JP6807920B2 - コンベヤベルトの摩耗検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コンベヤベルトの摩耗検出装置に関する。
本願は、2016年2月29日に日本国に出願された特願2016−38342号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、石炭や鉱石などの採掘現場における採掘された鉱物の運搬、また工場における工業製品の搬送などにベルトコンベヤが用いられている。また、ベルトコンベヤに用いられるコンベヤベルトの異常を検知する方法が従来から提案されている。
例えば特許文献1では、コンベヤベルトの芯体帆布の切断等を早期に発見し、コンベヤベルトの切断を防止するためのモニタリングシステムを提案している。
日本国特開2014−58394号公報
コンベヤベルトは搬送物等との接触により摩耗する。摩耗はコンベヤベルトの走行距離が大きくなるに従って進行する。摩耗が進行すると、コンベヤベルトの厚さが減少していく。そしてある程度摩耗が進行した後に、摩耗が急速に進行する場合がある。この現象について、図5を用いて説明する。
図5はコンベヤベルトの走行距離とともにコンベヤベルトの摩耗が進行する様子を示している。図5において、横軸はコンベヤベルトの走行距離を示し、縦軸はコンベヤベルトの厚さを示す。そして、グラフの傾きは単位走行距離あたりのコンベヤベルトの摩耗量(以降、これを摩耗スピードと記す)を示している。なお、コンベヤベルトが一定速度で走行する場合には、図5の横軸は時間に置き換えられる。
図5に示す管理限界厚さは、コンベヤベルトを交換すべき厚さを示す。つまり、摩耗が進行して管理限界厚さまでコンベヤベルトの厚さが減少した場合にはコンベヤベルトを交換する必要がある。
図5において、走行距離X1の時点(以下、単にX1等と記す)からX2までの傾きと比較して、X2からX3までの傾きが大きい。これは、走行距離がX2に到達してから、摩耗スピードが急激に増大したことを意味する。
このようにコンベヤベルトの摩耗スピードが急激に増大した場合、コンベヤベルトの厚さが急に管理限界厚さを下回り、ベルトコンベヤが急停止する可能性がある。
本発明はこのような事情を考慮してなされ、コンベヤベルトの摩耗スピードが急激に増大した場合に、これを感知可能なコンベヤベルトの摩耗検出装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、無端帯状のコンベヤベルト内に埋設された磁石部材と、コンベヤベルトの外周面に対向して配設され、磁石部材からの磁界を検出して出力信号を発する磁気センサと、磁気センサから発せられた出力信号に基づいてコンベヤベルトの厚さを算出する演算部と、を備えるコンベヤベルトの摩耗検出装置であって、演算部が算出した厚さを記憶する記憶部と、記憶部が記憶している厚さから、コンベヤベルトの所定の走行負荷量あたりの厚さの減少量を算出し、この値が予め設定した閾値を超えたか否かを判定する処理部と、を有する。
本発明によれば、コンベヤベルトの摩耗スピードが急激に増大した場合に、これを感知可能なコンベヤベルトの摩耗検出装置を提供することができる。
本発明のコンベヤベルトの摩耗検出装置の構成例を示す図である。 図1の磁気センサ周辺の下面図である。 実施例1におけるコンベヤベルトの厚さの減少量の算出方法を説明する図である。 実施例2におけるコンベヤベルトの厚さの減少量の算出方法を説明する図である。 本発明の課題を説明する図である。
(実施例1)
以下、実施例1に係るコンベヤベルトの摩耗検出装置1の構成を、図1および図2を参照しながら説明する。図1は本実施例に係るコンベヤベルトの摩耗検出装置1の側面図である。図2は、図1に示すコンベヤベルトの摩耗検出装置1のうち、磁気センサ13a〜13jの周辺に着目した下面図である。
まず、コンベヤベルト11について説明する。図1および図2に示すように、コンベヤベルト11は図示しない搬送物を輸送するのに用いられ、無端帯状に形成されている。コンベヤベルト11の幅や周長は搬送物の種類や輸送する距離によって決定される。例えば採掘現場において採掘された鉱物を輸送する場合には、幅が600mm〜3000mm程度で周長が100m〜10000m程度のコンベヤベルト11が使用される。
