10)
Step1306では、メモリ117に格納されているカム軌跡データの中から、目標フォーカスレンズ位置Fptの算出に用いる目標カム軌跡データCamT1401をマイクロプロセッサ116(決定手段)が選択する。マイクロプロセッサ116はStep1305で算出した補正フォーカスレンズ位置Fpt1403とズームレンズ位置Zposに基づき、目標カム軌跡データCamT1401を決定する。
次にStep1307で、Step1306で決定した目標カム軌跡データCamT1401を用いて、目標ズームレンズ位置Zptに対応する目標フォーカスレンズ位置Fptをマイクロプロセッサ116(目標フォーカスレンズ位置取得手段)が取得する。ここで用いる目標ズームレンズ位置Zptは、Step1206又はStep1206において算出した目標ズームレンズ位置Zptである。
Step1308では、前述の制御周期ΔTに基づいて、目標フォーカス速度Vfを以下の式で算出し、Step1209へ進む。
Vf=(Fpt−Fpos)/ΔT (11)
一方、Step1302でズームレンズ102が停止状態であるとマイクロプロセッサ116が判定したときはStep1309へ進み、目標フォーカスレンズ位置Fptに現在のフォーカスレンズ位置であるフォーカスレンズ位置Fpos1402を設定する。
その後、Step1310でマイクロプロセッサ116が目標フォーカス速度Vfを0に設定し、図12のフローチャートによる終了してStep1209へ進む。
次に図11のStep1209で示したズームレンズ102とフォーカスレンズ105の駆動制御について、図14のフローチャートを用いて説明する。図14ではマイクロプロセッサ116(レンズ制御手段)がズームレンズ102及びフォーカスレンズ105の駆動を制御する。
まず、Step1501でズームレンズ位置Zposが目標ズームレンズ位置Zptと一致しているか否かをマイクロプロセッサ116が判定する。ズームレンズ位置Zposが目標ズームレンズ位置Zptと一致していないならばStep1503に進んで、ズームレンズ102を目標ズームレンズ位置Zptに移動するよう制御し、処理を終了する。一方Step1501でズームレンズ位置Zposが目標ズームレンズ位置Zptと一致しているとマイクロプロセッサ116が判定した場合は、Step1502に進んでズームレンズ102の駆動を停止し、Step1504に進む。
Step1504では、フォーカスレンズ位置Fposが目標フォーカスレンズ位置Fptと一致しているかをマイクロプロセッサ116が判定する。フォーカスレンズ位置Fposが目標フォーカスレンズ位置Fptと一致していないならばStep1506に進んで、フォーカスレンズ105を目標フォーカスレンズ位置Fptに移動させるように制御し、処理を終了する。一方Step1504でフォーカスレンズ位置Fposが目標フォーカスレンズ位置Fptと一致しているとマイクロプロセッサ116が判定した場合は、Step1505に進んでモータの駆動を停止し、処理を終了する。
[ズーム速度Vzに応じて係数αを設定することによる効果]
前述のように、ズーム中にカム軌跡データに基づいてフォーカスレンズの駆動を制御する場合において、焦点状態の変化が目立たないよう制御することが望ましい。本実施例では、ズーム速度Vzが低い場合は高い場合と比較して、より小さい係数αを用いて補正デフォーカス量を算出する。これにより、ズーム速度Vzが低い場合は係数を用いない場合と比較して小さい補正デフォーカス量を得ることができ、ある程度フォーカスレンズの応答性を下げるよう駆動を制御することができる。このような制御により、焦点状態の変化が目立たないようフォーカスレンズの駆動を制御することができる。
一方、ズーム速度Vzが高い場合は低い場合と比較して、より大きい係数αを用いて補正デフォーカス量を算出する。これにより、ズーム速度Vzが低い場合は高い場合と比較して、より本来のデフォーカス量に近い値を補正デフォーカス量としてカム軌跡データを決定することができる。これにより、フォーカスレンズの駆動が間に合わなくなり、像ボケが大きく目立ってしまうことを防ぐことができるので、焦点状態の変化が目立たないようフォーカスレンズの駆動を制御することができる。
[実施例2]
次に実施例2について説明する。実施例1では、ズーム速度Vzに応じて係数αを異ならせているのに対し、実施例2では、フレームレートFrに応じて係数αを異ならせている。言い換えると、実施例2は、実施例1の図12のフローチャートのStep1304の係数αの決め方のみが異なる。以下、実施例1との相違点に着目して説明する。
実施例2の係数αは画像信号の制御周期ΔTの逆数であるフレームレートFRによって変更される係数である。実施例2では、フレームレートFrと係数αの関係が予めメモリ117にデータテーブル1610(図15)として格納されている。
図15では一例としてフレームレートFrが低いほど1.0に近づく。係数が1に近づくということは、算出される補正デフォーカス量はStep1303で算出したデフォーカス量により近くなる。これにより、係数がより小さい場合と比較して、フォーカスを応答性よく制御することができる。従って、フレームレートFrが低く、ズーム倍率の変化に対する焦点検出の回数が少ない場合であっても、フォーカスレンズの駆動が間に合わなくなり像ボケが大きく目立つことを防ぎ、焦点状態の変化が目立たないようフォーカスレンズの駆動を制御できる。