コンベヤベルト11は、駆動プーリ111および従動プーリ112によって所定の張力をもって支持されるとともに、駆動プーリ111から伝達される駆動力によって走行する。これらの駆動プーリ111および従動プーリ112の回転軸は互いに平行であるとともに、コンベヤベルト11の幅方向Wに沿って延びている。コンベヤベルト11は、搬送物が積載される無端帯状のカバーゴム11aを備える。カバーゴム11aの材質としては、例えば天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレン―ブタジエン共重合ゴム(SBR)などを単独であるいは混合して用いてもよい。
そして、コンベヤベルトの摩耗検出装置1は、コンベヤベルト11内に埋設された磁石部材であるゴム磁石12a、12bと、コンベヤベルト11の外周面に対向して配設され、ゴム磁石12a、12bからの磁界を検出して出力信号を発する磁気センサ13a〜13jと、磁気センサ13a〜13jから発せられた出力信号に基づいてコンベヤベルト11の厚さを算出する演算部141と、を有する。
ゴム磁石12a、12bは、コンベヤベルト11の幅方向Wに沿って延びている。図2に示す例では、ゴム磁石12a、12bは、コンベヤベルト11における幅方向Wの全長にわたって配設されている。ゴム磁石12a、12bは、長方形に形成され、短辺が周方向Rに沿って延び、かつ長辺が幅方向Wに沿って延びている。また、ゴム磁石12a、12bはコンベヤベルト11内に周方向Rに所定の間隔αをあけて埋設されている。この間隔αは、コンベヤベルト11の周長や搬送物の種類に応じて任意に決定すればよい。例えば、周長が3000mのコンベヤベルト11によって採掘された鉱物を運搬する場合にはα=300mとして、10箇所にゴム磁石を埋設してもよい。
ゴム磁石12a、12bは、コンベヤベルト11に追従して変形可能な程度の柔軟性を備えている。ゴム磁石12a、12bは、例えば永久磁石材料の磁性粉が配合ゴム中に分散されて形成されるボンド磁性体等により、コンベヤベルト11の厚さ方向に磁化されるように形成される。前記磁性粉としては、例えばネオジウム鉄ボロンまたはサマリウム鉄窒素等の希土類磁石、アルニコ磁石、およびフェライト等を採用することができる。
またゴム磁石12a、12bは、コンベヤベルト11の積載面に露出している。このため、コンベヤベルト11が摩耗するとゴム磁石12a、12bも摩耗する。ゴム磁石12a、12bが摩耗すると、ゴム磁石12a、12bから発する磁界が摩耗量に相関して変化する。したがって、磁気センサ13a〜13jが、ゴム磁石12a、12bから発する磁界を検知することにより、ゴム磁石12a、12bの厚さを検知することができる。そして、ゴム磁石12a、12bの摩耗はコンベヤベルト11の摩耗に伴って発生する。つまり、磁気センサ13a〜13jがゴム磁石12a、12bから発する磁界を検知することにより、ゴム磁石12a、12bが埋設された箇所におけるコンベヤベルト11の厚さを算出するためのデータを採取することができる。
コンベヤベルト11の下方には、磁気センサ13a〜13jがコンベヤベルト11の幅方向Wに間隔βをあけて複数配設されている。この間隔βはコンベヤベルト11の幅や配設する各磁気センサの数、搬送物の種類等に応じて任意に決定すればよい。磁気センサ13a〜13jはそれぞれ、コンベヤベルト11の外周面に対向している。
磁気センサ13a〜13jとしては、例えばガウスメータやループコイル等を採用することができる。磁気センサ13a〜13jは磁界を検知すると、これに応じた出力信号を発する。磁気センサ13a〜13jはそれぞれ、制御盤14と電気的に接続されており、検知した磁界に応じた出力信号を制御盤14に伝達する。
制御盤14は演算部141と、記憶部142と、処理部143と、を備える。磁気センサ13a〜13jはそれぞれ演算部141に電気的に接続されている。演算部141は記憶部142に電気的に接続されている。記憶部142は処理部143に電気的に接続されている。