また、図15では一例としてフレームレートFrが高いほど係数αの値が0.8に近づくようにしている。つまり、算出される補正デフォーカス量は、Step1303で算出したデフォーカス量よりもより小さい値へと補正される。これにより、フレームレートFrが高い場合はある程度応答性を下げてフォーカスレンズを駆動することができることから、焦点状態の変化が目立たないようフォーカスレンズの駆動を制御することができる。言い換えると、フレームレートFrが、ある程度応答性を下げても良いと判断されるフレームレートである場合(所定のフレームレートよりも高い場合)の補正デフォーカス量は、Step1303で算出したデフォーカス量より小さくする。
係数αは、フォーカスレンズが合焦位置を行き過ぎないように留意して設定されることが好ましい。従って、係数αの最小値(フレームレートFrが最高である場合の係数α)は1より小さい値であることが好ましい。言い換えると、フレームレートFrが、ある程度応答性を下げても良いと判断されるフレームレートである場合(所定のフレームレートよりも高い場合)は、係数を1より小さくする。補正デフォーカス量を、Step1303で算出したデフォーカス量より小さくするためである。
また、フレームレートFrが低い場合にはフレームレートFrが高い場合と比較して、他の条件が一定である場合に、焦点検出回数が少ないことから、より速く合焦カム軌跡に到達すべく、係数αはより大きい。この場合であっても係数αは、フォーカスレンズが合焦位置を行き過ぎないようにすべく、係数αがより1に近い値であることが好ましい。以上のことから、係数αの最大値(フレームレートFrが最低である場合の係数α)は、係数αの最小値と比較して、1により近い値であるよう設定することが好ましい。なお、係数αは0より大きい値である。
このように、本実施例ではメモリ117に格納されたデータテーブルを用いてαを決定しているが、フレームレートFrに閾値Frthをいくつか設けて、フレームレートFrと閾値との関係に応じて係数を切り替えてもよい。また、フレームレートFrと係数αとの関係を、下式のように関数Gとして設定して、マイクロプロセッサ116が演算することで係数αを決定してもよい。
α=G(Fr) (12)
この後、Step1305へ処理に続く。Step1305以降の処理は実施例1で説明した図11のフローチャートの処理と同様である。
[フレームレートFrに応じて係数αを設定することによる効果]
前述のように、ズーム中にカム軌跡データに基づいてフォーカスレンズの駆動を制御する場合において、焦点状態の変化が目立たないよう制御することが望ましい。本実施例では、フレームレートFrが高い場合は低い場合と比較して、より小さい係数αを用いて補正デフォーカス量を算出する。これにより、フレームレートFrが高い場合は係数を用いない場合と比較して小さい補正デフォーカス量を得ることができ、ある程度フォーカスレンズの応答性を下げるよう駆動を制御することができる。このような制御により、焦点状態の変化が目立たないようフォーカスレンズの駆動を制御することができる。
一方、フレームレートFrが低い場合は高い場合と比較して、より大きい係数αを用いて補正デフォーカス量を算出する。これにより、フレームレートFrが低い場合は高い場合と比較して、より本来のデフォーカス量に近い値を補正デフォーカス量としてカム軌跡データを決定することができる。これにより、フォーカスレンズの駆動が間に合わなくなり、像ボケが大きく目立ってしまうことを防ぐことができるので、焦点状態の変化が目立たないようフォーカスレンズの駆動を制御することができる。
[実施例3]
次に実施例3について説明する。前述のように、実施例1及び実施例2はズーム速度VzまたはフレームレートFrに応じて係数αを異ならせている。これに対し実施例3では、フォーカスレンズの駆動速度の閾値を設け、ズーム速度Vzに応じて当該閾値を異ならせている。
実施例3は実施例1に対して、図11のフローチャートのStep1208のサブフローである図12のフローチャート(フォーカスレンズの位置制御処理)が異なる。図16のフローチャートと図17(a)および(b)を用いて、実施例1との相違点に着目して説明する。
まずStep1701で、マイクロプロセッサ116はフォーカスレンズ105の位置検出データ(Fpos:1802)を読み出し、RAMに格納する。
次にStep1702で、マイクロプロセッサ116はズームレンズ102が駆動状態かを判定し、駆動状態ならばStep1703へ進み、停止状態の場合はStep1709へ進む。
Step1703では、マイクロプロセッサ116はAF信号処理部109からの信号に基づきデフォーカス量Defを取得する。
続くStep1704では、マイクロプロセッサ116は目標カム軌跡データCamT1801の決定に用いる補正フォーカスレンズ位置Fpt1803を算出する。マイクロプロセッサ116は補正フォーカスレンズ位置Fpt1803をデフォーカス量Defとフォーカスレンズ位置Fpos1802に基づき、以下の式により算出する。