次に、以上のように構成されたコンベヤベルトの摩耗検出装置1の作用について説明する。
駆動プーリ111からの駆動力によってコンベヤベルト11が走行すると、コンベヤベルト11に埋設されたゴム磁石12a、12bは順次、磁気センサ13a〜13jの近傍を通過する。磁気センサ13a〜13jは、通過するゴム磁石12a、12bのそれぞれが発する磁界を検知する。磁気センサ13a〜13jは、ゴム磁石12a、12bが発した磁界に応じた出力信号をそれぞれ制御盤14の演算部141に発する。演算部141は、磁気センサ13a〜13jからの出力信号に基づいて、ゴム磁石12a、12bが埋設されたコンベヤベルト11の周方向Rおよび磁気センサ13a〜13jが配設された幅方向Wのそれぞれの箇所における厚さを算出する。演算部141により算出されたコンベヤベルト11のそれぞれの箇所の厚さは、記憶部142に記憶される。コンベヤベルト11の走行速度が一定であれば、定期的にゴム磁石12a、12bが磁気センサ13a〜13jの近傍を通過する。従って、ゴム磁石12a、12bが埋設されたコンベヤベルト11のそれぞれの箇所における厚さが、定期的に記憶部142に記憶される。図3は、このようにして記憶部142に記憶されたコンベヤベルト11のそれぞれの箇所における厚さのうち、任意の1箇所の厚さの変化を示す。
図3に示すグラフ中、縦軸は算出されたコンベヤベルト11の任意の箇所における厚さである。また、横軸はコンベヤベルト11の走行距離を示す。尚、コンベヤベルト11の走行速度が一定の場合は、図3の横軸は時間に置き換えることができる。
図3のグラフに示すコンベヤベルト11の任意の箇所における厚さは、ゴム磁石12a、12bが発する磁界を磁気センサ13a〜13jが検知し、このときに採取されたデータを磁気センサ13a〜13jが演算部141に出力することで、演算部141が算出する。そのため、コンベヤベルト11の任意の箇所における厚さは、ある程度のばらつきを持つ。このばらつきにより、図3に示すグラフは直線状にならず「うねり」をもっている。
処理部143は、記憶部142に記憶されたコンベヤベルト11の厚みのデータから、所定の走行距離ΔX(所定の走行負荷量)あたりのコンベヤベルト11の厚さの減少量γ(以降、単にγと記す)を算出する。なお、走行負荷量とは、走行距離、走行時間、搬送物の輸送量、コンベヤベルトの周回数、またはコンベヤベルトの駆動モータの回転数を示す。このとき、ΔXの値が小さすぎると先述した「うねり」のために、γを正確に算出できない場合がある。従って、ΔXの値は「うねり」の影響が小さくなるように、ある程度の大きさを持った値にするのが望ましい。例えば、ΔXの値を、1日の間にコンベヤベルトが走行する距離としてもよい。
本実施例における処理部143は、例えば図3における走行距離がX1の時点におけるコンベヤベルト11の厚さT1と、X2の時点におけるコンベヤベルト11の厚さT2と、を記憶部142から読み取る。そして、処理部143は下記式(1)によってγの値を算出する。
γ=(T1−T2)÷ΔX …(1)
処理部143はこのγの値が、予め設定した閾値を超えたか否かを判定する。閾値は、通常走行時におけるγの値を予め把握したうえで、このγの値を少し上回る程度に設定してもよい。このように閾値を設定すると、γの値が増大したことを早期に検出することができる。また、閾値は、ベルトコンベヤの使用状況に合わせて、使用者が任意に設定できるようにしてもよい。即ち、閾値を適宜、変更できるようにしても良い。このようにすることで、使用者の都合に合わせてコンベヤベルト11を適切に運用することができる。
処理部143は、以上のγの値の算出と判定とを、ΔX以下の走行距離ごとに行う。これにより、γの値が算出されない走行区間が生ずるのを防ぐことができる。
処理部143は、判定の結果、γの値が閾値より大きい場合には、例えば制御盤14のLEDランプを点灯してγの値が閾値を超えたことを知らせる。あるいは、処理部143は、γの値が閾値を超えた場合に、制御盤14を管理する外部コンピュータ(外部サーバー)に警告メール等により情報を送信してもよい。