Fpt’=Fpos+Def (13)
Step1705では、メモリ117に格納されているカム軌跡データの中から、目標フォーカスレンズ位置Fptの算出に用いる目標カム軌跡データCamT1801をマイクロプロセッサ116(決定手段)が決定する。マイクロプロセッサ116はStep1704で算出した補正フォーカスレンズ位置Fpt1403とズームレンズ位置Zposに基づき、目標カム軌跡データCamT1801を決定する。
次にStep1706に進み、マイクロプロセッサ116は、決定した目標カム軌跡データCamT1801を用いて、目標ズームレンズ位置Zptに対応する目標フォーカスレンズ位置Fptを算出し、Step1707へ進む。
Step1707では、マイクロプロセッサ116(閾値設定手段)は、フォーカスレンズ105の駆動速度の閾値であるフォーカス制限速度Vf_limit(第1の閾値)を設定する。フォーカス制限速度Vf_limitはズーム速度Vzによって変更される値であり、後述のStep1709における閾値である。ズーム速度Vzが高い場合は、ズーム速度Vzが低い場合と比較して、フォーカス制限速度Vf_limitよりは大きい。
また、フォーカス制限速度Vf_limitは、フレームレートFrによって変更してもよい。その場合、フレームレートFrが高い場合は、フレームレートFrが低い場合と比較して、フォーカス制限速度Vf_limitがより大きい。図17(b)に示すようなズーム速度Vzとフォーカス制限速度Vf_limitとの関係又はフレームレートFrとフォーカス制限速度Vf_limitとの関係(不図示)は、メモリ117にデータテーブルとして格納されている。
以上のように、フォーカス制限速度Vf_limitを設定することで、フォーカスレンズが合焦位置を通り越してしまい焦点状態の変化を目立つことを防ぎつつフォーカスレンズの駆動が間に合わなくなり焦点状態の変化が目立つことを防ぐことができる。
実施例3ではデータテーブル1810を用いてフォーカス制限速度Vf_limitを決定しているが、ズーム速度Vzに閾値Vzthをいくつか設けて、ズーム速度Vzと各閾値との関係に応じてフォーカス制限速度Vf_limitを切り替えてもよい。また、ズーム速度Vzとフォーカス制限速度Vf_limitの関係を下式のように関数Hとして、マイクロプロセッサ116による演算にてフォーカス制限速度Vf_limitを決定してもよい。
Vf_limit=H(Vz) (14)
Step1708ではマイクロプロセッサ116が(目標フォーカス速度算出手段)前述の制御周期ΔTに基づいて、目標フォーカス速度Vfを以下の式で算出し、Step1709へ進む。
Vf=(Fpt−Fpos)/ΔT (15)
Step1709では、マイクロプロセッサ116が、フォーカス速度Vfがフォーカス制限速度Vf_limit(第1の閾値)より大きいか否かを判定する。フォーカス速度Vfがフォーカス制限速度Vf_limitより大きい場合はStep1710へ進み、フォーカス速度Vfをフォーカス制限速度Vf_limitとする。フォーカス速度Vfがフォーカス制限速度Vf_limitより小さいと判定されたら、図16のフローチャートによる処理を終了してStep1209へ進む。
一方、Step1702でマイクロプロセッサ116がズームレンズ102を停止状態であると判定したときはStep1711へ進み、フォーカスレンズ位置Fposを目標フォーカスレンズ位置Fptとして設定する。
その後、Step1712へ進み、マイクロプロセッサ116は目標フォーカス速度Vfを0に設定し、図16のフローチャートによる処理を終了してStep1209へ進む。これ以降の処理は、実施例1で説明した通りである。
[フォーカス制限速度Vf_limitを設定することによる効果]
前述のように、ズーム中にカム軌跡データに基づいてフォーカスレンズ105の駆動を制御する場合において、焦点状態の変化が目立たないよう制御することが望ましい。本実施例では、ズーム速度Vzが低い場合は高い場合と比較して(又はフレームレートFrが高い場合は低い場合と比較して)、より小さいフォーカス制限速度Vf_limitを用いてフォーカスレンズ105の駆動を制御する。これにより、ズーム速度Vzが低い場合(又はフレームレートが高い場合)はフォーカス制限速度Vf_limitを用いない場合と比較して、ある程度フォーカスレンズの応答性を下げるよう駆動を制御することができる。このような制御により、焦点状態の変化が目立たないようフォーカスレンズの駆動を制御することができる。
一方、ズーム速度Vzが高い場合は低い場合と比較して(フレームレートFrが低い場合は高い場合と比較して)、より大きいフォーカス制限速度Vf_limitを用いてフォーカスレンズ105の駆動を制御する。これにより、ズーム速度Vzが高い場合(フレームレートがが低い場合)は高い場合と比較して、より本来に近い速度でフォーカスレンズ105を駆動するよう制御することができる。これにより、フォーカスレンズの駆動が間に合わなくなり、像ボケが大きく目立ってしまうことを防ぐことができるので、焦点状態の変化が目立たないようフォーカスレンズの駆動を制御することができる。