このようにすることで、遠隔地にあるコンベヤベルト11の摩耗状態を瞬時に察知することができる。
さらに本実施形態では、処理部143は、複数の磁気センサ13a〜13jからの出力信号に基づいてγ(所定の走行負荷量あたりのコンベヤベルト11の厚さの減少量)の値を算出し、これらの値のうちの1つが予め設定した閾値を超えた場合に、この値と、この値が算出された出力信号を発した磁気センサ13a〜13jに隣接する他の磁気センサ13a〜13jからの出力信号に基づいて算出されたγの値と、を比較する。
例えば、処理部143は、磁気センサ13fからの出力信号に基づいて算出されたγ(以降、γfと記す)が閾値を超えた場合に、このγfの値と、磁気センサ13fに隣接する磁気センサ13eからの出力信号に基づいて算出されたγ(以降、γeと記す)の値および磁気センサ13gからの出力信号に基づいて算出されたγ(以降、γgと記す)の値と、を比較する。
また、処理部143は、複数の磁気センサ13a〜13jからの出力信号に基づいてγの値を算出し、これらの値のうち、特定の磁気センサからの出力信号に基づいて算出された特定値と、残りの複数の値の平均値と、を比較する。
例えば処理部143は、磁気センサ13aからの出力信号に基づいて算出されたγ(以降、γaと記す)の値と、残りの磁気センサ13b〜13jからの出力信号に基づいて算出されたγ(以降、γb〜γjと記す)の値の平均値と、を比較する。
また、処理部143は、複数のゴム磁石12a、12bのそれぞれについて、複数の磁気センサ13a〜13jからの出力信号に基づいてγの値を算出する。
以上説明したように、本実施例によるコンベヤベルトの摩耗検出装置1によれば、記憶部142は演算部141が算出したコンベヤベルト11の厚さを記憶し、処理部143は記憶部142が記憶した厚さからγの値を算出し、かつこのγの値が予め設定した閾値を超えたか否かを判定するので、コンベヤベルト11の摩耗スピードが急激に増大した場合に、これを感知することができる。
即ち、本実施例によるコンベヤベルトの摩耗検出装置1によれば、処理部143がコンベヤベルト11の所定の走行負荷量あたりの厚さの減少量γを算出し、この値が予め設定した閾値を超えたか否か判定するため、コンベヤベルト11の摩耗スピードが急激に増大した場合にこれを感知することができる。
また、処理部143が、前述したように例えばγfの値が閾値を超えたときに、γfの値と、γeの値やγgの値と、を比較するので、摩耗スピードが急激に増大したのがコンベヤベルト11のうち磁気センサ13fと対向する箇所のみであるのか、磁気センサ13fに隣接する他の磁気センサ13e、13gと対向する箇所についても同様に摩耗スピードが増大したのかを判定することができる。
即ち、磁気センサ13a〜13jは、コンベヤベルト11の幅方向に間隔をあけて複数配設され、処理部143は、複数の磁気センサ13a〜13jからの出力信号に基づいて、所定の走行負荷量あたりのコンベヤベルト11の厚さの減少量γを算出する。算出したこれらの値のうちの1つが予め設定した閾値を超えた場合に、この値と、この値が算出された出力信号を発した磁気センサに隣接する他の磁気センサからの出力信号に基づいて算出された所定の走行負荷量あたりの厚さの減少量と、を比較してもよい。
このようにすると、処理部143は、コンベヤベルト11の幅方向における1箇所においてコンベヤベルト11の摩耗スピードが急激に増大した場合に、この摩耗スピードと、この箇所に隣接する他の箇所の摩耗スピードと、を比較することができる。そのため、摩耗スピードの急激な増大が、ある一定箇所のみに生じたものなのか、あるいはコンベヤベルト11の幅方向全体に生じたものなのかを判別しやすくなる。
なお、コンベヤベルト11の摩耗スピードが急激に増大する原因として、コンベヤベルト11がフレーム等の構造物と接触したまま走行する場合等が考えられる。このような場合に、γfの値が急激に大きくなったにも関わらずγeの値やγgの値にさほど変化が無ければ、フレーム等の構造物と接触しているのがコンベヤベルト11のうち磁気センサ13fと対向する箇所である等、異常摩耗の原因の特定に資する場合がある。
即ち、コンベヤベルト11においては、コンベヤベルト11の幅方向の1箇所のみが異常に摩耗する場合がある。例えばコンベヤベルト11がフレーム等の構造物に接触したまま走行を続けた場合、接触した部位のみが異常に摩耗する。このような場合には、摩耗スピードの急激な増大が一定箇所のみに生じるため、上記のように判別することで異常摩耗の原因の特定に資する場合がある。
また、処理部143が、前述したように例えばγaの値と、γb〜γjの値の平均値と、を比較するので、γaの値とγb〜γjの値の平均値とに差がある場合には、コンベヤベルト11の幅方向Wにおいて摩耗スピードに偏りがあることが判定できる。
即ち、磁気センサ13a〜13jは、コンベヤベルト11の幅方向に間隔をあけて複数配設され、処理部143は、複数の磁気センサ13a〜13jからの出力信号に基づいて、所定の走行負荷量あたりのコンベヤベルト11の厚さの減少量γを算出する。算出したこれらの値のうち、特定の磁気センサからの出力信号に基づいて算出された特定値と、残りの複数の値の平均値と、を比較してもよい。
このようにすると、処理部143は、コンベヤベルト11の幅方向全体の摩耗スピードと特定の箇所の摩耗スピードとを比較するため、コンベヤベルト11の幅方向において摩耗スピードの偏りがあるか否かを判別することができる。
なお、コンベヤベルト11の幅方向Wにおいて摩耗スピードに偏りが生じる原因として、例えばコンベヤベルト11に積載される搬送物が偏った位置にあることが考えられる。即ち、コンベヤベルト11においては、搬送物がコンベヤベルト11の幅方向において偏りをもって積載される場合がある。例えば、幅方向における一部分のみに集中して搬送物が積載される場合に、コンベヤベルトの一部分が他の箇所と比較して摩耗スピードが速くなる。すると、一部分の厚さが図5に示す管理限界厚さに到達するため、コンベヤベルト11を交換する必要がある。
上記の例では、コンベヤベルト11のうち、磁気センサ13aと対向する箇所に搬送物が偏って積載されていることが推測できる。
したがって、上記のようにコンベヤベルト11の幅方向において摩耗スピードの偏りがあるか否かを判定すると、コンベヤベルト11の幅方向Wにおいて搬送物の位置の偏りがあること等を検出できる場合がある。同様に、コンベヤベルト11が蛇行することによってコンベヤベルト11の幅方向Wにおける摩耗スピードの偏りが生じた際にも、これを検出できる場合がある。
また、ゴム磁石12a、12b(磁石部材)が、コンベヤベルト11内に周方向Rに間隔をあけて複数埋設され、処理部143が、複数のゴム磁石12a、12bそれぞれについてγ(所定の走行負荷量あたりのコンベヤベルト11の厚さの減少量)の値を算出する。そのため、コンベヤベルト11の周方向Rの複数の箇所における摩耗スピードを検出することができる。
このようにすると、処理部143はコンベヤベルト11の周方向の複数個所における摩耗スピードを検出することができる。
なお、コンベヤベルト11の摩耗は周方向に連続する場合がある。このような場合に、周方向の複数個所における摩耗スピードを検出することで、周方向のどの部分の摩耗が激しいのかを判別することが可能となる。
(実施例2)
次に、本発明に係る他の実施例について説明するが、実施例1と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施例では、γ(所定の走行負荷量あたりのコンベヤベルト11の厚さの減少量)の値の算出方法のみが異なる。
図4は、本実施例における処理部143が、記憶部142に記憶されたコンベヤベルト11の厚みのデータに基づいて、γの値を算出する方法を説明するグラフである。実施例1と同様に、図4に示すグラフでも「うねり」が生じている。
図4において、処理部143は、走行距離X1〜X2の区間におけるコンベヤベルト11の厚さの平均値(以降、T12と記す)を算出する。同様にして、走行距離X2〜X3の区間におけるコンベヤベルト11の厚さの平均値(以降、T23と記す)を算出する。