[その他の実施例]
なお、前述した実施例ではレンズと撮像装置が一体となっている場合を想定して説明したが、レンズ及びレンズ交換式の撮像装置に対しても本発明を適用することができる。
また、前述した実施例ではズーム速度Vz又はフレームレートFrに応じて係数α又はフォーカス制限速度Vf_limitを異ならせることについて説明したが、ズーム速度Vz及びフレームレートFrの両方を考慮しても良い。この場合、メモリ117は、ズーム速度Vz及びフレームレートFrの2つのパラメータに対する係数α又はフォーカス制限速度Vf_limitの対応関係を示したデータテーブルを有していても良い。
また、本発明は上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み取り実行する処理でも実現できる。更に、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば前記補正デフォーカス量などの各種データを取得する場合に、関数などに基づく算出(演算)を行うことによって前記各種データを取得してもよいし、ルックアップテーブルなどの、メモリに記憶された関数テーブルを用いて前記各種データを取得してもよいことは言うまでもない。
102 ズームレンズ
105 フォーカスレンズ
106 撮像素子
116 マイクロプロセッサ

Claims (11)

  1. デフォーカス量を補正し補正デフォーカス量を取得する補正手段と、
    目標ズームレンズ位置を取得する目標ズームレンズ位置取得手段と、
    被写体距離ごとにズームレンズの位置に応じたフォーカスレンズの位置を示すデータ、前記補正デフォーカス量及び前記目標ズームレンズ位置に基づいて目標フォーカスレンズ位置を取得する目標フォーカスレンズ位置取得手段と、を有し、
    前記補正手段は、ズーム速度が大きい場合にはズーム速度が小さい場合よりも前記補正デフォーカス量が大きくなるように補正することを特徴とするレンズ制御装置。
  2. ズーム速度を取得するズーム速度取得手段を有することを特徴とする請求項1に記載のレンズ制御装置。
  3. ズーム速度が所定の速度よりも小さい場合に前記補正手段が取得する補正デフォーカス量は、前記デフォーカス量よりも小さくすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレンズ制御装置。
  4. ズーム速度が大きい場合に前記補正手段が取得する補正デフォーカス量は、ズーム速度が小さい場合よりも前記デフォーカス量に近い値であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のレンズ制御装置。
  5. ズーム速度に応じて前記補正手段が補正デフォーカス量の補正に用いる係数を設定する係数設定手段を有し、
    前記係数は、ズーム速度が大きい場合には、ズーム速度が小さい場合よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のレンズ制御装置。
  6. ズーム速度が所定の速度よりも小さい場合は前記係数は1より小さいことを特徴とする請求項5に記載のレンズ制御装置。
  7. 前記係数は、ズーム速度が大きい場合はズーム速度が小さい場合より1に近いことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のレンズ制御装置。
  8. 前記ズーム速度と前記係数との対応関係を示したデータテーブルを有することを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載のレンズ制御装置。
  9. 前記係数設定手段は、前記ズーム速度と前記係数との対応関係を示した所定の関数に基づいて前記係数を設定することを特徴とする請求項5乃至請求項8のいずれか1項に記載のレンズ制御装置。
  10. 前記目標ズームレンズ位置及び前記目標フォーカスレンズ位置に応じて前記フォーカスレンズ及び前記ズームレンズの駆動を制御するレンズ制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載のレンズ制御装置。
  11. デフォーカス量を補正し補正デフォーカス量を取得する補正ステップと
    目標ズームレンズ位置を取得する目標ズームレンズ位置取得ステップと、
    被写体距離ごとにズームレンズの位置に応じたフォーカスレンズの位置を示すデータ、前記補正デフォーカス量及び目前記標ズームレンズ位置に基づいて目標フォーカスレンズ位置を取得する目標フォーカスレンズ位置取得ステップと、を有し、
    前記補正ステップは、ズーム速度が大きい場合には、ズーム速度が小さい場合よりも前記補正デフォーカス量が大きくなるように補正することを特徴とするレンズ制御装置の制御方法。
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