そして、下記式(2)によりγの値を求める。ここで、X12は走行距離X1〜X2の区間における中点であり、X23は走行距離X2〜X3の区間における中点である。
γ=(T23−T12)÷(X23−X12) …(2)
処理部143は、このγの値の算出を、2つの走行距離の区間における最大の走行距離X3と最小の走行距離X1との差以下の走行距離ごとに行う。これにより、実施例1と同様に、γが算出されない走行区間が生ずるのを防ぐことができる。
また、本実施例における処理部143は、このように2つの区間におけるコンベヤベルト11の厚さの平均値に基づいてγの値を算出するため、「うねり」によるγの算出誤差を低減することができる。
なお、本発明の技術的範囲は上述の実施例に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記した実施例においては、処理部143はコンベヤベルト11の所定の走行距離あたりのコンベヤベルト11の厚さの減少量を算出したが、これに限られず、所定の走行時間あたりの厚さの減少量、搬送物の所定の輸送量あたりの厚さの減少量、コンベヤベルト11の所定の周回数あたりの厚さの減少量、またはコンベヤベルト11の駆動モータの所定の回転数あたりの厚さの減少量を算出してもよい。
例えば、所定の走行時間毎にコンベヤベルト11の厚さの減少量を算出する場合は、図3の横軸Xが走行時間であると見なせばよい。この場合も、式(1)を用いることで、所定の走行時間ΔX1(所定の走行負荷量)あたりのコンベヤベルト11の厚さの減少量γを算出することができる。このように、コンベヤベルト11の厚さの減少量γを、所定の走行時間ΔX1、次の所定の走行時間ΔX2、またその次の所定の走行時間ΔX3と繰り返し算出することで、減少量γが閾値を超えるか否かを処理部143が判断しても良い。
また、配設する磁気センサの数を減らして1個にしてもよい。あるいは、磁気センサを複数配設した上で、使用状況に応じて任意の一つの磁気センサが検出したデータに基づいてγの値を算出する構成を採用してもよい。
また、上記した実施例においては磁気センサ13a〜13jを周方向Rの同じ位置に配設したが、コンベヤベルトの周方向Rに間隔をあけて磁気センサを複数配設してもよい。
さらに、コンベヤベルト11内に埋設するゴム磁石を1個のみにしてもよい。
また、上記した実施例においては、処理部143として、複数の磁気センサ13a〜13jからの出力信号に基づいてγの値を算出し、これらの値のうちの1つが予め設定した閾値を超えた場合に、この値と、この値が算出された出力信号を発した磁気センサ13a〜13jに隣接する他の磁気センサ13a〜13jからの出力信号に基づいて算出されたγの値と、を比較する構成を示したが、このような比較を行わない処理部を採用してもよい。
また、上記した実施例においては、処理部143として、複数の磁気センサ13a〜13jからの出力信号に基づいてγの値を算出し、これらの値のうち、特定の磁気センサからの出力信号に基づいて算出された特定値と、残りの複数の値の平均値と、を比較する構成を示したが、これに限られず、上記特定値と、上記平均値と、を比較しない処理部を採用してもよい。
また、上記した実施例においては、処理部143として、複数のゴム磁石12a、12bのそれぞれについて、磁気センサ13a〜13jからの出力信号に基づいてγの値を算出する構成を示したが、これに限られず、複数のゴム磁石12a、12bのいずれか1つについて、磁気センサ13a〜13jからの出力信号に基づいてγの値を算出する処理部を採用してもよい。
あるいは、処理部143は、複数のゴム磁石12a、12bのいずれか1つについて、複数の磁気センサ13a〜13jのいずれか1つからの出力信号に基づいてγの値を算出する処理部を採用してもよい。
なお、閾値の設定方法として、通常走行時におけるγ(所定の走行負荷量あたりのコンベヤベルト11の厚さの減少量)の値を予め把握したうえで、このγの値を少し上回る程度に設定するという上述の実施例に記載した方法に加え、過去のデータを参照しても良い。即ち、過去に記録した、所定の走行負荷量あたりのコンベヤベルト11の厚さの減少量γの明らかな異常値を閾値として設定しても良い。このようにすることで、過去に実際に出現した異常値を閾値として使用するため、コンベヤベルト11が実際に使用される環境に即した閾値を設定することができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施例や変形例を適宜組み合わせてもよい。
本発明によれば、コンベヤベルトの摩耗スピードが急激に増大した場合に、これを感知可能なコンベヤベルトの摩耗検出装置を提供することができる。
1 コンベヤベルトの摩耗検出装置
11 コンベヤベルト
11a カバーゴム
12a、12b ゴム磁石
13a〜13j 磁気センサ
14 制御盤
141 演算部
142 記憶部
143 処理部

Claims (9)

  1. 無端帯状のコンベヤベルト内に埋設された磁石部材と、
    前記コンベヤベルトの外周面に対向して配設され、前記磁石部材からの磁界を検出して出力信号を発する磁気センサと、
    前記磁気センサから発せられた出力信号に基づいて前記コンベヤベルトの厚さを算出する演算部と、を備えるコンベヤベルトの摩耗検出装置であって、
    前記演算部が算出した前記厚さを記憶する記憶部と、
    前記記憶部が記憶している前記厚さから、前記コンベヤベルトの所定の走行負荷量あたりの前記厚さの減少量を算出し、この値が予め設定した閾値を超えたか否かを判定する処理部と、を有することを特徴とするコンベヤベルトの摩耗検出装置。
  2. 前記磁気センサは、前記コンベヤベルトの幅方向に間隔をあけて複数配設され、
    前記処理部は、複数の前記磁気センサからの出力信号に基づいて、前記所定の走行負荷量あたりの前記厚さの減少量を算出し、これらの値のうちの1つが予め設定した閾値を超えた場合に、この値と、この値が算出された出力信号を発した前記磁気センサに隣接する他の前記磁気センサからの出力信号に基づいて算出された、前記所定の走行負荷量あたりの前記厚さの減少量と、を比較することを特徴とする請求項1に記載のコンベヤベルトの摩耗検出装置。
  3. 前記磁気センサは、前記コンベヤベルトの幅方向に間隔をあけて複数配設され、
    前記処理部は、複数の前記磁気センサからの出力信号に基づいて、前記所定の走行負荷量あたりの前記厚さの減少量を算出し、これらの値のうち、特定の前記磁気センサからの出力信号に基づいて算出された特定値と、残りの複数の値の平均値と、を比較することを特徴とする請求項1に記載のコンベヤベルトの摩耗検出装置。
  4. 前記磁石部材は、前記コンベヤベルト内に周方向に間隔をあけて複数埋設され、
    前記処理部は、複数の前記磁石部材それぞれについて、前記所定の走行負荷量あたりの前記厚さの減少量を算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンベヤベルトの摩耗検出装置。
  5. 前記閾値は、変更可能である請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンベヤベルトの摩耗検出装置。
  6. 前記コンベヤベルトの所定の走行負荷量あたりの前記厚さの減少量が前記閾値を超えた場合に、前記処理部が外部サーバーに情報を送信する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンベヤベルトの摩耗検出装置。
  7. 前記閾値は、変更可能である請求項4に記載のコンベヤベルトの摩耗検出装置。
  8. 前記コンベヤベルトの所定の走行負荷量あたりの前記厚さの減少量が前記閾値を超えた場合に、前記処理部が外部サーバーに情報を送信する請求項4に記載のコンベヤベルトの摩耗検出装置。
  9. 前記コンベヤベルトの所定の走行負荷量あたりの前記厚さの減少量が前記閾値を超えた場合に、前記処理部が外部サーバーに情報を送信する請求項5に記載のコンベヤベルトの摩耗検出装置。
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